ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

私がする仮説 - 3 ( 反日左翼勢力の危機感の現れ ? )

2022-12-02 21:29:41 | 徒然の記

 今回から、ブログのタイトルを変更します。「私がする大胆な仮説」から、大胆なを外すことにしました。考えてみれば私の仮説は大胆でもなんでもなく、ごく普通の仮説に過ぎません。ゴシップ週刊誌や雑誌の真似をする必要がありませんし、反対意見の人は「ねこ庭」を無視すれば良いだけです。

 「共産党の志位委員長に、報告したからな。」と、こんな脅しを言う人物がいましたが、83人の読者登録しかない小さな「ねこ庭」で、息巻いている親派がいると知ったら志位委員長は迷惑するはずです。

 「それでなくとも赤旗の読者が減り、党の評判が落ちている時に、余計なことをしないで欲しい。」

 そう嘆かれるのが落ちでしょう。なぜ「統一教会問題」の報道が急に増えたのかについて、その前提となる仮説を述べますと、「ねこ庭」で息巻く人物と志位委員長の迷惑顔の理由が判明します。

 ・国民投票法が成立し、国会の発議があれば「憲法改正」ができる準備が整った。

 ・国政選挙の結果、衆議院・参議院ともに、保守政党が絶対安定多数を得ている。

 ・衆参共に「憲法審査会」が作られ、反対だけする共産党その他が孤立し始めた。

 もし岸田総理が国会発議を決心すると、77年間反対し続けた「憲法改正」反対運動に終止符が打たれます。こうなりますと共産党だけでなく、反日左翼勢力である他の弱小野党もマスコミも、反日学者も、危機感を共有します。改憲の流れを作った大本は、暗殺された安倍総理ですから、安倍氏のイメージをダメにするキャンペーンが激しくなるのは当然の話です。

 2~3割の事実をもとにして、7~8割の嘘と捏造を混ぜ、国民をその気にさせるのは彼らの得意技です。目の前に迫っている国民投票をダメにする一番の方策は、「情報戦」しかありません。隣国中国でも同盟国アメリカでも、左翼勢力は政府機関を巻き込んで「情報戦」を日常化しています。

 「いったい、誰が本当のことを言っているのか。」「誰を信じればいいのか。」

 政府機関や信頼していたマスコミの報道が、平気で捏造を発信するようになったら、国民は迷ってしまいます。一番良い例が、昨年の大統領選挙でアメリカが世界に見せた情けない姿です。保守でも左翼でも同じですが、滅亡の淵に追い詰められると手段を選ばず何でもやります。今回は、反日左翼の滅亡が近いので彼らは必死だろうと思います。

 「国民投票で、憲法改正をさせてはならない。」「そのためには、改憲ムードを高めた安倍のイメージを壊し、国民の改憲ムードを消滅させるしかない。」

 共産党だけに焦点を当てて述べていますが、反日左翼勢力とは共産党が全てではありません。ブログの第一回目で述べましたが、国内での分布状況は下記の通りです。

  1. 政 界   ・・保守政党と反日左翼野党の対立

  2. 学 界   ・・保守勢力と反日左翼勢力の対立

  3. 官 界   ・・保守勢力と反日左翼勢力の対立

  4. 産業界   ・・保守勢力と金儲け優先・無国籍勢力の対立

  5. マスコミ界  ・・保守勢力と反日左翼勢力の対立

 ウィキペディアの情報を削除したり書き換えたり、追加したりしているのは、これらの組織の関係者か、親派の跳ね返り者かだと仮定しています。息子たちには半信半疑だとしても、「ねこ庭」を訪問される方々には分かっていただけると思います。こんな私の仮説は、「大胆」でも何でもなく常識の範囲です。従って、ブログのタイトルを変更いたしました。

 goo事務局の警告があっても致し方なしと、受容していますが、仮説のメインは一般論でなく、これからに述べる具体論にあります。

 「これから先二、三ヶ月して、私のブログが中断されることがあったとしたら、それは私の健康問題でなく、無料で使わせていただいているGOOブログの処置だとお考えください。」

 初回にこのように述べました意味が、ここにありました。「日本での自由な言論空間は、果たしていつまで守られるのか。」大袈裟に言えば、リトマス紙の実験に似ています。くだらない仮説につき合っておれないと思われる方は、次回以降をスルーしてください。

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私がする大胆な仮説 - 2 ( ウィキペディアの突然変異 )

2022-12-02 16:53:42 | 徒然の記

 私が最初に疑問を抱いたのは、ウイキペディアの説明文の変化でした。

 「1968 ( 昭和43 ) 4月、文鮮明が岸信介、児玉誉士夫らの協力を得て、反共政治団体「国際勝共連合」を日本に設立した。」

 この説明を読みますと、文鮮明氏と岸信介氏とが中心になり「国際勝共連合」を設立したとなりますが、11月5日の時点で私が読んだ時の説明では、設立した関係者名が次のように書かれていました。

  朴正煕(韓国大統領)
  蔣介石(中国国民党總裁)
  岸信介(日本内閣総理大臣)
  文鮮明
  笹川良一
  児玉誉士夫
  久保木修己

 しかしいくら探しても、この時私が見た説明文は削除されてしまったらしく、見つかりませんでした。削除された説明文では設立場所が日本でなく、台北と書かれていました。

 「国際勝共連合」に関する詳細な説明が削除された代わりに、「世界統一教会」そのものについての説明が三倍ほど詳しくなっています。突然これほどネットの情報が変化することに驚きながら、詳しくなった「世界統一教会」の説明文の中から追加された部分を紹介します。

 「文鮮明は、自由民主党の安倍晋三元総理大臣の祖父である岸信介と盟友であり、1950 ( 昭和25  ) 年代から日本の政界と協力していた。岸の自宅付近には統一教会の施設が存在し、そこで岸は交流会や講演会などを行っていた。岸内閣時代の首相公邸は、統一教会本部として使用された。」

 「1960 ( 昭和35  ) 年半ば頃、教団は「天照大神宮教(通称:踊る宗教)」の教祖の北村サヨを介して岸信介に接近。信者が渋谷の南平台町にある岸の私邸を訪れるようになり、教団との密接な関係が生まれた。岸は頻繁に統一教会や国際勝共連合の本部を訪れ、そこで教団が招いた韓国の国会議員や大学教授と面会することもあった。」

 追加された二つの説明文を、削除された文章と比較しますと辻褄が合いません。

 〈 削除された説明文 〉

  ・昭和43年、朴正煕韓国大統領・文鮮明の働きかけで、蔣介石中国国民党總裁、岸信介内閣総理大臣、米国政府関係者、児玉誉士夫らの協力を得て、反共政治団体「国際勝共連合」を台北に設立した。

 〈 追加された説明文 〉

  ・昭和43年4月、文鮮明が岸信介、児玉誉士夫らの協力を得て、反共政治団体「国際勝共連合」を日本に設立した。」

  ・昭和35年半ば頃、信者が渋谷の南平台町にある岸の私邸を訪れるようになり、岸は頻繁に統一教会や国際勝共連合の本部を訪れ、

  追加された下段の説明文の時点 ( 昭和35年半ば )では、43年設立の国際勝共連合はまだ日本にありません。存在していない「国際勝共連合」の本部をどのようにして岸氏は訪れていたのでしょうか。

 違うページの文章を紹介しているとしても、同じ説明文の中で、どうして「国際勝共連合」の設立年の食い違いが修正がされていないのでしょう。

 追加文には、辻褄が合わないところがまだあります。昭和25年代から文鮮明と岸氏が盟友であったとすれば、昭和35年に教団がわざわざ北村サヨ氏の紹介で岸氏に接近する必要があったのか、おかしな説明です。

 首相公邸については記録があるはずなので、岸内閣時代の首相公邸が統一教会の本部として使われていたのかどうか、自民党の議員の誰かに調べてみてもらいたいものです。要するに削除された文章がなければ、岸信介氏と文鮮明氏が昔から個人的に親しかったという、追加の説明文との辻褄だけがなんとか合います。

 「統一教会の日本進出に大きな役割を果たした岸信介の血を引く、安倍晋太郎・安倍晋三・岸信夫の親子や、岸・安倍親子の流れを汲む自民党清和会政策研究会を通じた政界との交流は続いた。」

 追加文を読みますと前回私が述べた通り、ウィキペディアも安倍氏の系譜を継ぐ議員の政界一掃を狙い、説明内容を変更していることが分かります。

 「統一協会系月刊誌『世界思想』では、〈戦後憲法の終焉〉〈今こそ日本を取り戻そう〉等のフレーズが使われ、安倍晋三元総理大臣の写真が過去複数回にわたり表紙に使われていた。」

 ついこの間まで客観的な情報源として信頼していたウィキペディアが、扇情的な週刊誌並みの説明に変わってしまいました。

 「日本統一教会の初代会長は、国際勝共連合の日本における初代会長久保木修己である。久保木は教義として「美しい国日本の使命」「勝共こそキリスト者の聖使命なり」と説いていた。安倍晋三元総理大臣が説いていた国家像である「美しい国」と、久保木が説いた「美しい国」との共通点が指摘されている。」

 ここまで説明を読みますと、安倍元総理への不信感を募らせる読者が増加するのが目に見えます。現に私がブログの世界で親しくする人が、怒りの言葉をあげています。

 「村上誠一郎氏を処分する自民党は、分かっているのか。本当の国賊は誰だ !」

 結局はこういうことになります。ではなぜ、このようにウィキペディアは突然変異を起こしたのか、次回はそのことについて検討したいと思います。

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