3月3日 日曜日
●終日雨。なすことなく、ぼんやりと庭をながめて過ごした。この家、この庭から子供たち三人は羽ばたいていった。ひとりひとりの、エビ―ソードの残っている庭だ。青虫をかって、蝶にしたのは息子のMだった。どこからともなく子猫をつれてきて遊んでいたのは娘のR。娘のSはよくクレヨンで絵をかいていた。
●いまは孫が6人もいる。
●雨が降ったので庭の土がかすかなニオイをたちのぼらせている。黒味をおびた。春が訪れる気配とはこうした兆候をいうのだろう。
●木々の芽がふくらみ、草の芽がふくらむ。
●去年の夏の異常な暑さのため薔薇はだいぶ枯れてしまった。妻の嘆きをよそに、予想しているよりも、新芽を吹いてくれるといいな。
●わたしはなにもしないから、この庭は妻がつくりあげたものだ。
●ことしはひさしぶりでルナがいる。かわいい。ヤンチャざかりのショートヘアだ。
●でも、外にはだせないだろうな。呼んでも近寄ってこない。家出されたらたいへんだ。
●妻との会話も、年相応の話題ばかりだ。
●明日からは塾の新学期。新しい生徒との出会いを期待している。生徒がふえるといいな。
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●木々の芽がふくらみ、草の芽がふくらむ。
●去年の夏の異常な暑さのため薔薇はだいぶ枯れてしまった。妻の嘆きをよそに、予想しているよりも、新芽を吹いてくれるといいな。
●わたしはなにもしないから、この庭は妻がつくりあげたものだ。
●ことしはひさしぶりでルナがいる。かわいい。ヤンチャざかりのショートヘアだ。
●でも、外にはだせないだろうな。呼んでも近寄ってこない。家出されたらたいへんだ。
●妻との会話も、年相応の話題ばかりだ。
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