日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 


 

最後に、ひとつマニアックなTipsを。

 

係りの人にヒアリングしていたら教えてくれたのだ!

 

彼の言うには、

谷口ゾーン(2004)と 新ゾーン(2019)を一目で見分けられる方法がある、と。

 



その方法は、なんと「床」を見ること!!!

 

谷口ゾーン = 板の幅が細い

新ゾーン  =板の幅が太い(写真:2倍程度)

 

 

確かに一度知ってしまうと、自分がどこのゾーンにいるか一瞬でわかり便利!!!

終わりにふさわしく、ひとつマニアックなTipsで締めさせていだたきました(笑)

 



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これまで大幅に増床された 5階、4階に集中して紹介してきたが、

 

6階:新設部分に新しいレストラン開設(展示スペースは変わらず)

3階:これまでの専門スペースから、より広いテーマを集中的に取り上げるスペースに

2階:新設部分に新しいギャラリーを追加

1階:同様に、新設部分に新しいギャラリーを追加し、新たなる入場口も!(1:の写真)

 

という具合で、いかにMoMAが新しく生まれ変わったかご理解いただけたかと思う!

 



が一方で...

MoMAの「これだ!」な名作が、ギャラリーのテーマに連動し文脈上の正しさを理由にそっとおかれていることが。

これには驚いた。

 

その代表的な例が、 

 

・モンドリアン Broadway Boogie Woogie

 

 

 

これまでの Broadway Boogie Woogie  の見せ方は…

 

モンドリアンの「白黒」作品を数点見せる。

そして最後に今作が現れる。

黄色をベースに赤・青など「カラフル」にNYブロードウェイを描いた。

モンドリアンがNYに移った心境の変化をあらわす、正にMoMAにふさわしい作品。

 

そのマスターピースが、まったく別の文脈上で突然 登場したのには、心底驚いた!

 (あまりのショックに写真は撮っておりません... ご了承ください)



 


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そしてこんなスペースも!

このゾーンは明らかに 増築部分。




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だんだん気付きはじめたのが、「日本人」作品が前より増えてないか?ということ。


いまや日本を代表する草間があるのは当然にしても、写真企画まわりの展示で、日本人名をけっこう発見!

60年代に活躍してしていた日本人が多かったということか!)

 

で極め付きはこれか!



オノ・ヨーコ(写真)






 
 


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写真は、マティス「スイミングプール」

晩年のマティス の晩年の大作。

プールを見学にした後、自宅の食堂の壁全面を使いそれを再現した極めてパーソナルな作品。

残念ながら総てのピースが今ここにあるわけではなく、部分。

 


全体はどうかというと、前にこの美術館のマチス展で経験済ではあるのでアップしておきます。

スイミングプール全景=コチラ

 

とはいえ、この部屋が今ここに存在することに、感謝感謝!





 
 


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先のポロックでかなりいいインパクトを受けたその次は...

 

バーネット・ニューマン!

 

 

作品名は「英雄にして崇高なる人」

彼が ZIP と呼ぶ縦のライン が美しくも 崇高。

こちらもほぼ壁1面を使用しており、パワーアップ!!!

 

 

解説によると ニューマン は鑑賞者が作品にかなり接近して「体験」することを推奨している、という。

アトリエを移してまで作成されたこの 巨大作 が新しい環境下で、これまた新しく生き還っているかのよう...

 

 

と、かなりのインパクトだったが、その先にあったのは、またさらに何と!!!(13へ)

 

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先日もした感覚的な話しで恐縮だが、絵画の間のスペースが広いような気がする、というか、広い!

 

写真はポロックの超有名作品、ワン:ナンバー 31

こちらも前はロスコ、バーネット・ニューマン他の名作に周りの名作に囲まれていた。

 

今回はこの面は今作のみ!
ポロックの他作品も同じ部屋にあり、作品自体も伸び伸びしているよう!

 

 

 

というわけで先のルソーは勿論、作品自体がより解き放たれてるような作品のような気がする。

その点だけでも、今回のリニューアルは成功だったと言えるのではないか。

 

 

 

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そして第二室でまた驚き!

 

一転、黒人の差別をテーマにした作品郡。

そういう時代の作品だけに、小さい作品が多い。

前は第一室に続き絵画、というパターンだったとおもうが、またまた虚を突かれる...

 

 

戦争 → 黒人差別、ときて、次の部屋はなにか?

 

ポロックの代表作が、ドカンと!!!

 

 

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5階に続いては、やはり増床が一番多い、4階ゾーン。

 

第一室は、戦争の激化によりNYなどに逃れた芸術家の作品群。

初期のロスコな、ルソーとか、正面右奥、Wifredo Lam 作の音声解説はなかなか優秀!

 

 

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本当に広い。

5階はフロアーは増築後、1.3倍というが、体感的には1.5倍。

続けて鑑賞する量が多くなるからだろうか。

 

 

各絵画のスペースを広げ個々の作品のパワーウェップを図る一方、こんな部屋も(写真)

この部屋では意図的に色々な作品を重層的に並べている。

マチスだったりレジェだったりフィリップ・ガストンだったり、これはこれで驚きつつ楽しめる趣向だった!

 

 

 

また最後に今回のNYでの体験続きからの「広さ」実感、をもう一つ。

NYに来てから偶然にも知り合いとなった方に今日の朝の行列でもまた出くわし驚き!

この数日で、何と3度目(笑)

 

ところが今日はその後は全く見かけない。

広いNYで偶然にも3度出会った人物に。

それくらい、広い(笑)

 

 

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5階も後半に差し掛かったところで気づく。

スペースが広くなった恩恵は個々の作品だけでなく、これまで公開してできなかった作品郡も見れるチャンスを提供しているなと。

 

たとえば写真のピカソは過去お目にかかったことがない作品!

Woman dressing her Hair(残念ながら縦横調整中...)

 

これまでは時々しか公開されていなかったようだが、

更にリニューアルに際し、新たに買い足してる作品もあると聞いた。

 いい感じ!

 

 

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一方で感覚的な話しで恐縮だが、絵画の間のスペースが広いような気がする。

 

写真はルソーの有名なThe Dream。

前は第一室に周りの名作に囲まれ窮窟そうな感じ(笑)

今回初めては間隔が広く、作品自体も伸び伸びしているよう!

4階に通じる階段があるゾーンだったのも関係してるかもだが。

 

この絵画に限らず、作品自体がより解き放たれてるような作品がそこそこあった。

その点だけでも、今回のリニューアルは成功だったと言えるのではないか。

 

 

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「ほぼ ピカソ」ルーム のあとは、ドイツ・オーストリア作品、「マチス」ルームなどが続く。

 

そして「デュシャン」の部屋(今回はマン・レイなどのお仲間と)

やはり建築・写真の部屋が差し込まれているのは同様。

 

 

 

驚きは、「モネの睡蓮」ルーム。 

この部屋が引続きあったのは嬉しいが、それは写真の通り!!!

何と、調度品を展示するルームがあり、ここを通らないと「モネの睡蓮」ルームに出入出来ない!

 

 

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第一室=19世紀末絵画集。

第二室=初期の写真集

 

ときて、第三室は「ピカソ」ルーム!

奥にアヴィニオンが鎮座する構造は今まで通り。

 

 

だが目新しいことも。

「ピカソ」ルームではあるが、正確には「ほぼ ピカソ」ルーム!!!

なぜか2作品(絵画=写真:右端・彫刻=左端)だけがちがう作家なのだ。

  

監視の方に聞いてもまだオープンした前なので「?」

よくよく見ると、絵画の方はピカソ繋がりがあった。

右端のFaith Ringgold の作品は、ゲルニカの構造を使い現代的のカオスを表現したのだ!

 

 

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驚きは第二室。

 

テーマが「絵画」から変化し、初期の「写真」を紹介!

これまではあまり見なかったパターン。

 

この驚きはここだけでは無く、全体的に続く。

写真、建築などの要素はこれまで基本、別展示という認識だったが、部屋一つ隔てて切り替わる。

(この展示シリーズだけかもだが…)

 

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