まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-350-

2008年10月29日 |  マツタケの林地栽培 
美しいアーチ型に直された多機能窯
11月17日から皆さんの「作品」を焼始める


まつたけ復活・里山再生市民運動

第165回活動日(11月1日)のお知らせ

 マツタケ発生の終期に差しかかったところで、今年は 十字軍運動としてはどんな年だったかと振返えるには、まだあと2ヶ月もあり、早すぎるように思うが、特筆すべきは参加者の、それに見合う努力の賜物が確認できたことである.そのためかどうかマツタケ生息地の復活法の“視察”が多いように思う. 新人3名の参加も予定されている.
 
 また、里山整備で発生するバイオマスをエネルギー源に使いたいので、陶芸作品も焼ける、炭も焼ける、ピザも焼ける窯を造りたいと参加者と全国の支援者に窯建設の寄金を呼びかけて実現した多機能窯で、皆さんがひねった陶器を11月に焼きます.
ご指導くださるのは、窯造からお付合い下すった言わずとしれた近藤高弘先生と阪田先生で、その方法を色々検討くだすった.これからは僕たちでできるようにすべきであるとの方針で、素焼の方法を学んで欲しいこと、窯に入れる方法と釉をかける本焼法を教えて下さる.
都合3回予定されている(下記お知らせをご覧下さい).近藤門下生の皆さんのお手伝いもある.ビデオの記録も許されている.

 話は、マツタケに戻るが、岡山県赤磐市の赤松林を保全する会の皆さんは雨の中の視察になったが、得るところはあったでしょうか?僕は講義のために欠席だったのですが、そのお返しじゃありませんが、いやぁー、偶然です. 11月5日に岡山市に出かける. NHKでスタジオ収録があり、その番組名は「岡山のトラのアナ」で広くマツタケが扱われる.7日(金)午後7時30分から8時13分の放映予定である.その後BSで全国に放映されるらしい.

<11月1日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
 残暑の厳しい年では、丹波でも12月にマツタケが採れた年もあるが、そろそろマツタケの発生も終りを迎える頃となってきた.市内のまつたけ採り名人の話である.温度的には、ここ30年の平年データと比較すると、今は、ほぼ10月の終りと同じである.

1)香川山に、今年の夏の渇水で枯れたアカマツが目立つ.これを処分することもマツタケ山づくりであることを忘れないで欲しい.香川山皆伐区も予定どおりに再生が進んでいる.アカマツ幼樹の群落が美しい.
2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとあり、里山整備のお手本のように作業が進んでいる.
3)玉城山は、アカマツの残る地域へ手入れを延していく必要があるだろう.撒水データの解析を期待しよう.

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

まつたけ十字軍運動とは?
 まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しみ、我々の成果が全国に230万haあるというアカマツ林に普及することを願っている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収.
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年11月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
第165回 2008年11月01日(土) Y
第166回 11月07日(金) MI
第167回 11月15日(土) E
番外1 11月17日(月) 陶芸品の素焼 午前9時~
番外2 11月20日(木) 素焼済作品の窯入れ 午前9時~
第168回 11月21日(金) MI 本焼 初窯式 午前9時~
第169回 11月29日(土) MW
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回  2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E


<お知らせ>
1)初窯式開催、陶芸教室も兼ねています.場所は 岩倉香川山
講師は 近藤高弘先生と阪田世志哉先生
11月17日(月)午前9時~  素焼法
11月20日(木)午前9時~  窯詰の仕方
11月21日(金)午前9時~  本焼の仕方  

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月7日(金)、11月22日(土)午前9:30より
京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].


<お便りコーナー>
<カンパ! ありがとう>    
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-349-

2008年10月24日 |  マツタケの林地栽培 
本日は朝から小雨が降り続く天候で始まりました。天気予報では午後から晴れ間が出るとことで行く準備をしました。午前10時前になると雨もあがってきてこれなら何とか活動ができるかなと岩倉のベースキャンプへと車を走らせました。この時期の雨はマツタケが出てくるためには必要な雨なので、もしかしたらと期待をもたせました。

ベースキャンプに着くとすでに何人かの仲間が来ておりました。
本日の参加者は橋本(敏)、猫田、ツトムちゃん、榎本、中広、川崎、小原、前田、周田、三品、森、雅子、斉藤、三輪、大久保、中野、石原、小長谷、阿閉夫妻、大島、田中、藤井、まり子、有山、松川、宮崎の方々でした。
また今日は岡山県の赤磐市の市長さんほか14名の方々が視察に見える日でもありました。
10時30分頃に一行がバスに乗って到着され、直ちに顔合わせを行いました。我々の活動拠点である香川山の現在の様子を説明、しばらく辺りを散策した後、バスで作業現場がある山に一行を案内しました。3ヶ所ほどの現場の様子を見てもらい、午後1時前にはキャンプに戻り、留守部隊が用意してくれました「カレーライス」のご馳走に舌鼓を打ちました。食事後は今日の視察の印象をリーダーの方からお伺いしました。一行はその後バスで帰られました。



我々も昼食を終えた後、作業を行っている現場に行きお目当てのマツタケ探しをしました。昨年から地掻き作業を行っている現場ではマツタケの収穫ができました。


収穫したマツタケを持ち帰り、ベースキャンプで今年収穫した新米で炊き込みご飯をつくり、当日参加した仲間にお裾分けをしました。
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-348-

2008年10月22日 |  マツタケの林地栽培 
マツタケ感染アカマツ実生苗(本文参照)





まつたけ復活・里山再生市民運動



第164回マツタケ山づくり開催(10月24日)のお知らせ

 岡山県赤磐市で アカマツ林を保全する活動を続けている「赤松林を保全する会(会長平尾暢良氏)」の皆さん(15名)が、私たちのアカマツ林復活の現状を見学に来られる.残念ながら、野外活動としては、いい日和ではないようだ.
赤磐市の皆さんが労を厭わなければ、ザイセンチュウ病との戦いは激しいものがあるが、かつての立派なアカマツ林に戻すことは容易である.京都市岩倉で環境派市民がその範を垂れていると考えられる.
当地も、京都と同じくまつたけの産地であり、今も発生しているが、開傘状態のまつたけが激減した昨今、受入れ体制を整えたマツ林に胞子が飛散する確率は取りこぼしのまつたけの量に依存し、その頻度は低い.
 ということは、手を入れたが、何年待ってもマツタケが生えてこないと言うことになる.これでは、環境派市民はともかく林家は手入れ作業をやらない.やがて、240万haのマツ林は必ず無くなるのである.そうして、里山問題の一つが消えるわけである.
 そこで、マツタケ感染実生苗の植付け実験を試みて欲しい(参照:マツタケ;2008年度版 きのこ年鑑、(株)プランツワールド、 pp223-229).マツタケの感染源としては効果があるはずだ.岩手県岩泉まつたけ研究所で1999年から野外で枯れずに生育することは確かめている.

<10月24日(金)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

 香川山べースに、今年の夏の渇水で枯れたアカマツがある.これを処分することもマツタケ山づくりであることを忘れないで欲しい.

1)玉城山班では、撒水の地温、気温変化を測定しながら撒水方法の実験を試みている.常時撒水は かえって、まつたけ子実体にとってはマイナスである.どのような撒水が相応しいかデータを期待したい.
2)澤田山では、村上班はマツタケの発生待ちとのこと.
中広班が澤田山上部を手入れしている.
3)澤田山のNM班の広葉樹の林づくりは、ザイセンチュウ病枯損、ナラガレ枯損対策に大忙しである.
4)香川山では、薪の保存エリアの整備が進んでいる.

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しみ、我々の成果が全国に240万haあるというアカマツ林に普及することを願っている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収.
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年10月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
第164回 10月24日(金) MW
第165回 11月01日(土) Y
第166回 11月07日(金) MI
第167回 11月15日(土) E
第168回 11月21日(金) MI 初窯式 
第169回 11月29日(土) MW
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回  2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E


<お知らせ>
1)るり溪やぎ農園 収穫祭 ‘08 へのお誘い
 日時:10月26日(日) 11時から 午後3時まで
 場所:京都府南丹市園部町大河内小田仮4 やぎ牧場
 参加費:大人3000円、中高生2000円、小学生 1000円
      餅つき、ぜんざい、ピザ、バーベキュー、やぎ乳製品、焼芋など
問い合せ先:るり溪やぎ農園(片岡)電話0771-65-9010、090-9703-9904

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月7日(金)、11月22日(土)午前9:30より
京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].

3)11月21日(金)に初窯式で皆さんの作品を焼きます.

<お便りコーナー>
1)北海道 S さんから
 こちらは紅葉も10月初旬で終わり、広葉樹の葉も80%ほど落葉しました。
明日は最低気温3℃、最高気温15℃だそうです、でも平地で氷点下に下がったのはまだ1回きりで、暖かい年です。ネットで京都の今日の気温を見るとこちらの9月10日頃の気候ですね。
 私は9月21日にトドマツ林で2本の収穫を最後に9月28日で今年のまつたけ狩りを終了しましたが、十字軍の山では京まつたけ復活を確認したそうですね。素晴らしことだと遠くより、陰ながら喜んでいます。いつも自然のものを搾取ばかりしているような私が言うのもなんですが、何十年も収穫のない山にまつたけ復活をさせることの困難さは、並みの情熱では達成できるものではないと理解しています。
まつたけ狩りを終了後はハナイグチ、山ぶどう、エノキタケと相変わらず自然のものを搾取ばかりしています(申し訳ありません)。
 ネット環境、(1秒間に5KBしか送れません)医療環境、(脳外科までは60kmと遠い)は最悪ですが、自然は豊かです。
それではまた、                                       

2)滋賀県沖島の川嵜悦子さんから
一昨日の19日(日)、沖島でマツタケ2本発生確認いたしました。
少しほっとしました。山へは毎週、入る予定です。



<カンパ! ありがとう>    
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-347-

2008年10月18日 |  マツタケの林地栽培 
アカマツ林整備・・・地掻きの成果が現れる!!。




まつたけ復活・里山再生市民運動
第163回マツタケ山づくり(10月18日) 活動報告
 

 先週に続いて発生調査を行った。放置されていた山を借りて整備・整地すること2年余り、その成果がいよいよ現れてきた。参加者一同大いに気勢をあげ、今日の活動を無事に終えて気持ちよく帰路に着いた。今日気勢をあげた方々(敬称略)は、三輪、杉山、加藤、林屋、大島、田中、石原、雅子、大久保、榎本、橋本、周田、安永、山田、中野、北村、小原、小吹、池内、前田、内田、吉村、松田、多田、岡阪、阿閉(仁)、阿閉(眞)、玉城、中広、森、大月、長谷川の32名であった。

 <玉城山、澤田山ⅠⅡ>・・・横一列になって発生状況を調べる。地掻きの成果だろう、いくつかのシロが活性化し、子実体も2個3個と顔を出していた。カサが開くのを待ち、胞子が近隣のアカマツ林に飛散してくれるのを期待している。来年、再来年のシロの形成が楽しみだ。


 <香川山BC>・・・朝の活動前のひと時。炭焼き人グループが二日前に仕込んでおいた窯を開いていた。ソヨゴを焼いたそうだが、なかなかのできばえの炭である。菜園のスダチは今年は不出来だったが、子供の頃に味わったあの「七輪焼きまったけ」がいよいよ現実のものとなって来た・・・。

(E記)




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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-346-

2008年10月15日 |  マツタケの林地栽培 
岩泉まつたけ研究所時代に開発したマツタケ感染実生苗の野外への移植実験
少なくとも5年間の観察では、新しく伸びた根にマツタケが感染している.



まつたけ復活・里山再生市民運動
第163回マツタケ山づくり開催(10月18日)のお知らせ

 今年は、さしたる残暑のぶり返しもなく、それなりに雨もあり、まつたけの発生も順調と思わせる.
国内産では、和歌山ものに勢いがある.東北では、気温の低い岩手がそろそろ終り、山形県(岩手からみると暖かいのだ)に発生が移っている.長野県、奈良県、岡山県、山口県、もちろん丹波で発生が続いているようだ.
 外国では、雲南省か吉林省か分らないが相変らず中国、それに韓国、未だカナダも出ている.
 このような時期には、マスメディアのマツタケ情報収集の電話攻勢にあう.授業の準備が佳境の頃、ベルである.しかも情報の“タダドリ”である.
マスメディアのディレクターかADか記者に幾つかの警鐘を鳴らしておきたい.まず、「番組や記事の主旨をもっと事前に勉強しておけ!」と文句を言いたい.でなければ底の浅い報道に堕してしまい、意味のある正しい報道を望めない.テレビの場合は、どこかに必ずと言っていいくらいにミスがある.軽い番組では、抗議の気持も湧かない.未だに「マツシメジ」をマツタケの遺伝子が8割入っているという番組がある.
 最近、まつたけの減少で、外国産「まつたけ」の話が多いので、苦言を呈したい.1970年代の日本のマツタケ生産量が年722tと落込んで1980年に「まつたけ」が初めて輸入されている.
 「マツタケの旬」を「8月」と、テレビ局の某ADはいう.日本固有の食文化をつぶすネライでもあるのか無知なのか市場の“おっさん”に教えられたというのである.俺はいかっている.「あほか! 間抜けか! ばかか!」? 
何でこんなことで、興奮せねばならないのだ! 世界同時不況、新自由主義の崩壊、それを招いたアメリカ政府にかみつきたいところなのにである.ここで深呼吸をしよう! 胃に穴があくから.
 マツタケは、Tricholoma matsutake という学名を持つ生物を指している.これと同じ物は東アジア産と北欧のものになる.アメリカ産のものはT. magnivelareといい、類縁種であって同じ物ではない.トルコ、モロッコ、メキシコ、カナダ等みんな種が日本のものと異なる.万葉の頃から愛でているまつたけとは違うものである.外国産の多くはまつたけではない.
 ネコ科ヒョウ属にライオン、ジャガー、ヒョウ、トラなどが属しているが、、ライオンをトラであるとかヒョウであるとマスメディア関係者は報道していることになる.食品の偽装が問題になったが、これが問題にならないところが、問題である.高級料亭のまつたけ料理も偽装はないのか調べて見たいものである.
「まつたけを知らない」料理人が増えていると聞いている.金しか目にない市場関係者を造っているのは、頼りない情報を垂流すマスメディアの責任が大きい.「マツタケなんてどうってこと無いよ」と声がする.「何たって、まつたけを食わなくって死んだ奴はいないからね.」


<10月18日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

 いよいよ、近辺でも、1-2週間早いマツタケの発生が見られるとの情報で、いよいよ マツタケ発見大作戦を開始することになります.

1)玉城山班では、撒水の地温、気温変化を測定しながら撒水方法の実験を試みている.
2)澤田山では、村上班はマツタケの発生待ちとのこと.
中広班が澤田山上部を手入れしている.
3)澤田山のNM班の広葉樹の林づくりは、ザイセンチュウ枯損、ナラガレ対策に大忙しである.

 皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
 ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

まつたけ十字軍運動とは?
 まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収.
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年10月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
第163回   2008年10月18日(土) E
第164回 10月24日(金) MW
第165回 11月01日(土) Y
第166回 11月07日(金) MI
第167回 11月15日(土) E
第168回 11月21日(金) MI 初窯式 
第169回 11月29日(土) MW
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回    2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E


<お知らせ>
1)るり溪やぎ農園 収穫祭 ‘08 へのお誘い
 日時:10月26日(日) 11時から 午後3時まで
 場所:京都府南丹市園部町大河内小田仮4 やぎ牧場
 参加費:大人3000円、中高生2000円、小学生 1000円
      餅つき、ぜんざい、ピザ、バーベキュー、やぎ乳製品、焼芋など
 問い合せ先:るり溪やぎ農園(片岡)電話0771-65-9010、090-9703-9904

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月7日(金)、11月22日(土)午前9:30より
  京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
  連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].

3)11月21日(金)に初窯式で皆さんの作品を焼きます.

<お便りコーナー>
1)鹿背山元気プロジェクトの中村伸之さんから
10月12,13日と泊まり込みで鹿背山のまつたけ発生調査やその他作業をしました。新しいシロの発見には至りませんでしたが、昨年のシロで3本のツボミを発見しました。

<カンパ! ありがとう>    
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-345-

2008年10月10日 |  マツタケの林地栽培 

 はるばるスウェーデンよりマツタケ研究者の方が2名、見学に来られました。
ニクラウスさん(青Tシャツには『まつたけオタク』とありました。自作だそうです。)

 

まつたけ復活・里山再生市民運動


第162回マツタケ山づくり(10月10日)の報告

 秋晴れの気持ちよい天気に誘われてか、マツタケ発生の報に誘われてか、本日の参加者は少し多め、橋本、小原、寺尾、周田、斉藤、中川、ツトムちゃん、岡坂、有山、鎌田、内田、まりこ、三品、三輪、中岡、宮崎、加藤、雅子、榎本、井村、北村、中野、小長谷、山田、中広、阿閉夫妻、石原、森、松川、小吹、藤井、上田、ニクラウス、?1、?2(お名前聞き漏らしました)の36名のみなさんでした。


スウェーデンよりミスター?1。パワーありそう。

本日の昼食は、

昼食風景



?2の方(事情でお名前を出せません。わざわざ来ていただいたのに申し訳ありませんでした。)

 日ごろは放置されて荒れ放題の山も、ひとたびマツタケが出たとなると、いろいろと利害がからみ大変なようです。

(宮崎 記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-344-

2008年10月08日 |  マツタケの林地栽培 
今年も新シロを発見(Nikon 写真集もご覧下さい.マツタケのアップが見られます.)

 本日(10月8日)、阿閉夫妻、山田、中広、宮崎の5名で、澤田山上部の中広班整備地にマツタケ発生調査に入りました。
午後2時過ぎころ阿閉(仁)さんが整備地中央付近で発見されました。
計3本。添付写真の阿閉(仁)さんの指差し地点に2本、阿閉(真)さんの指差し地点に1本(まだ地中から頭が見える程度)あります。
今回の発見場所は昨年、中広さんが発見された地点とは異なりますので、新しいシロが確認できたことになります。
昨年確認地点ではまだ発生していませんでした。



まつたけ復活・里山再生市民運動


第162回マツタケ山づくり開催(10月10日)のお知らせ

 マツタケのシロ表面がある温度に瞬間さらされると、すなわち西日本では19℃を下回るとマツタケ子実体原基形成のスイッチが入る.濱田先生によると、通常の温度と土壌水分であれば、1-2週間内には マツタケが地表に顔を出す.今年は、さしたる残暑のぶり返しが無いように思える.過日の雨も子実体生長にプラスとなった.
 岩手県のデータでは、今頃気温は下がってい、もちろん地温も遅れて下がってくる.一日の平均気温と平均地温のカーブが交差する頃が、まつたけ発生の時期であった.しかし、通常、地温を測っている人は少ない.地温を簡単に知る方法は無いものであろうか? 
 気象学で、昔、一日の平均気温は午前10時頃の気温に近いと習った.もし、今でもそれが生きているなら、極めて単純で大雑把な地温の平均値が分ることになる.
 もっと大胆に云うと、午前10時頃の 気温が19℃から12℃あたりにあるとまつたけ狩のシーズンとなる.試してみよう!仮定が仮定だけに、外れてもお許し下さい.

<10月10日(金)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

 いよいよ、近辺でも、1-2週間早いマツタケの発生が見られるとの情報で、また、阿閉さんの解析により、いよいよ マツタケ発見大作戦を開始することになります.
1)玉城山班では、撒水の地温、気温変化を測定しながら撒水方法の実験を試みている.
2)澤田山では、村上班はマツタケの発生待ちとのこと.
中広班が澤田山上部を手入れしている.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.
3)澤田山のNM班の広葉樹の林づくりは、ザイセンチュウ枯損、ナラガレ対策に大忙しである.

 皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側
約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収.
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年10月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第162回:10月10日(金)宮崎
第163回:10月18日(土)榎本
第164回:10月24日(金)三輪
第165回:11月01日(土)吉村

<お知らせ>
1)京都日本みつばちの会 会長 並河 孝さんよりお誘いがありました.
【★ みつばち祭り ★長野の松茸三昧フルコース ★ りんご狩り 】
長野県下伊那郡中川村・小渋湖温泉
日  時:平成20年10月19日・20日(日曜・月曜の一泊二日)
集合場所:亀岡駅・京都駅(午前8時・9時) 
費 用:26,000円程
申込み法:フアツクス又は電話にて申し込んでください。
  TEL 0771-24-6001 fax 0771-23-0123 携帯 090-8191-6431
       先着順でパスの定員になり次第締め切ります。

2)11月21日(金)に初窯式で皆さんの作品を焼きます.

<お便りコーナー>

<カンパ! ありがとう> 
   
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-343-

2008年10月05日 |  マツタケの林地栽培 
10月4日の活動今日は朝からYTVの取材を受けました。マツタケの減産をテーマに、また世界のマツタケの様子も取材した.短時間の番組の中でどのように報じられるのか気に懸かる.放映は10月7日(火)読売テレビのニューススクランブルで夕方6時16分からだそうです。




本日の参加者は
 有山、石原、雅子、中川、中岡、前田、岡阪、中広、山田、阿閉夫妻、杉山、藤井、小原、小吹、池内夫妻、斉藤、内田、三品、川崎、北村、周田、中野、小長谷、橋本、林、大久保、村上、森田、森、多田、猫田、三輪、
活動する山へ車に分乗して10時30過ぎにでかけました。現地で活動の様子を説明、里山の整備方法について枯れ木の伐採、地面の落ち葉掻き、松の被害状況等を説明しました。 まつたけ「十字軍」運動に対する参加者の思い入れなどを、この日参加したメンバーがそれぞれ語りました。

この日の気温は29度にまでのぼりましたので、作業をしていると汗がどっと出るような状態でしたので、発生条件としては厳しいものがあり、各班とも坊主かな。
午後からはまた山に入って枯れた松の除去作業などをしましたが、疲れました。 また午後から今年田圃で収穫した米をメンバーに有償でお分けしました。 一部の者は夕刻から吉村君の快気祝いの席に参加しました。 ベースキャンプにはまだ参加していない吉村君も元気に参加、体調の回復ぶりも良好そうなので、まもなく加わることができることと思います。
 その後、店を出ると、近くの粟田神社でチリン、チリンを音がするので行ってみると、メンバーの吉川さん他の方々が剣菱の舞の練習をしておられました。
しばらく練習の様子を見学。重さが30kgもあるそうで、簡単そうに見えて実際は非常にバランスを取るのが難しいことがよく判りました。
以上 文責 三輪
以下は吉村君からのコメントを載せます。

今年のマツタケも、天候に振り回されている.北海道が終わり、岩手も終わるかもしれない.長野が出回っているが作柄はどうだろうか・岩手県岩泉町産は早くから出始め(8月が寒さの夏で雨が多かった)、それは現地で「土用」ものと呼ばれる.気温が高いときだから虫害ものが多い.ムカデが穴を開けるらしい.秋の寒さが訪れ、ものが良くなってきたら雨がないとのことである.沿岸の田野畑が盛んに出始めたらしい.今年は、まつたけ採り40年50年の経験ある名人もまつたけの発生が予測できないらしい.不作ではないかと心配されている.
 京都周山が出ているが、丹波主産地から「でたぞ、でたぞ」と声が続かない.伊賀上野や宇治田原と南に飛んだのも嫌な予感だ.岩倉の、京まつたけ発見は、去年は10月の終わりであった.

吉 村 文 彦

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-342-

2008年10月01日 |  マツタケの林地栽培 
京都市右京区京北のマツタケ



まつたけ復活・里山再生市民運動

第161回マツタケ山づくり開催(10月4日)のお知らせ

  
 10月になりました.今年も残り92日になります.この頃では異常に寒い.ここ30年の京都市の平均では10月下旬並の最高気温である.しかし、これが極度に進んだ工業化社会以前の普通の姿かもしれない.
 知り合いの気象予報士さんに伺うと、週末から少し気温が上がるそうである.少しくらいの上昇なら、台風の影響で雨に恵まれたところは、マツタケが期待できるのでは無かろうか?もっとも、台風の被害にあった友人もいる.お見舞いを申し上げます. 岩倉でも林の手入れの他に、いろいろな工夫をしている.楽しみな年である.
 本日、読売テレビニュース番組「スクランブル」の取材がある(10月7日夕方6時~放映は関西エリアのみ).テーマはマツタケの減産だそうである.マツタケ山づくりにいそしむ市民の活動を撮るらしい.

まつたけ十字軍運動とは?
 まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<10月4日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)玉城山班では、撒水の地温、気温変化を測定しながら撒水方法の実験を試みている.
2)澤田山では、村上班はマツタケの発生待ちとのこと.
中広班が澤田山上部を手入れしている.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.
3)澤田山のNM班の広葉樹の林づくりは、ザイセンチュウ枯損、ナラガレ対策に大忙しである.

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年10月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第161回:10月04日(土)三輪
第162回:10月10日(金)宮崎
第163回:10月18日(土)榎本
第164回:10月24日(金)三輪
第165回:11月01日(土)吉村

<お知らせ>
1)10月4日の活動日に、読売テレビの取材がある.
2)京都日本みつばちの会 会長 並河 孝さんよりお誘いがありました.
【★ みつばち祭り ★長野の松茸三昧フルコース ★ りんご狩り 】
長野県下伊那郡中川村・小渋湖温泉
日  時:平成20年10月19日・20日(日曜・月曜の一泊二日)
集合場所:亀岡駅・京都駅(午前8時・9時) 
費 用:26,000円程
申込み法:フアツクス又は電話にて申し込んでください。
  TEL 0771-24-6001 fax 0771-23-0123 携帯 090-8191-6431
       先着順でパスの定員になり次第締め切ります。

3)11月21日(金)に初窯式で皆さんの作品を焼きます.

<お便りコーナー>
1)雅子さんからメールが届きました.
澤田山の中広班では、気温が下がった為か、前回より楽に作業がはかどり、腐植土まみれになりながらもとても気持ちよく、また、山は見違えるようにきれいになりました。
 皆さんと一緒に御食事が出来ないのが、残念です。中野さんが栗をゆでてもってきてくださったのですが、沢山の量で大変な手間だったとおもいます。そして新鮮なお魚もトロ箱で持ってきてくださって感謝しています。栗入りのおにぎりも作っておいてくださり、ありがとうございました。マグロのヅケもすこしいただきました。

<カンパ! ありがとう> 
   
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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