ねこ庭の独り言

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日航機123便墜落事故 17 - ( 三橋貴明氏の意見 )

2024-07-12 16:38:36 | 徒然の記

 三橋氏の意見は分かりやすいので、コメントなしでしばらく紹介します。

  〈 5. 三橋貴明氏の意見 〉・・21分32秒  ( 令和6年4月5日放映 )

   ・『書いてはいけない』を書かれた森永先生を、三橋 TVの「経済塾」第三回目にお招きしてゲスト講義をしていただきました。

   ・その時お聞きした「日航機123便墜落事故」の問題があまりに大きかったので、森永先生の許可をいただいて、その部分だけを切り取らせて頂きユーチューブに配信しましたところ、あっという間に10万視聴を超えました。

   ・そこで本日は、森永先生の「日航機123便墜落事故」の講義の話をしたいと思います。

   ・多分森永先生は、自分が真実と思われているエビデンスの話をされていると思いますけれど、変な固定観念があると見間違えてしまうことがあるんですよね。だからまず、リテラシーの話をしようと思います。

 コメントを入れないつもりでしたが、カタカナ言葉には確認が大切なので調べました。

 ・エビデンス・・・証拠、物証、根拠

 ・リテラシー・・・もともとは「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われる

 三橋氏の相手役をしているのは、シンガーソングライターのsaya氏ですが、スペース節約のため、彼女の言葉を割愛しています。

  ・森永先生の動画はこれで、先生は「日航機123便は何故墜落したのか」と言う話をされています。この時、注意しなくてならないことがあるんです。それは当時の日本国民の、自衛隊に対する感情です。

  ・これは、今の若い方には絶対に理解できないと思いますけれども、忌み嫌われていたんです。これにはね、証拠があるんですよ、個人的に。実は私の父親は、航空自衛隊の自衛官でした。

  ・だから転勤が多いわけです。小学校6年生の時に父親の転勤で、千歳から浜松に移ったんですね。それで、タンカーだったと思いますが家族も一緒に船で移動したんです。

  ・私は男兄弟三人なんですけれど、我々三人が甲板にいると、おじいちゃんおばあちゃんがいて、仲良く話かけてきたんですね。何を話したのか全然覚えていないんですけれども、一つだけ強烈に覚えていることがあるんです。

  ・その時おばあちゃんがニコニコしながら話しかけてきて、「お父さんの転勤で転校なんだ、可哀想に。」って言って、「お父さんは何やってるの」と聞かれた時、私が「自衛官です」って言ったら、そしたらおじいちゃんの方が、「なんだ、軍人かあ。」って吐き捨てるように言ったの。

  ・私はその時の会話は全部忘れているけれど、それだけは覚えている。その数年後ですからね、日航機の墜落事故は。

  ・自衛隊に対する国民の気持や認識が変わったのは、阪神淡路大震災の時からだと思いますが、当時の国民感情は全然違ってたんです。

  ・日航機の事故は、阪神淡路大震災の10年前なんですよ。だからどう言う形か分からないんですけど、実際自衛隊のなんらかのミスで、123便の尾翼を破壊してしまつたと、もしそれが世間にバレたら、国が吹っ飛んだでしょう、多分。

  ・森永さんは国家が崩壊すると言ったんだけど、これは大袈裟じゃないんですよ。今だと、そんなバカなと思うかもしれないけれど、当時はそうだったんです。中曽根内閣の崩壊は当然ですよ。しかしそれで済むのかい、ということ、何が起こるのか分からないという状況だったんです。

  ・中曽根さんが墓場まで持って行くと言ったのは、国鉄民営化の話なんですが、これもそうなんだと思いますよ。

  ・尾翼を破壊しただけだったら、今なら発表して、自衛隊のトップが辞任して済むのかもしれませんが、しかし当時は無理だったと思いますよ。私の実体験からしても、自衛隊への国民感情は悪かった。

  ・隠すのがいいとは言っていませんよ、誤解しないでください。当時は事実を発表するのが難しかったと言っているだけなんですから。

 父親が自衛官と知りましたので、氏の立場の苦しさが分かります。

  ・しかもちょうど国会で、防衛予算の議論をしていた時ですよ。自衛隊の飛行機が日航機の尾翼を破壊したと分かったら、どうなるのか。しかも機体は横田基地を目指しながら飛行し、墜落していった。この間に何がどうなったのか、どのような判断があったのか、私は何も言っていませんよ。

  ・私は今何を断定する気もないんですけれども、皆さんは森永さんの動画を見て頂きたいのですけれども、ボイスレコーダーとフライトレコーダーがオープンにされたら、一発で分かりますよ。森永さんだけでなく、私も命懸けでやっていますよ。

  ・今最高裁で、フライトレコーダーとボイスレコーダーを公開しろという裁判をやっています。最高裁が公開しろという判決を出したら、一発で分かりますよ。

 西田氏はフライトレコーダーとボイスレコーダーについて動画で何も言及しませんでしたが、深田氏と三橋氏が森永氏と同じく、この二つの公開を訴えています。誰と誰が争っているのか、最高裁判所で係争中だと初めて知りました。

 40年前の日航機事故が、地方裁判所、高等裁判所、最高裁判所と争われていたのに、私たちは何も知りませんでした。これほど重要な裁判を、マスコミが報道しないというのですから、よほど都合の悪い事実が隠されていると思いたくなります。

 三橋氏がこれからどのような意見を言うのか、聞かずに済むのなら「ねこ庭」のシリーズを閉じたい気持になりますが、それもできません。

 動画は今3分の1 の部分まで紹介しました。これからどう言う展開になるのか、惑いつつ躊躇いつつの次回になりますので、どなたにもお誘いの言葉はかけません。

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