まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-182号-

2007年02月28日 |  マツタケの林地栽培 
亀岡湯の花温泉 ホテル烟河から見た山(お知らせ参照) 松茸が採れている




京まつたけ復活・里山再生
第80回(3月3日)例会開催のお知らせ

地域の子供たちと保護者30名が遊びに来る! 
大先輩の香川晴男さんが市街化調整区域にある放置された住宅地を、新しいバイオ技術で堆肥を作る場所に使おうと競売で購入した.それは植物バイオマスの利用で、臭いなどはほとんど無く製品も質が良いのだが、地域住民から猛反対を食らった.

彼は丁寧に地域に説明したそうだが、糖尿病の悪化、腎臓透析の身やらで弱気になり、そういった活用を断念したのである.

 その後を、僕たちまつたけ十字軍運動は香川山BCとして使っているのだが、ゴミを捨てに来る地域住民もいれば建物を建てられないエリアに寺建立を許可する京都市もいる.おかしなものを一杯見せ付けられた感がある.

 それはともかく、地域の子供たちと保護者が見学に来るようになった.それは経緯とは別に、非常に素晴らしいことである.
でも、『めでたさも中くらいかな おらが春』といった気持である.

第2BC建設のアイディア募集!
香川山では、山の整備が終わり、いろんな菌根性のキノコの林地での栽培実験を試みているが、今、作業を行っている山は直線距離では近いが、徒歩では30分はかかる.

澤田さんの山の中に第2BCを作り、そちらでも現香川山BCに似た「施設」を造り、たまにはそこで集うのもいいのではないかと考えている.
岩倉地区全体にこの運動を広げるためにも第2BCは必要ではなかろうか. 詳細な候補地の選定、材の準備、費用などを考えていく必要がある.

<作業予定>
後片付けを手伝おう! 食器は使用者が洗う!
参加者の皆さんは、自然に親しむあるいはその観察の“大好き人間”です.食事準備、食器洗いや後片付などを女性に任せず、互いに分かち合い、食当の皆さんが、交代であっても、山に入れる時間を確保できるようにしたい.ご協力のほど願いあげます!

1)香川山付近でアカマツの枯損が目立っている.チェーンソーで伐採、焼却します.

2)地域の子供たちと保護者が30名遊びに来る.当日は餅つきを楽しみ.甘酒、これは子供はだめ! だろうなぁ.親と子供たちに地域の里山の大切さとそこで遊ぶことを教えたい.皆さん!「おれはそいうのが得意だ」という方よろしくご指導をください.今回は特別会費1,000円要

開 催 要 項
1)実施日    2007年3月3日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都バス停 岩倉「村松集会所前」か京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林.
4)服装等 山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、長靴か地下足袋、防寒具、傘かレインコート、タオルなど 
5)用意するもの 今回は、皿か椀、箸とコップと料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 初めての方は、要連絡(連絡先は下記)
京都バスの岩倉村松行きに乗車:
JR京都駅七条口から(60分、バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から
(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から
(25分、 加茂大橋東詰北)、京都地下鉄烏丸線国際会館前から(15分、
バスターミナル)(地下鉄はJR京都駅・烏丸四条・烏丸御池・国際会館前停車)
参加費は無料、資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.


<お知らせ>
1)3月11日(日)午前10時より.能勢農場が大阪府民牧場傍で「マツタケ救出作戦」と言う里山再生活動を行う(問合せは072-734-1797能勢農場かメンバーの中城さんまで)

2)3月17日(土)午前10時~午後3時まで.京都モデルフォレスト協会が、亀岡市湯の花温泉のホテル「烟河(けぶりがわ)」でアカマツ林(冒頭の写真)の手入れ講習と講演会を実施.参加費は無料.昼飯持参.道具類も貸出.
終了後、半額(300円)で温泉に浸かれる.詳細は、電話075-414-1270か、HP http://www.kyoto-modelforest.jp/ 内の新着情報、森林整備体験教室で.

3)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1) 匿名女性(洛北高校の同窓)Iさんから
今日(2月23日のこと)はヤフーのピンポイント天気予報で雨が残ると思っていました。
以外に早く快復しました。この前も雨でも決行でしたね。お天気関係なしに一生懸命できるほどに、楽しい夢がある作業なのですね。
ブログを見ていて楽しんでいるだけでなく、本当に一度行ってみようと思っています。
主催者コメント:是非おいでください.洛北のメンバーの方と御一緒にどうぞ!
 

3―5月の活動日
第81回活動日2007年3月09日(金) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第82回活動日2007年3月15日(木) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第83回活動日2007年3月23日(金) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第84回活動日2007年3月31日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第85回活動日2007年4月07日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第86回活動日2007年4月16日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第87回活動日2007年4月23日(月)岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第88回活動日2007年4月28日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第89回活動日2007年5月07日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第90回活動日2007年5月12日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第91回活動日2007年5月21日(月) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第92回活動日2007年5月26日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第93回活動日2007年6月02日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分




寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-181号-

2007年02月23日 |  マツタケの林地栽培 
山づくり作業の後、香川山BCで火を囲んで談笑




第79回(2月23日)活動報告
 

 今回も、前回に続いて雨の中の例会かというあきらめと昼からの天気は快方に向かうという期待が交差する.そんな朝であったが、予想よりも早く日が差してきた.フィールドはぬかるんでいるが活動に差し障りはないだろう.

 香川山のリフォームに使えるだろうとブロック(5606)や丹波の黒豆を受け取りにあちこち回って岩倉到着が遅れる.遅れを少しでも取り戻すために銀閣寺で買い物をする.今日は、黒豆入りご飯とナンとカレーという献立だそうだ.

 香川山に着いたら、11時を少し過ぎていた.
参加者(敬称略)は、大井、橋本(敏)、林屋、阿閉夫妻、中居、小長谷、中廣、岡阪、有山、玉城、榎本、加藤、三輪、石原、中川、小吹、ツトムチャン、大久保、猫田、藤井、中村(伸)、宮崎、吉村の24人.
 
 午前中の山の作業は、葉がまだ濡れているからと中止.皆さんはBCで、思い思いの作業に取り掛かる.次回の餅つきには、もち米を蒸かすには薪がいるだろうと準備が進んでいる.
茶畑に肥料を与える.麦にも堆肥を撒く.畑の畝づくり.マツノザイセンチュウ被害木を処分する.

そうこうするうちに、春菊のお浸し、白菜と大根の自家製漬物、カレーと御飯(5611)が出来上がる.ナンも焼きあがってくる.皆で頂く(5609).

 昼からの活動は、後片付けを、また畑の手入れをする方がBCに残る.竹林の整備に小長谷さんと中居さん(5614)、3月には、タケノコが収穫できるそうな.他は澤田山、玉城山整備に出かける.

 玉城山では、尾根筋あたりの手入れが進んでいる(5616,5617,5618,5619).次いで澤田山に回る.道路“公団”の活動は民営化されても盛ん(5620).中広さんと橋本さんが第2BC設営予定地をこのあたりにしてはと指をさす(5621).

 澤田山で、“皆伐”予定地を見ることにする.少し生きたアカマツが残っているあたりを“皆伐”してアカマツ林に戻すに適当かを皆で見に行く(5622).
 
4時前には、BCに戻る.宮崎さんが材作りに精を出している(5623).娘さんが、高校を卒業されたとのこと.お嬢さん!真におめでとうございます!

<皆さんの活動の様子を見る>
NIKON写真集にのみ新しい写真をアップロードしています.
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
2)次回3月3日(土)には 地域の子供たちとその保護者との交流会になる.里山という生態系の保全活動と里山での遊びをレクチャーしましょう.餡入りのヨモギ餅、雛祭でもあるので「甘酒」がでる.もち米が高いそうで、1000円/1人の会費になる予定.

3)3月11日(日)午前10時より.能勢農場が大阪府民牧場傍でマツタケ救出作戦と言う里山再生活動を行う(詳細問合せは072-734-1797能勢農場かメンバーの中城さんまで)

4)3月17日(土)京都モデルフォレスト協会が、亀岡市湯の花温泉のホテル「烟河(けぶりがわ)」でアカマツ林の手入れ講習と講演会を実施.時間等詳細は未定.

5)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1)大月 健さんから
  なかなかヤマに行けなくって申し訳ありません。
2月22日の京大植物園観察会のガイドを、「まつたけ十字軍運動」メンバーの小吹和男さんにしていただきました。題目は「イヌビワについて」です。現在、実をつけているのは雄株でイヌビワコバチとの共生関係維持がその目的だそうです。イヌビワコバチはイヌビワの雄株の実の中で成長し、その中の雌バチが実から出て受粉の手伝いをするとのこと。雄バチは羽がなくちょっと可哀想なかたちです。観察会の様子を「京大植物園TODAY」に載せておきました。
小吹さんありがとうございました。


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-180号-

2007年02月20日 |  マツタケの林地栽培 
年末の餅つき大会の様子.3月3日には再び・・・


雨の中13名の参加
前回は、香川山ベースキャンプ(BC)に集うようになってはじめての本格的な雨であった.参加者は、山の状態、畑のことなどを『ちょいと覗きに来た』とおっしゃる.これはプロの心意気と見受けた.
 
 他に、活動日以外に、山や畑などを整備するために来られる方も多く、そういう人たちを含めた皆さんで、この運動は担われていることに頭が下がる.

3月3日に地域の子供たちが遊びに来る
次々回3月3日に餅つきを行うが、地域の子供たちが10名ほど遊びに来る.将来を担う子供たちに、里山の大切さとそこでの遊び方を伝えることができればよいのではないか.どのようなスタイルを取るか決まったものはないだろうが、アイディアを出してください.

第2BC建設を!
次に香川山では、山の整備が終わり、いろんな菌根性のキノコの林地での栽培実験を試みているが、今、作業を行っている山は直線距離では近いが、徒歩では30分はかかるだろう.

玉城さんと澤田さんの山の中に第2BCを作り、そちらでも現香川山BCに似た「施設」を造り、たまにはそこで集うのもいいのではないかと話が進んだ.岩倉地区全体にこの運動を広げるためにも第2BCは必要ではなかろうか. 候補地の選定、材の準備、費用などを考えていく必要がある.

岐阜瑞浪市マツタケ研究会に参加
今日(2月20日)、岐阜県瑞浪市マツタケ研究会の総会で講演をしてきました.岐阜県は、かつて1000tのマツタケを生産したところであるが、伊勢湾台風やマツノザイセンチュウの被害でアカマツがなくなり、今は瑞浪市が含まれる東濃地区にアカマツが集中している.

そこで、7年前から市が率先してマツタケ発生整備事業を実施しているが、目に見える成果がないとのことであった.その原因は、かつてマツタケが沢山採れた山の手入れが中心だったとのことである.そんな山は、土壌の改善がなされにくいところであるからマツタケが生活しにくいのである.

あるいは、マツタケのシロは形成されているが、昨今の異常気象でまつたけ子実体が発生しないケースであるかもしれない.

マツタケ山づくりは里山保全にもなる
里山の保全事業に多大の成果があったと思うことができないことが悲しいことだ.このことは、岩倉で、今、山の手入れを進めている我々の姿とオーヴァーラップするものがある.
放置されたアカマツ林は、マツタケが生活する土の中が富栄養化して、マツタケはアカマツからその感染を拒否される.また、土壌中の微生物の競争に負ける状態にある.そいうところに再びマツタケが生活するには、相当長期の時間が必要とされるだろう.
そのような山で手入れをする場合、斜面上部にのみ、マツタケが生活できる可能性を帯びた場所があることを押さえて作業すべきである.岐阜県瑞浪市の皆さん!諦めずに山の手入れを続けてください.

<作業予定>
チェーンソーNo.3が不調と榎本さんからコメントが入っています.修理のできる方修理がたよろしく!

 参加者の皆さんは、自然に親しむあるいはその観察の大好き人間です.食事準備、食器洗いや後片付などを女性に任せず、互いに分かち合い、食当の皆さんが、交代であっても、山に入れる時間を確保できるようにしたい.ご協力のほど願いあげます!

1)香川山付近でアカマツの枯損が目立っている.チェーンソーで伐採、焼却します.

2)玉城山、澤田山全区で、京まつたけ復活・里山再生のために、不要な樹木等の除伐・間伐が進んでいるが、株元直径5cm以上の樹がアカマツ枯損木、針葉樹、広葉樹問わず残っている.これらは伐倒する.伐倒木は各区共に所定の集積場に運び出す.

すると株元5cm以下の中小径木が残る.マツタケ発生期に、残暑のぶり返しによる高温障害を少なくするために、その立木密度を5本/平方メールに調節します.有用な、食用植物などを残しておくと、てんぷらなど楽しめます.中小径木は、後ほど、林の状況、日当たり、風、落葉量などを見て間伐する.

次いで、褐色森林土壌が見えるまで根が切れるクワで地掻する(173号Nikon写真集参考).最初に軽い落葉層を搔いで、二度目に腐植層を掻き出すとよいでしょう.

両区とも、マツノザイセンチュウによってアカマツは壊滅状態.これは、アカマツ林にを復活させるための作業を検討せねばならない.もっとも望ましいのは皆伐・地掻後、天然下種更新でアカマツ林を再生することであろう.

マツタケがいつ取れたのか記憶も薄れるほど前から、里山が放置されている.そのような山では、マツタケの生活しうる土壌条件が整っている可能性は斜面上部にあると思える.従って、斜面上部や尾根筋をアカマツ林に戻していきましょう.
澤田山班と玉城山班の代表世話人の方々に計画を立てていただきます.


開 催 要 項
1)実施日    2007年2月23日(水)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都バス停 岩倉「村松集会所前」か京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林.
4)服装等 山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、長靴か地下足袋、防寒具、傘かレインコート、タオルなど 
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円+α)、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 初めての方は、要連絡(連絡先は下記)
京都バスの岩倉村松行きに乗車:
JR京都駅七条口から(60分、バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から
(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から
(25分、 加茂大橋東詰北)、京都地下鉄烏丸線国際会館前から(15分、
バスターミナル)
(地下鉄はJR京都駅・烏丸四条・烏丸御池・国際会館前停車)
参加費は無料、資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.


<お知らせ>
1)2月22日(木)午前9時30分鹿背山公民館集合.鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).

2)2月8日から2月24日 炭窯製作
南丹市日吉にある府民の森日吉で、府やボランティア団体、府民の森管理事務所等が昔ながらの土製の炭焼き窯を制作する.2月8日から開始して、2月24日には窯の天井部分に土をかぶせてたたき固める作業が行われる予定.作業は公開されるので、興味がある方は見物が可能.ただし、毎日作業しているわけではない(特に、水曜日は府民の森自体が休みです).水曜以外は、作業日でなくても、窯の状態を見ることが可能.

2)3月3日(土)には餅を搗くことになっている.地域の子供たちが遊びに来る予定

3)3月11日(日)午前10時から大阪府能勢町の大阪府民牧場傍のアカマツ林で「マツタケ救出作戦」が行われる(問い合わせは能勢農場:072-734-1797またはメンバーの中城さんまで)

4)3月17日(土)京都モデルフォレスト協会が、亀岡市湯の花温泉のホテル「烟河(けぶりがわ)」でアカマツ林の手入れと講演会を実施.時間等は未定.

5)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
3―5月の活動日
第80回活動日2007年3月03日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第81回活動日2007年3月09日(金) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第82回活動日2007年3月15日(木) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第83回活動日2007年3月23日(金) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第84回活動日2007年3月31日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第85回活動日2007年4月07日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第86回活動日2007年4月16日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第87回活動日2007年4月23日(月)岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第88回活動日2007年4月28日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第89回活動日2007年5月07日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第90回活動日2007年5月12日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第91回活動日2007年5月21日(月) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第92回活動日2007年5月26日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第93回活動日2007年6月02日(土) 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-179号-

2007年02月14日 |  マツタケの林地栽培 
さぁー楽しい飯だっ-3-




第78回(2月14日)活動報告
 今日、15時のアメダスは気温13.6℃、雨量は7.0mm、風速1-2m/sと寒くはない天気だ.こんな時にと思う人も多いであろうが、参加者は橋本(敏)、大井、村上、安永、三輪、石原、中廣、阿閉夫妻、榎本、池内(恒)、猫田、筆者の13名.

 山の作業は、もちろん中止であるが、次々回の3月3日(土)に餅つき会を行うが、地元の子供たちが10名ほど保護者付きで遊びに来る.どう歓迎するかアイディアを皆で出す.子供にこびる必要はないが、里山で遊べる子供に育てる術を保護者に教えていただければ最高ではないかと思う.

 現在、香川山ベースキャンプから山の手入れ道具を現地に運び、作業後、持ち帰っている.澤田山の平地に第2ベースキャンプを造ってはどうだろうと提案があり、みんな賛成となった.具体化するためにはどうすればよいか考えてみたい.

 焼きそばとお好み焼き風お好み焼きと野菜スープの昼食となった.池内恒さんが、本日の参加者にヴァレンタイン デイ プレゼントを持参.デザートにいただく.

 バッテリーが消耗して動かない車があり、知恵を出すというより、わいわいとそれを餌に駄弁る(5588,5589).乗用車のバッテリーを繋いでもエンジンはようとして掛からない.石原さんが知り合いの車屋さんを呼ぶ.ニューのバッテリーに積み替えると、一発で始動.

やれやれ、これで帰ることとなる.4時前であった.
皆さん!雨の中、大変お疲れ様でした.
 

<皆さんの活動の様子を見る>
NIKON写真集にのみ新しい写真をアップロードしています.
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
1)2月22日(木)午前9時30分鹿背山公民館集合.鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).

3)3月3日(土)には餅を搗くことになっている.もち米を確保せねばならない.もち米の情報を下さい.
4)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1)大月 健さんから
雨天の中、ご苦労様です。
10~12日と田舎(岡山)に帰って遅まきながら黒豆の収穫と草刈りをしてきました。不思議な事にちょっと離れた一枚の田圃(七畝)の黒豆がほとんだ弾けていて、周辺に殻が飛び散っている。最初は、カラスの仕業かなと考えた。それにしては余りにも綺麗に喰っている。

聞くと猿が集団で出没しているらしい。猿の仕業だったのだ。草茫々の田圃だから収穫はあまり期待はしていない。しかし、猿に喰われたと思うとちょっと癪だ。今年は、そこの収穫を一番早くして猿の上前(?)をはねてやろうと考えている。

いま「京大植物園TODAY」http://blog.goo.ne.jp/bgfanclub/ を預かっている。狭い植物園でも歩けば何か発見がある。暇な時に
でも見て下さい。

2)大石高典(takanori@jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp)さんから
カメルーン滞在の大石です。お久しぶりです。あけましておめでとうございます。研究助成金の報告書送付のため、数日間首都に出てきました。また、明後日にも村に戻る予定です。仕事のほうは、ぼちぼちです。残り3ヶ月でモノにすべく、背水の陣を張っています。

考える会のHPとブログのほう拝見しました。特に大月さんと中島さんによるブログの俳句の掛け合いは思わず顔がほころんでしまいました。楽しく続けていただいて、とてもうれしいです。考える会のほうは、NFのレポートと、NLが掲載されていないのが、少し残念でした。

わたしは、カメルーンでモエビと手長エビを食べていますよ。標本を持ち帰る予定にしています。ではでは皆様お体に気をつけて。



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-178号-

2007年02月12日 |  マツタケの林地栽培 
能勢のマツタケ救出作戦(10月)これらの木々はほとんどなくなっていた.




第78回(2月14日)例会開催のお知らせ
  
 立春も過ぎて、日の出時刻も6時45分、日没時刻は17時38分と昼の時間が長くなり、アウトドア活動が終わっての帰り道が明るく なってきました.
5月までの活動予定日をお知らせしていますので、ご覧になってください(下記).

 能勢農場主催の「能勢のマツタケ救出作戦」に、猫田さんと二人で見学に行ってきました.山は大阪府民の森牧場のすぐ傍にありました.きつい坂を上って現地に入ると、少し樹を切り過ぎの状態でした.岩倉でも、初期のころ、『伐ればいいんだろう』と大学の先生が伐り過ぎたのを思い出しました.アマチュアーは伐り過ぎにご注意です.

 メンバーの中城さんが指揮をとってマツノザイセンチュウによる枯損木を伐倒し運び出す.株元直径5cm以上のコナラやソヨゴを切り倒す.次いで、地掻.
 
 その後、能勢牛のすき焼きをたらふくごちそうになり一泊.能勢農場の皆さんの温かい人柄に触れ楽しい一日でした.朝ご飯もおいしそう、でも昨日の食べ過ぎでパス.皆さん! ありがとう.

開 催 要 項
1)実施日    2007年2月14日(水)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都バス停 岩倉「村松集会所前」か京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林.
4)服装等 山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、長靴か地下足袋、防寒具、傘かレインコート、タオルなど 
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円+α)、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 初めての方は、要連絡
京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅七条口から(60分、バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大橋東詰北)、京都地下鉄烏丸線国際会館前から(15分、バスターミナル)(地下鉄はJR京都駅・烏丸四条・烏丸御池停車)

参加費は無料、資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<作業予定>
参加者の皆さんは、自然に親しむあるいは観察の大好きな方々です.食事準備に後片付作業などを互いに分かち合い、食当の皆さんが、交代であっても、山に入れる自由時間を確保できるようにしたい.ご協力のほど願いあげます!

1)香川山付近でアカマツの枯損が目立っている.チェーンソーで伐採、焼却します.
前回、3本の枯損木の伐倒が済みました.

2)玉城山、澤田山全区で、京まつたけ復活・里山再生のために、不要な樹木等の除伐・間伐が進んでいるが、株元直径5cm以上の樹が針葉樹、広葉樹問わず残っている.これは伐倒します.すると株元5cm以下の中小径木が残ります.伐倒木は各区共に所定の集積場に運び出し、褐色森林土壌が見えるまで根が切れるクワで地掻しましょう(173号Nikon写真集参考).中小径木は、後ほど林の状況を見て間引きます.
両区とも、マツノザイセンチュウによってアカマツは壊滅状態.これは、アカマツ林にを復活させるための作業計画を検討せねばならない.もっとも望ましいのは皆伐・地掻後、天然下種更新でアカマツ林を再生することであろう.
現在の作業地は西斜面だが、斜面下部にあるのか中部にあるのか上部に位置するのか考えてください.というのは、マツタケがいつ取れたのか記憶も薄れるほど前に、里山が放置されている時には、斜面上部にしか改良の可能性はないかもしれない.

3) 道路補修が進んでいます.玉城山から材の運び出し.柵用に径の大きな竹がいる.軽トラを借りて運びます.

<お知らせ>
1)2月22日(木)午前9時30分鹿背山公民館集合.鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).

2)2月8日から2月24日 炭窯製作
南丹市日吉にある府民の森日吉で、府やボランティア団体、府民の森管理事務所等が昔ながらの土製の炭焼き窯を制作する.2月8日から開始して、2月24日には窯の天井部分に土をかぶせてたたき固める作業が行われる予定.作業は公開されているので、興味がある方は見物が可能.ただし、毎日作業しているわけではありません(特に、水曜日は府民の森自体が休みです.)水曜以外は、作業日でなくても、窯の状態を見ることはできます.

2)3月3日(土)には餅を搗くことになっている.もち米を確保せねばならない.もち米の情報を下さい.
3)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1) 大月 健さんから
明日からの連休(10~12日)は田舎に帰って遅い黒豆の収穫と草刈りに精を出してきます。次回の集まりにはどっさり黒豆を持参します。楽しみにしていて下さい。
2) 井上勝さんから 「鹿に食われた麦で収穫がある 」
本日、麦の件、聞いてきました。希望が持てそうです。現地を見ていないので保証は出来ないが、3月なら手遅れ、今は2月なのでこれから成長できる。とのことです。
麦踏につきましては、「麦の根が競りあがった状態(人間で言うなら股覗きが出来る状態)」ではないので必要はないようです。また、稈に幼穂を孕むようになると踏んではいけないとのことでした。ご報告申し上げます。

 
3―5月の活動日
第79回活動日2007年2月23日(金)   岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第80回活動日2007年3月03日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第81回活動日2007年3月09日(金) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第82回活動日2007年3月15日(木) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第83回活動日2007年3月23日(金) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第84回活動日2007年3月31日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第85回活動日2007年4月07日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第86回活動日2007年4月16日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第87回活動日2007年4月23日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第88回活動日2007年4月28日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第89回活動日2007年5月07日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第90回活動日2007年5月12日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第91回活動日2007年5月21日(月) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第92回活動日2007年5月26日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分
第93回活動日2007年6月02日(土) 岩倉村松集会所前集合  午前10時30分





寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-177号-

2007年02月09日 |  マツタケの林地栽培 
立木伐採法の指導を受ける




第77回(2月9日)活動報告
 今日は、三組のお客様がおいでになった.岩手県久慈市から橋上さんと鹿糠沢さん(5537,5541ほか)と能登半島の先端珠洲市から赤石さん(5544)、四国は高知三原村から増井さん(5545).

皆さんの取り組みを伺うと、三者に共通項が見出される.それぞれの地域でも、全国と同じくアカマツ林は無残である.生物の住処として本来重要な生態系である里山が荒廃している.まつたけ十字軍のように市民とともに地域の里山を元に戻したい.それに雇用の生まれる里山づくりを模索されている.

宮崎、越智、つとむちゃん、周田、橋本(敏)、中川、玉城、三輪、大島、有山、安永、榎本、中廣、三原、大久保、石原、阿閉夫妻、林屋、岡阪、飯室、池内夫妻、藤井、猫田、まり子、中城に吉村合わせて32名の参加者.皆さんに、こちらの運動の取り組みを語っていただいた.

マツタケの生活するアカマツ林をつくることが里山再生のポイントと位置づけ、体を動かしている.マツタケが見られるのは5年後でも30年後でもいいではないか.とにかくここで「面白い」ことができているのだからという都会派市民意識で参加している.このような意見が大勢を占めていた.

久慈市であれ珠洲市であれ三原村であれ、野菜作りが、山仕事が初めての経験だという人は少ないだろう.そんな地域の市民と、こちらの意識で運動を展開すればのことだが、こちらでは当たり前である意識とのギャップが微妙に影を落としそう.各地の運動では、そのことがこれからの課題であろうか.

いずれにしろ、この秋には、久慈市と交流会ができそうである.我々の力量次第だが,珠洲にも高知三原にも出かけてみたいものだ.

午前中の意見交換会が終わる頃、ちょっと遅い目の昼食になる.いただいた「うしお汁」をシェフはウニの香り豊かなご飯にしてくれた.先週漬けた大根に白菜(美味、特に大根がよい).大根の味噌汁、お好み焼き風お好み焼き、キャベツのリッチに入った焼きそば、じゃがバタ.どれをとっても、なかなかのものであった.

食後、ゲストなのだが、久慈市の橋上さんにチェーンソーを用いた立木の伐採法を講習してもらう(5565,5566、5567,5568,5569).
 
その後、玉城班と澤田班は揃って見学者を山に案内し意見の交換がなされたと伺う.

<皆さんの活動の様子を見る>
NIKON写真集にのみ新しい写真をアップロードしています.
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
1)2月11日(日)、大阪府能勢牧場が大阪府民牧場傍でマツタケ救出作戦を実施.皆さんの参加を呼びかけている(詳細は072-734-1797かメンバーの中城さんに)

2)2月22日(木)午前9時30分鹿背山公民館集合.鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).

3)3月3日(土)には餅を搗くことになっている.もち米を確保せねばならない.もち米の情報を下さい.
4)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1) 御無沙汰しています。南丹広域振興局の藤田です。
 南丹市日吉にある府民の森日吉で、府やボランティア団体、府民の森管理事務所等が関わって、昔ながらの土製の炭焼き窯を制作することになりました。2月8日から開始して、2月24日には窯の天井部分に土をかぶせてたたき固める作業が行われる予定です。作業は公開されているので、興味がある方は見物に来てください。ただし、毎日作業しているわけではありませんし(特に、水曜日は府民の森自体が休みです。水曜以外は、作業していない日でも、作りかけの状態を見ることはできます)、その場の成り行きで労働力として徴発される可能性があります(特に24日は)。
2) 井上勝さんから
本日(4日)岩倉へ行き、見事な防護柵が完成していて感激しました。
(有山さんとお手伝いの皆さんお疲れ様です。有難うございました)
麦は少しは収穫できるかもしれません。(親ばか的観測)
今の時点で、背丈が短かすぎますけれど、生きていますので可能性がゼロではないような気がします。
鹿に何度も食われて短くなっていますが、新たに主稈(と言うのかどうか自分も知りませんが)が吹いてきているものがあります。 念のために麦踏をしておきました(根が持ち上がっているようには見えませんでしたが) 。
時季が来れば陸稲をやりたいと思っています。

<ありがとう>
 井上さん、阿閉さんからカンパが届きました.
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
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吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-176号-

2007年02月07日 |  マツタケの林地栽培 
元はアカマツ林を主体とする里山だった
今、少しずつだが手入れが進んでいる





第77回(2月9日)例会開催のお知らせ
 
 天気が心配されるが、8日の夜に降った雨は、9日の朝には、止んでいるとのこと.
 今回は、遠く岩手県久慈市から、私たちの京まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動の活動を地元でどのような形で取り入れられるかを検討するため、見学に来られる(お知らせコーナー参照).

 また.石川県珠洲市で里地里山づくりが進んでいるが、金沢大学からお一人、皆さんの活動ぶりを見学に来られる.
 
両者のお話をお聞きした上で、私たちの活動をそれぞれ話していただければと考えています. 

開 催 要 項
1)実施日    2007年2月9日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都バス停岩倉村松集会所前か京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林.
4)服装等 山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、長靴か地下足袋、防寒具、傘かレイン
コート、タオルなど 
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円+α)、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車(終点の村松から徒歩5
分で現地アカマツ林):JR京都駅七条口から(60分、バス停「C6」番)、阪急京
都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳か
ら(25分、加茂大橋東詰北)、京都 地下鉄烏丸線国際会館前(地下鉄はJR京都
駅・烏丸四条・烏丸御池停車)から(15分、バスターミナル)


<作業予定>
午前中は、見学者との意見交換会となります.作業は、昼から、皆さんご協力を!
1) 香川山付近でアカマツの枯損が目立っている.チェーンソーで伐採、焼却しましょう!
前回、2本の枯損木の伐倒が済みました.

2)澤田山の作業について
マツノザイセンチュウによってアカマツは壊滅状態.これは、アカマツ林にを復活させるための作業計画を検討せねばならない.もっとも望ましいのは皆伐・地掻後、天然下種更新でアカマツ林を再生することであろう.
現在の作業地は西斜面だが、斜面下部にあるのか中部にあるのか上部に位置するのか考えてください.というのは、マツタケがいつ取れたのか記憶も薄れるほど前に、里山が放置されている時には、斜面上部にしか改良の可能性はないかもしれない.

3) 玉城山、澤田山全区で、京まつたけ復活・里山再生のために、不要な樹木等の除伐・間伐が進んでいるが、株元直径5cm以上の樹が針葉樹、広葉樹問わず残っている.これは伐倒します.すると株元5cm以下の中小径木が残ります.伐倒木は各区共に所定の集積場に運び出し、褐色森林土壌が見えるまで根が切れるクワで地掻しましょう(173号Nikon写真集参考).中小径木は、後ほど林の状況を見て間引きます.
4) 道路補修が進んでいます.玉城山から材の運び出し.柵用に径の大きな竹がいる.軽トラを借りて運びます.

<お知らせ>
1) 岩手県久慈市を中心に、まつたけ復活・里山再生活動の組織作りの準備が進んでいる.2月9日に久慈市から2名(鹿糠沢さんと橋上さん)が視察に来られる.秋のマツタケシーズンには岩手で交流会を考えている.

2) 石川県珠洲市で、金沢大学が中心となって里地里山づくりのプロジェクトが進行中.マツタケ増産もその柱になっている.担当者の赤石さんがお見えになる.

3)鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).

4)2月11日(日)大阪府能勢牧場がマツタケ救出作戦を実施.皆さんの参加を呼びかけている(詳細は072-734-1797かメンバーの中城さんに) .

5)寒の頃に、餅を搗くことになっている.もち米を確保せねばならない.もち米の情報を下さい.
6)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1) 井上勝さんから  2月2日
ブログは、拝見しております。皆さんの活躍ぶりが良く分かります。
久しぶりに明日参加するつもりでしたが、今朝の雪で段取りが狂いまして、明日は仕事になりました。
麦は気になっております。
我が家でもプランターに岩倉と同時期に播種した麦が育っていますが、15~18cmの芽を、1月22日、4~5cmにカットしてみました。その芽が現在、倍ほどの長さに伸びてきました。カットした切り口はそのままの形状なので、成長しても実をつけるとは思えませんが・・・・
岩倉では伸びたら、すぐ、お鹿が食べるでしょうが・・・・
2) 井上勝さんから  2月4日
岩倉へ行き、見事な防護柵が完成していて感激しました。
(有山さんとお手伝いの皆さんお疲れ様です。有難うございました)
麦は少しは収穫できるかもしれません。(親ばか的観測)
今の時点で、背丈が短かすぎますけれど、生きていますので可能性がゼロではないような気がします。鹿に何度も食われて短くなっていますが、新たに主稈(と言うのかどうか自分も知りませんが)が芽吹いてきているものがあります。念のために麦踏をしておきました(根が持ち上がっているようには見えませんでしたが)。   時季が来れば陸稲をやりたいと思っています(現地掲示板)。

3) 久慈市鹿糠沢さんから
今後の事業実施の参考にするため、里山再生作業林の現地見学・活動状況の聞き取り、貴まつたけ十字軍の活動を2月9日に視察させていただきたくお願い申し上げます。
4) 金沢大学の赤石さんから
2月9日の活動に参加させて下さい.昨年に伺う予定でしたが,体調不良のため延期させて頂きました.今回は,万全の状態で伺いたいと思います.
能登でのマツタケ山の話も出来たらと思っています.どうぞよろしくお願い致します.


2月の活動日
第78回活動日:2007年2月14日(水)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第79回活動日:2007年2月23日(金)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第80回活動日:2007年3月03日(土)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分




寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-175号-

2007年02月04日 |  マツタケの林地栽培 
竹でいろいろ,たとえばカニなど小動物を創る(メンバーの特技).
作品を皆さんに披露!



第77回(2月3日)活動報告
 今日の岩倉は、昨日と今日の雪が残っているが、晴れあがったいい空であった.放射冷却が強かったか朝方は寒い.円町の気象台の庭では、朝7時の最低気温が-0.3℃、10時には3.8℃である.午後1時に9.2℃と最高になっている.そこでは風も強いが岩倉では気にならなかった.雪に濡れた薪は燃えにくい.朝の火の当番は苦労したようだ.
 
 今日は、可愛いお客様、中村(伸)さんの息子(小1の林太郎:写真集5518)と遠く岐阜から玉井さん(写真集5519)がマツタケ山づくりの勉強にこられた.
本日の参加者(敬称略)は、玉井(岐阜から初)、玉城、猫田、藤井、阿閉夫妻、ツトムチャン、橋本(敏)、鎌田、有山、中岡、三輪、川崎、大月、中村(伸)、中村(林)、岡阪、三品、多田、周田、石原、越智、中居、小長谷、大島、榎本、中広、加藤、吉村の29名と軽トラ(中川).
 
 今日は、暦通りイワシと巻きずしを食おう!ということでイワシ(1匹200円)と巻きずしの材料を猫田さんと小長谷さんが買いに走る.いつものように残った女性陣を中心に食材の下処理が進む.やはりイワシは高級魚に格上げされているとのこと、今日だけの現象かと一人思う.

 竹林の整備に中居さん、多田さんが出かける.澤田山班、玉城山班は車や徒歩で出かける.雪が残っているから軽作業に切り替えるとのこと.伐倒した材を玉城さん・越智さんが運んで来る(5521,5522).

 12時も過ぎた頃、すし飯も出来上がり、寿司巻き作業が佳境に入る.山から皆が下りてくる.イワシも石窯で焼きあがる(5525).阿閉さん手作りの漬物がテーブルに.にゅう麵も美味しそうだ.
 
 食事をとりながら、ニューフェースのために自己紹介が石原さんの司会で始まる(5528).
 
 昼から、再び山に入る.澤田山の作業を見る.西斜面だが、マツノザイセンチュウによってアカマツは壊滅状態.これは、アカマツ林にを復活させるための作業計画を検討せねばならない.もっとも望ましいのは皆伐後、天然下種更新でアカマツ林化することだろう.   

 澤田山班の方々に御願いがあります.現在の作業地は斜面下部にあるのか中部にあるのか上部に位置するのか考えてください.というのは、マツタケがいつ取れたのか記憶も薄れるほど前に、里山が放置されている時には、斜面上部にしか改良の可能性はないかもしれない.
 理由を考えてみてください.そうすると、どこにその作業を取り入れたらよいか決まります.

山から戻ると、猫田シェフが竈をリフォームしている、火の回りを改良するのだそうだ(5532).越智さんが、長い間、気になっていた、石窯の煙と熱でやられたアカマツを倒してくれるという.周りにテーブルやら窯などがあるのでロープで引っ張りつつ上の方でのこぎりを入れることになった(5535).

計算通りに倒してくれた、安堵.みんなが片付ける(5534、5535).

 次回は、岩手県久慈市でまつたけ十字軍運動の組織化が進んでいるが、久慈市からお二人の見学者(鹿糠沢さんと橋上さん)がある.今後の交流も盛んにできるとよいのではないなだろうか.みんなで考えたい.
 
 それに、石川県珠洲市で金沢大学が中心となって里山再生プロジェクトが始まっていて、マツタケもその柱になっている.筆者も5年間珠洲市に通った経験がある.金沢大学の赤石君が見学に来る.

<皆さんの活動の様子を見る>NIKON写真集にのみ新しい写真をアップロードしています.

 写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.

<お知らせ>
1)鹿背山の作業も佳境に入り、皆さんの参加を要請している(詳細は中村075-213-4883).

2)寒の頃に、餅を搗くことになっている.もち米を確保せねばならない.もち米の情報を下さい.

3)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1)久慈市鹿糠沢さんから
今後の事業実施の参考にするため、里山再生作業林の現地見学・活動状況の聞き取り貴まつたけ十字軍の活動を2月9日に視察させていただきたくお願い申し上げます。

2)金沢大学の赤石さんから
2月9日の活動に参加させて下さい.昨年に伺う予定でしたが,体調不良のため延期させて頂きました.今回は,万全の状態で伺いたいと思います.
能登でのマツタケ山の話も出来たらと思っています.どうぞよろしくお願い致します.



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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