田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「塾で教室を新築できるんけ」 麻屋与志夫

2020-02-08 11:45:40 | ブログ
2月8日 土曜日

●今日は午後から中三と中二の特訓がある。妻は中三の数学の授業を二階でやることになった。 しばらく使ってない教室なので掃除をしている。

●「よくこんな汚い教室にきてくれるわね」
とため息をもらしている。もちろんキレイに越したことはないが――。
ついに教室を新築することはできなかった。

●土建屋さんの子が生徒で来ていた。
「塾で教室が建てられるの」素朴な質問をされた。
洋品屋さんの子にいわれた。
「塾で銭になるんけ」返事に窮した。

●べつだん、「赤ひげ先生」をきどっているわけではない。
金銭には淡泊すぎたので、老後こんなに貧窮するとは思ってもみなかった。
なぜか、六十で寿命、とおもっていたふしがある。
いまでも、終活などという言葉はキライだ。
いのちがけで、小説をかきつづけて、ソの途中でパタリと死ぬ。
それでいいではないか。

●ただ心のこりなのは、こんなに頑張っっているのに、鹿沼の教育水準が低迷しているのを傍観していることしかできないことだ。

●せめて、塾に在籍している生徒だけでも、がんばって志望校にはいってもらいたい。
そのための特訓だ。

●これから この街はどうなっていくのだろう。

●妻は断捨離派。清潔好き。
わたしは ゴミ屋敷老人予備軍。

●机上が乱雑としているのは、まったく気にならない。
教室もまたしかり。

●彼女は、二階でまだ掃除をつづけている。

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