まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-359-

2008年11月30日 |  マツタケの林地栽培 
 朝起きると夜来の雨もすっかりあがっていました。今日は岩倉のベースキャンプに参加する日です。
 いつものように車に乗ってでかけました。岩倉までくるとすっかり辺りの景色は紅葉していました。本日の参加者は次の通り。
 小原、森、橋本(敏)、三品、雅子、榎本、中川、川崎、中広、三輪、林、田村、玉城、多田、小吹、安永、藤井、有山、山田、中野、北村、内田、松川、大島、吉村、阿閉夫妻、石原、神崎、大久保ほか 35名。
 
食事風景
枯れ木焼却
20日から21日にかけて窯で本焼した作品を食卓の上に並べて見てもらいました。皆さんの作品は、近藤賞 に みつおさんの作品が入賞となりました。

作業場へでかけル前に装備を点検。
茶畑の様子。

にんにく栽培
昼食用大根の収穫
玉城山での枯れた松の伐採

お昼の献立 かす汁
(文責 三輪)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-358-

2008年11月26日 |  マツタケの林地栽培 
焼き上がった作品.いやぁー なかなかのものに見えます.


まつたけ復活・里山再生市民運動


第169回活動(11月29日)のお知らせ

マツタケの発生シーズンが終わって、マスメディアのマツタケの取り上げ方に大いに気がかりが残る.
秋を代表するきのこである以上、まつたけの食材としての魅力を伝えるものが多い.そういうテレビ番組の中、外国産「マツタケ」と国産マツタケがライオンとヒョウほどの違いがあることを知らないのは困りものである.
いま、世界的に、それらの生産量が激減している.国産マツタケの生産量が1930年代の90分の1である.その主たる理由が、今もてはやされている環境問題そのもにあることに気付かない記者やディレクターがこれまた多い.取材前の調査力不足であろう.
生産量の回復を、マツタケの人工栽培に結びつけたがる.極めて短絡的である.20世紀の大量生産・大量消費・使い捨て社会の反省がなされていることなど考えずに記事を書き、番組を制作できるとはうらやましい.
今度、マツタケを取り上げる時には、考え直していただきたい.

まつたけ十字軍運動とは?
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを強く意識して、「自然」との共生-徹底した有機物循環を追求する.また、我々の成果は、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.

近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、我々は循環型林「業」を楽しむ.
「楽しむ」ということにおいて、林業労務班的作業と異なる.時折のイヴェントや開催日のコアタイムで、作業の中身や里山の現状を語り合い、情報を共有し、互いの知恵や技術を学び、人間観・世界観を切磋琢磨する.

運動は、参加者の食事を作る人、木を伐る人、運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、道路補修をする人、拠点の草取りをする人、畑や水田を守る人などなどが、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
従って、すべての成果物はみんなのものである.つまみ食い的-盗み食い的行為は 許されない.それぞれの参加者「個」は全体のために、運動体組織は参加される個のためにある.

<運動に参加するには>
上記の運動の理念を逸脱することは許されません.
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
1)参加資格は問わない. 参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと.事故を起こさないように各自勤めること.事故の責任は当事者に帰するものとする.
2)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど)、ノコ・ナタを持参.

3)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん 軽作業などされます.

4)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

5)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費+消耗品費(200円))として現在 400円を徴収.

6)用いた道具類は保管場所に必ず戻すこと、使用した食器やコップ類は洗って元に戻すこと、出したゴミ等は各自持ち帰ること等を守って下さい.

<活動拠点へのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

<11月29日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)香川山に、今年の夏の渇水で枯れたアカマツが目立つ.これを処分することもマツタケ山づくりであることを忘れないで欲しい.香川山皆伐区も予定どおりに再生が進んでいる.アカマツ幼樹の群落が美しい.
2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリア(第1・3整備地)とコナラ林を整備するエリア(第2整備地)とがあり、里山整備のお手本のように作業が進んでいる.
3)玉城山は、撒水の予備実験を実施したが、今年は、マツタケ発生高温障害に勝てなかったようである.アカマツの残る方へ手入れを延していく必要がある.
4)皆さんの 陶芸作品(写真ではそう見える)の「品評会」がある.

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる.これでOK.
スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

開催予定日 2008年11月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回  2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E

<お知らせとお願い>
1)山づくりに出る腐植などを畑や水田に鋤き込んでいます.米糠も入れています.米ぬかを提供下さい.メンバーの有山さんにお渡し下さい.

2)12月20日(土)大忘年会(餅つき大会) イヴェントアイディア募集
野菜、肉、魚 、餅米 等現物提供 大歓迎

3) 鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月22日(土)、12月5日、19日
 午前9時 30分より 
京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].

<お便りコーナー>
1)近藤高弘さんから
本日の窯だし、とてもいい上がりです。初窯としては、大成功です。本当に安心しました。窯を提案した甲斐がありました。今後、皆様で楽しんでいくにも充分なものが、焼きあがっていくことでしょう。どんどん皆さんで、陶器を作ってください。
私も、一度時間があれば単独で一窯焼いてみようかと思っています。
陶器のできばえもさることながら、こうした活動に参加させていただいたことに大きな意味を感じています。

2)いきいきみはら会 増井三郎さんから
メ-ルを拝見しておりますと、京都へお邪魔したくなります。また、陶芸も始められましたようで、私たちも、5年ほど前からは始めまして最初は失敗ばかりでした。650度/1250度と苦労したことが懐かしいです。
そして、当地の赤松は、松食い虫でしょうか?見事に全滅の状態です。
皆様、一度、ご指導にお出でください。お待ちしております。京都駅前から直通バスがあります。

3)三木恵子さんから
今回は初窯焚きで参加資格のないような私が作品を焼いて頂き、ご迷惑をおかけし申し訳ありません。薪を燃やすことの大変さは私もよく知っております。今回は少ない人数で徹夜は大変な事です。少しでもお役に立てればと思い今日(20日)朝9時ごろ岩倉・村松集会所バス停の当たりまで行きましたが、どうしても山の方に入る道が分からず、残念ですが帰って来ました。途中で気がつきましたが行けは何とかなると思ったのが大間違いで、方向音痴の私にはどうにもなりませんでした。何のお手伝いも出来ず申し訳ありませんでした。
            
<カンパ! ありがとう>    
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-357-

2008年11月21日 |  マツタケの林地栽培 

本焼き。11時、1,218℃到達。 

 

まつたけ復活・里山再生市民運動

11月21日の活動報告

 今朝目覚めると、岩倉の拙宅周辺では初霜が降りていました。昨日の窯詰め・火入れの後、この秋一番の冷え込みの中(明け方氷が張ったそうです!)、5名の方が徹夜で窯の番をされました。ご苦労様でした。

昨日(11月20日)素焼きに釉薬をぬり、窯詰めが行われました。


いよいよ火入れ。

寝ずの番。


 そして、本日はいよいよ本焼き。昨夜から窯の温度が上げられ始め、朝11時頃には1,218℃に達しました。ここで火を止め3日間かけて温度を下げます。どんな作品に仕上がっているのか、楽しみです。
 本日の参加者は、寺尾、岡坂、榎本、加藤、小原、宮崎、有山、三品、藤井、周田、田中、内田、斉藤、中野、松川、橋本、杉山、大久保、阪田、小長谷、まりこ、阿閉夫妻、ツトム、吉村、前田、三輪、玉城、中広、吉川、小吹の31名に陶芸家の近藤先生と助手のみなさんでした。

<香川山BC>
陶芸の本焼きと焼いている間に陶芸教室が行われました。
午前9時。煙突からも火が。

陶芸教室(Nikonオンラインアルバムもご覧ください)。


食事風景。

<玉城山>
午前中小雨模様のため午後から枯損松の除伐を行いました。

<澤田山>
第2整備地(広葉樹林域)
粗朶の整理と堆肥作りなどを行いました。

第3整備地(アカマツ林域)
枯葉散る晩秋の澤田山。

枯損松の除伐と地掻きを行いました。
榛名山ではありません、澤田山

(宮崎 記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-356-

2008年11月18日 |  マツタケの林地栽培 
16時10分、610℃到達 爆発の危険水域脱出. 16時39分、焚き口を封じて素焼き終了



まつたけ復活・里山再生市民運動

素焼き無事終了(11月17日)報告

 日差しが少なく少し肌寒いとはいえ、最高気温が12℃で野外活動としては申し分ない.8時過ぎには 仲間が集まり、準備を始める.
近藤先生とお弟子さんの高木さん、阪田先生を迎えて、すでに風乾済みの皆さんの作品を素焼きにかけた(午前10時).十分に乾燥するまでゆっくりと温度を上げる.作品の中には、余った土を丸めたと思われる土塊があり、慎重に窯内温度をコントールする.
 本日の素焼き作業に参加された方は、寺尾、橋本、小原、前田、吉川、大久保、雅子、中広、石原、山中、三木、田中、杉山、周田、井上、小吹、中川、吉村で、21名と多数である.彼らが見守る中、温度は少しずつ上がってゆく.
 目標は、作品を爆発させずに、820℃まで上げることである.湿気を含んだ窯の壁や作品を、最初はゆっくりと加熱せねばならない.初めての経験でワクワクする.
 本日は、雅子、山中、三木さんが食当をかってでる.粕汁と菜飯の食事を済ませて阪田陶芸教室(助手:高木さん)が開催され、Nikon写真集(9222)に見られるような作品ができた(14時50分).15時台で300℃台と少し慎重になりすぎていると判断が下り、温度上昇のピッチを上げる.16時16分 610℃に到達.危険水域脱出とのことで、更に温度上昇を試みる.16時37分頃に820℃を越え、素焼きが無事終了した.拍手が起こる.
  
 皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

 この運動の述べ参加人数は5065人、1回の参加者も30名と大きく育った反面、京まつたけ復活・里山再生運動の理念を共有できないあるいは理解しない参加者が目立つようになって来た、或いは、古参の参加者も逸脱した行為を平気でやってのける参加者に堕して来たのは、この運動の存亡の危機である.
 考えても戴きたい.病にある香川さん、この活動場所のオーナーであるが、彼は、何のために電気を引き、水道を引いてくれているのか! もちろん我々にその使用料も、目下要求しない.
 我々の暇つぶしの場所を提供しているのではないし、マツタケ山づくりや作陶といった趣味の場提供に生き甲斐を求めている方ではない.
そういう意味で、我々に山を無償で提供下さる山主とも異なっている.彼の土地は、美しくもならないし負担も大きい.
 全国には、230万haあるアカマツ林を含む里山は1500万haあり、そこは緑がかつて無いほど豊になり、かつてないほど生物相が貧弱になっている.
参加される皆さんが、まつたけ十字軍運動の理念を共有した運動体の一員に早く成長することを切に期待するものである.絶滅危惧種にとっては、許された時間はそう多く無い.

まつたけ十字軍運動とは?
 生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを強く意識し、“自然”との共生-徹底した有機物循環型の里山生活を追求する.
 近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむ.そして、我々の成果を全国に230万haあるというアカマツ林に普及させることである.

<お知らせ>
1)初窯式
11月20日(木)午前9時~  窯詰の仕方と釉薬のかけ方
                     徹夜で1000℃まで
11月21日(金)午前9時~  本焼、1200℃まで上昇
11月23日(日)午前10時   窯出し

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月22日(土)午前9:30より
京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].

<お便りコーナー>

<カンパ! ありがとう> 
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

開催予定日 2008年11月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
番外1 11月17日(月) 陶芸品の素焼 午前9時~
番外2 11月20日(木) 素焼作品の釉薬掛け、窯入れ、本焼、
徹夜
第168回 11月21日(金) MI  
番外3             11月23日(日) 窯出し
第169回 11月29日(土) MW
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回  2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-355-

2008年11月15日 |  マツタケの林地栽培 
松枯れが進行!



まつたけ復活・里山再生市民運動



第167回(11月15日) 活動報告


 適度な木漏れ日が差し込み、日傘をさして歩ける程度の密度のアカマツ林の再生を目指して、中小径木の除間伐・地掻きの作業を2年越しに行ってきている。施業後は目的にかなった良い林相に仕上がっていたのだが、松枯れのスピードが速く、枯損松を伐採するとその区域がむしろ禿山状態になってしまう。何かが不味いのでは…、と思いつつ今日も枯れ松を伐倒した。
 本日の参加者(敬称略)は、松浦、中広、榎本、ツトムちゃん、三品、森、前田、内田、加藤、山田、阿閉、阿閉、大島、岡坂、大久保、有山、藤井、中野、北村、林屋、杉山、吉村代表、堀井(新)、橋本、小長谷、雅子、井村、石原、池内、池内、小原、中川の32名であった。

<本日の主な活動>
 作業に出かける前に道具の手入れや、焼却の準備などをしておかねばならない。食材の野菜を収穫したり、菜園・ほだ木の管理も必要だ。


<玉城山・澤田山ⅠⅡ・田圃>
 作業山に至る林道の修復作業、枯損木の伐採と運び出しや地掻き作業。N-M班では、地掻きで出た腐植層と馬糞との混合で堆肥を作り田圃へ搬入。


<香川山BC>
 17日の多目的窯による素焼き作業に備えて、IT班がパソコンと高温用ロガーのセットと点検をしていた。新入メンバーを迎えての楽しい自己紹介。


 橋本棟梁が割木置き場の屋根にと、間伐したヒノキを縦引きして長尺の板を作っている。ヒノキの香りよい大鋸屑が大量に出る。メンバーの内田さんが専門技術を生かしてエッセンス(天然ヒノキ油)を抽出するという。アロマテラピー用として1滴が数百円(?)・・・楽しみがまた1つ増えた。

<榎本記>

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-354-

2008年11月12日 |  マツタケの林地栽培 
完成している多機能窯



まつたけ復活・里山再生市民運動



第167回活動日(11月15日)のお知らせ

 兵庫産と和歌山産のまつたけが、未だ市場に並んではいるが、ここ数日の京都の気温は11月下旬のものである.こうなると、野外の活動は辛くなってくる.活動に参加される皆さんもブログの読者の皆さんも風邪などお召しにならないようにご注意下さい.
 そのような中でも、雪が降っても雨が降っても、私たちのマツタケ山づくり活動は、休むことなく続けられている.岩倉地域の里山再生が少しづつだが進んでいると思える.15日の活動は、作業予定通り進むだろう.
 17日、午前9時から、作品を多機能窯に入れて素焼きをする.窯の火入れ式の際、興味ある方々が、近藤高弘先生の指導で思い思いの器を創った.今は、乾燥中である.ザイセンチュウ病枯損アカマツや雑木の薪を炭焼き班のメンバーが山と準備をしてくれている.

<11月15日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1) 香川山に、今年の夏の渇水で枯れたアカマツが目立つ.これを処分することもマツ
タケ山づくりであることを忘れないで欲しい.香川山皆伐区も予定どおりに再生が進んでいる.アカマツ幼樹の群落が美しい.
2) 澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとあり、里山整備のお手本のように作業が進んでいる.
玉城山は、アカマツの残る地域へ手入れ地を延していく必要がある.

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむ.また、我々の成果が全国に230万haあるというアカマツ林に普及することを願っている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タ
オルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収.
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年11月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
第167回 11月15日(土) E
番外1 11月17日(月) 陶芸品の素焼 午前9時~
番外2 11月20日(木) 素焼作品の窯入れ
第168回 11月21日(金) MI 本焼 初窯式 午前9時~
第169回 11月29日(土) MW
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回  2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E

<お知らせ>
1) 初窯式開催、陶芸教室も兼ねています.場所は 岩倉香川山
講師は 近藤高弘先生と阪田世志哉先生
11月17日(月)午前9時~  素焼法
11月20日(木)午前9時~  窯詰の仕方
11月21日(金)午前9時~  本焼の仕方  

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月22日(土)午前9:30より
京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].


<お便りコーナー>
<カンパ! ありがとう>    
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-353-

2008年11月07日 |  マツタケの林地栽培 

たくましく育つ幼松群

 

まつたけ復活・里山再生市民運動


第166回活動日(11月7日)の報告

 曇りがちではありましたが暖かくまずまずの天気。しかし昨夜の雨のためか、メンバーの出足はいつもより遅め。本日の参加者は、中広、小原、榎本、大島、森、藤井、宮崎、大久保、松浦、三輪、石原、周田、前田、まりこ、山田、橋本、阿閉夫妻、中野、北村、斉藤、有山、三品の23名の皆さんでした。

 3つの施業地とも松枯れが激しい。しかし松も負けてばかりいるわけではありません。一方で幼松の発生も盛んです。
 目先のマツタケももちろん大事ですが、アカマツがなくなってしまえばマツタケどころではありません。長期的にはまずアカマツを増やすことこそが大切。10年、いや100年先の美しいアカマツ林再生を頭に描いて、今何をなすべきかを考えましょう。そのうえでマツタケが生えるような環境づくりを進めていかなければなりません。
 香川山ベースキャンプでは今、そのヒントをアカマツ自身が自らの姿を通して訴えているように見えます。「元気なアカマツの子供達がたくさん育つためには、こんなことをやって欲しいんです」と。
 NHKの取材がありました。

1)香川山ベースキャンプ
植林や自然更新の幼松がたくましく育っています。

皆伐更新区の植林幼松。一昨年の植林時の10倍近い背丈に育っています。

駐車場横の斜面の下草を刈る大島さん。
こまめに下草を刈ることにより新しい松が発生し、松の自然更新が進むんですね。


忘れられたようなこんな隅っこにもたくましく育っています。


2)澤田山
 上部第3施業地では、マツタケの発生も一段落。本日は前夜の雨と他区域でのNHK取材のためこちらの人員は少数でしたが、地掻きなどを行いました。

 駐車場そばの皆伐区では、切り株からの“ひこばえ”の発生繁茂が起こり始めており、このまま放置すると元の木阿弥以前の悪い状態に逆戻りしかねません。来春の成長期までに一度、二次整備が必要な情況と思われます。

 村上班整備地では、NHKの取材要求に応じて施業の一部(枯損松伐採と搬出)をデモンストレーション。


なお、N-M班広葉樹林整備地は雨と取材のため本日休業。

3)玉城山
NHKの取材がありました。

4)ベースキャンプ周辺や山へのアクセス路の環境整備など
枯損松の伐採をする斉藤さん、三品さん、阿閉さん他。

雨水排水溝の清掃・整備をする森さん。入り口の木の剪定をする有山さん。
派手な伐採だけでなく、こうした地道な作業環境整備が大切です。

枯損松粗朶の焼却と薪作りに励む小原さん。

久しぶりの松浦さん。

薪収納庫製作のため、丸太を板に製材中の橋本さん。ガイドも無くチェンソーだけで板に挽く技術はすごい。

道路補修中の周田さん、前田さん、小原さん。

今日の昼メニューはカレーライスとサラダでした。

阿閉さん丹精の巨大サツマイモを手に笑顔のこぼれるまりこさん。

山から出た腐植などを利用する畑では今も多くの作物が(クリックで拡大)。

ヤーコン、収穫しました。

(宮崎 記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-352-

2008年11月04日 |  マツタケの林地栽培 
ある日の収穫 京まつたけは、色が白くて瑞々しく小振りという



まつたけ復活・里山再生市民運動


第166回活動日(11月7日)のお知らせ

 我々の活動エリアである山の地温は、10月30-31日で12℃強である.京まつたけは、その発生期をほぼ終えたと思える.京都市場、大阪市場、東京市場に置いても、暖かい山口県のマツタケだけが目立つ.
 昨年は、京まつたけの復活に燃えたが、そこは少々日あたりがよいと思われ、撒水を施した.しかし、マツタケは姿を見せなかった.日量86.4mm の連続撒水と自然降水で、アカマツの根もマツタケのシロも水浸しであったろう.来年は、時間あたり1.5mm前後の穏やかな撒水(10時間/日)を2日置きに与えてみたい.今年のように雨がそれなりにある年の撒水は難しい.全体では、D棒が持っていたものを併せて、28本の発生であった.  
 11月17日(月)午前9時から、保管されている皆さんの陶芸作品を素焼します.残念ながら、保管中に割れたものがある.お作りになった方はチェックをされたい.20日(木;午前9時から)には、本焼に備えて窯に入れます.第168回の活動日に当る11月21日(金)に初窯式を兼ねて本焼を行います.窯に、余裕があるようなので、焼いてみたいものをお持ちの方はおいで下さい.
 7日には、NHK東京が取材に来る.「月刊野菜通信」という番組だ.11月30日午前6時15分から45分まで、NHK総合で流れる.マツタケの生活するアカマツ林の再生に改めて意義を見いだせる番組になりそうだ.
 7日(金)午後7時30分から8時13分に、NHK岡山放送局作成の「岡山のトラのアナ」が放映される.広くマツタケが扱われる.これは岡山県のみで視聴可.その後BSで全国に放映されるらしい

<11月7日(金)の作業予定> 
 山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)香川山に、今年の夏の渇水で枯れたアカマツが目立つ.これを処分することもマツ
タケ山づくりであることを忘れないで欲しい.香川山皆伐区も予定どおりに再生が進んでいる.アカマツ幼樹の群落が美しい.
2)澤田山は、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとあり、里山整備のお手本のように作業が進んでいる.
3)玉城山は、アカマツの残る地域へ手入れ地を延していく必要がある. NHKの取材の中心となる.

 皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむ.また、我々の成果が全国に230万haあるというアカマツ林に普及することを願っている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収.
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年11月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
第166回 11月07日(金) MI
第167回 11月15日(土) E
番外1 11月17日(月) 陶芸品の素焼 午前9時~
番外2 11月20日(木) 素焼作品の窯入れ
第168回 11月21日(金) MI 本焼 初窯式 午前9時~
第169回 11月29日(土) MW
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回  2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E

<お知らせ>
1)初窯式開催、陶芸教室も兼ねています.場所は 岩倉香川山
講師は 近藤高弘先生と阪田世志哉先生
11月17日(月)午前9時~  素焼法
11月20日(木)午前9時~  窯詰の仕方
11月21日(金)午前9時~  本焼の仕方  

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月22日(土)午前9:30より
京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].


<お便りコーナー>
<カンパ! ありがとう>    
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-351-

2008年11月01日 |  マツタケの林地栽培 
京まつたけは、色が白くみずみずしく比較的小振りである.
手入れ後に復活したものである(寺尾 啓氏撮影)



まつたけ復活・里山再生市民運動

第165回(11月1日)活動報告
  
 今日は、活動タイムの気温が17度から20度である.すがすがしい天気に恵まれ、環境派市民の山づくり活動にいい日和であった.
 全国の皆さんから戴いたカンパで造った多機能窯で、数回の実験的炭焼が、前田さん、小原さんと中川さん達主導でなされている.炭を見せていただいた.彼らも技量を上げているように思える(Nikon写真集9053参照).

 マツタケ山づくりを始めて3年を経るが、今年は、残暑のぶり返しが無く、9月10月に雨もそれなりにあったので、我々の活動拠点には、山の神の恵みが続いている.本日も多くの班がマツタケの発生調査に時間を割いた.

 しかし、山はからからである.京都市内の降水は、アメダスによれば10月27日から0mmである.しかし、1本のまつたけを採取できた(Nikon写真集9086).そのほかの山も落葉がパキパキといい、キノコっ気のない状態であった.そのような中、シャカシメジ、ホンシメジが見つかった.また、マツタケと交代するように現れるシモフリシメジも採取された.シロの温度も12℃に迫りつつある.マツタケ探しも、ここでは、これで終りと考えられる.

 昨年の収穫は、皆さんの手入れ効果で1本、作業候補地に3本、計4本であったことを思うと、実に7倍増の28本になった.市民が、雨の日も雪の日も山づくりをした成果に、予想どおり、マツタケ泥棒が食らいついてきた.ニホンミツバチの巣を盗む輩も現れた.
 サクランボやリンゴやはたまた刈取って稲架(ハザ、ハサ、ところによってハセ)にかけた稲などの盗みがひとときはやったことを思いだす.全国でマツタケ泥棒の居ないところはないが、環境派市民のマツタケ山づくりの効果を測る障害になる.これは強い意志で持って取り除かねばならない.来年は、泥棒対策をやろう!鹿背山の中村さん達は、昔はそうだったのだが、泊り込んだそうだ.

 今日は新人が見えた.西京区から藤田さん(9073)と宇治市から川本さん(9078)、二人そろって、澤田山広葉樹の林づくりに参加(Nikon写真集9088).常連の出席者(敬称略)は、森、寺尾(最後のマツタケの発見者、9076)、榎本(9075)、中川(9079)、越智(9056)、三品(9086)、小吹(9052)、青木(9069)、加藤(9075)、大島(9059)、小原(9071)、内田(9085)、三輪(9075)、多田(9088)、前田(9072)、橋本(9067)、玉城(9057)、雅子(9061)と阿閉(眞、9061)は、中華どんぶりを作る、山田(マツタケ探しの名人となる)、岡阪(9054)、三原、有山(9077)、阿閉(仁).ツトムちゃん、越智、青木、中岡さん達(9058)は傷んだ道路の修復に励んでいた(9089)、ツトムちゃんの自家製の落花生(9060)は旨かった、中岡(9076)、大久保、と筆者の30名である.

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<お知らせ>
1)初窯式開催、陶芸教室も兼ねています.場所は 岩倉香川山
講師は 近藤高弘先生と阪田世志哉先生
11月17日(月)午前9時~  素焼法
11月20日(木)午前9時~  窯詰の仕方
11月21日(金)午前9時~  本焼の仕方  

2)鹿背山元気プロジェクト 里山産業創造ワークショップ
  11月7日(金)、11月22日(土)午前9:30より
京都府木津川市観音寺峠道の入口に集合 雨天の場合は、中止します。
連絡先: 都市機構・事業部事業調整課、田中まで(TEL 0774-73-2708[直通].

<お便りコーナー>

<カンパ! ありがとう> 
1)KBYさん、ミゾ ヒロシさんから浄財を頂戴した.お名前を記して、感謝の意を表します.
2)私たちは、山の手入れで出てくる バイオマスを水田に入れて 無農薬有機栽培米を作っている.その米をお買い下すった方々からカンパを頂戴した(お名前省略).
 

カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

開催予定日 2008年11月-2009年1月
活動場所は岩倉香川山.活動開始は、午前10時頃から3時頃まで.
第166回 11月07日(金) MI
第167回 11月15日(土) E
番外1 11月17日(月) 陶芸品の素焼 午前9時~
番外2 11月20日(木) 素焼済作品の窯入れ
第168回 11月21日(金) MI 本焼 初窯式 午前9時~
第169回 11月29日(土) MW
第170回 12月06日(土) Y
第171回 12月12日(金) MW
第172回 12月20日(土) E 大忘年会
第173回  2009年01月17日(土) Y
第174回 01月23日(金) MI
第175回 01月31日(土) E

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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