日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



日本同士対決となった準々決勝。
なんで8分の2で当たるのか、ブツブツ言いたいところだが、海外アウェイがない分、肉体的に上がるチームが少しでも楽だと思うしかない(笑)

で、決着は86分の総攻撃でのこぼれ球からケネディが押し込み、決勝点に。
TOYOTA CUPでのバルサとの闘いの可能性が、ちょっとだけ見えてきた!
雨の中、応援し続けたサポーターの皆さん、おつかれさまでした。


他のどのチームが上がるは現時点でわからないが、少なくとも浦項スティーラース vs ブニョドコルは延長戦へ。
前節で 0 vs 3だった状態から 4 vs 1 とチャラに持ち込んだ浦項スティーラース、しぶといねえ!
(その後、延長戦で1点もぎ取った浦項が準決勝進出)

あとのチームはおなじみ(笑)アル・イティハド、パフタコール、FCソウル、ウム・サラル。
名古屋グランパスとあたるのは、アル・イティハド、パフタコールのどちらか。

次の試合は、10月21、28日。
ああ28日の名古屋ホーム、行きたいな....

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(上)(下)2巻の下巻を。

(上)はアルカイダ構成メンバーの個人史を追っていく内容で、見慣れない名前が多く、読むのにけっこうエネルギーが必要だった。
読むのでさえそうなのだから、作者はさそかし大変だったのだろうと察する。

その点で(下)は、テレビ「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」で主人公だった ジョン・オニールに焦点があたったところからはじまるので、入りやすい。
オニールという人物の魅力を写真なども使用し、わかりやすく記述するとともに、その裏側にあった彼の問題点なども語られる。
ドラマでのハーヴェイ・カイテルが容姿も含め、なかなかはまり役だったということもわかった。


エジプトのアメリカ大使館での「無差別爆破テロ」では、これをきっかけに大きな論理的飛躍がなされたという点が興味深い。
爆破は集団礼拝が行われる金曜に実行され、その場にたまたまい会わせた子供たちや信徒までを巻き込んでいる。
その「無差別」への批判に対して、ザワヒリの詭弁は以下。
「敵はあまりにも兄弟なのだ。こうした緊急事態に」

そして前回引用した「殉教」、つまり禁じられてはずの「自殺」についての詭弁がここでも登場している。
本来、
コーラン「自らを殺すなかれ」
ハディーズ(予言者の言行録)「自殺したものへの積みは、地獄で焼かれ、そのものの胃の胃を奪ったのと同じ手段によって繰り返し死ぬ状態に永遠に置かれる」
がどうねじまげられているかは本編でお読みいただきたい。

若いジハード戦士は、大半が中・上流階級出身で、両親がともに揃っており、大部分は大学教育を受けており、参加するまでそれほど宗教的なかった(!)
これにはまってしまう若者たち、という構造は、繰り返し言うが、現代でいうとまるで新興宗教まがいの出来に感じる。


クライマックスの第19章は、価値観が崩壊しつつあり迷うオニールと、若者たちを迷いもなく死に追いやるビンラディンとの対比が恐ろしい(P264)

「この時代の運間(イスラム共同体)は道に迷い、正道を踏み外してしまった。
 そしていま、アメリカが二聖モスクの地に入って十年の歳月がたった(中略)
 (中略)
 この惨めさ、この屈辱感、この侮辱の源泉であるのだと」
これらの言葉は、19人の若者たちの心に、深く深く届いた。
おおくの者が技術と才能を持ち、しかるべき教育を受け、西洋で快適な暮らしをしていた。
それでも彼らは、ビンラディンが歌うように語ってきかせた恥の感覚とまだに共振する心性を保っていたのだ。
  
先日アップしたように、09月13日に放送された「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」 The path to 911 は、5時間弱のものが短縮されているため、かなり端折った内容にならざるえない。
そしてオリジナル版を視聴する機会を作るのもなかなかハードルが高い。

このため、放送で興味を持った方には。この「倒壊する巨塔 アルカイダと911への道」(上)(下)を読まれることを是非お勧めしたい。
ドラマではあまり表現していない、アルカイダの発生起源、CIAとFBIの間の確執などがよりはっきりと理解できる。
ピュリツァー賞を獲得しただけのことはある緻密な取材に基づいており、かなりリンクするとともに、これを補う内容になっている。
日曜の日経の書評でも絶賛されていたが、当ブログも強力にプッシュさせていただく!

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直前になって、やっと関心が高まってきた?感のある、2016年オリンピック招致。

つい最近、新聞各紙でリオデジャネイロ、マドリッドなどの他候補地も含めた連続特集企画が組まれた。
発売中の雑誌、東洋経済では、特集で大きく「東京」及びオリンピック招致を。
NHK「クローズアップ現代」でも、このトピックで30分特集することを検討中とのこと。
などなど、10月2日の開催地決定直前になってマスコミでの露出が急増している。

いまさらという気もしなくはないが、それがオリンピック。
もともと、聖火が現地入りして始めて火が着火、一気にヒートアップする、それがオリンピックなのだ(笑)


当ブログがこの招致が必要と確信する理由は、以下のエントリーを参照いただきたい。
1.「世界の中における日本」、「アジア、東アジアをリードする日本」 2016年東京オリンピックへの視点(09年6月7日)
2.読後評:メガ・リージョンの攻防 人材・企業の争奪戦にどう勝利するか 必読!(09年1月10日)
3.AXIS vol.136 2016年東京オリンピック招致計画 なかなか興味深い内容(08年12月3日)
4.読中評(中):オリンピックはなぜ世界最大のイベントに成長したのか なぜ2016年東京かを理解する(08年9月23日)
などなど.....


東京で気になるのが、やはり支持率の低さ。
そんな微妙な状況の中、鳩山新首相がコペンハーゲン入りへの意向を示している。
これはGood News!
国として今後力を入れることが、はっきりアピールできる。


と思っていたら...
なんと! オバマ大統領までもが登場とか....
実感するのが、21世紀における国際スポーツの価値の上昇。
かつてないですよ、イベント招致にアメリカ大統領が登場するなんて!

そして!
これだけ盛り上がりそうなこの決着には、ならではのスペシャルが!
今回の決定日には画期的なことに、コペンハーゲンの生中継があるとのこと。
NHKは23:50~、総合とBS1でぶっつづけ放送。
MXTVは、21:00~21:30と、24:30~26:30
決定は、25:30頃らしいとのこと。


「生」でその瞬間に(放送とはいえ)立ち会えるとは.... 
その時迎えるのは、歓喜か?!落胆か?!

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09月13日に放送された放送!「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」 The path to 911 は、世の中の関心の高まりもあって、関東12.1%と好調。
このオリジナル版は、5時間弱あり、WOWOWで2007年01月にドラマ「911への道」として放送されてはいたコンテンツ。
日本で言及しているメディアは極端に少なく、正直寂しい状況だったが、今回の放送でかなり認知されたと言えよう。

もともと米ABCが2006年の9/10、11に2夜連続で放送した特別番組「The path to 911」。
放送まで政府系、エアライン系他、各方面で大もめにもめた内容で、放送後も賛否両論を引き起こした。
8年の今ではしっかり振り返らねばという認識が潮流だが、5年後の微妙なタイミングで踏み込んだ米ABCは立派。


さて、放送をビデオ録画でチェックした感想をば。
やはり5時間弱のコンテンツを1時間半強に押し込んでいるので、ドラマというよりは「事実の羅列」にどうしてもなっている。
オリジナルでは、アフガンでの米の厳しい環境での活動や、アルカイダの準備行動、そしてアメリカ入国時のことなどがもっと描かれている。
この結果、アメリカがやってしまった失策の数々が、より鮮明にされる。
(もっとくわしく書きたいところだが、ビデオがみつからないので印象)

上記の理由で、今回の放送が気に入った方には、ぜひこのオリジナル版をチェックしていただきたいと思った。
のだが.....どうも現在発売されているのはアメリカ版しかないよう。かつそれは短縮版らしい。

このため、本「倒壊する巨塔 アルカイダと911への道」(上)(下)を読まれることをお勧めしたい。
ちょうど読み終わったところなので、早々に(下)の感想もアップしたいと思うが、緻密な取材に基づいており、かなりリンクするとともに、これを補う内容になっている。
ドラマではあまり表現していない、アルカイダの発生起源、CIAとFBIの間の確執などがよりはっきりと理解できる。
ピュリツァー賞を獲得しただけのことはある。

21世紀をある意味、方向づけてしまったという点で、この事件は語り継がれなければならない事件だが、現時点で最も当時の状況を理解するベストの方法と言えよう!

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ああっっ!!!、と驚いたのは、あれだけ復活を拒み続けた、スティーブ・ヒレッジ(&パートナーのミケット)がこの作品で登場!
だけでなく、バリバリ?!ギターを弾きまくっていること。

Gong脱退後はソロで活躍、しばらくはソロでGongの伝道師状態だったのち、1979年に実験的に創った「Rainbow Dome Musick」が発売後なんと10年してからカルト的人気に。
アンビエントな音楽が若い世代の感性をがっしり掴んだ。

そしてその結果、orbのメンバーらと「System7」というユニットを結成。
このころからほとんど得意の浮遊感あふれる素晴らしいギター・プレイを捨て、テクノに。
(もうギターへの興味がなくなったのか、あの現役のノリで弾けなくなったか.....と思ってた!)

で、テクノ・ミュージックの創成期から現代シーンに関わり、新たなレジェンドに。
バンドも継続し、復帰の必要性が全くなかっただけに....
ああホントにびっくりした!


最新のこのCDを今聞き込んでいるところだが、ファーストインプレッションは、「Flying Teapot」「Angels Egg」「YOU」で構成される「ラジオ・ノーム・インビジブル」3部作の「現代版」を、1枚でやってのけた感じ。
テロリスト、デジタル、ポータルなどの21世紀な言葉が散りばめられている。
彼らなりに、911への想いや今世紀のテクノロジーへの想いが込められているのだろうか。。。。

だいたいタイトルからして、「2032年」とは挑戦的すぎる!
しかも、このメンバーで今年のフジロックに来てたというのだから....
なんたって、デビット・アレン71才、そしてジリ・スマイス76歳、スティーブ・ヒレッジ58才 etc....
ああ一生の不覚(涙....)


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一筋縄ではいかない映画ばかり創り続けている、クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino。

前作、デス・プルーフ in グラインドハウス Grindhouse では、場末の映画館の雰囲気を出すためにあえて「2本立て」+「実在しない映画の予告編4本」という通常考えつかない手法を使い、度肝を抜かれた。
残念ながら日本では、2本立てがバラバラにされ、別々に公開されるという信じがたい一方、実に日本的な事態ではあった。
(一応弁護すると、公開直後だけは「デス・プルーフ」 と「 グラインドハウス」公開直後だけは2本立てもあったらしい)
個人的にゾンビものはPASSなので、それはそれで好都合ではあったが(笑)


今回のイングロリアス・バスターズ」を一言で言うと、このアップのタイトルになる。
違う表現でいうと、タランティーノ流 「戦争映画」リ・イマジネーション、というところか。
どうしてかは、遠回しにしか語りたくないので、以下抽象的になるがお許しただきたい。


まず、タランティーノが自作でみせる「会話」は毎度毎度、惚れ惚れするほど痺れる出来。
例えば、こんな彼に触発され、日本で制作された彼主演のCMで、彼の役は、シャベリタランティーノ(?)
いくらしゃべってもしゃべり足らない彼がしゃべり続け、ソニー千葉(わお!)に逮捕されるというハマリ役。
ちなみにクライアントは大阪デジタルホン(というのがあったですよ、昔) これは名作!

という感じの彼の「会話技」は、さきに紹介した前作、「デス・プルーフ」でもおおいに活躍している。
後半部の立ち上がりに、たわいもないGAL`S TALKがえんえんと。
これでもって、前半とのアクセントをつけようとするか如く、あえて映画のリズムをぶった切っていた。。。。


そして今回!
当然そのタランティーノ節が炸裂しているのだが、これまでとは緊張感が「桁違い」
ビリビリ神経を逆なでする「会話」がオープニング早々から連発(!)
これで、観客はあっという間にタランティーノのペースに巻き込まれてしまう。。。。

他にも、いつもながら「音楽」の使い方が凄い。
そしてそれに伴い、名画の条件? 脳みそに焼き付いてしまう(笑)名シーンもばっちりと用意されている。


収拾のつかないまま、終わって申し訳ないが、改めて叫ばさせていただく。

こんな戦争映画、見たことない!

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初めてのシルバーウィーク。
遠出は控えて運動、読書など、日頃できないもろもろにいそしんだ。
このころの気候も断然! 心地よく、このタイミングの連休ってなかなかGOODだなと。


そしてモチロン!Football鑑賞もバッチリ。
先日思わず?記事をブログアップするほど、楽しんだ「Foot!」は2009-10 UEFAヨーロッパリーグ特集! 全ゴール紹介を皮切りに、充実の初シルバーウィークとなった。

最大の盛り上がりは、 英国リーグのマンチェスター・ダービー。
ダービーの魅力を改めて実感した!
まあ今回はテベスの マンチェスター・U → マンチェスター・シティの移籍があったから、よけいおもしろかったのだが。
話題を呼んだのが、マンチェスター駅前に出された大看板広告(J-sports ENG情報)
マン・シティ・ブルーをバックにあったのは、大写しのテベス(写真)
そして、コピーが効いている!「Welcome to Manchester」(笑)

あの44分のテベスのシュートが入っていたら....
ロスタイムがあんなに長くなかったら....
、と思うのは私だけではあるまい!

そしてスペインでは両ビッグ・チームが爆発!
今日の早朝のサンタンデール戦で、20分からわずか7分間で3点決めたバルサ。
その後、楽勝の 4 vs 1で勝利。
ズラタンは4試合連続ゴールでクラブ記録を作るわ(怪我大丈夫かな?)、メッシ2得点でどちらのゴールもすごいわ、イニエスタのプレーは復帰早々キレキレだわ、カンテラからの選手もたくさん活躍するわ、ケイタも献身的なプレーでまるでカンテラーノだわ、という感じで勢いが止まらないバルサ。
前節も苦手だったはずのアトレチコを 5 vs 2 で破ってるし。

そして好敵手のレアル・マドリッドも止まらない。
ジェレスとの前節は、前半 1 vs 1 だったものの、終盤に4発決めて快勝。
こちらも新エース、クリスチャン・ロナウドが開始早々の1発だけでなく、終盤の口火を切るゴールも決め、2得点。
ファン・ニステルローイも盤石の復活で、今晩のビジャレアル戦も楽しみだあ!
そして、究極のタノシミは......クラシコ.....

またスペインでは、渋いところでアスレチック・ビルバオが好調なのもウレシイ
バスク地方出身のみの純血主義を貫くこのチームが好調なのは、サッカー界にも明るいニュースだと思う。
FW ジョレンテがキレていて、頼もしい。
今晩は、アウェイでテネリフェでの試合。

あと、エスパニョール 中村のマラガ戦も、当然見逃せないかな!
そしてもうひとつ忘れてはいけないのは今日のAFC 日本チームのつぶし合い(涙)
今日と来週で勝ち上がったJチームには、バルサとガチンコできるかもという夢をかなえてほしい!

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DVDで、劇場に続き、2度めの鑑賞。
劇場では、エンドロールで「絶句」してしまった1作。

当時のアップは以下(と言ってもまだ5月、わずか4ヶ月前のことか!!)
2009-05-03「映画:グラン・トリノ Gran Torino 「名作」と呼ぶにふさわしい傑作」
その時の一言感想 = 正直まいったよ....
(以下、前回の感想には「<」付きで)


こうして改めて観ると、気づくことがたくさん。
まず、初見では気づかないような微妙なライティング。
<彼ならではの視点から発せられる端正な佇まいに、今回さらに磨きが
こういう感想に、ライティングがかなり寄与していると感じた。

<この主人公が、変質するアメリカ社会を生きるアメリカ自身であるのは明確。
<「多民族国家」の意味が変質しつつある様子が、ありありと描写される。
ラスト、タオと警官の短い会話のシーンにも、解体されつつあるアメリカをみて、ぞっと!


ラストに向かう伏線が、幾重にも重なってくることも今回発見。
オープニングは「死」で始まり、ラストも「死」と「生」が交錯する。
観るたびに違う感想が書けそう....



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(上)(下)2巻のまずは上巻から。

上巻では、アルカイダ構成メンバーの個人史を淡々と追っていく。
そのメンバーたちを歪ませていったのは、復讐への渇望を生み出してしまった「拷問」(ザワヒリ)だったり、「成功欲」だったりする。
優秀な建築家の息子に生まれたものの、自分のやりたいことが見つからず、ソ連が進攻したアフガンに行き、そこで遂に経験した「戦争」経験から、急進的なイスラム発想へ。
行くところのない若者たちに、自分のカネを気前良く与え続けることで人望を集め、アルカイダという組織を結成する。
その人物が、ウサマ・ビンラディン。

P193のくだりを引用したい。
殉教という行為は、報われることのあまりに少ない人生との理想的な代替物をそうした若者に与えた。
輝ける死によって、罪人は最初の血のほとばしりとともに許され、死に至る以前に、すでに遠国にそのところを得ると言われている。
ひとりの殉教者の犠牲により、一族の70人が地獄の業火から救われるかもしれないのだ。
貧しい殉教者は天国で、地球そのものよりも価値のある宝石で飾られる。
カネがなめれば女性と知り合うチャンスもなく、しかも高望みを厭う文化の中で育てられた若者が、ひとたび殉教者になりさえすれば、72人の処女と夫婦になる喜びに浸れるという。
コーランによれば、「黒い目の美しいおとめたちは「秘められた真珠のように純血」だというではないか。
そんな女性たちが肉と果物とこのうえなき清浄なワインというご馳走とともに、殉教者を待っているのだ。

ムスリム社会に亀裂を生み出した「ジハードの宣言」は、本来のコーランの「無理強いは禁物」という強制改宗への否定から180度ずれた代物だった。
これにはまってしまう若者たち、という構造は、現代でいうと、まるで新興宗教まがいの出来に感じる。

だが現実はこれらの人物が集合体の形を強め、アメリカを倒すべき敵として突き進む。
最後の章で場面はアメリカに移り、911への緊迫が高まり、Finish。

上巻は慣れないイスラム社会の話が多く読みづらかったが、注釈の量が多いことからもすぐわかるように、取材がしっかりしていて好感がもてた。
さすが、ピュリツァー賞受賞作品。

さっそく下巻を読もう....

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しつこい感じですが、記録をのこすという意味もありアップ。
もうしばらくは、記録更新はなさそうだし、お許しいただきたい!


週アクセス者総数(IP)が初めて1000位以内に。
2009.09.13 ~ 2009.09.19の結果で、 4851 IP(1293995ブログ中、677 位 )

先週9/13(日)の訪問者数:1949 IP が決定的に効いているのは明白だが。


過去からの推移は、
5月 2639 IP(118%)→ 6月末 3122 IP (118%)→ 先週 4851 IP(155%)

ここでも今回の伸びが際立つ。
ちなみに、月曜以降も、流入した方が継続的にこのブログをチェックしてくれているよう。
毎日のIP数も100弱くらい底上げしている。
なんか?はずみがついてきたことは確か。
ただ、あまり数字にとらわれるのも何だし、そもそもこの数字がどうなのかも良くわからない(笑)


写真は、4851という数字にちなんで、西鉄バス(飯塚) 4851 筑豊200か・124 三菱:U-MS716S(西日本車体・平成5年式)

平成5年に配置。 現在は飯塚~八木山バイパス~福岡空港・博多駅間の急行バスとして運行。 


4851をキーワードで写真をググってみて、この写真を選んだ。
福岡出張で偶然に乗るようなことがあったら、楽しいかも?
こうした検索の楽しみ方も、こうしてブログやる中で身につけてきた遊び。
こうやれば、きっと数字も少しは記憶しやすいかなろいうレベルだが。

で、ここで思ったのだけれど、この方法、勉強・仕事にも役にたつかも?
関係ないものを関連づけることで、記憶しやすいと良く言うではないか!
今度どうしてもおぼえない数字がある時にやってみよう。

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先日、当プログの新記録(日 1949 IP)が生まれた。
全ブログ(1,289,085)中 、86位と健闘した。

その理由は前日にアップした内容に尽きる。
コンテンツのクオリティに反して日本民放全国ネットワークで未放送だった「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」について、衛星放送時に記事アップしたとともに、今回の「放送当日」もフォローしたことによる。


そして、当日の「時間別」閲覧数は以下の通り。

19時~ 155
20時~ 492
21時~ 648
22時~ 366

20時くらいから検索数が急増し、そのピークは21時~22時の間。
放送時間は、21:02~22:54なので、番組がはじまってからのアクセスもかなりの数になる(1000件以上)
番組の毎分視聴率をチェックしてみたところ、番組開始時から終了に向けて、じわじわ視聴率が上がっていっている。
こうしたことから今回の結果は、どうも一時聞いた「ダブルスクリーン」という言葉で理解できそう。
「ダブルスクリーン」とはつまり、テレビを見ながらネットすること。
この番組にたまたまチャンネル会わせた人が、興味をもって次々と検索行動に出たと思われる。


あらゆるコンテンツ情報の「目利き」であり続けることで、そのコンテンツがあらゆるメディアの4番バッター「テレビ」で放送された時に、そのブログ記事が大きくクローズ・アップされる、ということか。
そういう点で、テレビってやっぱチカラがあるな、と改めて感じた次第である!

ブログを書く側としては、書いた内容も含めた「コンテンツ全体の質」が重要だあと改めて確信(当たり前のことだが)
今後も、そういう「目利き」を目指して、もっともっと精進することが、ブログの価値を上げていく。
当たり前だが、良い結論ではないか!

ということで乾杯!(写真=1949年生まれのコニャック)

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「Foot!」とは、J-sportsというスポーツチャンネルで、3周年を迎えたヨーロッパサッカーシーズンには毎週放送されているサッカー番組(1時間)
毎週金曜夜に更新されるのだが、今週分を観て、かなりたまげた!

その理由とは、昨年までの UEFA カップ が今年から規模拡大し、先週の木曜にグループリーグ 1st.legが行われたのだが、この全24試合のうちの全ゴールを紹介していたからだ。

同じ週に行われた、メイン・ストリームのUEFAチャンピオンズリーグについても当然番組冒頭でふれている。
のだが、試合数はこちらは8試合×2日間。

UEFAヨーロッパリーグはなんと今回から、1日に一気に、24試合(笑)
まるで迫力が違う!
とてもフォローしきれる代物ではない(結果調べているだけでも疲労度 強)
なので、こうやって映像ダイジェストでチェックできるのはタイヘンありがたい。

通常は観れない試合がたくさん(なんか昔のダイヤモンド・サッカーみたいやな~)
ヨーロッパ全土から、バレンシアやアヤックス、ブレーメンなどの大物から、はじめて観るようなチームまで様々。
この企画、ぜひ続けて欲しい!
それだけでなく、ゴールのみならず試合の雰囲気とかも伝えて欲しい!
もともとマニア向けの番組なんだから(笑)CLはそこそこに、あとはヨーロッパ1本に仕上げるくらいの割り切りがあって良いのでは。

PSついでに一言。オープニングで歌謡曲もどきがバックにかかり、倉敷氏がうれしそうに説明するシーンが心底嫌いである。
世界のサッカーを紹介する番組で、そりゃないでしょう......と毎週思っているのだが。

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先日、当プログのアクセス・データで大きく数字が動き、新記録を記録したことは先日ご報告済。
その日の集計ランキングで、訪問者総数(IP)が、初めて日 1900 IPを突破した。
1949 IP(写真はシャレで1949年に作られたワイン)で、 1,289,085ブログ中 、86位。


その理由は前日にアップした内容に尽きる。
コンテンツのクオリティに反して日本民放全国ネットワークで未放送だった「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」

このコンテンツに日本で言及しているメディアは極端に少なかった結果、当blogに検索から流入した。
当blogの当時の記事(2007年01月22日 ドラマ「911への道」WOWOW 今年最初のノックアウト。あっという間の5時間.... )、「今晩放送!「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」 The path to 911 」は検索エンジンの検索結果で上位3位くらいの位置にあったことも当然、関係あるだろう。

さてせっかくの機会なので、今日はテストケースとしてデータを元に、ブログアクセス数「急上昇」の検証、仮説・推論を行いたい。

まずこの前半のエントリーでは、上記の部分のデータ補足。
<このコンテンツに日本で言及しているメディアは極端に少なかった結果、当blogに検索から流入した

アクセスページのトップは、当然、
1747 今晩放送!「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」 The path to 911
当日のアクセスの半数を締めている。


ちなみに「検索」のワードは、上位20件が全て以下のよう。

アクセス数:検索ワード  
9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 411
9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 206  
9.11 アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 87
アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 51
9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 50  
アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 34
同時多発テロ 最後の真実 = 24
9.11アメリカ同時多発テロ最後の真実 = 22
「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実」 = 19
9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 18
9.11への道 = 16
911への道 = 15
9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 14
9.11 アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 14
9.11への道 = 12
最後の真実 映画 = 11
アメリカ同時多発テロ最後の真実 = 9
9.11 アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 8
映画 最後の真実 = 7
「9.11アメリカ同時多発テロ 最後の真実 = 7

ひとつの内容を検索するにしても、それぞれ個性?がでることがよくわかる。
文字・数字・スペースの「全角」「半角」だけでも、これだけ違う。

長くなってきたので、続きは「検証」:ブログアクセス数「急上昇」のキーワードは(2)で。

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ストレスの多い現代社会。
日々、ネット上だろうが、通勤電車だろうが、そして家庭だろうが、多くの軋轢が日々繰り返される。
そして究極は「クレーマー」とか「モンスター」(例:モンスター・ペアレント)
ちょっとしたことから、とんでもない事件に巻き込まれない。

自分的には思い出してみると、最近「激怒」したのは今年5月のある日。
あまりの怒りパワーにそれは数時間では納まらず、数週間続いた(笑)

こんな?「怒り」に焦点をあてたこの1冊。
結論からいうと、かなりのお勧め本である!


その理由をざっと4つほど挙げてみる。

1.先生ぶったところがなく、読者目線。
2.作者が女性。ならではの文章の平易さが、非常に読みやすい
3.その結果、「怒り」という難しいテーマをうまく整理している。
4.このアプローチが、よくある「マニュアル本」とは対極

「怒り」を否定するのではなく、(感情に「いい」「悪い」はない)もっとポジティブにとらえていて唸った(怒りはココロからのメッセージ、SOSの大事なサイン)

そういうものとした上で、「怒り」の裏にある感情を「言葉(げんご)」化することを勧めている。
それは具体例でいくつか表現されており、わかりやすいので実際に読まれることをお勧めする。


実は、先の列挙の最後「4.アプローチが、よくある「マニュアル本」とは対極」については、本の中で触れられている。
「マニュアルを鵜呑みにしない」という言葉で。
この文を読んだときに、この本が信頼に値するものだなと、すご~く腑に落ちた。
それがあって、ここまで気を細やかに使った表現だったのだなと。
究極の「マニュアル本」嫌いの私としてはウレシイ(笑)

自分の「怒り」の感情を引き起こしたものを冷静に分析すれば、それはその人ならではの個性・信条がある。
その信条をもし、「マニュアル」に頼るとその人の心のバランスに異常が生ずるのは「当たり前」とも言える。

と、さらっと読めるのに、なかなか「気づき」の多い、収穫がたくさんある1冊だった!
ということで、お勧めしておく。


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X-MEN映画は、 3部作でいったん完結。
そこで、ウルヴァリンを主役にしてスピンアウトし、登場したのが本作。

アメリカでの評判がイマイチだった.....
ので迷ったが、たま~に拳をギュッと握るとヤイバが3本、瞬間的に突き出ていないか幻想する私なので(笑)
それではチェックせざるえない。
さて感想は。。


いや~私は十分に元を取るくらい、楽しみました!
話はさっさか場面展開するし、新キャラはあれやこれや登場する(昔からのファンにはたまらないらしい)
アクションも派手すぎず、地味すぎず、ウルヴァリンらしい技も出て、ちょうどツボに入る感じ。
そして最後にはアノ人物も登場して、ばっちり締める。


続編もありそうで、こりゃ~また楽しみ。
まあ次の究極の一手として、その監督はブライアン・シンガー復活という手はあるのか?
それはそれで燃えるが(笑)



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