田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

朝から小説をかきだす。 麻屋与志夫

2017-05-08 05:47:21 | ブログ
5月8日 Mon.

●爽やかな朝だ。なにかいいことがあるような朝だ。

●薔薇の匂いが二階の書斎までただよってくる。

●ぶふおあ。ぶふおあ。と鳴いているのは、ミミズクなのかしら。

●幸運は座して待っていたのではやってこない。小説をかきだす。

●小説をかきつづけていると、ひとさまの小説を読む時間がなくなる。つらい。田舎住まいなので、世間さまがながれていく方向感をつかみにくい。新聞くらいはよく読まなければとおもうのだが。なかなかできない。

●クーンツと、菅浩江を読みたい。テレビを見る時間を削ることにした。


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家の中がみように広い――。麻屋与志夫

2017-05-07 09:09:22 | ブログ
5月7日 Sun.

●「パパは連休中――おとなしかったわね」
ソファに座り、テレビを見ながら「薔薇の番組やっているぞ」と呼びかけたところ、もどってきたカミサンの声。

●おとなしくしていたわけではない。子どもたちが来てにぎやかになると、カミサンが主役の家庭劇になる。わが家がカブリツキでみられる劇場となる。わたしは黙視。この子たちの、孫たちのいままでの来歴をじっと反芻する。こんなことがあった、あんなことがあった。あのときはたのしかった。かなしかった。うれしかった。……さまざまなイメージが交差して登場人物の背中にはりつき、さらにわたしをたのしませてくれる。

●さて、季節はいよいよ薔薇、本番。黄モッコウバラは咲いているが、鉢植えのバラも咲きだした。ピクチャはカミサンのブログ「猫と亭主とわたし」を検索しぜひどうぞ。狭小庭園ではありますが、花々に彩られた田舎町での初夏の庭をぜひご覧ください。

●遠隔住まいの家族たちが去っていって、家の中がみょうにガランとしている。老夫婦だけの静謐な生活がもどってきた。広い部屋の中でふたりで座して語らず――静かな時が流れている。かぎりなく、さびしい。こんな時だ。大家族で生活がなりたてばたのしいのにと思うのは。


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ゴールデンウイークもおわりですね。でも、わが家は輝き続けています。 麻屋与志夫

2017-05-06 04:29:48 | ブログ
5月6日 Sat.

●裏庭の節ちゃんに作ってもらったデッキが「猫レストラン」のようになってきた。最初はシルバー、濃いグレーのメス猫がまよいこんできた。かわいそうなのでブラッキ―の餌をわけてやった。もう、かれこれ二年くらい外猫として、シャシャと餌をたべにきている。
Newcomerの白猫。近所の飼い猫が三匹ほど。かなりのにぎわいだ。

●こんなふうに塾生がふえてくれればいいのになぁ。とGGは思う。

●デッキの向こうではツル薔薇がいままさに咲きだそうとしている。連休で、子どもや孫たちとも会えた。来られなかった次女のRの家族もすきをみて薔薇が咲いているうちにいくわよ、と連絡があった。それにカミサンの甥っ子からも薔薇は何時ごろ見ごろですかと、問い合わせがあった。田舎にあるわが家がいちばん輝いている季節だ。

●野鳥が緑の小枝で鳴く。街中を静流がながれている。歩いている人はほとんどいない。閑静な町だ。

●GGはあいかわらず、小説をかきつづけている。



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あとは神様、なんとかしてよ。 麻屋与志夫

2017-05-05 08:23:38 | ブログ
5月5日Fri.

●長女の家族がかえった。長男の家族がきた。一歳と五カ月になるRがあるけるようになっていた。お兄ちゃんのほうは、小学校の一年生。この子たちの成人式まではいきぬいてみようと思った。それには三ケタになるまで生きぬかなければならない。連続飲酒はつつしまなければ……と自戒した。

●鉢植えの薔薇が一輪咲いた。あとでカミサンに薔薇の名前をきかなければ。

●爽やかな五月の朝だ。二階の教室で原稿を書きだす。近所の教会の屋根の十字架をみながら、今宮神社の緑の木々をみながら原稿を書きだす。そのほか稲荷神社もある。神頼み。どうかいい小説が書けますように。

●ここまで精進して三度目のカムバック。完全復帰ができない。あとは神様なんとかしてよ。

 
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孫たちが小江戸栃木を訪ねた。GGは山本有三先生の孫弟子だ!

2017-05-04 07:03:07 | ブログ

5月4日 Thu.

●娘Sが来ている。孫たちが、「ただいまと」、と玄関を入るときにいうからうれしい。親のルーツに興味を持ってくれるのはうれしい。来鹿するさいに、栃木で途中下車して、小江戸栃木の街を散策してきたという。わたしの姉の嫁ぎ先、国登録建造物N商店を見て来た。姉の家は、二階のスノコ廊下が面白い。二階の廊下からしたにきた客がみえるようになっている。これまたうれしいことをいってくれる。

●前もっていってくれれば、大正時代までわが家の先祖が住んでいた家や、親戚もおおいことだし、案内してあげられたのに、これはざんねんだった。

●栃木といえば、わたしの恩師木村学司先生の師、山本有三先生が郷里の作家として有名だ。あれっ、そういえば、わたしは有三先生の孫弟子ということになるのかな。

●連休に自分の家のルーツを訪ねたり、じぶんをつくりあげてくれたひとびとのことを想うことは意義あることだ。


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五月薫風。薔薇。藤の花房。 麻屋与志夫

2017-05-03 04:43:24 | ブログ
5月3日 Wed.

●今日は長女のSが二人の娘、GGには孫をつれてやってくる。楽しみだ。

●正月から書きだした新作「尾長鳥」たいへんなことになっている。ショートショートのつもりで書きだしたのに、長編になりそうな勢いだ。こんなことは初めてだ。筆力がついたのか、GGになったのでいいかげんになってきたのか。わからないが、GG的には前向きにかんがえてよろこんでいる。

●鉢植えのバラはまだ咲かない。ツル薔薇の黄モッコウバラは咲き乱れている。

●カミサンは毎日大変だ。ジョウロでナンバイモ二階の鉢植えの薔薇に水やる。むかしは、駆け上がるような足音だったが、さすがにそうはいかない。おたがいに歳を痛感されられる。

●でも、まだこれから27年は生きる心づもりだ。こちらはソノ意気、なのだが……塾生が集まらないのが――GGが老いたと思われているかららしいのには、参った、まいった、マイッタ。

●教育には長い経験がものをいう、と自尊しているのですが、傍では、そうは思ってくれないのかな?

●野鳥の囀りをきき、緑の樹林を眺め、狭小庭園ではあるが薔薇の花々にかこまれた田舎暮らしを楽しんでいる。

●今日から連休。孫たちがつぎつぎとやってくる。

●五月薫風。薔薇。藤の花房。数えきれない花々のなかに埋まったあばら家での暮らしが一番楽しい季節。

 

      

  



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塀にかかる藤の花に雨が降る。 麻屋与志夫 

2017-05-02 12:18:32 | ブログ
5月2日 Tue.

●藤の花が咲いている。
鹿沼石の塀に垂れさがっている。
藤の花房は咲いてからも伸びる。
塀の上に達して伸び悩んでいる。
カミサンがそっと花房を塀の外側に細いツルごと誘引していた。
「心やさしきことをする女人かな」
と古文で表現したい風姿だった。

●鹿沼石(深岩石)は大谷石ほど名は知られていない。
日光の東照宮太郎杉のある大通りを少し行く。
「日光真光教会」が鹿沼石の建物だ。
雨が降り、水に濡れると幽かに青みをおびる。
そこはかとない青みをおびた石塀を見るのがすきだ。

●塀の東の隅には「モッコウバラ」が咲き乱れている。
黄色い可憐な花だ。
白もあるのだが、まだこのほうは咲きださない。

●いよいよ五月の薔薇の季節の到来だ。
カミサンが園芸趣味なので、花々にかこまれた日々をすごせる。
しあわせだ。


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「目には青葉山ほととぎす初鰹」

2017-05-01 16:32:10 | ブログ
5月1日 Mon.

●「目には青葉山ほととぎす初鰹」

●昼すぎてから雷雨。雷はならなかったが、遠くのほうで稲妻が光っていた。

●雨のあとで、山の緑が青々として美しい。裏の鍵山までは数十歩。この山は麹屋さんの鍵屋さんの持ち山だったので「カギヤマ」といった。いまのひとはなんと呼んでいるのだろうな。

●過日、K君が横浜からきたおり、ふたりで今宮神社の境内を散歩した。「ここに、荒むしろを敷いて麹がほしてあった」と彼がいった。わたしはまったく記憶になかった。いまかいている、「尾長鳥」にぜひかきいれてみたい。

●連休で孫たちがくる。たのしみだ。去年きたときに、ウグイスが鳴いているので彼女たちはおどろいていた。都会そだちの孫は、リアルに山でウグイスが鳴くのをあまりきいたことがなかったのだろう。梅にウグイスというが、夏でもウグイスは鳴いている。いまも、きれいな澄んだこえでホーホケキョウと鳴いている。

●もちろんホトトギスもウグイスと鳴き、競っている。

●初ガツオのほうはどうも、いけません。海なし県なので、魚は、初ガツオのおいしさは味わうことができません。刺身なんて、新聞紙の上に載せると文字が読めるほど薄くて、とてもたべられません。ざんねんです。魚のおいしいところに住みたいです。



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