日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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たった今終了した【UEFA チャンピオンズリーグ】のベスト8 第1試合2nd-leg。
その結果は.....

FCポルト vs マンチェスターUの結果 = 1 vs 0 マンチェスターU(英)が勝ち抜け。

アーセナル vs ビジャレアルの結果  = 3 vs 0 アーセナル(英)が勝ち抜け。


昨日、チェルシー(英)が残ったので、スペイン勢唯一の生き残りのバルセロナ以外はプレミア×3!
プレミアについては最強リーグというよりは、バブル期に「金」が多く集まった有力チーム、という印象が強い。

思い出すのは、昨年5月に放送のあった、NHK-TV:「NHKスペシャル 沸騰都市2 ロンドン」。
ロンドンがサブプライム問題が世界的に現象化する前に、世界の金融の中心地化を猛・推進、ロシア、インド他の人材流入を促進するとともに、資本も取り込み国際化を進めることで巨大化してきた(今考えると愚か)。


驚いたのは、Football!もこの流れに先頭を切って?飛び込んでいったこと。
選手の価格が急上昇した結果、破綻したクラブがかなりの数あった状況の中、チェルシーのオーナーになったアブラモビッチ、マンチェスター・シティのオーナーになったタクシン前タイ首相(そして崩壊した)、そしてアーセナルのロシア富豪による買収騒動などで、番組の70%くらい締めていた。


一方こうなると、なぜ番組で触れないのと突っ込まざる得ないのは(2回め!)マンチェスター・ユナイテッド。
イギリスの代表的なFootball Clubであり、今年のチャンピオンズ・リーグを制したマンチェスター・ユナイテッドも既に外国から買収されている。
しかもそれは、アメリカNFLタンパベイ・バッカニアーズのオーナー、マルコム・グレーザー。
買収されたのは、2005年 5月16日。
また第3のチームリバプールでさえ、既にアメリカ資本に組み込まれている。


もう言うまでもないが、結論。
ロシア、アジアからの資本投入がこのプレミア勢の強さを形成している。
老舗ポルト、躍進ヴィジャレアルが破れたのは、そういう世界的潮流に対してなのだ。
これではFootball の快感もやや遠のいてしまう。

こうなったら、胸ゼッケンをあえてUNISEFに寄付するという大胆な、ソシオで成立しているあのクラブにどうしても期待してしまうのは仕方ない(笑)


と、ここまで書いて気づいたので修正。
アーセナルはそういう意味でいうと、金マンU(キンマンユー)とロシアchelseaとはやや違うポジションにある。
ベンゲル監督を中心とした若手育成で成果を上げてきているチームだからだ。
と、ほめようとしたところで、違う方向にまた思考が向いてしまった....

悪い表現でいうと、世界から将来の才能を「資本」で買い付けてチームを強化している。
そういう点ではバルサも同罪。
メッシはじめとして.....

Football界の問題点がなぜか早朝から吹き出してきて止まらない2009年 4月 16日の早朝なのだった。
ナンテコッタ!

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