まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第160号-

2006年11月29日 |  マツタケの林地栽培 
今の里山の状態で、中が非常に暗く湿っている




第70回(12月1日)活動のお知らせ

 26日の京大11月祭・北部祭の催しとして行なわれたマツタケに関するシンポジウムには、70名の皆さんが参加くださいました.マツタケ十字軍運動のメンバーも沢山お越しくださり、感謝申し上げます.主催者である京大マツタケ研究会の大月さんから報告が届き次第、ブログに載せます.

次回の活動日は、12月です.その言葉を耳にするだけで、なんか慌しく感ずるのは、長年の習慣だけに過ぎないのだと思って反省もしたりします.「もうそれには関係ない」と言って見たいが、予定が詰まってくる.
うれしい予定を一つ、12月15日(金)、これはまつたけ十字軍運動の第72回の活動日ですが、大忘年会を予定しています.創意と工夫で盛り上げましょう! 多くの方のご協力を得て、餅つきが実施できそうです.日頃忙しくて岩倉にお出でになれない方々も、億劫がらずに参加ください.

写真は、最近の里山の風景です.燃料が石油に肥料が化学製品に置き換わって、里山の資源が利用されなくなったためである.林は緑が“豊かに”激変した.しかし、生物の多様性が最も損なわれている生態系の一つとなってしまった.
 

開 催 要 項
1)実施日    2006年12月1日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車:JR京都駅から(60分、
七条口バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点
西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大橋東詰北)、京都地下
鉄 烏丸線国際会館前(地下鉄はJR京都駅・烏丸四条・烏丸御池発)から(15分、
バスターミナル)
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも雪でも集まって楽し
          んでいます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<予定作業>
1) 本日の作業は、麦畑と野菜畑にミニ果樹園などの柵作りの計画などを考える必要があります.
2) トイレ用のヒノキの間伐材が届きました.製作のことも考えないといけませんね.
3) マツタケ発生環境整備作業は、各エリアとも、継続作業になります. 

<お知らせ>
1)12月4日(作業日ではない)午後2時に、京都市風致保全課と林業振興課が共同で見学に来ます.


<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1) 井上 勝さんから
25日には芽を出していると思います。
ただ被覆の上までは出ていないと思います。
草を持ち上げて見て下さい。
万一ほとんど「発芽の兆しが無い」という状態でしたら、少し様子を見た上で、蒔きなおします。
今回、ベースキャンプで麦を蒔けたこと、半年後にはパンを焼き、うどんを打つ、この私にとって未知の手探りの挑戦を楽しみたいと思っています。
よろしくお願い致します。

11-12月の活動日のおしらせ
第71回活動日:12月09日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第72回活動日:12月15日(金) 忘年会 餅つきなど 岩倉香川山  午前10時30分
第73回活動日:2007年1月13日(土)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第159号-

2006年11月25日 |  マツタケの林地栽培 
本日の初参加者の皆さん





-第159号-
第69回(11月26日)活動報告

 本日は、高槻で活動されている森林ボランティア団体の杉本さん、徳永さん、松島さん、都解さん、重留さんと京都市北区の村上さんが初参加(5263)でした.常連の加藤、中川、中廣、鎌田、今西、神谷、渡辺(克)、森、ツトムチャン、多田、中岡、松浦、阿閉夫妻、小長谷、橋本夫妻、岡坂、藤井、大久保、三原、林屋、池内(正)、石原、川越、有山、榎本、吉川、大月と筆者で計36名である.

 香川ベースキャンプに製作予定の女性用トイレ資材や依然として激しい獣害、特に鹿対策用の柵にする材が、玉城山から吉川さんの2tトラックで、運ばれてきた(5273,5274、・・・・・、5282).
 見慣れたアカマツを中心とする里山(林)が広がっていたこの岩倉も、ご存知のマツノザイセンチュウ病に侵されていて、見る影もなくなっている.京まつたけの姿が見られなくなっているのもこのためである.本来の里山林に戻すには、まず初めにこの被害木を焼却処分する必要があるため、香川山に運ばれてきた(5287).
 
トラックから降ろす前に昼飯となった.今日は、松浦さんと女性陣(5260,5265,5269)の活躍でカス汁を中心とした昼食が準備され、材をトラックに担ぎ上げ、山から帰ってきた強者共の胃袋を満たしてくれた.

澤田山Ⅱを手入れしている今西班が、植生調査をしたところ、今、手入れをしているところだけが、アカマツの立木密度が高いが、後はほとんど枯れているあるいはつつある状態であるとの報告があった.どのように本来の里山(林)に復元するか検討せねばならない.頭が痛い.

報告は以下の通り.
午前中は澤田さんが軽トラックで来られ、中廣さん、神谷さん、今西の4人で山の入り口左側の集積場所に積んでいた重たい伐採木等を澤田さんの軽トラックで別の場所へ2回運搬作業を手伝い、後は澤田さんに任して山には入る。
 3人で倒木、枯れた木を中心に片付けを行い、膝頭より低い潅木を地際から切ったり、根から引き抜く作業を行った。
 午後は大久保さんと4人で、山全体の健全なアカ松の状況把握のため山の見回りを行い驚いた。健全松より枯れ松が多く、現状のアカ松に期待したまつたけ山つくりは、入り口付近で奥の方は大変困難であるように思いました。帰り際先生に見ていただいたとおりです。
 作業は午前中と同じで3人で倒木、枯れた木を中心に片付けを行い、桧と膝頭より低い潅木を地際から切ったり、根から引き抜く作業を行った。一定場所に集めた伐採木の運搬は人数の多いときに全員で行う予定をしています。
 なお、澤田山Ⅱの副責任者は中廣さん、大島さんにお世話になろうと思っています。


 前回、みんなで植えた小麦が、芽を吹かせている.2cmも伸びているようだ(5266,5267).畑の被害も大きいので、鹿を追っ払う前に食害を防ぐように、今日も藤井さんと村上さんが柵を補強していた(5286).柵用の材が運ばれてきたため.これから本格的に柵を設置し網をかぶせる作業に、有山さんや井上さんが取り掛かるとのことです.応援しましょう.

 林屋さん、阿閉(仁)さん、三原さん、大久保さん、村上さんが駐車スペースにトラロープで線引きをしてくれた.これで少しは混雑が解消されるだろう(5270,5271,5272、5281).
 
参加者の方々の活動振りは、Nikon写真集やYahoo写真集で御覧ください.
<皆さんの活動の様子を見る> 
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、ここ1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
1)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭・北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大北部構内北門入る直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.演題は、京まつたけ復活・里山再生市民運動としてのまつたけ十字軍運動の紹介、京都錦の『かね松』上田社長の“まつたけ透かせば人模様”、ランドデザイン社長中村さんの“里山産業創造の現場から”とパネルディスカッション『まつたけの魅力』を上田さん、今西さん、と吉村が石原さんの司会で語ることになっている.問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

今西さんから、オヴァーホールしたチェーソーの寄付がありました.感謝!!
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
                口座No.: 普通預金 3698173 



主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第158号-

2006年11月22日 |  マツタケの林地栽培 
麦を植え養生をする人たち





第69回(11月25日)活動のお知らせ

 気象庁の1ヶ月予報では、京都辺りは、気温については平年より高い確率が60%、降水では平年より多い確率が50%となっている.少し寒い日が続いたが、昨日今日の気温などを見るとやはり暖冬の傾向にはあるようだ.京都の紅葉の見頃が、12月の初めにあると新聞は伝えているが、12月の初めというと秋ではなく、冬の始まりではないのかと思う.

 マツタケにも異変が起こっている.取材に来たテレビ局のディレクターが、市場関係者はマツタケの旬は9月と言っているという.国内産が1930年代には7582t/年、2000年代には97t/年と激減し、市場のマツタケ流通のピークが外国産の多い9月頃に移っていることを意味する.

まつたけは、鎌倉・室町時代から、食文化上も秋を楽しむ、また、和歌や俳句など文学上も秋という季節を詠うものとしてあり、今もそうある.季節感などを大切にし情緒を磨いてきた文化の「破壊」につながる市場関係者の無頓着さを認めるわけにはいかない.

11月26日、京大11月祭・北部祭で、まつたけを愛して止まない男が、『まつたけ透かせば人模様』と題して、その魅力を存分に語ってくれる(お知らせを参照).是非おいでください. 

 開 催 要 項
1)実施日    2006年11月25日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車:JR京都駅から(60分、七条口バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大橋東詰北)、京都地下
鉄烏丸線国際会館前(地下鉄はJR京都駅・烏丸四条・烏丸御池発)から(15分、
バスターミナル)
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも雪でも集まって楽しんでいます.

参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<予定作業>
1) 本日の作業は、玉城山や澤田山で除間伐材を吉川さんのトラックで香川山ベースまで運びだし、用途別に積上げ整頓する作業がメインとなる.榎本さんによれば、材を玉城山上区から下区の伐採木の落し口まで運び、トラックへの積み込みをする8~10人.香川山BCでの荷降ろしにそれぞれ4~5人は必要でしょう。皆さん、よろしくご協力をお願いします.

<お知らせ>
1)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回.京大農学部正門入る 直ぐ右)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館(百万遍を南へ東側)の見学会もあります(13:00~16:00).http://blog.goo.ne.jp/bgfanclub/d/20061107(本ブログ左下のBookmark)から詳細を見ることが出来ます.
2)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭・北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大理学部正門入る 直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

<メール便り> 感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.
1)越前市小泉さんから
  いつもメール頂き、ありがとう御座います。いつもメール楽しみにしています。しかし、当分参加させて頂く事ができません。お許しください。またお会い出来る時を楽しみにしています。
2)京都市中居さんから
  皆様の活躍をメールで拝見しています。昨夜の雷と雨で、まつたけが、びっくりして、出てくれると嬉しいのですが?久しぶりの雨をビニールのプールで受けて椎茸の原木を並べています。岩倉のまつたけには、お目にかからなかったけど 椎茸は期待できそうです。皆さんのお口に入る事をお楽しみに♪(^。^)

11-12月の活動日のおしらせ
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第71回活動日:12月09日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第72回活動日:12月15日(金) 忘年会 餅つきなど 岩倉香川山  午前10時30分
第73回活動日:2007年1月13日(土)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第157号-

2006年11月16日 |  マツタケの林地栽培 
女性陣の頑張りで今日もおいしく・・・・・



第68回(11月16日)活動報告

 京都の紅葉も、最近の冷え込みで見ごろへと進んでいるようである.残念ながら、寒暖の差が小さく、一部の樹種には黄葉というより、葉が枯れていると言った方が相応しいものもあるようだ.今日も又、暖かい一日で麦の播種が無事終了した.後は、芽吹き後の鹿対策を考えないといけない.

アカマツ林の斜面に地温測定器具を2本埋めて、連続データを取れるようにセットしている.2本目の目印が幾ら探しても見つからない.やっとのことで埋めた穴は発見できたが、測定器具は目印とともに比叡山のほうに持っていかれたようである.これで1万円の損害である.間直之助さんはこのような事態は予測されていたのであろうか? お尋ねしたいがもう遅い.

 本日の参加者(敬称略:そろそろこの表現も略してもいいのでは)は、三輪、飯室、池内(恒)、松浦、川崎、周田、鎌田、橋本(敏)、三品、榎本、加藤、有山、岡阪、井上(勝)、渡辺(克)、黒田、ツトムチャン、中村(伸)、大井、大島、大久保、石原、小吹、中廣、阿閉夫妻、橋本夫妻、河村、猫田、に筆者の31名.

 井上さんの音頭とりで、麦畑の準備をしていたが、予告どおりに、本日種まきを実施した(5217,5218,5226,5227・・・・5238,5240、・・・5248).

井上さんの報告です.
蒔き手は、ミレーの絵画風?!  大原女風?!
今日は好天に恵まれ、麦の種蒔きが、和やかなうちに完了しました。
みなさま、お疲れ様でした。
そこで、一句
麦蒔きし 昔の乙女 ミレー超え(失礼)
今回、蒔き方は、「バラ蒔き」にしました。
前週、Hさんから「条蒔き」の提案があり、「条蒔き」で行くつもりでしたが、師匠から「バラ蒔き」のほうが「収穫」が多いといわれ、変節しました。(Hさんごめんなさい)
順調にいけば、約1ヶ月で新芽が5cmぐらいに成長しているはずです。
そのときに、米ぬかを撒きます。
麦踏は1月後半ごろにやる予定です。
麦は湿気が無い方が良く、降雨が無かったとしても、野菜のように水をやる必要はありません。全く手のかからない優良児です。
期待される収穫ですが、来年6月にならいとなんとも言えません。
しかし、毎年種を蒔き続けることで、畑がどんどんよくなりますので、収穫も毎年増量すると師匠から教えられています。
継続は力なり。マッタケと供に数年先に期待しましょう。
 
 京まつたけ復活・アカマツ林再生活動は、澤田山Ⅱで切り倒した材運びが盛ん(5249,5250、5251、5252).

玉城山上区 11月16日作業報告(榎本)
玉城山上区とは、その上側を通る「箕ノ裏ヶ岳林道(仮称)」から南西方向へ下ること玉城山下区上部に至る尾根筋長さ7~80m、その西側斜面の幅2~30mの整備作業地域を指しています。
11月4日山主のT氏の見立てにより、先ず玉城山上区下部の比較的良いアカマツの植生地域(約30m×30m)の環境整備作業に入りました。とりあえずヒノキやソヨゴなどを中心とした大径木や枯松を伐採しました。
過密した玉城山上区では、この大径木(Φ5cm以上)の伐採方法について、その下位にある中小径木(Φ1~5cm)を如何に損傷せずに切り倒すか、かなりの工夫がいるということに気付きました。
特にツツジ類は折れやすいようで、倒木により裂け折れているのが気になります。その割りに粘り強いのがネジキのようです。このような中小径木を上手く残し進めるように環境整備をしなければならないとのことです。
山菜料理で味わうコシアブラやタカノツメには、目印に白い布切れを付けてもらいましたので、この木は切らないでください。来春のコアタイムでは、この新芽の芳ばしい天麩羅が味わえさせてもらえると思います。
11月10日の作業は、伐採木を適当な長さに切り数箇所に積み上げたり、伐採木を搬出するための作業道(桟道もどき?)を20m程整備しました。
本日(16日)の作業は、4日、10日に伐採した倒木を枝を払い、①伐採マツは焼却のため玉城山下区・P (駐車)場へ運び出しました。②他の伐採木は運びやすい長さ(1~1.5m程度)に切って積み上げました。
③作業道上部には、焼却すべき伐採枯松を積み上げてありますので、25日のトラック搬出日には、何人かの応援を得てP 場までの運び出しをお願いしたいと思います。
④切り取った葉つきのヒノキや潅木類は、積み上げ乾燥してから搬出するとのことです。
山保全の仕事は、勝手な判断ではなく(先人の)手順を踏んだ作業が必要だと実感しています。(以上)

玉城山下区の報告が、世話人岡阪さんから未だ届いていない.待ってるぜー!!
 
 澤田山の傍には、仏教大グラウンドの建設に必要な資材運びのために造った10tトラックの通れる道が静原の砕石工場まで続いている.水を確保すれば第2のベースキャンプに使用もできる広場もある.

参加者の方々の活動振りは、Nikon写真集やYahoo写真集で御覧ください.
<皆さんの活動の様子を見る> 
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、ここ1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
1)次回25日(土)には、吉川さんのトラックで、必要なヒノキ材やマツノザイセンチュウ病害木を香川ベースキャンプへ運び出します.
3)11月17日(金)、午前9時30分から、鹿背山でまつたけ山づくりがある.木津町鹿背山公民館集合.問合せは中村(075-256-5055)まで.
4)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館(百万遍下る東)の見学会もあります(13:00~16:00).
5)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大北部構内北門入る直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

三品さんより山菜用根堀や鍬の寄付がありました.感謝!!
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
                口座No.: 普通預金 3698173 



主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第156号-

2006年11月13日 |  マツタケの林地栽培 
16日の麦の種まきに間に合わせる





第68回(11月16日)活動のお知らせ
マツタケの輸入国を見ると、依然として中国があり、トルコに加えてモロッコが入っている.一気に12月の初めにあたる気温になり、体調を崩す人が増えている.皆様に置かれましては、いかがでしょうか?
今西さんから、澤田山Ⅱ区の作業報告がメールで届きました.機械が導入されて、本格的に進んでいるようですが、マツタケ山に必要な中小径木が切られているそうです.恐らく山主の澤田さんの作業であろうと思われますが、他地区に於ても、そのようなことが無いように、『マツタケ山のつくり方』を再度、以前のブログ(No.136)や岩倉の掲示板で確認をしてください.

岩手県岩泉町では、トリュフの犬による調査が始まると聞いている.ここ京都でも、故吉見さんが随分と発見されている.ナラの樹などの枝先の下を少し掘ってみると出てくる.
 
 

 開 催 要 項
1)実施日    2006年11月16日(木)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車:JR京都駅から(60分、
七条口バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点
西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大橋東詰北)、京都地下
鉄 烏丸線国際会館前(地下鉄はJR京都駅・烏丸四条・烏丸御池発)から(15分、
バスターミナル)
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも雪でも集まって楽し
          んでいます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<予定作業>
1) 玉城山の上・下地区では、引き続き作業を継続、アカマツと小径木を残し、灌木と株元5cm以上の大径木を伐倒し集積場に整然と並べる.
2) 2m長のヒノキのログ作り
3) 麦の種を蒔く作業に、人手が要ると思われる.
4) ザイセンチュウ被害木の伐倒と焼却

<お知らせ>
1)11月17日(金)、午前9時30分から、木津町鹿背山でまつたけ山づくりがある.問合せは中村(075-256-5055)まで.
2)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回.京大農学部正門入る 直ぐ右)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館(百万遍を南へ東側)の見学会もあります(13:00~16:00).
3)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大理学部正門入る 直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

<メール便り>
感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.

11-12月の活動日のおしらせ
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第71回活動日:12月09日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第72回活動日:12月15日(金) 忘年会 餅つきなど 岩倉香川山  午前10時30分
第73回活動日:2007年1月13日(土)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第155(修整)号-

2006年11月10日 |  マツタケの林地栽培 
京まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動に集う





第67回(11月10日)活動報告


異常気象で秋本番の訪れがずれ込んでいたが、ここ数日の、平年並みに過ぎないのだが、最低気温の低下により、やっと岩倉に於ても、紅葉らしきものが目立つようになった.
京都府のマツタケ生産速報では、例年の1.5倍ほどの生産量になるとのこと.すると、約10tほどかな.

本日の参加者(敬称略30名)は、宮崎、中廣、安永、鎌田、三品、周田、野村、松浦、森、今西夫妻、榎本、三輪、大島、岡阪、有山、浅野、藤井、林屋、大久保、越智、杉山、川村、真理子、中城、橋本(敏)、猫田、阿閉(仁)、大月、井上(勝).

報告が、澤田山Ⅰの代表世話人の宮崎さんから届きました.

 朝10時ころに香川山ベースキャンプに入ると、すでに越智さん、中城さんがきのこ栽培室の工事作業を始めておられた。香川理研大井さんの工事の応援とのこと。
 
10時半過ぎには20数名の方が集まられ、11時ころ玉城山Ⅰ、Ⅱ、澤田山Ⅰ、Ⅱの4班に分かれて出発。私は澤田山Ⅰに入りましたので澤田山Ⅱ、玉城山の状況が分かりません。榎本さん、岡坂さん、今西さんからのご報告を待ちます。

澤田山Ⅰには三品さん、安永さん、林屋さん、初参加の野村さん、宮崎で入りました。今回初参加の野村さんは、私と一緒に丹後の里山市民園作りに参画されていた日系3世ブラジル人で、京大で情報工学の学位を取られ「環境に配慮した循環型社会作りの道筋を、情報工学を使って解明する?(私の乏しい頭での理解ではそういうことらしい?)」という何やらムズカシイ研究をしておられます。丹後の里山市民園プロジェクトにもそうした観点から参加され、現在の香川山の状況やマツタケ十字軍の活動が大いに参考にしていただけるのではないかと思いお誘いしました。

澤田山Ⅰ班は、午前中は入山口近くの平坦地、午後には昔マツタケが採れたという最上部の候補地の雑木整理を行いました。澤田山Ⅱでは今西さんと久しぶりにご参加の浅野さんのお二人の山の専門家を先頭にチェンソーはもちろん、簡易ウィンチや木登り装具などの充実装備を駆使してかなり整備が進んだ模様です。

玉城山までの悪路も橋本さんをはじめとした地道なご努力のおかげで見違えるように走りやすくなっており、以前は床を擦りまくって壊れるのではないかとヒヤヒヤした私の車でも今回はまったく擦ることなく走れました。

午後1時にはいったん香川山に帰って昼食。本日のメニューは、炊き込みご飯に今西さん提供のかしわ入りポタージュスープ。午後の作業が終わって帰ると猫田さん特製のミスドも真っ青のおいしいドーナツと嵯峨御流の手島宗匠差し入れのケーキのおやつが待っていました。

井上さん主宰の麦畑は大久保さん、阿閉さん他の手も借りて順調に進んでいて、午後には猫田さんも加わりさらに駐車場横まで開拓が進んでいました。井上さんの報告によると、駐車場の隅に、農林61号用の畝が完成しました。猫田さん、阿閉さんの強力助っ人によるものです(感謝)。ここは、比較の為、腐植を入れずにおきました。16日の播種が楽しみです。
皆さん、次回の活動日16日が麦蒔きDayになります.来年は、うどんやパンが自前のもになりますぞ!鹿害対策の柵作りも必要になってきますね、皆さん、応援をしましょう!

お茶畑も順調に生育していますが、畑の方は阿閉さんのイチゴはじめ、タマネギ大根など、また有山さんが丹精こめられた果樹園の若芽が鹿の食害にやられてしまいました。これから山に食べ物が少なくなる季節に向かって獣害対策を急がねばなりません。

朝、澤田さんに鍵をお借りしにうかがった際、「澤田山の峠を越えて静原側へ少し行くとキャンプのできる広場がある。昔、新静原街道建設工事の際、鹿島建設が拓いたもので、ログハウスもあったが今は撤去されてない。よかったら使ってください。」とおっしゃっていただきました。猫田さん、いつかバーベキューパーティーでもやらせていただきましょう。

共同通信社京都支局高山記者の取材があり、榎本さんが玉城山上を案内されたという.京まつたけ復活・里山再生 まつたけ十字軍運動も広く認知されてき、この里山再生活動が、京都の一つの形として定着しつつあることにもなってきている.僕たちだけの楽しみの枠を超えることの意味、怖さ恐ろしさなど考えねばならないのもしんどいものだ.

<皆さんの活動の様子を見る> 
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、ここ1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.

 
<お知らせ>
1)11月12日(日)午前10時から、能勢の里山再生活動がある(府民牧場傍).場所など、問合せは能勢農場(072-734-1797)まで.
2)11月12日(日)午前11時から3時まで.るり渓やぎ農園(京都府園部大河内小田仮4)で収穫祭がある.参加費は大人3000円、小学生未満は無料.昼食には豚料理.ソーセージ作り、パン焼教室.乳製品などの販売コーナー.食器・箸持参.問合せは、片岡(0771-65-9010)まで.
3)11月17日(金)、午前9時30分から、鹿背山でまつたけ山づくりがある.木津町鹿背山公民館集合.問合せは中村(075-256-5055)まで.
4)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館(百万遍下る東)の見学会もあります(13:00~16:00).
5)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大北部構内北門入る直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
                口座No.: 普通預金 3698173 



主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第154(補遺2)号-

2006年11月07日 |  マツタケの林地栽培 
澤田山の予備調査





第67回(11月10日)活動のお知らせ
 京都府山城の友人は7日にマツタケを採取したといっていました.京都の南では、まだ、マツタケが発見できるようである.岩倉の地温を見ると、発生しても不思議ではない領域にあるが、土壌水分(降雨)が規定要因であろう.

 開 催 要 項
1)実施日    2006年11月10日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車:JR京都駅から(60分、七条口バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大橋東詰北)、京都地下鉄烏丸線国際会館前(地下鉄はJR京都駅発)から(15分、バスターミナル)
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも雪でも集まって楽しんでいます.
加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<予定作業>
1) 玉城山の上下地区では、引き続き作業を継続、アカマツと小径木を残し、灌木と株元5cm以上の大径木を伐倒し集積場に整然と並べる.
2) 2m長のヒノキのログ作り
3) 澤田山Ⅰは、宮崎さんを中心に、株元5cm以上の大径木と灌木の伐採作業.
4) 澤田山Ⅱは、今西さんの都合で休み.ここは、作業エリアの特定と、大雑把な植生の記録(10m四方)と作業の記録を取りながら来週から作業を始める.
5) 麦畑の整備
麦の播種は、16日(木)3時半ごろにいたします。
種は、「ニシノカオリ」(パン用)、「農林61号」(手打ちうどん用)の2種類です。
手打ちうどん用の麦畑は、円型の方ですが、チョット狭いので駐車場の端にでも増設したらどうかと思っています。 手打ちうどんのお好きな方!! 10日(金)に増設しませんか!!

6) ザイセンチュウ木の伐倒と焼却

<お知らせ>
1)11月12日(日)午前11時から3時まで.るり渓やぎ農園(京都府園部大河内小田仮4)で収穫祭がある.参加費は大人3000円、小学生未満は無料.豚料理、ソーセージ作り、パン焼教室.乳製品などの販売コーナー.食器・箸持参.問合せは、片岡0771-65-9010)まで.
2)11月17日(金)、午前9時30分から、木津町鹿背山でまつたけ山づくりがある.問合せは中村(075-256-5055)まで.
3)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回.京大農学部正門入る 直ぐ右)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館(百万遍を南へ東側)の見学会もあります(13:00~16:00).
4)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭北部祭(理学部2号館:東大路今出川百万遍交差点を東に、京大理学部正門入る 直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

<メール便り>
佐藤宏道さんから
1)初めて参加した佐藤です。大人びたグループの楽しさに、安心して過ごさせていただきました。
驚いたのは土をめくる作業でした。 杉や樫などを切ること以上に腐葉土を剥がすという作業はマツタケの繊細さと人間がその環境をつくるということを分からせてくれました。
私はマツタケはあまり食べたことがありませんが、採りたいのはクロカワとホンシメジです。
(クロカワもホンシメジもマツタケ同様菌根性で、アカマツ林に発生します.健全なアカマツ林を探してみてください.)

感想やアイディアなど、どんどんメールを下さい.

11-12月の活動日のおしらせ
第68回活動日:11月16日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第71回活動日:12月09日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第72回活動日:12月15日(金) 忘年会 餅つきなど 岩倉香川山
第73回活動日:2007年1月13日(土)  岩倉村松集会所前集合  午前10時30分  



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第153(補遺)号-

2006年11月05日 |  マツタケの林地栽培 
楽しい昼時




第66回(11月4日)活動報告

 今回も、アウトドア活動には、大変気持ちの良い日であった. と、単純に喜んでいていいのかと自問が付きまとう.
ちなみに、4日の京都アメダスのデータは、最高気温22.4℃、最低気温10.2℃、一日の平均気温は15.8℃.
京都の平年の値と比較すると、最高気温で10月中旬、最低気温は平年並み、平均気温は10月25日にあたる.未だ、気温は高めだ. 10月の総雨量は91.5mm(平年値125.8)で、平年の72.7%にすぎない.今年もマツタケの出来が良く無いのも当然といえる.
久しぶりに活動日が土曜になったためか、いつもの参加者に欠席が目立ったが、初参加の中岡保弼さん(京都市)、佐藤宏道さん(豊中市)、寺尾 啓さん(東大阪市)と上萩 寛さん(大津市)達は、とても初めてとは思えない溶け込みようで、自主的に且つ自らの能力を発揮し里山再生をお楽しみのように思えたがいかがであろうか?
常連(敬称略)は、三輪、川崎、多田、石原、中廣、榎本、有山、鎌田、黒田、三品、橋本(敏)、矢野、飯室、林屋、池内夫妻、大久保、杉山、中城、越智、井上、藤井、猫田、岡阪、浅沼、玉城、中川と筆者併せて32人.

里山再生に取組むエリアが4地区と増えたので、作業を同時並行で進めることになった.作業の流れなどを計画する世話人を各地区2名置こうということになりました.目下、玉城山下地区は有山さんと岡阪さん、玉城山上地区は榎本さん.澤田山Ⅰ地区は中川さんと宮崎さん、澤田山Ⅱ地区は今西さんにお願いすることになりました.榎本さんや今西さんのエリアがお一人なので、どなたかパートナーを募集します.

中城さんに越智さんが、トイレの囲いに使うログ(2m長で100本)づくりに励んでいます.応援をお願いします.総ヒノキづくりになります.

時間を無駄にしたくないあるいは作業時間が短くなるため、昼食に香川山に戻らないグループがあった.それを続けるとコアタイムを維持できなくなり、まつたけ十字軍というアイデンティティーの喪失につながる.世話人の方にその点を留意されるようにお願いします.
全国に240万haもあるアカマツ―コナラ林の再生は、そういう諸君が昼の無駄を省いてもおっつかないことである.あせるな!と申し上げたい.朝早く(例えば、9時頃に)でかけて、昼飯には香川山に戻るように計画をしてください.色々諸問題があるにしても、それは守りましょう!

麦畑の整備も着々と進んでいるようだ.この中旬には、種まきとなる予定.獣害対策も怠り無く進めないと、野生動物に怒りだけを残すことになります.井上さん!予定が決まれば、早めに連絡ください.

<皆さんの活動の様子を見る> 
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのマツタケ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、ここ1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.

<お知らせ>
 中川さんに、また中城さんと越智さんに、宮崎さんのお願いが投稿されています.このブログの下にあるコメントを左クリックしてお読みください.
 また、宮崎さんのこの活動の取り組みに対する意見などが書き込まれています.

1)11月12日(日)午前10時から、能勢の里山再生活動がある(府民牧場傍).場所など、問合せは能勢農場(072-734-1797)まで.
2)11月12日(日)午前11時から3時まで.るり渓やぎ農園(京都府園部大河内小田仮4)で収穫祭がある.参加費は大人3000円、小学生未満は無料.豚料理、ソーセージ作り、パン焼教室.乳製品などの販売コーナー.食器・箸持参.問合せは、片岡0771-65-9010)まで.
3)11月17日(金)、午前9時30分から、木津町鹿背山でまつたけ山づくりがある.問合せは中村(075-256-5055)まで.
4)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―.京大総合博物館の見学会もあります(13:00~16:00).
5)11月26日(日)午後1時より、京大11月祭北部祭(理学部2号館:東大路今出川交差点百万遍を東に、京大北部構内へ、直ぐ左)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介、パネルディスカッション(まつたけの魅力).問合せは、大月(090-4280-3334)まで.

<メール便り>
黒田 末寿さんから
 ご無沙汰しています。久しぶりにアフリカに行き雨期の始まりに巡り会ったのですが、美味しいシロアリキノコには出会わず、帰っても、今西さんの山にも行けなかったし、皆さんの活躍と隣の酒屋さんの友人が銀閣寺の山で松茸を採った話を聞くだけの、忙しい日々を送っています。
ようやく私も山積業務を半分片付け、牛耕訓練やら焼畑ソバの刈り入れ、ソバづくりなどにとりかかれそうです。日程がまつたけ十字軍と完全に重なるのでどうしょうもないのですが、こちらが一段落したら、また、参加させてください。

<カンパ ありがとう>
小長谷さん(ハガキ)、多田さん(現金)
寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
                口座No.: 普通預金 3698173 



主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第152号(補遺)-

2006年11月01日 |  マツタケの林地栽培 
麦畑の準備に励む



第66回(11月4日)活動のお知らせ
 
 京都府木津町鹿背山クラブ主催のまつたけ山づくりに参加して来ました.マツタケ採りの名人が、5日前にはマツタケを採取したとの情報で、足取りも軽やかに発生調査を実施.如何せん、マツノザイセンチュウ病でアカマツが少なく、1時間の藪漕ぎでは、ニアミスもなかった.乾燥でキノコも少なく、ベニタケ、ハツタケ、ヒラタケ、アミタケ他を採取した.
 われらが根拠地岩倉の、玉城山上と玉城山下、澤田山Ⅰと澤田山Ⅱと命名した4つの作業地でマツタケ発生環境整備作業を楽しみながら、マツタケを探しましょう!

第66回 開催 要項
1)実施日    2006年11月4日(土)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの 椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車―村松集会所前下車:JR京都駅から(60分、七条口バス停「C6」番)、阪急京都線烏丸駅から(38分、四条烏丸交差点西南角滋賀銀行前)、京阪本線出町柳から(25分、加茂大橋東詰北)、京都地下鉄烏丸線(地下鉄はJR京都駅発)国際会館前から(15分、バスターミナル)
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも雪でも集まって楽しんでいます.

参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<予定作業>
 4つの作業地は、玉城山は既に作業を繰り返し実施しているので、皆さんも地形や植生などご存知ですが、澤田山の作業は今回が始めてとなります.澤田山Ⅰは、玉城山下と植生は変りませんが概ね南北に走る尾根筋になります.澤田山Ⅱは南西から南斜面で、アカマツの平均樹齢が比較的若い.

4作業区の世話人を決めます.1地区に二人の方を世話人として固定し、他の方は、時に応じて何処の地区の作業に参加するか決めてください.ただし、偏った構成になったときには、変更をお願いします.もちろん、人数を要する作業には、皆で一緒に作業を楽しみましょう.

畑のほうでは、麦の2品種(パン用とうどん用)の播種がこの中旬に迫っています.こちらの準備にも参加ください.世話人は井上(勝)さんです.

<お知らせ>
1)11月12日(日)午前11時から3時まで.るり渓やぎ農園(京都府園部大河内小田仮4)で収穫祭があります.参加費は大人3000円、小学生未満は無料.豚料理、ソーセージ作り、パン焼教室に乳製品などの販売コーナー.食器・箸持参.問合せは、片岡0771-65-9010).
2)11月23日(祝)午前10時30分~午後4時 京大植物園観察会(第44回)がある.テーマは『植物採集と植物園』―生きている“標本”の存在意義を考える―京大総合博物館の見学会もあります(13:00~16:00).
3)11月26日(日)午後1時から、京大11月祭北部祭(百万遍東入ル 北門入る西側 理学部2号館予定)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介.

<メール便り>
1)林屋和男さんから
バタバタしていてなかなか行けません。イクラやチーズ、美味そうやなぁと見るだけ。
31日の木津もその日の午後親友が歌うので、それを覗きに行かんならんし…。
今日は本当は顔を出して、今西さんにもう一度お礼を言いたかったけど。明日の準備
に追われています。
宇治の太陽ヶ丘運動公園にも、腐植の状態などちょうどよい程度の松林があるけど、
マツタケの胞子がなくてはね。
まぁ気長にやるべし。みんな結果を求めてはいないと思うよ。集まるのが楽しいんだ
もの。
先日京田辺で団塊の世代(定年予備軍)を相手に、行政がそれこそ手取り足取り定年
後の過ごし方を教えていたよ。
私も美味しいお茶のいれ方の教授に行ったんだけどさ。我々は自分で遊ぶことを見つ
けたんだけど、此頃は行政が手助けしてくれるんだよ。

11-12月の活動日のおしらせ
第67回活動日:11月10日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第68回活動日:11月16日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第71回活動日:12月09日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第72回活動日:12月15日(金) 忘年会 餅つきなど 岩倉香川山  午前10時30分
第73回活動日:2007年1月13日(土)  岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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