まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-310-

2008年05月28日 |  マツタケの林地栽培 
食事をする参加者の皆さん


まつたけ復活・里山再生市民運動

第144回マツタケ山づくり開催(5月31日)のお知らせ

 大変うっとうしい天気になっています.南九州と四国が梅雨入りしたと思われるという発表を見てうなずく.
 フィールドの活動が「不愉快ということでなく」愉快でない楽しくない気分になる季節になってきました.今度の活動日も遅くには雨にあうかもしれない予報である.
 
 マツタケのシロは、今頃、その菌糸が盛んに生長するアカマツの根にどんどん感染するために大きくなっている.そのためにも雨は必要である.我々の水田にも畑にも必要である.

 最近は、予想のできない記録的(100年に1度)な雨に見舞われることがある.世の中、嫌なことばかりが目立つ.
 
 6月の適当な時期に、暑気払いでもしよう!格好の理由がある.それは多機能窯の火入れ式だ!
 
<5月31日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山では、村上班は、やがて京都にも押し寄せてくる梅雨マツタケの発生待ちとのこと.梅雨マツタケは、18日頃には山口県で確認.N-M班も広葉樹の山づくり進行中.中広班が澤田山上部を手入れする.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.今年も去年に続いてマツタケが発生するようにと秘策を練っている.
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、香川山周辺部でマツタケ山づくりをします.
4)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1) 里山産業創造ワークショップ開催
6月6日(金)雨天の場合は、中止します。
6月21日(土)雨天の場合は、中止します。 
午前9時30分 木津川市鹿背山観音寺峠道の入り口集合.問い合わせは0774-73-2708(田中)

<メール便り> どんどんお寄せください!

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.
開催予定日 2008年5-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第144回:05月31日(土)Y 
第145回:06月07日(土)E
第146回:06月13日(金)MY
第147回:06月21日(土)Y
第148回:06月27日(金)E 
第149回:07月05日(土)MW
第150回:07月11日(金)MY 
第151回:07月19日(土)E
第152回:07月25日(金)MY
(曜日の後のアルファベットはブログ報告担当者名)

<カンパ! ありがとう> 
  
カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-309-

2008年05月22日 |  マツタケの林地栽培 




まつたけ復活・里山再生市民運動


第143回マツタケ山づくり(5月22日)の報告

 下界は夏日(25℃以上)で初夏の陽気でしたが、山の上はからっと涼しい風が吹く作業日和でした。
 おととい京都の地方紙で、東山などではアカマツや落葉樹が激減して秋に紅葉(黄葉)するところが少なくなり、替わって常緑樹のシイが増え山は年中緑色、初夏のみシイの一斉開花で山が黄色くなっていると報じていました。
 また昨日は、京都大阪森林管理事務所が「京都伝統文化の森推進協議会」と協力して行った松山再生プロジェクトの検討会が銀閣寺山国有林で行われたとも報じられていました。
 ともに「観光都市京都の景観破壊をなんとかしなければ」という問題意識によるものですが、願わくばそこに「(京(みやこ))まつたけ復活」の視点を加えてより広範な山主、市民の参加を促して欲しいものです。

 本日の参加者は、寺尾、雅子、榎本、中広、有山、周田、加藤、三輪、橋本、宮崎、中野、北村、阿閉夫妻、塩谷、斉藤、真理子、大島、増井(遠路はるばる高知よりお出で下さいました)、石原、小原、前田、猫田、中川、大久保、玉城、山田、松川の28名+保育園のかわいいお客様でした。

<玉城山>
“波板ソリ”を使って腐植層の掻きだし作業。

掻き出された腐植が山をなしています。

窯製作が一段落し、橋本棟梁によるシューター製作が再開されました。

<澤田山>
馬力が自慢の中広班、標高400mの第3施業地まで行動範囲を広げています。

弁当持参、昼食でBCに戻る時間も惜しんで施業!
山で食べる弁当はおいしかったです。

一部はハイヒール女性が傘を差して歩けそうになりました。


なお、山主の澤田さんも施業にお出でになっていました。

<MN班>
子供達が楽しく遊べる山作りを目指して整備中。写真撮りに行けませんでした。すいません。

<香川山BC>
橋本棟梁を中心に窯の屋根が完成!

本日のお昼は、地場産豆ご飯、人参葉のおしたしにハンバーグ、野菜スープ。

さらに、ミツバチの管理、菜園の整備、水遣り、田んぼの水調整(三輪さん)など行いました(写真はアルバムに)。

 朝方、近隣保育園からかわいいお客さんが多数。植林した松苗が少し心配でしたが、日本の将来を担う子供達のためなら苗の1本や2本、3本..、ま、できるだけ踏まないでね。たくましい山っ子に育ってね。君達が大きくなる頃には、まつたけがいっぱい食べられるようにオジサン・オバサンたちは老骨に鞭打って頑張るから。これでまつたけ十字軍の将来も安泰?


<その他>
南側空地で測量が行われていました。ついに開発再開?

(MY)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-308-

2008年05月20日 |  マツタケの林地栽培 
香川山に設置された巣箱


まつたけ復活・里山再生市民運動


第143回マツタケ山づくり開催(5月22日)のお知らせ

 5月19日、滋賀県沖島の「沖島21世紀夢プラン推進委員会(NPO)」の招きで、元は足の踏み場もないほどにマツタケが発生していたが、今は・・・・・・.
その復活の道はあるかという課題を与えられ、標高220mほどの山を歩いてきた.220mと言っても琵琶湖水面から垂直(?)に切り立った斜面を登るのは多少息が切れる.
 島に着く前には、果たして、アカマツ林が残っているのか大変心配であった.無ければもちろんマツタケの話は無かったことになる.マツタケ研究歴40数年の観察から、対象のアカマツ林にマツタケが無い状態からマツタケが有る状態にすることは、天文学的数字の実験(作業)を必要とする.これは人為では不可能に近い.しかし、有から有をつくることは容易である.
 (株)日吉の鈴木会長の仲立ちを得て、マツタケに詳しい方の「沖島の最近のマツタケの話」が聞けた.去年、マツタケが出た数カ所の現地調査もできた.南北に走る尾根筋の西斜面であった.マツノザイセンチュウ病の枯損木が放置され中小径木の立木密度がかなり高い.
 腐植層や土壌の状態は意外によい.好いからマツタケが、まだ生活しているということなんだろうと納得.マツタケ復活の手入れはすべきでかつ意味があるというのが結論である.が、人口400人、漁業が基幹産業の町である.高齢化も進んでいる.地元の人のやる気が今後も持続するか心配である.
 漁業の島、沖島の魚付き保安林も荒れているという.琵琶湖という資源で生活する企業や人は多い.いま、企業はそのイメージの向上や社員のボランティア活動の推進に協力的である.沖島の里山保全を資金的にも人的にも応援してくれることを訴えていく必要があるのではないか!そのような斡旋くらいは、滋賀県も取り組めるだろう.

 さて、岩倉の香川山にもニホンミツバチがいたのだ.分蜂を狙って早速巣箱が設置された.我々の主食の栽培も進んでいる.
梅雨マツタケも山口まできたようである.京都上陸はいつか心待ちである. 
 
<5月22日(木)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山では、村上班は、やがて京都にも押し寄せてくる梅雨マツタケの発生待ちとのこと.N-M班も広葉樹の山づくり進行中.中広班が澤田山上部を手入れする.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.今年も去年に続いてマツタケが発生するようにと秘策を練っている.
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、香川山周辺部でマツタケ山づくりをします.
4)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
 ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)里山産業創造ワークショップ開催
5月24日(土) 午前9時30分 木津川市鹿背山観音寺峠道の入り口集合.問い合わせは0774-73-2708(田中)

<メール便り> どんどんお寄せください!
1)井上 勝さんから 
さわやかな風に早苗がなびく。
都会人が田植えのチャンスに恵まれる。
ありがたいこと。
有り難い希少なこと。

この日本の伝統文化は、最先端の未来文化。
救世文化。
米より優れた救世文化を知りたい。

米中心の和食は世界に浸透しつつある。
美容・健康・習慣病予防、そして多分精神安定剤。

資源を浪費しない優等産業。
資源枯渇後にも生き残れる産業。

なのに、お膝もとの生産者も消費者も米から離れていく。

田植えがちょうど終わるころ、
先生に引率された、幼稚園の子らが畦を横切っていった。

子らの脳裏に、この風景が描かれたか?
描かれたと信じたい。

2)雅子さんから
昨夜報告をと思ったのですが疲れてできませんでした。
まずはじめに、収穫がたくさんあったのです。お茶の葉、エンドウ豆、ふき(森田さん)。
 林屋さんの丁寧な指導のもとにホットプレート上で、茶葉をころがし、二時間ぐらい日当たりのもとでしましたので。8時前に帰ってきたときにはつかれました。

 でもまだ休んでなんかいられません。9時から持って帰った茶葉を作品にするのに11時になりました。体は疲れているのですが。心は燃えているのです。(そのガッツに期待!お疲れ様でした)

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年5-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第143回:05月22日(木)MY 
第144回:05月31日(土)Y 
第145回:06月07日(土)E
第146回:06月13日(金)MY
第147回:06月21日(土)Y
第148回:06月27日(金)E 
第149回:07月05日(土)MW
第150回:07月11日(金)MY 
第151回:07月19日(土)E
第152回:07月25日(金)MY
(曜日の後のアルファベットはブログ報告担当者名)

<カンパ! ありがとう> 
  
カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-307-

2008年05月16日 |  マツタケの林地栽培 
完全無農薬・有機栽培法で育てた新茶を味わった。




まつたけ復活・里山再生市民運動

第142回マツタケ山づくり(5月16日)活動報告

 
 朝から25℃に近い炎天下、茶摘を行い林屋さんのご指導でホットプレートなどの上で茶揉みをした。今年の茶葉の出来は上々だそうで昼食後、皆で新茶を味わった。本日の参加者は(敬称略)、加藤、小長谷、周田、橋本(敏)、中広、村上、三原、三輪、雅子、斉藤、石原、内田、塩谷、阿閉(夫妻)、森田、前田、林屋、大久保、真理子、大島、大井、井上、三品、玉城、宮崎、松川、小原、中川、藤井、山田、安永、有山、猫田、榎本の35名であった。


 <本日の活動>
(1)香川山BC・・・茶摘と茶作り、菜園の手入れ、ミツバチの管理(元気に飛び回っているそうだ。)そして、多機能窯の雨よけの設置作業。
(2)玉城山・・・地掻き、腐植層の運び出し作業。暫く山に積んでおいて醗酵してから堆肥として菜園や田圃に投入する。
(3)澤田山パートⅠ(村上班)・・・つゆ松茸がもっとも期待できるところ。新芽の伸びた潅木の摘芯作業。
   パートⅢ(澤田山上部)・・・倒・枯損木の伐採と積み出しなどの整地作業。

(4)玉城山で作業をしていると、向かいの澤田山の上部から心地よいチェンソーの音が聞こえてくる。白骨化した木の上では、コゲラ(多分)が同じようにコココココッ…とやっている。今日は、ハルゼミの鳴き声も聞かれた。ただ、残念なことに折角整地をした玉城山上部に、鉄板や空き缶などが不法投棄されていた。山に入る林道にもTVやタイヤなどが捨ててある。チョームカツク!!。
 ニギスと豆腐の煮物、卵とじのスープ、そして新茶を味わい参加者一同満足して今日の作業を終了した。

 夕刊には、農業白書の記事で「食料事情に危機感」と載っている。自給率が40%を切り、国際的な需給が逼迫してきている。私たちもこの運動を通して自らの食料を生産する術を学ばねばならない。ということで、 明日17日は田植え、8時30分に玉城宅、9時に田圃に集まってください。キヌヒカリを植えます。今日もTが快進撃、ブログ書きの手が止まる。(E記)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-306-

2008年05月13日 |  マツタケの林地栽培 
完全無農薬・有機栽培法で戻ってきたアカハライモリ(榎本輝彦氏撮影)




まつたけ復活・里山再生市民運動

第141回マツタケ山づくり開催(5月16日)のお知らせ
 
僕たちの1年間の主食づくりが始まっています.12日は、午前中、我らが水田の苗代づくりがなされた.技術指導は玉城(兄)さん.参加者(敬称略)は 三輪、岡阪、橋本、周田、大久保、玉城、榎本、阿閉(仁)でした(Nikon写真集をどうぞ).
17日(土)は苗の植え付けを行います(雨天決行).9時田圃に集合、昼過ぎまで.機械を利用しているが、完全無農薬農、有機栽培の結果、アカハライモリが戻ってきたと榎本氏から写真が送られてきた(Nikon写真集).

My茶を楽しもうと茶を栽培しているが、本日は、本格的な茶摘みができそうである.林屋さんの指導で緑茶づくりにも挑戦.My茶が飲める.

<5月16日(金)の作業予定> 
今日は、茶摘みをし、素人の僕たちはホットプレートで緑茶づくりにチャレンジ!そして茶を楽しもう!

山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山では、熊本で梅雨マツタケが発生し、Kg換算126万円で売られていたが、村上班は、やがて京都にも押し寄せてくる梅雨マツタケの発生待ちとのこと.N-M班も広葉樹の山づくり進行中.中広班が澤田山上部を手入れする.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.今年も去年に続いてマツタケが発生するようにと秘策を練っている.
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、香川山周辺部でマツタケ山づくりをします.
4)左京区百井で確保された日本ミツバチが新たな巣を形成している(Nikon写真集).2-3年後には二升から一斗の純な蜂蜜を得ることができるらしい.
5)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)里山産業創造ワークショップ開催
5月24日(土) 午前9時30分 木津川市鹿背山観音寺峠道の入り口集合.問い合わせは0774-73-2708(田中)

<メール便り> どんどんお寄せください!

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年5-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第143回:05月22日(木)MY 
第144回:05月31日(土)Y 
第145回:06月07日(土)E
第146回:06月13日(金)MY
第147回:06月21日(土)Y
第148回:06月27日(金)E 
第149回:07月05日(土)MW
第150回:07月11日(金)MY 
第151回:07月19日(土)E
第152回:07月25日(金)MY
(曜日の後のアルファベットはブログ報告担当者名)

<カンパ! ありがとう> 
 KZKさん、森田美保子さん、榎本輝彦さんから、煉瓦代のカンパを頂戴しました.
 
カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-305-

2008年05月10日 |  マツタケの林地栽培 



第141回マツタケ山づくり(5月)10日)活動報告
 朝から小雨が降り続く一日となりました。午前10時過ぎに車で自宅を出て岩倉に行きました。こんなお天気でも来る仲間はいるのかと思いながら、車を走らせました。岩倉のベースキャンプに来ると煙が上がっており、焚き火はすでに大きな塊となって燃え上がっていました。
 雨でもやることがあります。
 今日は山での作業は出来ませんのでベースキャンプ周辺での活動となりました。
 本日の参加者は16名
 橋本(敏)、榎本、中広、山田、雅子、神崎、森田、塩谷、阿閉夫妻、井村、猫田、吉村、ツトムちゃん、青木の方々、
 先週捕獲したミツバチの様子がどうなっているかということで巣箱を見にいきました。雨で巣箱から飛び立つ蜂はおりません。
 しかし、中広さんが箱の中を調べると、中では蜂が10cmくらいの大きさの巣を作っておりました。
 又、巣箱の周辺に榎本さんが蜂寄せのための花を植えました。
一方、多機能窯の煙突に番線を巻き付けて補強する作業を橋本さんらが行いました。
 畑では草取りなどの作業も各自が三々五々行いました。
 お昼の時間では猫田さんたちが用意したカレーうどんに舌鼓を打ちました。
寒い気候だったので大変美味しくいただくことができました。
 焚き火による松の枯れ木の焼却も雨の中にもかかわらず大分できました。
午後3時過ぎには後片付けをしてベースキャンプを後にしました。

 追伸
 玉城君から携帯電話があり、5月12日(月)午前9時から田んぼの畦づくりをするのでお手伝いが欲しいとの要請がありました。
 手の空いている方は現地の田んぼにご集合をお願いします。
                       (今回の投稿文責 三輪)
 
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-304-

2008年05月06日 |  マツタケの林地栽培 
完成した多機能窯の手入れをする



まつたけ復活・里山再生市民運動


第141回マツタケ山づくり開催(5月10日)のお知らせ
 
 皆さんのカンパで、多少の形状の変更作業などを残していますが、近藤高弘さんと阪田世志哉さんの指導の下、多機能窯の建設が完了しました.モルタルの乾燥、これには2週間かかると思われますが、その後火入れを行い、多目的に活用させていただきます.寄金を頂戴した方、労働力を提供された方など建設に応援下さった方々のお名前を煉瓦に記し感謝といたしたく存じます.
 
寄金は、67名の皆さんで182.2口、計455500円となりました.ここに謹んでそのお名前を記します(2008年5月1日現在.敬称略、順不同).
橋本敏夫 前田 勲 矢野健一 松川 奨 柳井久俊 井上 豊
鹿糠沢時子 三原 等 渡辺 仁 阿閉仁美 阿閉真弓 玉井建治
大久保 弘 井上 勝 垣見昌克 加藤邦彦 大島隆男 増戸秀毅
岡阪已左夫 山田光彦 小林雅子 井村素子 千田智之 岩坪五郎
中野智恵子 周田光男 小原 清 内田正明 福士義彦 井上國世
奥津登代子 有山勝人 寺尾 啓 仲居直枝 村田寿葉 斉藤和夫
小長谷明美 中岡保弼 三輪新造 小泉義寛 猫田哲三 石原敏行
H龍泉洞愛山 北村藤子 三上正子 藤井貞子 安永清三 坂根千代忠
(株)富士種菌 吉村知恵 大月 健 吉村 勉 内山俊恵 町原まり子
上秋津愛郷会 黒沼忠雄 渡辺克廣 渡辺貞子 松田武久 森 寿一郎
かね松老舗 澤田幸雄 小吹和男 浅沼直人 松田洋子 中原ひろみ
     吉村文彦

<5月10日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山班はマツタケ山づくりを継続.村上班は、梅雨マツタケの発生待ちであるとのこと.N-M班も山づくり進行中.中広班が澤田山上部を手入れする.このエリアは期待の☆.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、マツタケ山づくりをします.
4) ニホンミツバチの巣箱設置も進んでいる.左京区百井で日本ミツバチを確保.
5)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タ
オルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1) 5月16日(金、第142回活動日)に茶摘みからお茶づくりを楽しみます.ホットプレートが5-6台必要です.お持ちの方お貸し下さい.

2) 里山産業創造ワークショップ開催
5月9日(金),5月24日(土) 午前9時30分 木津川市鹿背山観音寺峠道の入り口集合.問い合わせは0774-73-2708(田中)

<メール便り> どんどんお寄せください!

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年5-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第141回:05月10日(土)MW
第142回:05月16日(金)E 
第143回:05月22日(木)MY 
第144回:05月31日(土)Y 
第145回:06月07日(土)E
第146回:06月13日(金)MY
第147回:06月21日(土)Y
第148回:06月27日(金)E 
第149回:07月05日(土)MW
第150回:07月11日(金)MY 
第151回:07月19日(土)E
第152回:07月25日(金)MY
(曜日の後のアルファベットはブログ報告担当者名)

<カンパ! ありがとう> 
耐火煉瓦のカンパありがとう!!

 カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-303-

2008年05月02日 |  マツタケの林地栽培 

【左】香川山BCの整備されたアカマツ林。 【右】となりの放置林。弱々しく枯損松も多い。

第140回マツタケ山づくり(5月2日) 活動報告
 
 本日は初夏のような暖かさで、作業で体を動かすと暑いくらいでした。
参加者は、周田、森、中居、小長谷、村上、中川、前田、阿閉夫妻、加藤、雅子、中広親子三代、榎本、北村、中野、大久保、猫田、家村兄弟、三輪、玉城、まりこ、橋本、杉山、ツトムチャン、奥津、松澤、松川、山田、宮崎、吉村、吉川、大月の35名でした(敬称略)。名前に“松”のつく方が2名、他の“木”がつく方が2名(榎、杉)。

1)玉城山
今日は女性陣も山に入って、地掻きで出た腐植の搬出を中心に施業しました。


建材用に間伐丸太の搬出も行いました。


一人で重い丸太を担いで軽トラに積み込む玉城さん。


2)澤田山
中広班
澤田山奥の昨年発生地を整備。現地へ行くまでが大変でした。「弁当持ちで来ないと、昼食にBCに戻っていたのでは作業する時間が少ない」という声が出ました。
 現状は下写真のように倒木がたくさんあり、潅木も繁って移動すら大変なジャングル状態。これでよくマツタケが出たもんだ、という感じの状態です。

とにかく作業と移動ができる状態にしないと話しになりません。

本日の施業者そろい踏み。お疲れ様でした。

午後、女性陣も見学に。女性が施業するには斜面もきつく荒れようもヒドイので、まずは男性陣で地掻き作業ができる状態まで整備します。その後女性陣にも応援を得て地掻きに入る計画です。
女性陣には村上班施業地で出た腐植を家庭菜園の肥料用にお持ち帰りいただきました。


N-M班では、フィトンチッドで心身のリフレッシュ、気持ちのよい雑木林公園整備が進行中。腐植や落ち葉を溜めて堆肥化し、カブトムシの繁殖もねらった集積場も作成。出来上がったら近所の保育園、子供達をご招待しようとの計画も。

3)お昼
今日のメニューは、サワラの煮付け、ぬた、タケノコとワカメ汁、漬物。

ランチタイムには恒例の自己紹介・近況報告。

久しぶりのツトムチャンの俳句。「(阿閉)ひとみちゃん~、ひとみがない~」え?、え?、え?????。

4)多目的窯の中は..
 
こんな感じ。左が焚口。右図のように、レンガの出っ張りに台が乗り、その上に作品を載せます。焚口の火の熱が奥(右手)から台の上に上がり(行って来い)、作品を焼いて煙突へ抜けて(帰って来い)いきます。
 
5)畑もカボチャ、ナス、トマトなど夏野菜の植え付けが済み、えんどう豆はすでに実をつけ始めました。

お茶も若葉色の新芽を元気にのばしています。
 
6)ミツバチプロジェクト
杉山さんとツトムチャンが大原でめでたくミツバチをゲット。

秋には甘~いハチミツでホットケーキ?
 
7)シイタケプロジェクト
除伐で出たコナラの有効利用。来年にはマツタケだけでなくシイタケも。


付記)
中広さんをお迎えに娘さんとお孫さんが..。お父さんとは似ても似つかない超美人の娘さんにビックリ仰天。あまりの落差にあっけにとられて写真撮り忘れました。残念、またのお楽しみ。
 
<お知らせ>
吉川さんが大豊神社のお祭りで纏を披露されます。
5月4日(日)11:30ころ、南禅寺山門前にて。
 
(M)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-302-

2008年05月01日 |  マツタケの林地栽培 
多機能釜づくり作業風景


まつたけ復活・里山再生市民運動


第140回マツタケ山づくり開催(5月2日)のお知らせ

 多機能窯の完成を見た.繰り返し感謝を申し上げたい気持ちである.里山再生法第2条によると、我々の活動エリアはまつたけの生活する林に戻すことがベストである.
 ご存じのように利用されずに放棄された里山林には、人が山から持ち出していた柴・薪炭用や緑肥、落葉など資源が放置されている.そのことによってアカマツ林土壌は富栄養化し、マツタケを中心とする菌根性キノコが駆逐された.共生関係を絶たれたアカマツの樹勢が衰え、マツノザイセンチュウ病の脅威的な蔓延を招いたといえる.アカマツ林の絶滅は人によるものと考えることが必要である.
 里山再生の活動はその反省である.全国に20万人ともいわれるボランティアがいる.この運動のネックはいろいろあるが、この活動を持続的に続けるには、かつて利用していたが今は放棄されているこれらの資源をどう活用していくかにかかっている. 
 完成した多機能窯は、その悩みの一つを解決してくれる.病害木や除伐材の燃焼熱の有効利用-陶器も焼けるパンも焼けるピザも焼ける、灰は堆肥にもなる-が可能である.もちろん炭も焼ける.「縄文式」循環農林「業」の取り組みだ.

<5月2日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山班はマツタケ山づくりを継続.村上班は、梅雨マツタケの発生待ちであるとのこと.N-M班も山づくり進行中.中広班が澤田山上部を手入れする.このエリアは期待の☆.
2)玉城山班は、澤田山班の除伐材の運び出しの応援をする.
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、マツタケ山づくりをします.
4)ニホンミツバチ巣箱設置も進んでいる.まだ蜂の利用は未確認.
5)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
 ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約15分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収

(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)里山産業創造ワークショップ開催のお知らせ
5月9日(金),5月24日(土) 午前9時30分 木津川市観音寺峠道の入り口集合.問い合わせは0774-73-2708(田中)


<メール便り> どんどんお寄せください!

まつたけ十字軍運動とは?
 まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年5-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第141回:05月10日(土)MW
第142回:05月16日(金)E 
第143回:05月22日(木)MY 
第144回:05月31日(土)Y 
第145回:06月07日(土)E
第146回:06月13日(金)MY
第147回:06月21日(土)Y
第148回:06月27日(金)E 
第149回:07月05日(土)MW
第150回:07月11日(金)MY 
第151回:07月19日(土)E
第152回:07月25日(金)MY
(曜日の後のアルファベットはブログ報告担当者名)

<カンパ! ありがとう> 
耐火煉瓦のカンパありがとう!! まだカンパが続いています.報告は少し延ばします.

 カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健(京都大学マツタケ研究会 代表)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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