日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



今年もアレヨアレヨという間に突入していて、年末の実感に欠ける感じではある。

来年2011年がどんな年になるかは、何ともいえない。
2000年からもう10年になる今年も、いろいろあったなあ~
思いつくままにメモってみる。

●自分が原案を書いた、テレビ番組企画が世の中に。視聴率もまずまずでHappy!

●スポーツの仕事で、 あの溝畑氏ほどではないが、それなりに天国と地獄をみる経験を。

●存在感が全くゼロの男が反乱

●仲間だと思っていた相手から、いきなり後ろからブッスリ刺され、ショックをうける(あくまでも比喩ですよ!)
(ただ相手がオンナの腐った奴だったから、結果カスリ傷ですんだ)

●かたや、美人から強力な猛毒を全身に浴び面白がるという、たいへん貴重な体験を(あくまでも比喩ですよ 笑)

●沖縄で、公私ともにかなり楽しんだ、なんくるないさ~な体験が。

●ブログ開始後、2000日を突破し、なんとなく喜ぶ。

●そして、ブログの定義とは=「自分発信力」の日々自主トレ、ということに気づく。

●そんな知見蓄積により、アクセスを大幅アップ(1日最高=5107IP)

●今年はいろいろなタイミングも合致した結果、映画鑑賞数が増加。

●年間映画トップ10のみまらず、本でも初挑戦。


来年2011年も、当ブログとしては企画を練り、ブログというメディアを「楽しみ尽く」したいと思っている。
今年自分のまわりで起こった変化をうまく取り込むことで、さらに成長したいと期待してる。
乞うご期待!

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映画ベスト10に続き、調子に乗って今度は初めて「本」でベスト5、いってみます。
アップに至った本は20冊程度だが、それ以外にも3倍は読んでいるので、その10分の1レベルで、5つに。
1行目はタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。


第1位
「マネーの進化史」 貨幣からみえてくる世界情勢。今年上半期の一押し
結局、年間を通してもベストだった。その後同じ作者の「憎悪の世紀」まで手を出してしまった。

第2位
「ハンバーガーの世紀」 食べ物で語るこのアメリカ史は、めっぽう面白い!
アメリカのファスト・フードの原点を探る、この恐ろしい(笑)食べ物の源流を探る旅!

第3位
「ネット検索革命」 Search engine society「検索」を改めて考察する機会。
現在、避けて通れない「検索」を徹底的に追求した点で、ここに入れたい。

第4位
「ジェフ・イメルト」  就任翌日の911、サブプライム問題を乗り切った経営者の姿。
最強企業のリーダーとはこういうものかと、自分の所属する会社を顧みるに、ぞっとした!

第5位
「社長・溝畑宏の天国と地獄」 これは必読!
あまりに凄い天地に、「スポーツを仕事にすること」の残酷さをみたような気がする!


こうしてまとめると、決意がムラムラと。
「来年は、もっとガツガツとたくさん読むぞ!」
それだけで、ブログ継続効果があったと考えることにしよう(笑)

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去年に続いて3年連続で、今年もやってみようかな~ということで、映画ベスト10です。

ただし、あくまでも私の鑑賞ベースなので、映画、DVDごっちゃという状況のため「極私的」とつけております。
新作、旧作そして未公開作が入り交じる、変なランキングですがお許しを。

まあブログなので、映画公開ベースにこだわる理由はないかと。
自分の場合日本映画はあまり観ないし、最新公開映画はなかなか都合がつかないが、一方でDVDも加え、年間150本くらい観た中から印象に残ったものだけをブログアップしているので、それを元に。
1行目はタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。
記憶保存装置としてのブログって本当に便利だねえ~とあらためて感心しつつ、以下10本 + 次点5作。
しっかし、今年は豊作の年だったな~


第1位
ソーシャルネットワーク Just Brilliant! 2010年はザッカーバーグ & この映画の年!(写真)
 今年を代表する1作と言い切りたい。ただし時間の経過とともに、価値がどんどん落ちるだろうが。。。。 

 あくまでも旬が今ということか?

第2位
ロビンフッド Robin Hood 運命的にヒーローになる男の姿。すぐにでも続きが見たい(笑)
 じわじわ「リアルな男」になっていく主人公の演出が最高。2時間半以上ある「ディレクターズ・カット版」を早く観たい。脇役などにもっとスポットが当たっているだろうから。

第3位
かいじゅうたちのいるところ 実は、自分の感性を確認する分水嶺? リトマス試験紙?!
 現代の子供が接する可能性のある「ディス・コミュニケーション」の「痛み」に満ちていて素晴らしい。

第4位
カティンの森  凄まじく「重い」 そこに価値がある(DVD)
 精緻な演出、空気感、役者の演技がかみあい、ワイダの最高傑作が出来た。

第5位
キック・アス kick-ass これは....今年2010年、最高のコメディー!
 これがなければ、ゾンビランドがランクインしていたと思うが、こちらの方の勝ち!

第6位
インビクタス Invictus 開始5分で既に号泣(笑) これまた強烈な1発にノックアウト!
 スポーツを軸に、国をなんとかまとめようとするマンデラが美しい。

第7位
プレシャス Precious アカデミー作品賞、音楽賞じゃないのは全く謎!
 助演女優賞のモニカはじめ、出演陣がみな奮闘。忘れられない1本となった。

第8位
クレイジー・ハート Crazy Heart アカデミー男優賞に納得。本年度ベスト10確定!
 オトナが痺れる1本として、このへんに入れておきたい。

第9位
母なる証明 信念が揺らいだ時、ヒトはどうするか。
 エンディングのバスのシーン、野原のダンスが忘れられない。評判を聞いてあわてて観たのだけれど、噂に違わぬ出来。

第10位
オーケストラ!Le Concert 油断していたら、あっさりノックアウト(笑)
 これがなかったら、キャデラック・レコードが入っていたかな、音楽ものとして。


次点1
ハーブ&ドロシー Herb and Dorothy 「プロ」と「アマチュア」の際(キワ)が溶けていく境地
なんとも粋なニューヨーカーぶりに痺れまくった。

次点2
キャデラック・レコード これは音楽ファンには堪らない内容。
 予告編を観るたびに、また観ようと思わせる映画はごく限られている!

次点3
トイストーリー3 Toy Story 3 3部作の映画で、もしかして史上最高レベル?!の傑作。
 大団円にふさわしい出来。さすがラセター....

次点4
(500)日のサマー 2010年 最新型ラブストーリー(笑)
 演出、音楽がばっちり噛み合い、また観たくなる。

次点5
人生万歳! Whatever Works 強力なアイコンを得て、アレン節「超高速回転」!!
 久々に笑えたアレンものに敬意を表して。


未見で、早々にと思っているのは「フローズン・リバー」「白いリボン」「告白」「ブロンド少女は過激に美しく」「ガールフレンド・エクスペリエンス」など。

振り返ってみると、今年は日本映画が1本も入らなかった。
そりゃマズいなあ....



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年末・年始にかけ、天皇杯以外ではプレミア・リーグの連戦が続き、架橋に入る。
が、先週、今週の大雪のおかげでチェルシー vs マンチェスター・ユナイテッドも延期など、試合休止が次々と相次いだため、ここで補足。


まずは現在の順位から。
( )内は、試合数。

1 マンチェスター・ユナイテッド 34  (16)
2 アーセナル           32  (17)
3 マンチェスター・シティ    32  (18)
4 チェルシー          31  (17)

いつの間にか、上位4チームが大混戦に。
試合数に2試合もズレがあると、実質的な順位がわからなくなってしまう。


独走だったはずのチェルシーが、いつの間にか泥沼に。。。
その訳はなんと!
オーナー アブラヒモビッチに。
彼がアシスタント・コーチをの独断で決定。
それで歪みが。

実はこれは初めてのことではない。
過去同じような目にあって解任されたモウリーニョから、監督アンチェロッティに対しての助言が。
「辞めさせられる前に、自分から辞めろ」(笑)
いつもながら、コメントのキレが凄い....


さて、唯一実施されているこのプレミア・リーグの年末・年始の怒濤の連戦カードでおいしい所を!
(また中止あるかもだが...)

まずは只今、開催中~!
12/26(日)マンチェスター・ユナイテッド vs サンダランド  ここで勝つと本当の首位、マンU
      ニュー・キャッスル vs マンチェスター・シティ 他、全8試合

12/27(月)アーセナル vs チェルシー! これは間違いなく、必見。

12/28(火)マンチェスター・シティ vs アストン・ビラ
      バーミンガム vs マンチェスター・ユナイテッド 他、全7試合

12/29(水)チェルシー vs ボルトン  
      ウィガン vs アーセナル 他、全3試合

そして2011年!
1/ 1(土)WBA vs マンチェスター・ユナイテッド
      バーミンガム vs アーセナル 他、全7試合
      マンチェスター・シティ vs ブラックバーン 他、全8試合

1/ 2(日)チェルシー vs アストン・ビラ 他、全3試合

1/ 4(火)マンチェスター・ユナイテッド vs ストーク・シティ、他 全3試合

1/ 5(火)マンチェスター・ユナイテッド vs ストーク・シティ
      アーセナル vs マンチェスター・シティ ここ、注目!
      チェルシー vs ブラックバーン 他、全8試合


年末年始は、天皇杯かプレミア・リーグ、ということで(笑)

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AR-拡張現実がくるくる!と言われ、セカイカメラをはじめとして話題になってきたが、遂に決定打?!

"Word Lens"というiPhoneアプリが凄そう。
スペイン語(あるいは英語)の看板にiPhoneをカメラ状態でかざす(写真)と、リアルタイムで翻訳されて表示される?!
AR-拡張現実がいよいよ、実用に近づいたような感がある。

開発したのは、米Quest Visual社。
動画でもが以下で、×2みれる。
http://questvisual.com/

日本語版が出たら即、買い!ですなあ。
(なくてもスペイン行く用事があれば....)

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タイトルのエリックとは誰か = エリック・カントナ!

ここで、響くかどうかで、みるべきか判断する映画(笑)

エリック・カントナ(写真:右)は、マンチェスター・ユナイテッドの一時代を築いた名サッカー選手。
彼が考えた企画を、名匠ケン・ローチが映画化したもの。

場所は当然(笑)マンチェスター。
人生どん底になった中年親父(写真:左)が、ふと部屋の壁に張ってあったエリック・カントナのポスターに愚痴る。
すると翌日から、彼にしか見えないカントナが現れ、人生へのアドバイスをはじめる。
こうして......

サッカーファン的視点でいうと、サポーターの日常が描かれていてタノシイ。
近所のパブでの、仲間でのテレビサッカー観戦シーンでのセリフのやり取りがおかしい。
マンチェスター・シティへのライバル意識(差別意識?)はもちろん、金満クラブになったマンチェスターを揶揄して追い出されるヤツとか。
そういう点で、カントナファンでなくても、マンチェスター・ユナイテッドファンは必見かな。
(設定にさえ抵抗なければ)ケン・ローチにしては、ちょっといい話ではあるので、そういう系がお好きな方もどうぞ!

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自分的には、カンヌを口にしている人と接触すると、ソロソロと逃げ出すクチ。
カンヌに行った人は一様に感化されており、妙に熱くなっている。
優秀な人は、それを自分で自覚しているため、行ってきたことをあえて口にしない(と思う)

それができない人が、だいたい騒ぎだす。
から困る。
最悪な例でいうと、躁状態だったある女性は1年以上にわたってそれを続け、それで有名になってしまったほど。
しかもその人はクリエイターでもなかった(笑)


で、この本。
まあ本になっているなら、読んでみてもいいなと思った。
というのは、当ブログでも何度か書いているが、現在ツイッター、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、ウィキペディアなどソーシャル・メディアが、個人だけでなく企業コミュニケーションに何らかの影響力を持つ可能性が高まっており、その模索期に入っていると思う。
その視点から、先見性を示すことで存在感を放つカンヌが、ここ数年どう動いているか興味はあることだし。


サブタイトルは、広告というカタチを辞めた広告たち。
第1章から第3章までは、カンヌ体験記で「ふ~ん、そんな感じなのね」という感じに楽しめる。
そして第4章から、サブタイトルにあるような、そのカンヌから得られた知見について論述する。
前述の現状から、“広告”から“ブランデッド・コンテンツ”へ、という主張は良く理解できた。

ただ気になったのが、第6章 そして、“非広告型広告”へ―広告というカタチを辞めた広告たち
カンヌグランプリを取ったCM、“Cadbury のDiary Milk“を引き合いに出し、広告の未来形として、“非広告型広告”を主張している。

この“Cadbury のDiary Milk“、全編を通し、ゴリラがドラムを叩いているだけの映像。
ラストに、商品カットがかろうじて現れ、a glass and half full of joy とクレジットされるだけ。
現地でも賛否両論が沸騰したそうだが、そこが“非広告型広告”ということだそう。
面白い議論だなと思ったのだけれど、そこで必ず言及しなければならない(と思う)「日本広告界のトラウマ」について全くふれていないのが気になった。
それは....


M自動車の、エリマキトカゲCM。

コマーシャルはヒット、だが車は全く売れなかった伝説のCM。
1984年の出来事だから、1981年に大学を卒業したこの本の作者がこの地点を経過しているのは間違いない(留学でもしていない限り)

既に成功し、浸透しているブランドならともかく、業界で首位でないメーカーが“非広告型広告”を実施しても、効果が期待できないということだ。
(たとえ、BUZZを引き起こすソーシャル・メディアがなかった時代だとしても。それにその当時、それはなかったけど十分BUZZしていたけどね、エリマキトカゲは)

今週のAD-ageでも、バイラル型キャンペーンの限界が話題になっていたり、まだまだめざすべき新領域への模索は続いているという認識である。
この本の刺激で、こういう議論ができるのも、読書の醍醐味ですなあ!

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今日、目撃した電車内の風景。


電車で立ちながら、ipad持っていじり倒している男(写真はあくまでも参考、だって座ってるし 笑)

やるねえ!
と思ってなんとなく眺めていたが....

その画面に目がいってしまったが運のつき(笑)


なんとやっていたのは、マージャン・ゲーム!

それはないだろ....
もうちょっと、クリエイティブに使おうよ!
ジョブズが目撃したら、なんて言うか....
つーか、あんな重いものをわざわざ持ってまで電車の中で....

ipadも落ちたもんだ?!
というのは言い過ぎか.....


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先日発表された、TIME誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」。
その人物は、マーク・ザッカーバーグ。
この「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を、デビット・フィンチャーが料理するとどう仕上がるか。

それは一言で説明できる(そんな映画は珍しい)
= Just Brilliant!!


ザッカーバーグを主人公にした、世界最大のSNS「Facebook」誕生の物語。
なのだが、2時間半以上の内容をとにかく2時間以内に納めるため、俳優陣にセリフ特訓してスピードアップ。

冒頭のシーンでのガールフレンドのセリフに、思わず「早っ!」と声が出てしまうくらい。
だが、結果的にこれが映画に独特のスピード感を加え、2010年ならではの傑作に仕上がった。

ネット時代は、才能が駆け上がる速度も早い。
またたく間に、ナップスター創始者も巻き込み、ビッグビジネス化していく。
この感じとシンクロしているのだ。


また音楽のブレンド具合も最高。
時々そっと配置されるインストゥルメンタルはもちろん、クラブ音楽やパーティーでかかるアレ(何と10cc)、そしてエンディングにかかる意外だが歌詞で思わず納得のあの一曲まで、痺れまくった!
調べてみたら、担当はなんと!トレント・レズナー(インダストリアル・ミュージシャン=ナイン・インチ・ネイルズ)
このへんのシャープさが、さすがフィンチャー....


結論。
今年を代表する1作と言い切ろう。
2010年はズッカーバーグの年でもあり、映画ソーシャルネットワークの年だったのだ!
(トロンは未見だが、あれが今年を代表する1作とはとても言えないだろう...)



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先日録画したジミ・ヘンドリックスのワイト島ライブをなぜか朝からみた。

そして朝からぶっ飛んだ!
オープニングは、ウッドストックを思い出させる「イギリス国歌」。
このかましから一転、ビートルズナンバー(だけどジミヘン以外に聞こえないまで解体されたサージェント・ペッパーズ)に突入。
もうこうなると止まらない。
現在、2周目に突入中(笑)

Drumsミッチ・ミッチェル(写真左)も調子がイマイチ。
ドラムソロも決まらない(微妙に悲惨)
だし、アンプも不調、演奏中に場内放送が流れてしまうトラブルも! 

なんだけれども、それ以上に天才と呼ばれるのにふさわしい彼のギターが全てを帳消にしてしまう。
個人的なベストトラックは、Machine Gunか、Freedomかな。


最後に、そうした午前中に調べた、わおっ!、な話を。
先に強調したジミヘン以外に聞こえないまで解体されたサージェント・ペッパーズの件。

今年、ワイト島フェスティバル2010トリとして登場したポール・マッカートニー。
彼が’Purple Haze’や’Let Me Roll It’を演奏し、ジミにトリビュートしたそう。

それだけでなく、インタビューでのポールのこの発言でまたジミの天才を確認。
「我々がジミから貰ったもので1番の贈り物は、ビートルズが’Sgt Pepper’を金曜日にリリースして、
その2日後の日曜に、ジミがステージでプレイしたんだ。信じられる?超クールだったよ!」

わおっ!
朝からぶっ飛びまくっているわけが、おわかりいただけたと思う!

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ツイッター、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、ウィキペディアなどソーシャル・メディアが、個人だけでなく企業コミュニケーションに何らかの影響力を持つ可能性に興味がある今日この頃。
何らかのヒントが得られるかも?という期待でこの本を読み始めた。
まずはこの変化を的確に表現している部分を(p.105~6)


我々は歴史上、表現の能力がもっとも高まった時代のさなかにいる。
過去にはあり得なかった数の人々が、より多くのことを、より多くに向けて発信できるようになった。
しかも、参加者が1世代のうちに100万人以下から10億人以上に増加するという、過去に起こったコミュニケーション革命の中でもまったく前例のない規模とスピードである。

コミュニケ―ション・ツールの歴史上のドラマチックな変化は片手で数えられる。
印刷機と活版印刷(非常に長い期間を要した革新だった)、
電信と電話、録音録が(音楽、後に映画)、
そしてついに電波の利用(ラジオ・テレビ放送)。
どれ1つとして、独立した進歩であったものはない、どれもすでに時代の連続性を大きく分断した。
コミュニケーション能力の急激な変化は社会を変える。
(中略)
我々が手にしたソーシャルツールは現代社会を改善するものでなく、社会に挑戦するものである。
印刷機登場後の文化は、それがなかった頃とはまったく別のものだ。
新しいテクノロジーは新しいことを可能にする。
言い換えれば、新しいテクノロジーが生まれると、以前は不可能だったことが起こり始める。
それらが社会にとって重要なものであり、またそれがまとまって起これば、変化はすぐ革命になる。


その革命の本質が、各章のタイトルを並べるだけで表れていると思うので以下。
(特にピピッときたところに、←←)
第1章 村を作って携帯電話を取り戻す
第2章 共有がコミュニティーを作り出す
第3章 誰もがメディアとなる
第4章 発表してから選別する←←
第5章 個人的動機で共同制作を行う←←
第6章 集団で既存の制度に挑戦する←←
第7章 速く、もっと速く←←
第8章 社会のディレンマを解決する←←
第9章  スモールワールドをツールでつなぐ
第10章 失敗はタダである←←
第11章 公約、ツール、協定


一方で、個人的に組織論として考えていることに刺さった部分をもうひとつ(p.232)
社会関係資本と社会構造、そして良いアイデアの関係について記述している「良いアイデアの社会的起源」を紹介しているくだり。

バートの分析によれば、同じ部署内の密度の高い社会ネットワークは、エコーチェンバー効果(音の反響効果を創り出す小部屋のように、1つの意見がグループ内で強められる現象)を引き起こしやすい。
この実験は知性を試すものでもない。
バ―トは論文の中で述べている。
「自分のネットワークに構造的空隙を持っている人々は、様々な、時には矛盾する情報・分析に早期にアクセスすることがき、良いアイデアを生み出す競争において優位に立てる。
自分たち以外のグループとつながりを持った人々が、価値あるアイデアを生み出すことができる。
これは一見想像力の賜物のようだが、知性によって生み出されたというよりも、グループ感でアイデアを『逆輸入』した結果である。
あるグループのありふれたアイデアは、ほかのグループにとって価値ある見識になり得るのである。」


この本の原題は、Here Comes Everybody The Power Of Organizing Without Organizations
他動的に聞こえる日本語タイトルよりも、このタイトルに「革命」が表現されている様に感じた!

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チャンピオンズに続き、UEFA Europe リーグ決勝トーナメントの一回戦・二回戦の組み合せ抽選が、つい先ほどまでスイス、ニヨンのUEFA本部で行われた。
さて、どういう組み合わせか?
それは以下。

ナポリ vs ビジャレアル
レンジャーズ vs スポルティング・リスボン
スパルタ・プラハ vs リバプール
アンデルレヒト vs アヤックス
レフ・ポズナニ vs ブラガ
ベジクタシュ vs ディナモ・キエフ
バーゼル vs スパルタク・モスクワ
ヤングボーイズ vs ゼニト
アリス vs マンチェスター・シティ
PAOK vs CSKAモスクワ
セビージャ vs FCポルト
ルビン・カザン vs トゥウェンテ
リール vs PSV
ベンフィカ vs シュトゥットガルト
BATEボリゾフ vs パリ・サンジェルマン
メタリスト vs バイヤー・レヴァークーゼン 


くじ運的に喰らったのは、ナポリ vs ビジャレアル、セビリア vs FCポルトの組合せかな。。。。
運が良かったのは、ああ言うまい。。。。

ではしつこいけど、再び雄叫びを(笑)
何と言う結末、何と言う幸せ、何と美しい、フットボールよ、ありがとう!

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お待ちかね、ベスト16の組み合せ抽選が、つい先ほどまでスイス、ニヨンのUEFA本部で行われた。
さて、どういう組み合わせか?
それは以下。

ローマ vs シャフタール・ドネツク
A.C.ミラン vs トットナム・ホットスパーズ
バレンシア vs シャルケ04
インテル vs バイエルン・ミュンヘン
リヨン vs レアル・マドリッド
アーセナル vs バルセロナ
マルセイユ vs マンチェスター・ユナイテッド
コペンハーゲン vs チェルシー


くじ運が良かったのは、チェルシー、A.C.ミランかな。

逆に喰らったのは、バルセロナそしてアーセナル(笑)
そして極めつけは、またまたの対決、リヨン vs レアル・マドリッド(暴笑!)

そこで思わず!
日本語だとクサいが思わず響いてしまった、去年のベスト・ゴール(CL準決勝ロスタイム バルサ奇跡の1発「現地実況中継」が最高に笑える件について(2009-05-10)で聞いた、あの美しい言葉を!

何と言う結末、何と言う幸せ、何と美しい、フットボールよ、ありがとう!

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クリスティーン・アギレラと、シェールという新・旧?歌姫対決が話題のこの映画。
シェールは、映画主演でいきなりアカデミー賞主演女優賞を取った「月の輝く夜に」(1987)の段階で、既に行き遅れのおばさん役。
それから20年以上が経過していて、若いアギレラとどう対抗するのか?


ストーリーはいたって簡単。
王道のサクセス・ストーリ-で、70%くらいがアギレラ。
彼女は田舎から出てきて、LAのキャバレーショーを上演する「バーレスク」で、ウエイターからのし上がってスターになる。

それをもり立てるサポート役というのが、シェールの役どころ。
借金をかかえていて、その金策に奔走している店主役なので、あまりニコニコはしていない。
スティーブン・アンティン演ずる店のパートナーとのやり取りがそこそこ可笑しい。

という構造なので、基本的に対決というよりは「次のスターに世代交代する」ノリなのだと理解した。


ところが!

ラスト直前、金策に困り果てたシェール。
帰りがけに、スタッフから促され、1曲だけリハーサル。
この1発で、私的には全てもっていってしまった!!

曲名は、You Haven't Seen the Last of Me
「まだ私は終わってない」、という意味。
強力な歌唱力で、歌詞どおりの意思を示す。
この説得力に圧倒された。

冒頭にも書いたが、出世作からはや20数年。
御年64才のおばあさん!
徹底的に人工的な整形を施しているのだろう(さすがL.A.)
ので、そうは思わせないが。
「ウルトラ美魔女」ということだろうか?

そのあとのクライマックスを迎え、その音・映像美に満足して終了後、席を立った。
だが、いくらアギレラが奮闘しても小娘にしかみえなくなってしまった自分に驚き(笑)
彼女でさえ、30才なのに....

追記:ゴールデン・グローブ賞で、You Haven't Seen the Last of Me が この映画唯一の賞、オリジナルソング賞を獲得!!

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DAVID BYRNEと言えば、TALKING HEADSの中心メンバーであり、かつ現在でも活発にメッセージを発してるミュージシャンを超えたメッセンジャー。
現在盛り上がりつつ?ある「ブルックリン派」にも影響を及ぼしているとの話も。

そのDAVID BYRNEの個展が先週末から、原宿のVACANTで始まった。
私は一貫してファンなので、早速GO!


まず1階は、TALKING HEADS時代の来日公演パンフなどの書籍がずらっと。
(彼の特質をぎゅう詰めにした本「Strange Ritual 」を持っている身としては、そんなに目新しい感じはしなかったが)


そして2階に上がると、いかにも彼らしいコンセプト。

6台×14台のエフェクターがずらっとあり、まずはその上を踏んでくれ、と促される。
ギターアンプが横に置いてあり、ベースの「音」が流れているのだが、エフェクターを踏み出すと.....
この音がだんだんと「音響」「ノイズ」化してくる。

鑑賞者 個人個人が、自分のオリジナル・ノイズ音楽を聴きながら、作品を見るという趣向か。
面白い!(混んでいると、これはできないかもだが)


で、肝心の作品。
1.まずは、最初のソロ作品、Bush Of Goast(名作!)時のジャケの別イメージ類。
作品自体が良いだけに、見る方も力が入る(笑)
わりとあっさりしてたけどね。。。

次に、
2.いかにもBYRNEらしい、「言葉」「ワード」がキーになる作品群。
×9がまとめて並んでいるのだが、よくあるアメリカの郊外にある大手企業の入り口看
板類の文字が、見学者の移動によって変化し、思わぬワードに切り替わる。

3.ブッシュ親子、フセイン3人の顔面のお面が熱で溶かされ、ドロドロになった作品。
強い反戦メッセージ!

4.最後は、渋めの4点。
野菜とかフルーツのモノクロ写真が、2.のように見学者の移動によって、同じ形だが全
然違うもの(切り株とか)に変化する。


正直、ファンとしてはこれらの作品にふれたのは嬉しかったが、点数がちょっと少なすぎないかな~
自分のオリジナル・ノイズに浸りながらの観賞、というアイデアは最高に痺れたが。

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