まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1249 

2017年09月30日 |  マツタケの林地栽培 

9月30日(土)605回 活動報告

まつたけ祭(兼JIDF松茸山再生と岩倉焼きラボ)

まつたけ祭りに供されたまつたけとすだち。ことしはもう岩泉の発生が終わっていて、さらに他の産地からも集めることが出来なかったので、先日の韓国慶州より持ち帰りのものが主役となった。すだちは香川山産で、まつたけ、すだちを岩倉焼の皿に盛っている。

参加は、三輪・川本・周田・ホリイ・大島・前田・阿閉夫妻・橋本・藤井(信)・内田・尾林・オバセ・吉村・芳岡・猫田・女坂・ヤマダ・西村・川崎・フジイ(サ)・TAKE・中野・大久保・チェ・カワチユキ・レオナ・アオ・セラ・クワノケイコ・田中・関・金子夫妻・近藤・崔の36名だった。

今回は会費が高いので慎重に勘定です。

午前中は各班ともに作業。

 

ヤマガラの里 この作業区の空は特に明るく、初秋の日差に木の実が輝いていました。

 

澤田山川本班 この斜面の補整作業は大変。のぼってゆくだけでもちからが要る。

澤田山桑野班 ひと夏の間に松の背丈がずいぶん高くなった。登り口にリュックがかけられているのに、何処で作業しているのかわからなかった。ん~

玉城山三輪班 山は午前中だけなので、今季一回目の発生調査!。横一列で上の林道まで詰めたが、結果は調査の練習に終った様子。

香川山三品班 昼の香りが漂ってくるまで作業可能という高効率作業区。そのためでしょうか、先月まで藪状態だったところが既に松林になっている。さすが地掻きの帝国・・・。冒頭写真のあけびは、藤井さんが藪の整理中に発見したそうだ!

まつたけ祭り

 

松茸を専用七輪(昨年、岩倉焼で用意したもの)で焼きまつたけに料っているところ。まつたけご飯、まつたけと鱧のお吸い物、すき焼き、畑のえだまめ、ずいきの煮たものが机を賑わせました。

レオナちゃんがベリーダンスを演じてくれました。最近の子供はほんとうに楽しそうに踊ってくれる。お父さんがスマホを使ってミュージックを聞かせていましたが二人でおどっているような。

午後はこのまま宴がつづき、スナックけいこをはじめ、あちこちで歓談後4時まえに解散。

恒例のJIDF記念の岩倉焼陶板記名は素焼きを用意するのが間に合わず、白化粧を施した粘土板に名前を釘でほりこむ仕儀とはなったが、年内には見栄えの良い記念署名が焼成できる予定。

では次回10月7日(土)にはまた香川山BCでお会いしましょう!さようなら         (内田記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1248     田んぼ苦戦記 2  池内 正憲著

2017年09月22日 |  マツタケの林地栽培 

9月22日(金)604回 活動報告です.新しいお知らせがあります.

 本日は、昼過ぎから予報通りの雨となりましたが、参加者は29名でした.記載順(敬称略)に前田、松本、橋本、中広、TAKE、大島、松浦、川崎、ホリイ、宮崎、ヤマダ、三品、村岸、北村、川本、斉藤、有山、内田、尾林、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、藤井(テイ)、松田(タ)、松田(ヨ)、大久保、中野、猫田、吉村、まりこ.

香川山でまつたけ発生整備作業を行う三品班 

 

干瓢を何かする猫田さん

畑の世話で忙しい有山さん

午前中の作業を終えて香川山にもどってきたみなさんの姿です.

 

24日から、仲間有志と韓国浦項市の松茸山調査に出かけるので、まずは、次回の特別イベントの紹介から始めます.ブログ報告は内田 正明さんです.

☆まつたけ祭(JIDF 松茸山再生と岩倉焼きラボを兼ねます)

【月日】2017年9月30日(土) 605回活動日 予約者のみの参加に限る.
【時間】午前10時〜午後4時 午前中は各班の予定作業を願い上げます.
【場所】まつたけ山復活させ隊活動拠点香川山  
【料理】まつたけご飯、焼きまつたけ、吸い物、鶏とまつたけのすき焼き.酒類はなし、持ち込み大歓迎.
【参加費】3500円(当日いただきます.マツタケのないときは1000円) 

【お知らせ】 
滋賀県長浜市野瀬のマツタケ山視察と地元との交流会 参加者募集(吉村まで)                 

【日時】10月29日(日)午前8時15分 地下鉄御陵駅 2番出口集合 参加者の車で移動
                     午前10時長浜市野瀬着 昼食後、交流会  18時頃 京都地下鉄御陵駅付近で解散 
【費用】ガソリン代を参加者数で割った金額(琵琶湖大橋経由で100km)          

【場所】滋賀県長浜市野瀬大吉寺付近 マツタケ発生林 


田んぼ苦戦記 2017年 -2-   池内 正憲

8月22日、今年も他の田の稲より20㎝は背が高く育っている

 穂がそろうと、間断潅水期に入る。水を入れていると土は柔らかいので、徐々に固くして、台風に耐えれるようにしておかないといけない。根に酸素を入れる役割もある。

 9月に入ると、落水期に入る。土を固めてコンバインが田に入れる環境を作るのだ。
落水が早いと、稲の品質が落ちるらしい。
 台風の時期なので、雨が続くと、稲の刈り取りができない。そこで、天候次第で、刈り取りが遅れるし、早く刈り取ると、青い穂が多くなる。
 刈り取りは、家族総出が多いが、最初に田をしたときは、2人+コンバインでの刈り取りを親戚にしてもらった。

 ここで、親戚のコンバインが古くて整備ができていなかったので、最初の刈り取りで機械が動かなくなった。ボロボロ米が田に落ちた。

 「終わった」と思ったが、妻が手で刈り取りだした。そこで2人で刈り取ったが埒がいかない。妻は、村に行って助けを求めたが誰も助けてくれなかった。夜になった。2人で、刈り取った稲を、親戚の柵に干していった。そうして結局、次の週にJA紹介の業者に電話して刈り取りと乾燥をお願いすることになった。その結果、最初の年は一部は自然乾燥で、一部は、1週間遅れて刈り取ることになった。

 どうして、村の人は誰も助けてくれなかったのか。今になったらわかる。この時、米の作付け、刈り取りは、村の人たちより1週間遅かった。なぜなら、親戚の苗は、安く買うため、時期遅れの苗を買っていたからである。
その結果、村の人は機械を掃除してしまっていた。機械の掃除には、刈り取り以上の時間とお金がかかる。自分で機械を使いだして、使用するより掃除と維持にどれだけ時間がかかるかわかってきた。

 刈り取り後も2人は、業者が刈り取った後の落ちた米を集めた。3週間にわたって落ちた米を集めた。
一粒一粒の落ちた米をそのままにしておけなかった。


 業者に刈り取ってもらい乾燥した米を、数日後車で受け取りに行った。米を積んだ車体の底が擦っていたが、2人は喜びにあふれていた。

 この米を炊いて食べたとき、信じられなかった。
おいしかった。すごくおいしかった。


 2年目には乾燥を頼んだ業者に、収穫したコメを入れ替えられたのか米屋で聞くと古米といわれる米を渡されて、愕然とした。
JAは、保管米をこんな形で処理するのかと思った、信じられなかった。その米はJA納入分を残して、廃棄した。

 その後、別の業者に2年間刈り取り乾燥を依頼した。そしてその次の年、村の親戚に依頼。
これらの乾燥依頼は、どこも乾燥を半日で行うために高温乾燥する。同時に他の米と混ざる可能性もある。
その点で自分で米の乾燥をしたかった。

 最初の年に食べたコメの味を忘れられないので、結局自分ですべての設備をそろえることになった。
設備をそろえ、米の作付けを1反から4反まで増やしていった。

 土つくり、土手修理、最初は、鍬とスコップ、鎌で行っていた作業も、草刈り機、トラクター、コンバインなどに変わった。

 設備をそろえて事件が起こる。一昨年は、コンバインが泥にうずまり動かなくなった。そうして、指を鎌で切ってしまった。骨までいったが何とか引っ付いてくれた。
 コンバインの爪をコンクリートに当てて曲げてしまったり、刈り取りスピードが速すぎて、機構が故障したり、夜遅くまで作業をして、なんとかこなした。

 刈り取りが終わると乾燥。
 米が生きたままの状態で乾燥するためには、時間がかかる。自分で乾燥機を使った最初の年は、2日がかりの収穫となり、雨の降った後の濡れた米と、晴れたときの日の米を同時に乾燥することになった。この時には乾燥時間の休息時間をあまりとらず、水分量にばらつきが出てしまった。そこで、昨年は2段階乾燥の休息時間を十分とって水分量を一定にした。


今年もまた、稲の穂は垂れてきている。 ....思っていること。

無農薬での栽培。毎年同じ田で米を作っていると、稲以外の雑草は田の中で少なくなる。
田の水平化が進み、苗の段階での水の外に出る土地が減るし、稲が優勢種となって他の雑草を排除しているみたいである。
また、稲は品種改良によってかなり虫の嫌がるものになっているみたい。
虫は雑草につく、そこから稲に入るので、雑草を家とすれば、虫の家をなくせば無農薬も可能か。
が、無農薬の認定には数年間の無農薬期間がいる。
 そのようなことで、一度田を止めて休耕田にすると、途端に雑草がはびこることになり、休耕田後のおいしいお米は雑草まみれで...。
 また、稲栽培を続けた田は、虫も食べないものを作ることになるとも思う。
無農薬栽培も検討し、農薬を使用していない米も食べたが、まずい。
とりあえず、JAの作り方に沿って田植え期と花が咲く時期2度の防除をしている。

 定期的に休耕田にしている。土地の地力を回復すると、やはり米はおいしい。ただし、草取りは大変な労力。
田植え前に、土つくり用の土壌改良材をすきこみ、田植え時に肥料を一緒に植える。
昔は、田植え前に肥料をまいていたが、今は、田植えと同時に稲のすぐそばに肥料を植える。
稲は育つとともに根は肥料に行き当たるようになっている。
 今年は、きぬむすめと、キヌヒカリの一部の土地にレンゲを植えて土つくりをしてみている。
どのような結果になるかたのしみである。

 一部の農地では、コンクリートが引いてある路肩部分がある。コンクリートは古いので、水が漏れる。
そこで、目地用のシールを挿入するが、毎年してもその隙間からまた漏れてる箇所がある。
そこを土で、抑え込んで止める。
中には、コンクリートの下から土が落ちて抜けている場所まである。
昨年は、底まで掘ってコンクリートをひいた。これは成功した。今年は、なんとかもってくれている。
昨年は、穴の開いた場所を避けて、土壁を作って防いだが、農地の下の田に水がダダ洩れで、困ると文句を言われた(続く)。

 


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
故榎本 輝彦君の奥さん レイ子さんから、一緒に行っていたはずだという韓国ツアー代をカンパ頂きました.合掌!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1247  丹波篠山にマツタケ発生 100万円/Kg 8日早い

2017年09月18日 |  マツタケの林地栽培 

                                  読売新聞9月15日

 9月22日(金)は、604回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください.
 前回は、台風18号の先触れで、秋雨前線が刺激され雨の活動日であった.松浦シェフをはじめ、中野さん、藤井さん他応援の皆さん!昼食づくりありがとうございました(前号宮崎報告をご覧下さい).

「逝きし世の面影」さんのブログで面白く秀逸作品を見つけました(写真1).うまい!

写真1 ネイティブ アメリカン 笑えますね!

 マツタケは、一昔前なら10月の第1週に店頭に並ぶと聞いていました.香川山では昨年10月22日でした.温暖化で発生が遅れていますが、ブログ(9月11日号)にも書いた様に京都岩倉香川山にも秋の気配は濃厚です.

 今年の発生は早まるかも知れません.と思っていたら、15日に丹波篠山でほんの少しだが出ました.昨年より8日早いとのことです.kg換算100万円で地元の料理屋に引き取られたと読売新聞が報じています(冒頭写真).今、マツタケが発生している地域で、台風一過の南風の影響を受けやすい山は、気温上昇に気を病みます.2日続いて暖かくなると高温障害が出ます.
 それはさておき、そのマツタケは篠山の料亭で土瓶蒸しになる予定です.いったいくらになるのか?誰か教えてください!

 僕たちの仲間、池内 正憲さんは、仕事持ちで東大阪に住んでいる.和歌山県岩出市にある水田に通い、米作りをしている.農業などこれぽっちもやったことがない男が夫婦で遠いところまで遠征し米作り作戦を展開している.
 やっといい米ができた.悲喜こもごもの思いを「田んぼ苦戦記 2017年」と題して送ってきました.長文なので何回かに分けて転載します.お読みください. 

田んぼ苦戦記 2017年 -1-   池内 正憲

今年も他の田の稲より20㎝は背が高く育っている(8月22日)

 農業を始めた最初の年、草刈りをしていた一反の土地を水につけておけばいいと考えていたけれど、妻が今年から田んぼをするといったので、田植えをすることになった。もう7年前のことになる。

 しかし田植えをしていなかった田は、土地がデコボコで、水平ではない。土をスコップで運んで、鍬で木のようになった根っこを引き抜き、暗くなるまで、整地をしたがそれでも水平にはできなかった。
 水の供給は、用水路から引くため、水を取水するための木を切って、用水止めを作った。しかしその場合も用水を必要とする下流の人が外していくことがあり、ずっと用水止め設置していると文句がきた。
 自治会に入り、村の親戚にアドバイスをもらったが、水路の水を他の田作業を請けおっている業者が勝手に取水するので、取水には監視が必要だった。
 そうして、隣家の親戚にお願いして、苗を買って田植え機で田植えをしてもらった。
水につからない場所もあるデコボコの田は、水を入れると顔の出ない苗があったりするので田植え後、苗を手で移しながら、育つ位置に植えなおした。残さず買った苗は、機械植ができない場所に植えた。

 田植え後も高い土地は低い土地に土を移したが、それでもたくさんの草が生えてきた。
 JAの稲作の作業予定に沿って、防除を行っていたが、除草剤は最初から使わなかった。
除草剤は、作業を楽にするだけで稲にとっていいはずがないと思っていたからである。
そのため、田植え後は毎週、草取りと、路肩の整備を行った。
 手で根っこから草を抜いていく作業は妻が行い、広範囲に草が出るため、それらを鍬で取り除いていった。
しかし、妻には根から抜いていかないとダメだと言われたので、根から取ったがとても作業が間に合わなかった。
結果、すべての草を取り切れてはいない。

 路肩の整備は、土手から水が抜けるので、毎週修理が必要になる。モグラが草の根を食べながら、路肩をほるため、いたるところで水が抜け、田んぼの水が毎週干上がっていた。
そこで、モグラの穴をふさぎ、土を固めることになる。スコップで路肩沿いに掘り進んで、穴をつぶしていく。
2年目には、路肩用のプラスチック塀を設置したが、かえってその隙間から漏れてしまうことが多く、結局スコップで探って修理することが確実であった。
 路肩の草は除草剤でという話があり、路肩を草刈り後燃やしたが、近所の人に路肩を燃やしたり除草すると、路肩が崩れるからしないようにとの指摘を受けた。草の根で路肩の強度が持っている一面があり、簡単にはいかない。

 6月初めに植えた稲の苗は、この辺では大量のタニシが発生して食われる。苗が膝まで大きくなればタニシも食えないが、水につかっている苗の状態では苗がなくなってしまうこともある。この時期は、タニシつぶしをする。JAでは、タニシが大量発生したときには眠らせる薬を推薦している。殺す薬や、油粕を履いて、海面に幕を張らせて殺してしまうことをする人もいるが、そんなことをすれば有用な生き物がなくなってしまうので、それはしない。むしろ、この時期を超すと、タニシは草を食べてくれるのである。

 実は、水を田に入れるとたくさんの生き物がそこに集う。
田んぼウナギや、小さな魚も、ゴカイやカブトエビ、貝、一斉に出てくる。オタマジャクシもたくさん泳いでいる。

 7月になると、田の水を抜いて中干をする。台風が来る前に陸稲にして根を張らせるのである。その時期には、稲は分げつ期となり、苗が増えて大きくなる。根に酸素を供給して、元気にしておかないといけない。
この時期は、水を干すので、草が出る時期でもある。草を生えないようにしないと、草は虫にとっておいしいので、虫が依る。虫が増えると、稲の病気や、卵を産まれてしまう。
そこで、路肩の草刈り、田んぼの草を取るのは、この時期にしておかないといけない。

 8月は、防除の時期になる、稲が大きくなり、花を咲かせるからである。花を咲かせる前に、防除を行う。当時は、防除用の動力噴霧器がないため、背中に10数キロ背負う手動式の噴霧器で、田んぼの中を歩いた。一反で、400lくらいまくので、10数キロの背負いでは、数十回用水路の水を汲んで噴霧することになる。現在は動力噴霧器なので、だいぶ楽になった。
 防除は最近2種類の方法がある。薬を展着液と混ぜて噴霧する方法と、農地の水田に薬剤を直接撒いて稲の根から吸収させる方法である。
 最近は、作業が楽なので、根から吸収する方法をとる人が増えた。(年齢で労働に耐えられないか、家族が協力してくれない人が増えたのかも。)
 根から吸収させる方法は、稲自体に薬剤を入れることになるので抵抗感がある。
噴霧する方法は、展着液と一緒に撒くが外側なので、少しましと思う。
 しかも、吸収式は、その時期に水を入れ替えることができない、ということは、暑い時期に水が高温になって、稲自体の品質低下を招く。
 この防除は、いもち病やウンカ、紋枯れ病の防除。

 一回目の防除が終わるころ、稲の花が咲きだす。この時期には、田に入るのは厳禁。花が落ちてしまうからである。路肩の除草をしながら、満々と水をいれる。できるなら流し入れをしたい。みんなが水を必要とする時期である。

 花が咲き終わったころ、穂が垂れだす。米ができてくる時期になるのである。乳白色のまだ固くない稲の穂を鳥や虫が食べに来る。だから、この時期には、案山子やテープを張ったりする人もいる。
ここでも路肩の草は厳禁だが、手が回らないので、草をとりのこしてしまう。ほっとくと3mくらいに草は伸びてくる。

 花が咲き終わると2回目の防除を行う。1回目と異なる薬剤を、背負って手動背負い噴霧器で撒く。この時期は気温は34℃くらい、雨具を着てマスクをして、噴霧するので、雨具の中は、汗で水びたし、汗が目の中に入ってくる。
 ちなみに動力噴霧器でも、田に入って噴霧する。違いは、大量の噴霧ができ、時間が短くてもできる点。ただし、一人ではできないので、通常家族総出でおこなっている。噴霧器の操作の係、ホースの中継に数人。噴霧係と、多分3人以上いる。今のところ、2人でこれをしているので、ホースで稲を痛めつけてるかも。
 2回目は、蛾やウンカ、カメムシのための防除。路肩や、草むらがあると大量にウンカが発生している(続く)。

【お知らせ】
☆まつたけ祭
【月日】2017年9月30日(土) 605回活動日 要予約
【時間】午前10時〜午後4時 午前中は各班の予定作業を願い上げます.
【場所】まつたけ山復活させ隊活動拠点香川山  
【料理】まつたけご飯、焼きまつたけ、吸い物、他特別料理.酒類はなし、持ち込み大歓迎.
【参加費】3500円(当日いただきます.マツタケ凶作時は変動)
【定員】 35名
 岩泉マツタケを使用予定ですが、初発生が8月初めであったことを勘案すると、当日はもう発生が終わっているかも知れません.その節には、まつたけ購入代を引いた価格を参加費と致します(会費は1000円くらいかな).

1.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   参加者の人数に合わせてまつたけを購入しようと考えています.あらかじめ参加希望者数の把握のため予約を取っています.ご協力のほど願います.
    
   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味   参加費:3500円 定員35名 
                    これには、美酒が合いますね.酒代は含まれていません.美酒のご提供をお願いします.
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                参加費:昼食代500円
      参加申し込みは吉村( E-mail)まで

2.岩手県立大野高等学校収穫祭 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演(里山とマツタケ)とまつたけ狩りの打合せ、懇親会.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは大野高校(0194-77-2125)あるいは 吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

3.滋賀県荒神山 里山整備と勉強会 参加者募集
  場所:彦根市石寺公民館
  日時:11月19日(日)10時集合 直ちに作業に合流
     午前8時~11時30分 マツタケ山づくり作業
       12時~13時 昼食会
       13時30分~16時 勉強会(荒神山の活動報告、京まつたけ復活成功物語)
       16時から 懇親会
       参加希望は、猫田さん(090-8759-1204)までお願いします.

4.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日     報告担当者  男厨シェフ    特別企画      

604 09月22日(金) 吉村
605 09月30日(土) 内田                JIDFラボ14回 まつたけ祭
606 10月07日(土) 三輪                第2回毎木調査
607 10月13日(金) 宮崎                岐阜県 御嵩町 5名視察
608 10月21日(土) 吉村      松本
609 10月27日(金) 内田
610 11月04日(土) 池内
611 11月10日(金) 三輪
612 11月18日(土) 宮崎      内田         JIDFラボ15回
613 11月24日(金) 吉村
614 12月02日(土) 池内
615 12月08日(金) 内田
616 12月16日(土) 三輪      松浦
617 12月22日(金) 宮崎                忘年会

618 01月12日(金) 吉村                新年会
619 01月20日(土) 池内      松本
620 01月26日(金) 内田
621 02月03日(土) 三輪
622 02月09日(金) 宮崎
623 02月17日(土) 吉村      内田
624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 吉村
628 03月23日(金) 内田      松浦

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)

アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路が見えたら(後400m)、案内看板手前にある道路を左折、右折、左折そしてた左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1246

2017年09月16日 |  マツタケの林地栽培 


本日の香川山

 

第603回(9月16日(土))活動報告

 

 急カーブ台風18号が秋雨前線を刺激して雨。そのため本日の参加者はいつもより少なめ、橋本、宮崎、前田、松浦、中広、有山、尾林、三輪、藤井、松本、TAKE、ホリイ、中野、山田、内田、猫田、吉村の17名のみなさんでした。
 山の作業も今日はお休み。それぞれにベースキャンプ地での作業を行いました。

朝から雨。空には不気味な黒い雲。

傷みの進んでいたカマドが松本さん、チェさんたちの手で新調されていました。
耐火煉瓦はチェさんからのカンパ。ありがとうございました。

昼食準備中。本日の男厨シェフは松浦さん。

昼食を待つ間、談笑中。

雨で山へ入れない日こそ、道具のメンテナンスは大切な作業。ナタ・カマを研ぐ中広さん。

期待の若手、TAKEちゃんは倉庫の片づけ、大掃除、整理に大奮闘。奥に埋もれて眠っていた新品のクワ、カマ、ソーチェーン、ヤスリや熊手、トビなども発掘されてきました。
活動を引き継いでくれる次世代には、整理整頓されたきれいなベースキャンプを引き継ぎたいものです。

超ベテラン、最高齢クラスでもまだまだ元気な有さんは、草刈り、畑の手入れで常に体を動かしておられます。
備品の調達や管理をほぼ一手に引き受けてくださっていた榎本さん亡きあとは、バイオトイレの管理、ベースキャンプ周辺の清掃など地味で目立たず人がやりたがらない裏方作業も率先して引き受けてくださっています。

本日の昼食はちらし寿司。



 

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1245 山は秋めく.マツタケのホスト アカマツの様子など

2017年09月11日 |  マツタケの林地栽培 

9月16日(土)は、603回活動日です.当日は松浦 輝雄さんが、シェフを務めます.どのような料理が出るか楽しみです.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.  
 
☆9月30日にまつたけを岩倉焼きで堪能する会を催します(ブログお知らせ2).予め予約をお願いします.大変申しわけないことですが、当日は特別料理のため、予約外の方々に昼食の提供ができませんので、予約外参加の方々は弁当持参の上、マツタケ山づくり作業に取り組み下さるようにお願いします.
 また、現在国産マツタケとしては、岩手県が盛んに出ています.価格も高騰していて、京都市場価格で高値が147511円/Kg、中値で91035円です.参加者数の把握のミスはできません.参加希望の方で予約が未だの方は、ご予約のほどお忘れなく願い上げます.

 

目下、マツタケのシロは、栄養生長を終えて生殖生長期にあると推測される.地温(地表下10cm)が23℃もあって、子実体原基形成にはほど遠い.

 先週の、京マツタケのシロのあるアカマツ林の様子です(写真1).なかなかの美林です.


 今年から香川山西部のマツタケ山づくり作業を有山・三品班が取り組んでいます(写真2-3).地表の堆積物を茶畑に播くため、袋詰めにして運び出しています.


 

 低地の丘・香川山でも、もう秋がそこまで来ています.ここ山科 御陵にも虫のすだく音が盛んです.
 まずはアカマツの葉をご覧下さい.2年葉が黄色に変わって来ています(写真4).例年なら10月の終わりです.

 ナツアカネの姿も見えます(写真5).

ナツハゼの実も熟して黒くなっています(写真6).

ジョロウグモが仲良く向かい合って巣をつくっていました(写真7). 


【お知らせ】

 ☆9月12日(火)、午後9時~9時25分 NHKEテレ きょうの料理「きのこ鍋」のオープニングに仲間が(写真8)マツタケを取って喜ぶシーン(放映済み)が瞬間使われます.中国式きのこ鍋と違って和風の物だそうです.見ようと思っています.皆さんもご覧下さい. 

 写真8. Fさんの笑顔が素晴らしいシーンでした.

 ☆9月15日(金)夕方5時15分~ テレビ大阪 金曜報道スペシャルで京マツタケ発生が紹介されます. ご覧下さい.
 
 ☆まつたけ祭
【月日】2017年9月30日(土) 605回活動日 要予約
【時間】午前10時〜午後4時 午前中は各班の予定作業を願い上げます.
【場所】まつたけ山復活させ隊活動拠点香川山  
【料理】まつたけご飯、焼きまつたけ、吸い物、他特別料理.酒類はなし、持ち込み大歓迎.
【参加費】3500円(当日いただきます.マツタケ凶作時は変動)
【定員】 35名
 岩泉マツタケを使用予定ですが、初発生が8月初めであったことを勘案すると、当日はもう発生が終わっているかも知れません.その節には、まつたけ購入代を引いた価格を参加費と致します(会費は1500円くらいかな).

1.韓国慶州(キョンジュ)・浦項(ポハン) マツタケ山ツアー(マツタケを現地価格で購入可) ―慶州の歴史文化・自然/半自然に触れる―
     9月24日(日)-9月26日(火)2泊3日           
      参加費:自宅~関空移動費.関空-釜山空港往復の飛行機代(約2.1万円)と韓国内移動用バス代金(6000円)と食事代(朝2回、昼3回).          宿泊所:浦項市飛鶴山自然休養林バンガロー2泊、今回は無料.電気水道、水洗トイレ、風呂完備、冷暖房、調理設備;新しくて美麗. 
公式行事:24日(社)松保護市民連帯主催 歓迎晩餐会招待
           25日 浦項市山林組合主催   歓迎晩餐会招待
           25日 浦項市松茸山(白氏案内)視察
      集合場所:関西空港 JIN AIR航空券発券カウンター付近(ターミナル1 4階、 Gカウンター). 午前9時には集まりましょう!
           パスポート、搭乗券引換証(旅程表 Itineraryと記載)とお小遣いをお忘れなく!!
      
      定員に達したので参加者募集は締め切りました.問い合わせは猫田 哲三さんまで.

2.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   参加者の人数に合わせてまつたけを購入しようと考えています.あらかじめ参加希望者数の把握のため予約を取っています.ご協力のほど願います.
    
   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味   参加費:3500円 定員35名 
                    これには、美酒が合いますね.酒代は含まれていません.美酒のご提供をお願いします.
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                参加費:昼食代500円
      参加申し込みは吉村( E-mail)まで

3.岩手県立大野高等学校収穫祭 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演(里山とマツタケ)とまつたけ狩りの打合せ、懇親会.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは大野高校(0194-77-2125)あるいは 吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

4.滋賀県荒神山 里山整備と勉強会
  場所:彦根市石寺公民館
  日時:11月19日(日)10時集合 直ちに作業に合流
     午前8時~11時30分 マツタケ山づくり作業
       12時~13時 昼食会
       13時30分~16時 勉強会(荒神山の活動報告、京まつたけ復活成功物語)
       16時から 懇親会
       参加希望は、猫田さん(090-8759-1204)までお願いします.

5.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

 

【まつたけ山復活させ隊の活動指針】

 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.注:自由に主体的に活動できることは何をしても許されると言うことではありません. 
 
 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人などがいる.これらの作業実施・応援に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

 参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.


【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ   特別企画      

603 09月16日(土) 宮崎   松浦
604 09月22日(金) 吉村
605 09月30日(土) 内田          JIDFラボ14回 まつたけ祭
606 10月07日(土) 三輪
607 10月13日(金) 宮崎
608 10月21日(土) 吉村   松本
609 10月27日(金) 内田
610 11月04日(土) 池内
611 11月10日(金) 三輪
612 11月18日(土) 宮崎   内田 J    IDFラボ15回
613 11月24日(金) 吉村
614 12月02日(土) 池内
615 12月08日(金) 内田
616 12月16日(土) 三輪   松浦
617 12月22日(金) 宮崎          忘年会

618 01月12日(金) 吉村          新年会
619 01月20日(土) 池内   松本
620 01月26日(金) 内田
621 02月03日(土) 三輪
622 02月09日(金) 宮崎
623 02月17日(土) 吉村   内田
624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 吉村
628 03月23日(金) 内田   松浦

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路が見えたら(後400m)、案内看板手前にある道路を左折、右折、左折そしてた左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
  
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1244

2017年09月08日 |  マツタケの林地栽培 

第602回の例会活動の様子を報告します。

本日の参加者は25名で次の通り。

 橋本、有山、内田、前田、阿閉仁、阿閉眞、三輪、ホリイ、TAKE、大嶌、小林、三品、尾林、

宮崎、中広、松田タ、松田ヨ、大久保、川本、山田、松浦、吉村、猫田、まりこ、田中の方々。

香川山

  

茶畑の様子

 

葱畑

 

各班の活動状況

 有山、三品さんが香川山ベースキャンプの上の斜面を整備。

  

 

 

玉城山の三輪班

 大分整備が進み、明るくなってきました。

 

 

 

 玉城山の林道を少し上ってみました。この辺りは少し荒れていましたが、岩倉方面の視界がよく見えます。

 

 

香川山の畑に咲くケイトなど秋の花

 

唐辛子も真っ赤

柿も実をつけています。

 久しぶりに大久保さんが元気な顔を見せてくれました。

本日の献立、いつも賄い班のお陰で美味しい昼食が食べられますね。

 

 

桑野班の活動状況、峠の上の斜面は見事な松林となっています。

 

やまがら班の活動状況

大木をチェーンソーで伐採

直ちに解体作業、薪にします。

 

 孤軍奮闘中

 

川本班の活動状況

 急な斜面での活動は大変。

 

 三品班の活動現場 本日は誰もいません。

他の場所で活動中

中広班の活動現場、ここも誰もいませんでした。

 各班の作業現場を取材した後、玉城山に戻りました。

 午後3時になり、ベースキャンプに戻り、家路に着きました。

文責 三輪

  

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1243 アカエゾマツ林のマツタケ

2017年09月04日 |  マツタケの林地栽培 

 9月8日(金)は、602回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください. 

 「台風一過秋」とはどうもならないようです.そうですよね、例年なら“ひどい残暑ですね”と愚痴をまだまだ言っています.気象庁の予報では、気温に於いては平年以下は9月8日まで、その後平年より高い確率が50%である.この値は、平年以下になることが50%あるとも読めますね.雨は平年並みらしい.
 
 北海道、アカエゾマツ林のマツタケ発生(2017年8月13日発生確認.撮影は25日)

 マツタケの入荷量も、岩手物は、盛岡・京都市場で見る限りは、結構取れているようですが、長野や北海道はもう一つの感があります.岩倉香川山のマツタケは、地温も最低23.5℃を超えていて、捕らぬ狸の皮算用にもあたらないので申し上げません.7月までは雨が不足気味です.昨年9月の降水量は平年比263.1%でした.マツタケの生活は、また、その発生量は、アカマツ林(樹、地表、土壌、菌根、根圏微生物)と温度、水が規定要因だが、それらの因子が輻輳して反応するように見える.

 さて、先週は、藤井隊長と小宅(オヤケ)リーダー以下京大地球環境学舎の学生、院生と文学部2回生の皆さんが香川山で測樹をしました.アカマツに番号札を打ち、その位置をGPSで決め、高さと胸高直径を測りました(写真1-3).どのようなアカマツ林がマツタケ向きなのかその実体に迫れると面白いでしょう.次回の測定日にはよろしくとのことです.

写真1.番号札 No.631と読める

写真2.木のトップに竿が当たっているかを横から確認

写真3.小径木は、ノギスを用いて直径を測る

 三品班の皆さんは、すでに香川山西部で除伐作業に取り組んでいました(写真4).そうこうするうち、ヤマガラ班が薪の材料を運び込んできます(写真5).山から下りてきたグループは、食事前の談笑を楽しんでいます(写真6).

写真4.三品班の作業をテレビ大阪が撮影している.

写真5.ヤマガラ班の皆さん

写真6.談笑中の仲間たち

 昼食は、牛肉の海軍カレー.付け合わせがこれまた素晴らしい、阿閉(眞)さん特製のらっきょうです.僕は幾つも幾つも皿に取り頂戴しました.うまい.久方ぶりに皆さんの食事風景をご覧下さい(7-10). 

 
【お知らせ】 
9月30日(土)の例会を、「松茸山再生と岩倉焼き」と銘打ってまつたけ祭とします(参照下記お知らせ2).参加者の人数に合わせてまつたけを購入します.あらかじめ参加希望者数の把握をしたいので予約を取っています.香川山にて参加希望者を募集中.岩泉マツタケを使用予定ですが、今だらだらと出ていることを勘案すると当日はもう発生が終わっているかも知れません.その節には、まつたけ購入代を引いた価格を参加費と致します(会費は1500円くらいかな).定員(35名)になり次第締め切ります.ご協力のほど願い上げます.

9月12日(火)、午後9時~9時25分 NHKEテレ きょうの料理「きのこ鍋」のオープニングに仲間が(誰か不明)マツタケを取って喜ぶシーン(放映済み)が瞬間使われます.中国式きのこ鍋と違って和風の物だそうです.見ようと思っています.皆さんもご覧下さい(NHKの回し者になった気分).

1.韓国慶州(キョンジュ)・浦項(ポハン) マツタケ山ツアー(マツタケを現地価格で購入可) ―慶州の歴史文化・自然/半自然に触れる―
     9月24日(日)-9月26日(火)2泊3日           
      参加費:自宅~関空移動費.関空-釜山空港往復の飛行機代(約2.1万円)と韓国内移動用バス代金(6000円)と食事代(朝2回、昼3回).          

     宿泊所:浦項市飛鶴山自然休養林バンガロー2泊、今回は無料.電気水道、水洗トイレ、風呂完備、冷暖房、調理設備;新しくて美麗. 

      公式行事:24日(社)松保護市民連帯主催 歓迎晩餐会招待
           25日 浦項市山林組合主催   歓迎晩餐会招待
           25日 浦項市松茸山(白氏案内)視察
      集合場所:関西空港 JIN AIR航空券発券カウンター付近(ターミナル1.4階.GかH). 午前9時には集まりましょう!
           パスポート、e-チケット確認証(出発10日前にくれる)とお小遣いをお忘れなく!!
      
      定員に達したので参加者募集は締め切りました.問い合わせは猫田 哲三さんまで.

2.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   参加者の人数に合わせてまつたけを購入しようと考えています.あらかじめ参加希望者数の把握のため予約を取っています.ご協力のほど願います.
    
   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味   参加費:3500円 定員35名 
                    これには、美酒が合いますね.酒代は含まれていません.美酒のご提供をお願いします.
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                参加費:昼食代500円
      参加申し込みは吉村( E-mail)まで

3.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会とまつたけ狩りの打合せ、懇親会.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

4.滋賀県荒神山 里山整備と勉強会
  場所:彦根市石寺公民館
  日時:11月19日(日)10時集合 直ちに作業に合流
     午前8時~11時30分 マツタケ山づくり作業
       12時~13時 昼食会
       13時30分~16時 勉強会(荒神山の活動報告、京まつたけ復活成功物語)
       16時から 懇親会
       参加希望は、猫田さん(090-8759-1204)までお願いします.

5.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

 

【まつたけ山復活させ隊の活動指針】

 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.注:自由に主体的に活動できることは何をしても許されると言うことではありません. 
 
 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人などがいる.これらの作業実施・応援に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

 参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.


【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ   特別企画      体験参加

602 09月08日(金) 三輪
603 09月16日(土) 宮崎   松浦
604 09月22日(金) 吉村
605 09月30日(土) 内田        JIDFラボ14回 まつたけ祭
606 10月07日(土) 三輪
607 10月13日(金) 宮崎
608 10月21日(土) 吉村   松本
609 10月27日(金) 内田
610 11月04日(土) 池内
611 11月10日(金) 三輪
612 11月18日(土) 宮崎   内田    JIDFラボ15回
613 11月24日(金) 吉村
614 12月02日(土) 池内
615 12月08日(金) 内田
616 12月16日(土) 三輪   松浦
617 12月22日(金) 宮崎        忘年会

618 01月12日(金) 吉村        新年会
619 01月20日(土) 池内   松本
620 01月26日(金) 内田
621 02月03日(土) 三輪
622 02月09日(金) 宮崎
623 02月17日(土) 吉村   内田
624 02月23日(金) 内田
625 03月03日(土) 三輪
626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 吉村
628 03月23日(金) 内田   松浦

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路が見えたら(後400m)、案内看板手前にある道路を左折、右折、左折そしてた左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
  
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1242  

2017年09月02日 |  マツタケの林地栽培 

9月2日 601回活動日。晴れ。朝の気温が25度を下回るとても気持ち良い日になった。日中の山の中でも風がひやりとして気持ち良い。お盆の休みや600回記念祭でしばらく留守をしていたお山に顔を出すのに、今の季節として最適の日和だった。風(今日は北風!)を背中に受けて左斜め前の方角に嵐がある・・・確かに停留台風15号が房総の遥か沖にあるようだ。もう少しこの涼風をあじわいたいものの今年のまつたけには湿り気が足りなくなるかとこれまた心配の一日だった。

今日の参加は、女坂・橋本・前田勲・斎藤・松本・吉川・有山・川崎・アトジヒトミ・アトジマユミ・TAKE・村岸・関・北村・ホリイ・三品・三輪・内田・川本・藤井信・尾林・桑野・ヤマダ・宮崎・小宅*・金子*・貴瀬*・金森*・吉村・前田知・中広・河内・アオ・セラ・チェ・小林純 の37名だった。(*香川山の立ち木密度を測量の京大院生さん)

作業前

久しぶりの山の様子

三輪班:玉城山(兄さん)の地掻き作業など。作業姿を記録せいとの御所望だけどぎこちないね。

三品班:9月から香川山に移動。西から開拓作業などを開始。新しく拓いた西部が自由州になるのかどうかはアメリカ史のハイライトだったけれどここでは関係ありません。

桑野班:澤田山峠の登り口の若松の林で手入れ。7年生くらいになるのだろうか、大きく育って林の中で作業していると音でだけしかわからない。

注意です

峠の御休みところ(宮崎さんの建築)にスズメバチが営巣。ハイカーへの注意札を用意。

川本班:澤田山の作業地で補整作業(a.m.)写真ありません。

ヤマガラの里班:D地区で区域境界のコナラの処理など。

昼食

今日は斯界大御所の2N氏もお休みで、9時半から阿閉さん指揮でカレーメニューとなりました。

チャパティ(裏作の麦を引いた自家製粉で作った)も気が利いておりました。美味しかったですね。阿閉氏曰く「今日は牛だったから」??

食後。時流か忙しいのか。ここにもスマホが進出。

田圃の様子:TAKEちゃんが草刈り機を持ってきていました。 彼の背側に幾種類もの稲が植わっている。「今年の様子はどう?」、「わからん」。機嫌悪いね。

香川山の赤松植生密度測定:前報に記されていたように、京大院生の方々が測定作業に来訪された。次は(まつたけの)発生密度測定に来ていだだけますようにと祈念スルノデアリマシタ。

エントロピー増加:脚も入らん!休業?後半年、没後一月。今更のように故人の力量を思い起こさせられることでした。今日はどうともなりませんでしたが何とかしましょうね。

 次回9月8日には、また香川山で元気に機嫌よくお会いしましょう。さようなら!(内田記)

 

 

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