ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

【僕らの国会・第437回】 ( 青山氏のアメリカ観 )

2022-12-13 21:19:29 | 徒然の記

 【僕らの国会・第437回】を見ています。 

 タイトルは「ニュースの尻尾」「ゼレンスキー大統領の失敗」です。前回のブログで私は最後に次のように述べました。

 「同盟国アメリカは大切な国だが、同時にアメリカには日本を敵視し壊滅させようとする反日勢力がいる。全面的な信頼をしてはいけない。」

 「青山氏がこの点に気づいていないとしたら、単純な支援ができなくなる「護る会」になります。」

 青山氏が、アメリカを全面的に信頼する政治家だとすれば、氏への信頼が薄れます。自民党を変える希望の灯の輝きが弱まるだけでなく、私の希望も小さくなります。中断している渡部氏の書評へ戻る気になれず、気持ちが沈んでしまい、これまで溜まっている20本近くの【僕らの国会】の動画を無意識のうちに見ました。

 前回の動画が【第431回】でしたから、立て続けに6本を見たことになります。

 「プーチン氏は、核使用発言をしましたが、今となっては、実際には戦争終結の出口を探していると思います。しかしアメリカと、その交渉はできない。」

 「アメリカは世界の嫌われ者ですから、ロシア国民が納得しない。そんなことをしたらプーチン氏は、本当に終わりです。」

 青山氏の意見は、調停役になれるのは日本だというもので、そういう見方もあるのかと考えさせられました。しかしわざわざ氏の言葉を紹介した目的は、そこではありません。

 「アメリカは世界の嫌われ者」という、氏の認識を確認した安堵感を、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々にお伝えすること・・ここにあります。私が心配するほど、氏は単純な政治家でなかったことが分かり、むしろ自分の軽率な判断を恥じます。

 どの動画を見ても、氏でなければ伝えられない内容を、視聴者に公開していますし、勇気と覚悟がなくてはできない仕事です。「単純な支援ができなくなる」という意見を、取り消さなくてなりません。色々批判をせず、自分にできないことをしている氏に敬意を表し、初心に戻ろうと思います。

 今回は、自分自身の反省として書かずにおれない、恥の記録です。

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【僕らの国会・第431回】 ( 浦島太郎の話 )

2022-12-13 16:09:27 | 徒然の記

 浦島太郎は竜宮城で、美しい乙姫様の接待を受け、楽しい日々を過ごしました。暇乞いをし故郷の海岸に戻った時、乙姫様からもらった玉手箱を開けると、中からパッと白煙が出て、太郎は白髪の老人になった。

 誰もが知っている昔話です。竜宮の1日は人間世界では1年だったか、10年だったか忘れましたが、地上に戻った浦島は地上の年令になりました。それだけの歳月が経っていますから、太郎が見る風景は記憶にあるものと様変わりし、すれ違う人も知らない人間ばかりでびっくりするという内容です。

 久しぶりに青山繁晴氏の【僕らの国会】を見た感想が、全くそれでしたので予定を変更しました。第431回目の動画の内容は、11月10日の「外交部会」の報告でした。動画のタイトルは、「アメリカはアメリカを修理できるか ?!  中間選挙」で、民主・共和両党がせめぎ合ったままのアメリカの状況を、説明していました。

 驚いたのはバイデン大統領とトランプ元大統領の話でなく、アメリカが見ている日本に関する説明でした。

 「アメリカは今でも軍事面、経済面で世界のトップにいる国です。しかしかってのような勢いはありません。」「いつまでも日本が頼りにし、アメリカの言うことさえ聞いていれば良いと言う国ではなくなっています。」

 「アメリカでは共和党も民主党も、本当の意味で日本にパートナーとなって欲しいと言っているんです。」「軍隊も自分で持って、自分の国を自分で守る国になってもらいたいと言っているんです。」「それなのに、肝心の日本がいつまでもハッキリしない。」

 まさに、えっと驚かずにおれない氏の説明でした。共和党は別にしても、民主党は日本軍の再建を強く反対していると、今の今まで考えていました。

 「もしかすると、米国内の反日勢力と共産党が繋がっているからでないかと、最近はそんなことまで考えています。」

 憲法改正反対の動きの激しさについて、私はこのように仮定しました。つい昨日のことです。青山氏の説明が事実とするなら、私の仮定は崩れます。「憲法改正」に反対しているのは、共産党に同調する反日左翼勢力と中国、韓国・北朝鮮となり、アメリカが消えます。いったい何時からアメリカの政界は、青山氏が言うように変化していたのか。

 「ねこ庭」から世界と日本を観察していたつもりでしたが、もしかするとそれは、竜宮城で時を過ごしていた浦島太郎と同じだったのか・・と言う驚きです。青山氏の発言の根拠について、今後本気で調べることにしますが、自分の考えも修正が必要になります。

 米国内の反日左翼勢力が日本の「憲法改正」に賛成しているのだとしたら、警戒する必要があります。「米国内の反日左翼勢力」とはどんな勢力なのかについて、息子たちのために説明も要ります。

 左翼勢力という言葉を使っていますが、この場合はマルキストという意味はありません。自分たちの利益のためなら、世界の左翼勢力と協力し・利用もする勢力という意味です。思想的には右でも左でもなく、彼らの狙いは「自分たちの金儲け」であり、そのために必要なのがアメリカの世界覇権す。私の目に見えている彼らの代理人の一人が、反日政治家のキッシンジャー元国務長官です。

 アメリカの反日左翼勢力の敵は、世界覇権を目指す自国以外の国です。大東亜戦争時は、日本がターゲットでしたから原爆を二つも投下し、日本を惨敗させました。次はかっての超大国ソ連で、泥沼のアフガン戦争へ誘い込み崩壊させました。今度はのし上がってきた中国で、経済戦争を仕掛け、首を締めつけています。

 ロシアによるウクライナ侵略も、きっかけを作ったのは米国内の左翼勢力で、追い詰められたプーチン大統領が見境のない爆撃をし、「核使用発言」までしたため世界の顰蹙を買い孤立化しています。

 こういう世界情勢の中のどの時点で、米国内の反日左翼勢力が日本の「憲法改正」賛成へと方針を切り替えたのか、調べてみる必要があります。

 「日本は、アメリカの戦争に巻き込まれる。」「日本の再軍備を許すな、平和憲法を守れ。」という、私の嫌悪する反日左翼勢力のスローガンも無視できなくなります。軍を再建した日本が、アメリカの反日左翼勢力に扇動され、ロシアや中国と戦ったら、彼らの思う壺にはまります。彼らは自らの手を汚さずして、日本、ロシア、中国を戦わせ、国力をそぎ落とし、結果として米国の世界覇権が守られることになりかねません。

 青山氏はこの危惧に触れませんでしたので、気づいていないのかもしれません。私自身は青山氏の説明のおかげで、自分の考えがまんざら間違いでなかったという確信を得ました。

 「同盟国アメリカは大切な国だが、同時にアメリカには日本を敵視し壊滅させようとする反日勢力がいる。全面的な信頼をしてはいけない。」

 自分の考えが間違っていなかったと確信できましたが、得意になれない確信です。青山氏がこの点に気づいていないとしたら、単純な支援ができなくなる「護る会」になります。取り急ぎ「浦島太郎の驚き」をブログにし、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々への報告といたしました。

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