これまで大幅に増床された 5階、4階に集中して紹介してきたが、
6階:新設部分に新しいレストラン開設(展示スペースは変わらず)
3階:これまでの専門スペースから、より広いテーマを集中的に取り上げるスペースに
2階:新設部分に新しいギャラリーを追加
1階:同様に、新設部分に新しいギャラリーを追加し、新たなる入場口も!(1:の写真)
という具合で、いかにMoMAが新しく生まれ変わったかご理解いただけたかと思う!
が一方で...
MoMAの「これだ!」な名作が、ギャラリーのテーマに連動し文脈上の正しさを理由にそっとおかれていることが。
これには驚いた。
その代表的な例が、
・モンドリアン Broadway Boogie Woogie
これまでの Broadway Boogie Woogie の見せ方は…
モンドリアンの「白黒」作品を数点見せる。
そして最後に今作が現れる。
黄色をベースに赤・青など「カラフル」にNYブロードウェイを描いた。
モンドリアンがNYに移った心境の変化をあらわす、正にMoMAにふさわしい作品。
そのマスターピースが、まったく別の文脈上で突然 登場したのには、心底驚いた!
(あまりのショックに写真は撮っておりません... ご了承ください)