田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

Sanctuary禁猟区 麻屋与志夫

2023-01-11 13:35:46 | ブログ
1月11日 水曜日 晴 外気温10℃
Sanctuary禁猟区
いつもの散歩道。
御殿山病院の脇の道を坂田山団地に向って歩きはじめる。
セブンイレブンのある十字路で左折。
右側に「西城」昔、(鹿沼城)の家老をしていたという由緒ある家系でこの屋号かある。
――を右手にみて切通の坂をおりようとして、ふと左手を見た。

まだ残っていた。
赤い「禁猟区」という標識。
この標識がいつごろ立てられたのかしらない。
わたしの家の近所。
鹿沼ハリストス正教会の前にも同じ標識が立っていたのだが今はない。
この禁猟区を英語では sanctuary。

この単語をわたしはフォークナーの小説でおぼえた。
内容のあまりの凄まじさにおどろいた記憶がある。
ポパイという変質者がトウモロコシの穂軸で乱暴する話だ。

そんなことを思いだしながら坂をくだる。
この歩道は道端にベンチがある。
疲れればそこに座って休めるのがありがたい。
いまどこの地方でも東京からの移住者を期待している。
街にベンチの数をふやし退職後のひとたちを勧誘したらどうだろうか。

若い人はムリ。
田舎で義務教育をすませ、東京の私立高校に進学を希望する家庭には向いていないと思う。
ともかくお年寄りにやさしい街づくりが大切だ。

土地も家賃も驚くほど安いのだから可能性はおおいにあると老婆心ながら思っている。

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