まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 889

2014年02月28日 |  マツタケの林地栽培 

今日は作業をするにはもってこいの日和となりました。

 本日の香川山

本日の参加者は次の通りで合計28名(敬称略)

橋本、女坂、榎本、小原、松浦、周田、TAKE、ホリイ、川本、三品、川崎、阿閉仁、阿閉眞、前田、三輪、大久保、

大嶌、宮崎、内田、中野、有山、山田、中広、吉村、藤井、猫田、まりこ、松本

 玉城山班は枯れた松の伐採作業を行いました。榎本、川崎、三輪の3名

枯れた松を伐採した後、林道上の駐車場まで運び上げました。

  

 午前中の作業を終えて、早めにベースキャンプに戻りました。

お茶畑の様子                            にんにく畑

 

 玉ねぎ畑                                蕗畑

 

ふきのとう

  午前中の山での作業を終えて仲間が昼食を摂るため集まってきました。

 本日の献立                         デザートはリンゴ

 

仲間が楽しみにしている昼食風景

  

 お昼時間を終えた仲間は午後からそれぞれの活動拠点へ

内田さんのみつばち箱セットに応援をしました。

阿閉、山田班の活動 下草の整備に汗を流しています。

 

やまがら班の活動

 

 

 ヤマガラ班の伐り出した檜材を使ってベースキャンプ内に架けた橋が古くなり、朽ちて来ましたので

橋をを補修しました。

榎本さんが育てているわさび畑の様子

しいたけ栽培

 シイタケのほだぎ乾燥をふせぐため水をかけるタンクを設置

バケツにかけたネットにエザキ紋カメムシを発見1センチ足らずの虫なので撮影が難しい

 午後の作業を終えてベースキャンプに戻ると、、美味しいレーズン入りケーキが待っていました。

またヤマガラ班が伐り出した檜の板を利用してベースキャンプ内のかけ橋の補修作業を行いました。

 適当な長さに板を切断します。

 立派な檜製架け橋ができました。

 

 今日は仮に補修しましたので次回に完成させる予定。

 すべての作業を終えて三三五五家路に着きました。

文責 三輪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 888

2014年02月25日 |  マツタケの林地栽培 

 香川山の、最近の全体像で、丘の上から写したものです(写真1)。 よくもここまで参加者と支援者の力だけで、活動場所のグレードアップがなされてきたと今更ながら感激する。 遠く能登から石川県のメンバー、中山さんが顔を出してくれた(2)。 水温むにはほど遠い中、食当の献身的努力に頭が下がる(3,4,5)。 春の山菜、蕗の薹の天麩羅もある(6)。 午前の作業を終へ、香川山に戻ってくる。 暖かい昼食がうれしい(7,8,9)。 
 リフレッシュして、さぁ~昼からも山だぁ~ 里山再生に不要な木をきりBCに運んでくる(10)。 午後3時過ぎには、香川山に戻りホットする。 皆さん本日もご苦労様(11)。 今日は、周回遅れのプレゼントを戴いた。
1)  2) 3) 4) 5) 6) 7) 8) 9) 10) 11)

 2月28日(金)は、まつたけ山復活させ隊第428回活動日です。午前10時に京都市左京区岩倉 村松 香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい。2月最後の日です.ということは明日は3月。 予報では、最低気温が8℃、最高気温が14℃、もう~春ですね。 残念ながら雨はないが曇りとなっています. 本日の活動の様子は、三輪 新造さんが報告します。 


マツタケ山づくり 4
 前回まで、濱田先生のマツタケの紹介(マツタケ概説)と、(株)トロント出版の「ここまで来た! まつたけ栽培」を抜粋して、実は同じマツタケ山でもマツタケが生活しない場所もあるので、同じアカマツ林内のマツタケが「生活する」、「好む」林の姿を紹介してきました。今回は、マツタケとホスト(宿主・寄主)の恋愛関係を高文研出版の「まつたけやま復活させ隊の仲間たち」から紹介します。

ホストがいないと生きていけないマツタケ     
 マツタケも、皆さんがご存じのカビの仲間で大型のきのこをつくる菌類である。カビもきのこも俗称で、きのこは菌類の生活史の一時期に胞子をつくる器官(子実体)のことを指す。きのことは、私たちが食べる部分だ。

 生物の教科書などを見ると、菌類の生態学的役割は「分解」と書いてある。つまり自然界の掃除屋を仕事とする。林に入ると木々の間が落ち葉で埋まっていたり、恐竜の死体があちこちにあるといったことはない。あれば面白いがそれでは地球はゴミの山と化す。そうなってないのは「分解者」のお陰だ。自然は物質が巧く循環するように「役者」を配置している。

 年中、八百屋の店頭に並んでいる様々な食用きのこは、その分解能力を生かしておが屑などで栽培している。もっともおが屑を分解吸収するまもなく成長するように改良されている。 

 ところが、菌類の仲間であるのにマツタケは、その役割を果たしていない。自然は、分解者ではなく植物にとりついて(感染という)養分をもらう生き物を生み出した。マツタケは、そんな生活をする「菌根菌」と呼ばれる菌類だ。とりついた相手を分解することはなく、病気にさせるわけでもない。自然はまさに多様であるなと感心させられる。

 マツタケは枯木などの生物遺体を分解する能力に関わる遺伝子を無くしたか、持っていてもマツタケ自身が発揮しないのか、あるいはその機能を発現できないように何らかのブロックがかかっているのか、詳しいことは解明できていない。研究資金不足が原因だろう!

 またマツタケは、エネルギー生産工場(細胞の中のミトコンドリア)のシステムが特有なのだ。簡単にいうと、マツタケ子実体ではミトコンドリアを持っているのに、実験室でマツタケの菌糸を培養していると、それが徐々になくなっていく。そんな風に(怠惰に)変わっていったカビである。有機物分解もできない、ミトコンドリアも変だ。だから、生きた植物(ホスト・宿主・寄主)の根っこに感染し、エネルギー源となる糖をもらわないと生きていけない。

 マツタケは、そのホストの未感染の細根に出合うと、どんどん感染して共生の始まりとなる菌根という独特の形をした根を形成し、それが大きく増えてシロと呼ぶ輪状の構造を土中に作る。放置したパンの上にできた丸いカビの輪やドーナツをイメージしてほしい。そんなものが松林の土の中にあるのだ。 条件の良いマツタケ山でマツタケが輪になって発生するのは、このためだ。

マツタケとアカマツは「恋愛」みたいな微妙な関係
 私たちが待望するマツタケの発生が見られるようになるのは、アカマツが壮年期になってのことだ。通常、樹齢20年から90年のアカマツ林で、マツタケ発生の最盛期は平均樹齢40~60年といわれる。アカマツとマツタケの関係は、アカマツのある年代に起こる現象と言える。アカマツが幼すぎても年を取りすぎてもだめなのである。その時期はアカマツ林のある地域によって異なることは先述した。

 しかし、感染は実験室内ではアカマツの種子が発芽した直後の実生(みしょう)にも容易に起こる。 でも本当のところ、野外ではどうなのか? マツタケの感染はアカマツの樹齢としてはいつでもよいのか、また秋に起こるのか翌春なのか、こんなことも依然として不明である。 

 ホスト抜きには、マツタケの子実体は、今のところ得られない。そう言い切っていいかどうか? なぜなら、養分とその保持剤を入れた容器の中でマツタケを培養すると、マツタケ子実体(きのこ)のもとになる子実体原基(きのこの芽)がアカマツ抜きでも得られることがあるからだ。ただし、その原基は親指の頭以上の大きさには決して成長しない。

 確かにこれは、アカマツの年齢とは無関係に、また、ホストのアカマツがなくてもマツタケの子実体を作れるかもしれないこと(人工栽培の可能性)を示唆している。けれども自然界では、アカマツが幼すぎたり年を取りすぎたりすると、マツタケの成長に必要な私たちがまだ解明できていない物質を量的にも質的にも十分に与えることができない要因が「何か」あるからマツタケが発生しないのではないか、と考えている。

 今は、動物細胞でも、植物と同様に初期化し全能性を持たせ、いろんな組織への再生が期待される技術が開発されつつある。腐生生物は栄養摂取方法が単純であるが、菌根性きのこの培養は、その点で未だハードルがある。また、食品は、ただできたからといって、同じ評価が得られるとは限らない。「美味いかまずいか食いたくなるか」が大問題になる。

 マツタケと共生すると、アカマツも栄養分を吸収する面積が大きい菌根のお陰で生活力が旺盛になる。マツタケも菌根を通して糖類をもらえる。また、土壌の中の微生物を追い出す物質を出してシロを守っている.それでも気付いたらシロがいつの間にか消失してしまったといった例が多い。とにかくマツタケ単独では生きられないし、相利共生すれば確かに強くなるが、それでもちょっとした何かの変化で突然弱くもなる。なんとも微妙な性質のきのこなのだ。

 しかし、これはマツタケ側からの一方的な恋愛(片思い)関係ではない。観察と研究からはマツタケが主導する部分が多く見られるものの、アカマツ林は他の樹木の伐採や山火事の後にできる2次林(遷移林)と呼ばれるように、自然界のある条件が満たされたときにだけ生育が許される弱い立場の樹林である。両者はどうしても相利共生関係を持つ必要性があったのだ。だからアカマツも細根を住みかとしてマツタケに貸し、養分を提供するのだと思う。

 両者は共同体を作ることで、環境の変化に強くなろうとしているようにみえる。しかし、本当はもっと複雑で、私の恩師で近代マツタケ学の祖と呼ばれる故濱田 稔先生が言ったように「男女の恋愛」に似ていて、両性がいればそうした関係性が必ず生まれるというものでもないし、生まれても必ずしもずっと安定している、などということもない。相性、環境あり、努力、忍耐あり、である。

解明されていないことがいっぱい
 たとえば、私たちの活動拠点に植えている桃は、桃栗3年といわれるように確かに3年すると美味い不味いは別にして実をつけ、稲や多くの野菜も春に苗を植えると秋に収穫できるのが普通なのに比べると、マツタケは少し事情が違う。

 マツタケは〝適齢期〟のアカマツに感染し、マツタケ子実体を発生するまでには平均4~5年もかかる。この平均も大いに問題だ。 感染すればきのこが発生する大きさのシロ(容積およそ1.5~2㍑)にまで必ず育ってくれるわけではなく、感染しても途中で消えるものが多い。 それは計算に入っていない。感染したもの全体の平均ではなく、マツタケが発生した場合のみの平均年数である。

 また、自然界での感染の始まりが分からない。 私たちが確認しようとしたら、人の目に見える地表の変化が全くないため、どこを掘り起こしていいのか人には分からない。場所を決めたとしても、アカマツ林の土壌をマツタケの生活帯の深さ(地表下30㌢±10㌢)まで掘り起こして観察するしかない。それをすればマツタケは死んでしまってシロにまで成長しない。要するに、マツタケ子実体(きのこ)の発生を確認して初めてその下にシロがあり、4、5年前に感染が起きていたと知ることができるというわけだ。

 とにかく感染し相利共生が始まっても、マツタケが必ず採れるようにならない理由をマツタケはまだ私たちに明らかにしてくれていない。私たちが解明できていないことがいっぱいある、微妙なだけでなく非常に手ごわい相手なのだ。

 途中でシロが消えてなくなってしまうものも多いと書いたが、なぜ、またどの過程でそんなことが起きるのかなども分からない。理由は土の中の現象が相手だからだ。マツタケ菌糸とアカマツ細根の互いの認識、感染、菌根形成、そしてシロの形成や子実体の形態形成などを掘り返さないで非破壊的に観察できないことと、実験室でマツタケ胞子の発芽から子実体発生までを通して観察するための知識と技術を、人間はまだ手に入れることができていない。そんなことによる。

 科学的に解明できていないことが多い。 だからまつたけ山づくりといっても完璧な技術が出来上がっているわけではない。マツタケやアカマツの生理生態など、基本的なところは共通であるから、山の手入れもほとんど同じだが、地域や人によってちょっとしたニュアンスに違いがある。栽培技術が確立している米作でも、栽培農家によって栽培法も色々であるのだが。

 なにしろ、1本のマツタケの子実体が大きくなって開いた傘の裏から放出される胞子の数が数百億。その胞子が発芽し一核菌糸になる、この菌糸が性的和合性(雌雄の相性のようなもの)のある相手とペアを組み二核菌糸となる。 さらにアカマツの細根と出合って新居(菌根・シロ)を構え、可愛い子ども(きのこ)の誕生まで成長するのはほんの数えるほどで、確率としては極端に低い。

 マツタケが採れなくなった原因は、アカマツ林の崩壊と発生期の気候不順だ。量はひと頃の100分の1である。秋の胞子飛散量が少ないことはマツタケ産業にとって致命的だ。マツタケとアカマツの出合いが難しく、恋愛成就までは苦難の連続だ。キューピッドを考える必要もありそうだ。 まずは一刻も早く、マツタケ発生林の手入れが望まれる。 そして発生域を拡大していくことである。 続く


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左欄ブックマークのNIKONオンラインギャラリーを左クリックしてギャラりーに入り、活動風景を御覧ください.
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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動

予定日  2014年2月~年6月
回  開催日  報告担当者  男厨シェフ

428 2月28日 金 三輪
429 3月08日 土 池内   小原
430 3月14日 金 榎本
431 3月22日 土 宮崎
432 3月28日 金 内田
433 4月05日 土 池内   松浦
434 4月11日 金 榎本
435 4月19日 土 三輪
436 4月25日 金 宮崎
437 5月03日 土 池内   内田
438 5月09日 金 内田
439 5月17日 土 榎本
440 5月23日 金 三輪
441 5月31日 土 宮崎
442 6月06日 金 内田
443 6月14日 土 池内   川崎
444 6月20日 金 榎本
445 6月28日 土 三輪  
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§カンパありがとう!
 

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 887

2014年02月22日 |  マツタケの林地栽培 

  
<巻頭クイズ>
積もりに積もって富栄養化した腐植層を地掻きして取り除くことは、
アカマツが育ち、マツタケ胞子が定着できる環境作りのための大切な作業です。
さて、地掻きをするときの鍬入れで適切なのは右、左どちらでしょうか?
(答は巻末)

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動  

 

 第427回(2月22日(土))活動報告

 一週間前は関東を記録的な大雪が襲い、ここ岩倉も雪で初めての活動休止を余儀なくされましたが、今日も雪はないものの寒い一日でした。
 本日の参加者は、橋本、松本、榎本、小原、三木、森、村岸、TAKE、松浦、三輪、中野、中広、三品、多田、藤井、川本、宮崎、有山、ホリイ、阿閉(仁)、阿閉(眞)、山田、小長谷、猫田、吉村、中山、田中の27名のみなさんでした。

<玉城山Ⅰ>
玉切りしてあった枯損松の搬出を行いました。


<澤田山Ⅰ>
阿閉さん、下刈り中。     重役出勤の山田さん。
 

<ヤマガラの里>
ヒノキの伐採、搬出をする松浦さん、松本さん、TAKEちゃん、多田さん、橋本さん。


邪魔な切り株を伐る多田さん。 4WDを買ってヤル気満々、小原さん。
 

<澤田山Ⅲ

シイタケホダ木の本伏せ、栽培地の整備を行いました。

上部の作業地の様子を見に行きました。
繁見峠の休憩小屋にはハイキングの一団が。

途中、「ギーギー」と鳥の鳴き声のような妙な音が。
ヒノキが風に吹かれて揺れて、寄りかかった倒木と擦れて音がしていたのでした。
倒木も多く荒れた道中、まるで山が泣いているようでした。先に行ったハイキングの皆さんに落枝などで怪我がありませんように。

繁見峠からおよそ20分ほど歩いて作業地に到着。

<澤田山Ⅳ>
2つある尾根筋の地掻き作業を行いました。
尾根A。村岸さん、川本さん、三品さん。

尾根B、筆者。

<香川山BC>
本日の昼食は、ソースカツ丼ならぬソースカツ皿。


調理ご苦労様です。

山から戻って焚き火を囲み談笑中。
 

昼食風景。
 

<クイズの答>
正解は左ですね。
下地と腐植層との間に平行に鍬を差し込むように入れて腐植層を剥ぎ取ります。
右のように畑を耕すように入れると引っかかってうまく剥がせません。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 886

2014年02月19日 |  マツタケの林地栽培 

前回の活動は、終日雪、路面の積雪もあり、マツタケ山づくりもできないと考え、やむなく休みました。岩倉香川山BCの様子を榎本報告(ブログ885)でを御覧ください。

 2月22日(土)は、まつたけ山復活させ隊第427回活動日です。午前10時に京都市左京区岩倉 村松 香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい。最低気温は零下にはならない日が多くなっていますが、最高気温が低いため、寒さ対策など暖かい服装が必要です.でも日差には、本当に暖かみを感じます。久々の晴れマーク日、春を感じることができるでしょう! 本日の活動の様子は、宮崎 昭さんが報告します。 


マツタケ山づくり 3
 マツタケの生理・生態を知り、マツタケ山づくりができるように『(株)トロント刊 ここまで来た!まつたけ栽培』をベースにしつつそれを簡素化して書いています(不定期)。新しい知見も少しは入れていますが、ご質問やご要望があれば、最後に記載されているメールで連絡下さい。

5)土壌微生物の活性
 マツタケが一生を過ごす土の中には、糸状菌や細菌、小動物などマツタケの生活を脅かす生物や菌根形成のいずれかの時点でその形成に貢献する微生物(ヘルパー細菌が8%)など顕微鏡サイズの生物が無数といっていいくらい生活している。

 マツタケが生き続けるためには、そういった微生物の種類とか数などがマツタケとうまくバランスする必要がある。アカマツ林の手入れは、ヘルパーバクテリアを維持するのに効果的である。

 アカマツ林の同一斜面に、マツタケが発生する場所と発生しない場所が隣り合っているところがある。土の色などは肉眼では全く同じように見えるが、両者の土壌の糸状菌数や細菌数、放線菌数や線虫数などはマツタケが発生しない場所に圧倒的に多いのである。また、生活する微生物の種も異なっている。

 微生物活性は土壌中の微生物数などで表せるが、土の様々な微生物が持っている酵素量で推し量ることもできる。多くの微生物がグルコースを資化する(利用する)ことに注目して、土壌のグルコ-スデヒドロゲナーゼ活性の値で知ることができる。 専門的になって申し訳ありませんが、1g土壌中にグルコースデヒドロゲナーゼ活性(実際はTPF=トリフェニルフォルマザン量を測定)が20μg以下の土壌がよいようである。

 こういった酵素活性(含有量)が高いと、微生物数が豊富で「エサ」も多い。土壌が富栄養化し、マツタケの生活に適さないことを意味する。  

6)腐植層の厚さ
 アカマツ林土壌の化学的特徴を決める要因の一つに、林床に堆積する腐植の量がある。落葉・落枝は小動物に食われ、さらに糸状菌や細菌などの分解で腐植となる。やがて、それは土壌に還元されて生物の養分になる。長年堆積した腐植は土壌を富栄養化し、マツタケの生活をおびやかすことになる。

 腐植層が過度に発達すると褐色森林土壌の上層部が黒くなってくる。特に人工アカマツ林に見られるが、ミミズがいたりする。マツタケが多く発生するアカマツ林には腐植層はあまりなく、あっても3cm程度である。腐植層が厚いと子実体が大きくなる傾向があり、マツタケ生産林家はその堆積を好む傾向にある。

 しかし、腐植の存在には注意を払う必要がある。 マツタケの生活空間は、土の中(褐色森林土)であって腐植層ではない。 腐植は、マツタケ胞子の土中への移行を妨げることが分かっている。 マツタケ未発生地(シロを誘導したいエリア)には、腐植はない方がベストである。

7)斜面の向きや尾根の状態
 マツタケ山づくりの候補地としては、今までは、西から南の間に位置するアカマツ林の尾根や斜面の中腹以上を選んでいる。マツタケの生理・生態から考えても、西日が当たりにくいため湿潤になりがちな山の北斜面と東斜面はマツタケのシロの維持には最適の環境ではない。

 でも、気候変動常態化の昨今では、乾燥が激しい西斜面は、子実体発生を期待する林家にとっては要注意と思える。前回も述べたが、北斜面にのみ発生する地域もあり、要はマツタケは子実体を発生できる条件が整っていれば発生する、整わなければ発生しないのである。西向き斜面は乾燥を防ぐために、アカマツ以外の植物の立木密度を高く手入れすることで解決できる。

アカマツの平均樹齢とその立木密度に注意
1)樹齢
 マツタケ子実体が発生を始めるアカマツの平均樹齢は30年くらいである。岩手県岩泉町で、1962年に三陸フェーン大火といわれる山火事があって、沿岸の森林が消失した。その後、アカマツ林が再生し、30年近くたった1990年にはマツタケの大量発生が見られており、マツタケ発生の始まりは約30年であることを裏付けている(写真1)。また、和歌山県高野町上筒香にある岩田さんの山が火事にあい、その約30年後にはマツタケが発生し始め、今は人もうらやむ発生量である(写真2)。

1)岩泉町 手前のところは手を入れている 2)和歌山県イワタ山 全面に手を入れている 

 しかし、ホストの樹齢が40年や50年になって初めてマツタケが発生を始める地域がある。これは、その地域特性なのかマツタケが発生し得る条件が40年たって初めて整ったためなのか、今のところ不明である。林の手入れも万全、でもマツタケ胞子が飛んでこないこともある。そのうちアカマツ林がマツタケの好みでない林齢になることも多々ある。

 あまり難しく考えないで、5年生や10年生のアカマツ林など、うんと若いアカマツ林に手を入れ始めることが現在必要とされている。現在、マツのザイセンチュウ病で多くの地域はアカマツ林が見る影も無い状態である。京都で活動する僕たちは、アカマツ林再生から始めている。

 これではマツタケが発生するまでに、長時間が必要と思われる。長い間放置されてきた現在のアカマツ林の富栄養化土壌改善には長い時間を要するので、かえって好都合である。ある林家に切に訴えられたことがある。『孫かひ孫が、ここでまつたけが採れるように』と。毎年山を見に出かけている。

2)立木密度
 アカマツの立木密度は上長生長や肥大生長に影響する。しかも、その密度はマツタケが感染するマツの細根密度と深く関連もする。土壌の単位体積当たりのアカマツ細根の密度が高いと、マツタケ菌糸の感染効率がよいと考えている。密度が高い傾向にある尾根筋がマツタケの栽培地に向いてると言えるのも、一つにはこの点からである。

 尾根から斜面を下るにつれてアカマツの生育はよくなるものの、その密度は下る。また、同じように見える斜面でも地形は変化に富むので、密度も場所によって大きく変わる。25年生のアカマツ林で25本/10×10mもあれば十分である。アカマツ以外の植物は、1m四方に6~7本残そう。実際はこれだけ多くない.ただし萌芽し6・7本群がって生えたものが2株もあるというケースがある。こんな時には半分に減らす.すると、所々に1m四方に6~7本というカ所が生まれる。通常2~3本/㎡も平均してあれば多いと思う.日陰を8割くらいにしても良いだろうと考えている。 秋の子実体発生期の日当たり抑制のためである。不要な樹はいつでも無くすことができるが、たとえ高さ1mの樹であっても直ぐに得ることはできない。 

 岩泉まつたけ研究所試験林の痩せ土(30cmで岩盤)のことであるが、幹が混んでいて人が入れないくらいに宿主の密度が高く、従って生長が悪い。直径4cmほどの小松のアカマツ群集(平均樹齢30年)地にもマツタケは発生する。しかもマツタケの発生量も多い。比較のため、立木密度を下げたら、マツタケの発生は止まった。逆に、岩泉町大川地区で、ナラ林の中に立派なアカマツがたった2本だが近接して生えていた。手入れの結果、シロが二つ形成された。
 アカマツ立木密度は、2本でよいと言うことではなく、通常なら30年生で100㎡あたり20本ほどである。
 
3)アカマツ林の林型
 様々な樹種などが混交してアカマツ林を構成するのが普通である。外的な選択圧を与えなければ、現在のアカマツ林はやがてその地域の森林の移り変わりの最終段階である極相林に必ず遷移する。アカマツ林が遷移林とか2次林とか呼ばれる所以である。

 そのアカマツ林は、高層木、中層木、下層木、草本類や地表植物からなる。地域や地形、林齢などによってもそれぞれの樹高も構成比率も違ってくる。これを「林型が違う」と言う。

 アカマツ林を遠望して、アカマツ以外の植物、例えばナラ類がアカマツと同じ高さに、もしくはより高く生育している林は、落葉や腐植の堆積も多く土壌は富栄養化しているため、マツタケ山にはもはや不向きと見る。林型は高層木がアカマツで、アカマツ優占林でなければならない。

 しかし、長く放置されたアカマツ林であっても、遠望では一見アカマツ優占林に見えることがあるが、林内をよく見ると直径が太く落葉量も多い中層木の密度が高い林もあったりするので、必ず林内に入って調べることが大事だ。

 マツタケ山にはツツジ科の仲間やヒノキの仲間のネズなどが生育している。これらの植物を指標としている。また、尾根の状況と山腹の状況とでは植生も異なる。とにかく、長年、薪炭生産林、農用林として活用されていた1955年ころまでの里山林の状態(植生)がマツタケの好む林であるということに、思いをめぐらしてもらいたい。

 マツタケ山づくりに適する山は、1本でもマツタケが生えている山である。人の判断よりマツタケの判断が正しい。続く

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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まつたけ山復活させ隊活動

予定日  2014年2月~年6月
回  開催日  報告担当者  男厨シェフ

427 2月22日 土 宮崎
428 2月28日 金 三輪
429 3月08日 土 池内   小原
430 3月14日 金 榎本
431 3月22日 土 宮崎
432 3月28日 金 内田
433 4月05日 土 池内   松浦
434 4月11日 金 榎本
435 4月19日 土 三輪
436 4月25日 金 宮崎
437 5月03日 土 池内   内田
438 5月09日 金 内田
439 5月17日 土 榎本
440 5月23日 金 三輪
441 5月31日 土 宮崎
442 6月06日 金 内田
443 6月14日 土 池内   川崎
444 6月20日 金 榎本
445 6月28日 土 三輪  
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
 

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 885

2014年02月14日 |  マツタケの林地栽培 

香川山BCエントランス:午前9:30

第426回(2/14)活動・休止

 活動休止の連絡のためBCに出かける。BCでは気温0.5℃、10時現在積雪7cm、降雪激しくなり出勤していた数人のメンバーに休止を伝えBCを閉めた。道路はシャーベットになっていた。
<榎本記>

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 884

2014年02月12日 |  マツタケの林地栽培 

前回(2月8日)は、終日霙か雪であったため、参加者は、香川山キャンプでいろんな作業をこなした.ヤマガラ班主導で、薪づくりに取り組んでいた(写真1).昼食は、生きた牡蠣の差し入れもあり、大変リッチである.ダッチオーブンで蒸し焼きにした牡蠣(2,3).これはいける.食当解放デイで、松本式カレー(4,5)である.これも美味い.

1 2 3 4 5

 2月14日(金)は、まつたけ山復活させ隊第426回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉 村松 香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい.
 
 最低気温は零下にはならない日が多くなっていますが、最高気温が低いため(7℃予想、平年値9℃)、寒さ対策など暖かい服装が必要です.でも日差は、 本当に暖かみを感じさせます. 梅も各地で咲いています. 本日の活動の様子は、榎本 輝彦さんが報告します. 

マツタケ山づくり 2

 最盛期の100分の1に激減した日本のマツタケ生産と、その生息地であるマツタケ山・里山林をどうやって回復し、かつて見られたような豊かなマツタケ山をつくっていくかが私たちの課題です.

 前回(NEWSLETTER 882)は、濱田先生の『マツタケの概説』を紹介しました.最近の知見では、マツタケのホストもマツ科植物以外にも発見されています.シイの仲間、オノオレの林は子実体が発生.

 でも、どこのシイ林でもあるいはオノオレ林でも子実体が発見されているわけではない.このことの意味するものは検討に値するものと思っている。 また、ネズにも感染するが子実体は発見されていない。 フィンランドやスウェーデンのヨーロッパアカマツ林で、まつたけが発見され輸入もされている。

 前回に続いて、マツタケの生理・生態を眺めていこうと思います。『(株)トロント刊 ここまで来た!まつたけ栽培』をベースにしつつでも簡素化して(不定期ですが)書き連ねるつもりです。

マツタケの林地栽培に成功するためには、当たり前のことですが、次の3つが必要である。
(1 )まず付近にマツタケの発生地があること(胞子が飛んでくること)、
(2 )アカマツ林があること、
(3 )その土壌は貧栄養状態で、若いアカマツ林であること。   
(3’)1本でもマツタケの発生するアカマツ林であること。
 
 1970年(昭和45年)以降、全国でマツタケ発生環境整備事業が展開されたが、マツタケ未発生林での成功率は30%くらいと聞いている。失敗の原因は、森林土壌の吟味不足があったと考えている。富栄養化土壌には、マツタケは生活出来ないのである。 最近では、元気なマツタケ山が少なくなり、胞子飛散量も少ないため新たなシロ形成がなされにくい.しかし、マツタケが1本でも発見されているアカマツ林の手入れの効果は100%である。

 アカマツ林の地上部の姿だけなら、たとえ1940年代の状態にでも戻すことは容易だ。 確かに市民が手を入れると、今にもマツタケが生えるように思えるアカマツ林に仕上がる。 しかし、土壌の化学的条件や微生物条件が改善するにはかなりの時間を必要とする。そのことをあまり意識しない林家が多く、いつまでたってもマツタケの発生がない、「作業をしてもダメ」だと思ってしまうのである。 

 また、マツタケは、アカマツの林齢(30-70年)に対する強い好みがあり、土壌改善に時間が掛かると、手入れしたアカマツ林はマツタケの恋愛対象たり得ず、すなわちアカマツが年を取りすぎることとなる。 里山林として回復したが、マツタケは戻ってこないのである。これもアカマツ風致林づくりに成功しているのだが.

まずは、マツタケが好むアカマツ林を見ていきましょう! 

1)気象
 マツタケの生長に必要なエネルギー源としての養分(おそらくはグルコース)は宿主から供給されるので、アカマツの生長を左右する気象も大切な因子である。気温、降水量、日照時間は旬別の平均値として、また、気温については最高・最低気温も調べる。風向きや風の強さも知る必要がある。
 
 作業適地と判定された林やマツタケ既発生林では、マツタケが発生する時期の予測や豊凶作の要因分析のためにも土壌表面より下10cmの地中温度の日変化を計測できるとよい。また、風向や風の強さはアカマツ林土壌の乾燥に強く影響を与える。風が一定方向から強く吹く山は、付近の山でマツタケが発生・成長しているにもかかわらず、マツタケが大きくならず、小さな天白ドンコシイタケ状になっていることがよく見られる。こんな場合、風上に防風のための樹木を多く残すことも必要である。
 
 雨量を測定しておくと、マツタケ菌根の生長期の雨や子実体形成・生長期に必要な雨の過不足を知ることができる。これらのデータを分析することは、今後のマツタケ増産法の開発にもつながってくる。

 かつてマツタケを採ったというところは、現在の気候変動をさておくと、気温・降水量・日照時間の条件は満たされている.日本の場合、アカマツ林はもちろんのこと、ツガ・コメツガ林、エゾマツ・アカエゾ林などマツタケの宿主の生育地では、マツタケの林地栽培不能ということはなさそうである。 最近のマツタケ発生期の異常気象のため、北向き斜面にのみ、マツタケが発生するという話を聞くようになってきている。

2)母岩や土壌
 母岩の種類と土壌の水素イオン指数
 マツタケ菌糸を培養すると、培養基の水素イオン指数(pH)は5.0前後で菌糸の生長がよい。マツタケの発生するアカマツ林土壌もやはり酸性(pHは5前後)である。こうしたことから、石灰岩地帯にはマツタケの発生はないと言っていた。しかし、例外が岩手県にあった。岩手県岩泉町の北部に鍾乳洞で名高い安家(アッカ)という地域がある。そこはマツタケの大産地で、石灰岩地帯なのである。

 早速、マツタケの生えるアカマツ林を調査した。 土壌pHは最低が5.6、最高が8.1、10カ所の平均値は7.0であった。この値はかなり高い。 調査したアカマツ林のマツタケ発生位置は、pHが酸性である所に偏らず斜面全面にある。また、岩手県東和町や遠野市の、土壌pHの高い凝灰岩や蛇紋岩地帯にもマツタケが発生することもわかった。でも、他の石灰岩地帯などではどうなのか不明である。
 
 また、火山灰が深く堆積する地帯のマツ林では、例えば火山灰土壌の関東ローム層地帯や阿蘇山の噴火による九州の火山灰地帯などが典型だが、火山灰土壌のpHは中性に近くなる。それに、浅く支根を張る特徴を持つアカマツの細根も深く入り込み好気性のマツタケにとって生活しにくいのか、そんなところにマツタケの産地はない。石灰岩地帯のマツタケを考えると、pHだけの問題ではないだろう。
 
 通常、適地になる土壌を生成する母岩として、花崗岩、チャート、頁岩(ケツガン)、砂岩、粘板岩、礫岩などは問題が無い。

3)土壌型
マツタケは土中に生活するので土壌の団粒構造をはじめ、気相の状態や根の張り方など物理的性質、土壌の養分の状態など化学的性質がマツタケの生活に大きく影響する。地形や植生の差により土壌中の水分含量も異なってくる。
 
 尾根は母岩が風化したままで残った残積土で浅くできており、有機物の含有率が低くまた乾燥気味である。未発生林に最初にマツタケが発生する場所になる。斜面を下るに従って土壌は有機物を巻き込み深くもなる。
 
 土の色が黒くなると、植物も繁り過ぎの傾向にあり湿潤で富栄養化土壌となる。 アカマツは植物との競争に弱く、マツタケは微生物との競争に弱い。 マツタケも生活しない。 感覚的でよいから土の状態を把握しておこう。土の湿りすぎはマツタケの生活に不向きであり、弱乾性から乾性の褐色森林土壌がよい。しかし、これは、先述のように、マツタケ発生期の高温・乾燥が常態化している昨今、シロは大丈夫であっても子実体発生に弱点となっている。 

4)土壌中の根の分布
 土壌は母岩の上に位置するが、母岩からの土壌の深さは、マツタケの2次菌糸の根への感染の難易に、あるいはマツタケの質や量にも関係する。土壌が尾根筋のように浅いと小振りのマツタケ子実体になりやすいが、深いと大きく立派なマツタケが採れる傾向にある。
 
 マツタケの生活空間の底は、ほぼ地表下30cmより上の範囲にあることが多い。そのあたりまでにアカマツの直径1mm以下の細根が多くなければならない。細根は浅い部分にあるほうがよく、浅いところに礫が多くあったり、露出した岩石が見られるアカマツ林はよい。

 根は樹齢や立木密度、土壌構造や地形にも影響され林内一様に分布しないので、私たちの調査では、尾根や中腹部5カ所ずつ計10カ所を調べるが、平均すると、土壌断面50×50cmにアカマツの直径2~3mm以下の根は5~6本見られるくらいである。これは、全国的にも当てはまる値である。なお、アカマツの根はしがんでみると、いわゆるマツヤニの味がするので識別できる。(続く)


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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費+消耗品費として400円
を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?

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まつたけ山復活させ隊活動

予定日  2014年2月~年6月
回  開催日  報告担当者  男厨シェフ
426 2月14日 金 榎本
427 2月22日 土 宮崎
428 2月28日 金 三輪
429 3月08日 土 池内   小原
430 3月14日 金 榎本
431 3月22日 土 宮崎
432 3月28日 金 内田
433 4月05日 土 池内   松浦
434 4月11日 金 榎本
435 4月19日 土 三輪
436 4月25日 金 宮崎
437 5月03日 土 池内   内田
438 5月09日 金 内田
439 5月17日 土 榎本
440 5月23日 金 三輪
441 5月31日 土 宮崎
442 6月06日 金 内田
443 6月14日 土 池内   川崎
444 6月20日 金 榎本
445 6月28日 土 三輪  
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§カンパありがとう!
 

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 883

2014年02月08日 |  マツタケの林地栽培 

 やっぱり 今日はカキかも。

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動  

 

 第425回(2月8日(土))活動報告

 今日は天気大荒れの予想。朝から小雨、雪が降り、作業日和とは言えませんでした。しかし、食と交流という面ではよかったかも。

そんな中、次の方々が集まりました。

(敬称略)橋本、榎本、松本、前田、川本、TAKE、中広、ホリイ、池内、猫田、小長谷、中野、有山、吉村、多田、松浦、内田 の17名です。

<作業>

一人黙々と木の皮を剝いでいきます。

薪を黙々と束ねていきます。

    

食事は、本日担当は

で、ボリュームのある美味しいカレーでした。

   

   ご苦労様です。

 カレーは、こんな感じで

    

    

 

 美味しかったです。

そして何より、川本さん提供のカキがエース級の楽しい一日になりました。

 ホクホクのカキを食べる。

   

アルコールも入って、

   

暖かい日となったのでした。

 香川山と畑の風景

    

今日は一日生気を養う日となりました。

今日を糧に、次回も頑張りましょう。

 それと、なぜか天ぷら用ふきのとうが畑からなくなっていました。(-_-;)

 内田さんが、芸術のチラシを持ってきてくれました。見て下さい。

 

<池内記>

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 882

2014年02月05日 |  マツタケの林地栽培 

 2月8日(土)は、まつたけ山復活させ隊第425回活動日です.午前10時に京都市左京区岩倉香川山(自称:下記の§活動拠点へのアクセスを御参照下さい)にお集まり下さい.4月初めの気象から、大変寒い日に戻ります.気温が低いため、寒さ対策など暖かい服装が必要です.でも日差しがあれば、それは本当に暖かみを感じるようになっています.やはり立春過ぎと思えます.

 本日は男厨派食当、代表は松本 忠明さんがつとめます.彼の得意料理は、カレーです.期待しましょう!  本日の活動報告は池内 正憲さん担当です.

 私たちの活動拠点香川山でも、相変わらず、マツノザイセンチュウ病による枯損が激しい.仲間が、今日はこれで3本目と言いながら、伐倒する(写真1).それを所定の長さに伐り、下で待つ仲間に渡している.枝葉は直ぐに焼却である(2).このようにして、アカマツ林を守っています(3).

 澤田山・玉城山から薪用の材が運ばれてくる(4).鹿による食害防止を施しながら材線虫に強いというマツを育てている(5).そうこうするうちに昼になり仲間が戻ってくる(6).本日(前回)は太巻きの寿司をほうばる日であった.
1)  2) 3) 4) 5) 6)

7)

 冬の食用きのこの代表格であるヒラタケの発生が依然として続いている(7).私が岩手県岩泉町でマツタケの生理生態を研究していた頃、地元のきのこ愛好家(盛岡うえっこの会)佐々木保美さんがよく食事会に誘って下すった.きのこ料理.熊の肉、これは鍋が多い、鹿の肉、これは焼くが多い、など獣肉なども美味しく戴いた.

 中でもきのこ汁の旨さが未だに舌に残っている(ウッソー、頭に経験として).とれたてのきのこが10数種入っていて、それぞれの、これが大切、きのこが持つうまみ成分が入っているだけでなく、ベストに調和しうまみが相乗した「だし」になっていた.中国のきのこ鍋とはコンセプトをことにしている.
 彼曰く、今まで二十茸汁はつくったが、未だに百茸汁は食っていない.それほどに100種のきのこをそろえることは難しいのだ.それに挑戦するという.成功されたかどうか伺わねばならないと思っている.

 それで私たちも、無謀を顧みずだが、天然きのこで百茸汁をこの秋に創ろうと頑張ることになった.きのこ百種類というと冷凍保存も必要になるが、とにかく1番目のきのこと100番目のきのこは決まった.1番めは上記ヒラタケである(7).最後は、私たち手入れのアカマツ林で採れたまつたけである.写真3のように、仲間が枯損マツがでたら伐倒焼却で林を守っているが、活動開始直後に手入れのお陰で、1本の発生があった(ビギナーズラックか)がその後音なしである.

 確かに、菌根性のきのこの発生、また、きのこ発生のサクセッションを考えると、次はマツタケというアミタケなどの発生も見られるようになって来ている.原因を探っているのだが、近辺に取りこぼしのマツタケも少なくなり、その胞子飛来のチャンスが少ない.なんか秘策(?)も打たねばならないかと遊び心を惹起させている.

 市民といえども、マツタケ山づくりの、その結果にさほどの瑕疵が見られるということも考えにくい.しかし、仲間がつくる山づくり作業は、これはいいと思えるアカマツ林づくりもあれば、里山林再生とはほど遠い林づくり(=放置林づくり)もあり 憂鬱である.

 元はマツタケが採れていたという里山林も、ザイセンチュウ病枯損でアカマツが非常に少なくなった場所が多く、アカマツ林再生には、そこは大きく伐り開き地掻きが必要であることが多い.アカマツ林に戻すことはこの原則を守れば簡単容易だ.でも、マツタケ発生にはこれが重要なことだが、一度富栄養化させた土壌は、アカマツが優占出来る、そしてマツタケが生活する貧栄養状態に戻さなければならない.岩泉まつたけ研究所試験林のデータでは、尾根筋15mも下がった土壌は、適正規模にやせるに要する時間は長い.尾根筋は直ぐに元の放置以前に戻るのだが.このことはマツタケ山づくりに考慮せねばならない大切なことと思う.
 
 マツタケが生活する林づくりにも、セントラルドグマ(=きのことはこんな生活をするのだという既成の考え方)にとらわれない市民の実験的作業に期待したい.
 そこで、諸先輩達はマツタケをどう理解したのか、シリーズとして、マツタケの生理生態をおさらいしておこうと思う.まずは、濱稔(僕たちは敬称抜きにこう呼んでいた) のマツタケ概説(濱田 稔 1964. マツタケ概説.マツタケ-研究と増産-.マツタケ研究懇話会刊)を紹介しよう.もちろん、ぼくらの新知見もあり、必要ならその都度補いましょう.また、質問や疑問はメール(最後にある)でどうぞ!

 マツタケ(Tricholoma matsutake Singer=Armillaria Matsutake Ito et Imai)は日本列島周辺(満洲の一部,朝鮮半島,カラフト,北海道,本州,四国,九州,台湾:
var. formosana)の海抜±0m(東北地方海岸:宮城県名取町下増田村広浦,福島県相馬郡磯部村大洲国有林)~2300m(富士山吉田口および精進口2.5~5合目附近;台湾新高山中腹八通関)でマツ属(アカマツ,クロマツ,ヒメコマツ,ハイマツ:北海道雌阿寒岳,ニイタカアカマツ:台湾,など),ツガ属(ツガ:信州,コメツガ:富士山),モミ属(シラビソ:富士山,トドマツ:北海道),トウヒ属(エゾマツ:北海道)の林に発生するが,マツ科植物でもカラマツ林には発生を見ない。6年生アカマツ林に出たこともあるというが普通20~90年生林で,最盛期は40~60年といわれる。ワシントン州やオレゴン州などアメリカ合衆国の太平洋岸のPinus contortia, Pseudotsuga, Tsuga, Thuja(筆者注:ヒノキ科ネズコの近縁), シラタマノキ属(筆者注:ツツジ科)植物を混じた林には白くて大きい以外は,形態的にも培養的にもよく似たアメリカマツタケ(Tr. ponderosa Singer = Arm. ponderosa(Peck.)Sacc.)が出る。香りもある。マツタケモドキ,キテングタケ,ヤマドリタケも出る(Q28,29)。満洲吉林省安図北方のモンゴリナラ林(Q17),秋田県本荘町のクリ・ナラおよび稀にイヌガヤを混じえた林(Q32)のものは本郷氏の記事(本書H2)にもある通り,俗称バカマツタケまたはニタリ系のもので別種とすべきかもしれない。マツタケには形態的(B12)および生理的な品種(小川末発表)がみとめられる。

マツタケは砂地(仙台附近海岸)や火山礫地(雌阿寒岳中腹)などにも生えるが、最も多いのは角岩・花崗岩・砂岩など酸性岩の山地で,粘土を混じたり土壌が深くなると発生量を減ずるといわれる。従ってクロボク地帯などはアカマツはあってもマツタケは発生しない。これらは根の深さに関係すると思われ,上記海岸の砂地では地下水位が高く(30~40cm),マツ根が地表に止る。土壌酸度は富士山でpH3.0を示す所があったが,普通4.5~5.5の範囲である。

発生時期は,普通春秋2季で,春季のものは春ナバ,春マツタケ,五月マツタケ・ミドリマツタケ,ツユマツタケ,サマツ,ムギワラマツタケ,土用マツタケ,トキナシマツタケ,ボケマツタケなどと俗称され,九州や四国では3月下旬から発生をはじめ,近畿では6月~7月上旬(梅雨末期まで)となる。秋期のものは,秋ナバ,本ナバなどと呼ばれることもあるが,春マツタケとは逆に寒冷地から発生をはじめ,九州では11月~12月となる。従って,暖地ほど夏休みが長く冬休みが短く,寒地ほど冬休みが長く,夏休みが短い。富士山や雌阿寒岳では夏休みがなくなり,7月~9月に亘って発生する。いずれも地温との関係であるが(本書H11-12,衣川氏の記事参照),たとえ地温が適当であっても雨量(水分)がそれに伴わなければ産地とはなりにくい。同様の関係は山の向きにも見られ,北向きの地は早く発生を見ることが多い。
 
菌根形成には一般に,樹木には日光がよく当り(炭酸同化産物が多量に生ずる),土壌にはちっ素,りん酸などの養分が少い方がよいが(E.STAHL)およびR1参照),マツタケもこの条件に当てはまり,峰すじに多いのを通例とする。しかし干ばつの影響を受けやすい。
 
マツタケ特有の香りは,トランス型桂皮酸メチルで,これに一般キノコ臭マツタケオール(=マツタケアルコール.筆者注:とイソマツタケオール)を混ずる(P1-12)。

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§カンパありがとう!
 オクツ トヨコさんからカンパを戴きました.感謝申し上げます.

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         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
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 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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まつたけ山復活させ隊活動 
 
予定日  2014年1月~年6月
回  開催日  報告担当者  男厨シェフ

425 2月08日 土 池内   松本
426 2月14日 金 内田
427 2月22日 土 宮崎
428 2月28日 金 三輪
429 3月08日 土 池内   小原
430 3月14日 金 榎本
431 3月22日 土 宮崎
432 3月28日 金 内田
433 4月05日 土 池内   松浦
434 4月11日 金 榎本
435 4月19日 土 三輪
436 4月25日 金 宮崎
437 5月03日 土 池内   内田
438 5月09日 金 内田
439 5月17日 土 榎本
440 5月23日 金 三輪
441 5月31日 土 宮崎
442 6月06日 金 内田
443 6月14日 土 池内   川崎
444 6月20日 金 榎本
445 6月28日 土 三輪

  
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§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山 (京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は午前10時頃から,終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側)40分
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、現在、食材費(実費)+消耗品費として400円を徴収.登録外参加者・見学者などは要500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 redpinemushroom@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

 

 

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