まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1361 最低気温が下がりすぎではないだろうか! スウェーデン他のマツタケ写真

2018年10月29日 |  マツタケの林地栽培 

11月3日(土)は、第659回例会です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください.

スウェーデンのマツタケ.オウシュウアカマツ林に発生.平地林で水辺に出る.多くが北極圏に生活するため今年は凶作.1998年に再発見され、日本のマツタケと遺伝子が同じと分かった.

 地温が12℃を下回ると、新しいマツタケ子実体発生(地上に頭をだすこと)はほとんどないと考えられている.それは全国共通のことと思われる.関西地区より緯度の高いところ、関西でも標高の高いところは、例えば高野山近辺、もうマツタケシーズンは終わったと見られる.
 
 ラジオで、「マツタケは豊作なんですってね」という女性アナの声を聴いたがその根拠はいった何か?知りたいものだ.今年のマツタケ生産量が豊作といえるのは、直近の10年間で見ると、90tを越えた場合である(ブログ10月22日号に解説).
豊作年のマツタケの出方 岩手県山根の奥山で撮影豊作年には、このように1ヶ所に固まって出ることが多い.通常なら、選ばれた1個の原基がきのこに生長する.最初はこうで後でしょぼることもある.岩泉町
 

 昨年の生産量は18tである.3.5倍の生産量(64t)で平均生産量の誤差の範囲の上限となり、90t(昨年の5倍)を越えると豊作といえる.実感として、結果は来年7月の林野庁の発表待ちだが、各地とも出方が一様でなく出る山ありでない山もある状態である.我が香川山でも5つのシロの内発生を見ているシロは1つだけである.  

 気象が異常(生態系のレジームシフト)である.発生期前は雨も多く発生期にはさほどの残暑ぶり返しもなく期待したが(確かに岩手からその頃まつたけがまとまって出荷され、その上長野ものが重なった)、雨が見られない.岐阜県御嵩町の美土里隊松林はカラカラ、掘ってもカラカラ.きのこっけは0であった.また、気温の低下、寒波の訪れが例年になく早いようだ.

 生産量の多寡は、暖かな地域の様子いかんである.中国地域の発生に掛かっている.岡山県は昨年の3倍予想だ(岡山県林試).そんなことで、全国生産量は昨年の2~3倍には至らないように思う!!!

 その原因は、単年度で見ると気象条件の不適だが、長期的にはマツタケが生活する林齢は30-70年くらいのため現存のアカマツ林は老齢化しマツタケに不向きとなってきていることそれに加えて手入れ不足でアカマツ林がメタボ林化しているためである.

アカエゾマツ林のマツタケ.北海道は不作年であった.

 

【お知らせ】

講演会

1)滋賀県林研グループ連絡協議会 高島支部主催 
    アカマツ林の若返り、重機による地掻実施
  【日時】11月9日(金)13:00~17:00
  【場所】高島市朽木柏341-3 グリーンパーク想い出の森
      研修後懇親会(会費:宿泊込みで10000円)

2)長野県筑北村社会福祉協議会主催 山福農林会共催  筑北村・長野大学後援
  【講演】人とアカマツ林とマツタケ-マツタケは林地栽培できる-
  【日時】11月17日(土)13:00~16:30(開場12:30)
  【場所】長野県筑北村本城農村環境改善センター多目的ホール
      筑北村西条4195(筑北村役場となり)
  
  【現地研修】
  【日時】11月18日(土) 10:00~12:00
  【場所】筑北村学有林

放送
3)ならドットFM パソコン・スマホで聴ける
 【日時】11月8日(木)午後7:00-7:30
     今年のマツタケなどにまつわる話

きのこ観察会
4)京都御苑きのこ観察会
【日時】11月25日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

659 11月03日(土) 吉村
660 11月09日(金) 三輪
661 11月17日(土) 宮崎
662 11月23日(金) 池内    松本
663 12月01日(土) 吉村
664 12月07日(金) 内田
665 12月15日(土) 三輪    松浦
666 12月21日(金) 宮崎        忘年会
667 01月11日(金) 吉村
668 01月19日(土) 池内
669 01月25日(金) 内田    川崎
670 02月02日(土) 三輪
671 02月08日(金) 宮崎
672 02月16日(土) 池内
673 02月22日(金) 内田    松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 三輪
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田    松浦


 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1360

2018年10月26日 |  マツタケの林地栽培 

第658回(10月26日(金))活動報告

さわやかな活動日よりでした。
本日も台風被害の修復作業が中心となりました。山作業には川本班、桑野班が出かけました。

本日の参加者は、橋本、前田、周田、松浦、川崎、斎藤、大島、川本、内田、西村、村岸、三品、有山、吉川、宮崎、
尾林、阿閉(仁)、阿閉(眞)、山田、ホリイ、北村、藤井、三輪、松本、まりこ、の25名のみなさんでした。
(お断り:参加者名簿をコピーし忘れました。写真と記憶を頼りに参加者を記載しています。申し訳ありませんが、もし誤りがありましたら宮崎までご連絡願います)

<香川山ベースキャンプの復旧作業>
薪置き場の修復。
朝は柱建てが進められていました。

お昼に澤田山から帰ってくると柱は完成し、梁と垂木架けに入っていました。

あの壊滅的な被害から想像するよりは、思いのほか早く進みそうです。

枯損松の伐倒(連続写真)。

本日の昼食は、正真正銘、香川山産!のまったけご飯。

調理、昼食風景。


調理前に”香り”、ありがたく頂きました。陶酔してます。

3時のおやつ。

畑の世話。

草刈り。

名人の薪割り。
軸がぶれず真っ二つ。剣道の”面”のよう。

<澤田山 川本班>
上部の伐採継続中。

下の方は少し、実生マツが増えてきました。

<桑野班>
補整作業。

途中の山道の両脇では大分木が伸びてきて、以前ほど踏み跡など人の気配があまり感じられません。
以前はハイキングコースとして時々行き交うハイカーもいたのですが、最近はあまり見かけません。整備したことで逆に「入ってはいけない」と誤解されているのでしょうか?

虫に食われ粉を噴くソヨゴ。ナラ枯れの次は「ソヨゴ枯れ」?

中広班は入山していませんでしたが、シイタケ園は豊作そう。このまま放置はもったいないなあ。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1359  京都岩倉 香川山のマツタケは? 地温は順調、雨がない! 

2018年10月22日 |  マツタケの林地栽培 

10月26日(金)は、第658回例会です.本日の特別昼食は内田 正明さんが頑張ります.楽しみです.また、香川山の16日発生マツタケは十二分に胞子を飛ばしたので、参加者の皆さんで食べることとします.アトジ(マ)さんに抜き取りと調理をお願いしています.指示に従ってください、京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

写真 1. 北海道アカエゾマツ林に発生するマツタケ 開傘寸前の美しいフォルム.

 我々の活動地・香川山のマツタケは、20日現在、シロナンバー1のみの発生である.写真を見る限り4本の発生になっている.地温は、10月11日までは、子実体原基形成刺激温度19℃を下がったり上がったりしており、どの程度の原基が子実体にまであるいはどの程度の成長障害が発生しているか実態は読めない.しかし、10月11日21時以降、19℃を上回ることなく、地温因子に於いては極めて順調である.成長に適した降水があればもっと発生が期待できる.

 ところで、いろんな方々に、「今年は豊作なんだって」と話しかけられる.「本当かいな」と思う.全国の生産量を直近の10年(2008-2017)の平均値の誤差をみると52.51±11.80tとなっている.最低値は40.71t、最大値は64.31t.この間にあれば平年作.
 平均値±標準偏差は15.2tから89.8tでその範囲に約68%が含まれるので、上側半分(16%)に入ると豊作とするならば90tを越える必要がある.

 さて、今年は異常に台風上陸が多く降水量も豊富で幸先の良い感じを受けた.しかし、台風後の温度上昇と発生期の高温障害があり北海道は不作から凶作、岩手も平年作止まり、長野県は結果は不明だが発生の終わりを迎えていて豊作型と聞いている.発生の様子が変で今までと違うと取り手の皆さんは言っている.西日本は目下発生中だが、状況は不明.岡山は昨年の倍を予測している.

 昨年の全国生産量は18tなので平年作の最低レベルである.その5倍の発生量を上回ると豊作となる計算です.昨年の3倍になっても豊作とはならないでしょうね.各地の読者の皆さんにどんな状況であるかメールを頂ければ幸いです.

 

【お知らせ】

講演会

1)岐阜県御嵩町主催 マツタケ山づくりと講演会
  【講演】こけ山と森林整備・まつたけ山の育て方
  【日時】10月26日(金)9時30分~12時
  【場所】御嵩町役場
  【現場指導】岐阜森林文化アカデミー 指導 津田 格氏 吉村 文彦
  【日時】10月26日 13時~15時
  【場所】水土里隊拠点付近
      ①現在マツタケが生えている場所や、過去マツタケのために森林整備済の箇所で、マツタケの生える可能性を探る.
      ②マツタケ整備のための木の伐採方法、伐採の程度等  


2)滋賀県朽木林研主催 アカマツ林の若返りとマツタケの復活
  11月9日

3)長野県筑北村社会福祉協議会主催 山福農林会共催  筑北村・長野大学後援
  【講演】人とアカマツ林とマツタケ-マツタケは林地栽培できる-
  【日時】11月17日(土)13:00~16:30(開場12:30)
  【場所】長野県筑北村本城農村環境改善センター多目的ホール
      筑北村西条4195(筑北村役場となり)
  
  【現地研修】
  【日時】11月18日(土) 10:00~12:00
  【場所】筑北村学有林

放送
4)ならドットFM パソコン・スマホで聴ける
 【日時】11月8日(木)午後7:00-7:30
     今年のマツタケなどにまつわる話


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

658 10月26日(金) 宮崎 内田
659 11月03日(土) 吉村
660 11月09日(金) 三輪
661 11月17日(土) 宮崎
662 11月23日(金) 池内 松本
663 12月01日(土) 吉村
664 12月07日(金) 内田
665 12月15日(土) 三輪 松浦
666 12月21日(金) 宮崎 忘年会
667 01月11日(金) 吉村
668 01月19日(土) 池内
669 01月25日(金) 内田 川崎
670 02月02日(土) 三輪
671 02月08日(金) 宮崎
672 02月16日(土) 池内
673 02月22日(金) 内田 松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 三輪
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田 松浦


 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1358 活動報告 マツタケは1本増えていた!計4本の発生です.

2018年10月20日 |  マツタケの林地栽培 

本日、10月20日 657回の活動報告を致します.朝10時くらいまで、雨が降っていました.昨日の気象庁の予報では朝から快晴だったのにと恨み節も言いたいといった感じでした.でも昼からはアウトドア日和で救われました.
 本日の参加者は23名.お名前は、名簿記載順に前田、中野、北村、周田、小長谷、有山、川本、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、ヤマダ、尾林、太田、藤井(貞)、三品、川崎、三輪、内田、松本、ホリイ、クワノ、吉村、猫田、アメリカ ハバフォード大学卒業したてのOwen Janson さんでした.

 明日は、京都御苑きのこ観察会です(下記お知らせ).素晴らしい天気らしい.皆さん! 是非参加されてはいかがでしょうか!Owenさんも参加します.筆者は欠席です.

マツタケフィールド調査であちこち出かけては戻っての生活が続き少しへばっています.16日に発生したマツタケは、大きくなっています.新しく1本発生がありました.参加者の皆さんの活動の様子とあわせてご覧下さい.解説なしです.

これは2本かな.すると1本増えている.

Owen Jansonさんです.

 

【お知らせ】

きのこ観察会
京都御苑きのこ観察会
【日時】10月21日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.


講演会

1)岐阜県御嵩町主催 マツタケ山づくりと講演会
  【講演】こけ山と森林整備・まつたけ山の育て方
  【日時】10月26日(金)9時30分~12時
  【場所】御嵩町役場
  【現場指導】岐阜森林文化アカデミー 指導 津田 格氏 吉村 文彦
  【日時】10月26日 13時~15時
  【場所】水土里隊拠点付近
      ①現在マツタケが生えている場所や、過去マツタケのために森林整備済の箇所で、マツタケの生える可能性を探る.
      ②マツタケ整備のための木の伐採方法、伐採の程度等  


2)滋賀県朽木林研主催 アカマツ林の若返りとマツタケの復活
  11月9日

3)長野県筑北村社会福祉協議会主催 山福農林会共催  筑北村・長野大学後援
  【講演】人とアカマツ林とマツタケ-マツタケは林地栽培できる-
  【日時】11月17日(土)13:00~16:30(開場12:30)
  【場所】筑北村本城農村環境改善センター多目的ホール
      長野県筑北村西条4195(筑北村役場となり)
  
  【現地研修】
  【日時】11月18日(土) 10:00~12:00
  【場所】筑北村学有林

放送
4)ならドットFM パソコン・スマホで聴ける
 【日時】11月8日(木)午後7:00-7:30
     今年のマツタケなどにまつわる話し  


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

658 10月26日(金) 宮崎 内田
659 11月03日(土) 吉村
660 11月09日(金) 三輪
661 11月17日(土) 宮崎
662 11月23日(金) 池内 松本
663 12月01日(土) 吉村
664 12月07日(金) 内田
665 12月15日(土) 三輪 松浦
666 12月21日(金) 宮崎 忘年会
667 01月11日(金) 吉村
668 01月19日(土) 池内
669 01月25日(金) 内田 川崎
670 02月02日(土) 三輪
671 02月08日(金) 宮崎
672 02月16日(土) 池内
673 02月22日(金) 内田 松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 三輪
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田 松浦


 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1357  京都岩倉 香川山3本発生 発生を根底的に理解することは難しい!

2018年10月15日 |  マツタケの林地栽培 

10月20日(土)は、第657回例会です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、吉村 文彦です.当日夜、是非ご覧ください.岩倉 16日、香川山に発生した京まつたけ 計3本の発生(宮崎 昭さん撮影)

収穫されたマツタケ.場所は非公開!テレ朝の取材

 マツタケの発生量は、春先のマツタケ菌糸とアカマツ細根からなる菌根の伸びによって基本的には決まる.それを左右するのは発生期の気象である.
 手入れされてない林は、腐植層の堆積でシロが弱ってくるし、手を入れていてもアカマツ加齢による細根量の減少で生産量は落ちてくる.しかし、今年の発生は、ここに至って手入れを云々しても意味がなく、雨と温度の影響で決まる.
 
 今年は、どちらかというと、雨は充分に近い位にあったと思える.すると残る因子は気温(地温)である.図1は、香川山の地温の推移である.縦軸は温度(1目盛2℃)、横軸は日時(1目盛3時間)、図中に2本の横線がある.上の実線は子実体原基形成刺激温度19℃ライン、下のそれは発生もここまでと言う12℃ラインである.

図 1.岩倉香川山の地温(9月25日~10月5日). 上の横線が19℃ライン.これを下回ると原基刺激となる.再び地温が上がるといろんな障害が起こる.

 9月26日3時に19℃を切り26日8時には19℃を上回った(図1を見てマツタケの発生を読んで下さい).このケースは刺激の解除にあたる.原基形成後、地温19℃を上回ることは原基形成刺激が「解除」と子実体の成長に「障害」が出ると2つあると考えている.極めて大雑把にその日のうちの19℃を越えると刺激の解除と言っている.原基が子実体に分化する所要時間は不明であるため、刺激時刻の何時間後に地温が19℃を上回ると子実体成長障害と言うのかも本当のところは分かっていない.

 限られたシロ観察で、刺激後翌日以降の19℃越えは、きのこの生長に障害が出ると考えている.少なくとも、9月29日4時ー9月30日10時(30時間)と10月4日1時ー5日10時(33時間)の低温刺激で初めに形成された原基は、刺激の始まり後、30時間と33時間後の地温上昇にさらされている.これらは子実体成長の高温障害となったと考えている.これらは、発生量の大幅低下を招くだろう.刺激反応の異なる原基は、順次このような危険にさらされる.

 ところが救いとは変だが、シロ形成に関与した胞子群は遺伝的に大変多様性が高く、シロはクローンでなく複数のジェネットからできている.刺激の感受性-反応も色々あり、シロ表面の反応は極めて多様性に富み、複雑な解釈を必要とする.
 他の要因だが、僕の経験では、地温そのものも隣同士のポイントでかなり異なることも多々ある.こんなことも加味してマツタケの発生を考える必要がある.こんな時に、マツタケやアカマツ(林)の生理生態を年に一度は考えてみていただきたい.
 
 さて、香川山の発生を山の神に願いつつ、ドキドキしながら待つとしよう! 

 10月16日 シロNo.1に3本の発生を確認したと連絡がありました.2016年、京マツタけ復活第1号発生日は10月22日でした.昨年は大物1本でしたが、10月27日でした.9月の初め頃、低温にさらされたシロ表面にできた原基が、成長したものらしい.まだ形を見ていないのでこのくらいしかわかりません.

【お知らせ】

講演会

1)岐阜県御嵩町主催 マツタケ山づくりと講演会
  【講演】こけ山と森林整備・まつたけ山の育て方
  【日時】10月26日(金)9時30分~12時
  【場所】御嵩町役場
  【現場指導】岐阜森林文化アカデミー 指導 津田 格氏 吉村 文彦
  【日時】10月26日 13時~15時
  【場所】水土里隊拠点付近
      ①現在マツタケが生えている場所や、過去マツタケのために森林整備済の箇所で、マツタケの生える可能性を探る.
      ②マツタケ整備のための木の伐採方法、伐採の程度等  


2)滋賀県朽木林研主催 アカマツ林の若返りとマツタケの復活
  11月9日

3)長野県筑北村社会福祉協議会主催 山福農林会共催  筑北村・長野大学後援
  【講演】人とアカマツ林とマツタケ-マツタケは林地栽培できる-
  【日時】11月17日(土)13:00~16:30(開場12:30)
  【場所】筑北村本城農村環境改善センター多目的ホール
      筑北村西条4195(筑北村役場となり)
  
  【現地研修】
  【日時】11月18日(土) 10:00~12:00
  【場所】筑北村学有林

放送
4)ならドットFM パソコン・スマホで聴ける
 【日時】11月8日(木)午後7:00-7:30
     今年のマツタケなどにまつわる話し  

きのこ観察会
5)京都御苑きのこ観察会
【日時】10月21日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

 


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

657 10月20日(土) 吉村
658 10月26日(金) 宮崎   内田
659 11月03日(土) 吉村
660 11月09日(金) 三輪
661 11月17日(土) 宮崎
662 11月23日(金) 池内   松本
663 12月01日(土) 吉村
664 12月07日(金) 内田
665 12月15日(土) 三輪   松浦
666 12月21日(金) 宮崎        忘年会
667 01月11日(金) 吉村
668 01月19日(土) 池内
669 01月25日(金) 内田   川崎
670 02月02日(土) 三輪
671 02月08日(金) 宮崎
672 02月16日(土) 池内
673 02月22日(金) 内田   松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 三輪
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1356

2018年10月14日 |  マツタケの林地栽培 

岩田山試験林 第2回マツタケ発生調査の報告(2018年10月14日(日))

10月2日の第1回調査に続いて第2回調査に入りました。
参加者:吉村、三輪、川本(世話人)、大島、関、尾林、宮崎

発生確認:軸のみ1本(傘は鹿に食べられた?)、ごく微少なチチゴ1本。

標高の高い岩田山の発生はほぼ終了?

台風21号、24号による倒木、枝葉の散乱で山は荒れていました。

山の様子の動画(YouTube)

帰路、作業道の通行の妨げになっている倒木処理を行いました。

(宮崎 記)


 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1355

2018年10月12日 |  マツタケの林地栽培 

10月12日(金)第656回例会記録

朝は20度を下回り長袖が必要と感じるようになった。秋の大気は透明というのだろうか、今日はとくに遠望が利いていたような気がする。玉城山からは男山を越して、枚方、大阪梅田・難波のビルの形が見える。

今日の参加者は、前田・吉川・橋本・アトジヒトミ・アトジマユミ・村岸・川本・周田・尾林・北村・三品・ホリイ・三輪・TAKE・中野・内田・有山・松本・まりこ・松浦さんの20名

午前中は、台風で倒れた薪の屋根復旧作業などBC周りでの活動が主となり、午後から少し山作業の入る一日となった。いよいよ岩倉でもまつたけの発生待ちというところなのだが、何故か山には遠慮気味の一日だった。

午前中;

薪の屋根の復旧作業。もとの柱や屋根材が判らなくなっていて、柱は揃えたものの天井の梁を据えるのには一苦労。

畑に降りる階段を吉川さんが栗の厚板で更新。4,5cmはありそうな新しい踏み段をひな壇に見立てて6名が記録撮影(約一名が緋鯉の滝登りに見立ててか紙面で参加)。

三品班香川山作業地ではじみちに地掻き。ここのフカフカを地掻き出来るのは当メンバーを措いてはおらぬか。

昼食;

台所風景。このメンバーはどこで台所仕事をしても怖くないだろうな。

じゃが芋・ミンチの具入りオムレツ、黒豆枝豆、千切りキャベツ、スグキの間引き菜御浸し、味噌汁、ごはん

午後;

BCでは屋根復旧作業、薪積みなおし、畑など。松を一本処理した。残念。

澤田山では、桑野班・三品班で各一人作業、ヤマガラの里D地区で数年置いた地掻き堆肥の搬出(BCへ搬入)など。

玉城山では、まあ山の巡視をして士気高揚を図ったというところですな。(最初の写真)

みやざき爺はお孫さんが発熱でお休みのためブログ当番を交代しました。あるじ不在の工房にはハロウィーンのカボチャお化けとフクロウとイノシシ?が残されておりました。いやいや同類も多いです。疲れの出ませんように。  咳の子のなぞなぞあそびきりもなや/中村汀女

3時過ぎに畑作業に残っているのを見ながら散会。

では皆様来週20日(土曜)にはまた香川山でお会いしましょう。お元気で!   (内田記)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1354  マツタケ生産量は、どう決まるか? 生態系のレジームシフトに注目!

2018年10月08日 |  マツタケの林地栽培 

10月12日(金)は、第656回例会です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

10月2日、和歌山県 上筒香にあるイワタ山まつたけ山復活させ隊試験林で撮影

大きさがまちまちであるが、その理由は又の機会にゆずるとして、一番でかいものの重さは216gであった.

 今、京都市場で見ることができるマツタケは、外国産としては、価格順に韓国、中国、カナダ、アメリカ.ブータンは市場に出ないがそろそろ終わりか、国産ものは高いものから京都、岩手、和歌山、広島、山口、長野となっている.福島県、奈良県、滋賀県、兵庫県、岡山県も発生があるようだ.

 アカマツ林の面積は、明治になってはげ山に治山治水工事が導入され、はげ山が草地からアカマツ林に遷移し1930年代に極大になった.その後、社会情勢を反映し減少に転じている.1960年代後半には、生息地減少に加えて、里山林資源の放棄によるマツタケの生息地の質的劣化が進行し一段とマツタケ生産量の減少スピードが加速されている.ちなみに1930年代の生産量は7582t、直近の10年間のそれは52.5t.実に0.7%に落ち込んでいる.

 マツタケとアカマツの菌根形成は、関西では、2月頃から始まり、盛夏のアカマツ細根の発根停止まで続く.しかし昨今の暖冬で林床下10cmの地温が5℃を上回ることが多く、両者は成長停止せず活動を続ける.休眠なしに成長を続けると植物といえどもストレスでおかしくなるらしい.この影響は計算せずに考えることとする.
 
 春から真夏にかけて大きくなったシロの生産量を、仮に100としよう.これにも昨年成長したシロの子実体の未発生部のシロが今年に加味されると考えないと理解に苦しむ発生を幾たびも観察している.しかし、これも、話を単純化するため捨象しよう.

 この秋の生産量は、気象条件(雨と温度)が最適であったら100となる.しかし、発生期に高温、少雨となると生産量が気象の状況に応じて70に50に0になる.これがマツタケ生産量となる.すなわち発生量は長期的にはアカマツ林(シロ)の状況で、今年の出来不出来は気象条件が決めている.

 最近、気象であれ、環境であれ、生息地であれ、生物多様性であれ、生態系固有の自己修復能を越えるドラスティックで不可逆的な不連続変化を受けるようになり、生態系のバランスを維持する仕組み(regime)が壊れ始め、レジームシフトといわれる現象(T.Kawasaki,1983)が起きている.マツタケも0.7%の発生減となっている.これをマツタケの警告と受け止めたい.


【お知らせ】

講演会
1)滋賀県林業研究グループ連絡協議会主催
【日時】10月12日(金)13時~17時
【場所】セミナー&カルチャーセンター 臨湖 「多目的ホール」 滋賀県長浜市港町4-9(℡:0749-65-2120)
【演題等】マツタケは林地栽培できる 13:20~14:20 吉村 文彦
       最近のマツタケの大幅発生量減は、マツタケ山手入れ不足による土壌の富栄養化と老齢林に気候変動が重なることが原因である.対策として強いシロづくりを考える.会員外参加大歓迎とのことです.

2)御嵩町主催 マツタケ山づくりと講演会
  10月25~26日

3)朽木林研主催 マツタケ山づくりと講演会
  11月9日

4)筑北村主催  マツタケ山づくりと講演会
  11月17~18日

きのこ観察会
5)京都御苑きのこ観察会
【日時】10月21日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

 


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

656 10月12日(金) 宮崎
657 10月20日(土) 吉村
658 10月26日(金) 内田   松浦
659 11月03日(土) 吉村 
660 11月09日(金) 三輪
661 11月17日(土) 宮崎
662 11月23日(金) 池内   松本
663 12月01日(土) 吉村 
664 12月07日(金) 内田
665 12月15日(土) 三輪   内田
666 12月21日(金) 宮崎        忘年会
667 01月11日(金) 吉村
668 01月19日(土) 池内
669 01月25日(金) 内田   川崎
670 02月02日(土) 三輪
671 02月08日(金) 宮崎
672 02月16日(土) 池内 
673 02月22日(金) 内田   松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 三輪
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦


 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1353 まつたけ山復活させ隊まつたけ祭・JIDF松茸山再生と岩倉焼ラボ 開催

2018年10月06日 |  マツタケの林地栽培 

平成30年10月6日(土)待ちに待ったまつたけ復活させ隊・JIDFマツタケ松茸山再生と岩倉焼ラボが

開催されました。

本日の参加者は次の通り

 吉村、猫田、中野、中野(子息)、三輪、尾林、藤井信、女坂、川崎、大嶌、周田、内田、TAKE

橋本、藤井貞、阿閉仁、阿閉眞、西村、大久保、小長谷、桑野、三品、有山、佐塚、小林、今北、

矢野、前田、まり子さんの計29名。

 この日一番の大物は271gもありました。

今日は台風25号が日本海を通過するため、朝から天候が不順でいつ雨が降り出すか

分からないのでまず座席の上にブルーシートを屋根代わりにセットすることから始めました。

内田さん提供のブルーシート2枚をつないで大きなシートを作成、座席の上にセットしました。

のちに我々が食事をして楽しんでいるとき、突然豪雨が襲って来たので大いに助かりました。

 

一方こちらでは、本日の献立作りに皆が手分けして励んでおります。

陶芸班が作った岩倉焼の器で本日は食事をします。

いよいよ本日のメーン食材である松茸が登場します。

 

陶芸班の橋本さんが丹精込めて作ったまつたけを焼く火鉢も出番を迎え、その準備のため炭を起こします。

 

本日の焼きまつたけは一人約100グラムで、あみだくじを作り、グループ分けをしました。

榎本君の遺作であるスダチも本日は参加します。

 鱧の吸い物もつきます。

秋の味覚まつたけを大いに食べまくりました。皆さん満足出来ましたか?

本日皆さんが差し入れ戴いたお酒の数々、矢野さんから豚骨料理の差し入れもありました。

 

途中豪雨の襲来もありましたが、シートのお陰で上手くしのぐことが出来、まつたけを堪能した

一日でした。

 文責 三輪

 

 

 


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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1352   盛大に まつたけ山復活させ隊まつたけ祭・JIDF松茸山再生と岩倉焼ラボ 開催

2018年10月01日 |  マツタケの林地栽培 

台風25号は、10月6日には、台湾と九州の間を通過、朝鮮半島上陸その後、日本海の真ん中を北東に進む予報です..まつたけ祭当日の天気予報は、22時頃から降水量1mm未満の小雨となっています.まつたけ祭中は雨はないとのご託宣です.いづれにしても、まつたけ祭は決行です.念のため袋とジッパーつき袋などをご用意下さると持ち帰りが楽だと思います.

マツタケはたっぷりあります.それに合う料理もある.秋刀魚寿司もあります.アルコールもあるでしょう! それらを盛る器もあります.室町時代の公家風に、雨でも秋を楽しみたく存じます.それに、世界で一つ(本人申告、自作という意味ではない)という豚足料理の差し入れがあります.

 10月6日(土)は、まつたけ祭です(下記お知らせをご覧下さい).会場は、京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス).市場もの(最高級は出回らない)では、長野もの100gで6400円.それより数段高い岩泉もの(一人当たり100g以上)を橋本作の特製七輪で焼いて、榎本さんが育てたスダチをかけて戴きましょう!その他ご飯、すき焼き、吸い物とマツタケが豊富です. 
 ブログ報告は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください. 

 まつたけ山復活させ隊の香川山(主要部分は1221㎡)に発生するマツタケ(写真 1)で、こんな祭ができたら良いなと思いつつ書いています.人が松林をつくり、その林を住まいとしてマツタケは生きている.言ってみれば、人とアカマツ林とマツタケは切っても切れない共生関係にある.

写真 1.2017年に出た大物マツタケです.170gでした.

 陶芸作品づくりには、アカマツの薪を必ず必要とした時代があり、陶芸の里は名高い松茸の産地でもある.まつたけ山復活させ隊にも陶芸班があり、近藤高広氏の指導の下、作品作りに励んでいる.日本文化デザインフォーラム(JIDF)に松茸山再生と岩倉焼ラボとして支援をいただき、今年も開催の運びと相成りました.幸い、高級ブランド岩泉まつたけを工藤 仁さん(090-4885-7428)から購入できる運びとなっています
 
 マツタケやご飯を盛る器(写真2-4).ここには写真がありませんが、それを焼く七輪は橋本さんの作品だし、まつたけの吸い物用の土瓶を苦労してつくった仲間もいます.スダチの木は榎本さんの遺品です.胸がキュンとします.ポスト民芸論を高く掲げる近藤高広先生の芸術論にはまだ遠く、少しでも良い民芸品をと制作にいそしむ仲間の作品とマツタケとのよい出会いをこの目で見たい.


 
 秋の食材として、鎌倉時代から超高級食材として位置づけられている松茸(徒然草)と旬の食材である秋刀魚の食べ比べ料理番組(日テレ)があったが、一度は松茸が、一度は秋刀魚に軍配が上がった.僕が出たときには秋刀魚が勝った.この祭とは関係なく、秋刀魚の棒寿司を、猫田さんにつくって戴いている(写真 5).これは1本500円で販売するつもりです.

写真 5.秋刀魚の棒寿司松茸酒

【お知らせ】

1)まつたけ山復活させ隊 松茸祭・JIDF里山再生と岩倉焼ラボ 開催
 山づくり反省, 松茸と陶芸作品の出会いを楽しむ!
日時:10月6日(土)午前10時00分~
場所:香川山BC
会費:4000円(当日、会計三輪さんにお支払いください).酒類は、いつものように出ませんので、差し入れを歓迎します.
松茸ご飯、松茸のすき焼き、松茸の焼き物、松茸の吸い物を岩倉焼の器と松茸酒(写真6)で賞味する.まつたけ料理と合うメニューを中野さんが吟味されます.
定員は、参加人数を見て人数に見合うまつたけを買い求めます.先着申し込み30名に限定(5名ほど余分に岩泉まつたけを発注済み).問い合わせは吉村 文彦(連絡先は下記主催者の項で)へ.

講演会
2)滋賀県林業研究グループ連絡協議会主催
【日時】10月12日(金)13時~17時
【場所】セミナー&カルチャーセンター 臨湖 「多目的ホール」 滋賀県長浜市港町4-9(℡:0749-65-2120)
【演題等】マツタケは林地栽培できる 13:20~14:20 吉村 文彦
       最近のマツタケの大幅発生量減は、マツタケ山手入れ不足による土壌の富栄養化と老齢林に気候変動が重なることが原因である.対策として強いシロづくりを考える.会員外参加大歓迎とのことです.
報道
3)岩手県岩泉町から生中継
番組名 :NHK総合「旬感☆ゴトーチ!」(全国放送)
放送日時:10月3日(水)12:20~12:43
番組HP:http://www4.nhk.or.jp/goto-chi/
「北上高地・森と水のハーモニー(仮)」と題して、龍泉洞の水や森林体験アクティビティ、そして旬の松茸グルメをご紹介する予定です。

 
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

655 10月06日(土) 三輪        JIDFラボ まつたけ祭
656 10月12日(金) 宮崎
657 10月20日(土) 吉村
658 10月26日(金) 内田   松浦
659 11月03日(土) 池内
660 11月09日(金) 三輪
661 11月17日(土) 宮崎
662 11月23日(金) 吉村   松本
663 12月01日(土) 池内
664 12月07日(金) 内田
665 12月15日(土) 三輪   内田
666 12月21日(金) 宮崎        忘年会
667 01月11日(金) 吉村
668 01月19日(土) 池内
669 01月25日(金) 内田   川崎
670 02月02日(土) 三輪
671 02月08日(金) 宮崎
672 02月16日(土) 吉村
673 02月22日(金) 内田   松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 三輪
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦


 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折はダメです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

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§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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