田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ルナが「へそ天」でわたしを、おもてなし 麻屋与志夫

2020-02-05 10:27:31 | ブログ
1月5日 水曜日

●KEYCOFFEE スペシャル ブレンドの香ばしいにおいが食卓にたゆたゆしている。
ひとくちすすっては一行書き、右手をのばし「へそ天」しているルナとたわむれる。

●写真が載せられないのがざんねんだ。「猫と亭主とわたし」妻のブログでご覧になってください。

●わが家に来てから一年とちょっとになるので、ルナがだいぶ慣れてきた。
八か月もペット売り場のケージのなかで生活していた。
だからルナは子供の時に覚えなければならない猫らしい、かわいらしい仕草をなかなかしなかった。
ところが、このところわたしがパソコンを打ていると「ちょっかい」をだす。手をのばしてくる。キーボードにのる。

●先日などはキーボードにのって「しぬた」とうちこんでしまった。
右足が「し」を押し、左足で「ぬた」と偶然押したのだ。
死ぬた。と連想してしまった。
妻が松戸まででかける朝だった。
縁起をかつぐわたしなので、「交通事故に、気をつけてよ」としつこいほど妻に声をかけた。
帰りの東武電車で人身事故があり、帰りがだいぶ遅れた。
でも、妻にはなにも異常は起きなかった。

●「こんどは、スリスリするの覚えてね」
妻がやさしくルナに声をかけている。
幼くして母親からひきはなされ八か月も孤独な生活、それも鉄格子のなかにとじこめられていたのだ。

●ルナはだから妻を母親とおもっているのだろう。
かたときも、妻のそばを離れない。
だから、妻が所用ができて、外出するとそわそわとしてさびしがる。

●今日は買い物に出かける。
「リールで犬みたいに連れて歩こうかしら」
妻の提案をききながして、わたしは二階に向う。


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