田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

九十歳のGGが官能小説を書く覚悟。 麻屋与志夫

2022-07-31 12:21:14 | ブログ
7月31日4日曜日
●なにか理解できないときは、対象物が悪いのではなく、自分が悪い。と考えて生きてきた。いまの対象は、映画だ。それも非常に評判のいい「ドライブマイカー」。

●前回のブログで取り上げた。一週間ずっと考え続けている。家福の「ゴドーを待ちながら」
の舞台。この劇が日本に紹介されたときの感動をわたしは思いだしていた。書棚に、ベゲットの本はあるわけだ。いくら探してもみつからない。わたしは膨大な蔵書の前で動けなくなっていた。ちなみに、ベゲットのこの劇に感動したころ夢中で読んでいた本を探した。手にとってさらさらと黙読した。ピントこない。

●ベゲットの短編集は見つかった。「鎮静剤」冒頭の部分。――わたしがいくつのときに死んだかは忘れた。どう考えても年とってから死んだことはまちがいなさそうだ。九十歳ぐらいかな、それにしても長生きしたものだ――省略。

●読み進めて、呆然とした。九十歳はわたしの歳である。なんども書いているが数え年で北斎の享年。やはりそうなのだ。今年は死んでいく歳だ。でも医学も、栄養も、すべてのことが長生きにみかたしてくれている。人生100年時代。

●まだまだ、これからだと老骨に鞭をうっている。

●だが、感性が鈍くなったことはいなめない。くだんの映画に感動できなかったのは老化現象だと、結論。

●どうしたらいいのでしょうかね。いま流行りの強精剤でも飲んだら頭脳のほうも若返るのかな。いやいや、体と心ははべつものだ。だいいち、クスリなど買う余裕はない。いつも、ゲルピンだ。

●そこで、ピンときました。そうだ、官能小説を書こう。平成五年に「月刊小説」に書いて以来だ。

●九十歳のGGの書く、官能小説はどんなものになるのでしょうね。



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