まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-380-

2009年02月28日 |  マツタケの林地栽培 
マツノザイセンチュウに犯された枯損松を運び出す。 




まつたけ復活・里山再生市民運動
第179回(2月28日)活動報告


 今日は久しぶりの快晴、昼には汗ばむほどの暖かさ、作業山峠の杉も大いに花粉を撒き散らしていた。そのような中、滋賀県高島市から3名の方々が見学に来られた。新たなメンバーも加わり(敬称略)鎌田、橋、寺尾、森、小原、川本、榎本、杉山、松本、有山、中広、松浦、雅子、村上、内田、川崎、松川、玉城、中野、永渕、阿閉、阿閉、吉村、石原、江指、土江、猫田、前田、堀井、保井、城、城、吉川、小吹、中川の35名の方々が参加された。

 <玉城山>・・・昨年末に伐採しておいた枯損松を運びだした。マツノマダラカミキリが羽化して飛び出す前に焼却しなければならない。花粉症と戦いながらも暫くこの作業が続く。

 <沢田山Ⅰ>・・・今秋の発生を期待して、地道な地掻き作業が続く。
 <沢田山(新)Ⅲ>・・・見学者を案内した後、アカマツ林に復元する作業を始めている。

 <香川山BC>・・・焼却の傍ら、炭焼き班が多目的窯で割り木状にした枯損松をいぶし、幼虫の羽化を防ぐ作業を継続している。  昼食時、見学者との交流、本日のメインは料理人による「おだまき」であった。 菜園に自生しているヨモギの若葉に誘われて、草もちを作り新緑を味わった。出来上がったのが遅かったので、味わうことなく帰られた方もおられた。

 
 [ 綾部(2/26)見学の報告 ]
 綾部市主催の「丹波マツタケ産地再生・現地講習会」に、吉村代表が講師に招請されたのを機会に、我がメンバー6人も参加させてもらった。周辺地域の70人ほどの山林地主や関係者が集まり、吉村講師による「アカマツ林の育成方法」等の講話の後、森林組合の方から「薬剤注入」の実習を受けた。
(追記・3/1 予防薬剤注入実習の様子が,メンバーの杉山氏によりYouTubeにアップされていますのでご覧ください。 http://www.youtube.com/watch?v=8WIaCiPeCbo )

(榎本記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-379-

2009年02月25日 |  マツタケの林地栽培 
岡山から来られた見学者の皆さん!
天気の悪い日で残念でした.



まつたけ復活・里山再生市民運動 

 次の活動日は2月28日(土)です.アクセスや作業内容やお知らせは下記をご覧下さい.今週は、雨の日が多く 山の作業も滞りがちで、メンバーの皆さんは 消化不良を起こされているかと存じます.次回の天気予報は、現在、曇りです.

 前回活動日は、久方ぶりの雪(現地20cmの積雪)で飛行機の発着も危ぶまれる状況でしたが、岩手県大東町に行っていました. 岩手大学の岡田秀二先生が「森林化社会を勧める」営農大学で、マツタケの生活する里山(アカマツ林)づくりを話してきました.
80名ほどの参加者は、イギリスの里山の活用や岩手県が取り組むバイオマス事業の話(チップボイラー他)、クヌギの森づくりなどを熱心に聞いていた.もちろん僕のマツタケのこともである.当面する課題がいろいろあるから、その問題点が解決するまで待つという「やる気のない」参加者は居ないように見受けた.とにかく、今歩み始めなければ、いつ始めるのだという気持ちが、逆にこちらに伝わる雰囲気がある.
 
 そんな訳で、岡山県久米郡久米南町の山林地主さん達とは、お会いできなかったが、お土産まで頂戴した.ブログを見ると前日の雨で作業は中止となり大変お気の毒でした.共にがんばりましょう!!
2月28日は、滋賀県高島市で 里山を守るためにアカマツ保全を考える林家の方々が3名岩倉にお越しになるが、これまた、前日の天気で参加者の勇姿が見られるか微妙である.
 
 里山保全活動であるまつたけ十字軍運動を市民と始めて4年目になるが、「マツタケの生活するアカマツ林を再生する運動」も日本全国各地で認知されてきたようである.京都市のアカマツを守る事業にも期待を寄せている.

 26日(木)、京都府綾部市愛林会がマツタケ山づくりの講習会をされる.まつたけ十字軍運動のメンバーも僕を含めて5人ほど参加する.参加されたい方は、下記のお知らせをご覧下さい.

マツノザイセンチュウ病による枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.これを放置することは、アカマツ枯損木の所有者は感染に手を貸しているという認識を持つことが必要だ.林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.

<2月28日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

 澤田山旧第3整備地は、 作業のし残しを整備して山主さんにお返しすることになった.2月6日に参加者全員のご協力で、除伐材や地掻物を整理・整頓しましたが、まだ相当残っています.しばらく乾燥のために放置して、水分が飛び軽くなってから、整理を続けます.切りっぱなしの付けが貯まってしまったためである.除伐と整理を1週間交代で進めるなど作業の改善を考えたい.


1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の地掻など補整作業を実施している.しかし、マツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

 第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.出るまで手入れをすれば必ず出る(-.-).

 第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

 第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.4―5年前にはマツタケを採取した所と聞いている.今秋の調査に期待.


3)玉城山は、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)竹林整備班は、作業が御休みである.いま、地中では小さな小さな竹の子が育っている.前回、竹の子はまだ現れていないことが判明.

<お知らせ>
1)2月26日午後、綾部市松茸研究会が愛林会のアカマツ林でマツタケ山づくりの講習会を開催.12時30分、京都府綾部市市役所前集合.

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ開催
3月6日(金) 3月21日(土)
4月3日(金) 4月18日(土)
5月1日(金) 5月16日(土)
  京都府木津川市観音寺峠道の入口に午前9時 30分集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[田中まで].

開催予定日 2009年2月-3月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第179回 02月28日(土) ブログ報告:榎本
第180回 03月06日(金) ブログ報告:宮崎
第181回 03月14日(土) ブログ報告:池内
第182回 03月20日(金) ブログ報告:宮崎
第183回 03月28日(土) ブログ報告:榎本

<参加に当たって留意することがら>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 
9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
まつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)とまつたけ十字軍写真集(続きとなっている)がある.それらを覗くにはパスワードが必要
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)やまつたけ十字軍写真集を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる.これでOK.スライドショーが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<カンパ! ありがとう>   
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.

日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!

私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.

生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.

近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.

運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.

まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上のものを持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.


主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会
代表 大月 健
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-378-

2009年02月20日 |  マツタケの林地栽培 
畑の様子


岡山県から12名が我々の山の整備状況を視察にみえました。
 昨夜から未明にかけて降った大雨のため山での活動はできませんでした。
ガレージの様子 雨が降った後は水びたしの状態

 畑のブロッコリーは鹿?が新芽をかじってしまった。



午前10時過ぎにベースキャンプに着くとすでに視察の方々はバスで来ておられました。
 雨が降ったせいもあって我々の仲間はまだ4、5名という状況から本日はスタートしました。
 本日の参加者は次の通り
 榎本、中村、山田、小原、中広、中野、村上、斉藤、まり子、雅子、有山、堀井、猫田、三輪、と岡山県久米郡の竹内さん他11名の方々です。

午前中は玉城山、澤田山を案内し、





昼すぎにベースキャンプにもどってきて、 

本日の昼食メニュー


猫田さん、雅子さん、まり子さん、中野さんたちが用意してくれた、カレーご飯を戴きました。岡山の視察の方々は昼食後のあと、自己紹介をされその後バスで帰られました。

 我々は午後から玉城山の散水ようのホースから水が出ていないので調査にでかけ、




水源地でタンクから水を取り入れているところでホースが外れているのを発見、修理をしました。
 この作業中にも北山しぐれに見舞われました。
 今年になって雨にずっと作業をさまたげられておりますね。(三輪 記)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-377-

2009年02月17日 |  マツタケの林地栽培 
関西では少なくなったアカマツの美林が続く和歌山県高野町
標高が高いのでマツノザイセンチュウ病の被害が少ない.
周りは現役のマツタケ山である.



まつたけ復活・里山再生市民運動


第178回 開催日のお知らせ

 次の活動日は2月20日(金)です.週間予報では、またまた、曇り時々雨だ(ランクA).綾部市松茸研究会に続いて、今回は岡山県久米郡久米南町の山林地主達11人が見学に来られる.
 どちらもマツタケ産地の林家であるから マツタケの林地栽培のプロではないにしても林業のプロである、あるいはプロであったはずである.
 376号にも書いたが、40~50年も放置したアカマツ林で、かつてのようにマツタケを採ろうという発想で見学にお越しになることは「虫がよすぎる」.というよりは、新興宗教(マツタケ教)でもない限り、春に苗を植えました、あるいは種を蒔きました.「さぁー秋に収穫です」とはならない.
 相手は、マツタケ胞子が感染しても、土壌中の微生物と熾烈な戦いをしつつ、また化学的・物理的環境の変化に耐えつつ、5年間もの時間、シロを維持して始めて、マツタケを1本出すというシロモノである.
 その間の土の中で繰り広げられている戦いは、一部を見ても全体は誰も見たことがないのである.
 どんな山づくりをすべきか? そんなことは皆さんの方が良くご存じのはずである.マツタケ山づくりは、1930年代の松山の姿が理想的なのだ.
 元気のある里山を後世に残すためには、今のままでよいことは一つもない.矢張り少しづつでも手を入れねばならない.
 手を入れた分だけ、マツタケは元気を取り戻すことは確かである.しかし、やり過ぎてもいけないしやりなさ過ぎもいけない.そこを見たいとお出でになるのかもしれない.
 さて、僕は、20日から22日まで一関市大東町に出かける.岩手大学の岡田秀二先生が岩手県東磐井地方森林組合で「里山の役割と利用」というシンポジウムを主催される.それに出席のため、岡山久米南町の方々にお会いできない.

マツノザイセンチュウ病による枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.これを放置することは、アカマツ枯損木の所有者は感染に手を貸しているという認識を持つことが必要だ.林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.

<2月20日(金)の作業予定>
 見学者との交流会と手入れ区の視察が中心となる.仲間の皆さん!!宜しくご協力のほど願いあげます.
   
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

 澤田山旧第3整備地は、 作業のし残しを整備して山主さんにお返しすることになった.2月6日に参加者全員のご協力で、除伐材や地掻物を整理・整頓しましたが、まだ相当残っています.しばらく乾燥のために放置して、水分が飛び軽くなってから、整理を続けます.切りっぱなしの付けが貯まってしまったためである.除伐と整理を1週間交代で進めるなど作業の改善を考えたい.


1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の地掻など補整作業を実施している.しかし、マツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.出るまで手入れをすれば必ず出る(-.-).

第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.4―5年前にはマツタケを採取した所と聞いている.今秋の調査に期待.


3)玉城山は、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)竹林整備班は、作業が御休みである.いま、地中では小さな小さな竹の子が育っている.前回、竹の子はまだ現れていないことが判明.

<お知らせ>
1)2月26日 綾部市松茸研究会のアカマツ林でマツタケ山づくりを体験します.10時30分頃京都出発.希望される方は、午後12時30分綾部市役所前集合.
3)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
午前9時 30分より
3月6日(金)  3月21日(土)
4月3日(金)  4月18日(土)
5月1日(金)  5月16日(土)
  京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[田中まで].

開催予定日 2009年2月-3月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第178回 02月20日(金) ブログ報告:三輪
第179回 02月28日(土) ブログ報告:榎本
第180回 03月06日(金) ブログ報告:宮崎
第181回 03月14日(土) ブログ報告:池内
第182回 03月20日(金) ブログ報告:宮崎
第183回 03月28日(土) ブログ報告:榎本

<参加に当たって留意することがら>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
まつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)とまつたけ十字軍写真集(続きとなっている)がある.それらを覗くにはパスワードが必要
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)やまつたけ十字軍写真集を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる.これでOK.スライドショーが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<カンパ! ありがとう>   
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.

日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!

私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.

生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.

近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.

運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.

まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上のものを持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.


主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会
代表 大月 健
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-376-

2009年02月14日 |  マツタケの林地栽培 
綾部市松茸振興会の皆さんと


まつたけ復活・里山再生市民運動



第177回 マツタケ山づくり作業の報告


  昨日の最大瞬間風速5.8m/sの風に煽られた雨(17mm/日)は、かなり激しいものがあった.綾部市松茸振興会(西野会長)のご一行様のことが心配されたが、今日は、最高気温16.1℃(12時)とこれで2月かと思うような暖かい日であった. 
岩倉に着くと、女性メンバーからバレンタインデーの贈り物が届いている(9502,9535).皆さん!!お返しは3月14日ですよ、お忘れ無く.
 見学者は、12時30分頃に 岩倉にマイクロバスで到着された.早速、メンバー(写真集9501,9508,9510,9511,9512,9518,9519,9520,9521、9524参照)の準備した食事をお取りいただいた(9525,9526,9527,9528,9530).しばらくして、川崎さん(9534)の司会で、マツタケ山づくりなどの意見交換が活発になされた(9533、9536,9537,9538).
 我々の仲間は、雨模様のためにか、23名である.まさこ、加藤、周田、榎本、三品、川崎、川本、村上、小原、中広、有山、三輪、藤井、山田、内田、中野、池内(恒)、江指、松川、前田、猫田、中川、吉村、と綾部市松茸振興会のメンバー21名併せて44名であった.
 意見交換会の後、2時過ぎから、まつたけ十字軍運動の山を見ることになり、澤田山に到着(9539).整備区の世話人の説明を聞く(9541,9542).続いて広葉樹の森づくり区に移動(9543,9544).その説明を受けた(9545,9546,9548,9549).
 
 綾部市は、丹波マツタケの中でも、つとに有名であり、盛んに松茸が採れていた頃は、素人集団のマツタケ山づくりを視察することは、まず無かったであろう.
 全国の炭の生産量が昭和30年にそのピークを過ぎ、’60年頃の高度経済成長で我々の生活が近代化されると同時に、里山を放棄させられ、それは最近の構造改革による産業の交代と同じであるが、京都の松茸生産量は「嘆く」というものでなくそれを通り過ぎて「笑っちゃう」ばかりとなっている.
 マツタケ山づくりは、試験的に昭和40年頃から始まるが、京都で毎年1200tも採れていた1930年代には、マツタケ山づくり技術はなかったのである.ということは、生活に必要なものをいわゆる里山から得ることが、マツタケの生活にアカマツの生態に適ってい、マツタケを育てていたと考えるべきだ.
 いま、マツタケ山づくりに、あの考古学のように「God Hand」は無いのである.こっそり「ものを埋める」ことができないためだ.「異常気象のせいだ」とか「排気ガスのためだ」とか己のずぼらを棚に上げていてはいけない.マツタケ減産の原因は、里山の放棄を選択した或いはさせられたとしても、そのことによるのだと心すべきである.
 確とした増産の展望はなくとも、後世に健全な里山を残すことは我々の義務だろうし、山に手を入れたら入れた分だけ「山の神」は結果を出してくれる.これは確かなことである.

<皆さんの活動の様子を見ることができる>
まつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)とまつたけ十字軍写真集(続きとなっている)がある.それらを覗くにはパスワードが必要
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)やまつたけ十字軍写真集を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる.これでOK.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<お知らせ>
マツノザイセンチュウ病による枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.アカマツ枯損木の所有者は感染を拡大させているという認識を持つことが必要だ.林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.

1) 2月20日、岡山県久米郡久米南町の山林地主達11人が見学予定.

2)2月26日午後、綾部市松茸研究会、愛林会のアカマツ林でマツタケ山づく
りを体験します.午前12時30分綾部市市役所集合.

3)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
2月21日(土) 午前9時 30分より
  京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[田中].


<カンパ! ありがとう>   
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.

日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!

私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.

生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.

近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.

運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.

まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上のものを持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.


主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会
代表 大月 健
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-375-

2009年02月10日 |  マツタケの林地栽培 
今、私たちは、樹病にあるアカマツやナラ類で炭を作っている.炭の新機能は目を見張るものがあり、畑に入れると野菜等の収穫が増すというデータがある.写真はアカマツ材のみの炭である(問い合わせは、メンバーの前田さんまで).

まつたけ復活・里山再生市民運動


第177回 マツタケ山づくり作業開催日のお知らせ

 次の活動日は2月14日(土)です.いつも通りにマツタケ山づくりを楽しみましょう!皆さんが、マツタケの生活可能な里山林(アカマツ林)を再生するに必要な作業を徹底的な有機物循環式林業を目指して組み立てています(下記:まつたけ十字軍運動とは?を参照下さい).
 京都府綾部市にある綾部松茸研究会のメンバー28人が山の見学と交流を兼ねてお越しになる.12時30分に岩倉に到着.昼食を共にしながら意見交換をしたい.その後、春のようで時々雨という予報を睨みながら、幾つかのマツタケ山づくり作業地でマツタケの林地栽培の意見交換を行う(26日には綾部市のマツタケ山見学;お知らせの項を参照下さい).

 昨年のマツタケ発生については、市場関係者の話でも 和歌山に目を見張るものがあったと聞いている.その理由を調べたいと考えていたが、2月11日に東京工業大学の工藤唯男先生のお知り合いである(株)ヒロイワ社長岩田光弘さん所有のマツタケ山を見せていただけることになった.和歌山県高野町にあるアカマツ林であるが、最近では、高野町がマツタケの主産地の様相を見せている.楽しみだ!

マツノザイセンチュウ病による枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.アカマツ枯損木の所有者は感染を拡大させているという認識を持つことが必要だ.林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.

<2月14日(土)の作業予定>   
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

 澤田山旧第3整備地は、 作業のし残しを整備して山主さんにお返しすることになった.2月6日に参加者全員のご協力で、除伐材や地掻物を整理・整頓しましたが、まだ相当残っています.しばらく乾燥のために放置して、水分が飛び軽くなってから、整理を続けます.切りっぱなしの付けが貯まってしまったためである.除伐と整理を1週間交代で進めるなど作業法の改善を考えたい.


1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の地掻など補整作業を実施している.しかし、マツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.出るまで手入れをすれば必ず出る(-.-).

第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.4―5年前にはマツタケを採取した所と聞いている.今秋の調査に期待.


3)玉城山は、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)竹林整備班は、作業が御休みである.いま、地中では小さな小さな竹の子が育っている.

<お知らせ>

1)2月26日午後、綾部市松茸研究会のアカマツ林でマツタケ山づくりを体験します.9時30分頃京都出発.希望される方は14日にお知らせ下さい.

2)2月20日、岡山県久米郡久米南町の山林地主達11人が見学予定.

3)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
2月6日(金)、21日(土) 午前9時 30分より
  京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[田中].

開催予定日 2009年1月-3月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第177回 02月14日(土) ブログ報告:吉村
第178回 02月20日(金) ブログ報告:三輪
第179回 02月28日(土) ブログ報告:榎本
第180回 03月06日(金) ブログ報告:宮崎
第181回 03月14日(土) ブログ報告:池内
第182回 03月20日(金) ブログ報告:宮崎
第183回 03月28日(土) ブログ報告:榎本

<参加に当たって留意することがら>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)

アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
まつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)とまつたけ十字軍写真集(続きとなっている)がある.それらを覗くにはパスワードが必要
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)やまつたけ十字軍写真集を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる.これでOK.スライドショーが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<カンパ! ありがとう>   
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.

日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!

私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.

生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.

近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.

運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.

まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上のものを持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.


主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会
代表 大月 健
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-374-

2009年02月06日 |  マツタケの林地栽培 

     

旧(SW山)第3整備地の後片付け参加者(クリックで拡大)
 


まつたけ復活・里山再生市民運動

 

第176回活動日の報告

 やはり温暖化でしょうか、この時期にしては気温は暖かでしたが少し風が強く、作業後の汗をかいた体には冷たく感じられました。
 本日の参加者は、榎本、加藤、小原、鎌田、内田、三品、川本、中広、森、三輪、中川、雅子、山田、宮崎、まりこ、村上、吉村、大久保、斉藤、有山、松浦、吉川、前田、石原、田の25名の皆さんでした。

 本日の作業は、旧(SW山)第3整備地の一斉後片付け。賄班と焼却班をBCに残しほぼ全員参加で、主に伐倒したままになっていた枯損松の玉切り整理などを行いました。
 以前は第3整備地班員数名でシコシコとやっていた作業も、人海戦術だとはかどり、「たまには全員で集中作業をするのも良いもんだ」との声も上がりました。






本日の昼食は、湯豆腐、粕汁、ホウレンソウのおひたし、ご飯。



(宮崎 記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-373-

2009年02月03日 |  マツタケの林地栽培 
節分にはヒイラギとイワシを家の前に飾る




まつたけ復活・里山再生市民運動



第176回 マツタケ山づくり作業開催日のお知らせ

次回の開催日は、晴れる予報で、たいした意味もなくホットする.久しぶりに山の作業に伸び伸び取りかかれるだろう.
 澤田山第3整備区は、昨年春、皆さんが手入れしたところに その秋マツタケが発生し大喜びをしました.記憶にも未だ新しい.
マツタケが1本でも生える場所の手入れは、100%の効果があるとプロはすで証明をしてくれていますが、ここでの作業は市民がそれを証明したことになるわけです.そう言う意味で意義あることでした.また、第3整備班の眼が正しいことも証明されました.
 林は放置されているため、倒木が多く立木密度が高い.アカマツはその樹勢が弱りマツのザイセンチュウ病に犯され、マツタケのシロも活性が衰えていると判断し、マツタケ山づくり作業を始めました.
作業途中で「どうもここはSW氏の持山ではないらしい」と疑われる事態になりましたが、作業を続けました.
「目的が正しければ手段を問わない」という感覚でいた訳では全くありませんが、反省せねばなりません. 言ってみれば、汚物で散らかっているからと、他人の家に無断で入り込み、掃除をしてもきっとしかられることでしょう!
 皆さん! 作業、とくに除伐した樹や地掻物の整理が、終わっていません.早急に後片付けをして持ち主に返します.総出で作業に取りかかりたいと思っていますので応援下さい.
できるだけ早く、次の候補地の作業にかかりたい.今度は、間違いのないエリアの選定が済んでいるようです.しかも、マツタケが4-5年前には出たというところです.

<2月6日(金)の作業予定>   
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

澤田山第3整備地(旧呼称)は、山主さんが特定でき、一度 作業のし残しを整備してお返しすることになった.除伐材や地掻物を整理・整頓せねばなりません.各整備班の方々もそれぞれの予定で作業を進めておられるのですが、旧第3整備地区の整理作業に力をお貸し下さい.

マツノザイセンチュウ病による枯損木は伐倒し焼却を進めよう!
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.アカマツ枯損木の所有者は感染を拡大させているという認識を持つことが必要だ.林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.

1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の地掻など補整作業を実施している.しかし、マツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.出るまで手入れをすれば必ず出る(-.-).

第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.今秋の調査に期待.


3)玉城山は、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)竹林整備班は、作業が御休みである.いま、地中では小さな小さな竹の子が育っている.

<お知らせとお願い>

1)2月14日活動日に京都府綾部市松茸研究会のメンバー28名が見学と交流を兼ねて岩倉に来られる.また、2月26日の昼から綾部市松茸研究会のアカマツ林でマツタケ山づくりを体験します.

2)メンバーの宮崎君は八ヶ岳と南アルプスと富士山を眺めることができる山梨県大泉
村で、15坪ほどのログハウスを組みます.20年来の彼の夢の実現です.完成の暁
には皆さんにも使わせて呉れるとのことです、嬉しいではありませんか!
2月の後半には、今、切り倒してある唐松材を一人で運び出すそうです.運び出
し作業を手伝ってくれる人を探しています.
無料奉仕ですが手伝ってやろうという方は、ブログのコメント欄で或いは本人に直
接詳細をお確かめください.

3)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
2月6日(金)、21日(土) 午前9時 30分より
  京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[田中].

開催予定日 2009年1月-3月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第176回 02月06日(金) ブログ報告:三輪
第177回 02月14日(土) ブログ報告:池内
第178回 02月20日(金) ブログ報告:宮崎
第179回 02月28日(土) ブログ報告:榎本
第180回 03月06日(金) ブログ報告:三輪
第181回 03月14日(土) ブログ報告:池内
第182回 03月20日(金) ブログ報告:宮崎
第183回 03月28日(土) ブログ報告:榎本

<参加に当たって留意することがら>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど)
ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 
9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
まつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)とまつたけ十字軍写真集(続きとなっている)がある.それらを覗くにはパスワードが必要
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)やまつたけ十字軍写真集を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる.これでOK.スライドショーが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<カンパ! ありがとう>   
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173


まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.

日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!

私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.

生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.

近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.

運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.

まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上のものを持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.


主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会
代表 大月 健
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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