まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-No.114(19+55+1+39)

2006年05月31日 |  マツタケの林地栽培 
整備が済んだエリア


第45回活動日(6月3日)のお知らせ
 
 今年は、暦通りの天気の移り変わりが極めて少なく、日照不足と低温が続いている.もう梅雨の走りだそうだ.「ちょっと寒いかな」とか「雨が多くて大変だ」と言って済まされる問題ではないように思える.野菜の価格が高く、家計に打撃を与えている.これも大問題なのであるが、こういう異常気象も、つまるところ、物質の循環レベルを越えた人間の活動に原因があることは、多くの方は理解している.理解されている割には、解決に向かう兆しなど見られない.未だ色んな意味で余裕があると思っているのだろう.大変だと思った時には、もう取り返しがつかないんだけど・・・・・・・.

第45回 開催 要項
1)実施日    2006年6月3日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ 林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 握飯1個(不要?)、温かいお茶は出ます.お椀と箸とコップと食材費 (200円程度)など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停06番).阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車(加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は中止.雨の中でも、集まって楽しんでます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

本日の作業内容
作業は、概ね、続きとなりますが、
1)ヒノキ林区の地掻と番線を利用して腐植を斜面下部へ下ろす作業、腐植の分別など、今日も頑張ります.
2)フィールド周辺の草本類や除間伐材の整理整頓.
3)マツノザイセンチュウ病の枯損木などを薪にして処分.
4)ハタケシメジの栽培準備としては、穴掘りやその穴に枝や材を敷き詰めました.目下、香川理研の大井さんがオガクズ種菌20本を培養中.菌糸の伸びが少し悪いらしい.1ヶ月後が楽しみである.
5)野菜畑にミニ果樹園の整備をが進んでいます.茶畑の苗も1・2本に根の生長に問題があるようです.99%が順調.
6)炭焼き窯の整備も最終段階である.6月9日に火入れの予定.火の番を求む.詳細は中川さんに.

マツタケに関する講演会
「マツタケと里山再生への挑戦」―岩倉のまつたけ十字軍運動の紹介― 
主催:京都・水と緑をまもる連絡会
日時:2006年6月24日(土) 午後1時30分から3時まで
場所:京大会館(東一条西入る)215号室
連絡先:事務局 佐々木(090-4641-5687)
参加費は無料、予約も必要なし

連絡
1)駐車取締り方法が変わります.車でお越しの方は路上駐車をせずに敷地内に車を入れてください.通報されることも想定されます.

2)6月15日(木)に、まつたけ十字軍運動1周年記念をやります. イヴェントは「茶かぶき」が決定(実費千円が必要、要予約).料理などの提案を願います.アルコール類は車を運転しない人は楽しんでください.持ち寄りにします.

3)岩倉の新しい試験林(玉城氏所有)を貸していただけることになりました.作業法や活用法を考えるために、林の現況を観察します.まつたけ山づくりの作業を実施予定.日本財団助成の機材を京北森林組合に発注しました.

4)岩倉の第3試験林の調査は、境界の設定が済みました.今井さんに「正式」なお願いを森田さんと石原さんが担当.木々の葉が展開したらマツタケ発生整備作業を始めます.担当責任者は今西さんです.詳細は今西さんまで! 

5)橘さん所有の伏見区日野南山の境界調査が終了しました.猫田さんが、担当責任者です.利用方法など詳細は猫田さんに! 宮崎さんや吉川さんがログハウスの改修を計画.

6)京都学園大学まつたけ研究会発足(5月17日)学生、市民など17人が集まる.

7)まつたけ十字軍運動として、ボランティア保険に団体加入することは、重複加入を避けるため致しませんが、未加入の方は、京都市の各区役所の社協に問合せると良いでしょう.

6-7月の作業日のおしらせ   
第46回活動日:6月09日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木) まつたけ十字軍運動1周年記念 午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第50回活動日:7月08日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第51回活動日:7月14日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第52回活動日:7月22日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第53回活動日:7月28日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分


カンパのお願い
下記の振込先にお願いいたします.
 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第94号-

2006年05月26日 |  マツタケの林地栽培 
最後まで火を守る人たち



第44回(5月26日)岩倉に集うメンバーの活動報告
 今日は、いつもと違った日である.ここんところ、雨にも拘らず里山づくりを楽しむことが多かったが、今日は、もうすぐ雨になるだろうが「やるぜ!」という雰囲気であった.雨の中の「作業」を慮って仕事の合間を縫って駆けつける人あり、で30人.
参加者(敬称略)は、久恒(伏見区からの新人)、まりこ、三原、大井、浅沼、安永、宮崎、林屋、大島、森、三輪、中川、今西夫妻、榎本、川崎、池内(恒)、加藤、大久保、松浦、有山、阿閉夫妻、藤井、橋本(敏)、猫田、岡阪、周田、石原、筆者.
 6月15日のパーティーで「茶かぶき」をしますが、林屋さんが簡単に説明をしてくれた(4212,4214).参加したい方は御茶代として千円が必要になります.苗は、岩倉の土と気候に負けず、順調に育っている(4210).橋本(敏)さんが茶畑に肥料を与える.
 炭焼き担当グループは第2弾の窯の準備を終えた模様(4184、4195).6月9日に火入れを行う予定.中川さんから;炭焼きを経験したい・あるいは応援してくれる人を募集と連絡有り(コメント参照).
 地掻きは随分と下まで来たものであるが、まだまだ続くようである(4187,4188,4189,4203.4204、4205,4206、4207,4208).降ろした腐植を篩う橋本さん(4185,4186).篩は自作である.
 畑の手入れに多くのギャラリーが集まっていたが、サニーレタスは、今回も裏切らない.サラダになっている.たまねぎの葉も汁の実になったという(4183、4197,4198,4200,4201,4202).川崎さん持参のオリーブオイルを使って数種類のパスタ料理が完成.豆(市販)ご飯の受けが良い.来週は、ごぼう入りの炊き込みご飯になるかもとの事である.
 大島さんは、周辺の整備に頑張る(4190、4191).三原さん、松浦さんたちは、薪を燃している(4194).阿閉(仁)さんは、ハタケシメジの床準備に精を出している(4199,4211).大井さんが砕いた枝を床に敷き詰めるという(4193).
 斜面右のマツ林で、有山さんがアミタケ(4209)を発見.優秀な食用キノコで湯がくと紫色になる.二杯酢で食うとうまい.なめこと同じ食い方もする.東北では、アミタケ採りで年間300-400万円を稼ぐ.キノコの遷移(移り変わり)では、アミタケが生活できるようになると、次はマツタケが発生するという.この秋が楽しみである.
 昼過ぎには、雨になり、テントを張って食事となる(4221,4222,4223,4224).雨の中、宮崎さんは、間伐材を径別に分別(4228).最後まで火を見守る人たち(4227).
皆さんの活動は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、本日分すべて)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.必要な写真は、右クリックで保存されたい.
 

6-7月の作業日のおしらせ 
第45回活動日:6月03日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第46回活動日:6月09日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木) まつたけ十字軍運動1周年記念 午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第50回活動日:7月08日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第51回活動日:7月14日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第52回活動日:7月22日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第53回活動日:7月28日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分

M-Mさんからカンパを戴く.感謝!
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第93号-

2006年05月26日 |  マツタケの林地栽培 
最後まで日を守る人たち



第44回(5月26日)岩倉に集うメンバーの活動報告
 今日は、いつもと違った日である.ここんところ、雨にも拘らず里山づくりを楽しむことが多かったが、今日は、もうすぐ雨になるだろうが「やるぜ!」という雰囲気であった.雨の中の「作業」を慮って仕事の合間を縫って駆けつける人あり、で30人.
参加者(敬称略)は、久恒(伏見区からの新人)、まりこ、三原、大井、浅沼、安永、宮崎、林屋、大島、森、三輪、中川、今西夫妻、榎本、川崎、池内(恒)、加藤、大久保、松浦、有山、阿閉夫妻、藤井、橋本(敏)、猫田、岡阪、周田、石原、筆者.
 6月15日のパーティーで「茶かぶき」をしますが、林屋さんが簡単に説明をしてくれた(4212,4214).参加したい方は御茶代として千円が必要になります.苗は、岩倉の土と気候に負けず、順調に育っている(4210).橋本(敏)さんが茶畑に肥料を与える.
 炭焼き担当グループは第2弾の窯の準備を終えた模様(4184、4195).再来週には火入れを行う予定.中川さんから;炭焼きを経験したい・あるいは応援してくれる人を募集.
 地掻きは随分と下まで来たものであるが、まだまだ続くようである(4187,4188,4189,4203.4204、4205,4206、4207,4208).降ろした腐植を篩う橋本さん(4185,4186).篩は自作である.
 畑の手入れに多くのギャラリーが集まっていたが、サニーレタスは、今回も裏切らない.サラダになっている.たまねぎの葉も汁の実になったという(4183、4197,4198,42004201,4202).川崎さん持参のオリーブオイルを使って数種類のパスタ料理が完成.豆(市販)ご飯の受けが良い.来週は、ごぼう入りの炊き込みご飯になるかもとの事である.
 大島さんは、周辺の整備に頑張る(4190、4191).三原さん、松浦さんたちは、薪を燃している(4194).阿閉(仁)さんは、ハタケシメジの床準備に精を出していいいる(4199,4211).大井さんが砕いた枝を床に敷き詰めるという(4193).
 斜面右のマツ林で、有山さんがアミタケ(4209)を発見.優秀な食用キノコで湯がくと紫色になる.二杯酢で食うとうまい.なめこと同じ食い方もする.東北では、アミタケ採りで年間300-400万円を稼ぐ.キノコの遷移(移り変わり)では、アミタケが生活できるようになると、次はマツタケが発生するという.この秋が楽しみである.
 昼過ぎには、雨になり、テントを張って食事となる(4221,4222,4223,4224).宮崎さんは、間伐材を径別に雨の中を分別(4228).最後まで火を見守る人たち(4227).
皆さんの活動は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、本日分すべて)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.必要な写真は、右クリックで保存されたい.
 M-Mさんからカンパを戴く.感謝!
6-7月の作業日のおしらせ 
第45回活動日:6月03日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第46回活動日:6月09日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木) まつたけ十字軍運動1周年記念 午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第50回活動日:7月08日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第51回活動日:7月14日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第52回活動日:7月22日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第53回活動日:7月28日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-No.92-

2006年05月25日 |  マツタケの林地栽培 
ハタケシメジの露地栽培の準備をする参加者


第44回活動日(5月26日)のおしらせ
  
6月15日(木)のまつたけ十字軍運動1周年記念パーティのイベントの一つに、「茶かぶき」が決定.本日、林屋さんが「茶かぶき」について解説されます.そのほかの提案をお願いします.どのような料理を楽しみましょう?アルコール類は、各自の持込とします.
茶かぶきを詳しく知りたい方は、京都府茶業会議所内にある「宇治茶道場・匠の館」で、林屋さんにお訪ねください.インターネットでも調べることができる.


第44回 開催 要項
1)実施日    2006年5月26日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ 林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋.
5)用意するもの 握飯1個(不要?)、温かいお茶は出ます.お椀と箸とコップと食材費 (200円程度)など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停06番)から、 阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車(加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合 京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は中止.雨の中でも、集まって楽しんでます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

本日の作業内容
作業は、概ね、続きとなりますが、
ヒノキ林区の地掻と番線を利用して腐植を斜面下部へ下ろす作業を、今日も頑張ります.

フィールド周辺の草本類や除間伐材の整理整頓.

マツノザイセンチュウ病の枯損木などを薪にして処分.

ハタケシメジの栽培準備としては、穴掘りやその穴に枝や材を敷き詰めました.目下、香川理研の大井さんがオガクズでビン20本を培養中.1ヶ月後が楽しみである.

野菜畑にミニ果樹園の整備を有山さんと宮崎さんが中心となって進んでいます.御茶畑の草抜きなどを今西さんが、本日は橋本(敏)さんが肥料を施すとの事.

連絡
1)6月15日(木)に、まつたけ十字軍運動1周年記念をやります. イヴェントは「茶かぶき」が決定.料理などの提案を願います.アルコール類は持ち寄りにします.
2)岩倉の新しい試験林(玉城氏所有)を貸していただけることになりました.作業法や活用法を考えるために、林の現況を観察します.まつたけ山づくりの作業を実施予定.日本財団の助成の機材を京北森林組合に発注しました.
3)岩倉の第3試験林の調査は、境界の設定が済みました.今井さんに「正式」なお願いを森田さんと石原さんが担当.木々の葉が展開したらマツタケ発生整備作業を始めます.担当責任者は今西さんです.詳細は今西さんまで! 
4)橘さん所有の伏見区日野南山の境界調査が終了しました.猫田さんが、担当責任者です.利用方法など詳細は猫田さんに! 宮崎さんや吉川さんがログハウスの改修を計画.
5)京都学園大学まつたけ研究会発足(5月17日)学生、市民など17人が集まる.
6)日本財団から27万円の機材整備の助成を受けました.
7)まつたけ十字軍運動として、ボランティア保険に団体加入することは、重複加入を避けるため致しませんが、未加入の方は、京都市の各区役所の社協に問合せると良いでしょう.

6-7月の作業日のおしらせ   
第45回活動日:6月03日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第46回活動日:6月09日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木) まつたけ十字軍運動1周年記念 午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第50回活動日:7月08日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第51回活動日:7月14日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第52回活動日:7月22日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第53回活動日:7月28日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分

投稿
まつたけ十字軍運動とマツタケの増産 3(終)
今の森林保護活動は、都市住民が対象地へ出かけ、ホームステイしながら地域住民と共同で、地元行政あるいは主催者の決めたスケジュールをこなし、終われば都市部に戻るというスタイルで運営されることが多い.言ってみれば片利共生型である.
 ややもすれば都市在住ボランティアの高い目的意識と資金的余裕に依拠することが多い.我々の最終目標は、幸いにも、マツタケ発生の復活・増産にあるので、林を手入れする権利と発生するマツタケの採取権を無償で長期間拝借できるように、山の所有者の方にお願いしている.参加者は、自ら予定を作り作業を楽しんでいる.山主は、山を無償で整備でき、ボランティアはまつたけ狩りを楽しめるという相利共生型を誇っている.
 2007年からいわゆる団塊の世代が仕事の第一線を退く.もし、彼らが家に閉じこもり心や体を病むと、これは大変な社会問題を引き起こしかねないが、彼らは体力も知力も一定の資金力もあり、楽しみながら参加できるボランティア活動を捜し求めると考えられる.実は、この取組みは、もう飛び火している.
 岩手県立大野高等学校の生徒達が、地域のPTAなどを巻き込んで、久慈平岳のアカマツ林を手入れし、立派なマツタケを35本採取し、全地域挙げて収穫祭を実施した.他に岩手県久慈市、大阪府高槻市や能勢町にも火がつくかもしれない.
活動は、ボランティアのカンパで運営されているが、このマツタケ山作りを勉強したいという林家が多いので、マツタケ山作りの研修コース(8回/2ヶ月で有料)を設けることも検討中である.また、ここでなければ経験できないことだが、作業の終わったアカマツ林に、マツタケ菌根形成苗やマツタケ菌糸マットを利用したマツタケの接種作業を経験できる.
 里地里山という環境は、日本の国土の4割を占めるほど広大である.しかも50%の絶滅危急・危惧種がその生態系の生き物である.マツノザイセンチュウ病で大量枯損したアカマツ林は、関西ではスダジイの浸食が激しく秋の紅葉も大きく後退している.しかし、マツタケを復活させられるアカマツ林が未だ少なからず残っている.また、崩壊した里山林をアカマツ優占林に戻して、このアカマツ林でマツタケを栽培したい(吉村文彦).




カンパのお願い
下記の振込先にお願いいたします.
 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第91号-

2006年05月20日 |  マツタケの林地栽培 
昨年撒いたアカマツ種子が発芽.実生を眺める皆さん

第43回(5月20日)岩倉:雨の中を集うメンバーの活動報告
 本日は、午前8時前には、近畿各地は晴れていた.これはラッキー、又も予報は崩れたかと「にんまり」.気象庁はそれを許さなかった.9時過ぎから本降り.気象庁HPで確認すると、雨域は途切れ途切れになっていて、昼には上がると読めた.猫田さんの車で岩倉に向かう.途中数名の方が雨が激しいがと問い合わせあり.「やりますが参加は自由」と答える.

 でも、昨日の今日であるから、来た人だけで何かやろうと決意.かなり激しい雨の中を車は岩倉に向かっている.だんだん不安になるが、停留所で待っていると次々車が来る.10時36分の京都バスを利用する参加者を乗せて現地に赴く.
 
 僕は、岩手県岩泉町で15年間、農業や林業をやっている人たちの習性を学んだが、そういったプロは、雨が激しいと、自分の植えた作物の状態を観察に来る.林業の人も林道はどうか、樹は倒れてないかと現場に出かける.作物のみならず生き物を育てる者の原則であろう!

今日の参加メンバーは、まさしくそういうプロと同じ思いをしゃべりながら、ニコニコ笑っている.
都合22人(新人も含めて)の素晴らしい仲間である.

橋本(淳)、神谷(亀岡市から新人)、三品、橋本(敏)、有山、榎本、三輪、飯塚、今西夫妻、井上(勝)、周田、大久保、阿閉夫妻、藤井、池内夫妻、加藤、中川、猫田、筆者.
 
 ぬかるみが、住宅造成地のためかなり激しい.皆さんは、写真集のDSCN4141に見られるように、先ずは、机周りや、ハタケシメジ栽培床などの排水対策を検討.次いで作業に掛かる(4142-4143、4147,4148,4149,4150,4151,4152,4153,4155).榎本さんは、番線の状態を調べグリースを塗るという(4144、4154).
 
 食事は、猫田さん、阿閉(眞)さん、今西(頼)さんに藤井さん達が、カレーライス、スープ、サラダ(神谷さん手製のグリーンアスパラ、畑のサニーレタスなど)の準備に精を出す(4145,4146,4156、4161).デザートも神谷さんの自慢のイチゴ.甘くてうまい.
 炭窯の状態のチェックをする(4168).中川さんは、明日、土壁の補整をする計画.大久保さんも元気だ(4169).
 
 昼から、メンテナンスが終わった番線を使って、地掻きも始まる(4170,4174,4179,4180,4181).
加藤さんが地図を見ながら、現在地の北側斜面を確認.その後、現地踏査に出発(4182).

 皆さんの活動は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、本日分すべて)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.必要な写真は、右クリックで保存されたい.

次回は、岩倉に5月26日(金)朝10時30分です. 6月15日(木)のまつたけ十字軍運動1周年記念パーティのイベントに「茶かぶき」が決定.その他イヴェントを募集!!
1周年を、気を引き締め無理をせず安全で迎えたいものである.


5-7月の作業日のおしらせ 

第51回の開催日15日(金)を7月14日(金)とお詫びして訂正します  

第44回活動日:5月26日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第45回活動日:6月03日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第46回活動日:6月09日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木) まつたけ十字軍運動1周年記念 午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第50回活動日:7月08日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第51回活動日:7月14日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第52回活動日:7月22日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第53回活動日:7月28日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分

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まつたけ十字軍運動とまつたけ増産の夢(続き)
 その影響は大変大きく、環境省のレッドデータブック記載の絶滅危急種や危惧種の50%が、里山の生物である.人が、林の利用を止めたために、アカマツもマツタケも自然のスピードを越えて個体数を減らしている.マツタケは、絶滅の恐れのある種に挙げられていない.真の発生量は全く不明であるが、マツタケを古くから愛でかつ食していた京都では、その生産量の落込みは最盛期の190分の1と大きい.マツタケの復活には、少し専門的な知識が要るからであろうか、また、生息地のアカマツ林再生に取組むグループも極めて少ない.

 マツタケの「聖地」である京都で、従来の山の景観を取戻そうと立ち上がった市民グループにまつたけ十字軍運動がある.健全な里山林に戻ってくるであろう「マツタケでスキヤキを!」を合言葉に、京都市左京区岩倉で活動を始めてまもなく1年である.参加者の皆さんが、自ら主人公となって里山づくりを楽しむあるいは遊ぶことに留意してきたことによると思われるが、参加者も減ることがなく、それどころか、フィールドの無償提供を戴き、活動エリアが広がっている.
 
 週1回の活動日に学生や50~70代の男女ボランティア30名前後が作業する.アカマツ優占林では、マツタケの胞子の受け入れ態勢を整える.植物が蔽い茂った放棄里山林は、皆伐し地掻きする.昭和30年代の植生に戻し、アカマツ林再生―マツタケ復活に取り組む.また、マツタケの菌根形成苗の移植や菌糸マットの感染実験をしている.

岩倉のメインフィールドに、手作りの石窯ができ、Myお茶畑の排水施設を皆で作った.苗の管理も日常的に必要だ.山の手入れで必ず大小様々な除間伐材などが出るが、伐ったヒノキはチェーンソーで製材し、椅子や机を作って昼食やおやつを楽しんでいる.無農薬有機栽培用に、優良堆肥をつくる.それを使って野菜をつくり、皆の昼食に利用.石窯の燃料にあるいは炭に焼く.小径木材は、ハタケシメジの露地栽培の床に用いる. こういう作業を自主的に行えることが、参加者のアメニティー空間としての機能を持つと思える.参加者は、自分の体力に合わせて生き生きと連係プレーをこなし、心身ともに健康を維持し、放棄里山林は本来の生態に戻りつつある. 

 まつたけ十字軍運動には、参加時間も自由なら資格も必要がない.来たい時に作業し嫌になればやめればよいという考えである.傷害保険も個人加入にしている.ただし、チェーンソーや刈払機を使用できる人はボランティアであっても特定の方で、作業中にはその作業地に他のボランティアは絶対に入らないようにして事故を防いでいる.

 林の手入れ方法は、昭和30年代の里山林(=アカマツ林)に再生すればよいのだが、アカマツを残して、株元径5cm以上の樹を伐採し林外へ持ち出す.膝頭以下の灌木は全部伐り出す.地表の堆積物を地掻する.マツタケを尾根筋中心に、中腹では、もちろん植生に規定されるが、他の食用きのこ(ホンシメジ、シモフリシメジ、アミタケ、クロカワ、ショウゲンジ、ハツタケ、マイタケ、マスタケ、ニンギョウタケなど)を育てる.山裾では、シイタケ原木栽培、上記のハタケシメジやマイタケの栽培、タラノメ、コシアブラなど食用植物を栽培する.マツタケ発生整備作業で生まれた粗朶・落葉などで優良堆肥を作り、畑や休耕田で、有用な作物の有機栽培に取り組む.即ち、山の立体的活用を行なうのである(続く).



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-No.90-

2006年05月17日 |  マツタケの林地栽培 
菜園づくりに励む


第43回活動日(5月20日)のおしらせ
  
 なんか、「梅雨かよ~」といいたくなるよな天気が続く.前日の「明日の天気」も狂う予報では、気象学というのも「学」といえるのかいなといいたくなる.う~ん!マツタケ学と一緒か!じゃ~黙っておくかな!だな.
 6月15日(木)のまつたけ十字軍運動1周年記念パーティのイベントの一つに、林屋さんから「茶かぶき」をしようとのビッグな提案.茶かぶきを詳しく知りたい方は、京都府茶業会議所内にある「宇治茶道場・匠の館」で林屋さんにお訪ねください.インターネットでも調べることができる.

まつたけ十字軍運動とマツタケの増産(1)
 里山は、集落域を挟むように農業用地と林業用地がある半自然的環境である.昔、集落が形成されると、当然の事ながら、家を建てる、柴に薪がいる、炭を焼く、道具類を作る、落葉や緑肥を取るなどと近くの原生林を過度に活用した.そのような利用が続くと、集落近辺の山が裸地化し、痩地に生育していたアカマツが、集落近辺の山で生活できるようになった.確かに、花粉分析によれば、西暦500年ごろには、日本のあちこちにアカマツの花粉が見られるようになっている.これは里山林の形成である.アカマツ林が成立すれば、マツタケが期待されるが、その初登場は、文献上では、万葉集(8世紀の後半)である.
 京に都が移って、周辺の山がアカマツ林に置き換わり、古今和歌集(905年)卷第5 に、素姓法師が北山に僧正遍正と茸狩りに出かけて、「紅葉は袖にこきいれてもていでなん 秋はかぎりと見ん人のため」と詠んでいる.まつたけ狩りが可能になったようである.
 鎌倉時代にもなると、公家、僧の日記にはマツタケ狩りを楽しみ、互いに贈りあっている様子が詳しい.また、 この頃には、マツタケは高級食材として認知されるようにもなっている.徒然草(吉田兼好:1331年)、第118段に「鯉ばかりこそ、御前にてきらるるものなれば、やんごとなき魚なり.雉、松茸などは、御湯殿の上にかかりたるも苦しからず」と、まつたけが公家の頭上の棚に保管されることを作法に適ったことといっている. 関白近衛政家公の後法興院日記には、「1467年9月28日(旧暦)宇治に行って椎の実を拾わせてマツタケをとったが、大層面白かった」.一献かたむけて夕方帰参した」. 10月11日にも紅葉狩りに出かけて「余以外みな泥酔.正体も無く前後覚えなし」とある.応仁の乱の最中である.いつの世も実際に戦うのは庶民ばかりなのか.
 江戸時代の初め、金閣寺の鳳林承章禅師の日記である隔蓂記(1632-1668)には、金閣寺の裏山で採れたマツタケとその日の天候や送り先が記してある.マツタケの収量を解析した近代マツタケ学の創始者 濱田 稔先生(1972)によると、1636年から1650年までは、出たり出なかったりを繰り返しているが、1655年から5年間は300本台の収穫で、1661年には1055本、1662年には2050本も収穫されている.他に伏見稲荷神社の宮司による稲荷山のマツタケの発生などを記した記録があり、徳川将軍への献上に用いたことなどが書かれている.しかし、過度の林の活用で山は禿山が多く、アカマツ林面積も少なく、マツタケの生産量はさほど多くは無いように思える.1941年の全国のまつたけ生産量は、記録上一番多く1,2222tである.2000年代になると、1930年代の70分の1となっている.高度経済成長期以降、農業や林業に変化が起こり、里山林の利用が必要なくなり、里山の景観や里山林の植生ががらりとかわったためである.続く

本日の作業内容
作業は、概ね、続きとなりますが、
ヒノキ林区の地掻と番線を利用して腐植を斜面下部へ下ろす作業を、今日も頑張ります.

フィールド周辺の草本類や除間伐材の整理整頓.

マツノザイセンチュウ病の枯損木などを薪にして処分.

果樹園や菜園などの土作りに必要な堆肥に、ヒノキ林の腐植が混ざっても良いか実験をします.地掻した腐植を堆肥にできるかどうか実験願います.

ハタケシメジの栽培準備としては、穴掘りやその穴に枝や材を敷き詰めました.目下、香川理研の大井さんがオガクズでビン20本を培養中.1ヶ月後が楽しみである.

野菜畑にミニ果樹園の整備を有山さん・宮崎さんが中心となって進んでいます.


第43回 開催 要項
1)実施日    2006年5月20日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ 林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋.
5)用意するもの 握飯1個(不要?)、温かいお茶は出ます.お椀と箸とコップ
と食材費(200円程度)など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車(加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、 本日の作業は中止.雨の中でも、集まっています.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

連絡
1)M-Gさんからカンパを頂戴しました.ありがとうございました.

2)岩倉の新しい試験林(玉城氏所有)を貸していただけることになりました.作業法や活用法を考えるために、林の現況を観察します.まつたけ山づくりの作業を実施予定.日本財団の助成の機材が使えます.

3)岩倉の第3試験林の調査は、境界の設定が済みました.今井さんに「正式」なお願いを森田さんと石原さんが担当.木々の葉が展開したらマツタケ発生整備作業を始めます. 

4)橘さん所有の伏見区日野南山の境界を猫田さんが調べています.宮崎さんや吉川さんがログハウスの改修を計画.

5)一乗寺曼殊院近くのアカマツ林(元まつたけ山)を、伊佐さんが提供しても良いと申し出がありました.暖かくなったら山を見せていただきます.

6)6月15日(木)に、まつたけ十字軍運動1周年記念をやります.楽しみ方を考えてください. 「茶かぶき」が決定

7)京都学園大学まつたけ研究会発足(5月17日)学生、市民など17人が集まる.我々の仲間から今西さんが参加されました.

8)日本財団から27万円の機材整備の助成を受けました.

9)まつたけ十字軍運動として、ボランティア保険に団体加入することは、重複加入を避けるため致しませんが、未加入の方は、京都市の各区役所の社協に問合せると良いでしょう.

5-7月の作業日のおしらせ   
第44回活動日:5月26日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第45回活動日:6月03日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第46回活動日:6月09日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木) まつたけ十字軍運動1周年記念 午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第50回活動日:7月08日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第51回活動日:7月15日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第52回活動日:7月22日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第53回活動日:7月28日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分



カンパのお願い
下記の振込先にお願いいたします.
 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第89号-

2006年05月13日 |  マツタケの林地栽培 
ハタケシメジの路地栽培床の準備整う


第42回(5月12日)岩倉の活動報告

 本日は、最高~!というには、少し物足りない天気であったが、雨も無くよかった・・・よかったと納得の日和であった.

29人の参加者は、概ね、5つのグループに分かれて作業:炭窯の修整、フィールド周辺の整備、今日の不愉快なこととして、一つ、どこのドイツか知らないが、不用品を捨てに来ている不逞の輩が居る、里山再生を試みる私たちの心を深く傷つけてくれる、近くの住人ではないと思いたいが・・・・・.
継続中のヒノキ区の地掻き、ハタケシメジの露地栽培の準備、野菜畑に果樹園、茶園整備に堆肥作りなどを行った.

今日の参加者(敬称略):加藤、森田(蕨持参)、大島、三輪、今西、橋本(敏)、中川、周田、岡阪、渡辺、大久保、三品、安永、池内(恒)、浅沼、有山、森、橋本(益、立)夫妻、阿閉夫妻、川村、榎本、松浦、ツトムちゃん(蕨持参)、大月、宮崎、猫田と筆者

シェフ猫田さんは、車が不調で遅れたため、今日の食当は、阿閉(眞)さん、橋本(立)さん、川村さん、渡辺さんなど女性人が奮闘された(写真集4071,4072,).火の当番を務めたのは岡阪さん(4081,4110,4119).

餅にうどん、森田さんの蕨などを入れた味噌汁(4073).畑で収穫したサニーレタスはサラダで頂くそれにうで卵.本日のメニューでした.

ハタケシメジの菌株が津田さんから届いた.おめでたいので、勝手に話を振りますが、津田さんに長男が誕生(涼榎君4月25日生まれ)、真にお目でとうございます.香川理研の大井さんに菌株をオガクズ栽培していただき、それを、今日、準備が整った露地栽培の床に散布します(4059,4070,4085,4086、4088、4092、4105,4111,4113,4114,4124、4125,4128).

黙々と、フィールド周辺の整備をする大島さん(4060、4068、4116,4127,4128).大島さんの秘密をこっそり教えましょ、蛇が嫌いなんだそうです.

堆肥作りに精を出す橋本(敏)さん(4064,4115).
野菜畑(4120)も随分と整ってきた(4057,4067、4069,4082,4089、4108,4129).茶畑の草取りをする(4090).有山さんは、果樹園の整備や地掻きと大忙しである.

第2段の炭窯の準備はようやく整ったようである.前回の欠陥が首尾よく克服されて居るようである(4061,4066,4083,4084,4091,4112,4118,4121,4122).

ヒノキ区の地掻きは、斜面の半ばまで進んできた(4062,4063,4087,4094、4097,4098,4099,4100、4101、4106).番線で降ろした腐植の集積場が一杯になったので、番線の位置を変えて作業を続行(4107,4117).

お便りコーナー
  中居さんのイノシシ除けについて(No.88参照)、まつだようこさんから詳しく教えてと、お便りいただきました.
なかなか参加させていただけず、残念ですが、HPのお蔭でかろうじて仲間に
入れていただいておりますので、心はいつもみなさんと共にあります。 
炭の出来栄の素晴らしかったのも嬉しいですね。
それにイノシシ避けの棒についての中居さんからの情報、半ば諦めかけていたので、大変嬉しく拝見しました。
早速試し、また周囲の方々にもお知らせしたいと思います。
棒の長さ、間隔についてもう少し詳しく知りたいのですが、よろしくお願い致します。 

シンポジウムのお知らせが届いていいる.
 少し前に、このブログでも、北山や東山のスダジイの異常繁殖で、景観がくずれ里山の侵食が激しく、生物の多様性の保全上に問題がある.また、京都の観光業にも影響を与えると書いた.筆者の知り合いも報告者として名前が挙がっている.
テーマ:「シイノキの分布拡大は是か非か!?」~北山・東山の現状と課題~
日時 :5月20日13:20~17:30
場所 :京都新聞社 7F ホール 参加費は無料

皆さんの活動は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon、抜粋)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、本日分すべて)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.必要な写真は、右クリックで保存されたい.

次回は、岩倉に5月20日(金)朝10時30分です. 6月15日(木)のまつたけ十字軍運動1周年記念パーティのイベントに「茶かぶき」が決定.1周年を、気を引き締め無理をせず安全で迎えたいものである.

寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-No.88-

2006年05月10日 |  マツタケの林地栽培 
地掻きに汗を流す人々


第42回活動日(5月12日)のおしらせ
  
 今回は、また、天気の様子が思わしくないようである.昨年は、暑い日が続いた4月-5月であったが、今年は桜の花が、異例に思えるのだが、長期間枝についていたことを見ても分るように寒い春であった.
 6月15日(木)のまつたけ十字軍運動1周年記念パーティのイベントの一つに、林屋さんから「茶かぶき」をしようとのビッグな提案.茶かぶきを詳しく知りたい方は、京都府茶業会議所内にある「宇治茶道場・匠の館」で林屋さんにお訪ねください.インターネットでも調べることができる.

仲間からの便り
中居直枝さんよりお便りを頂いた.
 山科区の毘沙門堂の近くで竹林を育てているが、イノシシの被害に悩んでいた.5年前より何とかならないかと実験を続けているが、今年の試みは大成功だったので、イノシシの被害に泣く全国の皆さんにお知らせしたいということである.
方法は至極簡単で、アルミホイルを巻きつけた棒をたてておいた区と何もしない区とのイノシシの被害の違いは歴然であったという.アルミホイルの棒のある区は被害がゼロであったとのことです.
実験の方法論など未だ課題はあるでしょうが、皆さんお試しください.そして結果を教えて下されば幸いです.

本日の作業内容
作業は、概ね、続きとなりますが、
ヒノキ林区の地掻と番線を利用して腐植を斜面下部へ下ろす作業を、今日も頑張ります.

フィールド周辺の草本類や除間伐材の整理整頓.

マツノザイセンチュウ病の枯損木などを薪にして処分.

果樹園や菜園などの土作りに必要な堆肥に、ヒノキ林の腐植が混ざっても良いか実験をします.地掻した腐植を堆肥にできるかどうか実験願います.

ハタケシメジの栽培準備としては、穴掘りやその穴に枝や材を敷き詰めます.阿閉さんが、穴を掘り、石ころなどで排水対策をします.応援をお願いします.
野菜畑にミニ果樹園の整備を有山さんが中心となって進んでいます.
連絡
1)岩倉の新しい試験林(玉城氏所有)を貸していただけることになりました.作業法や活用法を考えるために、林の現況を観察します.まつたけ山づくりの作業を実施予定.
2)岩倉の第3試験林の調査は、境界の設定が済みました.今井さんに「正式」なお願いを森田さんと石原さんが担当.木々の葉が展開したらマツタケ発生整備作業を始めます. 
3)橘さん所有の伏見区日野南山の境界を猫田さんが調べています.宮崎さんや吉川さんがログハウスの改修を計画.
4)一乗寺曼殊院近くのアカマツ林(元まつたけ山)を、伊佐さんが提供しても良いと申し出がありました.暖かくなったら山を見せていただきます.
5)6月15日(木)に、まつたけ十字軍運動1周年記念をやります.楽しみ方を考えてください. 
6)日本財団から27万円の機材整備の助成を受けました.京北森林組合他に見積もりを出しました.
7)まつたけ十字軍運動として、ボランティア保険に団体加入することは、重複加入を避けるため致しませんが、未加入の方は、京都市の各区の社協に問合せると良いでしょう.

第42回 開催 要項
1)実施日    2006年5月12日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ 林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋.
5)用意するもの 握飯1個(不要?)、温かいお茶は出ます.お椀と箸とコップと 食材費
(200円程度)など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、 
阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車
          (加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は中止.雨の中でも、集まっています.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

5-6月の作業日のおしらせ   
第42回活動日:5月12日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第43回活動日:5月20日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第44回活動日:5月26日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第45回活動日:6月03日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第46回活動日:6月09日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木)まつたけ十字軍運動1周年記念午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分


カンパのお願い
下記の振込先にお願いいたします.
 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第87号-

2006年05月06日 |  マツタケの林地栽培 
出来上がった炭


第41回(5月6日)岩倉の活動報告

炭窯、オープンす!
 本日は、先週前半の天気予報では、雨模様で炭窯のオープンが心配されたが、皆の「晴れよ!せめて雨にはなるな」という思いが通じて、無事炭窯を開けることができた.出来上がった炭は、写真集の4016である.このブログの頭にも用いた.きれいに菊の模様が出ている.第1回目としては、成功であったと思われる.しかし、担当の中川さんや周田さんやツトムちゃんいわく、反省点もあったようである(4017,18,37).先週の午前3時頃までかかったので、もう少し早い時刻に火入れをすべきである.もう1点は、炭化が終了した時点で酸素を遮断するために土で覆うのだが、この山の土を用いると、どうしてもひび割れが生じ、空気が入るようなので、完璧な遮断方法を工夫すべきであるとのこと.そのあたりを改良して、数週間後には、更なるトライを試みるとの頼もしいお言葉があった.
 
今日の参加者(敬称略)は28人:ツトムちゃん、池内夫妻、周田、中居、榎本、森田、橋本(淳;城陽市新人4040)、三輪、橋本(敏)、三原、大久保、有山、川崎、加藤、阿閉夫妻、藤井、石原、中川、小長谷、猫田、飯室、大石(4043右)、多田、小川(下鴨、新人4050右)、杉山と筆者
 
6月15日(木)のまつたけ十字軍運動1周年記念パーティのイベントの一つに、林屋さんから「茶かぶき」をしようとのビッグな提案.茶かぶきを詳しく知りたい方は、京都府茶業会議所内にある「宇治茶道場・匠の館」で林屋さんにお訪ねください.

森田さんと石原さんが、今井さんの山の利用に際し、私たちと初対面であるために簡単な覚書の中身の確認に今井さんを訪問した.「誰に貸しているのか」はっきりすればよいとの事.
玉城さんの山の位置や現況把握のために、午前と午後に分かれて山に入った.立派な山で大いに里山再生の意欲がわいて来る感あり(写真集4021-4027).

仲居直枝さんよりお便りを頂いた.
山科区の毘沙門堂の近くで竹林を育てているが、イノシシの被害に悩んでいた.5年前より何とかならないかと実験を続けているが、今年の試みは大成功だったので、イノシシの被害に泣く全国の皆さんにお知らせしたいということである.
方法は至極簡単で、アルミホイルを巻きつけた棒をたてておいた区と何もしない区とのイノシシの被害の違いは歴然であったという.アルミホイルの棒のある区は被害がゼロであったとのことです.
実験の方法論など未だ課題はあるでしょうが、皆さんお試しください.そして結果を教えて下されば幸いです.


ヒノキ区の地掻きも大分進んできた(4020,4039、4040,4041,4042,4043、4051,4052,4053,4054、4055,4056).

ハタケシメジの栽培用地の準備作業も穴掘りの難関工事だが、阿閉隊長を先頭に取組みが進む(4035,4047,4050).

茶畑の水遣りや果樹園作りをする有山さん(4034、4049).橋本(敏)さんが、マツノザイセンチュウ病害木の処分をする(4038).

昼食の味噌汁、山菜ごはんやてんぷらに舌鼓をうつ参加者の皆さん(4028,29,30,32,33).
周田さんお手製の煎茶は、良いできでした.あれなら3年後が大変楽しみですよ、皆さん!!

皆さんの活動は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)で見られます.そこを覗くにはパスワードが必要. Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.必要な写真は、右クリックで保存されたい.

次回は、岩倉に5月12日(金)朝10時30分です.
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-No.86-

2006年05月03日 |  マツタケの林地栽培 
岩倉の新しい試験林ーアカマツ林ー

第41回活動日(5月6日)のおしらせ
  
炭焼き当番の方々、午前2時過ぎまで大変ご苦労様でした!
5月6日は、天気が崩れる予報であるが、炭であるだけにぬれるのは良くないと思われる・・・・・・.炭窯は開けられるのかな、でも見てみたいよなぁー!

 先ほどの予報では、6日(土)は、よい天気であると訂正された.仲間に、雨人間がいるとのうわさはどうも違っているようだ.

まつたけ十字軍運動の1周年記念は、6月15日と決定しました.楽しくやりましょう!

仲間からの便り
 周田さんから、茶摘体験の感想などが届きました.

私が作った「お茶」を十字軍の皆さんに飲んでいただきます
“番茶か・・?”なんて言わせない。「お煎茶」です
林屋さんのお世話で「茶摘体験」に参加しました
茶摘から製茶体験 研究所など初めて見学しました 大変盛況でした
1テーブル6名が先着順に道具類はAB2組用意され玉露の淹れ方を体験しました
幸い私のテーブルは講師が林屋さんでした お茶の歴史からマナーや
重要なお湯の温度まで教わりました 
講師は「湯冷まし」を手の平で感じ “適温40度です” 本当かな?とA組が
温度計で測り“50度を超えています”と答えました 私のB組の温度計は40度でした 
調べた結果温度計が狂っていたのです “さすが講師”と全員納得。
今注目されているアミノ酸「テアニン」はこの研究所で発見されたのです
3年後皆さんで「岩倉緑茶」を飲みましょう 楽しみが待っています。


本日の作業内容
作業は、概ね、続きとなりますが、
周田さんではありませんが、3年後によいMy茶を飲むには、育てる気持ちが必要です.

ヒノキ林区の地掻と番線を利用して腐植を斜面下部へ下ろす作業を、今日も頑張ります.

フィールド周辺の草本類や除間伐材の整理整頓.

マツノザイセンチュウ病の枯損木などを薪にして処分.

果樹園や菜園などの土作りに必要な堆肥に、ヒノキ林の腐植が混ざっても良いか実験をします.地掻した腐植を堆肥にできるかどうか実験願います.

ハタケシメジの栽培準備としては、穴掘りやその穴に枝や材を敷き詰めましょう.阿閉さんが、穴を掘り、石ころなどで排水対策を実践.
野菜畑にミニ果樹園作りも進んでいます.

連絡
1)岩倉の新しい試験林(玉城氏所有)を貸していただけることになりました.作業法や活用法を考えるために、林の現況を観察します.まつたけ山づくりの作業を実施予定.
2)岩倉の第3試験林の調査は、境界の設定が済みました.今井さんに「正式」なお願いを森田さんと石原さんが担当.木々の葉が展開したらマツタケ発生整備作業を始めます. 
3)橘さん所有の伏見区日野南山の境界を猫田さんが調べています.宮崎さんや吉川さんがログハウスの改修を計画.
4)一乗寺曼殊院近くのアカマツ林(元まつたけ山)を、伊佐さんが提供しても良いと申し出がありました.暖かくなったら山を見せていただきます.
5)6月15日(木)に、まつたけ十字軍運動1周年記念をやります.楽しみ方を考えてください. 
6)日本財団から27万円の機材整備の助成を受けました.京北森林組合他に見積もりを出しました.
7)まつたけ十字軍運動として、ボランティア保険に団体加入することは、重複加入を避けるため致しませんが、未加入の方は、京都市の各区の社協に問合せると良いでしょう.

第41回 開催 要項
1)実施日    2006年5月6日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ 林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等      山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋.
5)用意するもの 握飯1個(不要?)、温かいお茶は出ます.お椀と箸とコップ
と食材費(200円程度)など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停
「06」番)から、阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車(加茂大橋東詰北.所要時間30分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率
が50%以上の時、本日の作業は中止.雨の中、フィールドワークを楽しむも可.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

5-6月の作業日のおしらせ   
第41回活動日:5月06日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第42回活動日:5月12日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第43回活動日:5月20日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第44回活動日:5月26日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第45回活動日:6月03日(土)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第46回活動日:6月09日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第47回活動日:6月15日(木)まつたけ十字軍運動1周年記念午前10時30分
第48回活動日:6月23日(金)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分
第49回活動日:6月28日(水)京都バス岩倉村松集会所前集合午前10時30分

カンパのお願い
下記の振込先にお願いいたします.
 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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