
本の 帯 にあるように「すごい会社」および、その「失敗事例」を 図鑑に!
それら20例の 基本構造 は、
トビラ:商品のイラスト
本文 :コンセプトをまず紹介し、コトの経緯を説明
結論:この失敗商品からの学び
イラスト:失敗の流れを簡単に表で
となっており、トビラ・イラストが頭とケツについていることですごく理解しやすい!
だから、図鑑、となる。
そして × 20例の失敗ケースを大きく「4つ」の視点でまとめている。
「4つ」の視点とは、
「ユーザー視点」を学ぶ
「競争ルール」を学ぶ
「社内不全」を学ぶ
「大きな力学」を学ぶ
さてそれらの「すごい会社」および、その「失敗事例」とは…
「ユーザー視点」を学ぶ(Case 01 ~ 05)
・Amazon / ファイアフォン 自社が描いた将来像を重視しすぎて失敗
・Ford / エドセル 社内的な正しさを追求して失敗
・Coca Cola / ニュー・コーク 適切なコミュニケーションができず失敗
・facebook / フェイスブック ホーム 無理なチャレンジを仕掛けて失敗
・Google / グーグルプラス 企業側の戦略を優先して失敗
「ユーザー視点」を学ぶ(Case 06 ~ 12)
・UNICLO / スキップ(野菜のサービス)「プロダクトのレンズ」を外せず失敗
・Microsoft / ウィンドウズフォン 初期段階の出遅れを挽回できず失敗
・任天堂 / Wii U 理想を追求しすぎて仲間を作れず失敗
・NTTドコモ/ NOTTV 成功体験にとらわれて失敗
・Niki / ゴルフ用具事業 強みを活かせない隣接市場に参入して失敗
・東芝 / HD DVD 最初のシナリオを修正できず失敗
・SEGA /ドリームキャスト 構想に対する自己好悪力が伴わず失敗
「社内不全」を学ぶ(Case 13 ~ 15)
・セブン-イレブン / セブンペイ 「自社だけが特別」思考に陥って失敗
・SONY / AIBO 経営陣の事業尺度に合わず失敗
・Netflix / クイックスター 反対意見が言いにくい空気に気づけず失敗
・ Samsung / サムスン自動車 経済危機に見舞われて失敗
「大きな力学」を学ぶ(Case 16 ~ 20)
・GE / プレディックス 顧客の準備が整わず悪循環に突入して失敗
・Apple / Newton 主要事業の不調で無理な勝負を迫られ失敗
・Motrolla / イリジウム 「課題の賞味期限」が見極め困難に陥って失敗
・トヨタ自動車 / パブリカ 高度経済成長期のスピードについていけず失敗
やはり失敗の痛さが極まるのが、「社内不全」を学ぶ
日本企業ばかりじゃないかと心配したら、米・韓も含まれていて、ホッと(笑)
当ブログが刮目したのは、現在の成功企業と目されている GAFA でさえ全社入っていること!
デジタル中心の世界になればなるほど、成功と失敗 の繰り返しを経て成功企業になっていることがわかる。
そこで、
結論:現在の成功企業と目される GAFA でさえ 成功と失敗 を繰り返すデジタルの現在 etc... を俯瞰。