日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

 

ネットフリックスの創業者で初代CEO マーク・ランドルフによる回想録。

 

 

当ブログ的に最も知りたいこととて明確にあったのは、

 

インターネットDVDレンタルの誕生はもちろんとして、 → 映画コンテンツ配信への移行

 

が、どんなタイミングで、どう判断されたのか。

 

 

 

 

読みはじめてみると、実に実にベンチャーな話。

 

アメリカで初めてDVDプレーヤーが試験販売されたのは、1997年3月。

このまだDVDタイトルが僅かわずか800しかない時代に、先を読んで事業を立ち上げた。

 

最初の飛躍は、DVDプレーヤー製造企業(東芝、ソニー)とのタイアップから。

DVDプレーヤー購入者には、無料DVDレンタルのクーポンが付いてくる。

プレーヤー ⇄ ソフト が両輪となり組んだことで、DVDプレーヤー・DVDソフトが売れ出す!

 

 

次の飛躍が「DVD販売を捨て、DVDレンタルに特化」したこと。

DVD販売に対し、DVDレンタル売上はわずか3%しかない状況。

一方、DVD販売には アマゾン や ウォルマート が早々に参入するのは火を見るより明らか(汗)

 

 

そしてアマゾンから声がかかる。

買収の提案を受けたのだ。

それはすなわちアマゾンがDVD販売を始めるという号砲でもあった!

 

ここでなぜか既読感がしはじめ、その疑念がなかなか溶けなかった(笑)

よくよく考えるに、このネットフリックス vs アマゾン 対決を既に「逆側」から読んでいた(笑)

 

読後評:ジェフ・ベゾス 果てなき野望―アマゾンを創った無敵の奇才経営者 ダークサイドも露出、が特徴。

 

 

 

結果、アマゾンとの交渉を打ち切り、DVDレンタルに集中注力していく。

 

 

次の飛躍が「定額サブスクリプションの先駆け」(1999年)

 

試練も訪れる。

ドットコムバブル崩壊(2000年)

レンタルプランも絞り込みレイオフも行うことで乗り切る。

 

 

 

 

さて冒頭でふれた、当ブログが最も関心があったDVDレンタル → 映画コンテンツ配信への移行。

ラスト430ページ過ぎにほんの数行(涙)

 

マーク・ランドルフは上場後 暫くして、自社株を売り飛ばし退社!

自分の出来ることは全てやりつくしたと満足し…

 

ここも実にベンチャーっぽい(笑)

 

 

 

結論:ネットフリックスの誕生から上場までを画く話は良くも悪くも、実に実にベンチャー企業(笑)



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レアメタルといえば、スマホや EV のモーターなど、最新の工業製品に欠かせない素材。

このレアメタルを中国が大幅に抑えているとしたら?!?

 

サブタイトルにもあるように、=資源ナショナリズムのゆくえ 

後半の第4章 ~ 最終章の8章 でこの問題に深く切り込む!

 

 

前半の第1章 ~ 最終章の3章 はまずレアメタルとは何ぞや?を考察。

 

・レアメタルは特殊な性質を持っている。その特質のために、ハイテク産業、とりわけ人間

 が環境に与える二酸化炭素を制限しようとするグリーンテクノロジー産業の需要が高い。

 

・レアメタル生産には大きな環境負荷がかかる。実はグリーンテクノロジー全般がそう。

 

・先進国はレアメタル生産で発生する汚染を嫌い、汚染を引き受けた中国がシェアを伸ばした。

 そのツケが今、危機として迫ろうとしている。

 

中国への 技術移転 → 独占は、「マグネクエンチ社問題」で一気に「チェイナゲート」化。

さらにシェアを増した今では、中国はレアメタルの価格コントロールまで行い、欧米の再参入を拒もうとしている。

 

<しかし、欧米はまだレアメタル戦争には負けていない

<中国は重大なミスを犯した。欧米はまだ抗戦できる。

<われわれが知らない技術革新が富とエネルギーを生産する方法を変化させるだろう

 

不幸中の幸い、コロナ禍を経験し、世界も中国の帝国主義に目覚めたよう。

今後の情勢の成り行きから目が離せない...



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日常的に使われている、QRコード。

利便性において他の基準を圧倒し世界、特に中国のスマホ電子決済には欠かせないテクノロジー。

 

このイノベーションが日本発だということはなんとなくは知られている。

その背景を克明に掘り起こす一冊!

 

 

 

その原点は何と、トヨタの生産現場での「かんばん」

この電子化をめざし、子会社の デンソー で研究・開発がスタートしたのは1971年。

今から50年近く前!

 

「かんばん」はもともと現場の叩き上げ主義から成るトヨタの根幹。

現場からの反発や技術的障壁に鍛えられたのち(汗) 「バーコード付きかんばん」= NDコード として完成。

「かんばん」方式に組み込まれる。

 

 

そしてその直後、現場から時間・場合を選ばずクレーム処理に追われることになる。

そこで急遽、「バーコード付きかんばん」方式を管理する会社SSK を設立。

と修理屋としてスタートした会社ではあったが、これを外部に販売する方向に動く!

 

確かにそのニーズはあった。

それはセブンイレブンのPOSレジ。

レーザー入力かペン式しかなかった中、コスト的にもスピード的にも優位に立っていた。

こうして、バーコードが工場から社会に出る瞬間になったのだ!

 

 

 

開発開始から21年後の1992年、NDコードの機能は限界に達する。

そこでNDコードを超える「2次元コード」の開発を4名の小ユニットで開始した。

当時世の中にあった情報格納の3方式はそれぞれ長短があり、その欠点を一挙に克服するプロジェクトだ。

 

 

この突破口を開いたのが「切り出しシンボル」の開発。

 

読み取りやすさを追求した結果、この答えにたどり着いた。

そう、QRコード をじっくり眺めるとわかる、あの3つの正方形が「切り出しシンボル」

こうして Quick Response コード が誕生したのだ!

 

 

 

そしてNDコードと同様に、「工場」だけでなく「社会」を目指す。

国際基準として採用してもらうべく、国際自動車認識工業会他への根回し活動とともに。

 

前回同様、やはり現場にそのニーズはあった。

どれも興味深い事例ばかり。

 

さっというと、

 

・QRコード を携帯で読む (→ その後、スマホへ)

・QRコード を使い、飛行機のチェックイン他を飛躍的にスピードアップする

・QRコード を使い、都営浅草線のホームドア設置を低コストで実現

 

そして、

・QRコード を使い「決済」を瞬間的に実現(中国)

 

インフラを革命する重要なキー技術として、QRコード が活躍している!

 

 

 

最後に、著者あとがきで印象的だったフレーズを。

 

これといった特徴のない企業や業界の現場から、QRコードを鍵技術とする革新的変化

が起こり、先進的な業界や企業がそれに追随いするという展開は、少なくとも本書で

見てきた事例では見当たらなかった。

革新的技術や事業モデルの着想を得るのは、世界の動きを先取りする業界や企業の現場

が起点となるという視点は、わたしたちが考える以上に重要な視点かもしれない。



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せっかくの巣篭もり、普段はやらないことをやろう!というので「歴史物」を。

先人から引き継いだ本を積んどく状態から引っ張り出し、読破!

(発行はなんと、1963年12月15日... 汗)

 

 

(上)(中)(下)の3冊で、約1000ページ!

 

読み始めた動機は当然、今放送中のNHK「麒麟がくる」連動なので(笑)

 

 

 

 

読み始めて、まず驚いた!!!のが、明智 光秀 の扱い。

 

この小説では彼初めて登場するのは、(中)巻 の真ん中辺!

「麒麟がくる」と全然ちゃうやんけ(笑)

 

 

で悟る…

 

歴史モノは、著者がある程度調査した後であれば、自由に構想を組み立てられるのだなと(汗)

 

 

 

 

本が1963年発行なので、物語的にはとてもクラシック。

 

吉法師(信長)は”うつけ者”として有名で、織田家の中でもひんしゅく者で争いが絶えない。

まむしの道三から嫁に貰った濃姫は信長との関係を効果的に構築し、信頼されるようになる。

そして~桶狭間で今川 義元~美濃稲葉山の斎藤 龍興~叡山の焼打ち~武田 信玄、突然の死~

天下統一は目前。だが…

 

 

結論:歴史モノもたまには良いね(笑)内輪揉め・相続争いとかばかりで面倒くさい一方…



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「ブラック・スワン」で全世界に衝撃を与えてから早10年、タレブ の最新作。

 

 

で...

この本極めて特徴的なところが幾つかあるので、先に。

とにかく変わってる(笑)

 

 

1.第1部「身銭を切る」とは何か

 プロローグがその1~その3、と3つもある!

 

2. 第2部以降、章が ×19もある

 

3.そしてその章の長さが恐ろしくマチマチ

 最も短い第16章は僅か6ページ(笑)

 

4.多い場合は数行に一度、スローガン?が登場(30~40文字程程度)

 

 

それらのスローガン?でツボに入ったものを以下列挙しておきたい。

 

 

まずは本のテーマ、

・身銭を切らない限り、進化は起こらない

 

・身銭を切るという行為が、人間の散漫さを抑制する

 

・普遍的な行動なんてものは、理論上はすばらしくても、現実はめちゃめちゃだ

 

・まず誰にも優しく接しろ。でも、相手が力を振りかざそうとしてきたら、こっちもやり返せ

 

・考えるだけでは行き先がわからなくても、実践すればわかる

 

・語る者は実践するべきであり、実践する者だけが語るべきである

 

・身銭を切らない連中の設計した物事は、どんどん複雑になる傾向がある

 

・身銭を切らない人々は、シンプル性そのものが理解できない

 

・自分の意見に従ってリスクを冒かさない人間は、何の価値もない

 

・アシスタントを雇うと(どうしても必要な作業以外で)、魂を捧げられなくなる

 

 

結論:トレーダーの経験値を生かし、タレブ が「情弱ビジネス」をズバリ切り捨てる一冊。



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発行された当時はスルーしちゃったのを後悔。

今でギリギリ最初の発行から1年くらい(汗)

 

 

テレビでのスポーツ中継の映像製作における番組作りの経験値を語り尽くす一冊。

 

まず登場するスポーツがいちいち凄い。

箱根駅伝、世界陸上 東京(1991)、トヨタカップ、Jリーグ、WC、五輪、パラ etc…

 

 

 

 

当ブログが特に面白いと思ったのが、後半の【第3回】【第4回】の2章。

 

【第3回】「そこに音があるんだから」

~平昌オリンピック2018 の国際映像制作の現場~

 

経験値を買われ、平昌オリンピック2018 の映像製作にかかわった STV(札幌テレビ)

冬季オリンピック史上初、ジャンプの空中音を計16本のマイクで収録し放送。

ジャンプ台に実際にバーチャルでラインを照射し、競技をわかりやすく(こちらも初)

 

OBS(Olympic Broadcasting Services)から学んだ「良いスポーツ中継」のフィロソフィー

1. SPORTS ー 競技そのものが面白いこと

2. GOOD SHOT & SOUND ー 競技の迫力をテレビが倍増する

3. STORY TELLING ー 試合の流れや機微を見逃さない

4. NEW TECHNOLOGY ー 最新機器を投入し使いこなす

 

 

【第4回】「白いキャンバスに絵具を落とすように」

どういう意味かというと、この章はスポーツ中継のコメンテーターの姿勢を語る。

タイトルの意味は、ボクシング中継の事例。

瞬間瞬間に目の前で発生するコトをコメントし続けた結果、終了時には一枚の絵になるように、と。

 

他にも面白い表記が次々と…

・ゴルフ中継は歌舞伎の大向こうと同じ。見得がきまった瞬間に「成田屋!」と声を掛ける。

 のべつ掛けていたら、邪魔になる(アウトオブプレイ、インプレイの減り張り。雄弁な沈黙)

・プロレス実況中継で成功した手法を他にも取り入れた結果、全体レベルが落ちた(的なことを言っている)

 

 

で傑作なのが名言集。

幾つかを引用してみる。

「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だあ」(アテネ五輪2004 NHK 刈谷 富士男アナ)

「トリノのオリンピックの女神は、荒川 静かにキスをしました」(トリノ五輪2010 NHK同アナ)

「ここはカンプノウ。オールド・トラッフォードではありません」(CL決勝1999 バイエルン vs マンU)

 

特にラストのCL決勝は、まだ大逆転する直前にコメントで、2度目に同じコメントしたそう。

その2度目の時は何と!「ロスタイムに2点という奇跡が起こるのでしょか」と逆転を予言(汗)

 

 

結論:スポーツ中継を、映像製作からコメンテーターまで、ノウハウを一挙公開。



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1月にアップしたこの本。

オリンピックを呼んだ男 田畑 政治 いだてんロスに良く効く ありがた~い薬 のような一冊(笑)  

いだてんロスに良く効く ありがた~い薬 のような一冊、というのが感想だった(笑)

 

 

 

で未だに、いだてんロスに苛まれている。

 

それを加速するのが、再放送の話。

月曜まで待てない!(笑)

 

 

というわけで読み始めたのがこの「ミスター・オリンピックと呼ばれた男 田畑 政治」

 

前のもそうだったが、ドラマになく、本にはあった箇所が興味深い。

 

 

  

・田畑 政治 が浜松地元にかけあって出来た弁天島プールは巨大!

 長さ100m(!)、幅30m

 このプールで選手たちは海では出来なかったスタート・ターンの練習が出来るようになる

 

 ・組織作りで苦労 = 水連と学連の対立

 

・岸体育館 といえばの元祖、岸 清一 と 田畑 政治 の相性はあまりよくなかった(汗)

 が遂に頼みこんだことで神宮プールは実現に至る

 

・松沢 一鶴 は理系で科学的なトレーニングを導入

 だけでなく、海外のYMCA経験もあり、この点でも選手たちの深い信頼を得た

 

・水泳の記述がメインの内容の流れで、古橋 廣之進 がタイトルの一章がある

 

・田畑 政治 の一生の恩人のひとり、フレッド和田イサム が登場(涙)

 最重要人物のはずがドラマでは削られており、当ブログは涙を飲んだ…

 が、この本でまた溜飲が下がった!

 彼が何をしたかは本をお読みください(笑)

 

・最も長い第6章で、オリンピック招致に至る説得の道筋がしっかりと描かれている

 テレビでは実は、かな~り はしょってた部分!

 

・国立競技場のお披露目も含め、招致の過程で東京で実施されたIOC総会。

 この際、直前にギリシアで見つかった「オリンピック賛歌」が第1回大会以来、演奏された

 原曲をオーケストラアレンジし演奏したのは勿論、朝ドラ「エール」主人公!

 

・招致活動で再び、フレッド和田イサム が登場(また涙)

 たまたま娘の就職で東京に来ていた彼を即日捕まえ、中南米の票集めを頼む!

 フレッドは妻を連れ、自腹で中南米を行脚し、東京開催を熱く訴える

 

etc..他にも岩ちんが目撃した 田畑 政治 のおっちょこちょいぶりを示す小エピソードなど、読みどころ満載。

 

 

 

結論:いだてんロス 及び 再放送気運アップ に良く効く ありがた~い薬 のような一冊(笑)



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著者:ユヴァル・ノア・ハラリ が届ける、21のメッセージ。

 

過去=「サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』」

未来=「ホモ・デウステクノロジーとサピエンスの未来」

 

ときて、今作では「現在」を切るわけだ!

 

 

 

その21のメッセージとは…

 

  1. 幻滅―先送りにされた「歴史の終わり」
  2. 雇用―あなたが大人になったときには、仕事がないかもしれない
  3. 自由―ビッグデータがあなたを見守っている
  4. 平等―データを制する者が未来を制する
  5. コミュニティ―人間には身体がある
  6. 文明―世界にはたった一つの文明しかない
  7. ナショナリズム―グローバルな問題はグローバルな答えを必要とする
  8. 宗教―今や神は国家に仕える
  9. 移民―文化にも良し悪しがあるかもしれない
  10. テロ―パニックを起こすな
  11. 戦争―人間の愚かさをけっして過小評価してはならない
  12. 謙虚さ―あなたは世界の中心ではない
  13. 神―神の名をみだりに唱えてはならない
  14. 世俗主義―自らの陰の面を認めよ
  15. 無知―あなたは自分で思っているほど多くを知らない
  16. 正義―私たちの正義感は時代後れかもしれない
  17. ポスト・トゥルース―いつまでも消えないフェイクニュースもある
  18. SF ―未来は映画で目にするものとは違う
  19. 教育―変化だけが唯一不変
  20. 意味―人生は物語ではない
  21. 瞑想―ひたすら観察せよ

 

 

読み始めてひたすら感じたのは、著者の思考の深さ。

とことんまで突き詰めた上で記述されている文章の「重量感」はかなりのもの。

その結果、時々妙に?重苦しくなる(笑)

 

 

例を 3つほど挙げると、

   

2.雇用→ 3.自由→ 4.平等 で A I にヒトが追い詰められるサマを描写(汗)

 

7.ナショナリズム→ 8.宗教→ 9.移民→ 10.テロ→ 11.  戦争、と畳み掛けるあたり(汗)

 

17. ポスト・トゥルース 現代に起こっている、ロシアのプロパガンダを解説(汗)

 

 

 

 

 

結論:現代人としての現在・近未来を見据えるための議論 ×21

 

 



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冒頭はやはり、アノ映画から!

 

アカデミーはもちろん間に合わないが、カンヌでパルム・ドールな話題。

この映画で多角的に描かれていた貧富の差が、実はリアルなのだと。

 

1番の驚きは、

 

「半地下」は実際に沢山存在する!

 

韓国にはトランジットしかしたことない当ブログとしては驚愕の事実(汗)

 

 

実は当ブログ、映画がすすめば進むほど噓っぽく感じシラケていた。

半地下といい、近くの隠し部屋‘核シェルター“といい、強調しすぎだろ!、と。

 

ところがそれらが韓国の現実、を画いているとは!!!

 

 

本に戻ると、読めば読むほどキッカイなキーワードが次々と…

 

・三放世代→五放世代→N放世代 つまりどんどん悪くなっている!

・ビットコイン・ゾンビ

・IKEA世代

・ヘル朝鮮 HELL!

・金のスプーン、銀のスプーン、銅のスプーン、土のスプーン!

・ゲジョシ イヌとオッサン、の造語

・雁パパ、鷲パパ、ペンギンパパ

etc…

 

どんな意味なのかは、本をお読みいただけばと思う。

 

結論:隣国の想像を遥かに越える激烈な競争社会は、どう見ても「行き過ぎた資本主義」



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基本、読後評は本に限っているが、今回は雑誌。

 

カーサ ブルータスCasa BRUTUS  「バンクシーとは誰か?」

 

 

 

先日アップした、

 

読後評:バンクシー 壊れかけた世界に愛を 実にパンク、実にオルタナーティブ、実にデュシャン! なバンクシーの本質に迫る内容。  

 

濃密な取材を通して、バンクシーの本質に迫る内容だったが、唯一の不満は =作品写真が少ない

 

 

この不満を一気に解消してしまうのがこのバンクシー特集、約100ページ!

これは カーサ ブルータスの、久々の大ホームランでは。

 

 

本で丁寧に追いかけていた内容がかなり網羅されているだけでなく、最新のプロジェクトまで。

 

・サザビーズでの、シュレッダー事件解説

・ブリストル/ロンドン/東京/大阪/ベツレヘム、での彼の足跡

・パレスチナ ”世界一眺めの悪いホテル”

・ディズニーをおちょくった「ディスマランド」 @ウエストン・スーパー・メア

・ブリストル市立博物館・美術館で行われたバンクシー独占の展覧会

・バンクシー作品コレクター、清永 浩文 氏インタビュー

・バンクシーが手がけた映画・音楽、本

・小池 百合子 都知事への独占インタビュー(汗)

 

などなど、大充実!

 

 

この春、3月15日~バンクシー展「天才か反逆者か」が開幕する @ 横浜

というわけでこの本、その予習にぴったりでは?

 

 

結論:これはカーサ ブルータスの、久々の大ホームラン!



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NHK「いだてん ~東京オリムピック噺~」終了後、いだてんロスに苛まれている。

それを加速するのが、例のゴタゴタで放送開始がかなり遅れた「麒麟がくる」

 

 

 

仕方ないので、週間文春のクドカンの連載を引っ張り出してきて読破。

だが肝心の「いだてん」については、ラスト数行ということも多かった(涙)

 

というわけで読み始めたのが本書。

 

 

第1章 始まりは浜名湾

第2章 オリンピックと競泳

第3章 浜名湾から日本、そして世界へ

第4章 競泳王国ニッポン!

第5章 幻の1940東京オリンピック

第6章 戦後復興

第7章 悔しさを乗り越えて

 

こうしてざっとみても、NHK「いだてん ~東京オリムピック噺~」の後半を見返すような構造。

ていうより、この本からも相当にネタとして引用され、ストーリーになっているとみた!

 

 

 

とはいえ全てが同じではない。

ドラマになく、本にはあった箇所をいくつか列挙してみる。

 

・田畑 政治 が浜松市にかけあって出来た弁天島プール

 

・ここでの全国大会で、田畑 政治 の発案で現在のようなコース分け(一番早い選手がセンターコース)を採用

 

・田畑 政治 の朝日新聞入社は帝大卒としては極めて例外

 

・岸体育館 といえばの元祖、岸 清一 に頼みこんだことで実現に至った、神宮プール

 

・ベルリン五輪から帰国時予定時、乗るはずのエール・フランス機がナチスに取られ仕方なくロンドン経由で帰国

 ところが元々乗るはずだった機は墜落、結果9死に1生を得た日本選手団!

 

・マッカーサーへの日本水泳陣ロス派遣に強力に強力した人物=カツミ米谷

 

・田畑 政治 の一生の恩人のひとり、フレッド和田イサムが登場(涙)

 最重要人物のはずがドラマでは削られており当ブログは涙を飲んだが、この本で溜飲が下がった!

 

田畑 政治 と川島の確執はこの本でも簡潔に描かれ、ドラマのシーンが脳裏に蘇る(汗)

 

 

上記でわかると思うが、いだてんロスに苛まれていた当ブログに良く聞いた~

まるで薬のよう(笑)

 

 

というわけで結論:いだてんロスに良く効く ありがた〜い薬 のような一冊(笑)



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日本人の母を持ち、生まれ故郷オーストラリアでも差別され、その苦難の中から這い上がった男。

遂にはラクビーの母国イングランド初の外人指揮官となり、先日のラクビーW杯で準優勝。

彼の就任直前はチームがバラバラに分解しかねない状態だっただけに、素晴らしい結果と言えよう!

 

 

 

 

だけでなく真っ先に触れなければならないのは、こちらも超有名なあの勝利。

2015年 9月19日、ワールドカップ  チェリーブロッサムズ(日本代表)vs 南アフリカ。

24年間ワールドカップで勝利すらなかった日本代表 が 世界3位の南アフリカに激勝!

日本代表をここまで鍛え上げたのも当時監督だった エディー・ジョーンズ。

 

 

 

 

そういう点で特に興味深いのは、彼が2012年4月 日本代表チームの監督就任直後の行動。

 

特に日本代表チームが意識変革を強烈に求められた瞬間があった。

それは 2012年 6月 20日

vs フレンチ・バーバリアン 敗戦後の記者会見。

 

それは不穏な空気なうちに始まり、エディーはその日の日本代表のプレーをコテンパンに批判。

あまりのコテンパンさに、思わず同席していたキャプテンの廣瀬が笑みを浮かべる。

 

その次の瞬間、エディーの口撃の火蓋が切られた!

正に「爆発」(汗)

 

「おかしくなんかないぞ、おかしくない。それが日本ラクビーの駄目なところなんだ。

 勝つことに真剣になってない。

   (中略)

 日本のラクビーは間違いなく問題を抱えている。

   (中略)

 試合終了間際になって…(中略)どうして試合の始めにしなかったんだ?

 怖気付いてたんだろう。そういうマインドセットを変えるべきなんだ」

 

 

そしてエディの革命が始まる。

「ほとんどのチームは1日2回トレーニングをする。

 トップクラスの国を倒すチームになるには、1日3回のトレーニングが必要だ」

  (中略)

選手のトレーニング量だけが問題だったのではなく、質が重要だった。

 

 

 

 

最後まで一貫して驚かされ続けるのは、日本では感じたことない、ラクビーへの熱い熱い情熱(汗)

これエディはもちろん、選手・チーム・経営陣、マスコミ、取り巻く環境全てが、とにかく「熱い」

ここだけでも非常に参考になった。

最後に当ブログがぐっときた、名言を2つ。

 

・いつも何かしら強みになるものを探していて、そのためには何でも活用しています

 

・ラクビーというスポーツはスキルと身体能力のバランスで成り立っている。

 北半球では、身体面があまりに重視されたままになっていると思う。

 優秀な若い選手がいて(中略)あるクラブと契約した。彼はせっかくいいスキルをいろいろ

 伴っているのに、そのクラブはあと7キロ体重を増やせと言ったんだ。全くばかばかしい。

 彼らは「もっとスキルを伸ばそう」と言うべきだった。

 簡単なのは体の方で、スキルが難しい。



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バンクシーといえば、最新の話題は「細断絵画」=「愛はごみ箱の中に」

(小池都知事の件は無視 笑)

 

元々は「少女と風船」と呼ばれていたが、ザザビーズのオークション会場で落札直後に驚きが…

落札するとともに、絵画に設置されていたシュレッダーで半分が祭壇された状態に!(写真)

で改題(笑)

 

この話を聞いた瞬間にピンときた。

これは全てバンクシーの仕掛けだな、と。

 

 

「アートの世界は、最大級のジョークだよ」と発言してはばからないバンクシー。

美術界の晴れの場と言える、ザザビーズ、オークション、落札、という儀式に一発かましたワケだ。

彼のメッセージにはピカソの言葉がつけくわえられていたという。

「破壊の衝動は創造の衝動でもある」

 

実にパンク、実にオルタナーティブ、実にデュシャン!

 

 

さて日本初となる、バンクシー論が本書。

 

好感が持てるのが、彼が仕掛けた”いたずら” ?!や ”事件”、を丁寧に追うこと。

 

・初期のストリートアート

・バンクシー初の個展Turf War @イーストロンドンの空き倉庫

・大英博物館”事件”

・テート”事件”

・ロンドン自然史博物館”事件”

・ルーブル”事件”

・MoMA”事件”

・「動物の搾取について」の展示会 @グリニッジビレッジ

・ディズニーをおちょくった「ディスマランド」 @ウエストン・スーパー・メア

・ブリストル市立博物館・美術館で行われたバンクシー独占の展覧会

 

そして、何と!

・パレスチナ地区にある分断壁近くにバンクシーがオープンさせた、The Walled Off Hotel(汗)

 

 

これだけの濃密な取材を通して、バンクシーの本質に迫る内容。

 彼の匿名性についての議論も含め、とても刺激的な2020年初読書になった!

 



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映画ベスト10に続き、今度は「本」でベスト5、いってみます。

こちらも毎年一度の楽しみ化している!

 

アップに至った本は20冊弱だが、それ以外にも数的には倍程度は読んでいるので、その10分の1レベルで、5つに。

1行目はタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。

 

 

 

1位

NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生 倒産寸前のスタートアップから、 Google への買収、そして大きく開花するビジネス・ストーリー!  

ベンチャーから Google への買収、そして「Google Maps」の誕生を画く

 

 

2位

2050年のメディア 読売、日経、yahoo! を中心とした、2000年代~ のメディアの攻防。  

挑戦者だった者にも「イノベーターのジレンマ」が襲う時代(汗)

 

3位

未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 7人もの経済学者が多士済々な議論を繰り広げるこの一冊は、今年有数にコスパ高し!   

一人読むと、そこで一旦 満足してしまい、読書が終了してしまう、とは恐るべし!

 

 

4位

米中ハイテク覇権のゆくえ  2本のNHK特集をベースに「現在」を切り取っている点で今年有数に面白い一冊!  

2019年はどんな年だった?、と聞かれればこの一冊を差し出す(笑)

 

 

5位

シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略 独自のユニークなSNS運用は、刺さるコトバ連発しまくり、の ブロガー必須本!  

実践精神から、ブロガーにも参考になるフレーズが続々と!

 

 

補欠:

FEAR恐怖の男 トランプ政権の真実 全く周回遅れの読書、ではあるがそこは当ブログ風味で(1) スティーブ・バノン編

原書・翻訳版を同時に読み倒す醍醐味を体験んできたことに感謝! 5回シリーズ

 

補欠2:

評伝 田畑 政治  戦前・戦後の日本水泳界の発展 → ミスター・オリンピックの活躍は、地元浜松の「やらまいか」精神に貫かれていた!  

NHKいだてん、で 無名に近かった 田畑 政治 が主人公になって素晴らしいぞ記念(笑)

 



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タイトルは、著者の 下山 進 氏が慶應 藤沢で2年以上行っている講座のタイトルから。

このため、この本のために書き下ろされた内容ではない。

つまり、タイトルのテーマに正面からガッツリ挑んでいるわけではない。

 

 

とはいえ、読み応えはタップリ。

読売、日経、yahoo! JAPAN を中心とした、2000年代~ のメディアの攻防を描く。

その攻防とは「報道取材の価値・本質」を問い続けるもの。

ニュースを巧みにコモディティ化させたいネット側、そうはさせじと対抗しようとする新聞側。

訴訟や連合でネット側に立ち向かおうとする新聞側。

「イノベーターのジレンマ」との闘い、となる。

 

その分水嶺は2005年に訪れていた?

 

2005年:アレックス・ワイトマンが提唱したセマンティックスという概念を 村井 純が翻訳本で披露。

 

2008年:iPhone誕生(→画面の小さいガラケーの縮小)

 

 

 

そして独自の道をいく日経。

先行してデジタル化に成功した NYタイムズ に学ぶ。

それは 13章、17章 に詳しい。

 

2008年:クロヴィッツ日経来社。

 

実はNYタイムズ社内も「イノベーターのジレンマ」との苦闘があったことがわかる。

日経はその後も「イノベーターのジレンマ」と対峙し続け、

 

2015年:フィナンシャルタイムズ買収

 

 

一方、

2013年:ワシントンポストはべゾスに飲み込まれてしまう…

 

 

 

そして勝者だったはずの yahoo! JAPAN にさえ「イノベーターのジレンマ」が襲う!

スマホが降臨し世の中化したことで、もはや トップページ の時代でなくなっていた…

「ヤフトピ砲」がもはや砲でない時代、がきたのだ!

 

 

という具合で、2005年 ~ 現在に至るまでのメディアの攻防を克明に取材した一冊に仕上がっている。

 

結論:メディア関係人必読の、2005年 ~ 現在に至るまでのメディアの攻防史。



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