まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 626

2011年07月30日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

第299回(7月30日(土))活動報告

 天気は、このところ土砂降りの通り雨が襲う日々。で本日も3回くらい雨が襲いました。

そのような天気では、朝のうちの作業をしたいという意向が働き、朝に焦点を当てた班もありました。

予定は上記でしたが、変則的になっていたかも。

本日は、(敬称略)橋本、榎本、宮崎、松本、前田、有山、TAKEVERA、雅子、小原、松浦、ホリイ、上林、中広、江指、川崎、多田、三品、高見、大久保、徳田、三輪、大島、内田、中野、阿閉、阿閉、山田、猫田、杉山、吉村、池内、玉城、斉藤の33名が汗を流した。


山でも、涼しいということはありませんが、湿度が高くても木々の間にいることで生気を蓄えられます。

焼却する木の運び出しが始まりました。

この運び出した木は、小さく切られて、

燃やされています。

一方、

上記の木は、

軽そうに見えますが、顔を見るとわかりますが大変重くて、かたいです。

でこの木は、

薪として、積み上げられます。

同じような作業に見えますが、違うんです。

 

朝の焼却材を運び出しているときに、

地掻き班は、帯状に山絨毯をはがしてます。

 ->  

昼の食事も最後に香川山に戻って、朝昼どんどん仕事が進んでいる。

 

さて、食事は男班が作ることに、

暑さを考えた涼しげな料理は、一風変わった味わいで、カロリーも高い。

豆をすって、涼しいスープつくり。

  いももあり。おいしい。

トマトベースのイタリア料理か? もりもり食べて、

 次回は、男組み料理日は、8月26日...担当は杉山さんです。

グルメ料理の研究実績もあり、期待できます。

 

 

 

見上げるのは何?

トイレを増設するに当たって、建築用木を見に行きました。うっそうとした木の下は、写真を写すと夜でした。

 

親しげに話を聞いているのは?

 これ関係アリ、ではありません。

今年も毒のきのこ(カエンタケ)が、

同じ株のところにあるのを確認。

 これです。

近くで、蜂の巣になっている鳥小屋を確認。

小さな花は、ヒナノシャクジョウソウ という珍しい花らしいです。

ど根性松を確認。一度折れた後、立ち上がって復活しています。

その近くでは、

 

整備作業が、

   

 虫が多いので完全防備で作業している方が。

作業にあった服装。努力は力です。

安物の雨具を使って、汗だくになり、窒息しそうになった経験からすると、このような準備は必要かも。

木の釘を抜きました。

  なかなか苦労します。

 

中広さんはひるから、大豆の代替食物の手入れをしています。

 

香川山では、草刈や、畑の手入れが行われています。

その結果、

 スイカがとれて、 のどを潤わしてくれます。

もちろん本日の料理にも出てます。

涼しげな休憩所もできています。

さて、表の写真は、香川山での枯れた木の伐採。

切った木を、落として、

   片付けました。

 いよいよ次回、8月6日は、300回記念です。

パー と行きましょう。

 

このような芸術品も出番かも。

 

作業と団欒とのいい感じ。

暑い日のスイカやアイスクリーム。

 300回越え、サアー。集まりましょう。

<池内記>

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 625

2011年07月27日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

台風のために削れた道路表面を修復する皆さん

次回(299回)の活動日は7月30日(土)です.午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.

 台風6号の影響は、最低限の被害で済みました.京都アメダスの雨量は、18日に時間当たり10mmの雨が2時間続いている.19日15mm/日、20日は0mmであったため、道路の損壊はそれほどのものではなかった(冒頭の写真).
 
 放置されている林は、立木密度が高くなっています.ということは、おわかりでしょうか?
木がひ弱になります.そこに市民が適正規模に除伐しますから、ひ弱な木は、強い風にあおられて倒れることがあります.
 この運動も、300回を次々回には迎えることになりますが、場所によって手入れ後の経過年数は、異なりますが、落ち着いてきているため、風の被害は大したことはありませんでした.

 今回は、山好きの女性に日頃の感謝を示すために、主たるシェフを宮崎さんがされます.どんな料理になるか、楽しみにしましょう!

 8月6日の300回記念日を、盛大に楽しむためにも、皆さんの差し入れをお願いします.近藤高弘先生の作品(?)を戴けるそうです.また、岡阪さんが丹精込めて育てた賀茂なすを下さいます.

★お知らせ
1)まつたけ山復活させ隊活動が8月6日(土)に300回を迎えます.記念大会を行います.濱稔の碑もうで、流し素
麺など、色々考えましょう! いつも通り、会費大人3000円です.

2)8月26日(303回)、長野県松本市安曇野山林組合から20名の見学があります.

3)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研刊 1680円)
 里山は必要なのか? アカマツの姿は? ナラ枯れは?と心配が尽きない.生物多様性上その保全は必要であるといってもそれほど注目を浴びない.見向きもされない.それぞれのボランティア運動体は一生懸命頑張っている
が,元里山の復活は小さい.
 しかし読んだ方に面白いしフィロソフィーを感じると言われる.愉快なメンバーの紹介もある. 
 マツタケ研究の難しさについても考察されている.僕たちは苦しみながらもまつたけ山づくりを楽しんでいる.
書店でお買い求め下さい! 
他に、素晴らしい仲間の生の原稿と全国の友人の原稿をノーカットで小冊子にしたものがあります(送料込みで400
円で販売).

☆カンパありがとう!
 岩手県岩泉町 龍泉洞ホテル愛山に感謝いたします.

京都の文化・景観を守るために、里山林整備に 努力しています.

☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています! 
カンパの振込先

 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§開催予定日 2011年7月-2012年1月
回                報告   
299    2011年07月30日    土    池内    食当:男厨派
300    2011年08月06日    土    三輪 300回記念パーティー
301    2011年08月12日    金    榎本    
302    2011年08月20日    土    宮崎    
303    2011年08月26日    金  三輪    食当:男厨派

304    2011年09月03日    土    池内    
305  2011年09月09日    金    榎本    
306    2011年09月17日    土    池内    
307   2011年09月23日  金    宮崎     食当:男厨派     

308    2011年10月01日    土    榎本    
309    2011年10月07日    金    三輪    
310    2011年10月15日    土    池内    
311    2011年10月21日    金    榎本    食当:男厨派
312    2011年10月29日    土    宮崎 京都造形芸術大学生参加 

313    2011年11月04日    金    三輪    
314    2011年11月12日    土    池内    
315    2011年11月18日    金    宮崎    
316    2011年11月26日    土    榎本     食当:男厨派    

317    2011年12月02日    金    三輪    
318    2011年12月10日    土    宮崎    
319    2011年12月16日    金    榎本    忘年会

320    2012年01月07日    土    池内
321    2012年01月13日    金  宮崎        
322    2012年01月21日    土    三輪
323      2012年01月27日   金    榎本     食当:男厨派
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§活動拠点へのアクセスなど
(参加ご希望の方は事前に電話下さい、090-6227-4305.また2011年1月1日付ブログ565号を読んでおく必要があります.)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は,午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+
消耗品費として現在 400円を徴収.

参加や見学希望の方(見学するためには)、2011年3月8日付ブログをお読み下さい.
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ山復活させ隊活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
 作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 624

2011年07月22日 |  マツタケの林地栽培 

20日台風6号が接近したが、細い松が折れたり林道の側溝が土砂で埋まった程度で済んだ。

 

 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

第298回(7月22日(金))活動報告

 

 BCでの被害は、柿の木が折れたりヒョウタンのツル棚や菜園の支柱柵が傾いたりしていた。


 本日は、(敬称略)寺尾、橋本、有山、斉藤、TAKEVERA、森、榎本、周田、宮崎、小原、大久保、川本、三品、三輪、ホリイ、阿閉、阿閉、三木、前田、中野、藤井、川崎、山田、吉村、猫田、内田、松浦、中広、まりこ、芳岡の30名が汗を流した。午後には吉川、夕刻には田中、田中gr、近藤、高木、女坂の6名も加わった。

<早朝のBC>・・・入り口周辺の道路や溝の清掃、薪小屋の屋根張り、陶芸用のクズ粘土の再生、枯損木の焼却炉・厨房かまどの火起こしなど、早くからメンバーが始めている。周辺住民の迷惑にならないよう、騒音や排煙などへの気配りが、この活動を長く続けて行けるのだ。

<林道整備>・・・午後、土砂で埋まった側溝を掘り起こす。我々だけでなく、たえず他の山主やハイカーなども通っている。
 大風による落枝の除去なども大切な作業。

<玉城山Ⅰ・Ⅱ>・・・ソヨゴなどの萌芽の刈り取り・整理、地掻き作業を行う。吉村代表から作業内容のアドバイスをいただく。素人判断では、まつたけは再生しない・・・!。

<沢田山Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ>・・・新開地の整備、萌芽の刈り取りや山葵田の林内整理など。
  (→活動風景・写真集)

<BC>・・・昼は、「うな重」ならぬウナギモドキの蒲焼「ニシン重」+韓国海苔+味噌汁。でも美味!(昨日の土用の丑には、高かったのか・・・我が家では何も出なかった)。
 作業後には、疲れた身体がアリヤマスイカを堪能した。

 

<ポスト民芸・窯出し>・・・午後4時半、近藤先生・高木女史を迎えて、陶芸メンバーで先日焼いた作品を出し、品評会を行った。 銘品、名品、迷品の数々・・・。窯の温度・燃焼分布が左右する。

 

<次回299回は男厨日>・・・ミヤザキシェフが腕を振るってくれる。乞ご期待

<榎本記>

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 623

2011年07月20日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 
「石垣」スイカの栽培.
 ここ岩倉は、ニホンザルの生態研究を始めた間さんのフィールド・比叡山に近いこともあって猿害が多い.他に鳥害
対策もせねばならない.そこで有山勝人さんが考えた獣害防止栽培法である.スイカが揺すられて傷を受けないよ
うに工夫もされている.前回、初取りを戴いた.

次回(298回)の活動日は7月22日(金)です.午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.
 恐らく、香川山BC,澤田山それに玉城山にも 大きな被害が出たものと思われる.その修復には、多くの人手が要ります.皆さんの応援参加をお願いいたします

 台風6号の進路は、やはり、夏台風らしく迷走気味である.7月~8月の台風は、張り出した高気圧の外縁に沿って中国大陸に向かうと思うのだが、徳島県南部に上陸し和歌山県南部に上がるようだ.高気圧が西方に広く張り出せない理由を知りたい.これも地球規模の気候変動の一環であるのか?
 行く手を高気圧に阻まれ、移動速度は15km/時と遅く各地に記録的な雨をもたらしている.日本列島近くの海水温が「異常」に高く、エネルギーの補給が続いたために強い勢力を保っており、広範囲に強い影響が出ている.小さいことだが、僕も講義が休みとなった(-_-;).
 
 最後になりましたが、大先輩のキラタツさんが亡くなった.このように愛称で呼ぶことは失礼なんだけど、昔、
時々、応用植物学研究室にふらっとお越しになり、僕たちに色々興味ある話をして下さった.大変啓発を受けたことを思い出す.ご冥福を心からお祈りいたします.キラタツといっても分からない方のために:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110719-00001229-yom-peo (右クリックから)

★お知らせ
1)まつたけ山復活させ隊活動が8月6日(土)に300回を迎えます.記念大会を行います.濱稔の碑もうで、流し素
麺など、色々考えましょう! いつも通り、会費大人3000円です.

2)8月26日、長野県松本市安曇野山林組合から20名の見学があります.

3)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研刊 1680円)
 里山は必要なのか? アカマツの姿は? ナラ枯れは?と心配が尽きない.生物多様性上その保全は必要である
といってもそれほど注目を浴びない.見向きもされない.それぞれのボランティア運動体は一生懸命頑張っている
が,元里山の復活は小さい.
 しかし読んだ方に面白いしフィロソフィーを感じると言われる.愉快なメンバーの紹介もある. 
 マツタケ研究の難しさについても考察されている.僕たちは苦しみながらもまつたけ山づくりを楽しんでいる.
書店でお買い求め下さい! 
他に、素晴らしい仲間の生の原稿と全国の友人の原稿をノーカットで小冊子にしたものがあります(送料込みで400
円で販売).

☆カンパありがとう! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に 努力しています.
薪割用の斧代のカンパを戴きました.

☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています! 
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§開催予定日 2011年7月-2012年1月
回数    開始日        報告   
299    2011年07月30日    土    池内    食当:男厨派
300    2011年08月06日    土    三輪  300回記念パーティー
301    2011年08月12日    金    榎本   
302    2011年08月20日    土    宮崎   
303    2011年08月26日    金   三輪    食当:男厨派  松本市安曇野山林組合 見学

304    2011年09月03日    土    池内   
305   2011年09月09日    金    榎本   
306    2011年09月17日    土    池内   
307   2011年09月23日   金    宮崎     食当:男厨派    

308    2011年10月01日    土    榎本   
309    2011年10月07日    金    三輪   
310    2011年10月15日    土    池内   
311    2011年10月21日    金    榎本    食当:男厨派
312    2011年10月29日    土    宮崎 京都造形芸術大学生参加 

313    2011年11月04日    金    三輪   
314    2011年11月12日    土    池内   
315    2011年11月18日    金    宮崎   
316    2011年11月26日    土    榎本     食当:男厨派   

317    2011年12月02日    金    三輪   
318    2011年12月10日    土    宮崎   
319    2011年12月16日    金    榎本    忘年会

320    2012年01月07日    土    池内
321    2012年01月13日    金   宮崎       
322    2012年01月21日    土    三輪
323     2012年01月27日    金    榎本     食当:男厨派


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§活動拠点へのアクセスなど
(参加ご希望の方は事前に電話下さい、090-6227-4305.また2011年1月1日付ブログ565号を読んでおく必要があります.)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は
,午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+
消耗品費として現在 400円を徴収.

参加や見学希望の方(見学するためには)、2011年3月8日付ブログをお読み下さい.
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ山復活させ隊活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
 作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

 

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 622

2011年07月16日 |  マツタケの林地栽培 

第297回(7月16日(土))活動報告

猛暑もなんのその。山整備に紅一点出動された藤井さん(玉城山2)。

 

 昨日の祇園祭宵々山「太子山を寿ぐ会」は大いに盛り上がりました。お疲れの中、本日の参加者の出足に響くかと思いきや、橋本、周田、前田、松本、玉城、榎本、宮崎、女坂、TAKEVARA、中広、上林、斉藤、小原、内田、多田、川本、吉村、杉山、大久保、三木、林屋、堀井、岡阪、三品、山田、田、藤井、阿閉(仁)、阿閉(眞)、中野、徳田、有山の32名もの方々が参集されました。

<玉城山1>
枯損松の除伐・山出し、常緑樹萌芽の刈り取りなど二次補正作業を継続して行いました。

枯損松の搬出作業。猛暑の中、汗だくになります。

<玉城山2>
継続中の地掻き作業は、猛暑と昨日の疲れを考慮して無理をせずお休みに。
しばらく収まっていたかのように見えた松枯れがまたポツポツと出始めたため、その伐採を行いました。

<澤田山1>
継続中の整備領域では萌芽の刈り取りなどの二次補正作業を、新規整備領域では枯損松や過度に生い茂った常緑広葉樹の伐採と片付けを行いました。

作業を終わって日陰でホッと一息。

<澤田山2>
ヤマガラの里領域(コナラ林再生地)で萌芽の二次補整作業を継続しました。

<澤田山3>
午前中は香川山でグリーンカーテン用のひょうたん棚作り。
山の様子は..、
なんと連日の猛暑で沢水が枯れてしまっていました。暑さに弱く冷たい清水が必要なわさびがこの夏を乗り切れるか心配です。左が今日の干上がった沢。右は先週、まだ清水が流れていました。

<香川山BC>
陶芸班の本焼き窯入れが行われました。
午後3時現在で約900℃。1000℃を目指し奮闘中。猛暑の日は温度も上りやすく窯焚きに最適かと思いきや、指導の近藤先生のお話ではむしろ寒い冬の方が窯の温度は上りやすいそうです。そう言えば信楽の窯元でも焼くのはもっぱら冬場だと聞きました。不思議ですね。

バイオトイレの老朽化が進んでいるため、トイレ新設計画が持ち上がり、建屋建築前に“ボットン”の壺掘りを行いました。
代表による鍬入れ式の後、有志で壺穴を掘りました。

今日のお昼はブタ冷しゃぶ。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 621

2011年07月16日 |  マツタケの林地栽培 

祇園祭臨時増刊号

既報のとおり宵々山の7月15日、メンバーの松浦さん(「太子山保存会」)のおはからいで「太子山を寿ぐ会」が催されました。

吉村代表の教え子のみなさん(同志社女子大学)はじめ、外国人の飛び入り参加もあって国際色豊かな会となりました。


ツトムちゃん一句、「太子山やぁ~、・・・・・・」まぼろし~?

楽しい会の様子は、フォトアルバムでごらんください。パスワード=5555。

 

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 620

2011年07月13日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動


次回(297回)の活動日は7月16日(土)です.午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.

 冒頭の写真は、亀岡にある京都学園大学内の人工素材の塀をマンションとするキリギリスと雨蛙である.蛙は触っても動こうとしない.ぐっすりと昼寝中か!奇妙なresidentであったので・・・・・.

 プレ祇園祭で京都の四条辺りは賑わっている.祇園祭の神輿の先駆けである鉾や山などが、この17日に神輿の露払いを勤める.多くの鉾と山の頂にはマツが飾られている.しかし、聖徳太子を戴く太子山はそのいわれからスギを飾っている.スギとマツタケとは仲がいいとは言い難いのだが・・・.
 縁あって、僕たちは、この運動の初めから祇園祭の前々日に「太子山を寿ぐ会」に参加している.まつたけ山復活させ隊のメンバーの一人が太子山保存会のメンバーで、戴きに飾るスギの提供依頼を受けたことに始まる.そんなことがあって、その町内会の世話役、松浦輝雄さんの肝いりで、彼のマンションの前庭で祭を祝わせて戴いているのである.
 その頃はちょうど梅雨の終わりで、去年までは毎年、バケツをひっくり返すような雨にたたられ続けてきた.しかし、今年は傘が要らないだろう.梅雨が明けてからというものは、35℃前後の猛暑の最中なのだから.
 失礼な言い方になるが、雨降りの寿ぐ会はうっとうしいところがあった.祝う気持ちに水を差されていたが・・・、今年の15日は大いに盛り上がることだろう.
 しかし、一体、どうなんてんの? と思う.マツタケの生活にとっては、今頃の猛暑は大歓迎なのだが、もっとも閾値以上の温度を与える必要はないので、こう長いといい加減にしてくれと思ってしまう.
 京都で30℃を軽く越える日が幾日も続くことが、当たり前になったのはいつ頃からなのか.
 同じくまつたけ山復活させ隊の最長老格の小吹和男さんが『輝く!マツタケ山の復活運動の仲間たち』にこう書いている.抜粋を載せる.
 『運動に参加して4年、私は、2007年の秋に玉城山で1本の京まつたけを発見し、以来、その後の現場やシロの管理について考えている。
 また私は、NPO自然観察指導員京都連絡会会員として20数年間、日本の天気図や気温を俯瞰的に見てきたつもりである。それを通して、最近の日本列島の気象、特に気温は山陰の島根県あたりから北関東の栃木県へ引いた直線を境に、どうもその南北で違っているように思えてならない。
 とりわけ気温差は線の南と北でかつてより、かなり大きくなっているようだ。気象庁などの意見を知りたいところだ。読者のみなさんの考えはいかがだろう。
 たとえば京都の夏の気温は、私の小学校時代(京まつたけ生産の多かった1935~40年代)に比べて半端でなく高い。とにかく、当時30度を超える日になるのは祇園祭のハイライトの山鉾巡行がある7月17日以降で、それがニュースになった。8月の30度超は数日あるくらいだった。
 それが近年は5月にはもう30度を超えることも多く、7月から9月は連日のこととなっている。京都は先の直線の南側にあり、夏に続く秋の高温で京まつたけが大きなダメージを受け続けているのではなかろうか。これでは、アカマツ林(マツタケ)も松柏類樹林の分布も当然、北上せざるを得ない。』


★お知らせ
1)7月15日、夕刻6時過ぎから、太子山を寿ぐ会が行われます.会場は、太子山が鎮座する辺りとなります.地図は:http://www.mapion.co.jp/address/26106/235/

2)まつたけ山復活させ隊活動が8月6日(土)に300回を迎えます.記念大会を行います.濱稔の碑もうで、流し素麺など、色々考えましょう! いつも通り、会費大人3000円です.

3)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研刊 1680円)
 里山は必要なのか? アカマツの姿は? ナラ枯れは?と心配が尽きない.生物多様性上その保全は必要であるといってもそれほど注目を浴びない.見向きもされない.それぞれのボランティア運動体は一生懸命頑張っているが,元里山の復活は小さい.
 しかし読んだ方に面白いしフィロソフィーを感じると言われる.愉快なメンバーの紹介もある. 
 マツタケ研究の難しさについても考察されている.僕たちは苦しみながらもまつたけ山づくりを楽しんでいる.
書店でお買い求め下さい! 
他に、素晴らしい仲間の生の原稿と全国の友人の原稿をノーカットで小冊子にしたものがあります(送料込みで400円で販売).

☆カンパありがとう! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に 努力しています.
☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
 
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§開催予定日 2011年7月-2012年1月
回数    開始日        報告 
298      7月22日(金)  
299    2011年07月30日    土    池内    食当:男厨派
300    2011年08月06日    土    三輪 300回記念パーティー
301    2011年08月12日    金    榎本   
302    2011年08月20日    土    宮崎   
303    2011年08月26日    金   三輪    食当:男厨派

304    2011年09月03日    土    池内   
305    2011年09月09日   金   榎本   
306    2011年09月17日    土    池内   
307    2011年09月23日  金    宮崎     食当:男厨派    

308    2011年10月01日    土    榎本   
309    2011年10月07日    金    三輪   
310    2011年10月15日    土    池内   
311    2011年10月21日    金    榎本    食当:男厨派
312    2011年10月29日    土    宮崎 京都造形芸術大学生 

313    2011年11月04日    金    三輪   
314    2011年11月12日    土    池内   
315    2011年11月18日    金    宮崎   
316    2011年11月26日    土    榎本     食当:男厨派   

317    2011年12月02日    金    三輪   
318    2011年12月10日    土    宮崎   
319    2011年12月16日    金    榎本    忘年会

320    2012年01月07日    土    池内
321    2012年01月13日    金   宮崎       
322    2012年01月21日    土    三輪
323     2012年01月27日    金    榎本     食当:男厨派
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§活動拠点へのアクセスなど
(参加ご希望の方は事前に電話下さい、090-6227-4305.また2011年1月1日付ブログ565号を読んでおく必要があります.)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は,午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

参加や見学希望の方(見学するためには)、2011年3月8日付ブログをお読み下さい.
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ山復活させ隊活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
 作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 619

2011年07月08日 |  マツタケの林地栽培 

第296回(7月8日(金))活動報告

 朝から気温が高い上に、地面に滲みこんだ昨日の雨が蒸発してものすごい湿度の高さ、息をするのも苦しく感じるほどでした。福島原発の建屋の中はきっとこんな、いやそれ以上なのだろうなと、現場作業員の方々の苦労が偲ばれました。

 冒頭写真は、あまりの暑さに外で涼む?“石垣”ミツバチたち。石垣の中の方が涼しいような気もするのですが...。

 日本ミツバチは50℃まで耐えられるそうです。45℃で死んでしまうスズメバチが襲ってくると、集団の“熱攻め”でやっつけてしまうことはよく知られていますね。40℃以上の発熱でうなされる人間はスズメバチ並み?

 そんな殺人的暑さをものともせず集まった日本ミツバチのような方々、橋本、有山、中広、女坂、榎本、宮崎、前田、松浦、小原、TAKEVERA、内田、三輪、大久保、吉川、周田、堀井、川崎、三品、村岸、川本、斉藤、阿兵(仁)、阿閉(眞)、中野、田、山田、吉村、玉城、杉山の29名のみなさんでした。

<澤田山(1)>
除間伐、地掻きも一段落し、アカマツ林復活に向けてアカマツ苗植林中。
山田さん、頭の手ぬぐいには「富士山七合目」の文字。

ロープの目印(赤リボン)に沿って植林。この山域は実生の苗も他の山域より多く発生している感じがします。もともとアカマツ向きの環境なのかも?

<澤田山2(ヤマガラの里)>
昨年までに第一次整備を完了済みのコナラ林再生地で、ソヨゴなどの常緑広葉樹萌芽の二次整備に入りました。

せっかく発生中のコナラ実生もご他聞に漏れずシカの食害にあっています。獣害防護柵設置の補助金が受けられそうなので、整備域周辺のシカ避けネットを巡らすために障害となりそうな樹木も除伐しました。

除伐の大半はソヨゴです。萌芽の成長も早くすでに1m以上になったものもたくさんありました。
除伐したソヨゴの一部。

アカマツ林、コナラ林復活のためには厄介者扱いのソヨゴですが、木質は緻密で固め、色も白くてきれいです。乾燥すると少し褐色がかった色になりますが、昔はお玉などの日用品にも加工して使われたようです。
乾燥後、表皮だけを研磨除去すると茶色の渋皮?が出てきてなかなか面白い味わいを見せてくれます。
で、試しにイスの脚に使ってみました。

自然な風合いが結構いい感じ。
人間の都合によって有難がられたり邪魔者扱いされたり、どの木も一生懸命生きようとしているだけなのに、人間って勝手なもんですね。人間の都合に沿わない木も何か活かす道を考えてあげるのが、勝手な人間のせめてもの責務だとおもいます。

<澤田山3>
この山域は谷筋中心の展開で沢もある分日当たりはやや悪くて湿潤地を好む杉が多く、陽樹のアカマツ向きではありません。しかし、沢水は澄んできれいです。

地の利を活かして沢にはワサビも元気に繁殖中。

日照は強くなく湿潤なわりに風も通る環境はシイタケ向き。で、シイタケ栽培、仮伏せ中。

秋には本伏せ。来年あたりから少し出始め、本格的に収穫でき始めるのは再来年からになるでしょう。楽しみですね。

<玉城山1>
この山域は活動初期から先行して第一次整備が行われ、昨年から二次整備、三次整備と継続中。4年前に初めて待望のマツタケ発生を見た山域です。

それでも松枯れは現在進行形。枯れ松の除伐山出し、常緑広葉樹萌芽の再整備を継続中です。

活動初期に設置された除間伐材や地掻き腐植を搬出するためのシューター(左)、搬出路(右、一見平坦な林道のように見えますが奥へ向かって急な下りの坂道です。林道までここを転げ落とします)。

先の急坂搬出路下部、林道へ出たところ。出した枯損松は香川山BCへ軽トラで運んでいます。

<玉城山2>
一昨年から第一次整備が始まり、昨年めでたく玉城山1にドッキング。尾根筋で日当たりもよくアカマツ林向きの環境と思われますが松枯れも急速に進行中。いかに若い元気なアカマツを増やし松枯れに抗するか奮闘中。

現在地掻きとアカマツ苗植林を継続中。苦節1年近く、200mほどあった尾根の地掻きももうあとわずか10mほどで玉城山1山域に到達するまでになりました。

<香川山ベースキャンプ>
橋本棟梁は今日も薪保管小屋新築工事の続き。桁加工中。

桁と梁を柱に組み込んで

いよいよ完成形が見えてきました。あとは屋根を葺けば完成。
ちなみに使用している木材は全て整備地で採れた除間伐ヒノキです。総ヒノキ作りの小屋!ぜいたく~。

山作業出発前の準備。チェンソー点検中。

玉城さん、田んぼ畦の草刈りのため草刈り機準備中。

5月に田植えした田んぼでは稲がもう50~60cmに成長していました。

男女仲良く、暑い中での調理、ご苦労様です。


“メダカ養殖業”の斉藤さん(左の人)。さすがにメダカの串焼きは難しい?


トビウオを焼く。シェフはやっぱりお魚大好き。

本日のメニュー。


有山農園の石垣イチゴならぬ“石垣スイカ”。どうぞサルに盗られませんように。

本日は、陶芸班の素焼き窯入れも行われました。

なかなか温度が上らず四苦八苦の窯ジイたち。内田さん、大久保さん、周田さん。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 618

2011年07月06日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

写真1
6月30日、京都市錦通りのかね松さんに届いた四国瀬戸内の梅雨マツタケ.”昔は、今頃、会社は決算の頃で、無事に終わったことの御礼に、『明石の鯛とその時の超珍しいもの、そうまつたけ』を合わせてお得意に配った” とかね松の上田社長談である.1番左のもので長さ21cmほどの立派なマツタケでした.


写真 2 京都市左京区岩倉村松 香川山(これは地名でなく この場所のオーナーである香川晴男さんの名前を拝借)の6月の気象データである.

次回(296回)の活動日は7月8日(金)です.午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.

 皆さんは、梅雨マツタケをご存じでしょう!今年の発生は、どうだったかと商売柄気になる今頃です.市場関係者は、イネの早苗という表現を援用して『サマツ』と言っています.響きが良いからでしょう.しかし、このきのこは、もちろんマツタケの仲間で、信州で発見されちゃんとした記載があります.残念ながら、二度目の発見がありません.そのために『幻のきのこ』と言われています.
 
 僕は、発見者に敬意を表してサマツとは言わずに、この頃のものを梅雨マツタケと呼びますが、最近の遺伝子を用いた分類ではどう呼ばれるのか知りたいところです.
 
 6月1日に岩国市三和町で発生.6日には広島県庄原市で発見.冒頭の写真は、6月30日に京都市錦市場のかね松さんに届いた四国のものです.慣れない携帯カメラで見事にピンぼけです.
 京都北山でも6月の下旬に取れています.
 
 皆さんもご存じのように、昨年は夏の猛暑で、もっともそれ以前にマツの細根の伸びもよいことが必要.シロの成長がよく、秋の気温の推移が順調(もちろんマツタケ発生にですよ)だった地域は、去年は「あっと驚く大豊作」、この現象は北海道、長野県や岩手県で顕著.それなりに豊作の地域も多い.というのは、隣の山は大豊作.内の山は全くダメという地域もありました.それも本当のところは分からない.フェイントを掛けられることも大変多い世界だからです.
 
 十分に成長したシロであったが、秋の気温・雨がダメだった地域もあったようです(聞き取り調査の結果).そんな地域の山には、今年の6月から7月の地温(気温)や雨の降り方で梅雨マツタケがどっと発生したようです.去年のシロがつぶれずに今年まで持ち越した(この条件も分かるようで分からない)と考えないと、マツタケの生理生態的特徴から、今頃の発生の理由が理解できません.
 
 僕たちの活動場所、京まつたけの産地であった岩倉香川山の地温の様子を見ると(冒頭写真 2)、6月19日には 地温が19℃を上回って来て雨も少なくなってきています.新たな子実体原基の形成もこの辺りで終わりでしょう! 
 老婆心で申し上げますが、地温は1mも離れると、木の生え方が違うところでは、日照も異なる.また土質の違いで土壌水分の含まれ方も変わってきます.このことを考えに入れて、後10日間ほど梅雨マツタケを探して下さい.

 
★お知らせ
1)7月15日(金)6時すぎから、「祇園祭太子山を寿ぐ夕べ」をいつもの通りに挙行します.担当は、ご存じ松浦輝雄さんです.生ビールと中野さんお手製の肴で楽しみませんか!ビール1杯200円.

2)まつたけ山復活させ隊活動が8月6日(土)に300回を迎えます.記念大会を行います.濱稔の碑もうで、流し素麺など、色々考えましょう! いつも通り、会費大人3000円です.

3)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研刊 1680円)
 里山は必要なのか? アカマツの姿は? ナラ枯れは?と心配が尽きない.生物多様性上その保全は必要であるといってもそれほど注目を浴びない.見向きもされない.それぞれのボランティア運動体は一生懸命頑張っているが,元里山の復活は小さい.
 しかし読んだ方に面白いしフィロソフィーを感じると言われる.愉快なメンバーの紹介もある. 
 マツタケ研究の難しさについても考察されている.僕たちは苦しみながらもまつたけ山づくりを楽しんでいる.
書店でお買い求め下さい! 
他に、素晴らしい仲間の生の原稿と全国の友人の原稿をノーカットで小冊子にしたものがあります(送料込みで400円で販売).


☆カンパありがとう! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に 努力しています.
☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
 
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§開催予定日 2011年7月-2012年1月
回数       開催日         報告   
297        7月16日(土)  宮崎
298        7月22日(金)  榎本
299        7月30日(土)  池内 男厨派 メインシェフ 宮崎

300    2011年08月06日    土    三輪 300回記念パーティー
301    2011年08月12日    金    榎本   
302    2011年08月20日    土    池内   
303    2011年08月26日    金   宮崎    食当:男厨派

304    2011年09月03日    土    三輪   
305    2011年09月09日   金    榎本   
306    2011年09月17日    土    池内   
307    2011年09月23日  金    宮崎     食当:男厨派    

308    2011年10月01日    土    榎本   
309    2011年10月07日    金    三輪   
310    2011年10月15日    土    池内   
311    2011年10月21日    金    榎本  食当:男厨派  
312    2011年10月29日    土    宮崎 京都造形芸術大学生 

313    2011年11月04日    金    三輪   
314    2011年11月12日    土    池内   
315    2011年11月18日    金    宮崎   
316    2011年11月26日    土    榎本     食当:男厨派   

317    2011年12月02日    金    三輪   
318    2011年12月10日    土    宮崎  食当:男厨派  
319    2011年12月16日    金    榎本    忘年会

320    2012年01月07日    土    池内
321    2012年01月13日    金   宮崎
322   2012年01月21日    土   三輪
323   2012年01月27日    金   榎本     食当:男厨派

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§活動拠点へのアクセスなど
(参加ご希望の方は事前に電話下さい、090-6227-4305.また2011年1月1日付ブログ565号を読んでおく必要があります.)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は,午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

参加や見学希望の方(見学するためには)、2011年3月8日付ブログをお読み下さい.
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ山復活させ隊活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
 作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 617

2011年07月02日 |  マツタケの林地栽培 

今日は岩倉での活動日です。午前9時過ぎに車で家を出ました。ベースキャンプに着くとすでに仲間が三々五々集まってきていました。早速取材開始です。



 本日の参加者は次ぎの通り
 松本、杉山、周田、吉川、榎本、女坂、内田、小原、中広、村岸、雅子、森、前田、三輪、江指、TakeVera 多田、三品、川本、橋本、斉藤、阿閉仁、阿閉眞、堀井、中野、山田、猫田、吉村、大久保、玉城の30名。


香川山斜面の松も大きくなってきました。
香川山斜面
作業場に日差しを避けるためよしずを張りました。
よしずばり
薪を格納する小屋
薪の様子



陶芸班が集まっています。

里芋畑

果樹園

すいか

トマト

赤い花

ピンクの花

黄色の花

白い花

きゅうり畑

なすび

唐辛子

ユリ根

お茶畑

アゲハ蝶の幼虫

たらの木

ゴーヤ


香川山の上に上って見ました。

昼食の食材 にら

きゅうり

本日の山での活動計画表

陶芸用釜

パーライトを使用して釜の補修をしています。


榎本班は玉城山で風で倒れた松の整備とホウ芽を刈り取る作業をしています。



本日の献立

昼食風景


午後からは各班の活動状況を見に行きました。
三品班は地掻き作業をおこなっています。
松の実生を大事に育てています。



阿閉さんと山田さんは澤田山に入って松の実生の植樹に励んでいました。


前田班
 

中広班が活動している谷にも行きました。
ここでは畑わさび、しいたけの栽培をしています。


本日の作業を終えて香川山のベースキャンプに戻りました。アイスでほてった体を冷やしました。

 日差しはそんなに強くはなかったのですが、湿度が高く、ちょっと体を動かすだけで汗びっしょりとなる一日でした。
  文責 三輪






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