日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



正式タイトルは、The International ザ・バンク -堕ちた巨像-。
先日アップ(2009-03-27 映画:間もなく公開 The International ザ・バンク 期待のアクション・シーンとは)のようにかなり期待していた。
公開直前の金曜夕刊、この映画の広告のコピーが「現在の金融危機を予見した、衝撃のリアリティ」(笑)


さて実際観てどうだったか。
<しかも闘う相手が悪を働く銀行というストーリー。
<最近アメリカ国民怒りのAIUの例のボーナスの1件とか、CITI BANKのこととかがあるので
<そういう部分でもスカっとできそう

スカッとした!
悪行がエスカレートした銀行の行為がいよいよ許せなくなってくる主人公に、こちらの気持ちもシンクロしてくる。
演出も無駄がなく、じわじわじわじわ緊張感が高まってくる。

そしてクライマックスは、注目していた終盤のNYの「グッゲンハイム美術館」を舞台にしたアクション・シーン。
白を基調としたゆるやかならせん渦巻き(写真)で、突然巻き起こるバトルは壮絶!
このシーンが短かったらと心配していたのだが、テンション高いまんま時間もけっこうあって、期待に違わぬ出来。

2年間もの交渉の結果、2日間の撮影期間を得るとともに、巨大セットをくみ上げた執念が見事に実っている。
「007 慰めの報酬」の終盤での、あのなんだかよくわからない謎のホテルと比べると、雲泥の差。
あの不満タラタラだった気分が一気に解消された。
パークアベニューを北上するシーンとかも含め、いよいよ来るゾ感もたまらない。

(そんなかよと思われそうだが)ボーン・スプレマシーよりは下だが、ボーンアルティメンタムよりは上と思う。
このシーンを観るために、もう一回観に行ってもいいなと本気で思っている!

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