まつたけ山復活させ隊運動ニュース

マツタケの発生は里山復活の王道であり里山を再生することはマツタケの復活に繋がる.再生アカマツ林から日本で初めての快挙!

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-433-

2009年08月29日 |  マツタケの林地栽培 
ヤマガラの里B区、森林更新のための伐採作業。



まつたけ復活・里山再生市民運動


第204回 (8月29日)活動報告


 天気予報では、午前中に雨があがり午後からは晴れとのことであったが、山での作業中11時過ぎに30分以上にわたるにわか雨に出会い、各班作業を切り上げる。午後からも時折スコールに見舞われたが、そのような中(敬称略)寺尾、岡阪、榎本、小原、橋本、前田、吉川、上林、川本、丸山、三品、小吹、三木、宮崎、森、玉城、大久保、雅子、堀井、中野、有山、江指、大島、阿閉(仁)、阿閉(眞)、川崎、藤井、斉藤、松川、山田、中広、猫田、まりこの33名の方々が参加された。

―本日の活動―
<澤田山Ⅱ、Ⅲ>
 ヤマガラの里B区や、澤田山上部第3整備区では、マツタケの発生が確認されて以来40年以上が経っていて、アカマツが疲弊しきっており、再びアカマツ林に再生できるように森林更新作業を始めている。ロープと滑車を使い安全な伐採作業に心がけている。


<玉城山①②>
 ①整備区では、地掻きでボタ山のように溜まっている腐食層を、波板シュートを使って林道まで下ろす作業を行う。稲刈り後に田んぼの堆肥として活用する。
 ②整備区では、枯損木の伐採と地掻き作業を継続し、枯損松の搬出も行う。


<香川山BC>
 朝の作業出発前、チェンソーを使って、テーブルの化粧直しが始まった。9月からの「ポスト民芸・岩倉焼き講習会」に備えて、全天候型(?)陶芸作業場も出来上がりつつある。ヤマガラの里から運び出したヒノキの皮むき作業も大変だ。

 コアタイムには、かしわのすき焼き風煮物、冷やっこや魚ソーメン汁。作業終了後には、ミゾレアイスとスイカ、焼き芋に似た焼きかぼちゃ(美味)がおやつに振舞われた。

 ブルーシートの天幕の下、作業の情報交換(?)をしながら歓談。果樹園にはブドウの房が大きくなっている。その後ある提案がなされた。


<提案とお願い(予告)>
 <提案>・・・作業場が広域に渡るため、誰がいつどの作業場で作業しているか分からない。遅れて参加される方にも分かるように、BCに「その日の行動」を書いておく黒板(白板)をおいておき、参加された折に各自で記入しておくとよいのでは・・・、との提案がありました。いろんな意味で良いのではないでしょうか。
 <お願い(予告)>・・・我らが田んぼの稲(キヌヒカリ)が実ってきました。刈り取りに備えて水抜きをしています。9月中~下旬の晴天日に稲刈りをします。その後乾燥機にかけ、JAで籾摺り作業をします。いずれコメント欄で日程の予告をしますので、時間が空けばご協力をください。

<榎本記>

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-432-

2009年08月25日 |  マツタケの林地栽培 
今年の8月はじめ、北海道のアカエゾマツ林で取れたマツタケ


まつたけ復活・里山再生市民運動


 世の中は、8月30日に向けて大いに盛り上がっているとマスメディアが伝える.これらメディアにとっては最高の稼ぎ時であるからだろう? 7割の選挙権を持つ人が投票にいくという.その割には、熱い議論が飛び交っている雰囲気は感じられない.政策担当政党グループに転換があることをどうも高い確率で起こると予測しているのだろう.
総選挙後しばらくすると、必ずいわゆる政党再編といわれる時が来るだろう.こちらも国民の生活に大きな影響を持つのだが、国民は蚊帳の外にならないようにせねばなるまい.
第204回活動日は8月29日(土)、岩倉です.

<目次>
マツタケの受難は続く
作業区と作業内容の紹介
お知らせ
9月11日(金、第206回) 「ポスト民芸」活動開催 
メール便り
内田正明さん
まつたけ十字軍運動に参加するには
カンパ! お願い
開催予定日 2009年8月―12月
まつたけ十字軍運動とは?
連絡先など

マツタケの受難は続く!
 マツタケは、北の方から標高も考えないといけないが、桜前線の逆の道をたどって、発生を見る.
 地球上で恐らく産地として最北に当たるスウェーデンでは、当初の見込みは良であったが、ふたを開けてみると雨不足で凶作に近いらしい.中国産は今のところ順調のようだが・・・・、シーズンが終わらないと全体像がわからない.
 日本では、8月半ばまで北海道で発生があったが、その後止まっているようだ.岩手県が、目下のところ順調であると聞いている.現地でいう「土用まつたけ」らしいが、ものはすこぶるいいとのことである.
 ここ数日、関西でも半袖では寒いくらいに冷えている.これがもっと冷えて、すなわち子実体原基形成の刺激になる地温(19℃未満)まで下がり、次いで残暑がぶり返すと不作になると予想される.なんせ、これからマツタケの発生期までは、昔風に言っても(京都府では10月の第1-2週目)期間が長過ぎるので、気候がどうぶれるか不明であるためだ.
 現在、日本のまつたけ流通量は、2007年が51t、2008年は少し持ち直してとは思えないが70tである.1990年代には年267tの生産量であったが、2000年代になって85t/年と益々減っている.
 マツタケは食文化上の位置づけのみならず、菌根性きのこ全般に言えるが林の構成樹種と共生関係を持ち、林を健全に維持するという重要な役割を持っている.菌根性きのこが生活できない里山になって久しい.ために生物の絶滅は里山という生態系から始まっている. 
生物の多様性を守ることの重要性を改めて考えさせられる.そこでロバート・メイ卿の記念講演を掲げて、読者の方々にもお読みいただければと願う.

生物の多様性について
■私たちの知識は限られている
 私たちは同じ地球で一緒に暮らす植物や動物、微生物の世界についてどの程度知っているだろうか。様々な客観的な基準に照らして、その答えは「よく知らない」ということになるだろう。
 これまで命名され記録された生物種の数は、140万から180万種と推定される。生物種の体系的な命名と記録は、1758年にリンネ式生物分類法で約9000種が識別されたのが最初で、比較的最近のことだ。そして、驚いたことに全ての生物種を1つにまとめた目録は存在しない。鳥類や哺乳類などにはコンピュータで処理した目録があるが、命名された種の56%を占める昆虫は、大半が個々の博物館やコレクションに目録があるだけだ。また、分類学者の1/3は4万5000種の脊椎動物を分類し、1/3は30万種の植物を分類し、残りの1/3が300万種以上の無脊椎動物を分類し、微生物や化石を分類している学者は極めてわずかである。このように生物によって分類に向けられる努力が全く違う。また、生物の命名には同じ種に別の名前を付けるという不確実性もある。こうした問題を考慮して、命名され記録されている生物の種数を推定すると、植物、動物、菌類なども含めて約150万種前後になるだろう。
 一方、現存する生物種の本当の総数は極めて不確かである。最近の私の研究では、明らかな事実と不確かさを勘案して、500万種から1200万種の範囲が可能とした上で約700万と推定した。しかし、300万程度、あるいは1億以上とする推定もあり得ないとは言えない。これらの推定はすべて昆虫の数に左右される。
■現在の絶滅速度は過去の1万倍
 多細胞生物の多様性が爆発的に増加したカンブリア紀以降、過去6億年にわたる地球上の生命の歴史には様々な変動や5度の大量絶滅があったにもかかわらず、多様性が拡大してきた。化石に刻まれた種の起源から絶滅するまでの生物種の平均寿命は、通常100万年から1000万年というオーダーである。この寿命より遥かに長い生物もあれば短い生物もいるが、この数百万年という平均寿命を6億年の長さと比較すると、これまで出現した生物種のうち約2~4%が現存していると推定できる。さらに、現存する種の大半が主に昆虫であり、1000万年よりも長い平均寿命で、約4億5000万年前から多様性が始まったと考えると、5~10%が現存していると考えることもできる。
 過去100年間で、正確に報告されている鳥類と哺乳類の絶滅の速度は1年に1種類だが、熱帯にいる生物は注目を集めにくいため、実際の絶滅は明らかにこれ以上だ。約1万3000種の鳥類と哺乳類のうち、少なくとも毎年1種が絶滅するとしても、種の平均寿命は約1万年になる。これは、化石に刻まれた100万~1000万年という平均寿命の1/100、1/1000である。そして、現在の絶滅速度は、過去の絶滅速度と比べて100倍から1000倍も早いことになる。
 直近の将来には、種の寿命はさらに短くなり、数百年から1000年になると推定される。これは熱帯林など生息地の破壊と生物の種数の関係などの手法による推定だが、この数値は過去の絶滅速度の1万倍に相当する。そして、次世紀にはさらに最大一桁あがる可能性がある。これは6度目の大量絶滅であることを示すが、環境の変化によるものではなく、ある単一の種の活動が原因である点が過去の絶滅とは異なっている。
■生物多様性はなぜ重要か
 このような将来を前にして、私たちは「哺乳類の25%を失うことは、それよりはるかに多い昆虫の25%を失うことより問題だろうか? あるいは同じくらい問題か、それとも問題ないのか」ということを問わなくてはならない。そして、政治的、経済的、社会的制約や人々の感情などを考慮に入れ、保護の優先順位と「ノアの箱舟」での居場所を割り当てるために、分類学上の希少性などを数量化して「生物多様性を計算する方法」を確立することが必要だ。
 生物多様性の保護を求める主張には、自然の産物から食物、薬などの恩恵を強調する意見がある。現在、薬局の薬の25%はわずか120種類の植物から得られたものだが、世界の土着的な人々は、伝統的に2万5000種の植物(全植物種数の約10%)から薬を作っている。地球上の遺伝的な多様性によって、私たちが利用できる原材料はますます増えている。
 また、地球の生物圏は生物学的また物理学的なプロセスの相互作用で生命が繁栄できる場所になっている。人間活動によって気候変動が起きようとしている今、地球の生命維持システムにおける生物多様性の役割を理解するまでは守るべきだという主張もある。賢い修理の鉄則は、全ての部品をなくさず取っておくことだ。
 そして、私が最も心ひかれる主張は、英国政府の白書の次の言葉だ。「地球の乗組員の倫理的な義務、それは私たちの地球を守り、将来の世代へ良い状態で手渡すことだ」 (エコロジーシンフォニー2001年12月号かじはらたつあき訳)

作業区と作業内容の紹介
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の
地掻など補整作業を実施している.マツのザイセンチュウ病による枯損木が周辺に目立っている.伐倒焼却の要あり.

2)澤田山は、この秋にでも、まつたけの発生調査をするつもりであるが、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとがある.各整備地ごとにネライを定めて各班ごとに独自に作業を進めている.

第1整備地は、村上班(第1整備区)と阿閉班(第2整備区)で精力的にマツタケ山づくりが行われている.第1整備区は京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.補整の手入れが必要な状態になってきている.
 その南側は、やはりアカマツ林帯で、阿閉班の担当で第2整備区と呼んでいる.やがて第1整備区につなげるという.エスケープした檜・杉など大径木の処理が進んでいる.

第2整備地は、ヤマガラの里と新しく愛称がついた.以前から整備を始めているところは「ヤマガラの里A地区」と呼び整備が完了している.その西に当たるところを尾根部(アカマツ林を再生)、傾斜地部(コナラ林にする)など3区に分け、それぞれ生態的特徴を生かした整備を進めている.ここは「ヤマガラの里B地区」と呼ばれる.分からないことなどは前田・小原さんにお尋ね下さい.

第3整備地の作業エリアでは、中広さんを中心に作業が進められている.どのような林づくりがなされるのか注目をしているところである.アカマツも減少しているようだが、アカマツ林再生を考えている.シイタケの原木栽培を 「ヤマガラの里」についで 行っている.

3)玉城山は、昔は、山全体がマツタケの発生に適したアカマツ林であったが、林道が造られたためにその下のエリアからマツタケが消えた.岩泉まつたけ研究所の向林試験林内で、全く同じことを経験している.林道を一つ通すだけのように考えがちだが、周りの環境ががらりと変わってしまうのである.
榎本班と三品班で山の上下からマツタケ山づくりをしている.マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.地表の堆積物を堆肥化するコーナーを作った.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が一旦終了.
尾根筋には、アカマツ林密度が比較的高く残っているので、尾根の下部から手入れ
を上部に向けて進めている.
ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れで、マツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.
しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地
である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)田圃の草取り作業
1)草取り・・・8月、大勢の応援参加が必要.

<お知らせ> 
9月11日(金、第206回) 「ポスト民芸」活動開催
近藤高弘さんの提唱する「ポスト民芸」活動を始めることになりました.第1回目の集まりをいたします.近藤さんを交えてミーティング後、作品づくりをする予定です.
民芸品を越える作品を「岩倉焼」と名付け、レストランなどで使用できる器を制作し販売することになります.
土代や薪、温度センサーにパソコンなど消耗品は参加者負担となります.決して高くはなりませんが、実費の計算も必要です.

<メール便り>
1)内田正明さん
澤田山の蜜蜂箱の下で、スズメバチがまるで住み着いているかのように遊弋しています。ミツバチが狭い巣門前のテラス(?)で羽を震わせて緊張している様子が観察されます。
21日の活動日に、箱の周りにスズメバチ用トラップを6本設置しました。トラップは杉山さん発信(2009年5月27日 19:37)の図面のものを、誘引液は、基地の台所から料理酒・食酢・砂糖を失敬して調合しました。コッチノ水ハ、甘イゾ。
昼食材料変ジテ蜂トナル。しかしスズメバチには食欲は湧きまセヌ。はやく多量の蜜に変じますように!

<まつたけ十字軍運動に参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタ持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.
6)道具類や備品は、個人購入のものや皆さんのカンパで購入したものです.大切に扱うよう願います.汚れは洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは現地アカマツ林(京都市左京区岩倉村松町138-20バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.ログインの必要はありません.写真一覧からお好きな写真を選び、<大きくみる>を左クリック.大きい写真を印刷したり保存したりできます.

<カンパ! お願い>
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

開催予定日 2009年8月―12月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第204回08月29日(土)ブログ報告:榎本
第205回09月05日(土)ブログ報告:池内
第206回09月11日(金)ブログ報告:三輪
第207回09月19日(土)ブログ報告:榎本
第208回09月25日(金)ブログ報告:宮崎
第209回10月03日(土)ブログ報告:三輪
第210回10月09日(金)ブログ報告:榎本
第211回10月17日(土)ブログ報告:池内
第212回10月23日(金)ブログ報告:三輪
第213回10月31日(土)ブログ報告:吉村
第214回11月07日(土)ブログ報告:榎本
第215回11月13日(金)ブログ報告:宮崎
第216回11月21日(土)ブログ報告:三輪
第217回11月27日(金)ブログ報告:榎本
第218回12月05日(土)ブログ報告:池内
第219回12月11日(金)ブログ報告:宮崎
第220回12月19日(土)ブログ報告:三輪 大忘年会 感謝祭
年末年始で休み
第221回01月09日(土)ブログ報告:榎本


まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706

香川理化学研究所
代表 香川 晴男
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-431-

2009年08月21日 |  マツタケの林地栽培 
 前回はお墓参りのため、参加できなかったので8月1日以来の活動となりました。家を午前10時前に出て、岩倉の田んぼにまず向かいました。

6月頃の田んぼ

 8月21日の田んぼの様子 今年はこれまで順調に推移してきており、稲穂も垂れてくるほどになっています。

写真を撮ってから岩倉のベースキャンプに到着すると既に7、8名の仲間が来ておりました。山へ出かける前の準備に精をめいめいが出しておりました。

出かける前のスナップ


珍しく双子のなすびが成っている

 茶畑の様子





本日の参加者は次の方々です。
小長谷、森、小吹、榎本、有山、三輪、橋本、前田、周田、丸山、堀井、山田、三品、川本、中広、雅子、大久保、内田、大島、まりこ、多田、川崎、中野、阿閉夫妻、宮崎、中川、吉川さんの28名。
 


今日の作業は午前中、澤田山で伐採した松の切り株を軽トラで運び出せるところまで下ろすことでした。暑い中皆で力を合わせて何とか作業を終えることができました。(中広、榎本、宮崎、周田、有山、阿閉、山田、中川、橋本、三輪、三品、川本、丸山さん他) 


澤田山の他の地域では別のグループ(前田、堀井、大久保、内田、大島、多田さん他)が作業をしておりました。暑い時期なので水分を十分取りながら作業をしていきたいとおもいます。


S作業場に榎本、三輪がミツバチの巣を見に出かけました。

午前中の作業を終えて香川山のベースキャンプに戻ってくると、中野、雅子、まり子、阿閉さんら女性グループと当日送れて参加した川崎君らの皆さんが昼食を準備してくれておりました。 





午後からは玉城班(榎本、三輪、川崎さん)は散水設備の設置にでかけました。




また玉城山のほかの玉城山のほかの場所で作業をおこなっている三品、川本、丸山さんらのグループは切り倒した材木を下に下ろす作業をおこなっておりました。澤田山の班も午前中の作業を続行しました。
 午後3時30分ごろ香川山のベースキャンプに戻ると留守部隊がアイスクリームを用意してくれていました。今日は暑かったので一息入れることができました。
                                (文責 三輪)
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-430-

2009年08月18日 |  マツタケの林地栽培 
岩倉澤田山から向かいの山を見る.写真では小さいが茶色のものが見える.最初の松枯れで残ったアカマツが枯れているのが分かる.この山のアカマツは全滅である.アカマツを営巣木とする、トキ、クマタカ、オオタカなど受難が続く!



まつたけ復活・里山再生市民運動


盆の休みは、いかがお過ごしだったでしょうか?
 いろんなアウトドアー活動に積極的に参加されている皆さんですから、休んだのはまつたけ十字軍運動であって、他の興味ある活動をされていたと想像します.
 再開です.8月21日(金) 午前10時から岩倉香川山にお集まり下さい.

<目次>
作業区と作業内容の紹介
お知らせ
メール便り
榎本輝彦さん、三原 等さん、藤井貞子さん、杉山廣行さん、日経・岡松卓也さん、近藤高弘さん
まつたけ十字軍運動に参加するには
カンパ! お願い
開催予定日 2009年8月―12月
まつたけ十字軍運動とは?
連絡先など

作業区と作業内容の紹介
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の
地掻など補整作業を実施している.マツのザイセンチュウ病による枯損木が周辺に目立っている.伐倒焼却の要あり.

2)澤田山は、この秋にでも、まつたけの発生調査をするつもりであるが、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとがある.各整備地ごとにネライを定めて各班ごとに独自に作業を進めている.

第1整備地は、村上班(第1整備区)と阿閉班(第2整備区)で精力的にマツタケ山づくりが行われている.第1整備区は京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.補整の手入れが必要な状態になってきている.
 その南側は、やはりアカマツ林帯で、阿閉班の担当で第2整備区と呼んでいる.やがて第1整備区につなげるという.エスケープした檜・杉など大径木の処理が進んでいる.

第2整備地は、ヤマガラの里と新しく愛称がついた.以前から整備を始めているところは「ヤマガラの里A地区」と呼び整備が完了している.その西に当たるところを尾根部(アカマツ林を再生)、傾斜地部(コナラ林にする)など3区に分け、それぞれ生態的特徴を生かした整備を進めている.ここは「ヤマガラの里B地区」と呼ばれる.分からないことなどは前田・小原さんにお尋ね下さい.

第3整備地の作業エリアでは、中広さんを中心に作業が進められている.どのような林づくりがなされるのか注目をしているところである.アカマツも減少しているようだが、アカマツ林再生を考えている.シイタケの原木栽培を 「ヤマガラの里」についで 行っている.

3)玉城山は、昔は、山全体がマツタケの発生に適したアカマツ林であったが、林道が造られたためにその下のエリアからマツタケが消えた.岩泉まつたけ研究所の向林試験林内で、全く同じことを経験している.林道を一つ通すだけのように考えがちだが、周りの環境ががらりと変わってしまうのである.
榎本班と三品班で山の上下からマツタケ山づくりをしている.マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.地表の堆積物を堆肥化するコーナーを作った.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が一旦終了.
尾根筋には、アカマツ林密度が比較的高く残っているので、尾根の下部から手入れ
を上部に向けて進めている.
ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れで、マツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.
しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地
である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)田圃の草取り作業
1)草取り・・・8月、大勢の応援参加が必要.

<お知らせ>
206回 9月11日(金)は、ポスト民芸運動「岩倉焼」づくりの例会を兼ねます.

<メール便り>
1)榎本輝彦さん
昨日きのこ観察会で,東山を巡りました.往路,祇園八坂神社参道(露天がならんでいる)脇の2基の大石燈篭の1基に相変わらず,二ホンミツバチが棲息しており,盛んに出入りしています.神社側も駆除をせず。前に露天を出さないよう注意したのでしょう。注意書きの看板もありませんでした。
なお、東山のなら枯れで伐採されたコナラの切り株も見てきましたが,カエンタケは見つかりませんでした.
2)三原 等さん
大文字送り火(8月6日京都新聞掲載)の由来は?
 2,3年前、テレビでシルクロードの西、ソクド国に五山送り火の起源があるようなことを、そのもとはゾロアスター教〈拝火教〉? そうすると話はおもしろい
が。
 仏教に本来、お盆の風習がないこと、ソクド語(オバン)がお盆の語源とか。飛鳥の巨石、猿面石などなどがおもしろい。その頃、京都は国際的都市で、シルクロード西域外国人も数多く日本に渡来していた。
 もうひとつ、弘法大師の高野山に、“さんこの松”三葉のマツが珍重されている。さんことは、仏具で手に持って両側に三本の刺が伸びているものをいうが、弘法大師が中国から帰る時、投げたら高野山の松にひっ掛った。今もさんこの松は実在するが、三葉の赤松はめずらしい。高野山に行ったとき、3葉は確認しておりますが、赤松かどうかはしりません。渡辺光太郎さんが真言宗で、以前さんこのまつを辞書しらべたら「白松」と出て、演習林の中井さんなどと話題にしたことがあります。渡辺弘之さんの見解はたまに3葉の赤松あるということ。
3)藤井 貞子さん
朝夕眺める 比叡山~瓜生山~大文字山・東山連山の荒廃ぶりに心が痛みます。この景色に癒され 住んで17年松に加えナラ枯れのひどさには目を覆うばかりですね!!
 先月狸谷不動尊から大文字山まで歩いたときに深い谷筋でナラ枯れの木を伐採、薬剤処理されている方に出会いました。
 この暑さの中 たった二人で・・・・・・こんな事で良いのかと思われてなりませんでした!!.
 「送り日」に新たな想いを込めたいです。
4) 布村公一さん
おととい(8日土曜日)東京都小平市の八百屋で今年初めてのマツタケ3本を見ました。立派な大きさでした。チベットのものだそうです。値段は聞きそびれました。
5)杉山廣行さん
今日は五山の送り火の日ですね。
変な天候が続いておりますが、友人で花背に住んでいる陶芸家の山口さんからのニュースです。
近所の方で日本ミツバチを飼育している方の話では8月になってから小さな群れが巣箱に幾つか移動してきたとのことです。花背から少し奥になりますが広河原地区では今年はハチが入らない状況のようです。
天候や周辺環境の変化で移動したのか分蜂なのか、原因はわかりません?
6)日経・岡松卓也さん
隠れ読者の岡松です。「ポスト民芸運動」で「岩倉焼」ですか。副産物の薪炭をこんな形で活用してしまうとは痛快ですね。さすがまつたけ十字軍らしい諧謔精神。応援します。
7)近藤高弘さん
大勢の方々で、作陶会が出来ませんでしたがポスト民芸に賛同していただけたので、これから岩倉焼きを成功させましょう。
さて、橋本さんにお任せした窯焚きのほうは、上手くいきましたでしょうか?
釉薬の感じがどうなるか?楽しみです。
それで、第1回ポスト民芸作陶研究会ですが、9月11日 金曜日でいかがでしょうか?11時までに集合いただき、ミーテングをおこないたいと思っています。午後から、シンプルなものから制作を行いたいと思っています。

<まつたけ十字軍運動に参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器.飲料水(お茶があるので水筒)など.
6)道具類や備品は、個人購入のものや皆さんのカンパで購入したものです.大切に扱うよう願います.汚れは洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは現地アカマツ林(京都市左京区岩倉村松町138-20バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.ログインの必要はありません.写真一覧からお好きな写真を選び、<大きくみる>を左クリック.大きい写真を印刷したり保存したりできます.

<カンパ! お願い>
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

開催予定日 2009年8月―12月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第203回08月21日(金)ブログ報告:三輪
第204回08月29日(土)ブログ報告:榎本
第205回09月05日(土)ブログ報告:池内
第206回09月11日(金)ブログ報告:三輪
第207回09月19日(土)ブログ報告:榎本
第208回09月25日(金)ブログ報告:宮崎
第209回10月03日(土)ブログ報告:三輪
第210回10月09日(金)ブログ報告:榎本
第211回10月17日(土)ブログ報告:池内
第212回10月23日(金)ブログ報告:三輪
第213回10月31日(土)ブログ報告:吉村
第214回11月07日(土)ブログ報告:榎本
第215回11月13日(金)ブログ報告:宮崎
第216回11月21日(土)ブログ報告:三輪
第217回11月27日(金)ブログ報告:榎本
第218回12月05日(土)ブログ報告:池内
第219回12月11日(金)ブログ報告:宮崎
第220回12月19日(土)ブログ報告:三輪 大忘年会 感謝祭
年末年始で休み
第221回01月09日(土)ブログ報告:榎本


まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706

香川理化学研究所
代表 香川 晴男
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-429-

2009年08月12日 |  マツタケの林地栽培 
左大文字の送り火(2007)


まつたけ復活・里山再生市民運動


五山の送り火を守ろう!

 2005年に、岩手県岩泉町から15年ぶりに京都に戻って、マツタケの生活するアカマツ林を取り戻す市民運動に参加している.たたら式製鉄や登り窯式の陶芸や建築の梁材などに必要欠くべからずであるアカマツ材が風前の灯火状態から暴風雨にさらされる松明の炎状態になっていることを実感している.
 アカマツ林は、ここ京都でも 市の周りに位置する三山に当たり前にあったものであるが、今は、もうない.聞くところによると、五山送り火に燃やす薪は他から購入しているという.
 私たちは、様々な伝統を守り維持することにも、アカマツ林や300年の檜・杉を保全することによって寄与できると思っている.

五山の送り火
精霊導く炎 地元が支える宗教行事
8月16日午後8時から、京都盆地の周囲の山に、炎で描かれた「大」「妙法」の文字や鳥居、船が次々に浮かび上がる。お盆に迎えた精霊をふたたび冥府に返す精霊送りの意味を持つ、あくまで宗教行事である。市内の川沿いや御所など開けたところから遠望することができ、関係者は静かに手を合わせ先祖に思いを馳せて欲しい、としている。
東山如意ヶ嶽(支峰の大文字山)の「大文字」がもっともよく知られていて、送り火の代名詞になっている。
 江戸時代後期には「い」(市原野)、「一」(鳴滝)、「竹の先に鈴」(西山)、「蛇」(北嵯峨)、「長刀」(観音寺村)などの字形もあったが、途絶えたといわれている。
 京都市北部の地域で現在も行われている「松上げ」と同じような起源を持つと考えられている。
 京都三大祭(葵祭・祇園祭・時代祭)に五山送り火を加え、京都四大行事と呼ばれる。
 過ぎゆく夏の一夜、漆黒の山々に浮き上がる炎の象形…。人々の心を、熱く、あるいは切なく燃やす。この世にもどった精霊を、再び冥府(めいふ)へと導くという五山の送り火。中世の大灯籠(とうろう)由来の精霊送りは、途絶えることなく今年も16日、朱の焔(ほむら)で京の夜空を染めあげる。
 この行事の先陣を切るのは「大文字」。東山如意ケ嶽(にょいがたけ)の支峰大文字山(466メートル)の中腹で、午後8時に点火。75カ所の火床(ひどこ)に、その数6百束という膨大な量の赤松の割木(わりき)を積み上げ、燃え上がらせる。勢いよく燃え盛る炎の息吹は、2百メートル以上も隔てたふもとまでも伝わり、そのスケールと圧倒的迫力で、五山送り火を代表する。
 「防火扉がなかった数年前までは、熱風が舞い込んできまして、それは熱かった。手の甲や耳をやけどすることもしょっちゅうでした」と、すさまじい火勢の体験を話すのは、銀閣寺門前にあり、大文字寺ともいう浄土院の19代住職藤野俊秀(44)。大文字の点火と同時に、大の字中心部の火床「金尾(かなわ)」近くにある「弘法大師堂」の中で、30分ほども読経を続ける。
 浄土院はもともと天台宗の寺。それが浄土宗に改められた。そして、お寺には真言宗の開祖弘法大師が送り火の本尊としてまつってある。「独特の風習といいますか…。でも、これが昔からこの地域(旧浄土寺村)の人たちが大切にしてきた土着の信仰。私は、浄土宗の僧侶ですが、檀家のこうした信仰を大切に、送り火の行事の時は、浄土宗では異例のお勤めをして、古式通り霊をお浄土にお送りするのです」。父の務めを引き継いで、もう十数年がたつ。
 藤野の話す通り、大文字の強力な火勢は、地元の人たちの篤(あつ)い宗教心を映しているように思える。
 「この行事は精霊送りで、亡くなった人を供養するのが本来の意味。しかし最近は、あまりに観光行事化しすぎていると感じます。ましてや無神経に『大文字焼き』なんていわれるとねえ」と、不満を口にするのは特定非営利活動法人(NPO法人)・大文字保存会理事の久嶋憲二郎(66)。
 「合掌をして先祖を思う気持ち。この思いを表すために、サラリーマンも増えた地元のもんが相当な我慢や苦労をして毎年、大文字を続けているのです」と久嶋。「単に火を燃やしているのではない。観光で見てもらうのはいいが、地元が昔から大事に続けてきた宗教行事ということに、思いを致してもらえたら」という。
 さらに「村の先祖に対する思いから起こった地元の信仰。確かに最近は、何のために送り火をやるのか、外での関心が高まるほどに、これが崩れてきているように思います」と話すのは、同副会長の長谷川綉二(62)。地元での赤松調達など、送り火の資材の課題に直面し、山の問題から自然環境、精神のあり方まで、幅広い視点で大文字について考える。
 「先祖への思い、赤松、松葉、麦わらという昔ながらの材料で、一斉に赤々と火を燃やす。これを基本に、失敗しながらでも、しんどいけど続けていくしかないのです。こうするうちに、50年前にもう一度もどって、資材の育つ里山をきちっと整理していくという機運が生まれたらいい」と長谷川は思う。
 保存会会長の藤田征平(69)は、大文字五山保存会連合会の会長も兼ねる。「五山どこでもだが、会員の継承や資材の問題など、確かにいろいろ課題がある。大文字では、山に登ってくる一般の人も多く、事故も心配です。しかし、あの火をつける瞬間の緊張、燃えあがった時の充実感はそんな気苦労を吹き飛ばすんです」と。そして「何より、送り火のメーン『大文字』に携わっていることを光栄に思う。この誇りを支えに、今年も立派に、そして無事に送り火を点火したいですね」と声を弾ませる。
 東山の大文字、松ケ崎妙法、西賀茂船形万燈籠(とうろう)、衣笠の左大文字、そして嵯峨の鳥居形松明(たいまつ)-。京都四大行事のひとつ五山の送り火。約1時間、次々と燃え上がり、揺らめく焔のページェントは、見る者の心に、何か懐かしい思いをわき上がらせる。同時に、夏の終わりを告げる京の風物詩としてまた、人々を魅了してやまない。送り火に携わる人たちを訪ねた。京都新聞 2007年8月6日掲載


京都の伝統行事と景観をまもろう!
マツノザイセンチュウ病枯損アカマツやナラ枯れ枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
これらの樹病は、依然として猛威をふるっている.周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たないのである.景観上も優れているとは言えない.これを放置することは、新たな感染を助長し、里山という生態系を破壊することになる.里山の崩壊は、生物の多様性に多大の損失を与える.
枯損木を放置している所有者には、「感染を手助けしているという認識」がほしい.国民の樹病への無関心がこのまま続くようだと、里山林は全国に800万haあり、その230万haを占めるアカマツ林は一部を除いて壊滅するであろう.同じく230万haあるコナラ林を加えると、“これは由々しき問題である”では済まされない.
林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.だからこそ、国民も林の手入れに税を使うことを認めているのである.材生産中心の林業に一味違う新たな活用法を付加することが必要である.ボランティアだけの里山再生作業ではアカマツ保全やまつたけ産業復活の展望がないからである.
今、一歩を踏み出す時にある.
京都ならではの事業として考えられることがある.五山の送り火にはアカマツの薪が必要だ.市内の景観を守るためにも、アカマツ林帯とすべきエリアは健全なアカマツ林に戻すのである.それを定期的に伐採し、後は天然下種更新する.アカマツ材は送り火の薪や松明に加工し販売するのはいかがだろう.するとそのうち、マツタケも顔を出すようになるに違いない.行政の応援を期待したい!

開催予定日 2009年8月―12月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
お盆休み
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まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706

香川理化学研究所
代表 香川 晴男
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-428-

2009年08月07日 |  マツタケの林地栽培 

プレ岩倉焼。感染松の焼却灰を活用した釉薬はなかなか渋い色に仕上がりました。


まつたけ復活・里山再生市民運動

第202回 (8月7日)活動報告

 記録的に遅い梅雨明けから一気に真夏へ。と言っても今日はもうすでに立秋、「残暑御見舞い」となるわけですが、どこが残暑かと言いたくなるような超蒸し暑い一日でした。
 このところの気候異変の表れの一つか、先週見つかったカエンタケはさらに若芽が発生して“群落”様を呈していました。
 本日の参加者は、前田、小原、山田、宮崎、榎本、堀井、森、松本、内田、吉村代表、大久保、マツ子、中野、藤井、橋本、松川、まりこ、多田、有山、中広の20名の皆さんでした。

<澤田山>
ヤマガラの里では、カシナガにやられたコナラの伐採を行いました。

第三整備地では、これまでに除伐したザイセンチュウ感染枯損松の搬出を行いました。

<玉城山>
本日、作業はお休みでした。

<田んぼ>
畦の草刈りをする榎本さん。

<本日の昼食>
は、ジャンボハンバーグ、ゴーヤチャンプルー、春雨サラダ、キムチと大変な豪華版でした。

おやつには畑で採れたあまーいスイカが、蒸し暑さに疲れた体を癒してくれました。

<ミツバチプロジェクト>
山に置いた巣箱にはミツバチがたくさん出入りしていました。

<山で採れたキノコたち>
左写真の右下がベニナギナタタケ(食)ですが、写真右の発生初期の細身のカエンタケ(猛毒)と似ているので注意しましょう。
  
カエンタケ

(宮崎 記)

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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-427-

2009年08月05日 |  マツタケの林地栽培 
北海道十勝岳のアカエゾマツ林で、8月1日にマツタケが発生したとSさんから連絡があった.


まつたけ復活・里山再生市民運動

第202回 (8月7日) 開催のお知らせ

 やっと梅雨が明けました.
 今年は、太陽の活動が低下しエルニーニョ発生などの影響があったのか、大幅に梅雨明けが遅れました.急に熱くなったことは、野外活動をする私たちには辛いものがあります.

山づくりを楽しむ気持ちを忘れないで、
 熱中症に気をつけて活動しましょう! 
自分のペースで作業する.
人目をはばからず木陰で休息を取る.
適当に水分を摂る.

近藤高弘さんの提唱する「ポスト民芸」活動を始めることになりました.第1回目は、9月11日(金)に近藤さんを交えてミーティング後、作品づくりをする予定です.
民芸品を越える作品を「岩倉焼」と名付け販売することになります.土代や薪、温度センサーにパソコンなど消耗品は参加者負担となります.決して高くはなりませんが、実費の計算も必要です.

作業区と作業内容の紹介
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)香川山皆伐区も予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の
地掻など補整作業を実施している.マツのザイセンチュウ病による枯損木が周辺に目立っている.伐倒焼却の要あり.

2)澤田山は、この秋にでも、まつたけの発生調査をするつもりであるが、アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとがある.各整備地ごとにネライを定めて各班ごとに独自に作業を進めている.

第1整備地は、村上班(第1整備区)と阿閉班(第2整備区)で精力的に作業が行われている.第1整備区は京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には土壌上の問題があるのかもしれない.補整の手入れが必要な状態になってきている.
 その南側は、やはりアカマツ林帯で、阿閉班の担当で第2整備区である.やがて第1整備区につなげるという.エスケープした檜・杉など大径木の処理が進んでいる.

ヤマガラの里と新しく愛称がついた(旧第2整備地).以前から整備を始めているところは「ヤマガラの里A地区」と呼び整備が完了している.その西に当たるところを尾根部(アカマツ林を再生)、傾斜地部(コナラ林にする)など3区に分け、それぞれ生態的特徴を生かした整備を進めている.ここは「ヤマガラの里B地区」と呼ばれる.分からないことなどは前田・小原さんにお尋ね下さい.

第3整備地の作業エリアでは、中広さんを中心に作業が進められている.どのような林づくりがなされるのか注目をしているところである.アカマツも減少しているようだが、アカマツ林再生を考えている.シイタケの原木栽培を 「ヤマガラの里」についで 行っている.

3)玉城山は、昔は、山全体がマツタケの発生に適したアカマツ林であったが、林道が造られたためにその下のエリアからマツタケが消えた.岩泉まつたけ研究所の向林試験林内で、全く同じことを経験している.林道を一つ通すだけのように考えがちだが、周りの環境ががらりと変わってしまうのである.
榎本班と三品班で山の上下からマツタケ山づくりをしている.マツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.地表の堆積物を堆肥化するコーナーを作った.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が一旦終了.
尾根筋には、アカマツ林密度が比較的高く残っているので、尾根の下部から手入れ
を上部に向けて進めている.
ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れで、マツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.
しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケースはここが日本初の地
である.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)田圃の草取り作業
1)草取り・・・8月、大勢の応援参加が必要.

<カンパ! お願い>
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

<メール便り>

<まつたけ十字軍運動に参加するには>
下記の1から7を了承の上、参加下さい.また、 “まつたけ十字軍運動とは?”も併せてご理解下さい.尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催者).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ノコ・ナタを持参が望ましい.
4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.
5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

6)道具類や備品は、個人購入のものや皆さんのカンパで購入したものです.大切に扱うよう願います.汚れは洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

<活動拠点へのアクセスなど>
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは現地アカマツ林(京都市左京区岩倉村松町138-20バス停「村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車) 

9)<皆さんの活動の様子を見ることができる>
ブログ画面左下ブックマーク(Bookmark)中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.ログインの必要はありません.写真一覧からお好きな写真を選び、<大きくみる>を左クリック.大きい写真を印刷したり保存したりできます.

開催予定日 2009年8月―12月
活動場所は岩倉香川山. 活動開始は、午前10時頃.終わりは午後4時頃.
第202回08月07日(金)ブログ報告:宮崎
盆休み
第203回08月21日(金)ブログ報告:三輪
第204回08月29日(土)ブログ報告:榎本
第205回09月05日(土)ブログ報告:池内
第206回09月11日(金)ブログ報告:三輪
第207回09月19日(土)ブログ報告:榎本
第208回09月25日(金)ブログ報告:宮崎
第209回10月03日(土)ブログ報告:三輪
第210回10月09日(金)ブログ報告:榎本
第211回10月17日(土)ブログ報告:池内
第212回10月23日(金)ブログ報告:三輪
第213回10月31日(土)ブログ報告:吉村
第214回11月07日(土)ブログ報告:榎本
第215回11月13日(金)ブログ報告:宮崎
第216回11月21日(土)ブログ報告:三輪
第217回11月27日(金)ブログ報告:榎本
第218回12月05日(土)ブログ報告:池内
第219回12月11日(金)ブログ報告:宮崎
第220回12月19日(土)ブログ報告:三輪 大忘年会 感謝祭
年末年始で休み
第221回01月09日(土)ブログ報告:榎本

京都の伝統行事と景観をまもろう!
マツノザイセンチュウ病枯損アカマツやナラ枯れ枯損木は伐倒・焼却を進めよう!
これらの樹病は、依然として猛威をふるっている.周りに放置されている枯損木を感染源とする蔓延が後を絶たないのである.景観上も優れているとは言えない.これを放置することは、新たな感染を助長し、里山という生態系を破壊することになる.里山の崩壊は、生物の多様性に多大の損失を与える.
枯損木を放置している所有者には、「感染を手助けしているという認識」がほしい.国民の樹病への無関心がこのまま続くようだと、里山林は全国に800万haあり、その230万haを占めるアカマツ林は一部を除いて壊滅するであろう.同じく230万haあるコナラ林を加えると、“これは由々しき問題である”では済まされない.
林は、地面の所有は個人のものであるが、林の公益的機能は国民のものである.だからこそ、国民も林の手入れに税を使うことを認めているのである.材生産中心の林業に一味違う新たな活用法を付加することが必要である.ボランティアだけの里山再生作業ではアカマツ保全やまつたけ産業復活の展望がないからである.
今、一歩を踏み出す時にある.
京都ならではの事業として考えられることがある.五山の送り火にはアカマツの薪が必要だ.市内の景観を守るためにも、アカマツ林帯とすべきエリアは健全なアカマツ林に戻すのである.それを定期的に伐採し、後は天然下種更新する.アカマツ材は送り火の薪や松明に加工し販売するのはいかがだろう.するとそのうち、マツタケも顔を出すようになるに違いない.行政の応援を期待したい!

まつたけ十字軍運動とは?
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.
日本で、802種の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の24.1%(4種に1種)が絶滅危惧種に挙げられている(2007年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!
私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.
生物の保全・多様性上危機に瀕する里山(アカマツ林)をマツタケ山に戻すことが目的である.私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用を、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込む.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動拠点として、我々は循環型農林「業」を楽しむ.「楽しむ」ということにおいて、いわゆる農林業的作業と異なる.
時折のイヴェントや開催日のコアタイムに集まることによって、作業の情報などを共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
運動は、食事を作る人、木を伐る人・運ぶ人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、設備を造る人、道具類を整備する人、多機能窯を守る人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人などすべての参加者が、互いに対等で支え合い助け合って維持運営されている.
まつたけ十字軍運動全体は、アリストテレス風に言えば、個の参加者の総和以上の意味を持つ.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.

主 催 
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学者)  
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.
075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典(京都大学こころの未来研究センター)
TEL/FAX 075-753-9682 / 携帯 080-6123-4706
香川理化学研究所
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まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-426-

2009年08月01日 |  マツタケの林地栽培 
4周年記念撮影! バックの松も青々しい。



まつたけ復活・里山再生市民運動


第201回 (8月1日)4周年記念パーティー(報告)


 8月に入ってもまだ梅雨が続き、この日も朝から怪しい空模様。昼前には猛烈な降雨に見舞われた。BCに早く着いたメンバーが雨避けテントを張り、「まつたけ十字軍運動」に寄せる思いを額に掲げたり、竈に火を入れ食材の下ごしらえなどを始めていた。幸い気温もそう高くなく,一時雨に見舞われたが楽しい一日であった.

 4周年を記念して、70名の方々が(応援も含めて)参加され、夕4時過ぎまで親交を温めあった。参加された方は(敬称略)柿本(優)、橋本、中野、ふじこ、雅子、榎本、三木、宮崎、三輪、斎藤、小原、越智、大月、川崎、川本、阿閉(仁)、阿閉(眞)、山田、村上、杉山、物江、寺尾、山中、森田、河崎、周田、内田、大石、松本、吉村、岡西、増田、小吹、多田、田中、大久保、松浦、前田、半井、森、猫田、吉田(憲)、吉田(茉)、吉田(幸)、岡阪、堀井、有山、今西、上林、江指、石原、吉田(淳)、柿本(康)、柿本(く)、池内、ツトムちゃん、中広、工藤、寺口、青木(景)、稲野、久保、金田、北村、青木、鈴木、成田、まりこ、松川、近藤先生の方々でした。 10時すぎ、吉村代表の挨拶を皮切りに、大パーティ・イベントが始まった.

<食事の準備・贈り物>・・・この運動を応援していただいている企業・個人の方々やメンバーから、いろんな食材と飲み物をいただいた。すべてのお名前を挙げ感謝すべきですが、省略をさせていただきました.(株)ヒロイワ、エコカーボン(株)、(株)スリーフォース、明星建工(株)、(株)日本アグリテクノロジーズ、半井建材(株)の会社からも群馬牛肉、キムチなどの食材、飲み物を差し入れていただいた。 感謝して報告とします.

<メニューを調理>・・・賀茂なすの田楽、特製の稲荷すし、地鶏のすきやき、焼肉や流しソーメンなど誰彼となく手分けをして、手際よく調理されていく。

<ポスト民芸・岩倉焼き>・・・陶芸作家・近藤高弘先生をお迎えして、「料亭で使える陶器」作りを目指して、9月から月1回のペースで<ポスト民芸・岩倉焼き>を始めることになった。枯損松の処理が本格的に役立つことになる。
 昨年メンバーがひねって素焼きをしておいた作品に、松灰と黄土の混合釉薬をかけ午後2時から本焼きを始めた。釉薬が熔ける温度1230℃まで、薪を燃やし続けなければならない。今夜は交代で徹夜をする。

<松茸の碑・豊作祈願登山>・・・BCの南西・尼吹山山頂に吉村代表の恩師・濱田博士(マツタケ学の創始者)の顕彰碑がある。雨上がりの午後、20人あまりで急斜面に足をとられながらも登山、代表が碑のいわれを解説し献酒、代表してメンバーのKさんが「まつたけの豊作」祈願をされた。

<ソーメン流し、焼肉パーティ>・・・恒例のソーメン流しを、今回は2チャンネル設けて行った。参加されたメンバーのお子さん・お孫さんにもっとも人気の高いイベントである。ついで、焼肉も人気の高いイベントである。今秋は焼きマツタケとマツタケご飯・土瓶蒸しが最高のイベントになるよう頑張りたい。

<新鮮自家ハチミツ、抽選会>・・・初夏に、「二ホンミツバチグループ」が仕掛けておいた巣箱から、約1.5リットルの蜂蜜を収穫した。カマンベールやクラッカー・パンに付けて味わった。
 午後からは日差しも出て,橋本さん特製のコケ玉、ツトムちゃんが育てた観葉植物の苗など30数点あまりの抽選会を実施し、今回の大パーティを無事に締めくくった.

[ オプション ]
<散会後、窯焼き当番>・・・バスの時間もあって,4時すぎにパーティは終了したが,岩倉焼きのカマ焚き当番として,19名のメンバーが夜9時ごろまで居残った.差し入れられたヒネ鳥をダッチオーブンで焼き,若手のホープ・Mさんが持参したリキュールでシェーカーの腕前を披露して作ってくれたカクテル・モスコーミュールとともに味わった.古参のMさん、「ダッチオーブンのヒネドリ、思った以上に美味しい!」と絶賛.

 後,数人が残り夜半から未明に降り出した雨の中を、1230℃目指して窯焼きを続けていたようだ。夜10時ごろ、帰りがけに田んぼを覗いてみたら,すでに穂が出て花が咲いていた.気持ちよ~い一日だった.
<榎本記>
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