日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

 

前にアップする程、勝手に盛り上がっていた、

DUNE 砂の惑星 Dune:  2分割構造に整理し豪華キャストで物語のスケール感を見事に映像化したPart One に続き、今秋やってくる Part Two への期待高まる。 

 

ところが!!!

 

全米公開が11月 3日 → 来年 3月15日 → ちょっと早まって 3月1日?

 

 

こうした本格的な大作は少ない一方、公開タイミングが難しいのだなと理解…

 

というのは「マーベル」系とかの「形だけ大作」が氾濫する昨今なので。

 

 

 

 

 

一方、今作(小説)の映画化は歴代評判が悪い(汗)

 

・デビッド・リンチ版(1984年)

DUNE デビット・リンチ版 ◯◯年ぶりに大スクリーンで鑑賞。壮大な世界観に挑戦した今作の評価が低かった理由は「プロデューサー」  

 

・ホドロフスキー版(2013年)=制作途中で中止!

 

 

 

なぜそうなるかというと、原作のスケールがあまりに大き過ぎて、映画の尺に入り切らないことが大きい。

 

 

 

 

 

何せ原作は、

 

 

・デューン 砂漠の救世主

 

 

・デューン 砂丘の子供たち

 

 

・デューン 砂漠の神皇帝

 

 

・デューン 砂漠の異端者

 

 

・デューン 砂丘の大聖堂

 

 

と5作もあり、映画化する場合、どの部分をどう切り取り作品化する技が問われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この難攻不落の原作?に、ドゥニ・ヴィルヌーヴ が挑戦中!なわけ。

 

Part One と Part Two に切り分けることで上手に切り抜けようとしている!

 

 

 

 

 

 

 

One の当ブログ的 満足ポイントは、

 

1, キャストが豪華でハマり役が多い

 

2. 物語のスケール感を見事に映像化

 

3. Part One と割り切ったことにより、すっきりした構造に!

 

 

当ブログ感想 = DUNE 砂の惑星 Dune: Part One  難攻不落の原作を「2部構成」?で乗り切りそうな見込みがたった? 壮大な Part One   

 

 

 

写真は Part Two のポスター。

 

 このバージョンはシンプルさが売り?!

 「ティモシー・シャラメ特化バージョン」とでもしておくか(笑)

 

 

実際、後編は更に「超豪華」だったキャスティングに加え、

 

・オースティン・バトラー(エルビス)

 

・フローレンス・ピュー(ドント・ウォーリー・ダーリン、ミッドサマー etc…)

 

そして、

・クリストファー・ウォーケン!!!

 

 

結論:2分割構造に整理し豪華キャストで物語のスケール感を見事に映像化したPart One に続き、来春やってくる Part Two への期待高まる。



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 1944年

敗色濃いナチス・ドイツ軍はやりたい放題しながら撤退中、一人の「老人」と「犬」に出くわす。

その老人は掘り当てたばかりの「金塊」をナチスに奪われるだけでなく、命も狙われ続ける(汗)

何せ相手は戦車すら持つ暴力をふるうプロの「部隊」

人数も揃っている相手に勝るわけもない…

 

 

ところがその老人はかつて、精鋭部隊の一員として名を馳せた伝説の兵士だった…

ここからナチスへの復讐が始まる…

とはいえ、持っているのはツルハシ1本のみ(汗)

 

 

 

 

ぶっちゃけ、この映画を一言にいうと「マカロニウエスタン」

(ジャンルは多少違うものの...)

 

現実味よりも、敵を次々と倒していく爽快感?を優先した作り。

 

 

新しい点があるとすると、クライマックス。

「マカロニウエスタン」に、「ウーマンリブ」風味が加わる(笑)

今風にいうと、ジェンダー配慮、とでも言うか?!

 

 

 

 

というわけであっという間に結論へ。

 

結論 = 一言にいうと「マカロニウエスタン」(ジャンルは多少違うものの...)



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衝撃の事実の映画化。

 

その衝撃の事実については以下のドキュメンタリーでわかる。

REALITY WINNER ロシアによる「米国選挙への介入」を告発した人物本人が語る、日本人もよくよく知るべき衝撃の事実、は早々に日本公開すべき 

 

 

 

 

この話を映画化したのが今作。

 

主人公は、リアリティ・ウィナー Reality Winner(なんて名前だ!)

シドニー・スウィーニー が演じている。

 

 

 

 

2017年 6月。

 

買い物から帰った主人公は家の前で職質を受ける。

2人の人物は、FB I(汗)

ここからの1時間強を、実際の場の録音を元に「再現」

 

 

 

結果、彼女は酷い目にあう。

が、ここではその部分は隠喩であり、鑑賞者が自身で判断するようになっている。

(それはリンクに詳しい)

このため、これ以上は語らないことに、する。

 

 

 

 

最後に。

 

もしこの件で教訓があるとすると、

 

= 叩くときは覚悟を持って「正しいメディア」で「徹底的にやれ」(汗)

 

 

結論:衝撃の事実の映画化。90分でその事実を実際の場の録音を元に「再現」(汗)



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伏線を貼りまくる前半中盤、そして結末に突き進む後半で合計3時間26分(206分)

さすがは スコセッシ(写真:中央)、緊張感ある画面が続くため長くは感じないが、長いは長い(笑)

 

 

 

まだ読めていないが、今年有数の1冊と評価されている「万物の黎明」にテーマが近いと感じた。

 

「万物の黎明」が主張する最重要ポイントとして「先住民の政治思想がヨーロッパに勝る」ことを恐れた啓蒙思想家たちが「自らをより進んだ文明として位置付けようと試みた」

この映画もそんな展開。

 

 

 

主人公は ディカプリオ だが、圧倒的な存在感を放つのが デ・ニーロ。

先住民族に寄り添う白人、という立ち位置のように振る舞う一方…

血のつながっている ディカプリオ を操り次々と…

 

そしてラスト、スコセッシ自身も登場する斬新な締めくくり。

最後の最後は先住民が音楽と共に静かに怒りを表現してフィニッシュ!

 

 

 

でエンドタイトルで気づく。

音楽 = ロビー・ロバートソン(The Band のメンバーで最近お亡くなりに…)

 

もしかしてこの映画音楽が彼の遺作?

 

 

結論:スコセッシ魂が炸裂する力作、206分(笑) 例えるにそれは100%ジュースじゃなく、120%濃縮ジュース(笑)



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直前の記事をアップ後、ネットでこんなの発見(汗)

 

The new IMAX poster for Godzilla Minus One is insane!!!

 

確かに狂ってる!!!



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コロナ禍を経過してから、どうもハリウッドがパッとしない傾向が続いていると感じている…

 

例えばそれは、

・Netflix、AMAZONプライムなどの新勢力がコロナ禍に乗じて拡大

・つまり劇場に来れなかった映画ファンを一定量囲い込み?!?

・アメコミを原作とする、安易としか思えないレベルのSFヒーロー映画の大量生産

・買収によるスタジオの巨大化がハリウッドの衰退を推進?

 

 

そんな中、日本でも凄いのが出来るんだぞ!な一作が 11月 3日(金)に満を辞して 登場!

 

 

 

 

それは、ゴジラ!

 

ハリウッド版の「GODZILLA ゴジラ」(ギャレス・エドワーズ版)のやや大味さと違い、「シン・ゴジラ」では日本の存在感を示すことができた。

 

 

すると今度は、「ゴジラ -1.0」(マイナス・ワン

 

戦争直後の1940年代後半、既にいったん壊滅しかかった東京に時代を設定。

 

こんな時代なので、ゴジラに来襲されても「何もできない」

ただやられるだけ

ただ逃げるだけ…

 

アメリカはゴジラの来襲直前、厳しい判断を。

ロシアとの冷戦の向き合いの中、この件に関し「一切関与できない」と(汗)

日本政府でさえ弱腰で「今後の対策はあくまでも民間でやってください」(汗)

 

銀座を中心とする東京がメタメタに破壊され、見るも無惨な状況に陥る。

 

そんな中…

 

 

 

主演の2人が日本では話題沸騰したNHK朝ドラ「らんまん」の2人というのは偶然とはいえ、勢いはついている!

特に主演の 神木 隆之介 は大河ドラマ「いだてん」でワーワー言ってた時の青臭さから大いに成長。

ヒロインの 浜辺 美波 も登場シーンはやや少ないものの、それなりの存在感を放っていた。

 

 

 

これ以上は書けないので結論にいくが、日本人として誇れる結果に。

 

結論:ハリウッドがやや退潮気味な中、「日本にはゴジラ映画があるぞ!」と 胸を張れる 喜び(笑)



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TENET(2020)以来の大型SF大作。

テネット TENET  ノーラン節が炸裂!しまくる 約 2時間30分。前半はアクションものとして、後半は SF色強いクライマックスをおおいに 堪能!!!  

 

かつ!

 

主演が同じ(笑)= ジョン・デビッド・ワシントン

 

 

 

 

見始めた時にすぐ感じたのは…

 

本来であれば「無情報」で鑑賞した方が良かったかも?な印象がまず…

SFとはいえ、状況設定を知り過ぎてるんじゃないかと。

 

それらは例えば、

 

まるでベトナム戦争?!な、A I を信頼するニューアジア vs アメリカ、の対立構造とか、

 

アメリカの切り札は宙に浮く巨大戦艦、とか

 

主人公が結果的に?置かれてしまう立場、とか

 

etc…

 

 

 

 

 

 

とは言いつつ、

 

物語が進むにつれ、鑑賞以前のそれまでの認識と違う「真実」が少しずつ明らかになっていく展開…

 

 

さらに主演が TENET と同じ ジョン・デビッド・ワシントン効果も現れてくる(笑)

彼の置かれている状況設定はもちろん、彼の演技力が効いてくる!

(あっ、渡辺 謙 も効いてます!)

 

これ以上書くと無駄なことまで記述しそうなので、早めの結論に。

 

 

結論:TENET(2020)以来の大型SF大作は、当ブログとしては及第点をあげたい!



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デイミアン・チャゼル監督の最新作

 

 

彼といえば、「セッション」→「ラ・ラ・ランド」と躍進中の監督の一人。

 

その デイミアン・チャゼル監督の最新作は → 1920年代。

サイレント → トーキーへの移行する真っ只中の ハリウッド にフォーカス!

 

 

サイレント → トーキー というと、「アーティスト」とか某「超有名映画」が既に存在する。

そこで? チャゼル はその対比を強調する作戦をとったか、サイレント末期を豪華絢爛で破茶滅茶な世界に。

 

どうもこれが裏目に出て、「退廃的すぎる」などの批判を受けた。

さらに前半のその部分がしつこ過ぎたか?映画の全長が  × 189分(3時間超)なのもその批判的な口調に加担したよう…

 

 

 

一方で当ブログ的には、ラスト30分の物語の収束部分 の素晴らしさにおいて、この映画は「傑作」評価。

デイミアン・チャゼルの 映画愛 が炸裂しているある意味「偉大」な一本、だと。

 

どう収束するか。

未見の方は直ちに何らかの方法で確認されたし!

 

 

あっもうひとつ。

演技でいうと、意外に重要な役で元バットマンの トビー・マグアイア の怪演が面白い。

(写真:右下。 面白いことに、ポスターによっては 隠れキャラ化 していた!)

 

結論:「退廃的すぎる」などと敬遠されがちだが、実は デイミアン・チャゼルの映画愛が炸裂しているある意味「偉大」な一本。



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ロシアによる「米国選挙への介入」が大問題となったが、今作はその情報提供が 暴露 だった事実を扱うドキュメンタリー。

 

 

その告発に至った本人の名前にまず驚き!

 

 Reality Winner

 

偶然とはいえ、凄い名前…

 

 

彼女自身が、なぜ告発に至ったか、その想いを語る。

その彼女をメインに、両親・妹、さらに F B I にまで踏み込んで行く90分(汗)

 

 

 

 

ドキュメンタリーなので、それぞれの人物の言葉が異様に重い。

本人は逮捕され、ジャーナリストたちは沈黙を強いられ、主たるジャーナリストは刑務所にまで送られてしまう...

 

当然、獄中の Reality Winner にも面会不可…

辛い事実が次々と浮き彫りとなってくる(汗)

 

 

 

 

本人 Reality Winner は数年拘束されたのち、釈放されやっと家に戻る。

その際のインタビューを元にそれまで制作した映像に加え改めて完成したのが本作となっている。

クラウドファンディングでお金を集ったことでそれが実現した。

(2021年制作、ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮)

 

 

 

I knew it was secret.

But I also knew I had pledged service to the American people. 

(Reality Leigh Winner)

 

 

この Reality Winner の行動がなければ、ロシアによる「米国選挙への介入問題」は秘密になっていたかもしれない。

 

つまりその行動がなければ「なかったこと」にされていたわけだ。

 

 

と考えるだけで、思わず ゾッ!とせざる得ない…

 

 

 

 

結論:日本人もよくよく知るべき衝撃の事実、をドキュメント。演劇化・さらに映画化(タイトル = Reality )されムーブメント拡大中 → 両作とも早々に日本公開すべき → 映画版は11月18日公開!

 

P.S. 先日 IFC での映画+関係者登壇インタビュー、の話をアップしたが実はコチラも滞在中にあった(汗)

 がその当日はカラダが空いていなかったのが、今にしてみると非常に残念!

 

一度は観てみたかったIFCならではの「監督の登壇による解説つき上映」を、なんとスティーブン・ソダーバーグ作で実現!

 

 

P.S.② 池上センセ も流石、この映画に注目しているようです!

池上彰が映画で世界を解説! 『リアリティ』──トランプ政権を揺るがす疑惑はなぜ隠蔽され、暴露した女性は逮捕されるのか?

 



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実にNYっぽい体験をしましたのでご報告。
 
 
IFC(Interenational Film Center)に話題のドキュメント映画を観に(別途アップ予定)
 
映画が終わった時に入口のイーゼルにかかってた情報が最新のものに入れ替わり。
 
 
 
どれどれと見るとそれは、
 
1. 一度は観てみたかったIFCならではの「監督の登壇による解説つき上映」
 
2. かつ監督は著名なスティーブン・ソダーバーグ(写真)
 
だったので一も二もなくそれを選択。
 
 
 
すると実に多彩な監督作らしく?セリフが「皆無」の実験的な「ぶっ飛んだ」映画(汗)
(別途アップ予定)
 
でしたが、これはこれで 実にNYっぽい体験 だったなと(笑)

 



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マンハッタンに住む、おしどり夫婦だったはずの2人。

 

ところが1つの事件をきっかけに、その関係にヒビが!

 

 

 

その事件とは「単なる偶然」で発覚した「ちょっとした事」とはいえ、主人公( 写真:右 ジュリア・ルイス=ドレイファス )にとってはシリアス。

 

彼女は人気作家で、新作を出せばダンナ( 写真:左 トビアス・メンジーズ)の評判が気になって仕方ない。

一方、セラピストのダンナは無難なコメントでやり過ごしていた。

(本人も仕事上のトラブルを抱えている最中、ではある中)

 

 

ところがある日、お互いがスポーツグッズショップでバッタリ!

たまたま旦那が彼女の最新作をケナしている現場を、結果的に「盗み聞き」

 

ここから2人の関係がギクシャクしてくる…

 

 

 

 

 

そのスポーツグッズショップがNYでは有名な老舗、パラゴン・スポーツ!

( 867 Broadway, NY  17th stあたり )

 

当ブログでさえ、何度かは足を運んだことのある超がつく有名店。

 

 

…という具合で、全てのショットはマンハッタン内。

 

そこでちょっと変わった感覚に陥った。

なぜかというと、この映画を鑑賞したのは NY マンハッタン。

ご近所で繰り広げられる物語だったわけだ!(笑)

 

 

 

その点で忘れ難い1本にはなったが、まあ随筆っぽいストーリーで不必要なようなプロットも点在。

そのせいもあってか?、本作は A24映画 の割には未だ日本公開が決まっていない。

 

NY好きにはたまらない映画ではあるものの、まあ仕方ないか…

 

 

結論:A24映画 の割には未だ日本公開が決まっていない、ニューヨーカー夫婦に思わず訪れた危機、を描く一本。



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場所は、I F C センター NY

 

そう、デビット・リンチ映画シリーズ上映中だったのだ!

 

 

 

 

 

 

でその中に、このデビット・リンチ版もあったので即っと鑑賞。

 

コチラは公開時酷評されていた映画。

壮大な物語を2時間半程度にギュッ!と押し込んだ結果「わかりにくい」という評価が多かったのだ…

 

 

現在第2作が待機している ドゥニ・ヴィルヌーヴ版 はこの問題を2分割することでクリアー?!

 

DUNE 砂の惑星 Dune:  2分割構造に整理し豪華キャストで物語のスケール感を見事に映像化したPart One に続き、今秋やってくる Part Two への期待高まる。 

 

とはいえ一方で「中途半端」な終わり方だという批判も受けているが(笑)

 

 

 

 

 

 

で今作。

 

このリンチ版でどうしても注目してしまうのが キャスティング。

 

まだ若き スティング(写真:左) が凶悪なヴィランを演じていて、存在感すこぶる高し!

 

さらに当ブログが大注目したのが、主人公のメンター を演じたパトリック・スチュワート(写真:中央 理由は言わない)

存在感たっぷりの演じぶりで、コチラも良かった!

 

 

あっ、で主人公は カイル・マクラクラン(写真:右)

 

 

 

 

 

物語の進行がモノローグ中心になってしまうのはリンチの責任ではなくプロデューサーの責任だということを改めて感じた。

(つまり、時間の問題)

 

もっと長いバージョンもTVで放送されたことがあるというから、そちらも観てみたいものだ!

 

 

 

結論:リンチワールド全開とは言えないが、壮大な世界観に挑戦した今作の評価が低かった理由は「プロデューサー」...



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今作、9月22日(金)に いよいよ日本公開!

 

当ブログに言わせればこのシリーズ、キアヌ・リーヴス 主演 の「ほぼ 漫画アクション」

 

ジョン・ウィック John Wick  久々にキレキレのキアヌ・リーブス103分    

           ↓

ジョン・ウィック:チャプター2 John Wick: Chapter 2 マトリックスでキアヌのスタント役だったヒトが監督の、漫画的アクション映画。   

           ↓

ジョン・ウィック*パラベラム John Wick:Parabellum 「マンガ」だと既に割り切れってさえいれば、NYっぽさも楽しめる快作?!?  

 

だがその「ほぼ 漫画アクション」が研ぎ澄まされ続けることで、評価アップ中(笑)

過去最高の興行成績も期待できそうらしい(笑)

 

 

 

 

 

さて、更に困ったことに?!? さらに日本人としては気になる話題が(汗)

 

映画初出演の日本人、リナ・サワヤマ が実にカッコよかったのだ!

で写真(笑)

 

 

 

というわけで、今作の注目ポイント(順不同)

 

・シリーズ最終作

 

・キアヌ・リーヴス の階段落ち(なんと × 222段!)

 

・引退したことになっていた某人物の復活 → キレキレの華麗なアクション

 

大阪 シークエンス があり、近未来的かつ外人好みっぽい 大阪に!

 

・そのシークエンスで登場する 真田 裕之 がやたら カッコいい!

 

・さらに登場する リナ・サワヤマ超カッコいい!(写真)

 

 

上記が(順不同)にしてあるのは、でないとストーリーを語ったことになりかねないから!

(つまりこれまで通り、ストーリーらしいストーリーがほとんどない 笑)

 

 

 というわけで、

 

結論 = 映画初出演の日本人、リナ・サワヤマ が実にカッコいいシリーズ最終作(笑)



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原作は ジュディ・ブルーム「神さま、わたしマーガレットです」(1970)

 

よくある女子青春ものなのだが、時代が1970年 周辺、なので全ての価値観がその時代。

写真のポスターさえ、1970年風のデザイン(汗)

 

 

 

 

主人公 マーガレット は、マンハッタンに両親と住んでいたが、シティから引っ越すことになる。

行き先はニュージャージーなので、実際そんなに遠くはないが、主人公にとっては大きな違い。

このため時々シティに住む祖母(右)の家にお泊まりしてNYを満喫。

 

 

年齢は6年生。

つまり性の目覚めの年代のため、女友達たちと苦戦しながら一歩一歩前へ…

母親(左)もその活動をサポートし見守りながらの、青春物語という構成。

 

 

ニュージャージー で友達ができたはいいが、グループのリーダー格はやたらの仕切りたがり(汗)

かつ付き合っていくうちに、性格的にも無理があることが発覚してくる…

 

 

 

 

 

俳優陣は写真の左右のベテラン2人= レイチェル・マクアダムス、キャシー・ベイツ

2人ともいい味出しているが、特に キャシー・ベイツ の孫を見守る お婆ちゃん 役がハマっている! 

 

この2人を中心に、主人公役 アビー・ライダー・フォートソン を盛り立てている。

まあ女性映画だから、こんなところかな?

 

 

 

俯瞰してみるに、やはり 1970年 周辺、の価値観が作品に適度な上品さを保たせている、と感じた(結果的に)

というのは昨今のこの手の性の目覚めの年代の女子青春ものは、ややぶっ飛び杉!、な傾向があるからだ!

(例えば「ブックスマート」とか「エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ」)

今作はあくまでも「笑って許せる」レベル(笑)

 

 

ということで、

 

結論:1970年 周辺、の価値観が作品に適度な上品さを保たせている点で お勧め!の 女子青春もの。

 

日本公開、ないのかな...



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ハマってしまい、MoMAに通い詰めた企画。

 

最近 再評価され注目されている キャスティング・ディレクター Casting Directors にフォーカスしたもの。

 

今回のフォーカスは、

 

・Ellen Lewis

 

・Laura Rosenthal

 

 

彼女たちがキャスティングした作品群が毎日2本 ~ 3本(週末)かかり、通い詰めた。

 

 

 

 

 

 

で3回目の今日は、ただでさえ謎めいた?ボブ・ディラン をさらに謎めいて描く一作「アイム・ノット・ゼア」(2007)

 

 

昨日から公開された「アステロイド・シティ」じゃないが、出演陣が異様に豪華!

 

 

・ケイト・ブランシェット(が、ボブ・ディラン?を演じる)

 

・故ヒース・レジャー(が、ボブ・ディラン?を演じる)

 

・リチャード・ギア(が、ボブ・ディラン?でいうかビリーザキッド、を演じる)

 

・クリスチャン・ベール(が、ボブ・ディラン?を演じる)

 

・ベン・ウィショー(が、ボブ・ディラン?を演じる)

 

・マーカス・カール・フランクリン(が、ボブ・ディラン?を演じる)

 

 

さらに女優陣で

 

・シャーロット・ゲーズンブール

 

・ジュリアン・ムーア

 

・ミシェル・ウイリアムズ

 

・キム・ゴードン!(バンド:ソニック・ユース のベース奏者)

 

 

とキャスティングだけでその異様さが伝わると思うが、当ブログのこのシリーズは元々タイトルにあるように、Casting Director に焦点を当てたもの。

 

鬼才トッド・ヘインズ と長い協力関係にあった Laura Rosenthal が大活躍!というわけ。

 

 ×6人がかりで ボブ・ディラン を様々な角度から表現しようという無理難題な企画をカタチにした(汗)

 

 

 

別途アップ予定なのが、このサントラ盤(CD ×2枚組)

上記にもある シャーロット・ゲーズンブール とか ソニック・ユース だけでなく、劇渋いメンツでディランの曲をカバーしまくっており、映画でふんだんに流れるこの音楽も映画の大事なアクセント。

 

 

結論: ×6人がかりで ボブ・ディラン を様々な角度から表現、Casting Director の腕の振るい所が万歳の一本。

 

 

シリーズ(1)A League of their own  はコチラ

 

シリーズ(2)名将シドニールメット遺作「その土曜日、7時58分」はコチラ



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