日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






当ブログの、もしかして「根本的に何か違うんじゃないか?!?」に応えてくれた一冊。

直感的にだが、こう感じ続けてきた。

・若くして亡くなられる方々に、意外に スリムな方 が多いのでは?

・中年過ぎで無理して ×5kg以上体質を減らすのはリスクが大きいのでは?




この本の著者は、医院を経営する人で患者たちの人生を見守りつつ経験則的に、「根本的にもしかして、何か違うんじゃないか?!?」を感じ続けた結果、ついにはこの本に至っている。

その「やはりもしかして、何か違うんじゃないか?!?」とは…

 痩せは早死、小太りこそが長生き




というわけで、その章立てをみてみよう。

第1章 小太りが長生きするとはどういうことか

第2章 メタボリックシンドロームの嘘

第3章 肥満パラドックスの正体

第4章 小太りはあらゆる病気に強いのか?

第5章 健康で痩せた人をどう考えるか

第6章 若いときも小太りで大丈夫?

第7章 本邦初公開 太る食事術 ← これ凄い!

第8章 肥満パラドックス が常識になる日


肥満パラドックス」というワーディングが非常に新鮮!

なだけでなく、どの章にも一通りデータが登場し、説得力を増している点で一読に値すると思う(「これが絶対正しい」と言い切るつもりはないが…)




当ブログも実はコロナ前までは、ダイエットをしていた。

何を食べるか、どう食べるか、体重の減少を心がける etc… 心がける毎日...

ところがコロナ禍に入り、在宅のリモートワークで逆に軽い運動ができる環境になると、そっちを重要視する方向に。

すると運動した結果、実感
「カラダがエネルギーを欲しがっている」

そうしているうちに、メタボデータに基づく 体重コントロール の意味を再検討
その結論は…


結論:少なくともコロナ終焉まではダイエットしない
   そんな見てくれよりも、生存を優先する
   カラダが求めるものはちゃんと摂る

このため体重は数キロ増加しつつ、軽い運動で肉体的にも精神的にも健康そのもの、で健康診断でもギリひっからないレベル。



その解釈が正しいかどうかは、まずはコロナ禍の本当の終わりを待ちつつ検討致したしたい(一種の人体実験か? 笑)



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忘れかけていた(ていうか 兎に角 忘れたがっていた)コロナ禍 の悪夢を甦らせる…


中国政府は武漢から広まったコロナ・パンデミックに関し、世界への情報拡散をひたすらブロック(怒)

一方で自由社会の行き詰まる状況につけこみ、中国はその影響力を増大させるべく仕掛けてきた…


その中心にあったのが、経済の「兵器化」



どんな手法で経済を「兵器化」するのか。
それらは例えば…

・二重機能戦略
 合法的な組織を悪用し、海外に出た中国人たちを操る
 具体的には「マスクの寄付」という、一見まともそうだが ...な手法

・「姉妹都市構想」をダシに合法的な組織の乗っ取りを図る

・ハニートラップ
 (ここは何か触れるまでもなかろう…)

・ZOOM のシャットアウト ≒ ネット検閲を拒むと追放される
 中国サイバーセキュリティ法によるサイバー世界支配の画策

・ニセ情報(ディス・インフォメーション)作戦
 コロナは「武漢発」ではなく「アメリカ発」を主張する情報操作


・国家安全法をタテに、中国国内だけでなく香港は勿論、世界までを攻撃


こうドス黒くなってくると、前に読んだ本が即座に思い出された(汗)


この本でも1章を割き、実際に オーストラリア を乗っ取ろうとした その過去 → 現在 を告発している…




話戻り、興味深かったのが 最終章。
ここまで エコノミック・ステイトクラフト化した 中国 への対抗策が次々と!

・経済行為を守り民主主義的ガードレールの強化
・権威主義的な外国政府のためのロビー活動は違法とする
・権威主義的な外国政府のために検閲を行う組織との取引は禁止する法的制度を整える
・経済的威圧に対抗するための集団的経済的防衛協定
・国際機関への調停申立て

このレベルの対策は自由主義各国が現在取り組んでいるレベルだという認識。

vs エコノミック・ステイトクラフト、実に2024年的かもしれない(汗)


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当ブログにはスカウトになる予定はない(笑)ので、オキラクに読書

まず面白かったのが、元選手じゃなくても努力次第ではスカウトになれるかもなこと!
著者の 田丸 雄己 氏はサッカー好きが高じてこの道に進んだ人!

英プレミアリーグ:チェルシーのアカデミーでスカウトのインターン
              ↓
英2部:ストーク・シティ & スコットランド1部:マザーウェルでスカウト
(ロンドンエリア 及び Jリーグを担当)
              ↓
2023年夏に日本へ帰国、Jリーグクラブのスカウト


このためか、前半はどうやってスカウトとして認められるか的な記述が中心。
スカウトのチームでのポジショニング、今流行り?の「データ・スカウティング」etc…

当ブログ的に面白かったのは、最初の章とラスト2章。
その2章のタイトルは「フットボール都市ロンドンの生態系」
英国でのフットボール漬け経験が参考になるので(笑)



その部分で新たに学んだ知見?

【ロンドン周辺のスカウティング状況】

~サウスロンドン~
・クリスタル・パレス のアカデミーはサウスロンドンでズバ抜けた力を持つ!

~イーストロンドン~
・ウエストハム を頂点に、ミルウォール、チャールトン etc… がひしめき合うエリア

~ノースロンドン~
圧倒的なアーセナル、トットナム、ちょっと域外に出るがワトフォード、ノリッジ etc… 

(ウエストロンドンはないのか? 笑)


【英アカデミーの区切り】
・U 10-12 ←ここに力が入ってる昨今
・U 12-14
・U 14-16 ここからアカデミー選手 フルタイム(スカラーシップ)
・U 16-18 ここから普通にアカデミー選手 フルタイム(スカラーシップ)
・セカンド・チーム

【秀逸コメント】
「上から下まで様々なリーグを見ることで、最上位で起きているフットボールが理解できる」



というわけで結論

結論 = 先駆者スカウト視点から英フットボールが実情の理解を深める。


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最新の本ではないが、世界的に展開される 中国の工作 の実像を知る機会として読破!

= 中国のオーストラリア洗脳工作(汗)。




そしてこの本、読んでいると吐き気がしてくる
ベル…

なぜかというと中国の「政治戦」工作とは、一言にいうと、属国化戦略(汗)




彼らの主な手法を以下箇条書き。

・「北京ボブ(ベイジンボブ)」的な人物を創る

・「豪中関係研究所」を設立

・メディアへの食い込みを徹底的に図る
(メディアのベテランでも見抜くのが難しい動き…)
 中国研修ツアーでジャーナリストを騙くらかす

・中央宣伝部=が愛国教育運動を推進(汗)
  ミッションは「中国こそが我々の運命」の洗脳

・オーストラリアの天然資源を入手すると「投げ売り」

・「一帯一路」も武器に、港湾、空港 での食い込みを図る

・「経済的報復」
  日本でもお馴染みの手法

・広範な「諜報活動」

・ハニートラップ

・サイバー窃盗

・一万人の 華僑動員 で言論を動かそうとする
  (例)北京オリンピックの聖火リレーでの行動、中国に批判的な要人攻撃的 etc...

・彼らへの「告発して報告せよ」教育を徹底

・オーストラリアの大学で「魂に工作する」≒ 大学での思想工作



当ブログの認識では、日本 はこうした攻撃をするには「たやすい」相手。

この本にある、中国のオーストラリア洗脳工作(汗)は他人事では決して、ない...



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著者:宮崎 正弘 氏は中国ウォッチャーでもあり、US の半導体を巡る日本バッシング(1980年~)も経験、とこの手の本にうってつけの人物。

 

テーマは、国家戦略の要とも言える「半導体」

 

というのは、生成AIも登場したことで半導体の進歩が「軍事力」に直結する時代になったからだ!

 

 

さて章立てを紹介していこう。

 

プロローグ:ソクラテスや孔子の智恵をAIは超えるのか

 

第1章:半導体の技術首位は台湾のTSMCである

 

第2章:アメリカは何を考えているのか

 

第3章:猛追する中国と西側のアキレス腱

 

第4章:台湾有事になると、半導体生産拠点はどこへ?

 

第5章:壮絶無比、技術競争の現状

 

第6章:日本の巻き返しはあるのか

 

エピローグ 半導体戦争は倫理、道徳に繋がる

 

 

サブタイトルにある、中国敗北「後」という記述は見当たらなかったものの、米中の対立の激化がしっかり描かれている。

 

その渦の中の小国ニッポンはどう立ち回るべきかを描く第6章もあり、なかなか興味深い読書になった。

 

最後の最後、なんとハンナ・アーレントの言葉が引用される。

それは…

「自然のなかに本来存在しなかったものを導入することで戦争や事故が起こり、この脅威が公共性を破壊し、人間の自由を奪う」

 

そんな事態に人類が陥らないことを切に祈る…

 

 

結論:生成AI登場で 半導体 の進歩が「軍事力」に直結する時代の日本の立ち位置とは(汗)

 

 

〜 以下、ご参考 〜

半導体有事 「半導体戦争」に続き、今、世界で何が起こっているのか、が手に取るようにわかるという点で、この一冊も今年有数の一冊! 

半導体戦争 現在、世界で何が起こっているのか、が手に取るようにわかるという点で、今年有数の一冊!  

 



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ぶっちゃけ先に。

 

当ブログはガチャガチャのことは ほとんど知らない

ここ数年で唯一ガチャガチャに手を出したのは、タローマンガチャ(笑)

 

で、お目当てのブツも特に別になかったので ×3回やって完了。

 

 

 

 

そんな当ブログだからこそ、面白く読めた?!?

 

何せ著者は「ガチャガチャはメディアだ」との持論を持つ、ガチャ生き字引だからだ!

(30年以上のキャリア 笑)

 

 

 

 

3年半以上続くコロナ経済にも乗り、急速に拡大中のガチャガチャ市場。

どう拡大中かというと…

 

・元々は子供向けの安価な玩具、が現在は毎月の新発売が × 300以上!

 

・市場を牽引するターゲットはなんと「大人の女性」!

 

・ファミレス や 回転寿司チェーン もガチャ・チャネル化し、集客手段 にも!

 

・市場規模は驚きの、600億以上!

 

 

 

 

と興味が深まったところで、章立て。

 

【目次】 

 

第1章:市場規模は610億円へ!コロナ禍でも急成長したガチャガチャビジネス

 

第2章:誰がつくって、誰が売っている? 知られざるガチャガチャビジネスのしくみ

 

第3章 フロントランナーに聞く、ガチャガチャビジネスで成功する方法

 

第4章 「カプセルレス」「キャッシュレス」も登場! 進化を続けるガチャガチャビジネス最新トレンド

 

巻末対談 「ガチャガチャが日本を救う! ~ガチャガチャに学ぶ今後のビジネスヒント~」 (経済アナリスト・森永 卓郎氏

 

 

もうこれで十分だろう。

 

結論:子供向けの安価な玩具、が30年で急速に進化、ガチャガチャ・ビジネス・ワールド!



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NY在住で独自の視点で執筆を続けているのが著者 ダグラス・ラシュコフ

(昨年12月来日! 公演映像あり)

 

 

読み始めるとまず冒頭からビックリ!

 

超リッチな方々=世界の億万長者の視点からみた、現在の環境破壊、社会不安による混乱、ウィルス etc… のより社会が崩壊した場合の超リッチなエスケープ法に関する記述(汗)

 

続き、各章にわたりデジタルが引き起こす混乱を描き続ける…

(トータル  ×12章)

 

 

 

当ブログ的には全ての章をじっくり読むというより、「ここは必読」な章をじっくり読むという読書に。

 

というわけで当ブログがぐっさり刺さった章 ×2の1つにフォーカスしてご紹介。

 

それは11章:鏡に映ったマインドセット

 

この後半で、実例として Qアノン にはまってしまった知り合いが登場。

ネット接続で自分が知りたい「真実」を追っかけ「点」と「点」を結びつけているうちに、ドーパミンが分泌されるまで追及し続ける...

 

これで著者は一人親友を失う…

ここだけでも立ち読みする価値があると思う(笑)

(253ページから6ページ程度)

 

 

さて結論。

結論:本来は集団的な繁栄を目指すだった?デジタルに対する「独自の視点」が光る一冊。

(写真は原著のもの。日本版のがいまいち気に入らないので 笑)



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映画ベスト10に続き、今度は「本」でベスト10、いってみます。

こちらも毎年一度の楽しみ化している!

 

アップに至った本は21冊だが、それ以外にも数的には倍以上は読んでいるので、 × 10で。

 

が例年なのだが、まとめてみたら2023年も予想外に読書が充実した1年に!

(巣篭もり etc... の理由で読書量が増加したことも寄与しているよう)

 

 

1行目はタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。

 

 

 

1位

モデルナ 「ワープ・スピード作戦」は勿論、順調に接種が進み緩みかけていた世界を震撼「デルタ株」「オミクロン株」にまで言及(汗)する点で一読の価値あり! 

2023年を代表する一冊といえば、これだろう。ファイザー版に続き、期待に応えてくれた(笑)

 

2位

アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち 日本に未だ存在しなかった「本格的ボールパーク」決定 に至るまでの闘い(汗)  

これも興味ある向きには 必読本 じゃね?!

 

3位

半導体有事 「半導体戦争」に続き、今、世界で何が起こっているのか、が手に取るようにわかるという点で、この一冊も今年有数の一冊! 

自分の持っていた「仮説」がこうして検証されるとは驚くべき快感!な読書(笑)

 

4位

ペイン・キラー Painkiller 薬物の過剰摂取により、過去最多の ×10万人超が「ドラッグ汚染」で死去、を追う一冊。だけでなく「現実」はさらに悪化中。  

気になっていた この「大問題」が書籍化されたので、当然のようにランク・イン!

 

5位

思考停止という病理 もはや「お任せ」の姿勢は通用しない タイトルが示す通り、あまりに深い「日本の病理」(汗)  

ちょうど考えていたことが、そのまんま本に(汗)

 

6位

半導体戦争 現在、世界で何が起こっているのか、が手に取るようにわかるという点で、今年有数の一冊! 

同テーマの3位につながった読書、は当然ランク・イン!(順位は実はあまり関係ない)

 

 

7位

コード・ブレーカー(上) 生命科学革命と人類の未来 コロナ禍というマイナスすらプラスに転じている(かもしれない)RNA研究の進歩、は必読!  

コード・ブレーカー(下) 生命科学革命と人類の未来 我々はコロナ禍というマイナスすらプラスに転じた(かもしれない)RNA研究の進歩、の生き証人になったらしい!  

やはり同テーマの1位につながった読書、は当然ランク・イン!(順位は実はあまり関係ない)!

 

8位

40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する 生物学者 が著者、だという点において、捨ておけないロジック展開の 人生訓。 

本のどこを切っても、論旨のロジック展開がいちいち「理系」って素晴らしくね?(笑)

 

9位

サイバー戦争(下) サイバー戦争の真実は「人間の性(さが)」にあった。吐き気を催しかねないレベルの濃密さは必読!  

(上)は去年ランク・イン、と年跨ぎ読書。…でこちらも当然のように。

 

10位

池上 彰 が大切にしているタテの想像力とヨコの想像力 Young Person’s Guide to the Better Future 数ある「池上本」の中でも推奨の一冊!  

最後はコレで。学生に向けて、「持つべき多様な視点」「想像力」を指し示す!

 

 

P.S. 文中、フォントのバランスが変、クリッカブルなのに青色じゃない、など散見されますが、これは当ブログの美意識の問題ではなく、運営側の問題ですのでご了承ください...



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数ある「池上本」の中でも、この本は推奨できる。

 

その理由は、英語タイトルからも読み取れる。

 

= Young Person’s Guide to the Better Future

 

学生に向けて、「持つべき多様な視点」「想像力」を指し示す一冊だからだ!

 

 

 

入り口はいかにも 今風 なところから入ってくる。

 

「 生成A I に勝てるヒトの強みとは? 」

「 過去のデータが大事というけれど? 」

「 悩んでいる友人のために何ができる? 」

「 どうすれば部下がやる気を出すだろう? 」

 etc…

 

その視点レベルで一旦共感を示しつつ、自分の経験も織り混ぜながら結論へ導いていく。

 

一言でいうと、その結論は「持つべき多様な視点」「想像力」に至る。

 

 

それをコトバ化すると本のタイトルにもあるように、「タテの想像力」と「ヨコの想像力」となる。

それがどんな内容なのかは、お読みいただくのが正しいかと。

 

 

 

もう1つこの本の優れた点を紹介しておきたい。

それは「池上 彰氏が敬愛する巨人たちのコトバ」たちも惜しげもなく披露していること。

 

例えば、

・立花 「指数関数的に物ごとを捉えよ」

・マーク・トウェイン「歴史は繰り返さないが韻を踏む」

 etc…

 

どの論述部分で飛び出してくるのかは、読んでのお楽しみ!

  

 

 

 

というわけでさっさと結論。

 

結論:数ある「池上本」の中でも推奨したい理由は、学生に向け「持つべき多様な視点」「想像力」を指し示す一冊だから!



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当ブログとしては、 × 2つの視点 で読破。

 

① 当ブログの 運営・拡大 のヒントになる知見があるか

 

② 業務上で参考になる部分があるか

 

 

 

 

その点でいうと、

 

① 当ブログの 運営・拡大 のヒントになる知見があるか → それなりにあった

 

② 業務上で参考になる部分があるか → 消化しきれていないが、あることはある

 

と、この手の本としては久しぶりに食いごたえは、あった。

”7つの鉄則” というほどでは、ないが(笑)

 

 

 

~参考になった部分~を以下。

 

① 当ブログの 運営・拡大 のヒントになる知見があるか

 

・”U S G”(口コミ)がSNS時代の「起点」

 当たり前、っちゃー当たり前だが(笑)

 この部分の後、”U S G”からの展開につき、”U LS S A S ”モデルを図で

 S がダブルになっているところが、まあ納得できることはできる(笑)

 

 ”U LS S A S ”とは念の為、

 U = ”U S G” 認知(広告・出稿)← この時点で②にすり替わってなくね?(笑)

 L= LI KE(いいね!)

 S = SEARCH ① ソーシャルメディア検索 

 S = SEARCH ② Google、yahoo!検索 

 A = ACT I O N 購買(行動)

 S = SPREAD 拡散

 

 当ブログはこの薄っぺらな図を見て「違う」と感じたので自分でイメージしてみた

 すると素晴らしいことに具体的な「これだ」なイメージが湧いた(何とは言わない 笑)

 

 

 

② 業務上で参考になる部分があるか → 消化しきれていないが、あることはある

 

本の真ん中へんで、KP I の誤った設計図の ×3が。

ここは理解しきったとはいえないものの、下に記述

 

誤った設計図(1)= SNS投稿投稿経由の Webサイト流入数のみを追っている

誤った設計図(2)= KG I と連動していない

誤った設計図(3)= (KP I )が、評価項目にすり替わっている

 

一言にいうと「思考の柔軟性に欠ける運用」ということだろうか。

 

 

 

 

そして最後の章で、”7つの鉄則” として提示されるのが、

 

鉄則1:トリプルメディアで分解するとSNSの打ち手が見える

鉄則 2:「言及在庫メソッド」がU S Gを爆増させる

鉄則3:単体のSNSアカウント運用は失敗する

鉄則4:プラットフォーム特性の理解が動画を伸ばす

鉄則 5:インフルエンサーはフォロワー数で選ばない

鉄則6:プラットフォームごとの「法律」が変われば対策も変える

鉄則 7:組織のスキルアップがSNSマーケティングを成功させる

 

 

当ブログ的には、

 

~当たり前~

2(ネタの在庫は大前提)、3

 

~やや参考に~

1、4、6

 

~非常に参考に~

 

~全く参考にならない~(笑)

5、7

 

 

という理解に。

読み進むにつれ、各鉄則の文章量がみるみる減っていくのはご愛嬌(笑)

 

 

結論:この手の本としては、参考になる箇所・ヒントにつながる箇所もあり、まあアリな一冊。



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コロナ禍に起因し、全てが変わった…

 

 

リモートワーク中心の生活は快適で「天国」でもあり、一方で少々「地獄」でもあったり、する。

 

通勤地獄から解放される代わりに、あまりに変化に乏しい日々…

(リモート地獄、というコトバもあったような?!?)

 

 

 

 

そんなフワフワした不思議な感覚な日々の中、当ブログは近辺の仕事場所になり得る場所をサーチ。

 

で、探し当てた名店が、ここでもガッツリ紹介!

(何処と言うつもりは毛頭ないが 笑)

 

 

 

たまたま店に行ったところ、発売まだ間もないこの一冊を手に。

 

で、直後にゲットお!!!(笑)

 

 

 

 

横濱 は元町・馬車道・日ノ出町 をはじめとして、元々絵になるエリアなので、この手の老舗喫茶店の宝庫。

 

この宝庫なゾーンを闊歩しまくりで紹介しまくるこの一冊、神奈川県民でなくとも「買い」でっせ!(笑)

 

 

結論:コロナ禍に起因し、全てが変わってしまった世界に落ち着きをもたらす「オアシス」たち。

 

 

 



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ファイザーに続き、今度はモデルナが出た!、それを語る「本」が(笑)

 

【ファイザー版】

ムーンショット Moonshot ファイザー不可能を可能にする9か月間の闘いの内幕 未曽有の危機を前に、過去は数年かかる 開発 → 治験 → 製造 → 配布 を短期間で成し遂げた 開発物語!  

 

 

 

読み始めて気づく、なんてタイムリーなんだと!

 

ノーベル賞を獲得したばかりのカリコとワイスマンが早々に登場し、2005年に発表するもその後高く評価されているとは言い難かったmRNAを活用した医療の可能性について触れるとともに、モデルナという正にその技術に特化した企業のスタート、成長、飛躍を描いていく。

 

 

 

最大の転機は2020年1月初旬。

コロナウイルスの発生直後。

2016年の失敗があり、そのトラウマを抱えつつも、モデルナの経営陣は決意する=新型コロナワクチンを目指す、と。

しかも迅速にことを進めるため「ストップウォッチ演習」という名のスピード作戦を立ち上げる。

一方そうしているうちに、コロナウイルスは中国から世界に拡大、

 

1月10日に新ウイルスの遺伝子配列がオープンにされたことが功を奏し、その3日後にはワクチンの解決すべき基本的な設計図が完成し、試験段階に大きく進む。これまで動物実験レベルでさえ、半年から1年かかるプロセスを一気に秒速したわけだ!

 

 

前に読んだ「ファイザー」本と最も違うのが、既にメジャー企業で自分の裁量で次々と手を打ちやすいファイザーに比べ、まだまだ初めて勝負に挑むレベルの企業だったモデルナにとり、政府との連携・出資が大変に重要だった点。

ファウチがこの新技術に非常にポジティブだったことが功を奏した。

 

 

共通してスリリングだったのが、地道かつ絶対に間違えられない試験段階の結果が出るまでの苦悩の道のり。

治験ボランティア募集から始まるプロセスを、→第一相試験→第二相試験→第三相試験と積み重ねていかなければならない。この工程は本来数年かかる。

これを、何日・何週間レベルで進める中、「ワープ・スピード作戦」と言う名前すら、つくようになる。

 

2020年 9月、いよいよ接種のタイミングが近づいてきたタイミングで、これまで向け競い合ってきたファイザーとモデルナが 共同声明 を出す。

何をしでかすかわからないトランプ政権へのクサビの意味も込めて。。。

 

その翌月、いよいよ第三相試験にまで進んだことで、3万人の治験ボランティア募集が始まる。

 

 

 

世の中的にはあまり出ていない情報、製品としての違いが表記してあったので幾つか。

【モデルナ】 

=マイナス20度で保管 

=解凍後の保存期間 ×30日

=解凍後はそのまま投与可能

 

【ファイザー】

=マイナス70度で保管 

=解凍後の保存期間 ×5日

=希釈剤で薄めてから使用

 

このため初期の段階ではその使い勝手の違いから、

ファイザー=都会中心

モデルナ=地方中心

で投与計画がなされていたよう。

 

 

 

そしてファイザー本には未だ中yった、この本ならでの最大の特徴のパートを迎える。

順調に接種が進み、緩みかけていた世界を震撼させたのが「デルタ株」「オミクロン株」

に進化し始めたウイルス(汗)=第15章以降~

 

 

結論:「ワープ・スピード作戦」は勿論、順調に接種が進み緩みかけていた世界を震撼「デルタ株」「オミクロン株」にまで言及(汗)する点で一読の価値あり!



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北海道に新設、北海道日本ハムファイターズのボールパーク「エスコンフィールドHOKKAIDO」

この移転の発端から完成までを描く。

 

 

となると、登場する人物たちは主に ×3分類 にならざる得ない...

 

① 北海道日本ハムファイターズ(移転の中心)

② 新広島市(移転側)

③ 札幌市(転出されてしまう側)

 

どうしても関心の中心が ①・② となるのは必然か(汗)

 

 

 

 

 

 

特に当ブログが注目した部分が。

 

新広島市の職員で、このプロジェクトの中心として完遂に至った人物、川村 裕樹。

彼は高校生の時に大変貴重な経験をしている。

 

=「ミラクル開成」

 

たった一度だけ甲子園出場を果たした1988年の奇跡のチーム。

その4番を打っていたのが、その本人 川村 裕樹 だったのだ!

 

その 川村 を慕ってやはり新広島市に就職した部下やその事実を認識している周囲が存在。

それも含めた環境が運命を動かした最大のキーの1つであったのだと認識。

 

 

 

 

というのは、当ブログの経験値(何かは言わない)によれば…

 

そういった「やり遂げた経験値」が1度あることで次の機会に「腹が座る」

それは苦難も苦行も乗り越えた「先に待つもの」を経験した者だけが理解できるだろう境地。

(という境地に到達していることでまた次に繋がる、と当ブログには確信的に経験則的に考える)

 

というわけで最も響いたのは ② のこの部分!

 

 

 

 

 

一方で ① も ③ もよく表現されていたと思う。

 

 ① = 東京から札幌市の札幌ドームを拠点に変更しつつも、いかにも お役所 的な事情に翻弄される日々、からの検討 → 決断

 

 ③ = 日本ハムファイターズ が掲げる理想に到底届かない現状へのもがきが、移転地候補争いでも繰り広げられる…

 

 

 

 

 

最後に。

 

いい意味で筆致が似てるなと感じた通り、著者は当ブログ昨年ベストの一冊、の著者だった( =鈴木 忠平 氏)

 

嫌われた監督 異端の名選手、の「勝負」に徹した監督時代を克明に書き綴った本著は稀有に面白い一冊!  

 

 

 

 

結論:日本に未だ存在しなかった「本格的ボールパーク」に至る男たちの闘い、は今年有数の読書!



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著者は、神経科学者であるとともに「起業家」でもある点で、この本の大きな特徴がある。

その「起業家」な部分は何と「 A I 」の研究を行なう企業の共同創業者。

 

 

その結果か、この本の構造は、

 

前半:本のタイトル通り、脳は世界をどう見ているのか、の考察

 

後半:脳は世界をどう見ているのか、を踏まえた上で、 A I ができること・限界 を論ずる!

 

 

 

 

まず前半部分。

 

脳の基幹を成すのは、あくまでも「物体の位置」とその「変化」を記述する「座標系」

あらゆる皮質コラムに座標系をつくる細胞があり、あらゆる皮質コラムがモデルを持つ。

 

わかりやすくするために本から少し引用。

「いま、あなたの目の前にコーヒーカップがあるとする。

 それをつかもうと手を伸ばすとき、コーヒーカップのモデルを持つ何千ものコラムが、

 次にどんな入力があるかを予測している。

 手ざわり、重さ、温度、机にもどしたときに立てる音……

 あなたの知覚とは、コラム間の「投票」によってたどり着いた合意である。

 思考とは、座標系内を動きまわることに他ならない」

 

つまり簡単にいうと、ヒトの脳が記憶するコトは基本「座標軸系」

 

 

後半の A I ができること・限界 については、実際に本をお読みいただければと思う!

 

 

結論:難解な「脳のメカニズム」に迫ろうとするだけでなく、 A I にまで展開される点で、この夏おすすめの一冊。



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ちょうど考えていたことが、そのまんま本に(汗)

 

何でも「お任せ」にしてしまう、如何にも日本的な慣習に「NO」を突きつける一冊。

(当ブログはアメリカ生まれなので、現在はこの病理からは距離を置いている 笑) 

 

 

思考停止に陥っている日本人を、

 

・政治問題

 

・教育問題

 

・社会問題

 

にまで掘り下げていく…

 

 

 

 

ただ当ブログの1番の驚きは!!!

 

ちょうど考えていたことが、そのまんま本に(汗)、と先ほど書いたがもっと凄まじく共振する部分が!

 

 

そのキーワードは「記憶にございません」

 

つい最近まある人物から言い放たれた、正にその言葉だったのだ!!!

 

このため、この部分の解説を穴が開くほどガッツリ読み込んだのは当然(笑)

 

 

 

これ以上書くとネガな方向にいきそうなので(笑)、結論。

 

 = タイトルが示す通り、あまりに深く蔓延る「日本の 病理 」(汗)



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