まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1326  3回連続の雨、雨でないとできない作業があると17名が結集!

2018年06月29日 |  マツタケの林地栽培 

降ったりやんだりでしたが、12時頃、激しく雨が降る.

第642回の活動は、6月15日、23日に続いて雨の中の活動となりました.そんな天候の中 参加された方々は、17名.前田、橋本、ホリイ、TAKE、三品、ヤマダ、北村、尾林、三輪、小長谷、中野、吉村、猫田、まりこ、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、松本さん達です.
 極めて残念ながら、山の作業は中止.仲間は、BC内で思い思いの作業をされている.やはり時間となれば腹が空いてくる.その欲望を満たしてくれるのは、予告通りに松本さんのカレーである.具に工夫があり、薬膳カレーとなりました.食事作りの皆さんありがとうございました.

薬膳カレーと言われる所以、赤い実です.

昼食の合図を今か今かと待ちながら談笑中

本日の昼食はサラダと薬膳カレーです.

畑にもいろんな作物が育っています.獣害動物の侵入は、人が勝利したとのことです.詳細は次号でいたします.畑にはシオカラトンボ.

ネムノキの幹にはオオスズメバチも飛来.

カンパありがとう!

 仲間のMGさんから戴きました.感謝申し上げます.

こんな一日でした.皆さん大変お疲れ様でした. 気圧配置は、もう梅雨明けみたいな感じです.

 
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1325  サマツ・梅雨まつたけが山口県(kg 54,000円)、韓国から届いている(Kg 約10万円だ!)

2018年06月25日 |  マツタケの林地栽培 

6月29日(金)は、642回の活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.本日は、シェフを松本 忠明さんが勤めます.カレーの香りは食欲を増す.乞うご期待です.ブログ報告は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください.

マツタケ発生アカマツ林 岩手県岩泉町 向林試験林 これほど見事なアカマツ林は、なかなかありません.林齢50年赤い杭はシロのセンター位置
 
 今頃のまつたけを秋のマツタケ(Trichioloma matsutake)と異なる種と思っている向きがあるようだが、生物学的にも生態的にも秋のマツタケと同じものである.これらを市場では、サマツ(ダケ)と呼んでいる.国産ものでは、見逃したかも知れないが、熊本県天草や宮崎県えびの高原から発生の報道が未だになく、いきなり本州山口県に飛んでいる.通常ならここから本州を東に移動してくるのだが.京都辺りは、祇園祭(7月15日)までは期待が持てるとのことです.

 大阪市場に、山口県のマツタケが200g 10,800円で入荷している(6月19日).京都市場には、韓国からマツタケが時折輸入される.韓国のどこから来ているものかを知る術を持たないが、産地は北緯35度から38度にはさまれた日本海(東海)沿岸のいずれかであろう.ちなみに価格は、6月19日付けで1Kgが高値97,500円、中値で82,080円である.小売りになるといくらなのかな.それでも買う人がいるのだ.Woo~n! 鱧と松茸の鍋!暑いときに、Hoo~ Hoo~ いいながら、味わってみたい! 鱧の上品な脂と松茸は似合う.脂分と松茸をあわせた日本の食べ方が王道・本道.感性に乾杯!!

 

それでは、採取したマツタケとその発生の写真を4葉ご覧下さい.

岩泉マツタケ これでハモ鍋は最高です.  

 梅雨マツタケの発生をごく簡単に述べると、成熟した菌根が、地温の上昇(19℃付近)で子実体原基形成刺激を受け、ヒートショックがなければきのこが見られるというものである.梅雨まつたけの発生は、秋の発生と違って余り調べられてないのでどの程度発生しているものか分からない.が、秋に比べると格段に発生のチャンスは少ないと言える.それほど、発生に適した温度と水条件が維持されにくいのである.  
 
 岩手県岩泉町で、1990年から2005年の調査期間中一度だけだが、1997年7月11日に発生を確認した(向林試験林:北緯39°51’標高430m).7月の終わりにはブータンにも“マツタケ”が発生する.北海道のアカエゾマツ林やトドマツ林の発生はもっと早くても良いと思うがでない.北海道まで北上すると春の訪れが遅いため、菌根の伸びが悪く、子実体発生に十分な菌根量が得られないからだろう. 

 東北のように気温がある程度低い地域では、8月-9月初めにマツタケが発生するが、生産者は「夏まつたけ」と呼んでいて、気温が高いため子実体に締まりがなくぶよぶよしていて香りも少ない.また、虫食いも多く腐りやすい.商品としては歩留まりが悪く生産者にも販売者にも嫌われている.

 商品名として、梅雨まつたけでは味も素っ気も無いが、「さまつ」といわれると、早苗同様、興味をそそられるネーミングである.でもサマツ(T. colossus)という幻のマツタケ類縁種があるため、僕はできるだけ今頃のものを梅雨まつたけと書く.今関・本郷の原色日本新菌類図鑑(Ⅰ)78ページを見ると、サマツは、「肉は空気に触れれば淡黄色に変わる.針葉樹林に発生する」とある.マツタケは、柄を裂いて置いても白色のままだ.

立派な柄を見せるマツタケ 和歌山県筒香

シロ周辺にそって林立するマツタケ.岩手県山根

大きく傘を開く 存在感あり.岩手県岩泉町

前回も前々回も雨でした.29日は、予報では、雨から曇りと変わりました.また、13時頃から雨になっています.よほど予測が付けにくいのでしょうね?

【お知らせ】

1)第8回 昭和美術会 滋賀支部展 湖陽展メンバーの展覧会
 日時:6月27日(水)から7月1日(日) 9:00~5:00 a.m.
 会場:栗東芸術文化会館 さきら 栗東市綣(ヘソ)2-1-28 ℡ 077-551-1455

2)京都御苑きのこ観察会 
 日時:7月8日(日) 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車すぐ)
 主催者:京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、当日自由参加(申込不要).京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

3)龍谷大学農学部1回生入門ゼミ(岩堀ゼミ)体験学習
 日時:7月21日(土)645回例会 午前10時~
 14名のフレッシュ学生がやって来ます.


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

642 06月29日(金) 吉村     松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪        JIDF(2/17) 龍大生 体験
646 07月27日(金) 吉村     内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村     松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村     川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折はダメです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER1324

2018年06月23日 |  マツタケの林地栽培 

6月23日〈土)は第641回目の活動日です。

 今日は朝から雨模様の一日となりましたが、ベースキャンプへ行く時刻になると雨が上がり、

今日も活動が出来そうだと出かけて行きました。

本日の参加者は次の通り

 前田、橋本、TAKE、ホリイ、太田、尾林、桑野、藤井、内田、三輪、有山、アトジ(ヒ)、

アトジ(マ)、中野、宮崎、猫田、吉村、松本の18名。


 午前中は山に入り前回の活動で切り倒した樹木の片付けをしに行きました。しばらくすると雨が降り出し、

止みそうもない降り方となってしまいました。作業を終えベースキャンプに戻ることにしました。

とゆから流れ出る雨はこのとおり凄い勢いで流れ落ちています。

山での作業は出来ないので、今日来た仲間はあちらこちらで談笑

こちらでは賄いの方々も奮闘しています。

本日の献立は盛りだくさん。

 昼食を満喫した仲間は、その後談笑したり、また雨も降り続いていましたので、三三五五帰宅。

文責 三輪


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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER1323   久し振りに怖かった.大阪北部の地震でした!

2018年06月18日 |  マツタケの林地栽培 

 大阪北部に M5.8の地震がありました(その後6.1と訂正).その震源地地域からまつたけ山復活させ隊活動に参加されている方々がいます.被害の程度が心配です.各地で被害もあるようです.岩手県岩泉町でマツタケの研究に従事していた頃、八戸沖地震で5弱を経験しました.今回の揺れはそれよりも大きく感じ恐怖を覚えました. 日本列島は どこでも大きく揺れる可能性があるようです.といっても、通常の心構えや地震対策を上回るものを残念ながら思いつきません!!!  活動地香川山BCの諸施設は被害無しと前田さんから連絡をいただきました. ありがとうございます!
 
 6月23日(土)は、641回の活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 畑荒らしが絶えない.少し前には、ニホンザル、イノシシ、ニホンジカが3大害獣と言われ常連であったが、最近では外来種も含めて害獣の種類が増えている.今、ここの畑では、犯人はニホンアナグマ(肉は美味といわれる)である.傷んだ柵の補修をしたり、彼らの行動様式を考慮して柵の強化などその対策に取り組んでいる(写真1-2).トラップ設置という選択肢もあるが、これもうまくいくとは限らないようだ.じゃ~ どうする.これは大問題です.トラップに掛かったあと、その害獣の訪問が減るとも聞きます. そりゃー まぁ、警戒するでしょうよ.アナグマなど肉が美味い害獣については、罠で取ることの規制を取っ払ってその肉を食うことを進めては如何だろう.ジビエ料理店も爆発的に増えないが、インスタントカレーなら良いのかな.

写真 1. アナグマの通り道を調べ、丹念に、といっても現場にあるもので 通り道をふさぐ Atさん.ありがとうございます.

写真 2. アナグマの侵入経路を予測し 入りにくく工夫をする.材料はBC内にあるものの再利用である.左から Mdさん、右は Hさん. 

 だからといって、どちらが柵の中で生活しているのか分からない状態にまで、(電気)柵を張り巡らすというのも、これは無能を、それしかないことは充分に分かっているが、さらけ出しているようで、恥ずかしい.それはしたくない.
 
 プロの農家は、自らの生活が掛かっているため、不本意でも金が掛かっても柵を張り巡らすことになる.我々は、新鮮でうまい野菜を食いたいという欲望で、生活を賭けているわけでなく「遊び」である.畑作りを止めても「商品用の食材」を買ってくれば済むが、でも、なんともしゃくに障る生き物である.

 畑作物や獣害生物を研究している人達のよりいっそうの研鑽を期待したい.その内、美味しくて健全でノーマルな露地物が消え失せるかも知れない.まさか、研究者たちはそれを待っているわけでないだろうね.

 前回は、前線の北上で、雨が降ったりやんだりの天気で、参加者の皆さんは、雨ならばこそという香川山BCの補修などに精を出していました.写真3は、薪を作ったり運んだりBCの設備をつくったりと活躍するMさん.ちょっと休憩です(写真 3).
写真4はArさん.活動開始13年にもなると、腰も辛い.Wooo-nと伸びをしてもう少し頑張ろう(写真 4)!

写真 3.一仕事を終え、くつろぐ Mtさん写真 4. 活動歴13年の Aさん 疲れるなァ~ もう一頑張り!

【お知らせ】

1)第8回 昭和美術会 滋賀支部展 湖陽展メンバーの展覧会
 日時:6月27日(水)から7月1日(日) 9:00~5:00 a.m.
 会場:栗東芸術文化会館 さきら 栗東市綣(ヘソ)2-1-28 ℡ 077-551-1455

2)京都御苑きのこ観察会 
 日時:7月8日(日) 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車すぐ)
 主催者:京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP参照下さい
 参加料は無料、当日自由参加(申込不要).京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

3)龍谷大学農学部1回生入門ゼミ(岩堀ゼミ)体験学習
 日時:7月21日(土)645回例会 午前10時~
 14名のフレッシュ学生がやって来ます.


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村   松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪         龍大生15名体験 JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村   内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村   松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村  川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折はダメです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

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§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1322

2018年06月15日 |  マツタケの林地栽培 

6月15日(金)640回活動日の報告

前の日とは打って変わって雨の活動日となった。なぜかBC入口の坂の正面の松が踊っている。

今日はあまりお集まりにならないだろうと思っていたのだが16名が出席された。出席名簿の記入の順に、前田・橋本・宮崎・三輪・内田・北村・有山・中野・アトジヒトミ・アトジマユミ・松本・吉村代表・猫田・尾林・マリコ・西村さん。特にやることは無いけれど、畑をみて、仲間に会おうとやって来た人が大半の様子で、山の作業に出かけたのは香川山三品班Kさんただ一人だった。

畑はまたもや怪獣?に蹂躙されあちこち堀りかえされた跡がのこり、通り道を確保しようとしたのか木戸(網戸ですな)の下には堀りかけたトンネルが残されていた。

やむを得ず自衛策にでたYさんの畝は、ネギ・トマ・トカボチャ・茄が肩を寄せて防護柵の中におさまっておりました。

今日は早く昼ご飯にしましょうと衆議一決。焼きそば用に鉄板を総出で用意。

焼かない焼きそばは焼きそばでない。

早昼の焼きそば

食事が終わり天下国家もセクハラの定義もエスプレッソの苦さも併せ論じる諸先生方に交じり、定時に戻ったKさんには目玉焼き1個が追加プレゼントされたのでした。

雨は降ったりやんだり。話もぼつぼつ終わり、13時過ぎには実質解散となったのでした。

(下は、昨日(14日)に川本さんの召集で富貴試験林の整備作業に出かけた8名。奈良南部の京奈和道がつながったので、現地までは2時間余りで行けるようになり、大分作業がはかどりました。峰の左右を整理して地掻きをしたら、元の山道がどこにあったのか一寸分からなくなりました。マツタケが出たら迷うゾ。宮崎写真館より)

来週の活動日予定は23日(土)。梅雨の晴れ間となりますことを願って、さようなら!  (内田記)

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1321 放棄里山林再生作業は 怒りと苦労が続く!!

2018年06月11日 |  マツタケの林地栽培 

6月15日(金)は、640回の活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 2008年くらいには、香川山の再生は終了し、玉城山、沢田山に活動の中心は移動している.でも、場所は変われど、岩倉北部の放棄里山林の特徴はどこも似たり寄ったりでほぼ同じと言える.他の植物との競合に喘いだアカマツが残る所はまだましである.しかしこの林も被圧アカマツでひょろひょろと育っている.マツタケの頼りになる細根の量はいきおい乏しくなる.が、林地というものは、簡単には画一状態にはならないから、マツタケの生活に適うところもあるだろうと整備を続けている.

 多くのエリアは、政府林野庁の大ミスである分収育林制度の強要的勧誘による事業押しつけでヒノキ林と化している.初めは、30年経ったら、樹を販売しコストを差っ引いてその儲けを林家と国で分けるのだと喜ばせてくれた.戦後の開発に木材需給面から貢献しようと言うのであった.一方で政府は、丸太の輸入自由化をアメリカの圧力で全面的に許していくのである.これは国民への裏切りではないのか!
 
 50年経ったらいや100年経ったら樹は売れると政府は嘘をつき続け、植林事業の拡大を国民の税金を用いて実施してきた.いまは、育った木は材としては価値もなく、林業公社のツケを更に国民の税金を使って払っている.国民は、自分の税の使い道に対して、ほとんど怒っていないというか無責任である.そんなことは他にも一杯あり、こんな政府を許していることは不愉快極まりないことである.
 
 話を元に戻すと、ここ岩倉地区は山を見れば分かるが、ヒノキで埋まっているかのごとくである.不幸なことに、伐られなかったヒノキは種を飛ばし至る所にエスケープしたヒノキが生えている.我々の活動エリアはそんなところである.我々は、マツタケの生活に適いそうなところを見極めアカマツ林再生をしているのだ.そこから生まれたものは花粉症という病人の嘆きとそれで儲けている医療機関だけである.

 香川山では、幸いにも、住宅開発業者による激しい地掻で富栄養化土壌が除去されたので、その後に形成されたアカマツ林は、あたかも8世紀の奈良県高圓山のアカマツ林に似て、2016年にマツタケが生活をはじめたのである.推定では50年振りのことである.ここを世界のモデルフォレストとして整備を続けている.

写真 1. アカマツは消失し、ヒノキの大木がおおい.この年輪は少なくとも115年を数えることができる.年輪巾は、気候変動を物語っていて勉強になる.

 この香川山の尾根向こうを、持ち主さんのお許しを得て、いま、作業を始めている.三品班が闘っている所だ.マツはなくこんなヒノキで埋まっている(写真 1).これは切り株の写真だが、拡大して年輪を数えると115年生きていたことが分かる.100年間の気候変動を見ることができて楽しい.またおもしろいことに、泣ける話がある.このエリアの地掻は村岸さんと有山さんがおもにこなしている.野菜作りにマツタケ山づくりに大いに活躍の有山さんいわく.ここの腐植は、そのまま畑にまける.完熟した植物堆肥であると評価している(写真 2).多くの班でも、再生作業中一番の苦労である地掻作業に取り組んでいるが、この有山さんの発言の意味を少し理解頂けると良いのですが! 

写真 2. 地表の堆積物を掻きだしている.この有機物は作物を育てるのに最高だそうだ.植物資源の有効利用に努めている.

 ついでに申しあげると、除伐材(林業用語では、除伐は伐り捨て.間伐は販売利用するための伐採だそうだ)を片付けるのですが、伐ったものを枝葉付きのまま重ねて置いている.これではプロである山主が見たらぞっとするだろうと思える.里山林再生作業は、楽しいことばかりではない.「除伐され放置された木が橋を壊す」映像、生々しい台風被害をテレビでよく見るが、人工林で活躍するボランティアの作業がおもに原因である.伐った木は枝払いをきちんと済ませ、大雨でも簡単には流れないように杭で流れ止めを施し、重ねて置くのがよろしいと思う(写真 3).プロの作業はそうなっていて、しかも形は美しい(岩手の経験).

でも、「我々の仲間は偉い」と思いませんか? 不十分なことは多々あるけど、他の林業団体には見られない本気を出しているし、また、根性があると言える.

写真 3. 除伐材を片付ける藤井さん.丁寧に重ねている.

 
 
【お知らせ】

1)龍谷大学農学部1回生入門ゼミ(岩堀ゼミ)体験学習
 日時:7月21日(土)645回例会 午前10時~
 14名のフレッシュ学生がやって来ます.


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者  男厨シェフ   特別企画 

640 06月15日(金) 内田 
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村    松本
643 07月07日(土) 内田   
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪           JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村    内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村    松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村    川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.ゴルフ場に向かって右折はダメです.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安の方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1318

2018年06月09日 |  マツタケの林地栽培 

  
菜園が未確認の動物に荒らされ、ジャガイモやキューリ、トマトが被害にあいました。
 

第639回(6月9日(土))活動報告

参加者は、参加者は、前田、橋本、有山、大島、TAKE、ホリイ、村岸、三品、川本、宮崎、藤井(信)、太田、尾林、ヤマダ、阿閉(仁)、阿閉(眞)、斎藤、中野、藤井(貞)、桑野、中広、猫田、浦人、松本、吉村、藤井(基)、西村の27名のみなさんでした。

<玉城山>
三輪班
除伐を行いました。

<澤田山>
桑野班
ザックはあるが姿が見えない。

ヤマガラの里班
B区の補整に入られたと聞きましたが姿が見えず。

川本班
上部で除伐。

中広班
榾木の整理など。

岩手より移植された東北山菜の王、「モミジガサ」またの名を「シドケ」。

<香川山>
三品班
伐採木の整理、片付け。

<田んぼ>
草刈り。

<香川山の朝>
思い思いに過ごす。

<本日の昼食>蒸しどり、ポテトサラダ。

獣害対策の網を張る。

仲間の川崎さん、内田さんが所属されている絵の会の展覧会が、大津市歴史博物館で今週いっぱい開催中。
午後、有志4人で鑑賞してきました。
川崎画伯と展示作品。右の女性肖像画は20号(号2,000円?)、額縁は内田さん作だそうです。

内田画伯の作品の前で。画伯ご本人はちょうど帰られたところで不在。

<お知らせ>
岩田山試験林出張整備
6月14日(木) 作業は主に地搔き。参加できる方は世話人川本さん、三品さんまでご相談ください。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1317  サマツ(梅雨まつたけ)はまだかいな? 気候不順の影響が気に掛かる!

2018年06月04日 |  マツタケの林地栽培 

 6月9日(土)は、639回の活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

写真 1. 2007年6月9日に採取された京マツタケ(北山マツタケ)

写真は仲間のMさん提供

 今週の水曜日、6日にも近畿地区も梅雨入りかと予報されている.この頃になると、梅雨まつたけの発生はどうかなと気に掛かる.今のところ、例年なら5月には九州地区の天草や霧島辺りから「さまつ」発生の報道が目に飛び込むが、その気配はない. 

 子実体発生源としてのシロの成長は確保されているか、温度変化や土壌水分の量はどうかと思いを巡らす.シロの成長量は、アカマツ林の質の劣化がかなりすすんでいるため、毎年落ちている.しかし、詳細は省くが、シロ成長量はそれなりに確保されているとみる.すると残る因子は気象条件、気温と降水となる.

 我々が、京都岩倉にまつたけ山復活させ隊の活動地を設けたのは2005年6月である.京マツタケに於いても、2007年6月9日に、仲間のMさんが梅雨まつたけを採取している(写真 1).

 そこで、2007年と2018年の岩倉香川山の気象を比べている.ここではその概略を紹介します.6月の初めの発生に影響を持つ5月の下旬を見て見よう.図5は、2007年の地温の最高と最低の変化と京都気象台(直線で9.7Kmほど離れている)の降水量を示している.図6は、2018年のものであるが、雨は降ったかどうか程度に理解をしている.

図 5. 2007年の香川山の地温 5月25日前後に19℃になっている.その後順調に下がっている.雨も良い状態である.

図6. 2018年5月の香川山の地温 20℃越えが5日もあり温暖化の様子が見て取れる.やはり、気温は下がっているが、6月3日(ここに示されていない)の高温でヒートショックを受けたであろう.雨の降り方も2007年とは違う.

 2007年の地温は、20℃を越えたことがないが20018年のそれは5日間も20℃を越えている.やはり温暖化は進行しているようだ.2007年5月27日以降、地温は低下し雨もある(図 5).ために6月9日にはマツタケ子実体が採取されている.

 図6を見ると、2018年5月下旬の傾向は、地温が下がり雨があり、同じに見えるが、2007年のそれとは状態変化は異なり、また、6月3日の気温上昇と合わせて考えると、京都北山では梅雨まつたけの発生は無いと思われる.が、7月の祇園祭までは期待されると取り手の人はいっている.

 今年の秋の発生予想など考えられない時期だけど、今年の今は、雨も気温も長期予報では良さそうである.
 
 
【お知らせ】

1)京都御苑きのこ観察会 
 日時:6月10日(日) 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車すぐ)
 主催者:京都御苑きのこ会  HP参照下さい
 参加料は無料、当日自由参加(申込不要).京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者    男厨シェフ   特別企画 

639 06月09日(土) 宮崎 
640 06月15日(金) 内田 
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村      松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪              JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村      内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村      松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村      川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(ゴルフ場に向けて右折はダメです).その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安の方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1316  倉敷から見学者3名 

2018年06月01日 |  マツタケの林地栽培 

 第638回まつたけ山復活させ隊の例会は、アウトドア作業にふさわしい天気に恵まれ すがすがしい日和でした.参加者は26名.お名前は(敬称略)前田、TAKE、橋本、大久保、内田、ホリイ、有山、川崎、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、尾林、三輪、三品、フジイ(テ)、北村、宮崎、中野、松本、藤井(基)、吉村、まりこ、西村、高上、下津、岡崎.
 
 現在マツタケが発生する持ち山の生産量を更に高める技術を学び、地域のモデルケースにしたいと、岡山県倉敷から3名の見学者がお越しになった.再生アカマツ林にマツタケが、この地域としては50年ぶりに復活・発生した香川山の体験を学んでそのノウハウを地域起こしにつなげたいと意欲を熱く語るがたがたでした.リーダーの高上さん、女性の下津さん、退職されたばかりの岡崎さん(写真 1)でした.

写真 1.倉敷から3名の見学者

有山さんから(一番右)香川山の経験を聞く倉敷からの見学者.一番左は仲間の藤井さん、左から2番目の女性は下津さん、3番目は岡崎さん、その右がリーダーの高上さん

 本日の昼食は、前回に(ちらし寿司)続いて、初夏らしく大変彩りの美しい冷やし中華でした(写真 2).中華の上に乗っかっていた破竹のメンマは川本さん提供と紹介がありました.偶然とのことでしたが、中華とメンマとは真に良い取り合わせで、味といい柔らかさといい大変良くたけています.ありがとう! 

写真 2.初夏の薫風に見た目にさわやか、心にも軽やかな冷やし中華、味は抜群! 食事を準備くだすった皆さん!!お疲れさまでした.


まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

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