まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1112

2016年05月27日 |  マツタケの林地栽培 

5月27日金曜。昨夜からの雨があがり、午前中は曇天だったが、午後からは晴れて、気温は高いが乾燥した天気になった。

このところ乾燥していたので、昨日の雨は山の木々にとってはまさに慈雨だったのだろう。あっという間に葉が茂ったように感じる。

9時半を過ぎると、だんだんメンバーがそろってくる。

 

今日の参加は、橋本、榎本、前田、松本、有山、内田、川崎、TAKE、ホリイ、周田、大久保、北村、三品、川本、村岸、大島、河内、あお、関、三輪、阿閉(仁)、阿閉(眞)、中野、中広、藤井、上林、齊藤、吉村、ヤマダ、猫田、宮崎、小長谷、まりこ の33名だった。

午前の山作業から

 

榎本班。新尾根整備。従来からの作業地の上部で繋がる隣の尾根筋だがなかなか気持ち良い地面になって来た。松とまつたけ菌にもそれと感じてもらいたいところ。見上げるとM氏登場。Newsletter1111に示された如くで、時代の先端児。早速みなから休息場所を作ってよと希望が出される。尾根筋にハンモックをつろうという輩もいる。これでは前途多難?。などと言いあううちはや12時とはなりぬ。

お昼

 

豆腐・筍と揚げ・がんもどきの煮物、わかめのお味噌汁、豆ごはん。かまどごはんの特別おこげもありました。デザートにはヨーグルト。

午後の作業から

阿閉班。前回まで続けられていた奥地!開墾は今年の計画分を消化した由で、作業地中央での整備を再開。これからの季節のことを考えると合理的ですねえ。(ブログ書きにとってもにもありがたいことなのです。)

 

三品班。地掻き続行。切株の切り詰めなど。松の発芽試験地ではあかちゃんが。現在のところ、なぜか香川山の種子だけが発芽しているということでした。

 

川本班。ここでも足元に今年生えた松の幼生がたくさん出ている。この作業地の中央に佇立している大きな松が母樹になっているらしい。母樹の周りに若松が育ちその周りにシロが形成されるというン十年ストーリーだそうです。

 

ヤマガラの里班。作業地を一巡する周回道路が完成したので、今日からの作業は地掻き整備に移ることに。地表のおち葉などはこの囲いの中で堆肥化する と。

中広班。ホダ木の整理ということだったので下のホダ木場まで登ったけれど人影がない。上のホダ木場はあまりにも遠い・・。撤退。

  

岩倉の山歩きもなかなか楽しいもの。今年はネズの実が多いようだ。焼酎にひたしておいたら”ジン”になるかな。このきいちごはとても美味しかったが、蟻が出てきて慌てさせられた。林道入口の護岸工事場所にアイスキャンデーのようなものが生えていたが、ササクレヒトヨタケ。可食・美味の由。とは聞いてもやっぱり松茸がよろしいようです。

連絡

陶芸班 次回活動日6月4日に本焼きを予定。6月3日2時から窯詰めをします。それまでに釉薬をかけておいてください。松灰釉、土灰釉は作業場机上に用意してあります。そのほかのものは、スチール倉庫のなかにあります。筆、柄杓(に代わるもの)、雑巾など施釉の道具は各自用意してください。

写真は昨年納会で記名を集めた陶板で、ようやく今回本焼きの機会となりました。記名の朱色は弁柄で、本焼き後には黒褐色に。松とシロの緑色は松灰釉で、本焼き後には褐色になります。

今年の陶板記名は7月16日の予定です。なにしろ最終結果としては千年単位で名を遺すことになる計画ですので、是非御参加下さい。(最後は何処かに埋めましょう。記録の寿命としては石に刻むのと互角だろうと思いますが)

  では、また来週6月4日にお会いしましょう。さようなら。     (内田記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1111

2016年05月24日 |  マツタケの林地栽培 

5月27日(金)はまつたけ山復活させ隊第539回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.活動報告は内田 正明さんです.当日夜、ブログで是非ご覧ください.

 まつたけ山復活させ隊の心得の一つとして、あちらこちらで作業する各班、どんなに遠くであっても、必ず昼飯は共に食うことになっている.12時には作業現場(?)を離れて香川山に戻ってくる(写真1).

  写真 1  美味しい昼飯を待つ仲間たち

 最近、各班の独自性が昂じて互いに他班を知らないという、あの班はどのようにマツタケ山づくりに取り組んでいるのかなと興味が湧くことがある.希望があれば、各班に置いては、作業を他班の見学・勉強に振り替えて下さい.互いの技術的な交流にも繋がり、これは面白いと思われる.

 それを拒否することは、まつたけ山復活させ隊の班と認められない行為といたします.嫌だという班は別の活動組織に移動下さい.但し、両班の都合を考慮して行ないたいと思います.吉村か榎本さんにその由申し込み下さい.

 相変わらず、ニホンジカの被害、角研ぎにやられます(写真2).食物連鎖の頂点であったニホンオオカミがいれば、適正規模に間引かれるのだろうが、さりとてネットを張って自らの生態学的無能さ(対処療法で事足れりとする手法)をさらけ出したくもなく、目下、どうしても守らなければならない物もないこともあって、色んな試みを模索するしかないか!という次第です.それに加えてマツノザイセンチュウ病枯損もまだ続き、枯損マツの伐倒をしました(写真3).

シカが角をといだあと.傷痍反応として松ヤニが分泌されている.

写真3 伐倒木を玉切り前に枝を落としている. 


【まつたけ山復活させ隊の心得・7箇条】悔いの残らないようにするには!
  
マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである【最近、この原則を踏まえない人の参加が多い.そのうち心得違いの交通整理が必要かな!】
 
1.あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!
2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.事故が起こったら自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.
3.掛かり木の処理で死亡者が続出だそうです.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生.作業は慎重に!
4.急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.切り株を残さないように地際から伐りましょう!
5.マダニ対策の徹底を!
  イノシシやニホンジカの行動エリアが非常に増え、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症も日本に存在する.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.
7.熱中症にも気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう. 
   
【お知らせ】

1)大石 高典君 歓送会
  まつたけ山復活させ隊メンバーの大石 高典さんが、東京外国語大学世界言語社会教育センターに教員として転出されました.氏は、カメルーンの森に生きる農耕民と狩猟採集民たちを民族境界にある人々と位置づけ、そこによこたう様々の事象を歴史生態学の立場で13年の長きに渡って研究されていました.また、京都大学マツタケ研究会を主催しその功績大なるものがあります.彼の京都脱出は、大変残念な思いがありますが、若手研究者がさらなる展開を見せるまたとない機会と言えましょう.みんなで祝いたく存じます.
日時、場所が決まればお知らせします.ふるってご参加を願い上げます.
  
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【まつたけ山復活させ隊とは!】
マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである
 我々の仲間には、山づくりをする人、運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.しかし何をしても良いわけでは断じてない.


§活動場所:
京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」終点が便利です.バスに乗車するには、

ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.登録外参加者・見学者などは500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.また、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日

2016年5-6月
回 開催日    報告担当者  男厨シェフ

539 05月27日(金) 内田
540 06月04日(土) 榎本            内田・榎本班
541 06月10日(金) 吉村
542 06月18日(土) 三輪
543 06月24日(金) 宮崎

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§ カンパありがとう! 

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forest
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
京都市
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男
京都市

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1110

2016年05月21日 |  マツタケの林地栽培 


仲良く並んで生えた雄松と雌松。人間なら年中さんくらいかな?

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 

第538回(5月21日(土))活動報告

   良い天気でしたが暑かった。京都の最高気温は31℃だったそうです。
本日の参加者は、橋本、榎本、前田、TAKE、川崎、前山、吉川、松浦、廣石、周田、三品、村岸、ホリイ、尾林、福田、チェ、河内、内田、大久保、中野、桑野、藤井、宮崎、阿閉(仁)、阿閉(眞)、吉村、山田、小長谷、猫田、上林の30名のみなさんでした。

<玉城山 榎本班>
新尾根整備の続き。広葉樹除伐、地掻き、粗朶片付けなど。


<澤田山 阿閉班>
下部斜面で雑木、雑草の除去、地掻き。


<澤田山 ヤマガラの里班>
D区整備の続き。


<澤田山 中広班>
今日は大久保さんが粗朶の整理など。


<澤田山 三品班>
新地整備の続き。


<澤田山 川本班、宮崎班>
今日はお休み。

<香川山BC>
昼食は、焼きそば+おむすび、サラダ、味噌汁。

調理風景。

食事風景。

上部尾根の枯損松を、チェンソー使用講習も兼ねて伐採除去しました。


この10年で幼松も向こうの景色が見えないくらいに成長しています。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1109

2016年05月17日 |  マツタケの林地栽培 


                                図. 京都市岩倉 香川山の地温 (縦軸は温度5℃刻み、横軸は測定時刻、2016年3月4日から5月13日)

 
京都市左京区岩倉香川山(活動拠点)の気象データを回収・図化しましたので、香川山アカマツ林地表下10cmの地温の推移をご覧下さい.3月4日12時から5月13日11時までの連続的変化(60分ごと)です.大変見にくく申し訳ありません.
 
このデータをマツタケの生活と合わせると土の中のアカマツとマツタケの様子が目に浮かびます.アカマツの根は、この辺りでは通常2月から伸び始める.暖冬で今はもっと早いだろう.生物は5℃以下で休眠、5℃を越えると代謝が活発になる.地温が5℃になるとアカマツの根もマツタケの菌糸も伸び始める.接触すると感染、菌根を形成する.7℃にもなると菌糸の伸びもよくなる.15℃以上では、観察次第で菌糸の伸長も目に見えるほどだ.どんどん菌根形成がすすむ.
 
 概要は、3月の平均地温は、最低5.4℃、最高は11.4℃で、月を通して9℃前後である.4月になると平均地温は、上旬で12.6℃、中旬で13.1℃、下旬では14.7℃になっている.5月上旬では15.8℃を記録した.降水量(京都気象台データ)は、3月は下旬に少なく計69mm、4月は上旬に高く100mmを越え、トータル180.5mmである.マツタケとアカマツの菌根形成は目下順調と思える.

 しかし、この冬も暖冬気味で諸害虫の低温ショックが期待されない状態であったことが気になる.これは虫食いマツタケに影響する.それに夏にはラニーニャが発生するという.猛暑予想だ.前回のラニーニャ発生は2010年である.全国のマツタケ生産量は140t.久々の豊作であった.

 もちろんアカマツ林の状態、温度・降水量にその降り方、山の土壌の質など考慮せずに捕らぬ狸の皮算用では、ラニーニャ発生時は、その4割はマツタケ発生量がよろしいようだ.はっきりと悪い年は1割となっている.

 榎本班活動エリアにツガの苗が育っている(1).10年過ぎるとめざましい生長を見せるという.共生する菌根菌が交代するのではなかろうか.ザイセンチュウに犯されない樹でマツタケが感染・発生することをねらっている.三品班作業地に播種したアカマツが1本であるが発芽していた(2).

1.昨年鞍馬で集めたツガの実生が元気である.

2.三品班作業地で発芽した香川山のアカマツ
 

3.岩倉の山もシイ林(常緑林)に侵蝕されている

里山林は泣いている.写真3をご覧下さい.ここ香川山から見る岩倉の山にもシイ林(スダジイやツブラジイが混交しその彷徨変異は連続的で区別が素人では難しい.)が席捲するのも時間の問題である.やがて京の紅葉が見られなくなる日が来るだろうと心配される.中国雲南省ではシイ林でマツタケが採れます.日本では無理でしょう!

 アカマツの2年葉の先端が黄化している(4).なぜでしょう?

  でも、アカマツの雌花が小さく赤くて美しい(5).
 

5月21日(土)はまつたけ山復活させ隊第538回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.活動報告は宮崎 昭さんです.当日夜、ブログで是非ご覧ください.

【まつたけ山復活させ隊の心得・7箇条】悔いの残らないようにするには!
  
私たちは、マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである【最近、この原則を踏まえない人の参加が多い.そのうち心得違いの交通整理が必要かな!】
 
1.あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!
2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.事故が起こったら自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.
3.掛かり木の処理で死亡者が続出だそうです.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生.作業は慎重に!
4.急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.切り株を残さないように地際から伐りましょう!
5.マダニ対策の徹底を!
  イノシシやニホンジカの行動エリアが非常に増え、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症も日本に存在する.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.
7.熱中症にも気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう. 
   
【お知らせ】問い合わせや興味ある方は、吉村までメールあるいは電話下さい.
1)南丹市園部町大河内生産森林組合 20年生 アカマツ林診断
  日時:5月23日(月)9:44JR二条駅発 10:21JR園部駅着
  老齢化した3haのマツタケ発生アカマツ林を20年前に皆伐、現在きれいなアカマツ林に再生されている.近辺に50-60年生のマツタケ発生アカマツ林があるとのことで、将来マツタケのシロを20年生アカマツ林に誘導できるロケーションにあるか、また手入れ方法の決定のため調査を行ないます.

2)大石 高典君 歓送会
  まつたけ山復活させ隊メンバーの大石 高典さんが、東京外国語大学世界言語社会教育センターに教員として転出されました.氏は、カメルーンの森に生きる農耕民と狩猟採集民たちを民族境界にある人々と位置づけ、そこによこたう様々の事象を歴史生態学の立場で13年の長きに渡って研究されていました.また、京都大学マツタケ研究会を主催しその功績大なるものがあります.彼の京都脱出は、大変残念な思いがありますが、若手研究者がさらなる展開を見せるまたとない機会と言えましょう.みんなで祝いたく存じます.
日時、場所が決まればお知らせします.ふるってご参加を願い上げます.
  
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【まつたけ山復活させ隊とは!】
マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである
 我々の仲間には、山づくりをする人、運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.しかし何をしても良いわけでは断じてない.


§活動場所:
京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」終点が便利です.バスに乗車するには、

ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.登録外参加者・見学者などは500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.また、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日

2016年5-6月
回 開催日    報告担当者  男厨シェフ

538 05月21日(土) 宮崎
539 05月27日(金) 内田
540 06月04日(土) 吉村           内田・榎本班
541 06月10日(金) 榎本
542 06月18日(土) 三輪
543 06月24日(金) 宮崎

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§カンパありがとう!
 Hさん!ありがとうございます.
  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forest
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
京都市
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男
京都市

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1108

2016年05月13日 |  マツタケの林地栽培 

5月13日(金)は第537回目の活動日です。

本日の参加者は 川本、関、橋本、前田、榎本、有山、廣石、松本、川崎、周田、上林、松浦、

中ロ、北村、ホリイ、内田、TAKE、村木、阿閉仁、阿閉眞、三品、大嶌、三輪、村岸、チェ、

河内、アオ(2才)、大久保、中野、藤井、猫田、山田、吉村、まりこの方々。

 

榎本、内田、三輪、川崎、有山の方々は玉城山の作業地で除去した尾根筋の木々や落ち葉を谷底に

落とす作業を行いました。

  

作業の中休みで談笑中

 

 沢田山の峠の小屋そばで

 ズームアップをすると薄紫の花

峠の小屋のそばで山桜の苗木3本の植樹をおこないました。

来年以降桜の花見が出来ると良いでしょうね。

   

 

午前中の作業を終えて香川山ベースキャンプに仲間が戻って来ました。

本日の献立はサンマとサラダ、味噌汁、食後のデザートはヨーグルト

食事団欒風景

 s

 

 

午後の作業に各班はでかけました。

我々は午前中に植えた山桜の苗木に添木を施しました。

 

中広班作業場にある畑ワサビ

 

この前に植えた種の発芽調査を行っています。

 小さな芽が出ています。

 

三品班の作業風景

 地掻きの作業を行っています。

 こちらでは伐採した樹木を薪にするため奮闘中。

伐採した木の小枝を整備

 

大量の落ち葉を落とす大木を伐採して、降り注ぐ落ち葉が少なくなるようにするとのこと。

 

川本班の活動風景

ヤマガラ班の活動風景 大木がかかり木になりどうして倒すか思案中。Y字の部分に入り抜けない

のでもう1本を倒すことになりました。

倒した木は素早く搬出し易いようにさばいていきます。

  

玉城山に戻り栂の発芽状況を調査

玉城山の上部の谷間で有山さんが作業中

ベースキャンプに戻り畑を様子を調査

玉ねぎはまもなく収穫します。

 

 

午後3時を過ぎると仲間がベースキャンプに戻ってきました。

 今日は少し暑いくらいの陽気でしたが、気持よく作業も出来て、楽しい一日を過ごすことが

出来ました。その後は三三五五家路に着きました。

文責 三輪

 

 

  

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1107

2016年05月10日 |  マツタケの林地栽培 

                   タムシバに被食者の幼虫(名前不明)が葉芽に擬態している(内田正明氏提供).

この写真は、タムシバの新芽が二つ見えます.でもどちらかは被食者の幼虫です.捕食者の攻撃を防ぐために擬態する幼虫といったところです.里山の生物たちの種間関係の妙なるところでしょう!

 これで、マツタケとホストの種間関係の課題を思い出させられました.
 マツタケの弱ったシロの活性化は林の手入れで簡単にできる.しかし、無から有を生む、すなわちマツタケの発生が途絶えて久しい所にマツタケのシロをつくるという確実な技術は今のところ無い.しかし林地栽培しかとりうる方法がないことも事実である.

 絶えて久しい林に、新しくシロが形成しない理由は林ごとに異なるので、ここでは略しますが、マツタケ感染・シロ形成・子実体発生などの段階で、マツタケとアカマツなどホストとの共生関係の理解が大変難しい、極めて不十分と実感しています.
 
 それは、菌根共生はフランキア共生、続いて根粒共生と進んだ、あるいは種間の関係の位置が最強の寄生と最強の相利共生という間にあって決して固定せず不安定で、すなわち動いてる.そのことがその関係性に反映される.すると遺伝子にも反映される.

 根粒共生の研究史は長くて深いにもかかわらず、根粒細菌のニトロゲナーゼ遺伝子をマメ科細胞に導入・発現させる狙いは長年の研究でも未だに不可能.長い間共生または寄生する微生物は宿主に依存してきたために重要な遺伝子を失っているからだ.

 マツタケとアカマツの関係は、絶対的、必須的、任意的、日和見的共生のどれであるのか知りたい.種間の関係性は、単独種の生活とは比べものにならないほどその理解が困難である.マトリョーシカ型共生となるともっと複雑であろう! 


5月13日(金)はまつたけ山復活させ隊第537
回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.活動報告は三輪 新造さんです.当日夜、ブログで是非ご覧ください.

【まつたけ山復活させ隊の心得・7箇条】
 悔いの残らないようにするには! 
 
1.あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!
2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.事故が起こったら自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.
3.掛かり木の処理で死亡者が続出だそうです.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の始末は慎重に!
4.急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.切り株を残さないように地際から伐りましょう!
5.マダニ対策の徹底を!
イノシシやニホンジカの行動エリアが非常に増え、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症も日本に存在する.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.
7.熱中症にも気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう. 
   

 

【お知らせ】問い合わせや興味ある方は、吉村 文彦までメールあるいは電話下さい.
1)南丹市園部町大河内生産森林組合 20年生 アカマツ林診断
  日時:5月23日(月)9:44JR二条駅発 10:21JR園部駅着
  老齢化した3haのマツタケ発生アカマツ林を20年前に皆伐、現在きれいなアカマツ林に再生されている.近辺に5-60年生のマツタケ発生アカマツ林があるとのことで
  、将来マツタケのシロを20年生アカマツ林に誘導できるロケーションにあるか、また手入れ方法の決定のため調査を行ないます.
  
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【まつたけ山復活させ隊とは!】
マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである.

 我々の仲間には、山づくりをする人、運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人、ブログ読者など参加者と支援者がいる.すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.しかし何をしても良いわけでは断じてない.


§活動場所:
京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」終点が便利です.バスに乗車するには、

ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.登録外参加者・見学者などは500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.また、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日

2016年4-6月
回 開催日    報告担当者  男厨シェフ

537 05月13日(金) 三輪
538 05月21日(土) 宮崎
539 05月27日(金) 内田
540 06月04日(土) 吉村 内田・榎本班
541 06月10日(金) 榎本
542 06月18日(土) 三輪
543 06月24日(金) 宮崎

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§カンパありがとう!

  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forest
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
京都市
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男
京都市

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1106

2016年05月07日 |  マツタケの林地栽培 

本日の食当は男厨派「ちびっ子愛称・マッチャン」、
9時前には既に竈がスタンバイ・・・!!

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 第536回(5月7日(土))活動報告

   立夏(5/5)も過ぎ日中の山作業では汗がにじみ出るほどだった。(敬称略)松本、榎本、関、大久保、大島、内田、前田、ホリイ、村岸、阿閉、阿閉、上原、上原、橋本、川本、チェ、河内、河内、河内、宮崎、三輪、TAKE、有山、中広、藤井、斉藤、小長谷、猫田の28名が汗を流した。

<朝の菜園>・・・スダチの花蕾は昨年より多く付いている。ナス・キュウリなどの苗も植えられ、ジャガイモも順調に成長している。

<澤田山Ⅰ>・・・アトジ班:4・5年生のアカマツが育ってきたので下草取り作業。

<澤田山Ⅱ>・・・ヤマガラ班:D区で雑木の除去作業や伐採木の運び出し作業。

<澤田山Ⅲ>・・・ナカヒロ班:Oさんが伐採コナラを手ノコで根気よく玉切り作業。林内ではモミジガサ(シドケ)の株が増えていた。
 

<澤田山Ⅳ>・・・ミヤザキ班:玉城山作業応援のため本日は作業無し。
<澤田山Ⅴ>・・・ミシナ班、カワモト班:林内の株伐採や枯損木の除去作業など。

<玉城山Ⅰ>・・・エノモト班:新尾根筋の整備作業。山主談・昔はよく出たところ・・・。

<BC>・・・家族連れでの参加:ちびっ子達は元気、自然の中でこそ健全に育つ・・・。
 

<コアタイム>・・・いつもの好評'海軍カレー':玉ねぎを切り、サラダの下拵え・・・。

カレーを味わいながら歓談中・・・・、午後の作業も安全に!、

<作業終了後>・・・新茶と水羊羹を味わい、素焼の具合を確認して4時頃解散。

来週、和歌山イワタ山の整備作業に出かけます。<榎本記>

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1105 

2016年05月02日 |  マツタケの林地栽培 

        写真1 各年代の球果、上から当年(雌花)、去年、2年前

5月になりました.
 香川山でも、色んな植物の芽生えが見られる.最近のDNA塩基配列の解析による生物分類で、植物の定義も曖昧になり、植物と言う表現も変えようという動きまである.APG体系(被子植物系統分類研究グループ)による分類で、所属する科などに大幅な変更もあり、大変です.
 アカマツの生長も素晴らしい.マツタケは、未だに、何度も愚痴っていますが、胞子源が近くに無いため、受け入れ体制を整えた林にもシロの形成がないのですが、マツタケが感染するネズの雄花(写真2)とアカマツの雄花(3)が目立たずひっそりと咲いている(風媒花).
 植物形態学の勉強です.
  一番下に付いているアカマツの子葉と真ん中にたっている初生葉(4).葉の基部の短枝(茶色部分)上につき2本の針葉が見られる尋常葉(赤丸内 本葉 5).若い球果上に見られる鱗片葉(鱗状のものを指す 6).3世代揃った球果、赤丸の中:上から当年雌花(球果になる)、真ん中の赤丸は去年の球果、下のものは2年前の球果(1).ところで、アカマツの受精には、受粉後 1年半ほどの時間を要する.アカマツ林に、足を踏み入れるのも素敵だし新しい発見があります.写真は、左クリックで拡大します.

 2ネズの雄花  3アカマツの雄花  4子葉と初生葉  5本葉が見える(赤丸) 6 若い球果に鱗状に見える鱗片葉

5月7日(土)はまつたけ山復活させ隊第536回活動日です.本日は松本シェフ自慢のカレーが昼食です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称)にお集まり下さい.活動報告は榎本 輝彦さんです.当日夜、ブログで是非ご覧ください.

【まつたけ山復活させ隊の心得・7箇条】
 悔いの残らないようにするには! 

 参加者数が増えてくると、当然と言えば当然でしょうが、まつたけ山復活させ隊活動に「えっ、これでいいの」と首をかしげたくなることをする人がやってくる.あるいは加齢で自分しか見ていない人に堕してしまい、潜在的帰属意識だけが判断基準となる.それもうるさいものだ.今までの個人的体験を捨象して、老害とか最近の「若いもの」はといわれないようにしたい.
 そんな人たちを迎え入れていると想定外の「不都合事件」がおき、仲間から不満がでる.まつたけ山復活させ隊としての人と人との繋がりは、どうすれば育て守られるのか.その答えは? ほんの少しの思いやりを持つだけでよく、これは決して難しいことではない.その後には楽しみがやってくるだろう.

1.あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!
2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.事故が起こったら自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.
3.掛かり木の処理で死亡者が続出だそうです.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の始末は慎重に!
4.急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.切り株を残さないように地際から伐りましょう!
5.マダニ対策の徹底を!
イノシシやニホンジカの行動エリアが非常に増え、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症も日本に存在する.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.
7.熱中症にも気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう. 
   

里山の変質で生き物が追われている
 里山林が放棄されアカマツやコナラという植物が駆逐され始めて久しい.私達は、マツタケの生活する里山林・アカマツ林を再生しようとしている.里山林土壌が富栄養化して、アカマツやコナラの住める場所がなくなってきている.もちろんマツタケが準絶滅危惧種になったこともその現われである.
 里山林で、ほ乳類、昆虫、鳥類、植物、きのこなどが住んだりエサを摂っている.また、葉面には特殊な細菌が生活し人にも貢献している.今の時代に合わなくなった「赤松亡国論(本田静六)」がまだアマチュア達に無意識下の記憶としてあり、彼らは里山林を生物多様性上貧弱な空間であるとか経済的に無価値な林であると間違った認識を持っている.

 集落、林、川、畑に田んぼときには採草地が入り組んだ里山の景観は、見る人にやすらぎを与える.日本人は里山との関わりの中で文化を育み感性を養ってきたからだ.その里山は、いま、木々におおわれ鬱蒼としている.日本の緑はかつてないほど豊かである.なんか昔と違うなと思いつつも「緑豊かなことは良いことだ」と納得してしまう. 
 日本では、細菌などを除いて94500種の生物が記載されている(2000年).環境省のレッドリスト(2015年)によれば、動物41924種(評価対象種数)の内3.2%、維管束植物7000種(評価対象種数)の内25.4%、菌類3000種(評価対象種数)の内2.1%に絶滅の恐れがある.
 絶滅の恐れある生物の半分が里山の生物といわれる.それほどに里山という生態系は生き物の豊かな生態だったのである.それらは縄文時代以来、人々が利用しながら維持してきた里山に、住み始めた生物たちである.里山がなければ生きていけないのである.
 周りに緑が豊かになって生き物が死ぬ.これはなんだ、変じゃないか!里山減少、もしくは里山を住まいとする生物が生活できないほどに里山環境が激変したと考えるべきであろう.
 全国の里山林も昭和30年代までは、人の活用があり元気だったが、今の林は放置され、木々は繁りすぎ林床には腐植が過剰に堆積している.人と密接に共存する関係で結ばれていたアカマツは混交する他樹種との競争で徒長し衰弱しきっている.弱ったアカマツは松枯れ病感染の危機にさらされている.
 マツノザイセンチュウ病被害は,太平洋側では岩手県中部まで日本海側では青森県を窺うところまで進んでいる.マツノザイセンチュウ病の一過性枯死はこの限りではない.
 京都の里山では、アカマツの枯死により常緑広葉樹のサカキ、ソヨゴ、クロバイがふえた.コバノミツバツツジ等の低木は林縁部ではまだ花をつけるが、閉鎖された林内では枯死がすすんでいる.里山のもう一つの代表樹種であるコナラ(ブナ科)もナラ枯れに悩んでいる.里山林はシイ林や竹林の拡大という脅威にもさらされ、元里山林となり本来の姿を失しなった.これが緑豊かの実体・本当の姿である.


【お知らせ】  興味ある方は、吉村 文彦までメールもしくは電話下さい.
1)酒蔵文化道場
  日時:5月7日(土) 午後4時から
  場所:神戸酒心館ホール 神戸市東灘区御影塚町1-8-17(最寄り駅:阪神電鉄石屋川駅・JR六甲道駅)
  講演:吉村 文彦【人と里山林そしてマツタケ】
  懇親会:午後6時~
 【会費】講演会:2000円、懇親会:4000円   申込みは神戸酒心館 078-841-1121

2)和歌山富貴試験林マツタケ山づくり作業 今回は加太「いなさ」でうまい魚を賞味、隣のペンションに1泊
  日時:5月10日(火)~11日(水)  10日午前8時 近鉄線 新田辺駅集合 現地到着後 作業実施
  会費:1万円+酒代(予定、宿泊費込み)
  参加申し込みは川本さんまで

3)南丹市園部町大河内生産森林組合 20年生 アカマツ林診断
  日時:5月23日(月)9:44JR二条駅発 10:21JR園部駅着
  老齢化した3haのマツタケ発生アカマツ林を20年前に皆伐、現在きれいなアカマツ林に再生されている.近辺に5-60年生のマツタケ発生アカマツ林があるとのことで
  、将来マツタケのシロを20年生アカマツ林に誘導できるロケーションにあるか、また手入れ方法の決定のため調査を行ないます.
   

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【まつたけ山復活させ隊とは!】
マツタケの生活する里山再生・保全のため集うものである.

 我々の仲間には、山づくりをする人、運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人、ブログ読者など参加者と支援者がいる.すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.しかし何をしても良いわけでは断じてない.


§活動場所:
京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (自称:京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分)
活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」終点が便利です.バスに乗車するには、

ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.登録外参加者・見学者などは500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.また、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動日

2016年5-6月
回 開催日    報告担当者  男厨シェフ

536 05月07日(土) 榎本      松本
537 05月13日(金) 三輪
538 05月21日(土) 宮崎
539 05月27日(金) 内田
540 06月04日(土) 吉村      内田・榎本班
541 06月10日(金) 榎本
542 06月18日(土) 三輪
543 06月24日(金) 宮崎

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§カンパありがとう!

  
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forest
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
京都市
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男
京都市

コメント