まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

8月24日、定例活動日の今日も、京都は37℃を超える猛暑日!!

2024年08月24日 |  マツタケの林地栽培 

夜明と同時に、太陽から炎を浴びて気温はぐんぐん上がる。

冷房の効いた部屋から外を見ると、一歩たりとも家から出て外気に触れることを拒んでしまう。

が、意を決して、家を出て、JRに乗り、地下鉄を乗り継ぎ、岩倉に向かうと、暑さもさほど気にならなくなり、

いつもの、活動日の気分に収まっていく。

基地の掘っ立て小屋、乾いた風が通り抜け、意外と爽やかだと実感する。

作業は無理せず、ほどほどに。早昼飯、・・・、一人、二人、と解散していきました。

                             (記 オオシマ)

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NEWSLETTER1713

2024年06月30日 |  マツタケの林地栽培 

6月29日(土)第891回 活動報告

昨日まで降り続いた雨も止みました。活動日は不思議と天気が回復し、活動できるのが不思議です。梅雨の時期という事もあり、大雨が降っても支障が出ないように、排水路の整備、土砂・雑草の取り除きを重点的に行いました。付け加えて、けものが侵入して、畑を掘り起こして、野菜にダメージが出ているので、侵入できないようにトタンで壁を作製しました。はたして効果はいかに。参加者は16名。

山作業に出たのはヤマガラ班、玉城山班、やまびこ班です。やまのは班としげみの里班はベースキャンプで下草刈と防護柵の作製を行いました。

<やまがら班>

 

A地区で、前回伐採した枝をネットの外に出すとともに、さらに奥の手つかずの場所の下草、不要木の伐採を実施しました。

<玉城山班>、<やまびこ班>

今回のブログ担当者は初めてのブログ担当で、玉城山班とやまびこ班の作業場所に行きつくことができなかったため、写真が撮れず申し訳ありませんでした。玉城山班は林道の整備(排水路に溜まった土砂と落ち葉の除去)、やまびこ班は不要木の伐採と後片付けとの報告を受けております。

<やまのは班>

ベースキャンプ周りの雑草取りを行いました。

<しげみの里班>

 

ベースキャンプのけもの対策として、防護壁を作製しました。

<予期せぬお客様の訪問>

 

ウリ坊ぐらいであれば「かわいい」で済むのですが・・・。

 

畑の境界の雑草除去

食事のあと、ベースキャンプの周辺の整備を行って、解散しました。

内本記

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER1712

2024年06月22日 |  マツタケの林地栽培 

6月21日(金)第890回活動報告

朝方9時頃まで雨が続いて、さてどうなるかと思いきや10時を過ぎるととても爽やかな青空が現れる朝でした。

上手に天気を読んで活動に参加した21名のメンバーは。(少し略して)MAE.SHU.KTM.KWH.SK.YOS.MIW.MTU.HSM.UCD.NKN.MARI.MYZ.ATHI,ATMA.MTM.KWT.VERA.TAKE.SBY.NSKの21名。ひらかな判じ物では、まえしゅうきたかわせよしみわまつうはしうちなかまりみやあとあとまつかわヴぇタしばにしのしょししょけい。これわかるかいな?

雨上がり直後で山作業はなく、山に向かったのは”ヤマガラ班”;A地区のネット保全。と玉城山班;作業区境界の確認(当初予定していた測地作業は足許ガ悪イ予想ニツキ次週に延期)だった。そのほかの班は、BCとその周りでいろいろと。この時期やることはいっぱいありますなア。

山野を跋渉といいますか

BCでは、

香川山の土壌流失を防ぐ柵か

万願寺の支柱を立てている

蜂は通過出来て、ヒトは通れない柵を立てる。ここから転落したら痛いよお~。

アーティチョーク。富士薊よりも大きく蕾の姿が美しい。

みな有機肥料育ちで種から大きくなった。

金曜日のカレー昼食。

香川先生に感謝の気持ちで:畑の産物をお送りする

午後からはトラックの奥の倉庫を整理。

BC香川山の林床の保湿と日照遮蔽に用意した藁の残りが、トレイルカメラに写った大猪の連れてきた瓜坊の寝床になっていた様子があるので、お取り上げ&日光消毒の図

なでしこ班は台所用品を整理。

15時前に終了。ヒトもカラスもおうちにもどったのでした。

が、ここで追伸

翌日(22日)BC畑で猪が暴れてジャガイモ、玉葱他を荒らしているのをMAEさん発見。ATJ,NSKさん等が進入路とおぼしき境界隅などを補修(写真NSKさん)。太陽電池の番犬さんは、これはでは猪ごっこ(イタチごっこより激しいらしい)だと、ウ~わんわん。

彼らはみみずを探すのが目的なのか堀り返すのが楽しいのか。

それではまた次回活動日6月29日にお会いしましょう。(内田記)

 

※感想、質問、ご意見等、また私たちの活動に見学や参加を希望される方はぜひコメント欄にご記入下さい。右下にある<コメント>の文字をクリックしてご記入下さい。お待ちしております。

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER1711

2024年06月15日 |  マツタケの林地栽培 
6月15日(土)第889回活動報告
 
前日の猛暑日をモノともせず、BCに表れたメンバーは22人!
快晴でしたが山を吹き抜ける爽やかな風は心地良く、皆さまいつも通りに山整備です。
 
 
朝一番の9時から何やら楽しげに始動していたのは、BCのすぐ裏手“香川山班”のお2人。
地表温度と保水力、そして土壌環境を改善してくれる菌を育てる事を目的に、稲藁を斜面に敷き詰める準備中。



束ねた稲藁をシロを守るように敷き詰め、竹杭で固定し、吹き飛ばされないように表面を麻紐で抑えたようです。温暖化に抗うこの地道な丁寧な作業が、山の地力回復につながって松茸がニョキニョキ生えてきますように!



車に乗せて頂いてまず向かったのは、ヤマガラ班。4月から作業現場A地区で、鹿ネットの修復作業をずっと行っています。鹿と人による被害がかなり広範囲に及んでいるようです。作業前に班長さんから頂いた飴ちゃんでまず気合を入れます。



軽トラの荷台に積み込んだ修理道具を持ち、かなりな急斜面の道なき道を降りていきます。現場に到着したらまずは集まって作戦会議です。作業手順の説明を受けた後、それぞれが阿吽の呼吸で動きまわるヤマガラ班でした。



次に向かったのは、林道を更に奥に入って行く“やまのは班”。久しぶりに草刈り機をお手製のショイコで背負い、自転車で山に分け入ったO島さん。一体何処にいるのかと思いきや山の頂上まで登ってました。天晴れ!赤松の生育を遮る蘖を、上からずんずん切っていく計画だそうです。もうお一人のメンバーK本さんも、剪定鋏で果敢に剪定作業をされていました。

 
チリンチリンと熊避けの鈴音を響かせて作業していたのはお隣の”山彦班“。こちらもかなり高い場所の急斜面で作業をしております。カタビラで安全を確保しつつ、以前剪定した古木の整理をされていました。お一人での作業、頭が下がります。安全第一でお願いします。
 


打って変わって静かな赤松林が広がるのは”繁見の里班“。約15年モノの松林はメンバーのお人柄を反映するかのように穏やか。4つ目のサイトとなると息も切れ、しゃがみ込んでひと息をつきながら森の木々から英気を頂きます。いやいやいや体力勝負です。

 
斜面のかなり低い場所で、10年後の実りを夢想しつつ黙々と地掻きをされるメンバー。
シロは粛々とその愛を受け止めて地下で拡がっているに違いない。
 
 
最後に訪れたのは“玉城山班”。後半はサイトの下で草刈りをしていると聞いていたのに、なぜか早々に下山してきたメンバーと遭遇。ギリギリ間に合って爽やかなイケメン笑顔を頂いての記念撮影。

 
これは後で頂いた写真。林道の奥、岩倉が一望できる気持ちの良い場所で、松枯れの処理に当たっていたそうです。そこまで歩くのシンド、でもこの気持ちの良い手作りベンチにいつか座ってみたいと思います。
 


お昼の後は、以前から予定されていた農工具小屋の大整理。
やっと勇気を持って断捨離を敢行いたしました(拍手)。

 
いやいやいや、20年分の歴史が蓄積されておりますから。
これでもかってくらいの道具・工具・農具・ネジ釘類が運び出されました。

 
使えるモノ・使えないモノ・修理できるものに選別します。
捨てたい人、キープしたい人、選り分ける人、様々です。

 
皆んなで動く事2時間、こんなにスカスカですかってくらいスッキリしました。



元足元注意地点もこんな感じ、しばらくは必要な物が探せない現象が続くかと思われます(笑)。
 


日本蜜蜂も順調に巣作りに励んでくれています。
越冬した2年目の群れも5月に入ってくれた群れも、重箱を継ぎ足す時期がきたようです。採蜜できる日も近いか…。
 
次回の活動日は6月21日金曜日です。
 
 
※ご感想、ご質問、ご意見等、また私たちの活動に見学や参加を希望される方はぜひコメント欄にご記入下さい。右下にある<コメント>の文字をクリックしてご記入下さい。お待ちしております。
 
(ナカマ記)
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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1710

2024年06月07日 |  マツタケの林地栽培 

6月7日(金) 第888回活動報告

 朝は涼しかったのですが、ぐんぐん気温が上昇しました。報道では、京都市の最高気温は29.7℃だったそうで、これはもうほぼ真夏日でしたね💦。 
 まあ、最高気温前後の時間帯以外は比較的爽やかで過ごしやすく、お楽しみ給食の日ということもあってか、本日の参加者数は近年にしては賑やかな28名のみなさんでした。

 午前中は山作業の班と茶摘みの班に別れました。玉城山班、繁見の里班、仲間班は山作業に出かけ、他の班やメンバーは茶摘みでした。なでしこ班はその後昼食の準備。午後は全員で茶葉の処理を行いました。

午前中の山整備のようす。
<玉城山>
繁茂したシダの下草刈りを実施。

初夏から秋にかけて、シダや湿地・沢沿いの下草、日陰の頭上を覆う木々などはヤマヒルやマダニの棲息地となります。
 本来、生物多様性とはそうした生き物たちの生きる権利も守るべきであり、敵視するのはよくありません。しかし、私たち人間の里山保全活動の妨げになりそうなところは、自然環境を壊さない(共存可能な)程度にできるだけ被害にあわない対策を施しておきましょう。
 ま、もっともこんなのも人間のワガママ勝手な言い分なのではありますけれどね😅。「獣害」などと呼ぶのはまさに人間の身勝手さの表れ。相手が獣でなく他国、他民族の人間だと戦争になる。地球上で最も有害な「害獣」は実は人間かも😓

取材に行った際、呼べども返答なく所在が分からず、下山途中で出会った時の写真です。


同時に澤田山からの下山者にも出会いました。

玉城山の作業場所が分からなかったので、4月に林道の眺望ポイントに設置したベンチの様子などを見に行きました。岩倉盆地や国際会館、比叡山頂などが一望できます。

真正面の松が枯れてしまっているので、いずれ除伐して眺望をもっと良くしたいです。
30分ほどで登ってこれるわりにはなかなかの眺望。ハイキングに入山する人が増えれば、動物たちとの棲み分けもできてくるだろうと期待しています。

5年前に移植したトチノキ。鹿に新芽を喰われたこともありましたがここまで成長してくれました。私たちの本来の目的は「まつたけ山復活」ですが「広葉樹も含む多様性豊かな里山の復活」も大事です。


<澤田山 繁見の里班>
落ち葉搔き

繁見の里ではあちこちに小動物やシカの糞を見かけました。かなり活動している模様。

<澤田山仲間班>
自転車があるので入山中であることは確かなのですが所在不明。

ハイキングコースの道標の案内板がライオンズクラブの方によって新しいものに交換された模様。支柱は新品ではなく「板」だけ交換されたようでした。

<香川山 ベースキャンプ>
金曜日はなでしこ班によるお昼の食事提供の日。今回はちらし寿司にお吸い物、サラダ。
毎回工夫を凝らして多彩なメニューをご提供いただきありがたいです。そのおかげかはさておき、金曜日は毎回、参加者が多いです😊

おいしく楽しいお昼休憩の後は、たくさん摘めた茶葉をみんなで処理。蒸した後、枝やゴミを取り除き乾燥させます。

※ ご感想、ご質問、ご意見等、また私たちの活動に見学や参加を希望される方はぜひコメント欄にご記入ください。お待ちしております。
小さい字で恐縮ですが、右下にある<コメント>の文字をクリックしていただくと記入用のウィンドウが開きますのでそこにご記入ください。

(宮崎 記)

 
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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1709

2024年06月02日 |  マツタケの林地栽培 

6月1日(土)第887回 活動報告

本日の参加者は18名です。

18日のブログに獣の仕業かと思われる痕跡が報告されていましたが、たい肥置き場に設置されたセンサーカメラに、イノシシの侵入が写っていたということです。

 

今日から6月、これからの梅雨に備えて今日は排水溝の掃除が中心でした。

先日の雨が側溝からあふれて、ベースキャンプ入口の道路に既に溝ができていました。

 

集合後、全員で入口付近の側溝に溜まった土を取り除きます。

 

その後、玉城山、澤田山の林道の掃除に向かいましたが、Kさんが残って蓋の下の土を除きます。

 

見事に開通して、これで当分大丈夫です。

 

河原班は玉城山方面の掃除です。林道を横切る排水溝の泥を取り除いています。溝に大きな鍬が入らないので苦労しています。

 

道路端の溝には落ち葉がたくさん溜まっていて、取り除きます。

 

エアーピンカーブのところで、水の流れ道を作っています。

 

ヤマガラ班は澤田山の方の林道で道路を横切る溝の掃除です。

 

道路端の溝に溜まった土を取り除くのが、草も生えているので大変のようです。

ヤマガラ班はこの後、シカよけネットの点検と補修も行いました。

 

シゲミの里班も林道の溝掃除を行った後、落ち葉かきを行いました。

 

今日は食事の用意のない日で、参加者も少し少ないでした。

 

ベースキャンプの裏山ではネジキの花が咲いていました。アセビの花と似ていますが、時期が遅く、花の並びもアセビとは違います。

 

そろそろ梅雨の季節で、雨による被害を気にしなければいけない時期になりました。

(北村 記)

ご感想、ご意見などございましたらコメント欄へ記入ください。
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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1708

2024年05月25日 |  マツタケの林地栽培 

5月24日(金)第886回 活動報告

好天の中今日の参加者は19名でした。

やまがらの里班
C地区の防鹿柵の保守作業(テグの追加、網の修繕) 獣害?又は不届きな人間の仕業?

やまびこ班
伐った木々を横の谷筋に運ぶ作業。亡き先生から言われたように谷の流れを意識して枝先を下流側に並べられていました。以前に比べスッキリ!
あか松以外の木も根元で伐らずに約1m程の幹を残しているとのこと。各山それぞれの手法で世話をされています。

川本班(旧名で表示)。
あか松の周りを中心に剪定作業。あか松が成長した分作業中有の姿を見つけるのに苦労します。


玉城山班
欠席2名。参加の3名は平均年齢80歳以上で昔話をしながら”熊鈴”を鳴らして玉城山林道をのぼり、上の段の浪速を眺められる所までを往復し山の状況をゆっくりと確認しながら歩いたとのこと。(今回は情報のみ。写真は無しです。)

香川山(BC上)
まつたけが期待できそうな場所に藁が敷かれていました(作業は5月5日実施)。土中温度、湿度が良い状況になることが期待されます。

毎回人気の横の畑で採れた野菜を使った昼ご飯。
今日のメニューは豆が一杯の豆ごはん。サラダ付きのヘルシーな蒸し鶏。味噌汁。高齢者向けで健康を意識したバランスの良いヘルシーメニューです(PETは個人持参分)。ここならではの定番の”おこげ”も。

追伸)
熊の出没情報 左京区役所から地域の安全に関わる関係機関(地域の自主防災会もその一つです)に連絡が入るのを転送しました。

(記 西川)

 

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1707

2024年05月19日 |  マツタケの林地栽培 

518日(土)第885回 活動報告

 

好天の中今日の参加者は19名でした。2つの共同作業が行われました。
「原木椎茸のほだ木の移動」と「あか松の薪を窯元さんの登窯まで搬送の積荷の荷下ろし作業」


1 しいたけ菌を植えた“ほだ木”の移動作業 

肥料小屋の横にビニールシートでかぶせてあった“ほだ木”(左写真)をベースキャンプ北側の器具庫の北側(右写真)に移動作業です。

2 あか松の薪状態で保管していた薪の搬出作業
10時前に到着した2トントラックに薪を皆で積み上げます。トラックは薪の量の関係で2往復する必要があり、また現地での荷下ろし作業も必要なので、メンバーの内4人はトラックとは別の車でトラックとともに鞍馬街道をひたすら北上し、花背八桝にある登窯まで行き、現地の方で薪の荷下ろし作業を行いました。(場所的にはもう少し行けば広河原です。)
軽トラと異なり荷台の高さも高く積める量も多く人海戦術でさばかないと大変でした!!

 

廃校の敷地を利用した現地の登窯は比較的新しく、さらに登窯の周りの建屋は地元の木を使った素敵な建屋です。
花背八桝地区の廃校に作られた登窯で山間の中に位置し時期的に新緑がきれいです。
窯元のシンボルである鹿の角も柱にそなえられていました。あか松は釜の温度を上げるためにはなくてはならないもので。窯元さんが「岩倉まつたけ山で伐ったあか松を花背の登窯で大事に使わさせていただきます。」と心温まるお言葉をいただきました。


!!気になる跡!!
駐車場の木の枝に高さ1mから1.5mあたりの高さの枝が折られた跡が有りました。2箇所。獣の仕業か?

今回は共同作業特集になりました。
窯元さんの言葉が印象的でした。
まつたけ山で伐ったあか松が花背とう場所で京焼という伝統産業の製造に使われており、「岩倉でも窯があるなら是非作ってくださいよ。」と言われていました。


(記 西川)

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まつたけ山復活させ隊 NEWS LRTTER 1706

2024年05月09日 |  マツタケの林地栽培 

5月10日(金)第884回活動報告

 
朝は冷え込みましたが、気温はぐんぐんと上がって爽やかな夏日となりました。
本日は5月恒例の茶摘みの日。山へは上がらずメンバーほぼ総出でBCの畑で茶摘みをし、摘んだ一番茶を煎って新茶を嗜むという贅沢な日。もちろん金曜日ですから、なでしこ班の美味しいお昼も供されました。
 
 
参加者は27人、BCは10時前からわらわらとフライングスタート。お昼の準備を早々に始める人、籠を持って茶畑へ向かう人、玉城山班(旧宮崎班)は枯損松の処理で山へ、それぞれがそれぞれに散っていきました。
 
 
山の腐葉土を削り取って土壌作りから始めたこの茶畑、50本ほどの苗木を植えたのは18年ほど前。お茶が採れる立派な茶畑になるのに要した年数は10年、茶摘みができるようになったのはここ最近のことらしい。手と目は“一芯ニ葉“の新芽を摘みとる作業に集中しつつもメンバー歴の長い方達が話される会の歴史もしっかり聞き取ります。
 
 
籠一杯に摘み取った新芽は、竈門に運ばれます。絶妙なタイミングで盛大に火を焚かれた竈門には、蒸し器が湯気を揚げてスタンバイ。火を起こし鍋の湯を滾らせる、長年の経験の賜物ですよね。横の竈門には大鍋一杯のチキンカレーもぐつぐつ。上がる湯気と美味しそうな香りがBCを包んでいます。
 
 
摘んだまま置いておくと醗酵し始めるので、それを止める為に2分蒸していきます。時計を横目に確認しながら1分経ったところで軽くかき混ぜ、2分過ぎたら段ボールの上にあけ冷めるのを待っていよいよ手揉みの工程です。
 
 
葉っぱを捩るように掌で優しく、でも十分な力で揉んでいきます。これがなかなか難しい。潰さずに繊維を壊す、掌に集中するのですが思ったようには動いてくれません。これは手揉み上手な方のゴットハンド!
 
 
揉んだ茶っ葉は、ホットプレートで温めて水分を飛ばし乾かしていきます。焦げないように常に動かしながら優しく温めています。熟練者の手の動きは滑らかです。
 
 
この工程は何度も、お茶の水分が飛んで乾燥するまで行われます。すると、次第に糖分が出てくるのか手に絡みつくようになり、そしてお茶の香りが立ってきて、なぜか出汁や松茸の香りまでしてきます。揉んだり煎ったりすることで旨み成分が出てきているのでしょうか。
 
 
12時過ぎにやっと一番茶が完成です!
ファーストフラッシュ、巷では高値がつく貴重なお茶。手は緑色になりましたが、手作りのお茶です。それも自前の無農薬畑から、なんて贅沢なことでしょうか。
 
 
と、横を見ると美味しそうな畑で採ったばかりの新鮮野菜入りヘルシーサラダです。
朝から立ちっぱなしです、見た途端にお腹が空いてきました。
 
 
美味しそうに煮込まれたチキンカレーも、出来上がっていました。
もちろん竈門で炊いて、お櫃に移されたご飯も蒸されて丁度食べ頃です。
 
 
竈門の準備をしてくれた後に、お山へ枯れ葉処理をしに出かけていたハードワーカーなシゲミの里班も丁度ご帰還して、ほろほろに剥がれ落ちてくるチキンの骨つきカレーをみんなで満喫したのでした。
 
 
汗をかいて身体を動かした後にみんなで頂くお食事は美味。緑のお山で聞こえてくるのは、鳥や虫の声、焚き火の爆ぜる音、見上げる空には立ち上がる煙を揺らす風。人生ってなかなかのものです。
 
 
今日のお片付け当番は、ヤマガラ班と山の端班(旧川本班)です。お手製給湯器からお湯を取り、油の付いた食器やお鍋をドシドシ洗っていきます。連携プレーであっという間に片付いていきます。
 


そして締めは、出来立ての新茶と差し入れて頂いた阿闍梨餅!
完璧な一日、今日も皆さまお疲れ様でした。
次週は18日土曜日です。 
 
ご報告
4月より班長交代により2つの班の名称が変更となりました。また、参加者名は実名を避け参加人数の記載のみとすることになりました。
 
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(ナカマ記)
 
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まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1705

2024年05月04日 |  マツタケの林地栽培 

5月4日(土)第886回 活動報告

5月4日(土)快晴。強烈な日差しで気温は30度近くまで上昇。写真は年会費を納入したいという人で溢れる朝のBC机??。 今日は大型連休後半の中日だったが15名が参加した。参加費を勘定すると15名分あるのだが記名は14名で、奇特な方が居るのかと首をひねっているところへ”名前書いてへんわ”と宣うお方が現れて幕。これも陽気の加減でありましょう。

山の様子

足元ではカジカがググコロコロ・コッココッコ、陽の当たった落ち葉をトカゲがゴソゴソ、上でツビービはヤマガラだろう。いろんなものが動き出して山歩きが楽しくなる。写真はカジカの鳴くのが聞こえる流れだけれど、彼らはどこに居たかはわかりませんね。

繁美峠。なるほど峠であるナ。

峠小屋は大分くたびれてきた。屋根にミツバチ巣箱があったのも10年前のことになった。

シゲミの里を眺めると新たに育った松が手前のスカイラインを決めているのには驚かされる。イナバウアー松や何処にだ。

松林の中では3人が落ち葉掻き中。

やまびこ班はお休み

仲間班の場所は30度近い急斜面だ。上部で作業の2人の様子はもうよくわからない。手を振ってもらってようやく一人の所在を確認。

ヤマガラ班もD地区まで追いかけたが所在不明。遠くでチェーンソーの音が響いていた。静原側の境界ネットの具合が悪くなっているようでA,C区から深く入り込んで作業だったらしい。

玉城山班は枯損松の搬出。ここの”丸太落とし”は少年のいたずらのような面白さがあるのだけれど、林道を抜けてそのまま谷まで突っ込む輩もおり、道路封鎖が必要だ。

BCの様子

BCトラック倉庫周りの5S進捗(私共もう卒業したと思っていたのですが、押し目はあとの2なのです、かな)

季節到来。畑は人盛り。来週は茶摘みとか。

好い一日を晴天の下に過ごしました。

次は来週10日にお会いしましょう。では、」(内田記)

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