まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1215

2017年05月29日 |  マツタケの林地栽培 

6月2日(金)は、589回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.
 
前回作業を見ての問題提起です.
 食当の皆さんの作業を軽減するために始めた男厨シェフの日が形骸化しています.担当シェフ以外の応援がない状態が続いています.昼食づくりは女性に任せておけばいいと思ってはいませんよね.まつたけ山復活させ隊の仲間は社会的差別に不感症な団塊世代とその上が多いので心配しています.山づくり作業だけがすべて、それだけやってりゃいいという考えは許されません.
 
 この活動に必要な作業は色々あります.それらをうまく分担し助け合い補い合うことによってこの運動は維持されてます.繰り返しますが、山づくり以外はしない、もしくは、それ以外は手伝いたくないなんて考えは、まつたけ山復活させ隊の精神に反します(下記【まつたけ山復活させ隊活動指針!】を参照).自分を少し見つめ直しそんな考え方は捨てましょう.変えねばなりません.

 ただただ習慣だから今日も来た.自分のすることは決めていて、他を見ない・考えようともしない.そんな人ほど他に要求が激しい.甘えの構造がプンプン臭う.応分の負担という原則を守らない方は、この活動に参加する資格がないと言えます.よく見かけますが、作業中の仲間のそばを黙って通り過ぎる人もいる.ほんのちょっと手助けしようとする気持ちを持って欲しい.それだけでいいのではないでしょうか! 皆さんの猛省を願ってやみません.期待します.

小言はここまでにします!
 
 前回、香川山の補整をしました.山の様子をご覧下さい.
 ササユリがつぼみを一つ付けた(19日).残念ながら開花は済んでいた(27日).

有山さんが落ち葉掻きを済ませた発生林です.今年の雨を期待します.

こちらは、手入れをしなかったら、こんな林になっていたでしょうという見本.

香川山ではネジキの花、サルトリイバラの実、ネズの実が見られます.
ネジキの花

サルトリイバラの実

小屋を飛ばしたつむじ風被害がアカマツにも及んでいます.

放置時代のアカマツ林の被圧アカマツが今年の雪で曲がったのでしょうか!

 この写真を見てください.シイタケとマツタケが発生する夢を見たい.
 シイタケ原木に発芽したアカマツ実生
  
【お知らせ】

1.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】開催   名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   13回 07月22日(土) 596回例会  マツタケ発生整備作業 実施並びに 作品の焼成                 参加費:食費500円
   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味 参加費は天候により変更 参加費:3500円 定員35名
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                          参加費:食費500円
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

2.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会と明日の打合せ.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

3.韓国浦項(ポハン)市 マツタケ山(ペク氏所有)視察 参加者募集しますが、詳細は今しばらくお待ちください.
         滞在費などの韓国の助成があります.関空APから大邱APと韓国内移動(小型バス)は個人負担. 9月の終わりから10月始めあたり、松茸発生最盛期.
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

4.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

【まつたけ山復活させ隊の活動指針】

 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), Symbiont

 この会には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.注:自由に主体的に活動できることは何をしても許されると言うことではありません. 
 
 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人などがいる.これらの作業実施・応援に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).

 参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りをする参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.


【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付 けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回 開催日   報告担当者  男厨シェフ  特別企画     体験参加

589 06月02日(金) 宮崎
590 06月10日(土) 三輪
591 06月16日(金) 吉村
592 06月24日(土) 三輪
593 06月30日(金) 宮崎    松本

 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも1-2台はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブの入口を目的地にすると便利です.立て看板のところから400m.立て看板の手前道路を左、右、左また左に進むと車止めが見えます.右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男

 

 

§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1214

2017年05月27日 |  マツタケの林地栽培 

5月27日。晴天。少し肌寒いくらいのよく乾燥した一日でした。

今日の参加は名簿の転記で28名。橋本、女坂、チェ、ユキ、レオナ、TAKE、前田、川崎、川本、大島、村岸、周田、斉藤、内田、宮崎、アトジヒトミ、アトジマユミ、尾林、三品、桑野、ホリイ、中野、前田知里、藤井、ヤマダ、吉村、猫田、西村さんでした。(さらに仙蓮ちゃん。ともう一人九州ご出身の方が居られたと思いますが)

朝BCにやってくると、下鴨神社のお神酒があがっていました。昔々の岩倉村松の在所なら、京では葵祭もおわったかななどと話すところなのでしょう。

並んで立てかけてあるのは”やまがらの里”で見つけたという羽。なに鳥のものでしょうか。鷹?儂誰??。まつたけのほうが好かった???

山作業の様子

玉城山 三輪班では玉城山上部の整理。何をするにしても道が必要だと。

澤田山桑野班では下部の地掻き。下の整理に出くわすのは久しぶりのことでした。比叡山の緑も落ち着いて美しなってきました。

ヤマガラの里では地掻きなどを行ったあと、昼前にB地区で笹ユリの発生観察。少しばかり探したが発見できずにBCに還りました。

”山野草の女坂さん”の育てられた笹ユリは4年目で仁丹程の球根になったとのこと。成長は朝鮮人参以上おそいのか。それにしてもこの4年で育ったブッシュは物凄い。シカ食害で下木までなくなるのは異常だけれど、被圧のない生育も全くの自然という訳ではないでしょうね。

(三品班、川本班には回れていません)

昼食

今日は川崎シェフの当番日で、ご自慢の味付けの美味しい筑前煮が出来ました。

ご飯は斉藤農園とれたての豆の入ったごはん。園主は赤飯になるというのですが、少し時間が要るようです。

お神酒は勝手に増殖するのかな?

畑など

豆ごはん用にマメ集め。園主が厨房に笊一杯のツタンカーメン(古代エンドウ豆)を持ってゆくと、校長先生がエジプトエンドウだとおっしゃった。

納得。なるほどね。さてファラオは自国の名前をどのように言っていたのでしょうか。

じゃがいもの花。(今日は快晴だけれどあの啄木のうたを思い出す)

 馬鈴薯のうす紫の花に降る/ 雨を思へり/ 都の雨に

超新人。数回前の写真と見比べてもこの成長ぶりが”まぶしい”

さて、今日は全班を回れずすみませんでした。

来週はまた元気にお会いできますよう!さようなら           (内田記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1213

2017年05月22日 |  マツタケの林地栽培 
  • 5月27日(土)は、588回活動日です.本日は、川崎 泰弘 さんがメインシェフを務めます.三輪班が応援します.どんな昼食なのかわくわくします.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 5月22日は国際生物多様性の日です.
 マツタケは、京都府や大阪府そして環境省においてもその種の絶滅が気に掛かる生物に指定されています.そのためだけでは決してありませんが、まつたけ山復活させ隊は、京まつたけの生活する里山林づくりに励んでいます.

京まつたけ

岩泉まつたけです.

富喜マツタケです.

岩手山根マツタケです.

東アジアから朝鮮半島のものです.

スウェーデン産です.


 生き物は、いま、生息域が消失したり分断されたり、乱獲されたり、外来種の影響などを受けている.絶滅が危惧されるようになった生物種では、個体群の分断化が進み個体数も少なくなって近交弱勢が進む.そうすると、ますます遺伝的変異性が低くなる.その結果、生残率が下がり、個体数がさらに減少し個体の多様性が減少する.

 では、【生物の多様性とはなんぞや】を振り返ります.次の3つの事柄を守ることと定義されています.
 ①生態系の多様性
 ②種の多様性
 ③種内の遺伝子的多様性

 3つの中身をごく簡単に見てみましょう!
 生態系の多様性:
  地球の自然環境は実に多様で、山もあれば海もある、高いところも深海もある.はたまた熱水や高圧環境もあればいろんなpHを呈する環境も見られる.当然そこに住める生物もそれぞれ特徴がある.おまけに生物種の組合せまで考えると多様も多様である.しかもそれら生態系とそこに住む生物の組合せは固定的でなく常に代わると考えています.今の地球をそっくりそのまま保全すると言うことになりますが、これは人のおごりかも知れません.

 種の多様性:
  種の定義は触れないでおきます.現在記載されている種数は、約190万種といわれています.分類学の父といわれるリンネ(1707-1778)以降200年として、年に9500種の記載スピードとなる.いや種数は、3000万以上、1億と推定する研究者もいる.カナダ・ダルハウジー大学とアメリカ・ハワイ大学の研究チームは種数を870万と試算している.すべての種が発見記載されるまでにあと715年ほど掛かることになる.すべての生き物が分かったとして何が期待されるか、有用遺伝資源の商品化が期待される.これが生物多様性条約締結の問題点である.

 種内の遺伝子的多様性:
  種内の個体の多様性と考えて良いでしょう.これには、個体群間の地理的変異(同じ種の分布の多様性)、マツタケにおいてもアカマツにおいても場所が変われば特徴が変わるということです.また、個体群内の個体変異(SNP:一塩基多型の意.例えばアルコールに強い人弱い人などの違い)を意味します.

 人にとって有用な生物の生息域は、生物種の豊富な熱帯雨林を持つ国・地域に偏っている.これら有用生物の利用は資本と技術を持つ先進国が独占している.先進国が利用できるように保全するのだという側面(バイオパイラシー)が指摘されている.

  
【お知らせ】

1.5月30日 まつたけ山復活させ隊和歌山富喜試験林 マツタケ発生整備作業実施  近鉄新田辺駅西口 午前8時集合

2.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】 名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   13回 07月22日(土) 596回例会  マツタケ発生整備作業 実施                          参加費:食費500円
   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味 参加費は天候により変更 参加費:3500円 定員35名
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                          参加費:食費500円
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

3.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会と明日の打合せ.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

4.韓国浦項(ポハン)市 マツタケ山(ペク氏所有)視察 参加者募集しますが、詳細は今しばらくお待ちください.
         滞在費などの韓国の助成があります.関空APから大邱APと韓国内移動(小型バス)は個人負担. 9月の終わりから10月始めあたり、松茸発生最盛期.
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

5.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

【まつたけ山復活させ隊とは!】
ヒトとアカマツとマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.

 活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.
参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(あの人は何しに来ているのか?といぶかられる参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.

 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.作業内容は、これを特に固定せず、気づいた人が仲間を集い作業をこなしています(原則).すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことが必要である.

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付 けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回 開催日   報告担当者  男厨シェフ  特別企画     体験参加

587 05月19日(金) 吉村
588 05月27日(土) 三輪   川崎+三輪班
589 06月02日(金) 宮崎
590 06月10日(土) 内田
591 06月16日(金) 吉村
592 06月24日(土) 三輪
593 06月30日(金) 宮崎   松本

 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも1-2台はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブの入口を目的地にすると便利です.そこから400m.入り口手前道路を左、右、左また左に進むと車止めが見えます.右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男

§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1212

2017年05月19日 |  マツタケの林地栽培 

 本日は、雲一つない快晴、午後3時には京都気象台の測定では29.2℃(最高気温)、南の風秒速5.8m、湿度28%と暑いが気持ちのよい一日でした.参加者は、記載順に、橋本、前田、大島、川崎、松浦、周田、ホリイ、TAKE、三輪、三品、川本、蔡、尾林、アトジ(仁)、アトジ(眞)、内田、松本、中野、吉村、オバセ、宮崎、猫田、まりこ、西村、重野、読売テレビニュースtenスタッフ(3名)の28名.
 
 前回ブログに予告通り、 京まつたけ復活 大作戦取材の第1回目があった.11時前に取材が始まる.マツタケの林地栽培において無から有を創り出す方法を全国のマツタケ林家に伝えることがその目的である.ということで、最初に1975年に皆伐、重機で母岩が見え隠れする程度に地面を削った後に再生した香川山のアカマツ林とマツタケの発生ポイントからキャメラがまわりました.

 その後、山で作業する仲間のため、昼食づくり、これを食べたいので参加する人もいるくらいに評判がよい、の撮影がありました.


 

 昼から一番の撮影は、榎本班改め三輪班が新しい作業場で、香川山のようなアカマツ林をつくるため、作業を始めています.まずは枯損アカマツの伐採、その運び出しを撮影していました.

 その尾根筋を下がったところで、三品さんが、補整作業をしていました.放置里山林の特徴であるソヨゴの萌芽枝の刈り込みです.撮影が終わり、彼の案内で、アカマツ林再生作業に取り組んでいるエリアに移動しました.2年目となったアカマツ稚樹を指して説明を撮影.香川山で採取したアカマツ種子から育てたものです.

 そのうち各班の作業が終わり、すべてを回れませんでした.桑野班、ヤマガラ班、川本班の取材は次回の撮影となる予定です.

 榎本班の活動地に、鞍馬で集めたツガの稚樹が元気に育っています.
榎本さん、お元気ですか! なぜ、アカマツ林にツガを植えているかというと、江戸時代には“ツガ茸”と呼ばれてヤニクサく一段と評価の低いマツタケが、現在岩手山、富士山、長野県一部にあります.アカマツ、クロマツなどはマツクイムシで絶滅するかも知れないが、ツガはそれにやられないのでマツタケの保全を考えてツガを植えているのです.

 ところが、生長が非常に遅い.植物生態学者の土屋さんは、発芽10年後くらいにはその生長がぐんと早くなると言っています.菌根性きのこの種類が交代するのではないかと想像しています.

 
 参加者の皆さん.暑い中お疲れ様でした.ではまた来週!


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男

§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1211

2017年05月15日 |  マツタケの林地栽培 

京まつたけ復活 大作戦

 読売テレビ 報道局 <ニュースten>担当尼子ディレクターが京まつたけ復活 大作戦成功の取材に来ます.当日もカメラを回し、今秋の京まつたけ発生まで随時取材が行われます.
 番組づくりの基本は、マツタケの林地栽培において無から有を創り出す方法を全国のマツタケ林家に伝えることがその目的である.

 1940年代(5806t/年)の今や1/100になったマツタケ発生量が雄弁に物語るように、マツタケの生息地もダメ、日本各地のマツタケ林家は手入れを諦め、松茸山を顧みようとはしない.その理由は明白そのものでありうなずける! 
 
昔まつたけが採れたアカマツ林を、たとえ皆伐・地表の堆積物の地掻、その後高等植物の密度調整を施しても新たにマツタケが発生した例はないからである.通常作業の実施では、30年後に無から有の難しさをかみしめ泣きを見ることになる. 
 
この失敗は生物科学的に当然である.今までの地掻作業は、腐植層を取り除くだけで、その下に位置する深さ30cmに及ぶマツタケ生息空間の土壌の質(栄養状態)を考慮していないからだ.富栄養化土壌に育つアカマツ林では、それが若齢林であろうと壮齢林であろうと、再びマツタケを呼び戻すことはできないのだ.多くのまつたけ林家は、被害者でもうだまされないぞと思っているはずだ.
 
 現在、マツタケの発生するマツタケ山はいくつもあるがいずれも、昨年もマツタケが1本でも採れた林である.私たちの和歌山富喜試験林にも見られるように、マツタケが有る山に不断の手入れを行っている山にのみマツタケは有るのである.
 世界で1番と言える山は、韓国浦項市の白さん所有の、香川山とそっくりの林相を持つ、アカマツ林である.昨年、なんと200kg/haの生産量だそうだ.日本では、もう絶対にあり得ない山である.今年見学の予定である.

 そこで日本にマツタケが始めて登場した時を想起して欲しい.
 古い日本には、西日本なら当然照葉樹林が占めていて、アカマツ林は乾燥で痩せ地の瀬戸内沿岸に見られたに過ぎないと花粉分析は教えている.集落ができると、里山資源の利用が必須で、人口増に連れて照葉樹林を何度も何度もはげ山にする.大和でも畿内一円に伐木禁止令が発せられるほどであった.
 
 原生林の過度の利用で土壌が痩せると、植物間の競争に勝てるようになったアカマツ林の広葉樹林との交代を生むのである.というわけでいわゆる里山近辺にアカマツ林が登場した地は、今の奈良の都であったと考えられる.
 ご存じのように万葉集に『高松の この峰も迫に 笠たてて みち盛りたる 秋の香のよさ』という歌がある.これは奈良県高圓山の尾根道を狭しと並んだ沢山のマツタケがえもいわれぬよき香りを発している様子をうたったと言われている.これが、マツタケの無から有の日本最初の登場にあたる.

 アカマツ林が日本全体に登場した後(東北北部一帯が一番遅く江戸時代後半だろう)、各地のアカマツ林にマツタケの発生が見られたはずである.その後、日本で、マツタケの無から有の登場は記録にないと思われる.これをまつたけ山復活させ隊の仲間たちが経験したのである.喜びもひとしおであり、私たちは燃えている.次々とこの例を、重機で斜面を母岩まで削ることは容易ではないが、生み出していきたい.

 ということで、簡単に写真を用いて 京まつたけ復活 大作戦成功の快挙を振り返ってみたい.
 
 2005年5月に、今は亡き大月君と二人で、香川山の事前調査に入った.
 
 ここは開発の波を受けているので、林相の変化も通常とは異なる.この地は住宅地に転用すべく開発され、住宅予定地の後ろの斜面は、皆伐し、均一ではないが母岩が見え隠れする程度に重機で削られている.伐ったアカマツの年輪から判断して、おそらく1975年頃(?)のことと思える.

 その時の林相は、見ていないので想像の域を出ないが、周りの林相と変わらないはずなので、ヒノキ混じりの照葉樹林である(2005.5撮影).ビデオカメラの映像を静止画にしたもので画質が劣る.


 2005年5月の斜面の様子です.アカマツ林ではありますが、30年放置の植生変化が随所に見られました.放置里山林の特徴であるソヨゴがめだっていました.


 いよいよ、2005年 6月まつたけ山復活させ隊(当時はまつたけ十字軍)の第1回活動です.28名ほどの市民学生が、マツタケ山づくりのレクチャー後、斜面の作業に入りました. ずいぶんスッキリとなってきました.


 2005年 8月にはここまで整備が進んでいます.今(2016年)と比べると、アカマツも細く弱々しい.手入れ後10年の効果がうかがえます.


 毎年、補整作業を施し、マツタケの発生を首を長くして待っていました.これは発生直前のアカマツ林です.2016年8月撮影


 2016年10月22日待望のマツタケがでました.京まつたけの復活 大作戦の成功です!
 

 
 

喜ぶ仲間たちと、京都新聞太田記者の夕刊トップ記事(2016.10.26)です.


 その後、続々と(?)14本の発生でした.



 最後に掲げた写真は、同じように斜面を重機で削ったが、その後手を入れた山(香川山)と、それに隣接する手を入れなかった林の違いを示しています.左のようでは、アカマツも駆逐され、再び土壌も富栄養化が進んでいるでしょう.右の写真のピンクの目印は発生位置です.まつたけ山復活させ隊の仲間の作業に有意な意味がある.

 
 では結論ですが、
 京まつたけの復活大作戦の成功の秘訣を教えましょう.
 
 それは簡単だが難しい.重機による富栄養化土壌(腐植ではない)の地掻がなされたことにつきます.老齢化した元松茸山をお持ちの林家の方々は、再びかつての松茸山に戻す方法をご理解いただけたことと思います.やってみましょう! 


 5月19日(金)は、587回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、吉村です.当日夜、是非ご覧ください. 
 
 
【お知らせ】

1.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】 名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   13回 07月22日(土) 596回例会  マツタケ発生整備作業 実施                          参加費:食費500円
   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味 参加費は天候により変更 参加費:3500円 定員35名
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                          参加費:食費500円
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

2.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会と明日の打合せ.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

3.韓国浦項(ポハン)市 マツタケ山(ペク氏所有)視察 参加者募集しますが、詳細は今しばらくお待ちください.
         滞在費などの韓国の助成があります.関空APから大邱APと韓国内移動(小型バス)は個人負担. 9月の終わりから10月始めあたり、松茸発生最盛期.
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

4.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

【まつたけ山復活させ隊とは!】
ヒトとアカマツとマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.

 活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.
参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(あの人は何しに来ているのか?といぶかられる参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.

 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.作業内容は、これを特に固定せず、気づいた人が仲間を集い作業をこなしています(原則).すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことが必要である.

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付 けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回 開催日   報告担当者  男厨シェフ  特別企画     体験参加

587 05月19日(金) 吉村
588 05月27日(土) 三輪   川崎+三輪班
589 06月02日(金) 宮崎
590 06月10日(土) 内田
591 06月16日(金) 吉村
592 06月24日(土) 三輪
593 06月30日(金) 宮崎   松本

 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車も1-2台はある.

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブの入口を目的地にすると便利です.そこから400m.入り口手前道路を左、右、左また左に進むと車止めが見えます.右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川山オーナー
 香川 晴男

§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1210

2017年05月13日 |  マツタケの林地栽培 

平成29年5月13日〈土)第586回目の活動日です。

 本日の参加者は次の通り。

 橋本、前田、松浦、山田、吉村、尾林、吉川、阿閉仁、阿閉眞、TAKE、宮崎、猫田、三輪

の13名。

 朝の時点で小雨が降っていたため、仲間の出足が削がれたのか、いつもの1/3位の参加者

となりました。

 畑はじゃがいも、玉ねぎ、スナックえんどうなどが大きく育って来ており、もうすぐ収穫時期を迎えようとしています。また夏野菜のトマト、なすび、きゅうりなどが植え付けされています。これらはいずれも我々の昼食の食材となります。       

   

 玉城山では新しく林道の上部の整備の許可を戴きましたので、今日の午前中の活動から倒木、枯木

などの伐採と搬出するために林道の上にそれらをまとめる作業を行ないました。

 

 

 

次回はこれら伐採した枯れ木の搬出をする予定です。

また他の班は午前中山に入ることを断念し、賄い班のお手伝いをしていました。

 

 

 本日の献立はごはん、焼きそば、味噌汁、ゴマアエ、スナックえんどう

桑野班の活動

 

 川本班、三品班の作業場は閑散としており、今日は誰も来ていないようです。

  

昨年実生から育てた松の一年生は元気に育ってきています。

ヤマガラ版は萌芽の刈り取りなどを行なっていました。

 

また檜の周りの皮を剥いで枯らした大木(60年生)の板づくりに励んでいるTAKEちゃんです。

 

 

吉川さんも太い樹木の製材を行なっています。

 中広班も今日はお休みですね。

 畑わさびの様子

こちらはシイタケ栽培が一段落したようですね。

今日は天候が朝から良くなかったこともあり、活動は少数精鋭。

 文責 三輪

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1209

2017年05月09日 |  マツタケの林地栽培 

5月13日(土)は、586回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 4月なのに大変寒い日が続く不順な天候でしたが、5月連休当たりから初夏といえる日が続いています.西風が強く中国大陸から黄砂がやってきている.万葉集にも、源氏物語であっても枕草子にも、霞を春の風物にしている.遠くの山が白くかすむがこれが黄砂によるものであれば、美しくもおかしくもないと思うが皆さんは如何お思いでしょう?

 この黄砂には、大量のチッ素源が含まれてるともいう.最近では炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩のほか、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素を含むPM2.5という粒子も加わっていて、なんせ細かいものなので肺の奥まで(肺胞)入り込み呼吸器官を痛める.困ったものである.でも新緑が目に心地よくそのことを忘れさせてくれる(いいのかな).

 畑でフキノトウをたのしみ、不順とは言え気温と共に仲間が植えた作物が頂けた.また、山からは山菜が運ばれている.次の季節に向けて畑の整備が急ピッチで進んでいます.

 

 春と言えば当然これを想像する方は多いでしょう.茶摘みも行われ、蒸して分解酵素の働きを止め茶葉を熱いうちに揉んでいます.


 

昼食は、春らしさの演出がうれしい.ちらし寿司に山菜の天ぷらである.

 

アカマツ林を再生しようとすれば、今生えている木を伐採せねばならない.その除間伐材の利用が世の中でも必要とされる.最近では、小物の修理は彼が引き受けている.靴置きも新しくすると頑張っています.
 
 
 
【お知らせ】

1.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】 名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)まつたけ山復活させ隊活動拠点(アクセスは下記を!)

   13回 07月22日(土) 596回例会  マツタケ発生整備作業 実施                          参加費:食費500円
   14回 09月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味 参加費は天候により変更 参加費:3500円 定員35名
   15回 11月18日(土) 612回例会  マツタケ発生整備作業と反省                          参加費:食費500円
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

2.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県洋野町 岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      10月4日:講演会と明日の打合せ.10月5日:まつたけ狩りと昼食会
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

3.韓国浦項(ポハン)市 マツタケ山(ペク氏所有)視察 参加者募集しますが、詳細は今しばらくお待ちください.
         滞在費などの韓国の助成があります.関空APから大邱APと韓国内移動(小型バス)は個人負担. 9月の終わりから10月始めあたり、松茸発生最盛期.
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

4.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

【まつたけ山復活させ隊とは!】
ヒトとアカマツとマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.

 活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.
参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(あの人は何しに来ているのか?といぶかられる参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.

 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.作業内容は、これを特に固定せず、気づいた人が仲間を集い作業をこなしています(原則).すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことが必要である.

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付 けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回   開催日  報告担当者  男厨シェフ  特別企画     体験参加

586 05月13日(土) 三輪
587 05月19日(金) 吉村
588 05月27日(土) 三輪   川崎+三輪班
589 06月02日(金) 宮崎
590 06月10日(土) 内田
591 06月16日(金) 吉村
592 06月24日(土) 三輪
593 06月30日(金) 宮崎   松本

 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物あるいは自家用車

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブの入口を目的地にすると便利です.そこから400m.入り口手前道路を左、右、左また左に進むと車止めが見えます.右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男

 

 

 

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1208

2017年05月05日 |  マツタケの林地栽培 


雪と風で?抑えつけられても踏ん張って起き上がる松林

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 

第585回(5月5日(金))活動報告

 今日は「子供の日」でした。でも、不思議なことにそんな日に限って元気な子供たちの参加はゼロでした。みんなゴールデンウィークでどこかへお出かけなのでしょうか。幸いよいお天気で良かったです。家族、お友達といっぱい遊んでまた元気な姿を見せてくださいね。

 今朝
の新聞によると、戦後統計データが残されている中で、今年4月1日時点で14歳以下の子供の数がピークだった1954年の半分、約1,500万人(総人口比12.4%)まで減少してしまっているそうです。このままだと2050年には日本の人口は8000万人まで減少してしまう、しかも14歳以下の子供の比率は10%を切って一けた台となってしまう!という試算もあるようです。
 これではマツタケどころか日本人自体が絶滅危惧種になりかねない!?ま、そんなことはないでしょうが、次代の日本の里山文化の担い手がどんどん減っていっていることは確かです。

 昔はエネルギーや生活資材、食材生産の場であった里山に、次代の担い手となる若い人たちを呼び込むには、ただ里山を遊び消費するだけではダメです。生産と生活が成り立つ場にしていくことを考えなければならないのではないでしょうか。

 本日の参加者(敬称略)ですが、名簿を控えてくるのを忘れてしまい、また山作業に精出していて、BCに帰ってきたときには早や、ほとんどの方々がお帰りになった後でしたのでとりあえず山で作業をされていた方々のみ記憶をたどっておきます。玉城山の作業は三輪、川崎、内田、尾林、西村、筆者、澤田山ヤマガラ班前田、ホリイ、ともう1名の方後ろ姿で分かりませんでした。桑野班阿閉、三品班に大島、関、廣石の方々。帰着時、ベースキャンプにおられたのは阿閉、藤井、小長谷、松本、有山の方々。

代表より正確な本日の参加者リストをお知らせいただきました。
前田、松浦、有山、関、大島、ホリイ、藤石、松本、尾林、宮崎、内田、三輪、川崎、アトジ ヒトミ、アトジ マユミ、フジイ テイコ、中野、吉村、猫田、オバセ、まりこ、西村、見学者として山路、桑村、大橋の25名のみなさんでした。

 なお三輪さんより、榎本さんが行っておられたバイオトイレの管理を有山さんがお一人で引き継いでおられましたが、今後班ごとの当番制にしたいとの要請がありました。皆様ご協力のほどを。

<玉城山>
榎本前班長体調不良で(調子はいかがですか?みんな待ってます)しばらく入れていなかったためか林道の荒れや倒木、枯損木が目立つ状態だったので三輪班長のもと久しぶりに補修作業を行いました。

① 排水溝が埋もれて山水が溢水し、林道の土が流されえぐれかけていたので排水溝の補修を行いました。


補修後↓。

② 林道に落ちてきそうで危険な支障木の伐採除去。

③ 枯損松等の伐採除去。落枝粗朶などの除去清掃。

<澤田山>
ヤマガラの里班
日照障害となっているソヨゴの巨木を伐採。

三品班、桑野班
作業を見に行く余裕がありませんでしたので写真撮れませんでした。悪しからず。
帰路大島さんとお会いしました。

本日の昼食。

(宮崎 記)

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まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1207

2017年05月01日 |  マツタケの林地栽培 

1日、熊本県天草市山中(上島)でながさ15cm、カサ径5cm、重さ40gの春マツタケが採取され Kg換算100万円で落札された(日テレニュース).

マツタケの発生は、地温(気温)が上昇して刺激を受ける時と気温が下降して刺激を受ける時期に発生する.

 

5月5日(金)は、585回活動日です.京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.ブログ報告は、宮崎 昭さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 前回の活動の様子です.前号内田報告も合わせてご覧下さい.
 アメリカからお客さんが見学に来られた.仲間の西村さんの友人である.まつたけは食ったことも生えているところも見たことがない親子だ.でもこよなく“自然”を愛する人達である.人とアカマツとマツタケの共生関係を説明する.質問もなかなか鋭い.

 その娘さん Ajaさん、上手に箸を使いこなしている.どこで学んだかと聞いたらサンフランシスコの中華レストランや日本レストランでとのことでした.

 気配りする方々は、食後の後片付けを積極的に手伝っている.すがすがしい気持を頂ける.

 これからの世の中を支える超若者が二人参加.彼らの目には、僕たちのことがどう映っているのだろう?


 
【お知らせ】

1.日本文化デザインフォーラム  JIDFラボ【松茸山再生と岩倉焼き】 名高いやきもの産地は名高いマツタケ産地である.
   開催場所はいずれも京都市左京区岩倉香川山(自称)

   13回 7月22日(土) 596回例会  マツタケ発生整備作業 実施                          参加費:食費500円
   14回 9月30日(土) 605回例会  陶芸班創作陶器にまつたけ料理を盛り、料理と作品を吟味 参加費は天候により変更 参加費:3500円 定員35名
   15回 11月18日(土) 612回例会 マツタケ発生整備作業と反省                           参加費:食費500円
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

2.岩手県立大野高等学校収穫祭 参加者募集 
   日時 10月3日(火)~6日(金)
   場所:岩手県立大野高等学校 並びに久慈平岳試験林
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail) まで

3.韓国浦項(ポハン)市 マツタケ山(ペク氏所有)視察 参加者募集しますが、詳細は今しばらくお待ちください.
         滞在費などの韓国の助成があります.関空APから大邱APと韓国内移動(小型バス)は個人負担. 9月の終わりから10月始めあたり、松茸発生最盛期.
      問い合わせは吉村(090-6227-4305, E-mail)まで

4.千葉県立中央博物館 自然誌シンポジウム
  日時:2017年11月23日(木、祝)13:00~16:00
  場所:千葉県立中央博物館
  テーマ:マツタケ栽培最前線
      人工栽培(白坂憲章).感染苗利用栽培(山中髙史).林地栽培(吉村文彦)
      問い合わせは千葉県立中央博物館 吹春俊光先生 電話:043-265-3111(代表)

【まつたけ山復活させ隊とは!】
ヒトとアカマツとマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.

 活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.
参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(あの人は何しに来ているのか?といぶかられる参加者)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.

 我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.作業内容は、これを特に固定せず、気づいた人が仲間を集い作業をこなしています(原則).すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことが必要である.

【まつたけ山復活させ隊の心得】

悔いの残らないようにするには! 

あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.用いたコップの後片付けも忘れないように! 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.

【まつたけ山復活させ隊活動日】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回    開催日 報告担当者  男厨シェフ   特別企画     体験参加

585 05月05日(金) 宮崎
586 05月13日(土) 三輪
587 05月19日(金) 吉村
588 05月27日(土) 三輪   川崎+三輪班
589 06月02日(金) 宮崎
590 06月10日(土) 内田
591 06月16日(金) 吉村
592 06月24日(土) 三輪
593 06月30日(金) 宮崎   松本 

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物あるいは自家用車(数台分のスペースのみ)

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
a)車の方は、岩倉ゴルフクラブの入口を目的地にすると便利です.そこから400m.入り口手前道路を左、右、左また左に進むと車止めが見えます.右側に入り口あり.

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§カンパありがとう!
 
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男

 

 

 

 

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