ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

「自由民主党総裁選挙」の研究 - 19 ( 自由民主党への怒りと諫言 )

2024-09-09 07:41:34 | 徒然の記

  「研究の第二段階」〈「派閥・長老」と「裏金問題」〉の続きです。

 今回も、「ねこ庭」の過去記事と大部分が重なります。修正していますが重複しますので、記憶力の良い方はスルーしてください。

 〈  マスコミや法曹界との関係を、教授はどこで得たのか。 〉

 新しい疑問が湧いた時、ウィキペディアが教えた氏の経歴を思い出しました。

  ・1991  ( 平成3 ) 年 博士後期課程の単位取得後に退学 日本学術振興会・特別研究員となる

 「日本学術振興会」とはどんな組織なのか ?  驚く発見の一つが、ここにありました。ウィキペディアの説明を紹介します。

 〈 独立行政法人 日本学術振興会 〉

  ・日本学術振興会は、文部科学省所管の外郭団体である

  ・学術研究の助成、研究者の養成のための資金の支給、学術に関する国際交流の促進、学術の応用に関する研究等を行うことにより、学術の振興を図ることを目的とする

  ・独立行政法人日本学術振興会法第3条により、「日本学術会議」と緊密な連携を図ることとされている

 「ねこ庭」の推測が当たり、「日本学術会議」との関係が見つかりました。同会議は、「反日左翼マスコミ」と共にGHQが日本に残した「トロイの木馬」の一つです。

 「日本学術会議」に所属する学者の多くは、政府委員やマスコミでの言論活動などを通じ、日本を弱体化する主張を展開します。上脇氏はたまたま「パーティー券問題」で浮かび上がった左翼活動教授でなく、最初から「日本学術会議」と連携プレーをする仲間でした。

 「日本学術会議」を支配しているのは、日本共産党です。

 同党は誰もが知る通り、浮かんでは消える他の弱小野党と違い、戦前から一貫して続く反日左翼政党で、学界、教育界、法曹界に強い影響力を持っています。

 学界で言えば、「日本学術会議」と「東大社会科学研究所」、教育界では「大学の教授会」「日教組」、法曹界では「日本弁護士会」と「青年法律家協会(青法協)」です。

 もう一つの発見は、氏が組んでいる相手の坂口徳雄氏でした。「ねこ庭」が知らなかっただけで、氏は有名な人権派弁護士で、むしろ法曹界では上脇教授以上に知られていた人物です。

 昭和46年、氏は司法研修生の時、青年法律家協会に所属しているという理由で任官拒否された経験の持ち主でした。任官拒否された研修生が複数名いたので、修了式の時発言許可を求め、疑問を述べたことで罷免措置を受けています。

 罷免から2年後の昭和48年に、研修習生としての再採用が決まり、同年4月に法曹資格を回復して後、人権派弁護士として名前を知られるようになりました。

  平成14年に、上脇氏が市民団体のネットワーク「政治資金オンブズマン」を立ち上げた時、坂口弁護士と組んだのは偶然でなかったと思われます。

 「パーティー券問題」で共産党はほとんどマスコミに顔を見せませんが、「反日勢力」を結集し「反自民活動」をしている図が見えてきました。

 今回の「裏金問題」騒ぎは、「反日左翼勢力」と繋がった上脇教授の活動を軽視し、政権にあぐらをかいた自由民主党がどれほど驕っていたかの証明にもなります。

 自由民主党の派閥の裏金問題が大きなスキャンダルとなり、吹き荒れた背景には、庶民の苦労を忘れ金銭感覚を無くした政治家を、国民が許さなかったという事実があります。

 「ねこ庭」は上脇教授や共産党を敵視し、力尽くで彼らの活動を無くすべきと考えていません。「反日左翼勢力」の活動は、政権与党への批判という面から見れば「必要悪」です。

 以下は「ねこ庭」の過去記事の繰り返しになりますが、自由民主党の議員諸氏へ怒りと諫言になります。大時代的で気負った言い方が、どこか青山議員に似ています。

  ・自由民主党は、これを機に党内の「腐った議員」を処分すべし

  ・自由民主党内の議員諸氏は、明治維新を成し遂げた幕末の志士を見習うべし

  ・20代の若さで決起し、強大な幕府に立ち向かった彼らの爪の垢を煎じて飲むべし

  ・議員諸氏に欠けているのは、「愛国心」と「武士 ( もののふ ) の心」である

  ・議員諸氏が忘れているのは、「物言わぬ愛国の庶民」と「国の中心である皇室」の大切さである

 何時かこの言葉が自由民主党の議員に届いてくれることを祈りながら、今回も「ねこ庭の独り言」を繰り返しました。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々が、どのように感じられるのか分かりませんが、「研究の第二段階」〈「派閥・長老」と「裏金問題」〉に、一区切りをつけたのではないかと考えています。

 「ねこ庭」の過去記事からの引用は今回で終わり、次回は「裏金問題」と「総裁選挙」のつながりを考えます。偏った見方と笑われるかも知れませんが、「研究結果の総まとめ」です。

 お付き合い頂ける方だけ、「ねこ庭」へ足をお運びください。

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