まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-No.47-

2005年11月29日 |  マツタケの林地栽培 
先週食べた京ヒラタケの姿

第23回活動日のお知らせ
 My お茶を栽培するには、現場が痩地である又造成地であることから、土壌の改良を試みる必要がある(林屋氏談).したがって、水はけの改善や土壌改良を行なう要あり.林屋さんのお陰で肥料などが無料で手に入った.提供いただいた肥料会社の社長さんに御礼を申し上げます.飯塚君が現地に運んでくれた.
 
右斜面の伐採した樹が軽くなっているので、下ろして整頓しましょう.
ピザ窯の試運転になるでしょうか! 試運転時には、何か焼けるのですかね.
茶畑の、将来のですが、水はけ作業をします.
畑の活用を考えている仲間がいます.何が植わるか興味が持てます.
優良堆肥作りが始まります.
岩倉の手入れ候補地の予備調査.

第23回開催日
1)実施日    2005年12月2日(金)
2)集合時刻 午前10時30分(午後4時作業終了)
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町 京都バス停岩倉村松集会所前か現地アカマツ林
4)服装等 山で軽労働できる服装、運動靴など、タオル、革手袋、ヘルメットなど
5)用意するもの 昼食、飲料水、交通費など各自に必要なもの.
あればノコ・ナタ、熊手.やってみたいことに必要な道具類(農機具類).
6)アクセス 京都バス:岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「6」番)から.阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から.京阪線出町柳下車(加茂大橋東詰北.所要時間25分)から.地下鉄国際会館前から.
7)雨天の場合  京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合には、本日の作業を中止します.

参加費は無料.参加資格問わず

12-1月の作業日等のおしらせ
   第25回は、作業日を振り替え、反省会と称して、懇親会風に何かやりましょう!
企画を募集します.
第24回作業日:12月10日(土) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第25回反省会:12月15日(木) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第26回作業日: 1月21日(土) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第27回作業日: 1月27日(金) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
  
主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第46号-

2005年11月25日 |  マツタケの林地栽培 
写真は、完成したピザ窯.慣らし運転は来週.

第22回 岩倉作業 報告

 本日も先週に続いていい天気だった.今日も内容の豊かな活動を報告せねばならない.
綾部から初参加の井上(三)さん、山科の小吹さん、中京区の山沢さんを含めて21名の部隊である.本日のスナップ写真は、ニコンオンラインアルバムの写真集の方で見てください(パスは10ji).写真Aは新しいものはありません.
 
作業の中身をお伝えしよう! 様々な作業のグループは、核になる人がいるが、メンバーは適切に入れ替わるようである.これが、無理なく押し着せなく、シニアーの良さというものであろう.
先ずはピザ窯造りであるが、大井さん、橋本(益)さん、猫田さん達の頑張りで、試作品ということだが、来週は、小さな火で慣らし運転をするらしい.12月15日の納め会には、大活躍であろう. 今から、熱々のピザで焼けどしそうだ.ナンもいいなぁー.
宮崎さんが、耕耘機を借りてきた.中川さんを中心とした橋本(立)さん、三原さん、浅沼さん達が、耕耘機が掻いた後を人力で2本目の溝を完成した.後は、お茶の生理生態上から水抜きが必要であるそうだ(林屋さん談).28日には、飯塚君運転の軽トラで、土壌改良剤を運ぶ段取りだ.
その耕耘機で、宮崎さんが畝を作り、橋本さんが「怪しげな」十字花科の野菜の苗を植え、三原さんがナースしている.

肥料食いのお茶、畑も充実しそうということで、かねてから加藤さんが除間伐材などを大中小、枝葉に分別していたが、それで優秀な堆肥を作ることになった.加藤さん、小吹さん、中川さん、石原さん、山沢さん、井上(三)さん、大久保さん、川越さん達が、穴を掘り、シートを敷いて堆肥作りを始めた.来週は液肥を掛けることになる. 猫田さん! 「液肥 忘れないで」

有山さんは、ザイセンチュウの枯損木を処理した.そー、彼が、ムベの実をたくさん持ってきてくれた.食べた後、種を蒔いてみたらと、森田さん、小吹さんが勧めていた.この二人は、植物学研究室出身者より、植物の同定や応用に詳しい.

大月さんが、マツタケのシンポジウムの準備中で、松浦さんがイロージョン部の土留め作りに精を出していた.山中さんや橋本さんが、交代で参加した.

香川理研の大井さんが、京ヒラタケのサンプルを15株ほど持ってきた.これは、前に皆で、乾燥ものだったが、ご飯で馳走になったものの生である.
僕は、まだ、生のキノコを食べていないものだから、うまいと評判のこいつを食ってみたかったのだ.三時のおやつ代わりに、キノコスパゲッティーにすると、猫田さんが言い出した.野外料理の鉄人である.スパイスを入れた鉄製の5kgもありそうな箱が出てきた.そこには整然とスパイス類が納められている.

山中さんがネギを抜いてきた.飯塚君ありがとう!栽培しているのは彼らのグループだ.誰もお願いしないのに、こんな流れがスムーズに行くのがまつたけ十字軍のよさかもしれない.始まって半年だが、皆、好き勝手にやってきたからかな.

誰かが、火をおこし、なべで水を沸かし始める.ネギを刻む、キノコを下処理する人.スパゲッティーをうで始める.猫田総料理長は、器用に、キノコをオイルで炒め、塩コショウで味を調えている.一度目の味は薄め、シニアー向け(?)、二度目はきりっとしたものにしてある.
なるほど、うわさどおりのうまいキノコである.歯ざわり、この触感はすばらしい.こいつは良いキノコだ.今はやりのアミノ酸もリッチなんだそうだ.早く買えるようになりたいものだ.香川さん頼むよ.
有山さん特製のお茶(飲んでみたけりゃ、現場で)を味わった.香りの良いお茶だ.

そこで、この十字軍運動に参加する皆さんに提案! 突然、美味しいものが出てくるようだ.My椀(大きめをおすすめ)と皿とハシを荷物の中に忍ばせておいてください.
 
4時前まで作業を続け、加藤さん持参のアーモンドチョコを頬張って茶を楽しむ.そして後片付けとなった次第.

文章中に名前が抜けていたり間違っていたら、ごめんなさい.僕の不注意をわびます.

朝日新聞の記事を見て、山の利用提供の話が届いている.
1)二条の橘さんから:石田日野(醍醐南山)を遊びに使ってもらってよい.上炭山から徒歩15分.40年前に建てたログハウス(痛んでいる?)あり.近くに湧水.
2)上京区の木村さんから:園部町の南八田のアカマツ林.車を降りて5分.
3)北区の大藪さんから:北山スギの美林の上に位置するところに、一部アカマツ林がある.車3台駐車可能.
4)森田さんのお知り合いの今井さんから:岩倉の山で、今のところから車で5分.
森田さん、阿閉さん!山を見ての感想を聞かせてください.

私達は、アカマツの美林を探しています.全員に順番に見てもらって結論を出します.
貸してやろうと言って下さる方々! 山を見て、 それから皆で協議します.しばらく猶予を!!

次回は、12月2日(金)、岩倉に10時30分だ.寒さ対策を考えて集まりましょう!

主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-45-

2005年11月22日 |  マツタケの林地栽培 
岩倉で京まつたけ復活、里山林整備作業風景

☆11月26日(土)には、京大11月祭の北部祭行事として、シンポジウム-マツタケの再生に向けて-が午後1時から開催される(京大理学部2号館 百万遍東入ル北門入る傍).終了後、懇親会.問合せは、大月氏か飯塚氏まで.
演題
まつたけ栽培の可能性(吉村文彦)
マツタケ菌糸マットによる人為的シロの形成(津田 格)
パネルディスカッションー生産・流通の側面からー(吉村・津田・上田耕司・井本寿一)


☆Myお茶畑造成作業に、耕耘機を必要としています.どなたか無料でお貸しくださいませんか!
☆畑の利用アイディアが未だ出揃いません.無農薬・有機堆肥栽培に限ります.

☆京大農薬ゼミの省農薬ミカンが1箱(10kg) ¥2600円で販売されています.問合せは、京大農薬ゼミ電話075-711-4860(月・水・金の19時から21時の間)
 
第22回開催日
1)実施日    2005年11月25日(金)
2)集合時刻 午前10時30分(午後4時作業終了)
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町 京都バス停岩倉村松集会所前か現地アカマツ林
4)服装等 山で軽労働できる服装、運動靴など、タオル、革手袋、ヘルメットなど
5)用意するもの 昼食、飲料水、交通費など各自に必要なもの.
あればノコ・ナタ、熊手.やってみたいことに必要な道具類.
6)アクセス 京都バス:岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停06」番)から.阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から.京阪線出町柳下車(加茂大橋東詰北.所要時間25分)から
         
7)雨天の場合  午前9時現在雨天の場合には、本日の作業を中止します.
参加費は無料.参加資格問わず

12月の作業日等のおしらせ
   第25回は、作業日を振り替え、反省会と称して、懇親会風に何かやりましょう!
企画を募集します.
第23回作業日:12月 2日(金) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第24回作業日:12月10日(土) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第25回反省会:12月15日(木) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
第26回作業日: 1月21日(土) 京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分


主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第44号-

2005年11月19日 |  マツタケの林地栽培 
本日の参加者の顔ぶれ

第21回 岩倉作業 報告
 本日は、いささか風は冷たいものの、天気を気にせずに、久しぶりに作業ができた.11月15日の「マツタケ復活させ隊」十字軍運動の掲載紙(朝日新聞)を皆に配った.新人9人合わせて37名の参加者で大賑わいであった(写真参照).出席申込をされた方(2人)が欠席でしたが、場所が分からないでお帰りになったかもしれません.
 作業の進捗状況は、チェーンソーを使える仲間の頑張りで斜面右側の不要木の伐採が終了.伐採木を下ろす作業を来週やります.マツノザイセンチュウ病の枯損木の伐倒も進んだ.
ピザ窯も、後、鉄板と天蓋を残すのみとなった.大井さんや橋本さんの技術力に驚きです(ニコンオンラインアルバム参照).試運転も間近かもしれません.今西さんが、たまねぎの苗を50本持ってきました.植え付けも済み、さすがプロ並み(失礼!、プロなのですか?)の畑です.飯塚君たち学生の畝とできばえが違うように見える.MY お茶を植えるために、深さ70cmの溝が1本完成.皆の力を合わせると、すごいことが出来ることに感心するのは僕だけではないでしょう! 川崎さんいわく、おれたちゃー、「開墾工作隊」だぁー.
アカマツの種子を鉢に蒔いた.マツタケ菌糸マット接種用として将来利用するためである.

林屋さんが肥料屋さんと交渉下さり、なんと肥料(Myお茶用)のご寄付と相成りました.軽トラックをお持ちの方、伏見から岩倉まで運んでくれる人! いませんか? 早急に探しています.吉村まで乞連絡.

皆さんの差し入れが、だんだん増えてきました.調理する猫田さんもびっくりです.今日は、三上さんが、途中で所要でお帰りになりましたが、鰆を1本届けてくれました.刺身と焼きで食べました.岩手県立大野高校の千葉さんと工藤さんが岩手県の銘菓を持参.池内夫妻はチーズケーキを携えて、羽曳が丘から4時間30分ほど掛けて到着.ご苦労様でした.他にイカの一夜干と大きなサツマイモ.厚い鉄なべで焼き芋にしました.
 最後になりましたが、有山さんから、江戸時代からマツタケの嵯峨ブランドとして超有名な、今年最後のマツタケが届きました.マツタケを今年食べてないメンバーに焼きマツタケを振舞った.

 フィトンチッド(樹木が出す揮発性の物質)満ちる明るくさわやかなアカマツ林の中での休憩は、人をリフレッシュさせてくれるし、そこで食べるものは大変美味しい気がする.これは森林浴というものの効果ではないでしょうか!強制されない労働の後の、一時の語らいの輪を見ていると、シニアは元気だと思う.

森田さんのお知り合いの、今井さんの山を見せていただきました.これをどのように活用させていただくか、来週には、マツタケ山を見慣れた仲間に見てもらい、検討したいと考えています.アカマツの美林では、残念ながら、ありません.アカマツの立木密度もそれほど高くはない.現在の「香川山」をベースにして、そこから出かけるというような使い方が出来ればとも思います.

☆ 次回は、11月25日(金)午前10時30分から岩倉で作業の続きをしましょう!!
☆ 11月26日(土)には、京大11月祭の北部祭行事として、マツタケのシンポジウム(理学部2
号館 百万遍東入ル北門傍)が午後1時から開催される(問合せは、大月氏まで).終了後、懇親会があります.

吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健090-4280-3334
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-43-

2005年11月16日 |  マツタケの林地栽培 
岩倉村松町のアカマツ林

第21回作業のお知らせ
11月19日(土)は、岩倉・村松町のアカマツ林での作業となります.
 
この林は人工ヒノキ林優占エリアと天然アカマツ林エリア、ここは、生育が “ましな”ゾーンと非常に悪いゾーンが含まれる.と、イロージョン(がけ崩れ)部からなりたっている.斜面に向かって左に位置するアカマツ林エリアは、高等植物の密度調整と地掻が終わっている.その右にあるイロージョン部は、大月さんを中心とするメンバーが土留め作業を継続している.その右のアカマツ林区は、未だ地掻がされていない.更に右斜面の人工林区は尾根筋にヒノキなど未だ伐り倒さなければならない樹が残っている.それが済めば地掻に移る.

また、マツノザイセンチュウ病による枯損木が周辺にあるので、その防除のために、切り倒して焼却処分を続けねばならない.岩倉での、マツタケ発生整備作業は、これらをこなしていくことになる.皆さんの力で作業をこなしていきましょう!!
 
そのほか、楽しみとして、ピザ窯作りの続きやお茶畑の整備作業が大きく横たわっている(誰か耕耘機を無料で貸してくださいませんか?).畑の利用アイディアが出ていません.

19日には、無理をせず、少しずつこなしましょう!

☆岩手県大野高校生の林の手入れの取組みは、すでにここで紹介しましたが、教員やPTAの応援も大きいと聞く.来年からの作業の勉強のために千葉さんたち2人が「視察」に来ます.
☆11月26日(土)には、京大11月祭の北部祭行事として、マツタケのシンポジウム(理学部2号館 百万遍東入ル北門傍)が午後1時から開催される(問合せは、大月氏か飯塚氏まで).

11月15日の朝日新聞の夕刊に掲載された皆さんの記事(中村さんより掲載紙を提供済み、19日に配布予定)を見て、アカマツ林の無償提供の申し入れが増えています.ご協力を感謝いたします.
他に、8人ほど初参加者が見える予定です.

Calaceさん!問合せありがとう.参加に制約は何もありません.来たい時に居たいだけどうぞ!
丸さん、ご支援ありがとうございます.今後ともよろしく!!

第21回作業要領
1)実施日    2005年11月19日(土)
2)集合時刻 午前10時30分(午後4時作業終了)
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町 京都バス停岩倉村松集会所前か現地アカマツ林
4)服装等 山で軽労働できる服装、運動靴、タオル、革手袋、ヘルメットなど
5)用意するもの 昼食、飲料水、交通費など.各自のやってみたいことに必要な道具類.
6)アクセス 京都バス:岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から. 
阪急線烏丸四条駅(交差点西南角滋賀銀行前)から.京阪線出町柳(加茂大橋東詰め北所要時間25分)から. 
叡山電鉄:出町柳駅-岩倉駅(12分)から北へ徒歩20分
7)雨天の場合  午前9時現在雨天の場合には、本日の作業を中止します.

第22回作業日:11月25日(金).京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分

主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
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まつたけ十字軍運動ニュース-第42号-

2005年11月11日 |  マツタケの林地栽培 
本日の参加者の面々

第20回 岩倉作業 報告 
本日は、昼からの雨を心配しつつ、岩倉の現地に25名の皆さんが集まった.
久しぶりの岩倉の作業は古巣に戻った安心感があった.山中さんが代表して、その名も「祝い」という米とお神酒を皆の息災と来年の豊作を期待しつつ「山の神」にささげた.
そして作業は再開された.1ヶ月振りである.初参加のランドスケープデザイナーの中村さん! 皆さんの活躍はいかがでしたか?
ピザ釜の石組みを運ぶ人、除間伐材を更に小さく切断する人、My お茶の植え込み(来年3月)のため、林屋さんの指導で畑を耕す人、ザイセンチュウの被害木を処理する人、豚汁の準備は猫田さんを筆頭に料理自慢の女性陣が腕を振るった.
それらの作業の写真などは、次のようにすれば見ることができます.まつたけ十字軍運動のブログの左下の方に、Bookmarkというところがあります.そこに、写真集が2つあります.別の写真が見られます.それらを左クリックしてください.容量が大きい(50MBと100MB)ので、開くのに時間がかかる.ニコンのオンラインアルバムが開きます.すべてパスワードは10ji(読みは十時です).

中川さんが、お茶の木を植える予定の3月に、畝を間に合わせるために、作業日以外の日にがんばってくれます.手伝おうという方は中川さんと打合せてください.夏の暑い間、マツタケマット感染用苗が枯れないように、大久保さんが水遣りを続けてくれました.

朝日新聞社の中村通子さんの取材も順調に終わったのでしょう.彼女も料理に腕を振るっていた.11月15日(火)の夕刊(一部翌日の朝刊)掲載で西日本共通だそうです.

昼を回っても、量の多さや念入りに作っているためか、豚汁の完成とは行かずであった.しかし、そこは皆、慣れたもので、大人の対応でした.豚汁の完成を心待ちにしながら、あちこちに談笑の輪が出来ていた.
やっと、具のリッチに入った豚汁の完成である.そのあとは、味噌ラーメンとなった.それでは、未だ終わらない.豆板醤を入れて、再度、辛味の効いたラーメンが出来上がった.極めつけは、まつたけ十字軍運動の定番、そうです期待通りです.今西さんの今年最後の丹波マツタケ入りのご飯を、藤井さん手作りの白菜の漬物で戴いた.橋本さんや林屋さんがみかんを配ってくれた.

お名前を挙げてない方が、沢山いらっしゃるのですが、食べにだけ来た方はいません.写真集を見てください.みんな大活躍です.
 食べ終わって、しばらく経った頃、雨になりそうな雰囲気を覚え、本日の作業は終了し、みんなで記念撮影、後片付けとなった.

☆次は、11月19日(土)午前10時30分から岩倉で作業の続きをしましょう!!

☆11月26日には、京大北部祭の行事として、理学部2号館でマツタケのシンポジウムが企画されています(問合せは、大月氏か飯塚氏まで).
11月25日(金):第22回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分

主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)

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私の中の夢球場

2005年11月09日 |  マツタケの林地栽培 
大月 健さんに見向きもされなかったマツタケ と違うものです.

大月 健
 山の奥の山の中に私の田舎がある。岡山県の地図を広げるとほぼ真ん中あたりである。だから、そこそこ山の中である。そこに五十軒の集落がある。そして、もう一つの五十軒の集落を加えて小さな小学校が成り立っていた。勿論、いまは廃校になっている。最後には生徒数が十人に満たず、複複式学級での授業だったと聞いている。
 村の真ん中を大きな道が通っており、その東の端に小学校があった。もう一つの集落からみれば西である。子供たちはその曲がりくねった道をぶらぶらと帰りながら、それぞれの家に向かう小さな道へと散っていく。その小学校と最初の子供の家とのあいだに池があった。その池を迂回するように荷車が通れる道があり山のほうに向かっていた。私たちはその道を足早に上っていった。村人に咎められるのが嫌だったからである。山に入ってもその道は木々に囲まれながら続いている。五分くらい歩いて、私たちは細い脇道に入る。雑木の枝が行方を遮り、落葉がカサカサと音をたてるなかを私たちは進む。すると、急に視界が広がる。扇状になった球場がそこに現出する。
 その球場は土を掘り出した跡で、両翼十メートルの空間があり、正面には高さ三メートルの壁がある。私たちはそこで「ヤキュウ」をする。一塁と三塁の三角ベースで、あいだに遊撃手が一人はいる。投手と捕手を加えたこの五人編成のチームは、私たちにとって手頃だった。それでも、高学年の子供がほぽ集まらないと二チームは作れない。人数が足りない時は捕手を攻撃側でまかなった。選手は六年生から順番に振り分け、三年生くらいでなんとかおさまる。低学年は代打要員である。道具は軟式のテニスボールひとつである。柔らかいボールはグローブを必要としないし、バットは手で十分だ。投手は下から投げていた。それでも苦心してカーブなどを考案する子供もいた。ベースは木ぎれで書けばいい。
 私はそこでホームランを打ったことがない。子供にとって十メートルの距離と三メートルの壁をこえるのはかなり難しい。とくに私は打ち上げることができなかった。腕を力一杯振ってもなかなかボールが上がらない。狭い球場は野手のあいだを抜けても壁にぶつかってはね返って来る。ヒットになっても一塁がせいぜいである。それでも高学年の兄貴たちはうまくすくい上げて壁の上の雑木林にホームランを打ち込む。同学年の上手い友達もいつしか壁をこえる大飛球をとばすようになる。それが私にはなかなか上手くいかない。結局、一度もホームランを打った感激をを味わったことがない。
 このホームランもまたくせ者である。ボールは一つしかない。探さないと「ヤキュウ」は続けられない。壁の上の雑木林の中に飛球が消えると、みんながグランドの横から山に入ってボールを探すことになる。すぐに見つかれば試合続行となり問題はない。しかし、なかなかそう簡単には見つからない。壁の上の雑木林は少しのあいだは平坦だが、後ろに向けてなだらかな坂になっている。大飛球でこれを転がるとなかなか見つからない。探しあぐねて諦めた頃にふっと見上げた木の枝にボールが食い込んでいたりする。日没が迫ると私たちは必死である。そのボールがないと次の日に遊ぶことができないからである.子供の遊びは丁寧である。球場通いを始めるとほぼ毎日「ヤキュウ」をしに山のなかに入っていく。
秋にはホームランボールのすぐ脇に松茸がポツコリと生えていたりする。その周辺を見ると何本かが落葉を持ち上げている。しかし、松茸を採って持って帰った覚えはない。子供は興味のないものには冷淡である。「なんだ松茸か」ぐらいですましていたのかもしれない。
 この球場で何年遊んだのだろう。二年に満たないような気がする。私が小学校の高学年になった頃にはバットとグローブが村に入っていた。今度は広い田圃でソフトボールである。これもゴロが転がると危なかった。稲の株にあたって、どのようにはねるか分からない。後ろからボールを追いかけた。この時のホームランは田圃の土手を越えなければならなかった。山のなかの田圃は棚田だからこのホームランボールを拾いに行くのも、矢張り大変だった。
 田舎での遊びは「ヤキュウ」しかなかった。時々、この球場のことを思い出す。四十年たった今もおそらく変わらない姿で壁は屹立しているに違いない。子供の歓声が途絶えて久しい雑木林には松茸が落葉の陰から様子をうかがっているのかもしれない。(完)

大月氏談では、この場所には、40年後の現在もマツタケが生えています。妹の旦那に話した所10本位い採ったとのことです。不思議です。

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まつたけ十字軍運動ニュース-第41号- 

2005年11月04日 |  マツタケの林地栽培 
 写真は喫茶「キャット」のオープンです.
 第19回嵯峨嵐山の来年に向けた調査は、11月4日で予備調査込みで4回に及んだ.極めて残念ながら、1本のマツタケ、いや、それにかすりもせずに終わった.単身赴任を16年ぶりに終えてふるさとに戻った初参加の岡坂さんはこのメンバーの活動にどのような印象をお持ちになったことでしょう?
マツタケの発生位置(シロ)を未確認の我々が、週に1度の調査ではこんなものでないだろうか.

 しかし、手を入れればマツタケが発生する可能性のあることが判明したことが成果である.
「地名がわかると困るようで、申し入れがあって、この部分は削除しました.」

 手入れ予定地にマークを付けてきた.来年の春に手を入れて秋に収穫といきたいものだ・・・・・・・.

 サァー、来週(11日)は、古巣の岩倉で作業だ!
 持続的に里山の活用を行なっていくためには、とりわけボランティア集団としては、楽しくなければならない.そんな意味から、600坪もある畑をみんなで活用しませんか!
春野菜を植えて次の春にてんぷらを楽しもうという提案があります.提案だけで終わりたくない.皆が主役です.自由な発想と主体的努力で楽しみませんか!もちろん、農薬や化学肥料はNOです.皆の収穫物で、月に1度くらいは、昼食を作ってはと考えています.きっと美味しいですよね.
 MY お茶を作ります.メンバーであるお茶のインストラクター、林屋さんの指導を受けてウーロン茶や紅茶も楽しみたい.茶の苗(100円/1本)は林屋さんに頼んであります.
 皆さん! 好き嫌いもあるでしょう.「何が良くて何がいけない」なんて無しです.議論も必要ですが、兎に角 実践しましょう!

 来週は、ピザ釜作りの準備をします.これから寒くなりますが、これで安心して暖を取れます.
昼食に豚汁を作り、残りでラーメンを作るそうです(材料費個人負担です).乞うご期待!!
 
 11日は、朝日新聞社の中村通子さんが、里山に集うシニアを取材に来られます.世間に我々の運動のよさを、大いに見せ付けましょう.「申し訳ねぇーが、俺は、シニアなんかじゃねぇーよ」という方は、是非お集まりください.

マツタケニュース
○古今書院刊 大杉ほか編著「森の生態史」(3500円)に、吉村文彦著 マツタケと森林管理―マツタケ山の盛衰―
○昭和堂刊 「エコソフィア 16号」 特集―きのこが結ぶネットワーク―菌根から見た世界(1500円)に、吉村文彦・津田 格著 里山保全とマツタケ増産の取り組み.上田耕司著 当世松茸事情 
☆11月12日(土) 京都大学総合博物館講演:午前10時30分から12時.吉村がマツタケの話を行ないます.ご参加ください.詳細は(http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/indexj.html)で
御覧ください.
☆11月26日には、京大北部祭典の行事として、マツタケのシンポジウムが企画されています(問合せは、大月氏か飯塚氏まで).

第20回作業要領
作業内容の予定は、マツタケ発生環境整備と来年に向けた畑の整備となります.
1)実施日    2005年11月11日(金)
2)集合時刻 午前10時30分(午後4時作業終了)
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町 京都バス停岩倉村松集会所前か現地アカマツ林
4)服装等 山で軽労働できる服装、運動靴、タオル、革手袋、ヘルメットなど
5)用意するもの 昼食、飲料水、交通費など.
6)アクセス 京都バス:岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から. 
阪急線烏丸四条駅(交差点西南角滋賀銀行前)から.出町柳(加茂大橋東詰北.
所要時間25分)から. 
叡山電鉄:出町柳駅-岩倉駅(12分)から北へ徒歩20分
7)雨天の場合  午前9時現在雨天の場合には、本日の作業を中止します.

11月19日(土):第21回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
11月25日(金):第22回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分

主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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第19回まつたけ十字軍運動ニュース-第40号- 

2005年11月02日 |  マツタケの林地栽培 
十字軍運動のメンバー星野君が、嵯峨嵐山調査地付近で、待望のマツタケを発見 星野さん撮影:彼は左の大きいものを採取
 
 随分と気温が下がってきました.昨日、園部の生産者の方から、それなりの量のマツタケが地上に頭を出したと連絡がありました.地温が12℃を下回ると、新たな子実体原基形成は無いと思われる.4日が、京都でマツタケの発生が見られる最後のチャンスになるかもしれません.今頃は、平均気温より平均地温が高くなっています.我々がマツタケを発見できないのは、先に誰かが見つけているのだろうか?それは分からない.
  
 今回は、来年以降に手入れすべきエリアの選定作業に取り組みます.11月11日には、1ヶ月ぶりに岩倉に戻ります.ピザ釜を作る予定にしています.

マツタケニュース
○ 古今書院刊 大杉ほか編著「森の生態史」(3500円)に、吉村文彦著 マツタケと森林管
理―マツタケ山の盛衰―
○ 昭和堂刊 「エコソフィア 16号」 特集―きのこが結ぶネットワーク―菌根から見た世界
(1500円)に、吉村文彦・津田 格著 里山保全とマツタケ増産の取り組み.
上田耕司著 当世松茸事情などが掲載. 

☆11月3日(祭)京北ふるさと祭り開催:午前9時30分~.京都駅からJRバス周山行き乗車、終点京北周山で下車、すぐ近くが会場.メンバーの井本さんがマツタケご飯などを出品.  

☆11月12日(土) 京都大学博物館講演(http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/indexj.html):午前10時30分から12時.吉村がマツタケの話を行ないます.ご参加ください.

☆11月26日には、京大北部祭の行事として、マツタケのシンポジウムが企画されています(問合せは、大月氏か飯塚氏まで).

第19回 作 業 予 定 日
1)実施日    2005年11月4日(金)
2)集合時刻 午後1時(午後4時作業終了)
3)集合場所 京都市右京区JR嵯峨嵐山駅前広場
4)服装等 山で軽労働できる服装、運動靴、タオル、手袋、など
5)用意するもの 飲料水、交通費など.
6)アクセス JR嵯峨嵐山駅12時55分着(京都駅12:38発、二条駅
12:42発、円町駅12:47発などから).
7)雨天の場合  午前11時現在雨天の場合や午後の降水確率50%以上の
場合、本日の作業を中止します.

指定車輌に分乗する関係で、先着20名までとします.
参加申込が必要で、連絡は3日までに吉村へ.参加費は無料
自分の車で参加したい方は、通行料1150円の個人負担となります.

11月11日(金):第20回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
11月19日(土):第21回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分
11月25日(金):第22回作業日京都バス岩倉村松集会所前集合10時30分

 この集まりは、里山(林)という生態系の保全運動です.最近、まつたけ増産のためにアカマツ林の手入れ法の指導を受けたいという問合せが多い.そのような方は、「ここまで来た!まつたけ栽培」《¥4500(株)トロント(☎03-3408-1521)販売》をお読みになり、NPO国際環境微生物応用研究機構(電話:06-7777-7778)にお問合せください.

主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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