まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-408-

2009年05月29日 |  マツタケの林地栽培 
天気予報では当初雨が降るかも知れないとのことでしたが、午前9時過ぎに自転車で家を出ました。途中松ヶ崎の家庭菜園によって夏野菜に水やりをして、それから岩倉のベースキャンプに向かいました。田んぼの様子を見て、(ご注意)田んぼのあぜ道に豆を植えております。午前10時15分ころに到着しました。

 本日の参加者は次のとおり。加藤、橋本、榎本、小原、森、三品、川本、中川、三輪、内田、中広、有山、大久保、雅子、大島、宮崎、前田、猫田、堀井、松川、玉城、中野、斉藤、阿閉(仁)阿閉(真)夫妻、石原、村上、杉山、まりこの方々で計 29名の参加者がありました。
 まず畑の様子を見ました。色々とカラフルな花が咲いており、楽しめます。ジャガイモの花、きゅうりの花、
イチゴの花など。
また香川山の斜面には松の若木が順調に伸びてきておりました。午前10時30分となり、石原、小原、松川、前田、中川、玉城さん他提供の車に分乗したり、徒歩でそれぞれ活動する山に向かいました。
 玉城山班は榎本、加藤、有山、内田、三輪が担当、枯れ松の伐採と搬出を行いました。
三品、川本、大久保さんらは別の地域で作業を行っていました。
また前田、中川、小原、宮崎が大きな桧の搬出、中広、松川他が山の木の整理を行っていました。
軽トラックは玉城、中川が運転し、それぞれの作業場より香川山の往復を何回もして、運んでくれました。また村上さんは別の場所で作業をしておりました。午前中の作業を終えて香川山のベースキャンプに戻ってくると、

猫田、斉藤、阿閉夫妻、堀井、橋本、杉山、大島。中野、まりこ、雅子さんらベースキャンプに残った仲間が昼食の準備をしてくれておりました。
 午後からはまたそれぞれの作業山に行く者や、キャンプに残って、ミツバチの箱の点検、準備の作業や
番茶づくり、
猫田さんはパンなどが焼ける窯の構築を行うなどして過ごしました。
 心配された雨もなんとか持ち、それぞれ予定していた作業が大分はかどったようでした。 (文責 三輪)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-407-

2009年05月26日 |  マツタケの林地栽培 
新緑が美しい岩倉のBC



まつたけ復活・里山再生市民運動


第192回 開催のお知らせ

 2005年6月16日に、市民の共感を得られるかどうかを心配しながら、マツタケの生活するアカマツ林を取り戻す運動を始めた.丸4年目を迎える日も近い.
 この間、仲間達は多くの見学者と交流を持ち、幾たびかのTV放映や新聞報道を経験し、また、全国から呼ばれて各地に出かけることになった.
 
 この5月31日(日)、滋賀県立大学の近くの山で、里山再生ワークショップが開催される.私たちも、初回から勉強会に参加していて、今回は マツタケ山づくりを地域の皆さんと実施する.終了後、琵琶湖に沈む夕日を眺め、地域の方々がバーベキューで 参加者をねぎらってくれる.

『滋賀をモデルとする自然共生社会の将来像とその実現手法』プロジェクト並びに滋賀県立大学重点領域研究「大学と地域との連携による地域再生モデル創出の実証的研究(主催は鵜飼 修 先生と集落住民)」という長~い名前が付いている.
 
 まつたけ十字軍運動のメンバーで 参加したい方は、5月29日の活動日に、猫田さんに詳細をおたずね下さい.定員は2―3名です.
  
5月29日(金)の作業予定
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の
地掻など補整作業を実施している.しかし、周辺のマツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.

第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.地掻作業などを実施.

3)玉城山は、2カ所で、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)無農薬・無化学肥料米作り作業
 草取り・・・7・8月、大勢の応援参加が必要。

<メール便り>

<まつたけ十字軍運動に参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
Nikonまつたけ復活・里山再生運動のウェブサイトの大幅な改訂がなされ、パスワードなど不要で閲覧できます.ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.ログインの必要はありません.写真一覧からお好きな写真を選び、<大きくみる>を左クリック.大きい写真を印刷したり保存したりできます.

開催予定日 2009年5月-8月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第192回05月29日(金) ブログ報告:三輪
第193回06月06日(土) ブログ報告:池内
第194回06月12日(金) ブログ報告:宮崎
第195回06月20日(土) ブログ報告:榎本
第196回06月26日(金) ブログ報告:三輪
第197回07月04日(土) ブログ報告:池内
第198回07月10日(金) ブログ報告:宮崎
第199回07月18日(土)  ブログ報告:吉村
第200回07月24日(金)  ブログ報告:榎本   200回記念パーティー
第201回08月01日(土) ブログ報告:池内
第202回08月07日(金) ブログ報告:三輪
第203回08月21日(金) ブログ報告:宮崎
第204回08月29日(土) ブログ報告:榎本

<カンパ! ありがとう>
1)KBM様 いつもお志 感謝!!
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


<お知らせ>
1)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ開催
   6月5日(金) 総会、6月20日(土)、7月11日(土)、7月24日(金)、8月8日(土)
   8月28日(金)、9月11日(金)、9月19日(土)
京都府木津川市観音寺峠道の入口に午前9時 30分集合 雨天の場合は、中
止.連絡先:都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[松本]


 
まつたけ十字軍運動アピール
マツノザイセンチュウ病枯損アカマツやナラ枯れ枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
私たちは、いま、昆虫の樹体からの脱出前に枯損木を始末しようと急ピッチで加熱による処理を行っている.
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.これを放置することは、生物の多様性に多大のマイナス面を持つ.枯損木を放置している所有者に、感染に手を貸しているという認識がほしい.
国民や山主の無関心がこのまま続くようだと、里山林800万haの230万haを占めるアカマツ林は壊滅するであろう.同じく230万haあるコナラ林を加えると、これは由々しき問題では済まない.
林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.言い換えれば材生産中心の林業を変える必要がある.新しい林の活用法を考え出さねばならない.

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706
香川理化学研究所

協賛
NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-406-

2009年05月24日 |  マツタケの林地栽培 

マツクイムシ枯損松の山出し作業(玉城山)


まつたけ復活・里山再生市民運動


第191回 活動報告
 
 
 このところ夏日が続いていましたが、本日も5月末にしては少し暑かったでしょうか。TVニュースによると、地球温暖化の大きな要因と言われている二酸化炭素(確かな証拠もないという説もありますが)の発生量が日本では減るどころかますます増えているそうです。
 それでも38名ものメンバーが終結し、枯損松の搬出、広葉樹林の里山整備、シイタケの菌打ち、田んぼの管理、春野菜の収穫と畑の手入れにと汗を流しました。
 今日は、山や田畑での活動の後に「湯豆腐会」のお楽しみも用意されていて、普段はそれぞれの活動地に分かれて行く仲間も大いに交流を深めました。お世話いただいた矢野さん、ありがとうございました。
 本日の参加者は、寺尾、周田、橋本(敏)、榎本、前田、松浦、青木、小原、有山、三品、三輪、内田、川本、加藤、小吹、堀井、上林、森、阿閉(仁)、阿閉(真)、大久保、まさこ、多田、藤井、松川、宮崎、三木、杉山、江指、小長谷、中野、大島、中広、猫田、石原、斉藤、玉城、村上の皆さんでした。

<玉城山>
午前中地掻き作業、下図、シューターの右上方には地掻きで集められた山のような腐植が。午後はマツクイムシ枯損松の山出しを行いました(タイトル写真)。

<澤田山>
第一整備地(村上班)
図奥のモノレールから向こうの斜面も整備を始めています。

第二整備地(前田班)
公園のような美しい広葉樹林に生まれ変わってきました。木漏れ日のさす健全な林のモデルとして、地掻きで集めた腐葉土の堆肥化など物質循環のモデルとして、立ち木に付された樹種名札など自然環境教育の場としても整ってきています。山主さんにもお願いして近隣の小学校などにも活用していただいてはどうでしょうか。

第三整備地
今日は、除間伐したコナラにシイタケ菌を打ち込みました。早ければこの秋、来年には食卓を賑わせてくれることでしょう。

<田んぼ>
歯抜けとなっていた部分に追加で苗植えを行いました。
やっぱり裸足が一番。長靴では動きづらいです。

<畑>
たくさんのえんどう豆が収穫できました。ジャガイモの花が咲いてしまっていたので摘み取りました。

<昼食>
畑で豊作のえんどう豆たっぷりの豆ご飯、天ぷら、破竹?煮、江指プロのだしまき、味噌汁でした。

<湯豆腐会>
作業終了後、矢野さんのお世話で、皆さんの健康づくりときたるべき200回記念のプレイベントとして、湯豆腐会が「順正」で開催されました。矢野さん(下図中央)ありがとうございました。



(宮崎 記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-405-

2009年05月20日 |  マツタケの林地栽培 
北海道アカエゾマツ林のマツタケ(鈴木氏撮影2008年9月)


まつたけ復活・里山再生市民運動


第191回 開催のお知らせ
 次回の活動日は5月23日(土)です.
 
 先週から、京都府亀岡市の京都学園大学と地元寺生産森林組合協同でマツタケ山づくりが始まった.昨年、周山にある京都市合併の森を見る機会があったが、山は無残にも全山茶色であった.生きたアカマツがないのである.亀岡の山では、周山のようでなく安心していたが、今年は枯れ松が目立つ.
 それでも、学生達はマツタケ山づくりに、いじらしくも取り組んでいる.健全木を残して皆伐するかどうかを考えないといけないだろう.彼らの活動を見てやって下さい(京都学園大学マツタケ山づくりてんやわんや記で検索).
 この23日に、北海道大学農学部で日本木材学会北海道支部主催の「菌根性きのこの栽培」と題した研究会が行われる.僕も「里山としてのマツタケ山復活」という話をすることになっている.北海道では、村田義一氏が、彼とは同じ研究室に所属していたので、時々、亀岡のアカマツ林に一緒に出かけたことを思い出すが、トドマツやアカエゾマツ林の手入れでマツタケの増産ができるという報告をされている.
 グローバルな気候変動の最中にあるが、マツタケ発生期なのに秋が来ないというかいつまでも夏であるようなことがよく起こる.マツタケの主産地は北上しているが、このままだと、現在の主産地である長野県から岩手県に移り、本州では、標高の高いところだけで発生が見られ、やがて北海道が主産地になるということも考えられる.
 こんなことは、人の生活にとって良いことではないと思えるが・・・・・・  
 
<5月23日(土)の作業予定>
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の
地掻など補整作業を実施している.しかし、周辺のマツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.

第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.地掻作業などを実施.

3)玉城山は、2カ所で、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)いま、竹の子掘りができるようですが,去年と比べて収穫量は少ないとのこと.早い内はイノシシの食害、最近ではヒトの盗掘によるらしい.遠くから盗りに来るのか近くのヒトなのか分からないが・・・・・.

5)無農薬・無化学肥料米作り作業
1)草取り・・・7・8月、大勢の応援参加が必要。

<メール便り>
1)杉山廣行さんからアピールです!
変化の激し気象条件ですが日本ミツバチの活動は活性化しています。
これまで入りそうな場所に捕獲箱を仕掛けてきましたが1箱ですがめでたく日本ミツバチが入りました。昨年より計画していたエリアでの捕獲ができました。
ベースキャンプでもキンリョウヘンが開花し近くに置いた箱にも偵察ハチが来ていたようですから捕獲確率が上がったと思えます。
日本ミツバチは繊細ですから周辺の環境などの急変を嫌いますので安定するまではみだりに触らないようにしましょう。
今後の予定ですが並河さんのご指導を仰ぎ飼育箱への移動などを行いたいと思います。
岩倉BCのニホンミツバチですが、 以前に生活していた場所へ帰ってくるようで6月中旬まで分蜂があると思われますから頑張って捕獲作戦を実行しましょう。
皆さん!提案ですが捕獲箱は今のところ十分とは言えませんが、捕獲箱と飼育箱は私と勉さんで昨年の春に購入しましたが、もう少し数を増やすようにしたいと思っております。捕獲箱10,000/1箱・飼育箱は約13,000/1箱ほどですので投資していただけると助かります。
カンパ下さった方には、優先的に混ぜもの無しの蜂蜜を差し上げる計画を持っています.時間的に余裕がないので結論を早く出したいと考えていますのでご連絡ください。
事務局から:事務局で、一セット購入します.

<まつたけ十字軍運動に参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
Nikonまつたけ復活・里山再生運動のウェブサイトの大幅な改訂がなされ、パスワードなど不要で閲覧できます.ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.ログインの必要はありません.写真一覧からお好きな写真を選び、<大きくみる>を左クリック.大きい写真を印刷したり保存したりできます.

開催予定日 2009年5月-8月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第191回05月23日(土) ブログ報告:宮崎
第192回05月29日(金) ブログ報告:三輪
第193回06月06日(土) ブログ報告:池内
第194回06月12日(金) ブログ報告:宮崎
第195回06月20日(土) ブログ報告:榎本
第196回06月26日(金) ブログ報告:三輪
第197回07月04日(土) ブログ報告:池内
第198回07月10日(金) ブログ報告:宮崎
第199回07月18日(土)  ブログ報告:吉村
第200回07月24日(金)  ブログ報告:榎本   200回記念パーティー
第201回08月01日(土) ブログ報告:池内
第202回08月07日(金) ブログ報告:三輪
第203回08月21日(金) ブログ報告:宮崎
第204回08月29日(土) ブログ報告:榎本

<カンパ! ありがとう>
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


<お知らせ>
1)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ開催
  6月5日(金) 総会、6月20日(土)、7月11日(土)、7月24日(金)、8月8日(土)
8月28日(金)、9月11日(金)、9月19日(土)
京都府木津川市観音寺峠道の入口に午前9時 30分集合 雨天の場合は、中
止.連絡先:都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[松本]


 
まつたけ十字軍運動アピール
マツノザイセンチュウ病枯損アカマツやナラ枯れ枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
私たちは、いま、昆虫の樹体からの脱出前に枯損木を始末しようと急ピッチで加熱による処理を行っている.
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.これを放置することは、生物の多様性に多大のマイナス面を持つ.枯損木を放置している所有者に、感染に手を貸しているという認識がほしい.
国民や山主の無関心がこのまま続くようだと、里山林800万haの230万haを占めるアカマツ林は壊滅するであろう.同じく230万haあるコナラ林を加えると、これは由々しき問題では済まない.
林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.言い換えれば材生産中心の林業を変える必要がある.新しい林の活用法を考え出さねばならない.

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706
香川理化学研究所

協賛
NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-404-

2009年05月15日 |  マツタケの林地栽培 

香川山BCのお昼前・・・吉川プロの手でマサカリやチェンソーのメンテ作業、厨房班の丹精込めたランチの準備風景。



まつたけ復活・里山再生市民運動


第190回(5月15日)活動報告 


 さわやかな五月晴れ、石垣の間に巣くっているミツバチ群とは別隊の群れが、近くに仕掛けておいた「キンリョウヘン」に群がり、傍においた木製の巣箱の入り口に飛び交っていた。分封して新居にやってきたとばかり、皆で喜んで急いで周辺に他の巣箱をおいてみたが、いつの間にか肝心の新居にもその姿が見えなくなった。皆でワイワイ眺めたり、「キンリョウヘン」の設置場所を変えたりしたため、ミツバチマーヤは警戒して新居への入居を断念したようだ。あわていきに自然をいじくるとダメだと、痛感した一日となった。

 本日は、葵祭のセイか、快晴にもかかわらず少ない参加者だった。(敬称略)榎本、加藤、汐崎、小原、周田、三品、川本、内田、阿閉(仁)、阿閉(眞)、松浦、小吹、三輪、中広、藤井、中野、川崎、松川、有山、猫田、吉川、村上、まりこの23名が参加された。

<沢田山Ⅰ・Ⅱ>・・・枯損松の伐採除去、地掻き作業、加えてコナラのホダ木にシイタケ菌の菌打ち作業を行った。
 

<玉城山・BC>・・・午後からは地掻き作業。BCでは、道具類のメンテナンスが行われた。 

<昼食メニューなど>・・・メインはハンバーグとサラダ。3時過ぎ、作業を終えてBCに戻ると、新茶葉入りクレープと温かいコーヒーが疲れを癒してくれた。美味!

〘NEWSLETTER-403-の続き〙
<前回の田植え・お宝映像>・・・田植え機に振り回される(?)初体験作業を一挙公開!。

<榎本記>

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-403-

2009年05月13日 |  マツタケの林地栽培 
平成21年5月13日 岩倉の田圃で田植えを行いました。呼びかけに応じたメンバーは次の通り
 玉城兄さん、玉城、榎本、石原、大久保、周田、松浦、ツトムちゃん、加藤、前田、三輪の方々。
 今日の作業は育苗していた稲の苗を田圃に植えることです。午前10時に集まり、2条式の田植え機を使って植えていきました。この作業は当初5月9日に行う予定でした。田圃に十分水が溜まらずに水もれがしていたので、延期耕運機を使って玉城のお兄さんが一日かけて田圃を掻きまわす作業をされ、本日の作業実施となりました。前日の雨もあって田圃の水は多すぎるくらいになっておりました。
 水を適度な水位まで落とし、田植えを行いました。機械を使った田植えで今回初挑戦をされたのは周田さん、石原さんでした。実際に機械をつかってみると結構むつかしく、操作は簡単ではないようでした。玉城兄が大部分を担当、他に玉城君も機械の操作を行いました。また松浦、加藤の両名はあぜ道に立って稲がまっすぐに植わるように目印となって立ちん坊をしてくれました。機械による田植えが終わると残りの仲間たちは田圃の中に入り稲の手植えを行いました。
 作業は約2時間、12時過ぎに今日の作業は終了しました。この後は水が澄むのを待ち、稲の植わり具合を見て、補植を行う予定です。
                        文責 三輪
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-402-

2009年05月12日 |  マツタケの林地栽培 
わき出る水の利用のために水路を作り水溜を作る作業


まつたけ復活・里山再生市民運動


第190回 開催のお知らせ

 平成20年度森林・林業白書によると、国産材需要がほんの少し、最低であった2002年の値を4.4%増え、丸太換算で木材自給率が22.6%になったという.
 中国は、昨年、幾度かの大洪水に見舞われ木材の需要が高い.それに加えて、ロシアが森林保護の名目で輸出関税を25%に上げたため、国内の北洋材製材や合板製造企業が国産材を使い始めたことが影響している. 
 しかし、この値は、住宅用の木材は、プレカット形式の外国産材でまかなわれていて、未だ、国産材の入る余地が無い状態が続いていることを意味する.平成22年には、ロシアはその関税を80%にする予定だそうである.その時点で、またちょっぴり、この値は改善するのであろうか?
 ウッドマイレージとかヴァーチャル ウォーターという用語の解説は、皆さんご使用のパソコンで簡単に調べることができるので差し控えるが、環境・・・環境・・・と叫ばれる割にはフードマイレージ共々これらの用語はないがしろにされていて、企業であっても個人であってもそのあり方に生かされてないようである.
 
5月15日(金)の作業予定>
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の
地掻など補整作業を実施している.しかし、周辺のマツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.

第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.地掻作業などを実施.

3)玉城山は、2カ所で、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)いま、竹の子掘りができるようですが,去年と比べて収穫量は少ないとのこと.早い内はイノシシの食害、最近ではヒトの盗掘によるらしい.遠くから盗りに来るのか近くのヒトなのか分からないが・・・・・.

5)無農薬・無化学肥料米作り作業
1)代掻きが無事に終わり、懸念された水漏れも止まったので、田植えをします。
 
日時:5月13日(水)10時開始 岩倉の水田に集合下さい(晴雨不問、14時には終了予定).

2)草取り・・・7・8月、大勢の応援参加が必要。


<参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類も洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
Nikonまつたけ復活・里山再生運動のウェブサイトの大幅な改訂がなされ、パスワードなど不要で閲覧できます.ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.後は、画面の指示に従ってお楽しみ下さい.

開催予定日 2009年5月-8月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第190回05月15日(金) ブログ報告:榎本
第191回05月23日(土) ブログ報告:宮崎
第192回05月29日(金) ブログ報告:三輪
第193回06月06日(土) ブログ報告:池内
第194回06月12日(金) ブログ報告:宮崎
第195回06月20日(土) ブログ報告:榎本
第196回06月26日(金) ブログ報告:三輪
第197回07月 04日(土) ブログ報告:池内
第198回07月10日(金) ブログ報告:宮崎
第199回07月18日(土)  ブログ報告:吉村
第200回07月24日(金)  ブログ報告:榎本   200回記念パーティー
第201回08月 01日(土) ブログ報告:池内
第202回08月07日(金) ブログ報告:三輪
第203回08月21日(金) ブログ報告:宮崎
第204回08月29日(土) ブログ報告:榎本



<カンパ! ありがとう>
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

<メール便り>
 
<お知らせ>
1)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ開催
5月16日(土)
京都府木津川市観音寺峠道の入口に午前9時 30分集合 雨天の場合は、中
止.連絡先:都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[田中まで]

マツノザイセンチュウ病枯損アカマツやナラ枯れ枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
私たちは、いま、昆虫の樹体からの脱出前に枯損木を始末しようと急ピッチで加熱による処理を行っている.
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.これを放置することは、生物の多様性に多大のマイナス面を持つ.枯損木を放置している所有者に、感染に手を貸しているという認識がほしい.
国民や山主の無関心がこのまま続くようだと、里山林800万haの230万haを占めるアカマツ林は壊滅するであろう.同じく230万haあるコナラ林を加えると、これは由々しき問題では済まない.
林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.言い換えれば材生産中心の林業を変える必要がある.新しい林の活用法を考え出さねばならない.

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706
香川理化学研究所

協賛
NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-401-

2009年05月09日 |  マツタケの林地栽培 
        こんにちわ!!!

山の下では、車の社外気温31度を示しました。山では、27.6度でした。
山の植物が生き生きとし、木々の下で涼しい風を受けると、ほのぼのとした眠気を誘う。さて、作業風景は動画でどうぞ。

動画が気分が悪くなるとの意見があります。
カーソル移動で動き出すようにコードを検討します。
テストでは動作しますが、本番ではコードが消されます。(^o^;
困難かも。ほかの方法を....。

 36名の方が集まり作業をおこないました。有山、榎本、小原、周田、橋本、川本、内田、吉田さん家族4人、堀井、森、青木、前田、阿閉夫婦、藤井、中野、山田、石原、松本、吉村、池内夫婦、猫田、江指、村上、玉城、中広、大久保、岡坂、橋本さん姉妹、武田、浅沼の各氏。

 各班の作業風景。
山の枯葉集め、伐採、木の搬送。
 食事は、すし。(^.^)



香川山風景
ベースキャンプは大忙し。

食事風景
お花畑は満開。

山作業
作業は慎重に。

山作業
よっしゃ。

臼でひく作業
大麦を臼で引いて、美味しく食べました。

臼でひく作業

 ほのぼのとした山作業が拡がり、暑さを忘れます。

山作業の進行で、作業の山は目に見えて美しくなっています。



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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-400-

2009年05月06日 |  マツタケの林地栽培 
枯れマツの伐倒焼却作業も急ピッチで進められている


まつたけ復活・里山再生市民運動



第189回 開催日のお知らせ

連休はいかがお過ごしだったでしょう!いささかの疲れが残ったものの、きっと有意義に時をお使いだったと想像いたします.大型の連休も終わり、岩倉の活動エリアは、山も畑も水田も本格的な活動が求められる頃となっています.
 9日(土)は、田植と澤田山旧第3整備区の後片付けで、下記の通りの作業となります.奮ってご参加のほど願いあげます.

 
5月9日(土)の作業予定>
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.

澤田山旧第3整備地は、 作業のし残しを整備して山主さんにお返しすることになった.2月6日に参加者全員のご協力で、除伐材や地掻物を整理・整頓しましたが、まだ相当残っています.しばらく乾燥のために放置してあり、随分と軽くなっているはずです. 5月9(土)に、後片付けをします.
また、田植も行われます(下記 5をご覧下さい).参加希望の方は、榎本さんと打ち合わせを願いあげます.

1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の地掻など補整作業を実施している.しかし、マツの枯損木の伐倒焼却が、ここも必要.

2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがある.

第1整備地は、京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.若いアカマツの導入も考慮すればいかがでしょう.マツタケの生活をよく知る方が、手入れを継続している.出るまで手入れをすれば必ず出る(-.-).

第2整備地では広葉樹の森づくりを中心に作業が進んでいる.ナラ枯れのコナラがあり、伐採を行っている.伐採したものは燃料用の薪、炭、ものによっては椎茸のホダ木に利用.現在の作業箇所は、アカマツの枯れが広がり、アカマツ林としては風前の灯である.枯れマツは早急に伐採.その後、落ち葉掻きを実施.天然下種更新でアカマツ林再生の要がある.

第3整備地(新)の作業エリア決まる.岩倉のアカマツ林が老齢化し疲弊しているため、シロの有無や健康状態の診断が難しいが、第2整備地を左に入ったところである.4―5年前にはマツタケを採取した所と聞いている.地掻作業などを実施.

3)玉城山は、2カ所で、マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が続いている.ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れのマツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)いま、竹の子掘りができるようですが,去年と比べて収穫量は少ないとのこと.早い内はイノシシの食害、最近ではヒトの盗掘によるらしい.遠くから盗りに来るのか近くのヒトなのか分からないが・・・・・.

5)無農薬・無化学肥料米作り作業
1)5月9日(土)田植え・・・10時田圃集合。定例の活動日でもあるので、山作業と並
行します。田植えに参加される場合は長靴履用or素足。
2)5月9日(土)沢田山・旧整備地の整理(最終)。午前中作業。
3)草取り・・・7・8月、大勢の応援参加が必要。


<参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど)、ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)用いた道具類は洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町138-20の現地アカマツ林(バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
Nikonまつたけ復活・里山再生運動のウェブサイトの大幅な改訂がなされ、パスワードなど不要で閲覧できます.ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.後は、画面の指示に従ってお楽しみ下さい.

開催予定日 2009年5月-8月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第189回05月09日(土)ブログ報告:池内
第190回05月15日(金)ブログ報告:榎本
第191回05月23日(土)ブログ報告:宮崎
第192回05月29日(金)ブログ報告:三輪
第193回06月06日(土)ブログ報告:池内
第194回06月12日(金)ブログ報告:宮崎
第195回06月20日(土)ブログ報告:榎本
第196回06月26日(金)ブログ報告:三輪
第197回07月04日(土)ブログ報告:池内
第198回07月10日(金)ブログ報告:宮崎
第199回07月18日(土)ブログ報告:吉村
第200回07月24日(金)ブログ報告:榎本   200回記念パーティー
第201回08月01日(土)ブログ報告:池内
第202回08月07日(金)ブログ報告:三輪
第203回08月21日(金)ブログ報告:宮崎
第204回08月29日(土)ブログ報告:榎本



<カンパ! ありがとう>
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

<メール便り>
 
<お知らせ>
1)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ開催
5月16日(土)
京都府木津川市観音寺峠道の入口に午前9時 30分集合 雨天の場合は、中
止.連絡先:都市機構・事業部事業調整課、0774-73-2708[田中まで]

マツノザイセンチュウ病枯損アカマツやナラ枯れ枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
私たちは、いま、昆虫の樹体からの脱出前に枯損木を始末しようと急ピッチで加熱による処理を行っている.
周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たない.依然として猛威をふるっている.これを放置することは、生物の多様性に多大のマイナス面を持つ.枯損木を放置している所有者に、感染に手を貸しているという認識がほしい.
国民や山主の無関心がこのまま続くようだと、里山林800万haの230万haを占めるアカマツ林は壊滅するであろう.同じく230万haあるコナラ林を加えると、これは由々しき問題では済まない.
林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.言い換えれば材生産中心の林業を変える必要がある.新しい林の活用法を考え出さねばならない.

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706

香川理化学研究所

協賛
NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-399-

2009年05月01日 |  マツタケの林地栽培 
今日は八十七夜、明日の八十八夜に先立ち茶摘をして、新茶を味わった。


まつたけ復活・里山再生市民運動



第188回 活動報告


 朝10時から、林屋師匠の指導の下、茶葉を摘んでホットプレート上で手もみ作業。煎茶が出来上がり、そば饅頭も用意された。

 本日は快晴に恵まれ、日中の気温もMAX27℃、空気も乾いていて心地よい活動日であった。参加者は、(敬称略)森、榎本、小原、林屋、前田、有山、周田、玉城、杉山、三品、加藤、内田、大島、堀井、阿閉(仁)、阿閉(眞)、藤井、川崎、斉藤、まりこ、山田、多田、大久保、吉村、中野、雅子、小長谷、猫田、村上、池内(恒)、池内(正)、中広、中川 の33名であった。

本日の活動

 <田 圃>・・・いよいよ田植えの準備。田に水を引き、畦畔(畦の土手)作りをする。鍬でドロをこねて塗り壁状に土手を作るにはかなりの経験とコツがいる。有山名人の出来栄えはさすがだ。

 <竹 林>・・・今も旬の筍が採れる。多田筍掘りベテランのお話では、大きくても先端の幼葉が薄黄色で根に近い部分の皮が紫色のが柔らかく美味いのだそうだ。実際、昼食にでてきた「筍と鯛の煮付け」は大変美味かった。

 <沢田山Ⅱ>・・・第2整備地は、N-M班改め「The グループ・ヤマガラ」が公園化整備を進めている。地掻きをして一箇所に集めて堆肥を作り、来年の田圃に入れる。

 <沢田山Ⅲ-1,2>・・・第3整備地は、整備地域が2班に分かれてそれぞれ枯損木の伐採と整地作業を手がけている。この地域の松枯れも甚だしいが、森林交替を視野に入れながらの作業が続く。

 <二ホンミツバチ班>・・・昨年来、特に西洋ミツバチが減少し、我がBCに棲息していた二ホンミツバチも、天敵スズメバチとの攻防に大敗して姿を消してしまった。再度分蜂を狙って、沢田山Ⅱ整備地に巣箱を仕掛けることにした。

 <香川山BC>・・・新茶摘みを祝って(?)鯛茶飯がふるまわれ、参加者全員舌鼓を打った。活動終了時に、そば饅頭を新茶で味わい、疲れを癒した。
 菜園には夏野菜の苗が植えられ始めているが、ここ数日の遅霜でキュウリが霜焼けになった。合歓の木にはヨコズナサシガメが大量発生していた。
 

<榎本記>


<次回の日程>
1)5月5日(火)田圃の代掻き・・・10時田圃集合。長靴履用or素足。
2)5月9日(土)田植え・・・10時田圃集合。定例の活動日でもあるので、山作業と並行します。田植えに参加される場合は長靴履用or素足。
3)5月9日(土)沢田山・旧整備地の整理(最終)。午前中作業。
  <ご協力よろしくお願いします。>
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