まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-341-

2008年09月27日 |  マツタケの林地栽培 
多機能窯、完全に完成!・・・アーチ型天井内部



 まつたけ復活・里山再生市民運動


第160回(9月27日) まつたけ十字軍運動活動報告


 さわやかな秋晴れ、多機能窯のアーチ型天井も完成し、なおかつエントツもさらに3段アップされた。まず空焚きをして「行ってこい帰ってこい」の名のとおり、より効率よく炎・熱が窯内に行き渡ることが確かめられた。11月21日の初窯式に先立ち、早速、炭焼きが計画されているようだ。

 本日の参加者(敬称略)は、岡阪、榎本、橋本、小原、越智、三品、小吹、有山、加藤、中広、神崎、森田、雅子、川崎、森、阿閉(仁)、阿閉(眞)、多田、中野、石原、三輪、松川、山田、青木、大久保、村上、小長谷、中川、林屋、前田、池内(正)、池内(恒)、中岡、猫田の34名だった。
<玉城山>・・・撒水用水道管の敷設の調整作業と、下部尾根の枯損木の伐採・間伐作業。併せて発生状況を調査したが、兆候は見られなかった。

<澤田山上部>・・・地掻き作業の継続等。 (今回の澤田山はスナップ撮れず。乞謝)
<澤田山NM班、下部>・・・枯損松の伐採処理作業等。
<林道>・・・去る21日の100mmを越える集中豪雨(?)で、林道のいたる所が出水で溝状にえぐれてしまい、作業の行き帰りに何台かが底を擦っていた。
<香川山BC>・・・入り口道路の整地作業、果樹園の手入れ、昼食準備や枯損松等の焼却など。

(E記)


<新米の実費頒布>
 昨年同様、新米(キヌヒカリ玄米)を300円/Kgで、1人当たり5Kg(約3.6升¥1,500)を実費頒布することになりましたので、ご希望のメンバーの方は次回以降、袋をNシェフまで持参してください。
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-340-

2008年09月24日 |  マツタケの林地栽培 
アーチ型に修正された「行ってこい・帰ってこい」窯




まつたけ復活・里山再生市民運動

 各地で マツタケ発生の報が届いているが、マツタケ前線は北から下がってくる.当然北海道は早く始まり早く終わる.北海道は雨が少ないと聞いた.岩手県岩泉町も発生の早い地域は出そろったらしいが、残念ながら勢いがないと伺っている.長野県松本市のさる財産区で会員の方々が手入れしたところから「大量」のマツタケが発生したとのことである.皆さんは、胞子密度を上げるために工夫をされている.
 さて、9月20日のシンポジウム「マツタケがつなぐ世界」は、朝から夕方までの強行軍の講演が続いたが、200名強の参加者があった.
単に、菌根性のキノコという研究材料にまつわる人や高級食材に関わる人の世界に留まらず、窯業と里山の再認識、北米に置ける採り手の世界の不思議、山づくりにかける市民の心意気など幅広く紹介された.

京都大学マツタケ研究会 大月健さんから 次のようなメールが来ている.
シンポジウム「マツタケがつなぐ世界」が無事終わりました。
マツタケ十字軍運動のメンバーの方々には会場作りを手伝っていただき、ありがとうございました。参加者は約200名、マツタケがもつあやしい熱気が会場をつつんでいました。
トロント大学の佐塚さんは北米でパイン・マッシュルームとしてマツタケが珍重されており、研究グループも活動をはじめていることを指摘。地元ではマツタケの独自な料理法を考案中だとの話。参加者も目に鱗だったにちがいない。
小原先生の「マツタケ研究の流れ」はマツタケを科学的に考察した三村鐘三郎、増井公木、千原飛山、マツタケ博士と呼称された京大農学部の浜田稔などを紹介。
昼からは吉村さんの「まつたけ考」、各地のフィールドからの発言は実践されているだけに重い。若い京都学園大生の報告は先が楽しみだ。とにかく丹波松茸の地なのだから。
上田さんの「松茸人類学」は松茸にまつわる人間模様。陶芸家近藤さんの「行って来い帰って来い窯」は別の視点からヤマを見る。結果的にはマツタケとつながるから面白い。
最後はパネル・ディスカッション「マツタケがつなぐ世界」。マツタケ十字軍運動のメンバーがマツタケに対する想いと現実に展開する里山再生運動を語る。今年の秋のヤマが楽しみです。
参加者のみなさん、ほんとうにありがとうございました。

西宮から参加のMKさんからもお便りが届いている.
シンポジューム勉強になりました。
佐塚さんのお話も興味深いお話で、先住民とかアジアの難民、強制収容者とマツタケとの関係で、貧困と悲哀に心が動きました。
 小原先生のお話では,赤松の根と菌糸,菌根・シロの映像がよかったです。それとまつたけが日本の文化に深く根づいていることをあらためて気付かされました。
日本の四季にはかかせないものですね。
 上田さんのおはなしも面白かったです。松茸消費と世相の流れ・松茸を購入する心理など、上田さんの個性と合わさって、独特のお話でした。
 近藤さんの地方再生の、係わりも興味深いものがありました。「金と銀」の京都展に是非行きたいとおもっています。
 各地のフィールドからで、近江八幡は、写真撮影ではよく行くのですが、沖島は知りませんでした。一度行きたいとおもいました。
 鹿背山の中村さんはよくやっておられると、感心しました。松川さんがこのフィールドのノウハウを自分のものにしたいと、言っておられました。
 宇治田原の山本さんのお話は、実際に松茸発生林の施業をしておられるので、見に行きたいと、おもいました。
 京北町の井本さんも面白い方でした。ぜひ来てくださいと誘われました。一人でなされているとのこと、考えられません。
 珠洲市の赤石さんの取組みのお話では、よく分析した,わかりやすい、感銘の受けるおはなしでした。何か応援する方法はないものでしょうか?個人的には、棚田を撮影しに行きたいものです。
 最後のディスカッションのときの高橋先生・昆虫を研究しておられる方、のお話は、とても興味深い、含蓄のあるお話でした。益虫が害虫になるはなし。
 私たちの拙速を考えさせられる話でした。ファジーもありかな?
科学者は予想と結果を結び付けなければならないから、そのところは難しいですね。

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

<9月27日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1) 玉城山班では、土壌水分補整や林内気温の調節のために散水設備を準備している.
2) 澤田山では、村上班はマツタケの発生待ちとのこと.
N-M班の広葉樹の山づくりが進行中.楽しく遊べる学習ゾーンができあがっている.
中広班が澤田山上部を手入れしている.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.
3)広葉樹の林づくりは、ザイセンチュウ枯損、ナラガレ対策に大忙しである.

皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側
約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タ
オルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は
中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

開催予定日 2008年9-10月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第160回:09月27日(土)榎本
第161回:10月04日(土)三輪
第162回:10月10日(金)宮崎
第163回:10月18日(土)榎本
第164回:10月24日(金)三輪
第165回:11月01日(土)吉村

<お知らせ>
1)11月21日(金)に初窯式で皆さんの作品を焼きます.

<カンパ! ありがとう> 
 土屋和三さんから戴きました.
  
カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-339-

2008年09月21日 |  マツタケの林地栽培 
 「公開シンポジウム・マツタケがつなぐ世界」



 まつたけ復活・里山再生市民運動


第159回(9月20日) まつたけ十字軍運動活動報告


 朝から快晴の下、予定どおり京都大学国際交流ホール2において、公開シンポジウムが開催された。9時過ぎにはメンバーの手によって会場準備がなされた。150人を越える「マツタケ好き」が集まり、10時開会の挨拶後、トロント大学の佐塚先生のアメリカやカナダでのマツタケ文化についてのご講演をかわきりに、昼食休憩をはさんで夕5時30分まで、マツタケにまつわる興味ある話が聞かれた。

 マツタケの生物学・微生物生態学的なお話(小原先生)、日本でのマツタケの登場などのお話(吉村先生)、マツタケを購入する人たちやその心理などのユニークなお話(上田氏)さらに、陶芸窯の燃料としてアカマツの利用が里山再生につながるというお話(近藤氏)。


 演台にメンバーのIMさん持参の「マツタケの掛け軸」がかかっていたが、皆気づいていただろうか。その演台で里山再生運動や、マツタケ・アカマツ林の整備などの各地のフィールド(滋賀県沖島、亀岡、木津鹿背山、宇治田原、京北、石川県珠洲)での取り組みが、多数枚のスライドを使って発表された。

 パネルディスカッションでは質問やご意見など活発に話しあわれ、まさにマツタケが食文化以外に、いろんな文化・世界と思わぬところで繋がっていることを学んだ一日であった。後片付けのあと懇親会が行われた。
(E記)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-338-

2008年09月16日 |  マツタケの林地栽培 
地球温暖化で 産地が北上するだろう.北海道のアカエゾマツのマツタケ、色が白くて香もよい.



まつたけ復活・里山再生市民運動


   今、北海道、岩手県、長野県と広島県で、マツタケの発生を見ています.この気象が続くなら京都府丹波の発生も例年になく早まるかもしれない.昨年の全国の生産量は、推測で51t.うち京都府は3.3tであった.都道府県別で見ると、長野県、広島県、岩手県、京都府、岡山県の順となっている.今年はどうなるか楽しみである.十字軍の山からも発生が見られるかな?
しばらく 開催通知などを 僕の都合で休んでおりました.その間、どうしたのかとご心配を戴いたりいたしました.読者の方々に心からのお詫びをせねばなりません.
「不思議の国のアリス」のように、マツタケを追っかけて、「マツタケワンダーランド」を体験していました.大きくなったり小さくなったり、残念ながらそれほどマツタケの不思議を探ることはできませんでしたが、逆に体のあちこちを調べられたりして お陰様でというか、リフレッシュしました.
今回の活動は、マツタケ山づくり作業の代りに、マツタケという不思議な生き物、キノコ、食材の魅力についてせまれたらと考えています.
徒然草の頃から高級食材の地位を維持しているものはまつたけだけだろうし、住処を奪われ続けているが、幾多のおが屑栽培の試みを拒んでいる.マツタケとはなんぞや?

シンポジウム
マツタケがつなぐ世界


日時:2008年9月20日(土)午前10時~午後5時30分 受付け開始 午前9時30分
                          
   
場所:京都大学国際交流ホール2(百周年時計台記念館2F)
                 京都市営バス 京大正門前(東一条)東入る
   資料代:500円

 
10:00-10:15 挨拶
    鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授)
10:15-11:00
◎マツタケとパイン・マッシュルーム
    佐塚志保(トロント大学人類学部)
11:00-12:00
  ◎マツタケ研究の流れ
  小原弘之(同志社女子大学名誉教授)

12:45-13:30  
  ◎まつたけ考     
     吉村文彦(マツタケ生態学者)
13:30-15:00
◎里山再生運動とまつたけ(各地のフィールドから) 
滋賀県近江八幡市沖島(川嵜悦子(株)日吉)京都府亀岡市(河田裕輝 京都学園大マツタケ研究会)京都府木津川市鹿背山(中村伸之 鹿背山クラブ)京都府綴喜郡宇治田原町(山本 薫 宇治田原マツタケ研究会)京都市右京区京北(井本寿一 吉野山自然観察の森主宰 )石川県珠洲市(赤石大輔 金沢大学 能登半島・里山里海自然学校)
15:15-16:00
◎まつたけ人類学
    上田耕司(かね松老舗)
16:00−16:30
  ◎行って来い帰って来い窯 -火・土・水、循環の再生-
近藤高弘(工芸・美術家)

16:30-17:30
    ◎パネル・ディスカッション まつたけ十字軍運動3年の軌跡―まつたけがつなぐ世界― 
コーディネーター:石原敏行
パネラー:阿閉仁美.榎本輝彦.小林雅子.中広建治.猫田哲三.吉村文彦.他メンバー


主催:京都大学こころの未来研究センター・京都大学マツタケ研究会
   大石高典 075-753-9681       大月 健 090-4280-3334(当日)
   まつたけ十字軍運動・京都学園大学マツタケ研究会


まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年8-10月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第159回:09月20日(土)榎本(ブログ報告担当者名)
シンポジウム「マツタケがつなぐ世界」 京都大学時計台;午前9時30分
第160回:09月27日(土)榎本
第161回:10月04日(土)三輪
第162回:10月10日(金)宮崎
第163回:10月18日(土)榎本
第164回:10月24日(金)三輪
第165回:11月01日(土)吉村

<お知らせ>
1)9月22日(月)・・・多機能窯の天井部のレンガ積み
近藤氏が指導に来られます。10時集合。場所:香川山BC。

2)新米収穫!!(16日) (新米収穫!!(榎本))
 メンバー7人がJAで籾摺り作業を行った。今年は、32Kg 余/袋×14袋≒450Kg余の玄米が収穫できた。内15Kg程を「クリーン白米」に精米したので、次回の活動日には新米が味わえる。



<カンパ! ありがとう> 
  カンパ等の振込先:
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-337-

2008年09月12日 |  マツタケの林地栽培 

稲刈り
必見! 最後尾に今後の作業予定あり
 


まつたけ復活・里山再生市民運動

第158回(9月12日)まつたけ十字軍運動活動報告
 

 残暑でした。マツタケが出ようかどうしようか迷っているのではないかと心配です。
 本日の参加者(敬称略)は、大島、ツトム、越智、宮崎、阿閉夫妻、中野、北村、森、小林、村上、安永、三品、藤井、まりこ、三輪、橋本、小吹、榎本、内田、加藤、有山、玉城、小原、前田、大久保、中広、山田、松川、中川の30名の方々でした。

<田んぼ> 
 10数名の方々の参加で、稲刈り作業を行いました。今年は早稲のキヌヒカリがおよそ600Kg余の収穫。収穫後、数名のメンバーで乾燥機にかけましたた。脱穀後は500Kg以上の玄米が見込まれます。

 作業に先行して枝豆を収穫し、BCで湯がいてもらったあと、皆で味わいました・・・美味。


コンバインが入れるように田んぼの四隅を約2m四方手刈りしておきます。


 昔は腰を曲げての重労働で、農家の人達はお年寄りになるとみんな腰が曲がってしまいましたが、今はコンバインという便利な機械ができて稲刈りもずいぶん楽になりました。

ただし機械を買うお金と燃料代が農家の負担となっています。

<玉城山>
 稲刈の後午後、昨年のシロ付近にパイプを敷き潅水を開始しました。流量は目測では、1リットル/10秒以上あると思われます。地温が19度を下回ると、子実体原基が発生するはずですが、残暑を克服できるか・・・。


<澤田山中広班>
 稲刈りはコンバインがあると楽ですが、マツタケ山作りは機械がありませんので手作業するしかありません。今日はなんと9名!もの方々の参加で、人海戦術しかない地掻きも大変はかどりました。

森さん

手前から小林さん、阿閉(真)さん、大久保さん、松川さん。

<香川山BC>
黙々と薪作りに励む前田さん、小原さん。まるで砦のように薪が積みあがっています。

松枯れの進んだ枯損松を伐採しました。

 感染松を除伐しても除伐しても、後から後から枯れてきます。若い松が育つスピードよりも枯れるほうが早い。このままでは松が無くなってしまうかも!
 温暖化はわれわれだけではどうしようもないけれど、カミキリとザイセンチュウ駆除は何かいい方法はないものでしょうか。先の「長野大会」で聞いたのですが、広島では特に被害がひどく、抵抗性松の植林や「カミキリの天敵」をテストされてるようなので、また結果を聞いて考えてみましょう。

本日の昼食は、サケとナス、菜園で採れた野菜の煮物などでした。

賄班の皆さま、ありがとうございました。


<今後の作業予定>・・応援をよろしくお願いします。

1)9月16日(火)・・脱穀、袋詰めと搬送作業。
10時集合。場所:JA岩倉支店(京都バス実相院行き岩倉農協前)
9時半玉城宅農作業場集合でも可。
人手が要ります。参加可能な方はできるだけ応援よろしく。
なお、9月14日夕6時、玉城宅作業場にて関連作業アリ。手伝いや見学可。

2)9月22日(月)・・・多機能窯の天井部のレンガ積み
近藤氏が指導に来られます。10時集合。場所:香川山BC。

(宮崎 記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-336-

2008年09月05日 |  マツタケの林地栽培 
玉城山整備地に通水完了!




まつたけ復活・里山再生市民運動


第157回(9月5日)まつたけ十字軍運動活動報告


 真夏もようやく峠を越え、作業もし易くなってきた。暫く休養されていたOBさん、YMさんも元気に参加されいよいよ秋のシーズンに向けての活動が始まった。本日の参加者(敬称略)は、加藤、寺尾、ツトムちゃん、三品、小吹、中広、小原、村上、内田、三輪、榎本、有山、阿閉夫妻、宮崎、斉藤、小長谷、川崎、藤井、橋本、林屋、杉山、中川、周田、前田、猫田、大久保、山田の28名であった。

<玉城山>
 Mヶ岳西谷から林の中、水道管を引っ張ること約200m。連通管の原理を使ってようやく水道管が敷設出来た。後は高低差の微調整や取水口の整備などをしなければならない。

<澤田山>
 
澤田山ⅠⅡ分岐峠で作業の準備を行うメンバーの勇姿。村上班の整備地は今秋期待の☆。

 中広班では、ケロウジの菌糸マットを取り除く地道な地掻き作業が続く。カシナガにやられたアラカシ。峠から中広班整備地までの道中、かなりのコナラがやられていた。山一円にまん延するのも時間の問題。
 N-M班では、松クイムシに感染した枯損松の伐採と運び出し作業が続いている。

<香川山BC>

 活動前の準備をし、今日は香川山上部の松枯れを伐採し焼却した。カミキリにやられた赤松。木の中からキチキチとカミキリの木を噛むような音が聞こえていた。しかし、アカマツの実生があちこちと出てきているので大切に育て、マツタケ菌が早く感染して菌根を作るよう作業を進めなければならない。昼食のメインはイカのすがた煮と大根・豆腐の煮付けだった。

<田圃>
 
5月に植えた「キヌヒカリ」がたわわに実ってきた。畦の枝豆も十分に実っている。


 予告・・・来る12日(金)第158回活動日 稲刈り作業
 朝9時に田圃に集合。コンバインでの刈り取りの手伝いと乾燥機にかける作業。午前中に終わる予定。同時にARさんの指示で枝豆の収穫作業。(雨天順延)ご協力をよろしく。 終了後は、いつもの活動を行う。
 (E記)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-335-

2008年09月01日 |  マツタケの林地栽培 

「マツタケ生産振興全国交流長野大会」のご報告

 8月28-29日、長野県諏訪市で「マツタケ生産振興全国交流長野大会」(以下「大会」)が、生産者の方を中心に200人以上の参加で行われました(長野日報の記事)。今回が第3回目、岩手で開かれた第2回大会から数えてもう10年になるそうです。
 吉村代表が基調講演を予定されていましたが、諸般の事情から出席が困難となり、急遽代役として「まつたけ十字軍運動3年間の歩み」を紹介させていただくこととなりました。以下「大会」のご報告です。

1日目 大会
まずは「木遣り」でマツタケ豊作祈願。

木遣りは、その勇壮さで有名な諏訪のお祭り「御柱祭」で、御柱を引くときに気持ちを一つにするためにうたわれるものだそう。綱引きの「ヨイショ!」の掛け声みたいな役どころなのでしょうか。それにしても一番左の方、すごい声量でした。

開会式典、山田諏訪市長の祝辞。

また、林野庁長官(代)、県林産関係者の方々の来賓挨拶がありました。

<基調講演2題>
 まつたけ十字軍からは、「まつたけ十字軍運動3年の歩み」と題して、市民の立場からのまつたけ復活・里山再生のとりくみについて報告させていただきました。

 主に生産者の大会ということで、参加者のもっぱらの関心はマツタケ増産技術についてだと思います。しかし、マツタケ山にも影響を及ぼすその他の里山や放置人工林をはじめとした山の手入れの問題や、地球規模の環境問題は、マツタケ生産者あるいは都市住民だけで解決できるものではなく、相互の協力がますます求められてきていると思います。そういう意味で今回、私達市民ボランティアの運動の発表の機会を作ってくださった大会実行委員会の問題意識と先見性に敬意を表したいと思います。
 実際、大会後の交流会では何人かの山主や生産者の方々からも一般市民との交流についての相談や岩倉見学、相互交流の希望などもいただきました。

 東京シティ青果株式会社の徳永氏からは、マツタケの国内生産・海外輸入・市況状況と需要動向についての講演がありました。

 東京シティ青果株式会社では、築地市場で取引されるマツタケの大半を取り扱っておられるそうです。関東では開いていない“つぼみ”が“まつたけにぎり寿司”用に求められ、小型の“つぼみ”は土瓶蒸しとなり、大型で傘が開いたものはまつたけご飯にされるということでした。
 関西では大きいものが喜ばれるとのこと。食い倒れと商売の町大阪ではそうなのかもしれません。京都では、やはり白くて太短く、小ぶりで雅な“京まつたけ”をいつか復活したいものだと思いました。

<パネル討論>
 パネラーは岩手の代表的生産者芳賀さん、3年前までは毎年マツタケ生産量全国一位を誇った広島県から板橋さん、地元諏訪の「山十きのこ組合」の藤森さん、長野県林業総合センターの研究者竹内さん。コーディネーターは長野県特用林産振興会長の林和弘氏。

芳賀さん(岩手)
 持ち山の他に国有林を入札してマツタケを採集しているがマツクイムシ被害はない。国有林は、ふだんは特に手入れもされてなくて、落ち葉なども比較的深いのだがマツタケは順調に発生している。マツタケが顔を出す前のわずかな気配を察知して採集するので、発生場所を他人に知られること無く商品価値の高い“つぼみ”が採れ、整備などのコストをかけることなく利益が上げられている。

板橋さん(広島)
 広島ではマツクイムシ被害がひどく、現在その対策に追われている状態。マツクイムシ耐性松苗の植林をしたり、マツクイムシの幼虫を食べると言われている天敵の活用も検討している。
(「マツクイムシの天敵」については非常に興味深く、後ほど実行委員会を通して資料を送っていただける予定です)

藤森さん(諏訪)
 昔は「アカマツ以外の木は全て伐れ」と教えられ、そうしないと補助金が出なかったこともありそうしてきた。しかし今では、温暖化の影響もあるだろうが涼しい信州でも地温が上がり過ぎないような山作りが重要になってきている。
 また、鹿などの獣害がひどくなってきている。昨年、今年と4,000m~5,000m規模の鹿避け網を張り巡らすことによって被害を防いでいる。費用と手間がかかるが今のところ最善策。

竹内さん(長野県林業総合センター)
 気温、地温、降水量といった気象条件の不安定さが年々増してきており、残暑による不作、発生ピークが年々遅くなる傾向が見られるなど、発生量を大きく左右するようになってきている。山の整備をするにあたっても、地域ごとに気象条件を考慮した整備、対策が必要になっている。
 独自に「豊凶指数」を考案して作柄を予想しているが、実際の収穫実績ともよく相関している(相関係数≒0.8)。
年ごとの「豊凶指数」と「採取量」の相関図

[豊凶指数]=7、8月雨量(mm)/地温再上昇日数(日)

  ※ 「地温再上昇日数」とは、7~8月の高温期を過ぎて地温が19℃(マツタケ発生のスイッチが入る温度。地域によってわずかに上下はある)を下回ってから、残暑により地温が上昇した日数。

 また、試験地で実験中のパイプ潅水、寒冷紗による地温管理他の様々な試みの紹介、有用性と実用性の評価について発表がありました。

2日目 研修会
「山十きのこ組合」のマツタケ山を見学しながら整備の考え方、テスト中の事がらなどを解説いただく。

鹿防除ネット。2年間で延べ9,000mを張り巡らした。大勢を動員して人海戦術でやったそうですが大変な労力です。

 ネットも鹿が引っかかっても破れない、50mで3万円もする丈夫なものだそうでした。5,000mだと300万円。やはり助成金がないと難しそうですが。
 長野県では「森林づくり税」というものを制定して財源を確保し、マツタケ以外にも里山整備や目的別森林つくりをすすめているそうです。

見事な整備林

シロがいくつもある整備地。気のせいか、実際シロから漂ってくるのか、マツタケの香りがしていました。

若齢林

このような若齢林(25年生以下)では、将来シロを形成させるために、立木密度が密集していても基本的に松は伐らないで根を増やさせるようにしているとのこと。左で松を背にされているのが案内の藤森さん。見た感じは香川山西側の整備林と似ていました。

壮齢林

まだ未整備の壮齢林(30~40年)。シロは確認されているとのこと。

京都からもメンバーの今西さん、八木町の薗田さん、京都府林務課の藤田さん、綾部の方など5、6名が参加されていました。

<番外 カラマツとヒノキの二段林>

 戦後住宅需要を見込んで奨励された植林が、外材に押されて放置され荒れ放題となっているところが全国に見られます。京都はじめ西日本は杉、桧の植林が圧倒的ですが、信州のような高冷地はカラマツ林が多い。収穫期を迎えた今、マツタケ山再生と並んで、いや規模的にはそれ以上に深刻な問題となっています。

 マツタケ山再生ではありませんが、ここでは成長したカラマツ林の下に若い桧を植える「二段林」の森林づくりで生産材の更新を上手く回して行こうとする試みが行われていました。
 「マツタケ生産用の山も、壮齢松と若齢松の二段林とすれば、松の更新もシロの維持継続も地温管理も含めて一石三丁でうまくいくのではないか?」とふと思いましたがどんなもんなのでしょうか?

<付記>
 それにしても、いったい何人の方々から「吉村先生によろしく」と言葉を託されたことでしょうか。正直、憶えきれておりません。あらためて吉村先生の残してこられた足跡に驚かされました。次の大会にはぜひともお元気な姿でご出席いただけること願っております。

(宮崎 昭 記)

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