田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

いかりや長介/GG危機一髪!!/流行性感冒 麻屋与志夫

2012-12-05 06:30:42 | ブログ
12月5日 水曜日

●隣で寝ているブラッキを起こさないように。
そっとそっと起きて階下のトイレにおりた。
こんどはカミサンを起こさないように。
襖もガラスの引き戸も盗人のようにひそやかに開ける。

●やっとたどりついた洗面所のミラー。
なにげなくみた顔は「いかりや長介」になっていた。
「踊る大捜査線」のワクさんの顔といったほうがとおりがいいかな。
鼻の下や唇のあたりに小皺がよっている。

●「えっ! 。これって、おれなの!! 。おれなの!!! 」
と三度こころのなかで絶叫。
そこで、やっと納得した。
シブトク機能してくれていた奥歯を三本ほど一昨日ぬかれてしまった。
ながいあいだ、ほんとうにありがとう。
これまたころのなかで、感謝しながら、その歯をポケットに入れてもちかえった。

●そして昨日は三週間ぶりで無精ひげをそった。
だから、歯ナシ、ヒゲ無で、鼻の下に皺が寄っているのがよけいに目についたのだ。
どうみても、どうみなくても、これはやはりGG面だ。
ここで顔を洗って、とはいかない。
だいたい顔を洗うなどということはあまりしない。
目の下をちょっとぬらす程度だ。
即刻。
書斎にかけあがりパソコンに向かう。

●山梨のトンネル事故がたいへんなことになっている。
死者も9名ほどになった。
なんとも痛ましい崩落事故だ。
打音検査をしなかったので劣化を見逃していた。
と報道されている。

●GGは3日の歯科のかえり危うく交通事故にあうところだった。
駅前の十字路、もちろん信号は緑なので安心して渡っていた。
白の乗用車が走りこんできてGGのヒザに接触した。
まさに紙一重で、跳ね飛ばされるところだった。
事故はいつおきるかわからない。
怖い世の中になったものだ。

●塾の授業でもいろいろなことがおきる。
一年生のT君が元気な姿をみせてくれた。
「今年のリュウカンは熱がでるの?」
ときいたところ、みんなキョトンとしている。
流感。
感冒。
という言葉をしらないのだ。
流行性感冒。
省略して、流感というのだよ。
と教えたついでに12月8日は何の日かきいてみた。
これまただれもしらない。
昭和は遠くなりにけり。
ということなのだろう。
生きた社会科の教科書のようなGGはそこで、懐古談を5分ほどした。

●孫の歳の教え子たちだから、可愛いし、何かひとこと言いたくなる。
口うるさくて、ゴメンよ。

●インフルエンザを流行性感冒。
「流感」という言葉は、中学三年生もしらなかった。


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コメント (2)
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