6月19日
●暑かった。梅雨入りしたのにまだ雨が降り出さない。
おかしな天気だ。裏庭の杏の木で鶯が鳴いていた。梅ノ木で鳴いていた春のころとほとんどかわりがない。
それでも、こうも暑いとなんとなくたのしめない。
なにごとにも、旬というものがあるのだろう。
●数年前のことだった。藤の花が、夏の真っ盛りに咲いた。
あわれあわれ炎暑に咲きし藤の花
●こちらは鶯を鳴かせることも出来ない。花を咲かせることも出来ない。老木だ。
●毎晩小説を書いている。書くことは書ける。でも、若い人に読んでもらうと感覚的なずれがあるだろう。それが怖い。感覚的なことは、古びた脳細胞ではどうしょうもないみたいだ。そのうち、この欄にショートショートでも書いてみよう。
すでに、旬を過ぎた物書き。田舎住まいのGG不安なのだ。それでも、書くことはやめられない。執念といっていいのかもしれない。
●暑かった。梅雨入りしたのにまだ雨が降り出さない。
おかしな天気だ。裏庭の杏の木で鶯が鳴いていた。梅ノ木で鳴いていた春のころとほとんどかわりがない。
それでも、こうも暑いとなんとなくたのしめない。
なにごとにも、旬というものがあるのだろう。
●数年前のことだった。藤の花が、夏の真っ盛りに咲いた。
あわれあわれ炎暑に咲きし藤の花
●こちらは鶯を鳴かせることも出来ない。花を咲かせることも出来ない。老木だ。
●毎晩小説を書いている。書くことは書ける。でも、若い人に読んでもらうと感覚的なずれがあるだろう。それが怖い。感覚的なことは、古びた脳細胞ではどうしょうもないみたいだ。そのうち、この欄にショートショートでも書いてみよう。
すでに、旬を過ぎた物書き。田舎住まいのGG不安なのだ。それでも、書くことはやめられない。執念といっていいのかもしれない。