田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

なんの変哲もない日々がもどつてきた。 麻屋与志夫

2015-09-20 02:36:59 | ブログ
9月20日 日曜日

●秋晴れの日がつづいている。
青空に赤とんぼがすいすい飛んでいる。
なにかホッとする光景だ。
酷暑、そのあとにつづいた秋の長雨。
豪雨。
山崩れ。
冠水被害。
まだ街からきれいに自然の猛威の爪痕が消えたわけではない。
でも赤とんぼが庭の物干しにとまっているのを見るとほっとする。
いつものなんの変哲もない自然の営みがありがたくすら思えてくる。

●彼岸花が咲いた。
これまたいつもの季節を忘れていなかった。
赤い曼珠沙華の花が小さな花火のように咲いている。
秋海棠も咲いている。
籐椅子に座ってお茶を飲みながら秋の花々を楽しんだ。
このところ身内の死がたてつづけにあった。
寂しさに耐えながら花を眺めているうちに……
これが年相応の老境なのだろうと思った。
いままで、ゆったりとした気分で庭の花を見たことなどなかった。

  彼岸花
  

  

  シュウカイドウ
  

●もっとも、悠然と長い間花を見ていたわけではない。
あまりこうした時間の過ごしかたは感心しない。
こんなことをしている場合ではないのだ。
書きかけの原稿があり過ぎる。
このままでは、あの世までパソコンをもちこんで、
小説を書かなければならない。

●そういえば、このブログは「恋愛小説」のカテゴリで書いている。
ソレナノニ、さっぱり恋愛小説がのらない。
どうしたの? としかられそうだ。
書きだしだけは、できている。
機会をみて、いや、ソノ気になつたらupしてみますね。


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あらすじ・内容
皆さんは、ナルトに封じ込められている「九尾」をしっていますよね。
九尾のキツネは時の天皇に愛されていた玉藻の前の化生した姿です。
では、本当の九尾とは――。
歴史にあらわれる「玉藻の前」は白人の金髪美人ではないでしょうか。
だから、色が白くて金色の毛だったといわれているのです。
生身の人間を、それもときの権力者の寵愛を一身にあつめていた女性を那須野が原まで追いつめて射殺したとあっては、おそれおおいので寓意で表現したのです。
そして、玉藻がひとりで都落ちして、那須野が原まで逃げてきたわけがありません。
玉藻にしたがう部族があったはずです。
9つの部族か゛、九尾軍団が玉藻を死守していたはずです。
今なお、そんな九尾伝説の残る街での出来事です――。
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。
勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。
老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。
那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。
勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい。
長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。
那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。
平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!
痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。


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 はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
 ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。
 










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