田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

GGの決意   麻屋与志夫

2012-08-31 05:09:59 | ブログ
8月31日 金曜日

●暦のうえでは猛暑の八月も今日で終わる。
ところが、今朝は暑くて寝汗をかいていた。
室温28°。
これでは汗をかくわけだ。
こうなると、パソコンにむかうのが億劫になる。

●一時間ほど吉増剛造「わたしは燃えたつ蜃気楼」をよむ。
この詩人からはいつも文学的エネルギーを注入される。
ありがたいことだ。
彼が詩壇に登場したころ。
中上健次が小説を書きだした頃までは、
ゴツイ、骨太の作品が文学の本道だった。

●最近の作家の作品はあまり読まないので批判的なことは言えない。
ビンボウしているから新刊本はあまりかえない。
若い時から買いためた雑書が家中にある。
本の重みで床が抜けるほどだ。
その蔵書の海から、
ときどき掬いあげるように、
昔慣れ親しんだ作家の作品をよみかえしている。

●これがけっこうたのしい。
健次さんはすでに黄泉の人。
いま生きていたらどんな作品をかいたろうか。
あのころは、おおぜいの文学仲間に支えられていた。
いまあのひとたちは……どこにいるのだろうか。
そんなことをかんがえながら読書する。

●過去をふりかえっていてもそこに回帰するとはかんがえてはいない。

●まだまださきに歩けそうだ。
まだ歩きつづけられそうだ。
思い出の重みを背に、
GGは来月から、
ということは明日からまた小説をかきだす覚悟を決めました。


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