まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 757

2012年10月31日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 11月2日(金)、第363回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称)にお集まり下さい(ブログ下記の§活動拠点へのアクセスなどを参照下さい).活動報告は宮崎 昭さんです.

 北海道、岩手、長野、関西地区、中国地区のまつたけが市場には届いていますが、篠山在住のまつたけ山復活させ隊メンバー桑形さんのメールにもあるように(下記メール便り)、その発生は大変悪いようです.周りが不作でも、手入れをきちっとされた山ではとにかく出ていると聞いていますが.
  京都市左京区岩倉香川山に、百葉箱を置いている.その地温を見てみよう.ここは、市民が木を伐りすぎたアカマツ林で,日当たりがすこぶる良いため、温度が高く出る傾向にある.また、温度も雨も山の向きで変わることに注意下さい.
 マツタケの子実体原基形成刺激には、西日本では、19℃を下回る必要があります.シロ表面の温度が測りにくいため、地表10cm下の温度を測定している.10月5日に地温が18.5℃となり原基形成の刺激を受けた.マツタケのシロは生殖生長へのスイッチが入ったが、その日の最高地温が20.5℃となったため、代謝切り替わりのスイッチが外れた.しばらく似たような温度が続いている.再びスイッチが入った日は、12日であるが、その日の最高地温がやはり22.5℃となり刺激効果が消えている.
 18日に原基形成、19~20日地温よろし.21日、22日には、地温が19℃を上回り、子実体原基の成長に高温障害が発生した.
 23日から、地温が最低15℃、その日の最高地温も18.5℃となった.マツタケのシロは、栄養生長から生殖生長に切り替わり、原基も形成されたはずである.この山では、月末から11月の初めには,顔を出してもいいということになる.木津川市でも,発生を確認している.雨の降り方は、34.5mmと量は少ないが降水日が9日で効率が良いのではないだろうか(京田辺アメダス).

 僕たちは、10月29日、北山でマツタケを含むきのこの発生状況を調査した.場所はあえて伏せますが、まるできのこの姿がない.手入れをしていないので、樹木の密度は,香川山と比べるとかなり高い(1、3).ということは,気温も低いと想像される.でもきのこを見ない.北山のアカマツ林の地表は、イノシシがミミズを探した後があちこちに見られる(2,3).これは、イノシシによるシロ破壊というよりは、アカマツ林土壌が富栄養化した証である.これでは、アカマツもマツタケも生活できないと言える.
123 

 マツタケの成長には,土壌に含まれる水分が効いてくる.10月の雨は、京都市内で88mm,平年の69%で降水日は5日である.18日と23日と28日ににそれぞれ37.5mm,34.5mm,12mmを記録している.降水量が足らない上に降り方が悪いと想像される.度々、岩倉の土は風乾土壌のようであると報告しているが、雨の降り方を反映している.落ち葉は,一旦乾燥すると雨をはじいて、下部土壌に水が滲透しないため、雨の降り方は大切な要因となる.
 11月2,3日には、上空1500mに0℃の寒気が入るという.すると山には雪が降り、冬になる.マツタケシーズンも終わる可能性が高いだろう.

 
§テレビ・ラジオ放送のおしらせ  

1)11月15日(木)NHKBS1で14:00-14:30に,11月22日(木)NHK国際放送(各国語)、こちらが本番ですが、午前9時30分~9時58分「ビギン ジャパノロジー」で、「もの知り一夜づけ キノコ発見 キノコの不思議」を一部再放送(5分).「輪になって生えるマツタケの写真」、「和歌山のマツタケ山でマツタケ狩りをする様子」と「松茸料理」(NHK「いのちドラマチック」)も一部放映される.また、NHK World Home Page で見ることも可能.

2)11月16日(金)午前11時~ 京都KBSラジオ「妹尾和夫のパラダイスKyoto」でマツタケなどきのこの話

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
   N.C.さんから頂戴しました.感謝です.
 
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§メール便り

丹波篠山のメンバー 桑形広司 さんから

ご無沙汰しております。
いつも興味深い報告をいただきありがとうございます。
 さて今年の松茸ですが、篠山でも不作の極みのようです。
 今月初めに篠山西部の山で収穫された一本のつぼみ(60g)が22万円で競り落とされました。いくら出ないといっても異常な価格です。中旬ごろからそろそろ芽を切ったという話が聞かれるようになりましたが、その後大量に出たという話は聞きません。我がマツタケ山はどういうわけか我が家の所有地分だけ、昨年の春に赤松がほぼすべてマツクイムシにやられてしまいツボがなくなってしまいました。
 そんなわけで今年は自山マツタケが全く期待できなくなりましたので、財産区のマツタケ山を入札し、マツタケ取りの場所は確保いたしました。恐ろしく広い山なのですが、残念ながら今までのところ4本見つけただけです。
うち2本はケモノに持っていかれました。100グラム前後のつぼみです。
 よく出た頃(10年ほど前)は9月の終わりに出て、しかももっと霧の日が多かったのですが、最近は朝方でも15度以上もあり、気温が高すぎてマツタケの生育にはよくないように思います。我が家はしっかり被害にあいましたが、最近、我が村のマツタケ山ではマツクイムシによる松枯れが比較的落ち着いてきたかなと思います。
 気温の上昇も問題ですが、枯葉が堆積して松の苗が育っていないことも問題です。広葉樹が枝を張り、地面に日差しが届かないのでますます松の若木にとって生育しにくい環境が広がりつつあります。当方は枯れてしまった松とともに広葉樹を伐採して、新しい若木が育つ環境作りに着手しました。25年から30年先を想定しての作業ですが、楽しみが増えました。
朝晩かなり寒くなってまいりました。皆さん! ご自愛ください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§まつたけ山復活させ隊 開催予定日 2012年11月~12月

回         報告    特別シェフ 
363  11月02日(金)宮崎
番外11月03日(土) 鹿背山 きのこ調査 2日に打ち合わせ.
364 11月10日(土)三輪
365 11月16日(金)内田
366 11月24日(土)榎本    男厨派 松本

367 12月01日(土)宮崎
368 12月07日(金)内田
369  12月15日(土)池内 
370 12月21日(金)榎本 忘年会

2013年
371 01月11日(金)三輪    男厨派 杉山    

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.


§参加や見学希望の方(見学するためには)、2012年1月1日付ブログ670号をお読み下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 756

2012年10月26日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ発生調査・・・見つかったか???

 

 まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 

第362回(10月26日(金))活動報告

 快晴に恵まれ気持ち良い日であった。(敬称略)寺尾、松浦、小原、橋本、前田、榎本、斉藤、内田、三品、阿閉、阿閉、有山、宮崎、吉川、ホリイ、周田、宮坂、三輪、藤井、雅子、村岸、川本、大島、中広、中野、芳岡、岡阪、小長谷、猫田、綾木、玉城、吉村、北の、中原、まりこの35名が参加され、楽しい一日を過ごした。

<玉城山>・・・ⅠⅡ区合同(エノモト、ミシナ班)で、作業区内とその周辺区の発生調査を行った。雨不足で地面が乾燥気味、残念だがまつたけはもとより他の傘のあるきのこさえ出ていない。二日後の雨を待って次回の調査に期待しよう。Ⅱ区では、並行して地掻き作業もされた。

<澤田山>・・・いつもの整備作業をおこなった。
Ⅰ区(アトジ班)・・・枯損松の伐採や地掻き作業の準備など。

Ⅱ区(ヤマガラ班)・・・午前:D作業区でコナラの伐採、午後:A,B区(ヤマガラの里)できのこ調査とどんぐり(コナラ)集めおよび補正作業。
Ⅲ区(ナカヒロ、ミヤザキ班)・・・シイタケ林の整備と尾根筋のアカマツ林の整備作業。この谷は適当に湿っていて、他のきのこ、カエンタケまで出ている。

<BC>・・・栃の実を谷川にさらし、皮むきや機器の整備作業、菜園の手入れなどに精を出した。


昼食風景・・・コロッケとエビフライ、菜の煮物などをいただきながら新メンバーの自己紹介があった。ハシモト棟梁が移動式新雨除けを組立中だ。

コアタイム:新米の頒布、長靴用アイゼンと産地直送海鮮魚介の予約など。

<ツキヨタケ>・・・今年も林道脇のコナラの落枝に10個体以上発生していた。おいしそうだが決して食べないように、吐き気・おう吐に七転八倒!!。 名のとうり闇夜で裏面が発光する(NEWSLETTER653参照)。
  

<北山発生調査>・・・10月29日(月) 10:00~、弁当・水筒持参のこと。参加希望は代表まで連絡を。 

 <榎本記>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 755

2012年10月24日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 10月26日(金)、第362回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称)にお集まり下さい(ブログ下記の§活動拠点へのアクセスなどを参照下さい).活動報告は榎本輝彦さんです.
近々、北山のきのこ調査を実施します(下記予定表).

 昨日の雨を境に大変寒くなりました.しかし、最低気温の変化は小さく、既に経験済みの範囲であるが、最高気温の低下が著しい.野外活動では、体が硬くなります.気をつけて作業しましょう.寒くなるとマツタケの発生が終わらないかと気になりますが、この寒気も長続きはしないらしい.岩手も長野も和歌山の高地も岡山も大阪ものも、もちろん、京都産も発生は続いているようです.

 10月20日、まつたけ山復活させ隊の活動日であったが、和歌山県高野町イワタ山(自称)の発生を見てきた.ここは,岩手から戻って間もない頃、拙著通りに手を入れているが,一度山を見てくれとお誘いを受けて以来、付き合いが続いている.昨年も、仲間と一緒に調査に出かけた.
 昨年、マツタケ未発生斜面に、マツタケ山づくりを実施したところ,その区域に、今年、マツタケが発生したので調査に出掛けたというわけです.
 教科書通りに手入れ済のアカマツ林です(1、2).境界線を見ると手入れ前後の林の様子が分かりますが、境界線の向こうは放置されているため木々が繁っているが,アカマツの多さ・美しさはうらやましい限りです.その林の尾根筋に5本の発生が見られた,そのうちの3本です(3).放置され疲弊していたのであろうマツタケのシロが,元気を取り戻したと思われる.
 皆さん!写真4をご覧下さい.どこにまつたけがあるかお分かりでしょうか? この山を知り尽くしてないと全く分かりません.松茸の採り手は、シロ近辺の地形・一木一草一石をしっかりと覚えています.僕たちが分からなくて当たり前と言えます.その理由は,地表に顔を出してないからです.これなら分かりますか(5).きのこの表面は、落葉の色に似ていて保護色同然です.これなら誰でも分かります(6) マツタケは、地中で、原基とよぶ米粒のような塊から、大きくなってきます(7).顔を出すまでの様子を見ると、地中で大きくなっていることを理解できます.このように落葉などを持ち上げます(8).この膨らみを識別できたら、手のひらでそぉっと触って、きのこの感触・弾力性を感じとります.マツタケだと思ったら、丁寧に落葉や腐植を取り除き、石突きのちょっと外からへらを差し込み、きのこを起こして採取.後に穴が残る.雨水がたまらないように穴は埋め戻します.
 今年の発生は,岩田さんによると、悪いとのことですが、大物を幾つか写真に取ってきました(9,10,11,12).

123456789101112


§テレビ・ラジオ放送のおしらせ  
1)11月15日(木)NHKBS1で14:00-14:30に,11月22日(木)NHK国際放送(各国語)、こちらが本番ですが、午
前9時30分~9時58分「ビギン ジャパノロジー」で、「もの知り一夜づけ キノコ発見 キノコの不思議」を一部再放送(5分).「輪になって生えるマツタケの写真」、「和歌山のマツタケ山でマツタケ狩りをする様子」と「松茸料理」(NHK「いのちドラマチック」)も一部放映される.また、NHK World Home Page で見ることも可能.

2)11月16日(金)午前11時~ 京都KBSラジオ「妹尾和夫のパラダイスKyoto」でマツタケなどきのこの話
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

カンパありがとう!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§メール便り

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§まつたけ山復活させ隊 開催予定日 2012年10月~12月

回         報告    特別シェフ 
362 10月26日(金)榎本
番外10月27,28日?? 北山で京マツタケ発生調査 集合場所・時刻は362回活動日に決定.

363  11月02日(金)宮崎
番外11月03日(土)? 鹿背山 きのこ調査
364 11月10日(土)三輪
365 11月16日(金)内田
366 11月24日(土)榎本    男厨派 松本

367 12月01日(土)宮崎
368 12月07日(金)内田
369  12月15日(土)池内 
370 12月21日(金)榎本 忘年会

2013年
371 01月11日(金)三輪    男厨派 杉山    

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

§参加や見学希望の方(見学するためには)、2012年1月1日付ブログ670号をお読み下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 754

2012年10月20日 |  マツタケの林地栽培 

今日は朝から快晴の日和。

 本日の参加者は23名で次の通り

 松浦、村岸、松本、多田、前田、森、女坂、有山、橋本、小原、川崎、ホリイ、内田、三輪、大嶌、

笹野、江指、牧井、近藤、石原、阿閉仁、阿閉眞、田中

 今日は和歌山へ遠征している仲間が数人いるので、いつもよりは参加が少なくなりました。

 

 香川山の皆伐した斜面は現在5年ものの若い松が生い茂る状態となっています。

 

 畑の様子

 

先週の活動日に陶芸班が本焼きをしていましたが、今日窯だしをします。

焼きあがったぐい飲みの作品群

   

 釉薬をかけ過ぎて作品を乗せた台にくっついてしまったものありました。

はがねで叩いたら外れました。

 

 今日はメインシェフがいないので、食事の賄いは男性陣がいたします。

  近くの生協に買い出しに行きました。

  畑には白菜やキャベツの苗も植えており、いずれは我々の食卓に乗ることでしょう。

 お茶畑

他に葱や人参、大根も植えられています。

昼食も出来上がりました。トン汁

 

 山の作業に行っていた仲間も戻ってきて楽しい食事のひと時が始まりました。

食事が終われば自分が使った食器類はそれぞれが洗います。

午後からは我々が整備している山へ調査にでかけることにしました。

途中林道の横に設置したフィルダムを点検しました。しっかりとしています。

 調査をしましたが、発見できませんでした。

 

若い松は元気に育ってきています。

栂の種を植えた場所を点検しましたが、発芽はしていない様子

9月30日に通過した台風17号の被害で根こそぎやられている木々が散見されました。

 それでも秋が近づいています。

 三品、川本さんらが 地掻きした所に松の実生が生えてきています。

 峠の横にある、この斜面も皆伐しましたが、若い松がたくさん生えてきています。

 峠のススキ

前田班の活動、精力的に体を動かしていました。

 私はこれらの活動状況を見て、ベースキャンプに戻りました。

 今日は岩倉地区地元の祭りの日です。明日からは他の山にも入れることに

なります。 成果を期待したいものですね。

 文責 三輪

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 753

2012年10月17日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 10月20日(土)、第361回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称)にお集まり下さい(ブログ下記の§活動拠点へのアクセスなどを参照下さい).活動報告は三輪新造さんです.

秋は夕暮(ゆうぐれ)。
 夕日のさして山端いと近くなりたるに、
 烏(からす)の寝所へ行くとて、
 三つ四つ二つなど、飛び行くさへあはれなり。
 まして雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆる、いとをかし。
 日入りはてて、風の音(おと)、蟲の音(ね)など。
 はたいふべきにあらず。三巻本系統勧修寺家旧蔵本 枕草子

といった風情が似合う頃となりました.すると、マツタケの生理生態に興味を持つ者にとっては、ことさらマツタケの発生状態が気になります.詳しくは後ほど報告しますが、北山当たりでも出ている.しかし小さい.今、山科あたりは雨が降っています.発生期10月の降水量(計)は3.5mm/3daysと足らない。岩倉澤田山上部では、地表下5cmでも風乾土壌並みであった.8月頃まで順調に成長したシロは刺激を受けても、これではキノコも大きくはなれない.今日明日と週末の雨は<いとあはれ>.雨がないと、そのまま土の中で腐ってしまうことは『いとをかし』である. 

 今年の和歌山富貴まつたけは,非常に高価である.橋本市場価格でkg20万円をつけたらしい.アカマツ林所有者の岩田さんたちは、マツタケの生活する林作りをされているが,昨年の作業地に立派なシロが形成されたから見に来いとお誘いをいただいた(20日).作業の効果の一つと言えるが、「喝」を入れられたシロが元気を取り戻したのだ.
 岩倉の活動日と重なり、イワタ山発生調査班は、岩倉の活動は欠席です.
 香川山参加者の皆さん! ごめんなさい.
1Kg卸価格20万円のマツタケを抜いてきます.残念ながら、籠に移すまで で終わり.
 
 
§テレビ・ラジオ取材、放送のおしらせ 
 11月9日(金)午前11時~ 京都KBSラジオ「妹尾和夫のパラダイスKyoto Part1」でマツタケなどきのこの話 
 11月15日(木)NHKBS1で14:00-14:30に,もしくはこちらが本番ですが、11月22日(木)NHK国際放送 午前9時30分~9時58分「ビギン ジャパノロジー」で、「もの知り一夜づけ キノコ発見 キノコの不思議」を一部再放送(5分).「輪になって生えるマツタケの写真」、「和歌山のマツタケ山でマツタケ狩りをする様子」と「松茸料理」(NHK「いのちドラマチック」)も一部放映される.また、NHK World Home Page で見ることも可能.

香川山で補整作業をするAさん(1).食卓と荷物置きテーブルに屋根を取り付ける準備をするH棟梁(2).食事中のメンバーたち(3).岩倉の山はからからである.これではマツタケも大きくなれない(4).岩手県岩泉町Kさんから届いた味噌漬け用マツタケと皆さんに配る準備をする仲間たち(5,6).左クリックで拡大できます.

123456

左のブックマークからNikon OnlineGalleryにお入り下さい.活動風景が見られます.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

カンパありがとう!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§メール便り

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§まつたけ山復活させ隊 開催予定日 2012年10月~12月
回         報告    特別シェフ 
361 10月20日(土)三輪    
番外10月20日(土) 和歌山県高野町イワタ山 マツタケ発生調査 参加は締め切り
362 10月26日(金)榎本
番外10月24or25or27or28日 北山で京マツタケ発生調査.目下発生.集合場所・時刻は未定.
番外10月?日    香川県高松市塩江町 マツタケ山づくり参加・懇親会  ?泊

363  11月02日(金)宮崎
番外11月03日(土)? 鹿背山 きのこ調査
364 11月10日(土)三輪
365 11月16日(金)内田
366 11月24日(土)榎本    男厨派 松本

367 12月01日(土)宮崎
368 12月07日(金)内田
369  12月15日(土)池内 
370 12月21日(金)榎本 忘年会

2013年
371 01月11日(金)三輪    男厨派 杉山    

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.


§参加や見学希望の方(見学するためには)、2012年1月1日付ブログ670号をお読み下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 752

2012年10月12日 |  マツタケの林地栽培 


岩手県岩泉町のKさんより 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動


 第360回(10月12日)活動報告

 今日は山日和。全班山作業に精を出しました。岩手県岩泉町のKさんより応援のマツタケが届きました。本当はこちらが復興の応援をしなければいけないのに、ありがとうございます。
 本日の参加者は、橋本、榎本、小原、森、女坂、前田、松浦、中広、宮崎、TAKE、有山、徳田、川本、三品、周田、ホリイ、斉藤、玉城、内田、三輪、阿閉(仁)、阿閉(眞)、杉山、岡阪、田、小長谷、吉村、藤井、中野、田中、まりこ、大久保の32名のみなさんでした。

<玉城山1>
枯損松の除伐などを行いました。

2007年にマツタケの発生をみたシロの保護地。

ここ数年の夏の異常高温、降雨不順のためか、残念ながら未だ発生を見ず。


<玉城山2>

“地掻き”の三品班。「マツタケが絶えて久しい山は、尾根筋10m幅を除間伐、地掻きしてアカマツ林再生」の“吉村Vision”に忠実に、ひたすら地掻きの“hard Work”継続中。

<澤田山1>
林道を挟んで第1整備区(ヤマガラにならってA区)、第2整備区(B区)があります。現在、第1整備区の下部(仮称C区)をシカよけにアセビを残して整備中。
上部(A区)では薄毛のように少なくなったマツが、今日また2本枯れてしまっていました(除伐搬出済み)。

<澤田山2(ヤマガラの里)>
D区の優勢するヒノキの除間伐。

5ヶ年計画でA~D区を一体化させ、周辺をシシ垣で囲い、シカの食害が無かったころの里山を復活させる、壮大な“Vision”をもって“Work”に励んでいます。
下の写真、右の粗朶の山はD区を囲うことになる作りかけのシシ垣。

<澤田山3>
先月の大雨で荒れた沢すじの片付け作業を継続。
  

 今日、取材で歩き回っていて気付いたのですが、昨年までほとんど見られなかったコナラのどんぐりが、今年はあちこちでたくさん落ちているのが見られました。特にシカよけ対策を施していないところでも。これは何を意味するのでしょうか?クマがやってきたためにシカが寄り付かなくなった?

<香川山BC>
チェンソーの整備中。     角ノミでホゾを切る棟梁。
  

本日の昼食メニュー。


陶芸グループでは窯の本焼きを行いました。
朝から火入れ。         昼ころ1,200℃を突破。
  

今年の柿は大粒。                   茶の花咲く。
 

(宮崎 記)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 751

2012年10月10日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 10月12日(金)、第360回マツタケ山づくりを行います.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称)にお集まり下さい(ブログ下記の§活動拠点へのアクセスなどを参照下さい).活動報告は宮崎 昭さんです.
 
 10月1日~5日、岩手県のマツタケ山づくりを見てきました.岩手県立大野高校の環境教育里山整備の収穫祭と岩手のマツタケ発生調査の写真集をNikon OnlineGallery(当ブログ左側ブックマークからお入り下さい)でご覧下さい.
 
 前回は、NHK総合テレビ 10月12日(金)午後2時5分から放映される「お元気ですか 日本列島」の取材があった.更にNHK京都放送局で15日(月)夕方の「ニュース610京いちにち」で6日収録分の新編集VTRが放映される(予定).
 三品・川本班の地掻作業を撮影(1).阿閉・山田班では、アカマツの植樹の結果を取材していた(2).ヤマガラ班では、山づくり後の補整作業の収録がなされた(3).香川山BCのザイセンチュウ枯損マツの伐倒(4).割ってみるとマツノマダラキミキリの幼虫がいた(5,6).写真は,左クリックで拡大できます.大きくしてご覧下さい.

 10月13日(土)は、下記開催予定日にあるように、滋賀県朽木の麻生里山センター主催のきのこ発生調査に参加します.集合場所・時刻は12日香川山で確認下さい.
123456
 10月15日(月)18時台、NHK京都総合テレビ「ニュース610 京いちにち」で、6日収録のVTRを再編集して放映.
 11月9日(金)KBSラジオで妹尾和夫パラダイスKyoto Part1で、午前11時頃 マツタケの話があります.
 11月22日(木)NHK国際放送 午前9時30分~9時58分 「ビギン ジャパノロジー」で、もの知り一夜づけ キノコ発見 キノコの不思議を一部再放送(5分).「輪になって生えるマツタケの写真」と「和歌山のマツタケ山でマツタケ狩りをする様子」(NHKの「いのちドラマチック」も一部放映されます. またNHK World Home Page で見ることも可能だそうです.BS1で木曜日14:00-14:30に見ることが可能(!?).
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

カンパありがとう!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§メール便り

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§まつたけ山復活させ隊 開催予定日 2012年10月~12月

回         報告    特別シェフ        
360  10月12日(金)内田
番外10月13日(土)NPO麻生里山センター 朽木キノコ調査 他
番外10月?日  和歌山県高野町イワタ山 マツタケ発生調査 1泊
番外10月?日   香川県高松市塩江町 マツタケ山づくり参加・懇親会  ?泊
361 10月20日(土)三輪    
362 10月26日(金)榎本
番外10月28日(日)? 北山 マツタケ発生調査

363  11月02日(金)宮崎
番外11月03日(土)? 鹿背山 きのこ調査
364 11月10日(土)三輪
365 11月16日(金)内田
366 11月24日(土)榎本    男厨派 松本

367 12月01日(土)宮崎
368 12月07日(金)内田
369  12月15日(土)池内 
370 12月21日(金)榎本 忘年会

2013年
371 01月11日(金)三輪    男厨派 杉山    

るり溪やぎ農園祭 
 収穫祭
  日時:10月14日(日)場所:るり溪やぎ農園 午前11時~ 会費 18歳以上 3000円 他
問い合わせ:るり溪やぎ農園 622-0065 京都府南丹市園部町大河内小田仮4 電話0771-65-9010
      HPもある.E-Mail:office@ruri-yagi.com  

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

§参加や見学希望の方(見学するためには)、2012年1月1日付ブログ670号をお読み下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER750

2012年10月06日 |  マツタケの林地栽培 

 10月6日(土) 香川山は一日曇天だった。気温は暑くも寒くもないようになってきたが、マツタケが出るのにはまだ少し高い様子。今日はNHKの取材があって、作業は午前;籾すり、香川山BC周りでの取材を含む作業、午後;澤田山、玉城山での取材を含む作業となり、発生調査には至っていない。トップ写真は澤田山の柴栗・コナラの実に務めてもらうことにしよう。

 本日の出席は、松浦、女坂、森、三木、松本、笹野、ホリイ、橋本、小原、上林、多田、川本、三品、阿閉(仁)、阿閉(眞)、大島、内田、有山、杉山、藤井、牧井、石原、吉村代表、山田、白崎(NHK)、関根(NHK)、渡辺(NHK)、TAKE、前田、玉城の30名。

【籾すり】(写真なし)

  朝からJAで玉城(兄ご夫婦)、玉城・TAKE・前田諸姉兄が籾すり作業にかかって、玄米12俵(30kg入り)を持ち帰り、今日の昼食でこの新米(きぬひかり)を味わうことができた。水田にかかわった方々の尽力ありがとうございました。それにしてもあの雑草とりは暑くて大変だったねー。

 隠れた作業や指導を頂いた玉城兄者には特にお礼を申し上げます。

【香川山BC周り】

 

 今日のブログの用意は取材者にコバンザメで省エネを図ることとしよう・・・(←)BCの上のゲート付近の枯れ松伐採(→)。

  

 枯れ枝の焼却処理-火守役者の復帰(←)。この山里のジーンズファッションです(→)。

【澤田山、玉城山】

  

 林道第二ゲート付近で案内(←)。ここからは直接見えないが、澤田山の排水管の中に詰まった岩を大島さんが出しているところ(→)。

 

 鹿ネットで囲っているやまがらの里Aの様子。ミヤマガマズミの実がなっている(上←)。鹿の食害が無くなったために下生えが元気良い。あたり一面にコナラの実が落ちている様子が観察される。これも鹿が食べてしまわなくなったからと理解(下)。

 

 あとじ山の松苗畑では一年生の松がこの夏の乾燥に耐えて育っている(←)。耐性松の苗も根づいた。この枝分かれ数の多いのが特徴(→)。

 

 

 玉城山三品班の地搔き作業。地掻きをしたところで、代表が、腐植層が養分になるようになると赤松の根は感染を拒否する~と講義(下←)。ともかく、都会勤務者にはこの斜面はつらかったでしょう。ほんとうに御苦労さまでした(→)。

【カーンカンカンカン。さあ、食事】

 

 

 机の上は、種市海岸の昆布(岩手土産)を除いて全部BC畑の自製。うれしそうですなあ(上←)。早々に底が見えた新米のお櫃(上→)。昼食メニューは、カレー焼き野菜添え、豆腐と油揚げの味噌汁、いちじくなど。

4時ころに閉会。皆様また来週元気にお会いしましょう!(内田記)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする