まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

3月30日(土)第678回活動日の報告 1400

2019年03月30日 |  マツタケの林地栽培 

山ではコバノミツバツツジが咲き始めた。後ろの山の桜も用意完了だ。

10時気温18度曇り。かなりまえから今日の天気はよくないとの予報が出ていた。

かろうじて持ちこたえていた朝10時に香川山BCに集まったのは、前田・松浦・有山・橋本・小長谷・大嶌・川本・北村・周田・村岸・ホリイ・内田・太田・尾林・桑野・川崎・中野・三品・藤井(信)・松本・三輪・宮崎・アトジヒトミ・アトジマユミ・タナカ(ほか3名)・吉村・まりこ の30名

山作業は雨の来ないうちにと各班は急いで香川山・玉城山・澤田山に向かった。

玉城山(三輪班)の作業

久しぶりに6名が揃った。鍬がご丁寧に6本並ぶ。

いつもブログに載せろと強要するのだけれど、このようにするつもりらしい。

最奥の山肌に積もった倒木や枯れ枝を整理して松林を見上げる。ここを掃除して地掻きをするのだ。ソノ意気ヤ好シ!!

昼ご飯

松浦さんメニューのちらし寿司。この大きな椎茸はもちろん澤田山産。にゅう麺のおつゆ。春の献立。

昼食中からぽつぽつと雨が降りだした。食事が終わって、みんな今日はここまでにしてと結局解散。

香川山、澤田山での作業の様子は記録できないままでした!

畑の望遠写真を撮る(雨の来るまでの時間に後の畝を耕す人と、前をよぎる人)

有山農園からねぎの放出があって土産にした人も多数。

こんな日もありますよね。

次回4月6日(土)にまた元気にお会いしましょう。まつたけの合言葉は継続は力なりと。  (内田記)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1399  ニホンジカの食害で枯死する若齢アカマツ 里山をお荷物化させるな!

2019年03月25日 |  マツタケの林地栽培 

 3月30日(土)は、第678回活動日です. 松浦 輝雄 男厨シェフお得意の春を寿ぐに相応しいちらし寿司が楽しみです.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 暖かいと思えば冬に逆戻り、これが「三寒四温」と言うことなんでしょう.でも香川山の全景(写真1)を見るとアカマツの葉色も緑がましている.近くにある住宅の桜、品種知らず も満開である(写真2).

写真1. 緑がまぶしい香川山全景写真2. ご近所の桜、満開です.

 前回は、各班の作業地を見せていただきました.作業開始「十年」の素晴らしさを実感します(ブログNo.1398の写真).しかし、外来種の生態系損壊も、大きく話題になりますが、里山の利用放棄を反映した在来種の生態系破壊も深刻です.イノシシ、サル、シカ害のことです.玉城山の旧榎本班作業地と三品班旧作業地との境辺りの幼齢アカマツが樹皮を食われて枯れている(写真3).

写真3. 里山に、人がこず野生動物が来る.
 
 獣害対策を全国的に取り始めて相当な年月が経過している.にもかかわらずますます被害は拡大しているように見えてならない.研究者も行政も努力していると思われるが、根本的解決には遠くその成果は一向に見えない.
 
 それぞれの言い分を聞けば、そうなんだ(対処療法それも不十分)と思えるが、国が獣害対策を本気でやる気にならないと、里山は取り残されることになる.里山は、国にとっては「お荷物」という気がする.予算がない予算がないと言いつつ、国民の財産を納得しかねる形で費消する政府の言は見過ごすことはできない.

 里山という生態系は、その質が急速に悪化しその量が急激に減っている.他の生態系に遷移しているのだ.ということは遠からず里山は日本から消えることになる.里山が重要な生態系と叫ばれる時の終わりはもうそこまで来ている.国は、「お荷物」が消えると期待する.国民が、残る里山という生態系の存在を必要とするなら、里山保全対策を本気で充実させるように仕向ける必要を強く覚える. 

 一昨日23日に滋賀県荒神山のマツタケ山づくりに参加してきました(荒神山ファンクラブ、荒神山山王会、まちづくり石寺主催).作業地は曽根沼が眼下に見え、斜面は西向きで琵琶湖に突き出すようにあり、湖から吹き付ける風はかなりの冷たさであった.下層植生にササが繁茂する40年生のアカマツ林で丁寧に作業がなされている、これは素晴らしいが、中小径木の切りすぎである(写真4).

写真 4. 滋賀県荒神山の40年生のアカマツ林.ササの駆除など丁寧になされているが、中小径木が少ない.萌芽を上手く利用し育てることが期待される.

 まだマツタケの発生はないが、気候温暖化の影響をもろに受けることになる.また、樹木根圏には固有の微生物が生活し、菌根性きのこや樹木の生活を支えるため、複相アカマツ林がいいと思える.残った中小径木の生長を助けるように願いたい. 

 彦根市石寺町にあるコメニティカフェ(滋賀県立大学生の運営)に立ち寄り、カフィーでスイーツ・こめっふる(米粉ワッフル)を戴いた.昼食のカレーもここで工夫を凝らしたものである.味もスパイシーで上出来だった.お目に掛かった方々にありがとう!を.

 
【お知らせ】
1)ヤマガラ班主催の花見会開催(コバノミツバツツジ)
 日時:4月5日(金)12時~  小雨決行
 場所:澤田山ヤマガラの里D地区
 会費:2000円 酒類は500円で提供 問い合わせは堀井班長まで
 
きのこ観察会
2)京都御苑きのこ観察会
【日時】4月14日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ   特別企画 

678 03月30日(土) 内田   松浦
679 04月06日(土) 三輪     開催日注意
680 04月12日(金) 宮崎
681 04月20日(土) 吉村
682 04月26日(金) 内田   川﨑
683 05月04日(土) 三輪
684 05月10日(金) 宮崎
685 05月18日(土) 吉村          JIDF1(19)
686 05月24日(金) 内田   松本
687 05月31日(金) 三輪    開催日注意
688 06月08日(土) 宮崎
689 06月14日(金) 内田
690 06月22日(土) 吉村   内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村   松浦      JIDF2(20)
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村
698 08月24日(土) 内田   松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪   川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1398 3月22日の活動報告

2019年03月22日 |  マツタケの林地栽培 

時間とともに気温(京都気象台)が低下することは、時々起こります.昨日と打って変わった北寄りの風が寒い一日でした.午前10時には風速7.1m/s、午後2時の気温は9.9℃.昨日との較差には、参加の皆さんも口を揃えて「今日は寒い、体を動かさないと」と仰っていました.
 
 参加の皆さんは23名、名簿記載順に前田、橋本、別所、有山、大島、中野、ホリイ、内田、アトジ(ヒ)、アトジ(マ)、小長谷、小林(おひさしぶりです、お元気でした)、川本、TAKE、川﨑、松本、尾林、三品、三輪、藤井(貞)、北村、まりこ、吉村.
 

活動の姿を、拾ってみましょう.独断と偏見は無しで、ただ適当です.

 こんな日は、昼食が楽しみである.食当が厚い鉄板をかまどに置いている(写真1).塩サバの焼き物が今日のメインディッシュでした(写真2).

写真 1. 鉄板を載っける松本さん.力仕事は彼に頼んでいる写真 2. 焼き鯖が、本日のメイン料理でした.

 京都の桜も、温暖化の冬と言っても、気温が20℃近くになることは、昨日を除いてはなく、蕾の成長ものろい気がする.それでも岩倉・香川山のヤマザクラのつぼみは、写真3のように目立つ大きさになっている.

写真 3. これは、ソメイヨシノではなくヤマザクラの類いです.

 今日は、各班の作業地を見ることができました.三輪班の山である(ほぼ真西、写真4).玉城山の頂上に近い.腐植の厚みは比較的薄いが、地掻の必要がありそうだ.

写真 4. 三輪班の活動エリアである.それなりにアカマツが見える.古いアカマツ林でマツタケを出そうという大胆な試みである.

 桑野班の山は、若齢アカマツ林だが、立派に成長を遂げている(写真5).写真 5.若齢アカマツ林だが、斜面が急で腐植の堆積が少ない.期待は大きい!

 川本班は、まつたけ山復活させ隊活動地では、一番の急斜面を上り詰めたところで作業をしている(写真6.班長川本さん).ここは、三品班と同じでヒノキ混じりの照葉樹林をアカマツ林に戻しているエリアで、土壌条件の改善が大変であろう.

写真 6. 班長川本さんも気分がよさそう.見晴らしが良いのだ. 

 最後になりましたが、ヤマガラの里は、耐性マツを植林しているが、目下補整をしている.万緑叢中紅一点という感じで、コバノミツバツツジが咲き始めている(写真7).この班主催の花見会には咲き誇っているだろう.

写真 7. 花見会に合わせているのか! コバノミツバツツジも気がきく.


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1397   マツノザイセンチュウ病 発症止まず!

2019年03月18日 |  マツタケの林地栽培 

3月22日(金)は、第677回活動日です. 京都市左京区岩倉村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください. 

香川山の活動の様子をご覧下さい!

写真 1. マツノザイセンチュウ病の枯損 (香川山斜面右) 勢いは落ちましたが、まだまだ油断はできません.
 

 沢田山ヤマガラ班エリアに続いて香川山右斜面に、センチュウ病被害が出ました(写真1).枯損木の出現は、ひと頃の勢いはなくなりましたが、決してなくなりはしません.絶滅はないでしょうが、松林の減少は、日本の里山の景観上由々しきことです.また、松明として伝統行事にも欠かせません.食文化的には、ご存じ松茸の主要寄主です.亡くすことはできません.

 中広班の原木シイタケが乾物になりました.中広班に感謝です(写真2).

写真 2. 中広班の原木栽培物です.雨取りのため形はよくないとか!中広班に感謝です.

香川山尾根向こうの三品班の山作業です(写真3-5).

写真 3. 地掻と言うより地剥(チハギ)という感じです.写真 4. 落葉を集めて所定の位置に運ぶ.写真 5. 除間伐材を集積場に集めている.写真 6. 春です.畑の手入れ活況です.出来上がった作物は、昼食に回されます.これがあるから、安心で健康的な昼食が戴ける.感謝です!

  
【お知らせ】
滋賀県彦根 荒神山 松茸復活プロジェクトとの交流会  
1)2019年3月23日(土)午前9時30分荒神山通り曽根沼集合
           午前中 マツタケ山づくり
           昼食  荒神山米粉カレー(500円)
           13:05~14:05  滋賀県立大学 環境学部 研究報告
           14:15~15:15  まつたけ山復活させ隊の歩みとこれから
           16時頃終了

きのこ観察会     
2)京都御苑きのこ観察会
【日時】4月14日(日) 午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ   特別企画 

677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦
679 04月06日(土) 三輪  開催日注意
680 04月12日(金) 宮崎
681 04月20日(土) 吉村
682 04月26日(金) 内田   川﨑
683 05月04日(土) 三輪
684 05月10日(金) 宮崎
685 05月18日(土) 吉村         JIDF1(19)
686 05月24日(金) 内田   松本
687 05月31日(金) 三輪  開催日注意
688 06月08日(土) 宮崎
689 06月14日(金) 内田
690 06月22日(土) 吉村   内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村   松浦     JIDF2(20)
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村
698 08月24日(土) 内田   松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪   川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1396

2019年03月16日 |  マツタケの林地栽培 

第676回(3月16日(土))活動報告

雲が広がって空が暗くなったり、かと思うと陽が差したり、不安定なお天気でした。

本日の参加者は、前田、橋本、大島、TAKE、小長谷、ホリイ、松浦、周田、川本、別所、宮崎、中野、三輪、藤井(貞)、山田(ゆ)、阿閉(仁)、阿閉(眞)、三品、松本、猫田、吉村、村岸に体験参加の親子4名の計26名のみなさんでした。

<玉城山>
三輪班
除伐木の片づけ。

尾根斜面の最上部まで残すところ10mほどに迫っています。
尾根最上部から岩倉盆地を望む。

少子高齢化で人口減少する地域が多い中、岩倉地域の人口は2018年現在で28,900人と3万人に迫る勢いだそうです(「岩倉自治連合会連絡協議会だより」第13号)。

<澤田山>
桑野班
下草の除去など。

ヤマガラ班
枯損松の玉切り搬出。

川本班
斜面上部の伐採。

<香川山>
三品班
除間伐材の片づけ、地搔きなど。

岩倉盆地を望む。玉城山尾根最上部の眺望に比べ、半分くらいの標高なのでやや詰まった眺望となります。

賄い調理のようす。

本日の昼食は、肉詰めシイタケなど。

昼食風景

菜園作業。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1395 0311  “身捨つるほどの祖国はありや”

2019年03月11日 |  マツタケの林地栽培 

3月16日(土)は、第676回活動日です. 京都市左京区岩倉村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1395と書いて、その後に0311と書くことをためらった.今日は、Mw9.0の東北地方太平洋沖地震・津波そしてそれに続く原子炉メルトダウンから8年目で、気持ちが暗いからです.

 未だに復興ままならずの現地、破壊した原発のコントロールもままならず、復興五輪も黒い噂が絶えない.
 「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」と寺山修司の歌を思い出す.
 これは戦後、高度経済成長期の日本にあって、戦中派の寺山の国家への思いをうたったものであるが、東北、沖縄いや日本全体を覆う閉塞感の中、うごめいている我々の気持ちが投影される.「身捨つる国をつくれ」という批判もある.なるほどね.

香川山の活動の様子をどうぞ!
 午前の山仕事を楽しんで下りてくる仲間は、食当のつくる昼食で心豊かになり疲れも癒やされる(写真1-3).

 香川山の補整作業も続く(写真4).

 三品班の作業地(香川山の尾根向こう)も地面の様子を除けば順調に仕上がっている(写真5.6).


 

シートに丸味をもたせるために、割った竹を差し込んでいるが、そのたわみを調節している(写真7).


 

外来種の作物被害が絶えない.植えたチューリップの苗を守る柵作り(写真8).

  

 
【お知らせ】
滋賀県彦根 荒神山 松茸復活プロジェクトとの交流会  参加者募集は終わりました.
1)2019年3月23日(土)午前9時30分荒神山到着(16時頃終了).  


【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そうでなければならない.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日  報告担当者 男厨シェフ  特別企画 

676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦
679 04月06日() 三輪     開催日注意
680 04月12日(金) 宮崎
681 04月20日(土) 吉村
682 04月26日(金) 内田   川﨑
683 05月04日(土) 三輪
684 05月10日(金) 宮崎
685 05月18日(土) 吉村        JIDF1(19)
686 05月24日(金) 内田   松本
687 05月31日() 三輪     開催日注意
688 06月08日(土) 宮崎
689 06月14日(金) 吉村
690 06月22日(土) 内田   内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村   松浦   JIDF2(20)
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村
698 08月24日(土) 内田   松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪   川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1394

2019年03月09日 |  マツタケの林地栽培 

3月8日(金)第675回例会活動報告

3月8日。晴れたが北風の吹く寒い一日だった。BC台所の倉庫の温度計は10時に10度、15時に14度とあまり動かなかった。写真は9時半の比叡山。午前の一番では玉城山や澤田山にも一部に雪が残っていた。

今日の出席者は、前田・橋本・大嶌・TAKE・小長谷・松浦・内田・ホリイ・川本・松本・尾林・中野・松田洋子・松田武久・アトジヒトミ・アトジマユミ・三品・北村・有山・吉村・猫田・まりこも22名の皆さん。

山の様子記録

澤田山桑野班。今日も一人での補整作業で、熊に会いませんようになどと挨拶した。冗談。

玉城山三輪。。整備地が奥に移っていったので、今日は林道の上から(登山道沿いに)入ることを検討した。いつもとは微妙に違う角度から天王山・大阪方面が眺められる。

最上部での作業。互いに掛かり木の関係にある2本が自立しているの図。要するに困った状態。

澤田山ヤマガラの里。順次再補整中だが自然に追い着くだけでも大事だ。

シイタケ栽培。なぜか焦点があまい。

 

澤田山川本班。ソヨゴの切り出しに埋もれかけているけれど、ここはもう尾根の最高点近くだ。いと高きところには栄光・にあれ。地にはまつたけ・のよろこびたまふひとにあれ。はやくなあれ。

食事。

寒い日の豪華版昼飯はありがたい。ハンバーグ+焼いたリング玉ねぎ・青梗菜などの炊いたもの・おみおつけ・ごはん・リンゴの入った中野さん特製パンケーキ。

配膳風景、昼食風景。雨風ともに逃がす軽快構造青天井はただいまのところ絶好調だけれど食事の色にやや影響ありと。

四方山(よもやま)はなし。巷では動向指数速報値によると景気はすでに後退局面に入ったなどという話が。山の経済談話も負けてはおりませぬ。

畑は春の手入れが始まった様子。

午後は晴れたのだが、比叡山にはまだ雪が残っているのが見える。今日はどちらかといえば冬の日だった。

近ごろBCで背中を曲げている人が多いように感じる。寒いということもあるだろうけれど、結果としては一種の老化ということになってしまう。お互いに注意したいものだ。

さあ健康に春を迎えましょう。まず背中のばせ~。そして次回3月16日の例会で元気にお会いしましょう。再会!(内田記)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1393  小言を一つ! 今冬も暖い 松枯れ・シカの食害やまず

2019年03月04日 |  マツタケの林地栽培 

3月8日(金)は、第675回活動日です. 京都市左京区岩倉村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、内田 正明さんです.当日夜、是非ご覧ください.

機材倉庫の戸締まりをきちんとせよ!!
 今日は、ブログに小言を書かねばならない.小言などを書く恥ずかしさと口惜しさをぐっとこらえている.チェーンソーやオイルなどを保管している倉庫の扉が開けっぱなしになっていることが、ここ最近幾たびか見られる.これはちょっとした注意を払うことで済むことだ.皆さんには、いとも簡単なことであろう.
 
 まだ使う人が、いるだろうからあけておこうという気持ちは、実によく理解できる.無駄な開け閉めはしたくないという心理が働くためだ.そのあと、物を出し入れした人が、その気持ちをくんでいないからだろう? しかし、そんなことが無責任ともいえる結果を生むことを、また理解せねばならない.

《こんなことを夢想した.少年が、扉の開いた倉庫からチェーンソーを持ち出し、あちこちさわりだした.でっぱりを叩いたり押したりし遊んでいる.なんのヒモか、引っぱり放したりしている.何回か引っ張るとエンジンが始動し、チェーンソーは狂ったように右へ左へ暴れ、ソーは少年の足を深くえぐった.凶器と化したチェーンソーの管理責任を問われ、まもなくこの運動は潰れた.これでお粗末物語は終わり.》

 この倉庫から物を出し入れする人は限られている.この倉庫を利用した時はその行為が終わったら、責任を持って扉を閉めるようにお願いしたい.正直言って、これは面倒くさいです.扉は誰かが閉めてくれるだろうという感覚から早く抜けだすことを期待します.自分が、ひょっとして、最後の利用者かも知れないと気を巡らせばこのことはなくなるはずだ. 

 まつたけ山復活させ隊で活動する限り、以下の【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】と【まつたけ山復活させ隊の心得】を厳守ください.これらを守らない人の参加は、これを認めません.

これらの基本は、お守りいただけるとして、次の話題に進みましょう!
 
 月初めには、気温等のデータを回収しています.1-2月は、温暖・少雨月でした.その功罪については、時々当ブログに書いているように好ましいことではない. 
 雨量については、1月のそれは平年の49.7%、2月は60%、最高気温は1月が平年の0.3℃高、2月は平年の1.5℃高、最低気温は1月が0.7℃高、2月は2.1℃高、平均気温は1月で0.5℃高、2月は1.8℃高であった.

 春の日ざしを一杯浴びてる畑(写真1)、これから皆さんが昼食用の野菜を植えるでしょう.ここは、個人用菜園ではないことを承知おきください(このことも徹底してないと思われる).

写真 1. 世話する人達のお陰で新鮮な野菜を頂ける

山では、アセビの花も咲いている(写真2).

写真 2. 最近、ニホンジカが食べるようになったと聞く.

香川山尾根筋のニホンジカによるアカマツ食害(写真3)・松枯れも収まらず(前号ブログ). 

写真 3. 香川山尾根筋で、幼木のアカマツ樹皮が食われている.

【お知らせ】
滋賀県彦根 荒神山 松茸復活プロジェクトとの交流会
1)2019年3月23日(土)午前9時30分荒神山到着.
  恒例となりました荒神山ファンクラブ、まちづくり石寺主催の荒神山マツタケ復活山づくりとまつたけ山復活させ隊との交流会参加者を募ります.参加される方の自家用車に分乗して現地に参ります(京都駅前起点 琵琶湖大橋経由 往復140Km ガソリン代(14L?)などを分担).ふるって参加下さい.香川山備え付けの参加希望者名簿に氏名の記載をお願いします.問い合わせは、猫田まで.
午前9時30分  彦根市荒神山石寺登山口に集合
09:30~11:30 荒神山にてマツタケ山づくり・診断
12:00~13:00 昼食 荒神山米粉カレー(500円)
13:05~14:00 滋賀県立大学研究団体の報告
14:05~15:15 まつたけ山復活させ隊のあゆみとこれから
15:30 閉会  閉会後ほほえみハウスで茶会 

きのこ観察会
2)京都御苑きのこ観察会
【日時】3月10日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 絶対的相利共生関係にある生物種間の深い絆も、いとも簡単に崩れることが普通にある.これを共生関係のタイプの進化要因と考える.ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係にも学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)
 
 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 チェーンソーなど機材保管庫の扉は最後の利用者が閉めること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 

【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ   特別企画 

675 03月08日(金) 内田
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦
679 04月06日(土) 三輪  開催日注意
680 04月12日(金) 宮崎
681 04月20日(土) 吉村
682 04月26日(金) 内田   川﨑
683 05月04日(土) 三輪
684 05月10日(金) 宮崎
685 05月18日(土) 吉村          JIDF1(19)
686 05月24日(金) 内田   松本
687 05月31日(金) 三輪  開催日注意
688 06月08日(土) 宮崎
689 06月14日(金) 吉村
690 06月22日(土) 内田   内田
691 06月28日(金) 三輪
692 07月06日(土) 宮崎
693 07月12日(金) 内田
694 07月20日(土) 吉村   松浦     JIDF2(20)
695 07月26日(金) 三輪
696 08月03日(土) 宮崎
697 08月09日(金) 吉村
698 08月24日(土) 内田   松本
699 08月30日(金) 三輪
700 09月07日(土) 宮崎
701 09月13日(金) 内田
702 09月21日(土) 三輪   川﨑
703 09月27日(金) 吉村

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1392

2019年03月02日 |  マツタケの林地栽培 

本日の参加者は25名で次の通り

 吉川、前田、中野、有山、小長谷、周田、ホリイ、橋本、内田、川本、TAKE,桑野、川崎、三品、尾林、池内、松本、藤井(貞)、アトジ(ヒ)アトジ(マ)、三輪、松田(洋)、松田(武)、猫田、吉村

 名簿の名前がわからないことがあるとの指摘で、新しい名簿の表を桑野さんが作ってきてくれています。

来週から、新たになるかも。

 

今日は天気が良く、少し暑すぎるくらい。かも。

つぼみが出て、青々とした木々の世界がもうすぐ。春やね。

  

やまがら班の活動

 朝礼から、運動、朝からきっちり、いいかも。

      運動やね。

      

来週は大きな松の木を伐ります。もうカミキリ虫が運ぶ線虫にやられてます。下の写真。


川本班の作業

 

  

今日は、一人で黙々と整備。急登なので気を付けて。

中心以外ボロボロになっている木。こんなふうになってしまうんやね。これは輪廻です。


桑野班の作業

  

ここも急登での整備作業。気をつけて。

玉城山の三輪班

  

ここも急登での作業。意欲的に整備作業が進んでいます。

香川山の三品班の作業

地掻きを進めているのは三品班。一番きっちりした整備kamo.

本日は一人で頑張っていました。


昼の団らん

   


食事つくり。ありがとう。

    

食事風景

    

 

テントの整備

 これ、取りに

    

  シイタケやね。

畑は、

 選定していました。

作業後の団らん

 みんなの頑張りで、あちらこちら整備が進んでいます。でも、今回一人で作業してるところもあり、

危険な現場もあるので、助け合っていけるといいなと思いました。

 文責 池内

 

 

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