まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動 まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 541

2010年09月29日 |  マツタケの林地栽培 
28日に岩手県立大野高校収穫祭の行われた久慈平岳中腹で


京まつたけ復活・里山再生市民運動


 次回(258回)の活動日は10月2日(土)です.午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.
9月26日~28日、再び岩手に行ってきました.岩手県立大野高校が高校生と保護者と教諭が一体となって地元の久慈平岳でマツタケが生活する里山づくりに6年前から励んでいる.
27日に、里山は生物多様性上重要であると話をし、28日小雨の中、収穫作業に参加してきた.28本と過去最高の恵があり春から作業を行ってきた高校生は大喜びであった(写真).
 全国には、林を持っている学校が結構ある(学校林).環境教育としてその整備に取り組んではいかがだろう! 読売新聞で近々紹介されると聞いた.
 北日本(北海道と東北北部)は、マツタケの豊作年のようだ.北海道は豊作で終わったが、岩手県の主産地は、目下、大量の発生と情報が届いている.質もよいものが出始めたとのことである.いま、岩手県の県央までマツタケ前線は下がってきている.
 この2日に、岩手県岩泉町の松茸神社鎮座祭とまつたけ祭出席のためにでかける.
 近畿では標高のあるところ、和歌山県の高野山付近の富貴でも地温が19℃を下回り雨もある.そろそろと感ずる.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★お知らせ
1)10月5日(月)  午前8時30分~ はなまるマーケット(TBS系列)
   マツタケの話がある.外国産マツタケとか香りの話だそうである.

2)10月11日(祝)正午~ 粟田神社剣鉾巡行 ・・・    
メンバーの吉川さんが、今年も差し手として参加される。 カメラを持って出かけよう。

3)11月12日(金・264回活動日) 能登の皆さんが視察 ・・・
 能登半島七尾市(金沢大・赤石さん)から20名ほどの皆さんが「まつたけ山復活させ隊!視察」に来られる。 

4)My食器・箸 ・・・最近、ご飯や汁などの食器や箸を持たずに参加される方が多いとのことです。 おかず類はBC常備の食器皿に盛り付けますが、飯・汁の器や箸(含割り箸)は、基本に戻って各自で持参していただくようお願いします(食当から)。

5)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研) 好評である.1680円でお買い求め下さい!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§活動拠点へのアクセスなど(参加ご希望の方は8月10日付ブログ参照)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§開催予定日 2010年10月―2011年2月
第258回 2010年10月02日(土) 池内
第259回      08日(金) 榎本       
第260回      16日(土) 宮崎
第261回      22日(金) 三輪
第262回      30日(土) 池内 
第263回    11月05日(金) 榎本    
第264回      12日(金) 三輪  石川県七尾市から見学
第265回      20日(土) 宮崎
第266回      26日(金) 榎本
第267回    12月04日(土) 池内  
第268回      10日(金) 三輪
第269回      18日(土) 宮崎  感謝際・忘年会
第270回 2011年01月08日(土) 榎本     
第271回     14日(金) 三輪
第272回      22日(土) 宮崎      
第273回      28日(金) 榎本
第274回 02月04日(金) 三輪
第275回      12日(土) 池内
第276回      18日(金) 榎本      
第277回      26日(土) 宮崎
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以下の項目は 8月10日付ブログ案内号に移動
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ十字軍運動活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態科学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
080-6123-4706
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 540

2010年09月26日 |  マツタケの林地栽培 
京丹波村おこし・ふる里ネットワークの皆さんが見学・・・




京まつたけ復活・里山再生市民運動


第257回(9月25日)活動報告

 

 朝のBC、気温が20℃。先週までの猛暑とはうって変ってさわやかな秋晴れの活動日だった。今回は、見学・交流会、JAでの籾摺り作業、砂利敷き、入口フェンスの取替え作業とめまぐるしい一日だった。 京丹波村おこし16名の方々を含めて49名の皆さんが参加された。メンバーは(敬称略)松本(忠)、橋本、吉川、中広、榎本、宮崎、三木、山田、周田、前田、堀井、吉本、上林、村岸、雅子、森、江指、多田、川本、三品、大久保、阿閉(仁)、阿閉(眞)、松本(仁)、藤井、猫田、中野、田中、石原、斉藤、玉城、吉村、内田の33名の方々。

<交流・見学会>・・・京丹波村おこし・ふる里ネットワークの皆さんが、澤田山、玉城山の作業区を見学。班長さんの説明の後、質疑・意見交換に花が咲いた。丹波の新米20Kgをいただいた・・・感謝御礼。昼食後、今度は私たちが尋ねさせてもらう約束をし、次の目的地へと出発された。


<砂利敷き作業、フェンス新調>・・・7月のゲリラ豪雨で荒れた進入路に、2tトラック4台分の砂利を敷き、フェンスも新しいものに取り替えた。


<今日の各班の作業>
・澤田山Ⅰ・・・枯損木の伐採など。
・澤田山Ⅱ・・・トラックでの伐採木の搬出、JAで籾摺り作業。
・澤田山Ⅲ・・・見学者を連れての作業区の見回り。フェンス取替え作業。
・玉城山Ⅰ・・・JAで籾摺り作業。
・玉城山Ⅱ・・・地掻き作業の続き。砂利敷き作業。
・ポスト民芸・・・「野焼き」の準備。
・厨房賄い・・・昼食準備作業。


<米作りの成果>・・・5月に植えたキヌヒカリ。稲刈り後500Kg余りの収穫(25~28Kg×20袋)。昨年より収量が減ったが、粒は大きい。籾摺り後、玄米の収量は435Kg(30Kg×14.5袋)であった。
  (21日、稲刈り実施)

<野焼き>・・・終了後の「暑気払い」には20名のメンバーが参加。そして翌26日朝7時から、近藤先生指導の下「野焼き」が始まった。 午後2時過ぎ、灰の中から作品が掘り出された。縄文土器の味わいを感じさせる。

<野焼きの様子は YouTube で…(杉山さん撮影)まつたけ十字軍運動 陶芸グループ 野焼き風景1 まつたけ十字軍運動 陶芸グループ 野焼き風景2 まつたけ十字軍運動 陶芸グループ 野焼き風景3

<お知らせ>
・粟田神社剣鉾巡行 ・・・10月11日(祝)正午~
           メンバーの吉川さんが、今年も差し手として参加される。 カメラ持って出かけよう。
           ( http://homepage.mac.com/awatajinja/PhotoAlbum5.html )

・京丹波と交流会 ・・・10月26日(火)終日
           京丹波町「京丹波村おこしふる里ネットワーク」の皆さんを訪ねます。
           参加希望の方は、車手配の都合上来る10日頃までに、猫田さんに申し込んでください。

・能登の皆さんが視察 ・・・11月12日(金・264回活動日)
           能登半島里山里海自然学校(金沢大・明石さん)から20名ほどの皆さんが「まつたけ山復活させ隊!視察」に来られます。 
           ( http://www.satoyama-ac.com/

・My食器・箸 ・・・最近、ご飯や汁などの食器や箸を持たずに参加される方が多いとのことです。 おかず類はBC常備の食器皿に盛り付けますが、飯・汁の器や箸(含割り箸)は、基本に戻って各自で持参していただくようお願いします。( http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/e/bdf91140ef161913820bf1573f472301 )

<榎本記>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ十字軍運動 まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 539

2010年09月22日 |  マツタケの林地栽培 
久しぶりでした.岩泉商工会のメンバーと旧岩泉まつたけ研究所前にて


京まつたけ復活・里山再生市民運動


次回(257回)の活動日は9月25日(土)です.秋空になりました.午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.
9月14日~17日、岩泉商工会のお招きで岩手県岩泉町山人会の皆さんと合の山のマツタケ山づくりに取り組んだ.岩泉まつたけ研究資料館(旧岩泉まつたけ研究所)に立ち寄り記念写真を撮った.

 FM東京系列で9月23日にまつたけ山復活させ隊の活動紹介が放送される.お近くのFM放送局で「あぐりずむ」という番組の放送時刻をお調べ下さい.各系列局で放送時刻は異なります.FM大阪では午前5時45分から55分で、よほど早起きでないと聞けません.滋賀県では16時45分からでこれなら聞けるのだが・・・・.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★お知らせ
1)稲ワラ整理と籾摺り作業
21日午後、稲刈りをしました。
9月22日(水)9:30~12:00 稲ワラ整理・束ねてBCへ運ぶ。田んぼへ集合。
9月25日(土)例会日 籾摺り作業をします。
作業に6名ほどの手が必要です。10時に玉城兄宅作業所に集まってください。
その後、JA作業所で籾摺りをします。帽子・手拭が必要。
 
2)9月25日京丹波 村おこしふる里ネットワークの14名が意見交換に来られる.
  午前10時京都バス停『村松』にマイクロバスで到着

3)9月25日 『7.14、15豪雨 香川山BC内道路とフェンス損壊復旧』カンパ
(目標額6万円)を皆さんにお願いしていましたが、目標額に達しました.カンパ
いただいた皆さん! ありがとうございました.本日、砂利撒きとフェンス交換
を実施.

4)暑気払い
  25日活動終了後、5時30分から 河原町三条のロイヤルホテルで飲み放題食い放題式で暑気払いを実施(会費2500円、担当は堀井さん).

5)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研) 好評である.1680円でお買い求め下さい!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
※カンパありがとう
1)小林さん、松浦良明さん(仙台市)にこころから感謝します.
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§活動拠点へのアクセスなど(参加ご希望の方は8月10日付ブログ参照)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§開催予定日 2010年9月―2011年2月
第257回   25日(土) 榎本
第258回 2010年10月02日(土) 池内
第259回      08日(金) 榎本       
第260回      16日(土) 宮崎
第261回      22日(金) 三輪     
第262回   30日(土) 池内 
第263回    11月05日(金) 榎本    
第264回      12日(金) 三輪
第265回      20日(土) 宮崎
第266回       26日(金) 榎本
第267回    12月04日(土) 池内  
第268回      10日(金) 三輪
第269回      18日(土) 宮崎  感謝際・忘年会
第270回 2011年01月08日(土) 榎本     
第271回     14日(金) 三輪
第272回      22日(土) 宮崎      
第273回      28日(金) 榎本
第274回 02月04日(金) 三輪
第275回      12日(土) 池内
第276回      18日(金) 榎本      
第277回      26日(土) 宮崎
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以下の項目は 8月10日付ブログ案内号に移動
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ十字軍運動活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態科学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
080-6123-4706
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 538

2010年09月17日 |  マツタケの林地栽培 
 昨日未明の雨により、気温が下がって今日は過ごし易い一日となりました。朝自宅を9時半に車で出発。途中ガソリンを入れ、岩倉に入りました。田んぼに寄ると稲穂が首を垂れて刈入れを今か今かと待っている状態に見えました。

香川山のベースキャンプに午前10時過ぎに到着しました。本日の参加者は次の通り。
 多田、小原、榎本、吉本、山田、三輪、森、中川、大久保、斉藤、三品、川本、阿閉(仁)、阿閉(眞)、中野、雅子、大島、有山、堀井の19名。
 畑の様子を見に行きました。
 ミニトマトはまだ赤や黄色の実をつけています。

 黄色の花が咲いていました。

 いちじくの実もなってきています。
 
 とうがらし、なす、小芋なども育っています。

 お茶の木も何とかこの猛暑を切り抜けたようです。

 久し振りにまとまった雨が降ったのでブロッコリーの苗を植えました。
 
 イチゴの苗も育てています。

 ゴーヤも沢山実をつけていました。

 むかごも沢山実をつけています。

 畑の一角に植えた桐の木が大きくなってきました。

 香川山の皆伐採した斜面の松も4年目を迎えて元気に大きく育ってきています。

 先週の活動日の午後から素焼きをしましたが、作品が顔を覗かせています。

 玉城山班(榎本、三輪)は午前中先々週に伐採したならの大木の処理に出かけました。
 玉切りしておいたものを搬出し易くするために更に細かくする作業を行いました。
      
 三品、川本のお二人は尾根筋で地掻き作業を行なっていました。
 
 本日の昼食のメニューはカツカレーとデザートの果物
  
 昼食後、ベースキャンプの塀沿いにあった枯松の伐採作業を行ないました。
 伐採前と                               伐採後
 


お知らせ
 暑気払い開催

  次回の開催日の後に行います。

 場所 京都ロイヤルホテル&スパ
 日時 平成22年9月25日(土)午後5時30分
 会費 2500円 で食べ&飲み放題で
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 537

2010年09月11日 |  マツタケの林地栽培 

過去最高(おそらく?)の130余名で埋まった香川山BC


京まつたけ復活・里山再生市民運動

第255回(9月11日(土))活動報告

 さすがに猛暑にはなりませんでしたがそれに近い残暑厳しい一日でした。
本日の活動は京都造形芸術大学で吉村代表のもとに環境学を学んでおられる方々の里山(マツタケ山)作り体験授業も兼ねて行われました。
 参加者は、橋本、寺尾、松本、前田、森、石原、小長谷、江指、榎本、岡坂、中野、宮崎、三輪、山田、斉藤、藤井、中広、田、家村(絋)、家村(佳)、小原、玉城、有山、堀井、上林、多田、川本、三品、林屋、青木、大島、阿閉(仁)、阿閉(眞)、杉山、大久保、小泉、川崎、吉本、吉村の39名に京都造形芸術大学から96名!(お名前省略にて失礼いたします)の、まつたけ十字軍運動始まって以来の“大軍団”となりました。

 メンバーと学生さんは7班(香川山BC1班、玉城山2、3班、澤田山4~7班)に分かれて里山(マツタケ山)作り作業体験をしていただきました。

吉村代表(京都造形芸術大学環境学講師)より開会挨拶と趣旨説明。

しばし懇談の後、まずはカレーライスで腹ごしらえ。なにしろ130余名分!ですから賄い班も大変です。

<香川山BC>
除伐したコナラ(薪として活用)でナラ枯れ被害木の中の様子を観察。

2005年活動開始時に皆伐、アカマツ幼苗を植林した斜面。5年を経て順調にアカマツ林が再生されつつある様子を見学。

 石油も化学肥料もない時代、人々は近くの山に燃料や肥料、建材、食料その他の資源を頼らざるをえませんでした。そうして人が手を加えた里山が形成され、マツタケや多くの生物が生息できる環境が作られてきたのです。山作りを楽しむことに加えて、常にそうした循環や多様な生物が生息できる環境作りを意識して作業することが大切です。
 私達もマツタケ山作りで出る除間伐材や腐植(腐葉土)を無駄にしないよう活用しています。BCの建造物、造形物、陶芸窯、畑やシイタケ栽培、この田んぼとそこで採れた食材と薪で作る食事もその一環。建材もホームセンターへ行けば安く買える、弁当もPETボトルのお茶と一緒にスーパーやコンビニで買ってくれば簡単な時代ですが、学生のみなさんはここで何かを感じ取っていただけたでしょうか。

<玉城山、澤田山>
いざ、山へ。作業地までは歩いて約30分。

峠に到着。これも山から出たヒノキで作った休憩所でしばし休憩。

まずは地掻き体験。
 人が入らなくなった山には落ち葉や腐植が厚く堆積し、貧栄養の痩せ地には強いけれど富栄養化した山では他の精力旺盛な木々がアカマツを駆逐し、アカマツとマツタケは消えていきます。

...てなことを説明している岡坂さん。

アカマツの敵は富栄養化だけではありません。外材とともにいずこかの国からやって来たのか“マツクイムシ”。温暖化ともあいまって増殖北上中。やられた松はかわいそうですが被害の拡大を抑えるため伐採集積し山から出して焼却します。これが結構大変。

同様に問題となっている“ナラ枯れ”。最近、山のところどころが茶色いと思いませんか?やられたコナラを伐採、山から出し薪にして焼却処分を兼ねて活用します。

除間伐すると材や薪に使える幹の他に当然細かい枝も出ますね。森の中には枯れ落ちた枝もあり放っておくと富栄養化につながります。これらは「粗朶」といいまして、日本昔話の時代にはかまどの火起こしなどに活用したものです。「おじいさんは山へ柴刈りに...」。



山道を運んでくるにはソリなんかも使います。手を振って楽しそうに見えますが、これ、見た目より結構大変な作業なんです。


で、継続するには無理せず適宜休憩を取ることも大切。

 京都造形芸術大のみなさん、まだまだ暑い中お疲れ様でした。
ささやかな体験で行き届かないところもあったとは思いますが、私達の活動から「里山」、「マツタケ山」について何かを感じとっていただくことができましたら幸いです。
ここでの体験を胸に、ぜひ身近な山に入ってみてください。
身近に山がないあなた、まつたけ十字軍においでください。私達と一緒に山作りを楽しみましょう。

(宮崎 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 536

2010年09月08日 |  マツタケの林地栽培 
酷暑日のやまづくり作業


京まつたけ復活・里山再生市民運動

 次回(255回)の活動日は9月11日(土)です.午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.
 全国に800万haの里山がある.その中にアカマツ林は、コナラ林と共に230万ha あることになっている.環境省記載の生活を脅かされている生物の5割強は里山の生き物である.生物多様性に恵まれた場所にも拘わらずその保全は進んでいない.私たちまつたけ十字軍運動のまつたけ山復活させ隊活動を全国に伝え広げる必要がある.
 京都造形芸術大学の環境学受講生110名が、今回まつたけ山づくりを体験にくる.参加者の皆さんには、大変ご迷惑をお掛けすることになりますが、私たちの活動を見せ体験させ、受講生の皆さんが自らの地元で里山の課題を認識する契機にしたいと思っています.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
下記に、新しい活動日を載せました.

★お知らせ
1)9月11日(土)まつたけ山復活させ隊の活動に京都造形芸術大学の環境学受講生
(110名)がまつたけ山づくり体験
前回、皆さんに協力お願いをしたように、受講生が京都バス『岩倉村松』に7班(21グループ)に分かれて到着します.(午前中一杯).私たち各班のメンバーでその受講生を香川山BCへの案内します.昼食懇談後、各作業エリアに出かけ、まつたけ山づくり里山再生作業を体験します.土曜日はバスの便が思わしくなく、作業終了を午後3時にします. ご協力をお願いします.

2)9月14日(火)~17日(金) まつたけ山づくり支援
岩手県岩泉町岩泉の山人会と協同でまつたけ山づくりを実施(15日).京都大学マツタケ研究会から3名が参加します.9月16日にシンポジウムが開かれる.シロの構造を調べたり発生を調査.夜は山の幸と川・海の幸で一杯(交流会).詳細については猫田まで.

3)9月25日京丹波 村おこしふる里ネットワークの皆さんが訪問される.

4)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(1680円:高文研) 好評であるそうな、買って下さい!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※カンパありがとう
1)玉井健二さん、山本博司さん、佐久間静子さんに こころから感謝します.

☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
『7.14、15豪雨 香川山BC内道路とフェンス損壊復旧』カンパ(目標額6万円)のお願いを継続して行っています.
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


★メール便り
1)ニホンミツバチ班の杉山廣行さんから
久しぶりの雨が降りましたね。
森?さんの所に置いてある群れですが、先日の観察で巣色が黄色いと報告していた件で情報を得ました。
巣色が黄色くなるのは蜜源が少なくて餌が不足している状況のようです。蜜が多く溜まっている場合は白い色のようです。
今年は猛暑で木に花があっても蜜があまりないようです。場合によっては砂糖水を給餌することは必要かもしれません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§活動拠点へのアクセスなど(参加ご希望の方は8月10日付ブログ参照)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§開催予定日 2010年9月―2011年2月
第255回    9月11日(土) 宮崎  京都造形芸大環境学受講生参加
第256回   17日(金) 三輪
第257回   25日(土) 榎本
第258回 2010年10月02日(土) 池内
第259回      08日(金) 榎本       
第260回      16日(土) 宮崎
第261回      22日(金) 三輪     
第262回      30日(土) 池内 
第263回    11月05日(金) 榎本    
第264回      12日(金) 三輪
第265回      20日(土) 宮崎
第266回      26日(金) 榎本
第267回    12月04日(土) 池内  
第268回      10日(金) 三輪
第269回      18日(土) 宮崎  感謝祭・忘年会
第270回 2011年01月08日(土) 榎本     
第271回     14日(金) 三輪
第272回      22日(土) 宮崎      
第273回      28日(金) 榎本
第274回 02月04日(金) 三輪
第275回      12日(土) 池内
第276回      18日(金) 榎本      
第277回      26日(土) 宮崎
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態科学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
080-6123-4706
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍運動)NEWSLETTER 535

2010年09月03日 |  マツタケの林地栽培 
実りの秋(我らが田圃)とはいえ、猛暑が続く・・・。




京まつたけ復活・里山再生市民運動!


第254回(9月3日)活動報告


 35℃を越える猛暑日が続く・・・。今日昼のBCでは36.5℃だった。そのような中、(敬称略)橋本、小原、前田、斉藤、榎本、三木、吉本、多田、三品、川本、堀井、周田、雅子、大久保、森、阿閉、阿閉、玉城、川崎、藤井、中野、まりこ、猫田、山田、三輪、杉山、内田、田中の28名が汗を流した。

<玉城山>
・Ⅰ区・・・谷砂を掘り林道補修用の土嚢作り。ナラ枯れしたクヌギの大木を伐採、体験作業の準備。

・Ⅱ区・・・雑木の伐採と11日の運び出し体験作業の準備など。

<澤田山>
・Ⅰ区・・・枯木の切り出しと11日のまつたけやま作り体験の準備作業。
・Ⅱ区・・・ナラ枯れのコナラを伐採した後の片付け作業。

・Ⅲ区・・・林内の雑木整理と11日の地掻き体験作業の準備。

<BC>
・3年前に植樹した温暖化防止用のハイブリッド樹木「桐」が順調に育ち、4mほどになった。
 この桐は約5年で成木になり、温室効果ガスCO2を大量に吸収してくれるという優れものだ。


・作業前の準備・・・道具の点検や着替えなど


・賄い班の作業、今日の献立・・・秋刀魚・イカリングにおはぎ・・・美味!。


・昼食・休憩風景・・・作業後のアイス・氷は何とも言えない!。


<ポスト民芸岩倉焼き>・・・窯詰め、16時に素焼き作業を始める。今夜12時まで焚き続ける。


お知らせ
(1) 11日の砂利敷き作業は、来25日(土)の活動日に延期します。従って、午前は体験受講生と打ち合わせをします。

(2) 稲刈り・籾摺り・・・今日、田水を止めました。田が乾上った頃(9月の第2~3週の適当な日)に稲刈り、その3~4日後に籾摺りをします。
   日時が決まり次第、コメント欄に掲載しますので、応援をよろしく願います。

<榎本記>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする