まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1298 ヤマザクラも美しい、ネズの雄花も咲き、あっては困るツバキも咲く

2018年03月31日 |  マツタケの林地栽培 

やっと、アウトドア日和が続くようになった! 気持ちがいいです.でも花粉で辛い.
 前回 3月23日 628回参加者(敬称略)は28名.橋本、前田、大島、有山、内田、周田、村岸、三輪、ホリイ、川崎、尾林、三品、ヤマダ、TAKE、オバセ、北村、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、中野、宮崎、松本、河内(ユキ、レオナ、アオ、セラ)、吉村、猫田、まりこ.

 本日31日の参加者(敬称略)は24名.橋本、有山、松本、女坂、松浦、内田、村岸、ホリイ、前田、TAKE、太田、尾林、桑野、大島、ヤマダ、三品、川崎、三輪、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、大久保、猫田、吉村、浦人.
 
 ソメイヨシノは京都も満開である.ここ岩倉香川山は町中と比べて平均気温が2℃ほど低い、ここのヤマザクラも満開である(写真 1).コバノミツバツツジも先週より美しさを増している.マツノザイセンチュウ病でアカマツが大量に枯損した後、斜面がツツジ科の植物に優占されることがある.見事なツツジ畑になって植生の多様性が失われることもあるため、美しい美しいとばかり言ってはいられないケースがある.

写真 1.香川山には2本のヤマザクラ系統の樹がある.2本とも満開である.

 マツタケのホスト植物として、マツ科植物、コナラ類、シイ類ほかにヒノキ科のネズ、センダン科のセドロなどが発見されている.マツに似た芳香を持つことからセドロ(Cedro)と呼ばれるが、これに出るマツタケを見たことがない.また、生育が遅い・悪いためにかネズのマツタケ子実体も、僕は見たことがない.ネズは雌雄異株だが、その雄花、まだまだ小さいが目立つほどに膨らんでいる(写真2).

写真2. ネズの雄花、まだ小さい.茶色に膨らんでいる

 最近、香川山の尾根筋の裏に位置するT-1区を三品班が手入れを進めている.香川山側は、機械で激しく地掻をしたために、健全なアカマツ林に戻り、2016年からマツタケ子実体が見られるようになっている.T-1区は香川山側と違って放置されたままで、優占種はヒノキであるが、花を着けているからかツバキ(ヤブツバキ)が意外と目立つ(写真3).ツバキは、照葉樹林の植物でアカマツ林には、本来ないものである.
写真4.本来アカマツ林にはないツバキの花

 マツノザイセンチュウ枯損アカマツの伐倒を三品班が行った.結構な大木である(写真4-5).

写真 4. 伐倒された枯損アカマツ

写真 5.枯損アカマツを処理場に運ぶ大島さん

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1297 マツタケ「栽培」法のえせ情報に注意!! コバノミツバツツジ 満開

2018年03月26日 |  マツタケの林地栽培 

3月31日(土)は、629回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください.

 韓国山林科学院で“マツタケ感染苗からマツタケが発生”、“奈良県森林技術センターのバカマツタケ栽培に目処がついた”といったニュースを悪用した宣伝が目につくと、京都府の知り合いからメールを戴いた.転載します.
 『大阪にある会社で、フロンティア㈱の谷口氏という人から「マツタケの栽培に成功した韓国の業者と提携している」. 最近では、日本にも大量に輸入マツタケとして入っており(これは嘘、そこまでの段階にはいたっていない.筆者注)、評判が良い。マツタケ施行改善に取り組んでいる人達を紹介してほしい旨、電話がありました。電話の中身は、自慢話の末に和歌山県の卸売り市場では、こんな立派なマツタケなら「国産マツタケ」でも売れると話し出す始末。

 この人は、マツタケ山の整備や種菌の販売を含めた事業の売り込みを個別にマツタケ生産者に行っている、と聞きました。府内の関係者や他府県からも生産者の方に個別の売り込みをしているということらしいです。京都府の専門家は、 京都府マツタケ振興会から相談を受けて(京都を含むいくつかの府県の振興会に接触がすでにあったそうですが)調査中。くれぐれも簡単に話に乗らないようにとのことでした。

 岡山県あたりで、自分の話に乗って、マツタケ施業改善に自分の指導を受けて実施する人を見つけたと言っていました。 また府内では、南丹市八木町の方がこの人の話を信じて何かされそうだとも聞きました。』
 
 マツタケの林地栽培は、実は極めて容易である.難しくなった理由はただ一つ.アカマツ林が放置され富栄養化土壌アカマツ林(メタボ林)になったためである.
 これらの栽培成功ばなしは、再現性があるのかどうかは全く不明、また、ホスト抜きの栽培ではなく、林地栽培だから、現在のメタボ林では応用が不可である.まつたけ山復活させ隊の成果はこれを公開しているのでものまね無料、この方が確率がよろしいでしょう! 人の労働力以外は不要.もちろん、近辺にマツタケが発生していること(スギ花粉の径は30μmで200~300Kmは飛ぶという.マツタケの胞子はその1/3の大きさである)と土壌条件がマツタケ向きのアカマツ林が必要である.

 一気に暖かくなって、サクラはもちろん春の花が色々咲き始めました.香川山の畑にも春の手入れが始まっています.マツノザイセンチュウ病枯損マツが目立ち始めました.イチゴの開花

タンポポの開花、今年は遅い.

畑の準備を考える

茶畑の土寄せ

枯損アカマツ、直ちに伐倒された.

新設された長靴などの収納スペース、作ってくれた松本さん

【お知らせ】

1)コバノミツバツツジ鑑賞会 弁当各自持参 
 日時:4月8日(日)午後12時から  雨天順延
 場所:澤田山ヤマガラ班手入れ区
    問い合わせは、ヤマガラの里班長 堀井さんまで             満開のコバノミツバツツジ


2)京都御苑きのこ観察会 老いも若きもきのこを見て驚き感動している!
 日時:4月15日 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所
 参加料は無料
 主催者:京都御苑きのこ会、HP参照下さい. 

3)民族自然誌研究会 第90回例会
 テーマ:【京に田舎あり ― 洛北・岩倉の民族自然誌】
 日時:2018年4月21日(土)10:00-17:00
 場所:京都市立明徳小学校ミーティングルーム集合(京都市左京区岩倉忠在地町)
 参加費:無料

プログラム
エクスカーション(10:00-13:00頃、各自弁当持参、雨天決行)

講演会(13:30-17:00)
13:30-14:20
中村治(大阪府立大学人間社会システム科学研究科)
「岩倉の愛宕燈篭背後の勧請縄」

14:20-15:10
加藤真(京都大学人間・環境学研究科)
「ウグイスカグラの花そよぐ頃:里山の生物多様性と生態系」

15:10-15:20 休憩

15:20-16:10
小椋純一(京都精華大学人文学部)
「岩倉の里山の景観はどのように移り変わってきたのか ― 江戸初期から現代まで」

16:10-17:00 コメント、総合討論
総合討論
司会・コメンテーター:土屋和三(元・龍谷大学文学部)


4)TAKEVERA EXHIBITION 2018
  まつたけ山復活させ隊メンバーのタケチャン夫妻の絵画展示会
 日時:4月27日~5月3日 9:00~17:00
 場所:栖賢寺(セイケンジ) 京都市左京区上高野水車町20 叡山電鉄三宅八幡駅下車徒歩7分
  栖賢寺入山料500円が必要となります.駐車場無し

タケベラさんの作品

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回   開催日   報告担当者  男厨シェフ  特別企画 

629 03月31日(土) 吉村
630 04月06日(金) 内田
631 04月14日(土) 池内
632 04月20日(金) 宮崎      川崎
633 04月28日(土) 三輪
634 05月04日(金) 吉村            JIDF(1/16)
635 05月12日(土) 内田
636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪      松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村      松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪            JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村      内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村      松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村      川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1296 春です! 今頃、マツタケはどうしているのか!

2018年03月19日 |  マツタケの林地栽培 

3月23日(金)は、628回活動日です.当日は京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 大変暖かい、季節は春!です.すると、サクラの開花が挨拶となります.今年の冬は、寒さも厳しく十分な休眠時間が与えられたため、この暖かさで見事な花が見られると期待します.
 
 植物の自発的休眠打破温度は、多くのものでは7℃(0-12℃)くらいらしい.吉良竜夫によれば、植物は5℃以下では基礎代謝能を極端に落とすという.逆に春になり、2月になれば京都辺りではアカマツの根は伸びてくる.いま頃、菌根形成が盛んになる時期だ.

 マツタケ-ホスト(ここではアカマツ)の菌根集団をシロと呼ぶが、その伸びは、秋の収穫量の多寡を決める要因の一つである.写真1は、春、伸長する菌根です.

写真 1.菌根が形成され、その先端はフォーク様に枝分かれが盛ん.

岩泉町で、マツタケのシロを15年間観察し、1年間のマツタケの生活状態をグラフにしました(図2).

図 2.マツタケの生活を、地温とともに見る.

 
 図2をご覧下さい.昨年の冬、地温が5℃を下回るとマツタケの菌糸は代謝能を落とし休眠する.今年の春、5℃を上回ると菌糸の伸長も見られる.休眠の終わりである.地温7℃に至ると、菌根もその増加が目に見える.マツタケ菌糸は、地温が5℃から20℃までは、マツタケの住まいになる空き家の細根とであうと感染し菌根を作る.菌根形成期という.

 次いで、地温が20℃を上回る頃、マツタケ菌糸の至適成長温度(23-25℃)を下回る温度領域であるが、7-8月には岩倉香川山でも地温(地表下10cm)は平均で24℃になっていて、その頃、シロの成長は止まる.おそらくこの頃アカマツ細根の伸長が見られないため、シロの栄養生長が止まり生殖生長への代謝機能が動き出し、シロ成熟期に入る.地温19℃まで続くと考えられる.
 
 秋、肌寒くなる頃、キンモクセイの開花と重なることが多いと思われるが、シロ菌根は、子実体形成期となる.子実体発生である.これは地温が12℃くらいまで続くが、土壌水分も大きな役割を持っている.
 
 地温が12℃を切り、再び5℃にさらされるまで、アカマツ細根の伸長は止まるが、菌糸だけが伸びる.ここで伸びた部分が来年の菌根形成に「種菌」のような役割を持つ.

 1年間のマツタケのシロを、温度変化による様子のみで簡単に見たが、これを毎年繰り返す.当然、少し触れたが、発生量の影響は、雨の降り方・その量が大きく影響をもち、結構複雑である.昨今は、昔 どのくらい?、のように暦通りの季節変化がないと実感するが、事実はどうなんだろう.江戸時代にも天保の飢饉で異常気象に数年間見舞われたときがある.
 
 確かに、秋涼しくなって再び気温が上がる、いわゆる子実体生長障害を来す異常年の連続である.かつては、太平洋側の発生量はいいが、日本海側は良くない、もちろんその逆もある.という風であったが、今は全日本同時に異常が見られる.

 また、気象がまともであっても、生息地アカマツ林が健全でなければマツタケは生活できない、もちろん採れない.マツタケの住まいであるアカマツ(林)が減り、放置され、とてもマツタケとの共生関係を維持できる状態ではない.気象の異常は、ヒト一人では手を出せないが、このアカマツ林の改善は人一人でもできる.若いアカマツ林を取り戻そう!
 
【お知らせ】

1)京都御苑きのこ観察会 老いも若きもきのこを見て驚き感動している!
 日時:4月15日 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所
●参加料は無料
 主催者:京都御苑きのこ会、HP参照下さい. 

2)民族自然誌研究会 第90回例会
 テーマ:【京に田舎あり ― 洛北・岩倉の民族自然誌】
 日時:2018年4月21日(土)10:00-17:00
 場所:京都市立明徳小学校ミーティングルーム集合(京都市左京区岩倉忠在地町)
 

プログラム
エクスカーション(10:00-13:00頃、各自弁当持参、雨天決行)

講演会(13:30-17:00)
13:30-14:20
中村治(大阪府立大学人間社会システム科学研究科)
「岩倉の愛宕燈篭背後の勧請縄」

14:20-15:10
加藤真(京都大学人間・環境学研究科)
「ウグイスカグラの花そよぐ頃:里山の生物多様性と生態系」

15:10-15:20 休憩

15:20-16:10
小椋純一(京都精華大学人文学部)
「岩倉の里山の景観はどのように移り変わってきたのか ― 江戸初期から現代まで」

16:10-17:00 コメント、総合討論

総合討論
司会・コメンテーター:土屋和三(元・龍谷大学文学部)

■参加費:無料

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日     報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

629 03月31日(土) 吉村
630 04月06日(金) 内田
631 04月14日(土) 池内
632 04月20日(金) 宮崎     川崎
633 04月28日(土) 三輪
634 05月04日(金) 吉村         JIDF(1/16)
635 05月12日(土) 内田
636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪     松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村     松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪         JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村     内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村     松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村     川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1295

2018年03月17日 |  マツタケの林地栽培 


第627回(3月17日(土))活動報告

 春の晴れの日。仕事日和と思われ、10℃前後で桜のつぼみが来週の華やかな山を予感させる。しかし花粉症の方にはしんどかったかも。
本日の参加者は、TAKE、橋本、有山、中野、川崎、ホリイ、前田、松浦、周田、村岸、大島、桑野、尾林、山田、内田、三品、阿閉(仁)、阿閉(眞)、川本、池内、宮崎、松本の22名のみなさんでした。

これから雑草と虫が出てきます。すでにクモが巣を作りかけています。

桜のつぼみを撮る人。

<玉城山>

本日は、午前に玉城の作業場の上に広がった場所を三輪班桑野班が一緒に整備しました。

    

 相互に整備すると、いい仕事ができているようです。

<澤田山>

三輪班・桑野班合同での作業が行われました。

     

松が青々としています。


川本班
急登なので、気をつけて、でも広い範囲がきれいになっていっています。

 

ヤマガラの里班

本日から松の植林に入りました。400本を植え終わりました。全部で800本を植えます。

       

作業場で、春の花を撮りました。

「たむしば」の花です。この葉っぱをかむとガムのような触感らしいです。そのため、「かむの葉」から、「たむしば」の名前がついたらしいです。

 

<香川山>

靴置き場が作られています。すずしげな建屋です。

三品班

来週から、玉城の作業場で、間伐をおこなうそうです。応援を求めています。

今の状況は、

こんな感じ。若くて若葉の色がすごいです。

香川山でも、まだまだ作業があります。

地掻きの途上です。

すごいことが、

太い木に手をかけ、押し倒しました。

で、三品さんが木を伐り、

さらに2人で、運びました。

年を感じさせない力の入った作業でした。

さて、本日の昼飯は、カレーとサラダです。

おいしいアップルが甘くておいしかったです。

   

 

 

ご苦労様です。

<畑作業>

 

作業後の団らんはいいですね。

次回は、桜の季節に入ります。

(池内 記)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1294  京都御苑できのこ観察 に参加

2018年03月12日 |  マツタケの林地栽培 

 3月17日(土)は、627回活動日です.当日は、松本シェフのカレーが昼食となります.期待します.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、池内 正憲さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 僕たちの仲間・故榎本輝彦氏の導きで、京都御苑きのこ会(代表佐野修治氏)主催のきのこ観察会に参加しました.70名を超える参加者で、老いも若きも男も女も、きのこを探し、みて、感動する姿はいいものでした.
 
 濱田先生は、かつて、日本の菌学レベルを上げるためには、幅広い層の参加が必要であると考え、イギリスの現状を擬して「菌類談話会」を設立された.その伝統が受け継がれている.参加者はいかにもきのこ好きの感じで、楽しそうであった.皆さんも一度参加されることをお勧めします(下記お知らせ).24種のきのこが観察された.採取はできない.
 
 冬虫夏草のオオセミタケを観察する参加者(写真 1).
 

驚いたことに、クロマツにアカマツを接ぎ木している.その意味合いを深く理解することはできないが、「へ~、マツ科植物も接ぎ木ができるんだ」と妙なことに感心しました(写真 2).
 

なぜかノビルの群生がありました(写真3).
 

【お知らせ】

1)高木 己樹恵 陶展  近藤高広氏に師事、まつたけ山復活させ隊 岩倉焼を指導
  日時:3月14日(水)~20日(火)午前10時から午後8時(20日は午後4時まで)
  場所:高島屋 京都店 6階 美術工芸サロン

2)京都御苑きのこ観察会 老いも若きもきのこを見て驚き感動している!
 日時:4月15日 午前9時30分~12時
 場所:京都御所 堺町休憩所
 主催者:京都御苑きのこ会、HP参照下さい. 

3)民族自然誌研究会 第90回例会
■テーマ:【京に田舎あり ― 洛北・岩倉の民族自然誌】
■日時:2018年4月21日(土)10:00-17:00
■場所:京都市立明徳小学校ミーティングルーム集合(京都市左京区岩倉忠在地町)

■プログラム
エクスカーション(10:00-13:00頃、各自弁当持参、雨天決行)

講演会(13:30-17:00)
13:30-14:20
中村治(大阪府立大学人間社会システム科学研究科)
「岩倉の愛宕燈篭背後の勧請縄」

14:20-15:10
加藤真(京都大学人間・環境学研究科)
「ウグイスカグラの花そよぐ頃:里山の生物多様性と生態系」

15:10-15:20 休憩

15:20-16:10
小椋純一(京都精華大学人文学部)
「岩倉の里山の景観はどのように移り変わってきたのか ― 江戸初期から現代まで」

16:10-17:00 コメント、総合討論

総合討論
司会・コメンテーター:土屋和三(元・龍谷大学文学部)

■参加費:無料

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ   特別企画 

627 03月17日(土) 池内    松本
628 03月23日(金) 三輪   
629 03月31日(土) 吉村
630 04月06日(金) 内田
631 04月14日(土) 池内
632 04月20日(金) 宮崎    川崎
633 04月28日(土) 三輪
634 05月04日(金) 吉村          JIDF(1/16)
635 05月12日(土) 内田
636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪    松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村   松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪          JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村    内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村    松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村    川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1293

2018年03月09日 |  マツタケの林地栽培 


自然の不思議? 
画面左下から生えているツル植物は、約1.5m離れた中央の木に取りついて巻きながら上方に伸びています(赤い線)。
ツルは、1.5mも離れた木にどのようにして取りついたのでしょうか?不思議ですね。

第626回(3月9日(金))活動報告

ダラダラと小雨模様のすっきりしない天気でした。花粉症の方にはちょっぴり救いであったかもしれません。
本日の参加者は、前田、橋本、ホリイ、TAKE、有山、阿閉(仁)、阿閉(眞)、北村、三輪、内田、宮崎、三品、川本、中野、尾林、吉村、松本、猫田、マリコ、中広、周田の21名のみなさんでした。

<玉城山>
三輪班
以前に撤去、玉切りしてあったヒノキ風倒木の皮むきを行いました。乾燥させて施業地の休憩用のベンチに加工する予定です。

班長、副班長

ヒラ運転手

<澤田山>
桑野班
本日は出席少なく、阿閉さん一人下草刈り。遥か彼方なので望遠で手抜き撮影。


川本班
粗朶の片づけ、地搔きなど。

こちらは隣の三品班第3整備地。

ヤマガラの里班
防獣ネットの下準備。入口の柱建て。

おやつのケーキを楽しみに早上がり。

中広班
春シイタケ収穫できました。

<香川山>
調理と昼食、畑の手入れなど。
🎶モーニングコーヒー飲もうよ~。

有山農園産の白菜。今、葉物野菜はバカ高いのでありがたいことです。
スーパーでは一時、1玉1,000円近い時もありました。今は400~500円くらいか。

こちらのレタス、アボカドは朝一番の特売で100円だったそう。さすが主婦の力!?

焼きサバにフキ味噌。

本日の献立。釜で炊いたご飯の「おこげ」が、焦げてない?「おこげ」で絶妙のおいしさでした。

おやつはパティスリーナカノのリンゴ入りパウンドケーキ。
朝、これを見せてしまったため、全員が仕事もそこそこに早上がりで山から帰ってきてしまいました。
おやつの時間まで隠しておいた方が良かった?

三品班
松以外(主にヒノキ)の除間伐。

有山さんは地搔き。

10年経って傷みのすすんだ百葉箱も松本さんの手で改修されました。
 


<里山発見記>
澤田山入口ゲートすぐ上の排水溝排水口周辺の路肩下が一部崩落していました。
上からはえぐれた部分が見にくいので、特に車両の通行の際にはお気を付けください。

澤田山林道カーブにある、枝ぶりの良い主のようなアカマツの木。
北側の葉が南に向かってなびいているのは北風の影響でしょうか?

桑野班整備地に、支え合ってすっくと立つアカマツのカップル。なんだか微笑ましい。

見事にアカマツ優先となった斜面では、ソヨゴもアカマツの足元で遠慮がちにおとなしくしていました。

里山は今、馬酔木が花盛り。

ヤブツバキも。

林道道端にこんなものが。不届き者は後を絶ちません。

アカメガシワの成木(?)。この模様は自然が織りなすアートですね。

クマシデ(?)。これもアート。
 

(宮崎 記)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1292  2月の香川山気象 気温は上向いている.

2018年03月05日 |  マツタケの林地栽培 

この雨の後、寒くなるそうです.暖かさに慣れた体には大変寒く感じられるかも知れません.体調にお気を付けください.

 3月9日(金)は、626回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告者は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 図 1.香川山気象(2018.2)気温は上向いている!
 実線は香川山の気温を、破線は同地温(林床10cm下)を示す.

 前回、香川山に設置している気温と地温計を回収し図化しました(図 1).左縦軸は温度℃を、右縦軸は雨量mmと日照時間hrを、下横軸は日を示している.
 香川山の2月の平均気温は最高で8.3℃、最低のそれは-1.9°、日平均気温の月平均は2.7℃であった.京都市アメダスでは、月平均値は4.4℃で、平年と比べると0.7℃低い.気象庁は0.5℃の差を持って違いがあると言っている.ということは2月の気温は有意に低いと言える.岩倉に於いても同様と言えるだろう.また、降水量は、平年の34.4%とかなり少ない月であった.
 一方、香川山平均地温は、最高5.3℃、最低は3.4℃、平均は4.3℃であった.地温が高い傾向は以前として続いている.害虫などの生残率が高いことを意味するため食害などを心配する.でも、平均が5℃を下回ったので、マツタケは少しは休眠できたことだろう.
 

【お知らせ】
【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することである.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

寒さ対策を充分に致しましょう!!

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでこの作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ    特別企画 

626 03月09日(金) 宮崎
627 03月17日(土) 池内     松本
628 03月23日(金) 三輪   
629 03月31日(土) 吉村
630 04月06日(金) 内田
631 04月14日(土) 池内
632 04月20日(金) 宮崎     川崎
633 04月28日(土) 三輪
634 05月04日(金) 吉村           JIDF(1/16)
635 05月12日(土) 内田
636 05月18日(金) 宮崎
637 05月26日(土) 三輪     松浦
638 06月01日(金) 吉村
639 06月09日(土) 内田
640 06月15日(金) 宮崎
641 06月23日(土) 三輪
642 06月29日(金) 吉村     松本
643 07月07日(土) 内田
644 07月13日(金) 宮崎
645 07月21日(土) 三輪           JIDF(2/17)
646 07月27日(金) 吉村     内田
647 08月04日(土) 内田
648 08月10日(金) 宮崎
649 08月25日(土) 三輪
650 08月31日(金) 吉村     松本
651 09月08日(土) 内田
652 09月14日(金) 宮崎
653 09月22日(土) 三輪
654 09月28日(金) 吉村     川崎

 なお、やむを得ず担当などの変更が生じることがあります.お許しください!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の取り付け道路(看板)が見えたら左手に大きな駐車場も見える、その北側に道路がある(後400m).住宅地内のその道路に左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
     

§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1291  

2018年03月03日 |  マツタケの林地栽培 

3月3日(土)625回活動報告

10時から始まる昼食準備。有難いことに野菜の自給事情は安定している。

出席名簿:前田・有山・周田・松浦・三品・アトジヒトミ・アトジマユミ・藤井信行・川本・大島・中野・尾林・太田・宮崎・TAKE・松本・橋本・川崎・内田・ホリイ・藤井貞子・吉村・

ひな祭り節句で孫のお相手に忙しいというのか今日の出席はお天気の良い割には少人数で、午後からの3年ぶりになるという玉城さんを加えて23名だった。

山の様子

ヤマガラの里は森林組合の監査も終わったようで、今日はBCで薪の積み替え作業。という訳で珍しくも林道三叉路の扉は閉まっていた。

 

 

人のいないヤマガラの里D地区を歩く。先日の雪の中でもやっていた切株の始末の跡が目に留まる。どの株もその樹の一生の事件の跡が残されている。

しんどくなってきたので拾った藤マメで顔を作った(まさかこんなことをされるとは思わなんだでしょうな)。

澤田山川本班を尋ねたが、かなり登って合図を送っても返事がない。後で聞くと遥か奥で大島・川本2人組で作業だった由。宙師(宝塚風にそらし)だ。

次に訪ねた澤田山桑野班でもアトジさんの所在不明。先週に続き空中作業か。写真は一昨年まで日本ミツバチの巣箱を置いていた”高所”からヤマガラD方向を眺めた様子。玉城山の上の駐車場所からの眺望とほぼ同軸の様子で面白い。

玉城山三輪班/宮崎班から

山作業の図も要るという事で宮崎師よりの写真。

また別途寄稿があって、

切り株を残さない雑木根こそぎ除去の例です。木は株元径7cmほどのソヨゴです。

1.クワと野草採集ナイフで根を掘り出す。

2.小さい手ノコで根切りする。

3.時々株をひねって根を確認しながら①、②を繰り返す。

4.見事掘り出された株

一見面倒くさそうですが、株元径6~7cm以下の木なら長くても10分もあれば掘り出せます。ヒノキや細い広葉樹幼木などは手ノコを使わなくてもクワだけでも根切りできます。私はマツタケ用整備地では、掘り出し不可能な太い木以外は必ず切り株を残さないようにこの方法で除去しています。

玉城山に限らず、安直に切り株を残して切ってある危険な例があまりにも目に付くので、ちょっと啓発の意味(嫌味?)も込めて撮っておきました。」

香川山三品班

大きな掛かり木が出て、午前から午後にかけて大奮闘でした。(写真は色相の異常です)

この眺めは(めずらしい)

昼食

ひな祭りの御赤飯(TAKEちゃんのもち米新米の玄米ごはん)、焼鮭、がんもどきと青梗菜の煮物

畑  気温も高くなり畑の作業に出る人も多くなった。蕗が消えてしまいそうになっているので植え替えているところ。

3時過ぎに山作業の人も戻り、3年半ぶりという玉城さんにもアイサツして、ともかく無事に解散・終了」

では、また来週9日(金)香川山BCでお会いしましょう。さようなら(今日は三輪さんの代務で内田記)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする