まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTR 1624

2022年08月26日 |  マツタケの林地栽培 

8月26日(金)第802回活動報告

 

曇りがちですが蒸し暑い日のためか参加者も若干少なめでした。
午前、各班の作業。
  (筆者も道路補修に従事のため各班回れてません。悪しからずご了承ください。)
午後、臨時運営委員会、「マツノザイセンチュウ枯損松の処理について」など。
本日の参加者は、前田、大島、松浦、橋本、内田、TAKE、吉川、北村、河原、三品、山田、三輪、宮崎、阿閉(仁)、阿閉(眞)、柴山、中野のみなさんでした

<玉城山>三輪班
林道補修。このところの雨で排水溝に溜まった土砂の掃除。
最上部、施業地付近。

上の写真左へ曲がったあたりから結構掘れていましたが、人力ではなすすべ無し。
まあ、ここまで来ることはほとんどないので、そのままにしておくしかありませんでした。

施業地上部の休憩所から望む伏見桃山城()。今日は曇りのわりには見通しが良かったです。

中間部。
関さんの水対策工事が功を奏して荒れは少ないですが、排水溝に土砂は詰まっていたので掃除。

最下部、ゲート付近。
やはり土砂が溜まっていたので掃除。

<澤田山>
各班の写真を撮りに行こうと峠までやってきたら、ちょうどみなさん集まって除伐した枯損松を積み込むところでした。

<玉城山>
あと2ヶ月ほどでまた今年もマツタケシーズンがやって来ます。
さあ、今年はどうでしょう。シロ付近の様子です。

<もぐもぐタイム>

<お裾分け>
菜園担当の方からジャガイモ、万願寺とうがらし他のご提供をいただきました。コロナ禍の折りから現地での食材活用ができないため参加者へのお裾分けとなりました。ありがとうございます。(写真撮り忘れました。すみません)

<臨時運営委員会>
「マツノザイセンチュウ枯損松の処理方法について」など。

1)マツノザイセンチュウ感染枯損松の処理について
下記4つの案が検討されました(上の写真)。
 第1案:薬剤処理。薬物汚染対策が面倒。薪として使えなくなる。
 第2案:焼却処理。確実だか時間と手間がかかる。ただ燃やすだけなのももったいない?
 第3案:封じ込め作戦。封じ込めが確実にできるかが課題だが、手間も少なく薪にも使える。
 第4案:乾燥作戦。従来通り割り木にして乾燥。薪として使えるが、乾燥に時間がかかりザイセンチュウの死滅効率にも確実性の保証がない。

検討の結果、確実性と簡便性がある程度確保できる「第3案:封じ込め作戦」を試してみることとなりました。
マツノザイセンチュウが感染したマツノマダラカミキリが感染松から脱出飛散し始める春までは割り木にして外積みで乾燥しておき、3月にガレージ跡の倉庫に密封、封じ込める方法を試します。
次回定例作業日以降、第一段階の乾燥施設(薪小屋)整備を実施しますのでご協力をお願いいたします。

2)安全対策について 
① 下段の昼食、休憩、作業スペース周囲は高さ3、4mの石垣で、万一、足を踏み外すと危険なので柵を設けることとなりました。柵設置作業の際はご協力をお願いいたします。
➁ もうすぐマツタケシーズンとなり施業林、試験林の調査、作業頻度も多くなります。安全な作業、調査を担保するためにも単独での入山は厳に慎み、必ず複数人で入山すること。また定例作業日以外や遠方の試験林での調査・作業を行う場合は必ず、「作業地、作業内容、入山者名、入山・下山予定時刻」を代表もしくは運営委員に事前届け出の上実施しましょう。

(宮崎 記)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まつたけ山復活させ隊 NEWS... | トップ | 2022年9月以降の「 ま... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マツタケの林地栽培 」カテゴリの最新記事