まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1241  600回記念パーティー報告(続き)

2017年08月28日 |  マツタケの林地栽培 

9月12日(火)、午後9時~9時25分 NHKEテレ きょうの料理「きのこ鍋」のオープニングに仲間が(誰か不明)マツタケを取って喜ぶシーン(放映済み)が瞬間使われます.中国式きのこ鍋と違って和風の物だそうです.見ようと思っています.皆さんもご覧下さい(NHKの回し者になった気分).

 9月2日(土)は、601回活動日です.仲間の藤井基弘さんが、学生と、香川山のアカマツ立木密度などを調べます.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください. 

 600回記念パーティー参加者の皆さんの姿を前回に続いて掲載します.ピントがずれた写真も気にせず掲載しました((-_-;).
 病気がちなOKさん、記念日だと出てきてくれた.ありがとう! 

久し振りの矢野さん、松田さん、染谷さんに中村さん


 蔡・河内さん一家アオ君、レオナ君
 食事中の阿閉さんと山田さん  

前田さん、橋本さん、周田さんが見える
 

立っているのは川本さん(右).こちらを向いている女性は小林さんです. 

 

猫田さん、立っている(左) 有山さんも見えます.朝、地掻出演の北村さん、三品さんがいます. 後ろ姿の中村さん、染谷さん、小林さん
 

三輪さん、久し振りの松田さん、東京から金子さん、大島さんがいます. 矢野さんの向こうに中野さん
 

湘南ボーイTAKEちゃんもいます.お母さんに抱かれている方ではない. 
 

観賞用ブドウから食用ブドウにまで育てたのは有山さん 甘いブドウであった.


 

種なしスイカは皮が厚く固いという.筋が見える.危険な外来アライグマも歯(爪か)が立たずと説明する有山さん.中村さん、松田さん、矢野さん、向こうに小さく見えるは阿閉(眞)さん.  

三輪さん、内田さん、尾林さん、藤井(基)さん   

後ろ向きでおおきい方は阿閉(仁)さん、後は紹介済み

 堀井さんに有山さん、向こうに小さく見える大島さん

かくして600回記念は、和やかに終わりました.参加下すった皆さん! いやいや酒肴づくりに大奮闘の仲間のかたがた! ありがとうございました.次は700回です.

 
【お知らせ】 

1.韓国慶州(キョンジュ)・浦項(ポハン) マツタケ山ツアー(マツタケを現地価格で購入可) ―慶州の歴史文化・自然/半自然に触れる―
     9月24日(日)-9月26日(火)2泊3日           
      参加費:自宅~関空移動費.関空-釜山空港往復の飛行機代(約2.1万円)と韓国内移動用バス代金(6000円)と食事代(朝2回、昼3回).          宿泊所:浦項市飛鶴山自然休養林バンガロー2泊、今回は無料.電気水道、水洗トイレ、風呂完備、冷暖房、調理設備;新しくて美麗. 
公式行事:24日(社)松保護市民連帯主催 歓迎晩餐会招待
           25日 浦項市山林組合主催   歓迎晩餐会招待
           25日 浦項市松茸山(白氏案内)視察
      集合場所:関西空港JIN AIR航空券発券カウンター付近 午前9時過ぎには集まりましょう!
      
      定員に達したので参加者募集は締め切りました.問い合わせは猫田 哲三さんまで.

2.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味   参加費:3500円 定員35名 要予約
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                参加費:食費500円
      参加申し込みは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

3.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会とまつたけ狩りの打合せ、懇親会.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

4.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表) 

【まつたけ山復活させ隊の活動指針】

 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.注:自由に主体的に活動できることは何をしても許されると言うことではありません. 
 
 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人などがいる.これらの作業実施・応援に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

 参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.


【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付 けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者  男厨シェフ  特別企画      体験参加

601 09月02日(土) 内田
602 09月08日(金) 三輪
603 09月16日(土) 宮崎    松浦
604 09月22日(金) 吉村
605 09月30日(土) 内田         JIDFラボ14回 まつたけ祭
 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも1-2台分はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路が見えたら(後400m)、案内看板手前にある道路を左折、右折、左折そしてた左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

カンパありがとう!
      
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1240  600回記念パーティー報告

2017年08月26日 |  マツタケの林地栽培 

本日は、600回記念パーティーが、33名の参加によって大変盛大に行われました.昼前に多少の雨に打たれましたが、暑くて蒸し蒸しにもめげず参加下すった仲間に感謝です.沢山の差し入れがありました.お持ちいただいた方々に、直接御礼を申し上げるべきですが、ブログ紙面での感謝によってお許しを頂戴します.重かったでしょう、ありがとうございました.ジビエ料理も振る舞われました.
 
 新人女性の初参加、また2年ぶりのOldメンバーの参加もあり、賑やかに和やかに宴会は進みました.料理をつまみながらビールと清酒、焼酎、赤ワインを、中にはお茶の方もいらっしゃいましたが、飲み談笑が続きました.
 参加者(敬称略)は、名簿順に、前田、周田、有山、金子(東京)、大島、北村、三輪、藤井(基)、橋本、尾林、阿閉(仁)、阿閉(眞)、TAKE、川本、中村、小長谷、猫田、吉村、染谷(初参加、大原)、中野、小林、松田(武)、松田(洋)、河内(ユキ、セラ、アオ)、蔡、内田、三品、堀井、ヤマダ、矢野(Old)、岡阪でした.
 宴会風景を今回と次回に分けて掲載します.今回は午前中の皆さんです.ピントがずれた写真も気にせず掲載しました.

松本さんが予告通り、中門を作り替えました.ありがとう!

集まったお酒です、この時点では差し入れの一部です.

他に、イノシシの肉、素麺、赤ワイン、鶏の燻製などがありました.

まずは撮影シーンです.地掻をする三品さんと北村さん

畑の草刈りに励む前田さん

食事づくりが始まる.松田さんの笑顔

暑い中、宴会の準備をする皆さん

               尼吹山に出かけました.

権土池のそばの登り口を目指しています.

代表して献杯する川本さん

4故人が濱稔のマツタケ研究応援に出かけたことを報告後、

お下がりを戴いた.

お茶で乾杯する橋本さん、染谷さん

 

香川山に帰ると料理が出来上がっていました.東京から金子さん

食事作りがおわり、濱稔の碑詣で部隊が戻るのを待つ皆さん.

宴会の始まりを待つ皆さん

 

次回に続きます.

【お知らせ】 9月12日(火)、午後9時~9時25分 NHKEテレ きょうの料理「きのこ鍋」のオープニングに仲間が(誰か不明です)マツタケを取って喜ぶシーン(放映済み)が瞬間使われます.

§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1239  濱田 稔先生のこと

2017年08月20日 |  マツタケの林地栽培 

濱稔顕彰の碑に献杯

 8月25日(金)は、【600回】開催を祝うパーティーかつ暑気払いの日とします(乞参照 下記お知らせ).午前中は、各班の予定をこなす.あるいは、濱稔の碑詣りに参加など自由に致しましょう.
 本音をいうと、食当の皆さんが料理・酒の肴を準備くださる.調理の腕をお持ちの方は、食当の依頼や指示に沿ってご協力ください.これが本来の姿と思いますが、その能力のない仲間は、僕はこの類いです、山に入りましょう.邪魔だからですかね!? きっとそうでしょう.
 
 その碑は、京都市左京区岩倉尼吹山尾根筋にある.研究室の先輩達が資金を出し合い、濱稔が描いたマツタケのスケッチをもとに鞍馬石を彫ったものである(写真1).
 ランの共生を研究されていた濱田 稔先生(写真2)が、師匠郡場 寛(理学部植物学教室教授)のすすめで、道半ばで亡くなった増井 公木先輩の菌根菌研究・マツタケを引き継ぐことになった.そのテーマを持って農学部応用植物学研究室(この講座の生態学部門はすでに絶滅した.懲罰的に潰されたと思う)に赴任.
 マツタケの研究には、当時はマツタケのことがほとんど分かっていない時代で、当然、室内実験と野外実験が車の両輪のごとく必要と考え、戦後まもない1946年に試験林を独力で開設(粟津耕造氏の協力があった.当時房岡宇八郎氏所有の山).近代的マツタケ学を領導する数々の研究がそこから生まれた.1980年過ぎまで利用されていた.

写真1. 濱稔顕彰の碑 1983年建立写真2.1969年7月、オニノヤガラを持った濱稔 芦生演習林にて マツタケ日記(1974)

 濱稔(ハマネン)、これは昔からの愛称で僕たちも仲間内でそう呼んでいた.大の酒好きで強かった.帝大時代のエリートであり、親父が総長、研究姿勢についても学問に対する取り組み方についても自他共に大変厳しい教官であったが、退官を見据える頃には、優しさも見せていた.いやそれが勝っていたかな.
 
 僕の指導教官でもあったが、研究以外で世話になったことが幾たびとあり、ピントをずらした師匠の対応を微笑ましいと感じ(失礼)、また、ありがたいと思ったことを覚えている.ここで逸話を一つ、実験で飯を食う時間がない学生に「それではオレが毎晩飯を持ってこよう」と握り飯の差し入れを続けたという.素晴らしい教育者ではないか!今の教員とはひと味もふた味も、いい意味で違うといえるだろう.背も高いが器も大きい男であった.
 
 碑に、京マツタケ復活(写真7)を謝し、そして、仲間の大月 健さん(写真3)、杉山 廣行さん(写真4)、森 壽一郎さん(写真5)、榎本 輝彦さん(写真6)達がマツタケ山づくりのパートナーとして濱稔のもとに旅だったことを報告.献酒のおこぼれを共に戴きたく存じます.

写真3.2005年 8月 香川山にて 大月 健さん

写真4.2007年10月 杉山 廣行さん(左で立っている) 珍しい人も見られる.

写真5.2008年7月 森 壽一郎さん 森さんにしては珍しく土ひねりに参加してます.

 写真6. 2005年12月 椅子の出来映えを試して喜ぶ榎本輝彦さん 椅子に座っている.

写真7.2016年10月に発生した 京まつたけ
  
【お知らせ】


まつたけ山復活させ隊 暑気払い 600回記念
8月25日(金)定例活動日
   会費  1000円 アルコールは含まず.差し入れ・持ち込み大歓迎
       午前中は、マツタケ発生整備作業、マツタケの碑詣(豊作祈願.濱稔と先述の鬼籍入りの仲間に献杯)
       食当の心づくしの料理で600回の開催に至ったことを寿ぎましょう!  読売テレビが取材します.
       芳岡さんから素麺1箱の差し入れがありました.

1.韓国慶州(キョンジュ)・浦項(ポハン) マツタケ山ツアー  参加者募集中(現在13名).詳しい旅程は、参加者にお知らせします.
      9月24日(日)-9月26日(火) 25日 浦項市松茸山(白氏案内)まつたけ狩り 慶州の歴史文化・自然に触れるイベント マツタケ購入可
      参加費は、関空-釜山往復の飛行機代(約2.1万円)と韓国内移動用バス代金(6000円)と食事代(朝2回、昼3回)
      宿泊所:浦項市飛鶴山自然休養林バンガロー2泊(電気水道、水洗トイレ、風呂完備、冷暖房、調理設備;新しくて美麗、今回は無料). 
          24日(社)松保護市民連帯主催 歓迎晩餐会と25日浦項市山林組合主催 歓迎晩餐会に招待される.
      
      参加申し込み(問い合わせ)は猫田 哲三さん(090-8759-1204)まで.パスポートの写しと航空運賃(3万円)を添えて申し込みください.

2.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味   参加費:3500円 定員35名 要予約
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                参加費:食費500円
      参加申し込みは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

3.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会とまつたけ狩りの打合せ、懇親会.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

4.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)


【まつたけ山復活させ隊の活動指針】

 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.注:自由に主体的に活動できることは何をしても許されると言うことではありません. 
 
 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人などがいる.これらの作業実施・応援に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

 参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.


【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付 けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者  男厨シェフ  特別企画      体験参加

600 08月25日(金) 吉村       600回記念 暑気払い 会費千円 京まつたけ豊作祈願 YTV 尼子ディレクター取材
601 09月02日(土) 内田
602 09月08日(金) 三輪
603 09月16日(土) 宮崎    松浦
604 09月22日(金) 吉村
605 09月30日(土) 内田         JIDFラボ14回    まつたけ祭
 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも1-2台分はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路が見えたら(後400m)、案内看板手前にある道路を左折、右折、左折そしてた左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
  
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1238  京まつたけ復活大作戦

2017年08月17日 |  マツタケの林地栽培 

1930年代のマツタケ生産量は7000t台、最近の10年間の生産量は60t台である.120分の1である.この理由は生息地の減少と質の劣化と気候変動に尽きる.

 京まつたけが、50年ぶりに、京都岩倉香川山(自称)に復活したことを報告します.
 マツタケのシロが復活したといって、大騒ぎすることではない、と思う方が多い.マツタケの生態というかその生活を考えると希有のことなんです.
 
 マツタケの生活には、宿主(例えばアカマツ林)が必要でしかも壮年期でないといけない.しかも里山林の土が痩せてないと困るのである.アカマツ林は、簡単に造成できるが、一旦肥えた土を痩せ地にするのに時間が掛かる.多くは宿主が年を取りすぎ壮年期を逸するのである.

 そんなことで、マツタケがでなくなった元アカマツ林に、マツタケが発生した例は、日本中にないのである.まつたけ山復活させ隊が、再生アカマツ林にマツタケ発生環境整備を行い、マツタケを発生させたのです.ラッキーな偶然もそこにはある.でも再現は容易であると思われる.


16枚の写真にしました.ご覧下さい.
 私たちの活動場所は京都市左京区岩倉 村松にある.1975年頃(?.伐採アカマツ年輪で推定、2005年6月)、住宅地として整備された.当時の風景は、ヒノキの混交したコナラ-ソヨゴ林であったと推察される(図3).宅地に迫る斜面は、勾配が極めて急で、崖崩れの恐れがあったため、斜面の植物を皆伐、林床を重機で地掻した.母岩が露出したところや母岩のうえに土壌が10cmほど乗っている所もあり(図4)、削り方は一様ではない.

 整備後、京都市が市街化調整区域に指定したため、住宅地にならず放置されることとなった.

 事前調査では(2005年5月)、成長の極めて悪い平均樹齢30年ほどのアカマツ林であった(図4)が、放置里山林の特徴であるソヨゴ、アセビなどが目だった.
まつたけ山復活させ隊(当時はまつたけ十字軍)が、マツタケ山づくりを始めたのは2005年6月16日で、28名ほどの市民学生が、マツタケ発生整備作業に入りました(図6). 
 参加者は高等植物の密度調整を手ノコで実施(2005年6月).小径木は抜き切りした(図7).ついで林床の有機物除去を行ない、熊手やクワなどでアカマツ根を切断、細根増殖作業を行なった(図8).このエリアのマツタケ発生整備作業を2005年9月には終えた(図9).

 この辺りの現在の様子は、立派なアカマツ林となっている(図11 2016年8月).約50年、マツタケの発生は皆無であろう.副題の無の意味である(図1).もし放置されていたなら図10の右の写真のようになっていたはずだ. 


 
 待つこと12年! ついに京まつたけのシロが形成された.仲間は感激、大喜びした.2016年10月22日のことである.傘の直径3cmのもの(図12)と1円玉ほどの頭をかろうじて見せている.その距離は1.2mほどあり、シロが2つ形成されたと思える.その後、シロが1つ増え計14本の発生であった.

 マツタケの栽培には、人工栽培と林地栽培がある.成功率の高い林地栽培も思うようにはならない.マツタケのことだけでなく宿主との関係という厄介なものが間に横たわるからだ.マツタケとホスト植物との親和性(相利共生関係)を見ると、6つに分けられる.その関係の実態も未解明である(図16).
 
 マツタケのことが少しは分かった今にもかかわらず、アカマツ林面積減少とその状態の劣化に見合って1930年代の130分の1の生産量だ.《マツタケの科学》そんなことを考えなくとも、1941年には12222tもマツタケはとれたのです.マツタケの林地栽培は本当の所は簡単で、林の手入れ(利用)と気象が大切です.いい山の姿は、おそらく決まっているでしょう、こんな山です(図11).これは今からでもつくれます.後は気象不順の対策となります. 

 


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1237 マツタケ談話

2017年08月14日 |  マツタケの林地栽培 

今週は、お盆休みなので、マツタケの軽い話題をマツタケの写真と共にご覧下さい.

マツタケ談話 1708
 今、市場のマツタケ入荷情報を見ると、中国産、中国西南部おそらく四川省を含む雲南省もの(写真1.2)と東北部黒龍江省・吉林省もの、メキシコ産(写真3)、時にブータンもの(写真4)が輸入されている.他に朝鮮民族が扱うロシア産も輸入されるとなっている(財務省統計.サハリンものも含まれるか?).
写真1.中国雲南省 アカマツ林のもの

写真2.中国雲南省 コナラと共生するマツタケ

写真3.メキシコ産のマツタケ.種小名をことにする.ある店頭で.

写真4.ブータンのマツタケ.分類学上要検討.京都錦かね松提供.

 中国東北部のマツタケは、当然極東に位置する日本のものと遺伝的に酷似するが、中国西南部ものは日本産とは少し異なっている.というのも雲南省では、マツ科植物に共生するもの(写真1)とコナラと共生するもの(写真2)などが見られるが、コナラ林のものなどはマツ科樹林のものと違って、遺伝子も変異していると思われる.

 ご存じのように、マツタケの子実体形成は、低温刺激で始まる.だから北から発生が見られることになる.日本では、アカエゾマツ林やトドマツ林に発生する北海道もの(写真5.6)が早く出回る.今年の気象は、寒く雨が多いため最高の出とは行かないように思えるがもうそろそろ発生の第一声が聞けるのではないだろうか.

  

写真5.アカエゾマツ林のマツタケ                 写真6. アカエゾマツ林の大物である.人工トドマツ林も同じである.

 また、一大産地化形成に成功した岩手県岩泉町も今年は、山背の影響で、気温はすでにストーブが必要なくらいである.この辺りも最近は雨ばかりでこのままでは量的にも質的にも面白くない出来であろう(写真7.9.).こればかりは外れたがいいと願う.これからの気象で持ち直すことを経験しているため、期待すること大なり.写真7.岩手県岩泉町岩泉マツタケ

写真8.岩手県岩泉まつたけ研究所 向林試験林

写真 9.向林試験林の岩泉マツタケ

 まつたけ山復活させ隊の遠征も、ついに韓国慶州市・浦項市に及ぶ.私たちの遠征は9月の終わりだが、マツタケ発生の始まりにあたる.慶州市は、日本で言えば奈良市に当たる歴史の古い地域で至る所に歴史的遺産(写真10.11)があり、落ち着いた古来のたたたずまいを見せる集落がある(写真12).ところで、今回のツアーで宿泊するバンガロー(写真13)とその内部の調理設備など(写真14)の様子です.

写真10.有名な石仏だが、首が落ちている.

写真11.仏国寺の山門.立派である.

写真12 開発をまぬかれて今も往時の姿をとどめる.

写真13. 宿泊予定のバンガロウから朝を見る 12月

写真14.バンガロウ1Fの様子.近代的設備がある

 また、慶州人はまつたけを好むという(写真15).しかし、まつたけ料理はどちらかと言えば中国風(写真16.17)で日本とはやはり違う.日本では、まつたけという素材を活かすシンプル料理(焼く、汁物、ご飯)が主である.調理方法の違いは何によるのか「食の文化」上大変興味がある. 

写真15.朝鮮半島のマツタケ、日本と変わらない.

写真16.浦項市市内の店にて、牛鍋のまつたけ

写真17.ジンギスカン鍋でマツタケを焼く.

 まつたけ山復活させ隊の根拠地 香川山も、5-7月期は雨が少なく特に7月は平年の68.3%である.逆に日照時間は平年より長い.但し京都地方気象台データで香川山のそれらとは異なる.情けないがそんな断りを付けねばならない.もっとも植物やきのこが実際に利用した水分量は正確には知ることが現在でもできないため、マツタケの生理生態的特徴その他を勘案して、そんな傾向で語ることにしている.雨量は概ね似ていると考えたら、この雨量減はシロ生長にマイナスである.
 また、アカマツ林の光合成量の多寡はどのような影響を持つモノだろう? 現在、アカマツの根は、高温渇水期のためその伸長は止まり、シロは栄養生長を終え成熟期となっている.マツタケ発生量は、発生が昨年並みだとその頃の雨いかんだが、10月中旬の雨量が効いてくる.10月下旬の発生を楽しみに!!!

富喜マツタケ

まつたけ山復活させ隊和歌山富貴試験林にて

丹波 篠山産マツタケ

京都府南部 木津川市 鹿背山にて

岩手県 盛岡市 広葉樹林内で

岐阜県 八百津町にて

京マツタケ 昨年10月 香川山で 40年ぶりに復活

 次回活動日は8月25日(金).開催600回を祝い、かつ暑気払いとします.午前中は、各班の予定をこなす.あるいは、濱稔の碑詣りに参加など自由に致しましょう.
 濱稔の碑は京都岩倉尼吹山にある.濱田先生が、戦後まもない1946年にマツタケ研究のための試験林を独力で開設(当時房岡宇八郎氏所有).近代的マツタケ学を領導する数々の研究がそこでなされた.
 この碑に京マツタケ復活を謝し、そして、仲間の大月 健さん、杉山 廣行さん、森 壽一郎さん、榎本 輝彦さんの永眠を報告.献酒のおこぼれで共に乾杯(もう許されるだろう!?)いたしたく存じます.なお、読売テレビの取材が入るので、何度も語り尽くした濱稔の碑建立の裏話をごく簡単に紹介します. 
 
  
【お知らせ】

まつたけ山復活させ隊 暑気払い 祝600回記念
8月25日(金)定例活動日
   会費  1000円 アルコールは含まず.持ち込み大歓迎
       午前中は、マツタケ発生整備作業あるいはマツタケの碑詣(豊作祈願.濱稔、故大月さん、故杉山さん、故森さん、故榎本さんに献杯)
       食当の心づくしの料理で600回の開催に至ったことを寿ぎましょう!  読売テレビが取材します.

1.韓国慶州(キョンジュ)市・浦項(ポハン)市 マツタケ山ツアー  参加者募集中(現在13名).詳しい旅程は、決まり次第参加者にお知らせします.
      9月24日(日)-9月26日(火) 
      参加費は、関空-釜山往復の飛行機代(約3万円)と韓国内移動用バス代金(約15万円を参加人数で割る)と食事代(朝2回、昼3回、夕食1回)
      宿泊代(慶州山林休養施設バンガロウ泊:電気水道ガス、水洗トイレ、冷暖房、調理設備、風呂完備;新しくて美麗)と歓迎会費用は慶州市負担.
      
      参加申し込み(問い合わせ)は猫田 哲三さん(090-8759-1204)まで.パスポートの写しと航空運賃(3万円)を添えて申し込みください.

2.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会とまつたけ狩りの打合せ、懇親会.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

3.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

4.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味 参加費は天候により変更  参加費:3500円 定員35名
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                           参加費:食費500円
      参加申し込みは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1236

2017年08月11日 |  マツタケの林地栽培 

本日の香川山

 

第599回(8月11日(金))活動報告

 

 今日は「山の日」!?でした。しかし、とても山作業向きとは言えない蒸し暑い1日でした。各班山作業は早々に切り上げたところもありました。
 本日の参加者は、橋本、女坂、前田(勲)、三輪、若林、砂本、前田(知)、村岸、大島、北村、ホリイ、川本、TAKE、有山、尾林、川崎、三品、宮崎、阿閉(仁)、阿閉(眞)、中野、桑野、中村、松本、吉村、猫田、まりこ、河内の28名のみなさんでした。

<澤田山>
桑野班
地搔き、清掃。

ヤマガラの里班
地搔き、清掃。

川本班
清掃。

三品班
萌芽の刈り取りなど。

<玉城山>
三輪班
林道倒木の始末、地搔き、清掃、ジイジ。



しっかり地搔きされた尾根では新生の植物は松が大優先、肥料喰いの広葉樹、雑草の類はほとんど生えていません。マッタケが生えるアカマツ林作りのお手本。

<香川山>
本日の昼食は野外料理の定番。


懐かしの香煎煎餅作り。麦焦がし。はったい粉。
昭和
30年代、まだマッタケがたくさん採れたころ、子供のおやつの定番でした。

<夏の里山>
緑のラインが美しい林道。自然の芸術。


木の実。さて何の木の実でしょう、お分かりかな?


草花。さて何の草花でしょう?


珍客。


珍客の痕跡。

(宮崎 記)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1235  

2017年08月07日 |  マツタケの林地栽培 

 8月11日(金)は、599回活動日です.今回は、シェフを松本 忠明さんがつとめます.夏野菜カレーになるのではと期待します.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さん.当日夜、是非ご覧ください.
 
 来週は、お盆休みとします.8月25日(金)に再開、600回記念となります(下記お知らせをどうぞ).ささやかだがお祝いをしましょう!

 故榎本輝彦さんは、香川山のマツタケに合わせようと柚の木をおもりしていた.昨年、彼はそのことを果たしたのだが(写真1)、無類のまつたけ好きだったので一度では心残りに違いない.あとふた月もすれば、マツタケシーズンはやってくる.ユズの木のいただきに未熟で小さいが青い実がなっている(写真2.拡大すれば見える).

松茸の香りとゆずの香りの組合せはすごい.香川山には、柚の木が沢山ある.

 いまは、中国産(吉林省、雲南省)、ブータン産やメキシコ産が市場に出ている.サクラとは逆に寒い地域から発生が始まるため、今月の終わりから9月はじめになれば、北海道のアカエゾマツやトドマツにも発生するだろう.

 さて、この夏は、湿度が高いため、過ごしにくい.そのような中でも、食当は、昼食準備の手を抜かない.作業中の仲間の姿を捉えました(写真 3-5).

米作り班においては、麦の製粉作業も終わりに近づいているようだ(写真6).パンを焼く(うどんだったかも)つもりと聞いている.

 来年の苗にするため、ネギを干している.乾かせば生長がよい苗になるとのことです(写真7).

草刈りに余念がない有山さん(写真8).

 京都市内では、アブラゼミの姿を見られなくなりました.クマゼミにのっとられたようです.その原因は、色々調べたが、まだ明らかにはなっていない.でも岩倉香川山には健在で、優占種です(写真 9).
 
  
【お知らせ】

まつたけ山復活させ隊 暑気払い 600回記念
8月25日(金)定例活動日
   会費  1000円 アルコールは含まず.持ち込み大歓迎
       午前中は、マツタケ発生整備作業、マツタケの碑詣(豊作祈願.濱稔、故大月さん、故杉山さん、故森さん、故榎本さんに献杯)
       食当の心づくしの料理で600回の開催に至ったことを寿ぎましょう!  読売テレビが取材します.

1.韓国慶州(キョンジュ)・浦項(ポハン) マツタケ山ツアー  参加者募集中です(現在13名).詳しい旅程は、決まり次第参加者にお知らせします.
      9月24日(日)-9月26日(火) 
      参加費は、関空-釜山往復の飛行機代(約3万円)と韓国内移動用バス代金(約15万円を参加人数で割る)と食事代(朝2回、昼3回、夕食1回)
      宿泊代(慶州山林休養施設バンガロウ泊:電気水道ガス、水洗トイレ、冷暖房、調理設備、風呂完備;新しくて美麗)と歓迎会費用は慶州市負担.
      
      参加申し込み(問い合わせ)は猫田 哲三さん(090-8759-1204)まで.パスポートの写しと航空運賃(3万円)を添えて申し込みください.

2.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会とまつたけ狩りの打合せ、懇親会.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

3.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

4.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味 参加費は天候により変更  参加費:3500円 定員35名
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                           参加費:食費500円
      参加申し込みは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

【まつたけ山復活させ隊の活動指針】

 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.注:自由に主体的に活動できることは何をしても許されると言うことではありません. 
 
 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人などがいる.これらの作業実施・応援に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

 参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.


【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付 けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者  男厨シェフ  特別企画      体験参加

599 08月11日(金) 宮崎    松本
600 08月25日(金) 吉村         600回記念 暑気払い 会費千円 京まつたけ豊作祈願   YTV 尼子ディレクター取材
601 09月02日(土) 内田
602 09月08日(金) 三輪
603 09月16日(土) 宮崎    松浦
604 09月22日(金) 吉村
605 09月30日(土) 内田         JIDFラボ14回    まつたけ祭
 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも1-2台分はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路が見えたら(後400m)、案内看板手前にある道路を左折、右折、左折そしてた左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
  
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1234

2017年08月05日 |  マツタケの林地栽培 

本日は第598回目の活動日。今月中にも記念すべき600回を迎えることになります。

またNEWSLETTERは1234号となりました。12345号は無理としても・・・・・末永く続けていけたらいいなと思います。

本日の参加者は

 有山、橋本、前田、山田、TAKE,阿閉仁、阿閉眞、中野、小長谷、猫田、大嶌、内田、女坂、三品、川本、ホリイ、三輪、

チェ、河内、アオ、セラ、松本、尾林、中村、吉村の25名.

   

  

  

田圃の様子

  

 

畑のゴーヤ、今日も昼食の献立に参加していました。

 玉城山の三輪班は地掻き作業と枯れ松などの伐採作業を行ないましたが、暑さのためになかなか

作業がはかどりませんが・・・・・、でも仲間の健康に配慮してこの時期は無理できませんねえ。

   

川本班

  

隣の三品班の作業場 

本日は別の玉城山の尾根で作業しているため、ここには来ておりません。

 

しかし、松の実生はしっかりと生育しています。末は3本松となるかな。

 本日の献立 いつも賄い班に感謝、感謝

 赤米、味噌汁、ゴーヤ、サツマイモ、トマト、オクラ、きゅうりなどなど、

 食事団欒風景

 

 

 

 

 

食後には有山さんのスイカが出ました。

 

午後からの活動

 桑野班

 

 ゲート脇にあった倒木は幹が太くて伐採するのも一苦労と橋本さんがおっしゃっていました。

 三品班(玉城山の尾根筋)

 

 

この尾根できのこを発見

 

 台風5号が接近中なので、早めに作業を終え、ベースキャンプをあとにしました。

 文責 三輪

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