日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



2006-10-12に書いたアップなのだが、コンテンツの成長と衰退を考えさせられる ~ ENTERPRIZE 最終回(STARTREKシリーズ)で、テレビからはじまっていったん終了後、大量の新作そして映画10本程度まで作ったにもかかわらず、破滅したシリーズについてふれた。


その後、監督=J・J・エイブラムス、音楽=マイケル・ジッキーノという勢いのあるチーム(「LOST」)、脚本=アレックス・カーツマン&ロベルト・オーチが、キャプテン・カーク(なつかしい響き)の誕生をベースにした物語を映画化することになって、来月5/3にアメリカ、日本でも下旬に公開予定となっている。

予告編をみる限り、タイトな演出が垣間見え、かなり期待できそうとは思っていた。
そしたら、アメリカではブラインドの試写会があって絶賛されたらしい(いた人はビックリしただろうなあ)
とか、既に続編製作が決定したとか、少しずつ話題になりはじめている。

何年もかけて築き上げた品格を自ら失速→破壊してしまった過去があるだけに、「復活」できるか?
少なくとも言えるのは、このポスター(写真)、かっこいい!(笑)

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アカデミー賞10部門で候補になっただけで驚きなのに、結果 8冠、しかも主要部門ほとんど独り占め状態の感動映画?『スラムドッグ$ミリオネア』が昨日から日本公開、ということでさっそく。

クイズショー“クイズ$ミリオネア”に出演するシーンに、主人公ジャマールのスラム少年時代から現在までをからませていく展開は予告編から予想できる通り。
このスラム~放浪する少年時代の過酷さが際立っていて、強い印象を残すシーンが多い。
その中を、しぶとく力強く生き抜く姿は、どうしても盛り上る(映画の定番手法だね:写真)
またかよダニーボイル!と思えるシーンもあって苦笑。

一方で、それらのシーンを元にインドを馬鹿にしているとして、この映画が批判を浴びてもいる現状がある。
確かに、過去はもちろん現代社会でもインドの警察があんなに横暴なのだろうかとか、疑問符がつくシーンがけっこうある。

ただ、いまだにカースト制度が根強く残っているらしいインドなので、外部からはわかりにくい。
それがインドなのだ。
そして1500人もの農民が集団自殺(凶作のため)という未確認情報も飛び込んでくると、ますますわからなくなってくる。

正直この作品を絶賛する気にはなれない。
が、こうして映画を通していろいろな考えを巡らすことができるのもなかなかヨロシイこと。



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