まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-319-

2008年06月27日 |  マツタケの林地栽培 
水田の様子

京都市内は、折からのG8外相会議の警備で、宝ヶ池周辺も警察官が大勢出ており、騒然としていました。今日は活動するには天候も良い条件となりました。
午前10時前にベースキャンプに到着すると既に多くの仲間が参集しておりました。
 本日の参加者は27名で次の通り
 周田、杉山、小原、寺尾、小林、三輪、大久保、村上、大島、ツトムちゃん、中広、橋本(敏)、山田、三品、越智、有山、榎本、中野、北村、阿閉夫妻、真理子、玉城、前田、大月、松川、猫田。
べースキャンプへ行く途中に田圃の水入れを行いました。稲の生育状態があまり良くなくて、株別れが進んでいないところがありました。 畑の夏野菜の生育は順調でかぼちゃ、なすび、きゅうり、トマトなどがこれから我々の食卓をかざることになると思います。


中広班は地掻きを中心に必要に応じて除伐を行いました。腐植を谷下へ下ろすための道筋を整備中です。番線を張ってロープウェイ式で下ろす計画ですが、約70m!の距離になりそうです。

N-M班は除伐材の整理搬出を中心に作業。沿道と整備地では、20種類くらいの樹木に名札が取り付けてあり勉強になります。

玉城山班は午前中、山に散水するための水源地の調査と周辺の整備を行い、

 車を置いたところに戻ってくると、足元に「オニタケ?」が大きなかさを拡げておりました。一瞬 スワ梅雨まったけかと思いましたよ。
午後は除伐作業と腐植土の搬出を行いました。
    
お昼に帰ってくると、猫田さんと女性軍たちが作ってくれた美味しい料理が待っていました。

窯に使用する薪の保管場所つくりに橋本(敏)、大久保さんたちが汗を流してい
た.(文責:三輪新造)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-318-

2008年06月25日 |  マツタケの林地栽培 
手入れの終わった上郡のアカマツ林



まつたけ復活・里山再生市民運動



第148回マツタケ山づくり開催(6月27日)のお知らせ

 マツタケ山調査に、兵庫県上郡に出かけてきた.昼過ぎに現地に到着.土壌、林相などを見、梅雨マツタケの発生も調べた.マツタケは残念ながらその姿はかすりもしなかった.
 中国山地もご多分に漏れずマツノザイセンチュウ病に激しく犯されているが、調査地は、意外にも、マツタケが発生していても不思議でないアカマツの立木密度が維持されている.気温が少し低い気がするがそれが効いているのかな.
 その翌日は、マツタケ山づくりの手本を示すことになったが、みんなびっくりするくらいにいい山になった.もしシロが残されていると、この秋にマツタケの姿を見ることができる筈だ.気象が良ければのことであるが・・・・.

 27日に、メンバーの方から、冷凍していた鹿肉を持っていくと連絡があった.岩倉も柵内の作物は大丈夫だが、そこから外れた作物の被害は大きい.増えすぎた頭数を調整する機構の破綻である.破綻したものは何らかのメカニズムを考えねばなるまい.
 食のアドバイザーをされている方に教わったのだが、6月の終わりから7月の初めの鹿肉は美味だそうである.また、血抜きをしっかりとすればいわゆる獣臭がないらしい.ありがたく食すことができると頭数の調整に一歩近づくのだが・・・・・.グルメ諸子もなにも「飛騨」牛ばかりで無くともいいのではないか!
通常、猟期が冬で、鹿肉の不味い時である.それは都道府県知事が決めることができる.兵庫県では鹿の猟期が今だそうである.  
 
<6月27日(金)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山では、村上班は梅雨マツタケの発生待ちとのこと.梅雨マツタケは、6月5日に京都で採取された.祇園祭の頃まで可能性ありとのこと.
N-M班の広葉樹の山づくりが進行中.楽しく遊べる学習ゾーンができあがっている.
中広班が澤田山上部を手入れしている.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.樹を伐りすぎないように願う.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.今年も去年に続いてマツタケが発生するようにと慎重に作業中.また、発生させる秘策があるらしい!
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、香川山周辺部でマツタケ山づくりをしています.
4)水田の草取りも実施する必要がある.
5)ニホンミツバチの観察.
6)「自然」火 の採取実験が続く.
7)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収

(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)多機能窯の火入れ式並びに作陶教室(近藤高弘先生とお弟子さん、阪田世志哉先生指導)開催 実施要綱
日時:7月5日(土)10時半~(活動日…雨天決行)
場所:香川山BC多機能窯前
費用:パーティー代3000円、作陶教室参加者は+1000円(土代を含む)
   <式次第>
   神事祝詞;井本寿一氏
   火起こし;橋本敏夫氏   
ふいご+薪;参加者一同
お神酒で清めた後、「まつたけ十字軍運動」3周年記念パーティー(素麺流しにバーべキュウBBQ)を盛大に! という段取りで、窯の火入れ式を行うことになりました。日頃、ご無沙汰されている方も、3周年記念に是非ご出席をお願いします。尚、窯作成にご協力下さった方々のお名前を煉瓦に書き込みます。

2)9月20日(土)京都大学心の未来研究センター、京都大学マツタケ研究会、京都学園大学里山学Ⅱ並びに京まつたけ復活・まつたけ十字軍運動共催で、「マツタケがつなぐ世界」と題してシンポジウムが京都大学国際交流ホール2(時計台2F)で開催されます.演題は「マツタケ考」、「北東アジアのマツタケ事情」、「まつたけの文化論」、「里山とマツタケ山づくり(各地の事例報告)」、「まつたけ十字軍運動三年間の軌跡」など.問い合わせは、研究会の大月 健氏(090-4280-3334)に.
3)里山産業創造ワークショップ開催
 7月4日(金)雨天の場合は、中止します。
    7月19日(土)雨天の場合は、中止します。
午前9時30分 観音寺峠道の入口に集合※峠道入口の南側(モン・スイユ向い)に駐車スペースあり。外来の方はJR線路側から進入してください。
問い合わせは0774-73-2708(田中)

<メール便り> どんどんお寄せください!
1)田上山 山中 アツ子さんから
 ご無沙汰のし放題です。皆さん お元気ですか。
田畑の水管理と 地域のお世話でうろうろの毎日です。
良い知らせとして 6月28日に大津で里山の講演があり 山の隣人との交渉術など相談にのって貰えそうです。 一歩前進です。
 このたびは三周年 おめでとうございます。
楽しいこと大好き人間としましては、 おちこぼれにもかかわらず、ワイワイしたいので参加させていただきたいなあ!吉村先生の笑い顔が手招きして消えません。
1人、十字軍の話に是非行きたいという友がいます。 見学で参加してよろしいでしょうか! 美山に家を持っている人です。  5日晴れるといいですね。  

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年6-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第148回:06月27日(金)三輪(ブログ報告担当者名)
第149回:07月05日(土)榎本
第150回:07月11日(金)宮崎 
第151回:07月19日(土)榎本
第152回:07月25日(金)宮崎 

<カンパ! ありがとう> 
 いつもありがとうございます!
カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-317号-

2008年06月21日 |  マツタケの林地栽培 
山仕事が休みで畑の手入れにいそしむ



京まつたけ復活・里山再生市民運動

第147回(6月21日)活動報告
 昨夜の激しい雨もやみ、不快指数は極めて高いなか、山仕事が休みで,何せ兼業なんで、畑仕事に精を出す、界隈の草取りなどに汗する((Nikon写真集、8553,8574,8575). 火入れ式用に薪が準備されている(8562).後は割るだけだ.
 
本日は,新人二人の参加で23名.京都から森光(8549,8558,8567、8578,8582),同じく京都の大槻(8549,8552、8558,8568,8580)、森(8553、8568、8557)、小原(8550、8565、8579)、中広(8554,8567)、榎本(8569,8572)、村上(8584)、大島(8566、8568、8574、8586),三輪(8567,8571),内田(早退)、仲居(8584)、阿閉(仁;8556,8557)、阿閉(眞;8570)、石原(8549,8565,8566)、中野(8557,8584)、有山(8555,8556、8557,8568)、橋本(8549,8559,8583)、前田(8566,8569、8578),山田(8583,8585)、ツトムチャン(8549,8565、8577)、大久保(8565,8573)、猫田(8554,8565,8571)と吉村.

 多機能窯の屋根に樋の取り付けが終了(8559).前回採取した梅漬けも完了.
 本日の昼食は,カレーに野菜サラダ二品(8564,8563).収穫された大根(8587). 7月5日の採火実験をするが,もうもうと煙は出るが火は来ない.後一工夫であろう!
<皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<お知らせ>
多機能窯の火入れ式並びに作陶教室(近藤高弘先生とお弟子さん、阪田世志哉先生指導)開催 実施要綱
日時:7月5日(土)10時半~(活動日…雨天決行)
場所:香川山BC多機能窯前
費用:パーティー代3000円(焼き肉、そうめん流し他)、作陶教室参加希望者は+1000円(土代を含む)
   <式次第>
   神事祝詞;井本寿一氏
   火起こし;橋本敏夫氏   
ふいご+薪;参加者一同
煉瓦に名前を入れる

開催予定日 2008年6-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第148回:06月27日(金)三輪 
第149回:07月05日(土)(三周年記念・火入れ式)榎本
第150回:07月11日(金)宮崎 
第151回:07月19日(土)榎本
第152回:07月25日(金)宮崎


<メール便り>
 
カンパ<ありがとう>
 煉瓦代のカンパをありがとう!

カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 


主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27. 075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健
京都大学マツタケ研究会 代表
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-316-

2008年06月18日 |  マツタケの林地栽培 
山づくりに取り組む参加者


まつたけ復活・里山再生市民運動

第147回マツタケ山づくり開催(6月21日)のお知らせ

 待望の多機能窯の火入れ式が間近に迫ってきた(お知らせ参照).仲間や全国のこの運動の支援者の浄財と労働力の提供でできあがったものである.多機能である意味は、陶芸作品を焼ける、炭を焼ける、パンやナンやピザが焼ける、不要な材を燃やせるということである.
 里山という生態系を多様な生き物の住み処として守るためには、1500年の間、人が持続的に利用していた行為を擬似的にせよ施さねばならない.簡単に言えば、アカマツ林の場合は、マツタケ山づくりが相応しいため、樹を伐る、粗朶を伐る、灌木を取る、落葉・腐植を取る、・・・・・・ことになる.
 里山は,これを人が持ち出して活用したことで成立していた生態系である.この活用が、現代では、難しい.我々は、机や椅子や屋根を作り、畑に入れ、水田に鋤き込むなど循環式農業を「営み」、活用を試みているが、それを上回る量のバイオマスが生まれる.この燃焼熱の有効利用と考えている.
 まつたけ十字軍運動の活動も三周年を迎え、その回数もそろそろ150回を数えることになる.その祝賀パーティーを兼ねて遊ぼうというのである.近藤高弘先生と阪田世志哉先生の指導による陶器づくりも楽しみたい. 
 
<6月21日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山では、村上班は梅雨マツタケの発生待ちとのこと.梅雨マツタケは、6月5日に京都で採取された.祇園祭の頃まで可能性ありとのこと.
N-M班の広葉樹の山づくりが進行中.楽しく遊べる学習ゾーンができあがっている.
中広班が澤田山上部を手入れしている.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.樹を伐りすぎないように願う.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.今年も去年に続いてマツタケが発生するようにと慎重に作業中.また、発生させる秘策があるらしい!
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、香川山周辺部でマツタケ山づくりをしています.
4)水田の草取りも実施する必要がある.
5)ニホンミツバチの観察.
6)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収

(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)多機能窯の火入れ式並びに作陶教室(近藤高弘先生とお弟子さん、阪田世志哉先生指導)開催 実施要綱
日時:7月5日(土)10時半~(活動日…雨天決行)
場所:香川山BC多機能窯前
費用:(未定)パーティー代3000円(予定)、作陶教室参加費(土代を含む)は+1000円を考えています。 
   <式次第>
   神事祝詞;井本寿一氏
   火起こし;橋本敏夫氏   
ふいご+薪;参加者一同
お神酒で清めた後、「まつたけ十字軍運動」3周年記念パーティー(バーべキュウBBQ)を盛大に! という段取りで、窯の初焼きを行うことになりました。日頃、ご無沙汰されている方も、3周年記念に是非ご出席をお願いします。尚、窯作成にご協力下さった方々のお名前を煉瓦に書き込みます。

2)9月20日(土)京都大学マツタケ研究会、京都大学心の未来研究センター、京都学園大学マツタケ研究会並びに京まつたけ復活・まつたけ十字軍運動共催で、「マツタケがつなぐ世界」と題してシンポジウムが京都大学国際交流ホール2(時計台2F)で開催されます.演題は「マツタケ考」、「北東アジアのマツタケ事情」、「マツタケの文化論」、「里山とマツタケ山づくり(各地の事例報告)」、「まつたけ十字軍運動三年間の軌跡」など.問い合わせは、研究会の大月 健氏(090-4280-3334)に.

3)里山産業創造ワークショップ開催
7月4日(金)雨天の場合は、中止します。
   7月19日(土)雨天の場合は、中止します。
午前9時30分 観音寺峠道の入口に集合※峠道入口の南側(モン・スイユ向い)に駐車スペースあり。外来の方はJR線路側から進入してください。
問い合わせは0774-73-2708(田中)

<メール便り> どんどんお寄せください!
1)山本 淳司さん(山口県大島郡周防大島町戸田)から
拝啓。
十字軍の活動がどんどん広がっている様子をうらやましく拝見しています。さて、わが山でも最近うれしいことがありました。といっても山のふもとなんですが。ゲンジボタルが大発生したんです。そこは昔の古いため池があって、山が荒れて以降はほったらかし。だいたい枯れていることが多かったのです。
 一応おおまかに山の概観を説明すると、尾根一帯が今手入れをしているアカマツ林、その下が雑多な広葉樹、それから植林したヒノキ林に竹が侵入している状況で、標高200メートル足らずです。さっそくそのため池を見に行ったところ、清流水を好む「カワニナ」が多数うごめいていました。おそらく年間を通じて水があったのでしょう。どうやって彼等がそこに上がってきたのか不思議です。山の手入れをしたから出たのか、そうでなくても出たのか分かりません。しかし、年寄りに聞いても、こんなに多くのホタルは見たことがないということで、ちょっとした「事件」になっています。
 山を放置して緑を「豊か」にすれば水が保てるのか、それとも手を入れたほうが水が保てるのか、この「事件」はそのことを考えさせるきっかけとなっています。一番良かったのは、近所の子供達がこのホタルを見ることができるようになったことで、彼等の感性の中に何かが刻まれたことです。アカマツ林に手入れを始めて数年たちますが、おかげで山全体をトータルで考えるようになりました。これからもそのため池周辺の環境を観察して、「ホタル大発生」の理由を探っていこうと思っています。アカマツからホタルへと、一見つながっていないように見えることが実はつながっているとしたら、こんなに楽しいことはないですね。
梅雨時で皆様も体調を崩されませんように。 敬具

2)小林 雅子さんから
 先週、藤井さんと、滋賀県西浅井郡、山門水源の森へ行ってきました。天候も良くすがすがしい一日でした。標高550メートルぐらいの山で、350メートルのところまで登りましたが、山道には、ところどころにササユリが咲いていました。名前のように葉が、笹のようでした背丈は30~50センチの、わりに小さなものでした。色は薄ピンク色で可憐な花です。蕾には網のワイヤーが巻きつけられ、保護されていました。湿地ではモリアオガエルの卵塊を多く見ることができました。途中、山門水源の森を次世代に引き継ぐ会の会長さん等と一緒に食事をする機会を得ました。彼らの森を愛する心を知ることができました。
 足もとの小さなちいさな、アリドウシという白い花を愛しそうに、説明していました。・・・・・・そんなわけで谷を渡る風を頬に受けながら、藤井さんが持ってきてくれたコーヒーを味わうという,贅沢な一日をすごしたのであります。

まつたけ十字軍運動とは?
 まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年6-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第147回:06月21日(土)吉村(ブログ報告担当者名)
第148回:06月27日(金)榎本 
第149回:07月05日(土)三輪
第150回:07月11日(金)宮崎 
第151回:07月19日(土)榎本
第152回:07月25日(金)宮崎 

<カンパ! ありがとう> 
 KMさん、MGさんにカンパを頂戴しています. いつもありがとうございます.  

カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-315-

2008年06月13日 |  マツタケの林地栽培 

山で食べる弁当の味はまた格別 (澤田山中広班)

施業地までは標高約400mの登り。昼食でベースキャンプに戻っていては仕事にならないので最近は弁当持参です。


まつたけ復活・里山再生市民運動

第146回マツタケ山づくり(6月13日)活動報告

 下界では気温30℃近くの夏日でしたが、今日の山は晴れて湿度も高くなく時折風も吹いてまあまあの作業日よりでした。
 本日の参加者は、周田、前田、小原、榎本、加藤、中広、三原、斉藤、安永、三品、三輪、橋本、大島、内田、有山、越智、阿閉夫妻、山田、藤井、中居、杉山、北村、中野、まりこ、大久保、村上、中川、玉城、宮崎、松川、猫田、の32名の皆さんでした。本日は奇しくもお名前に“三”の付く方が三人(世界のナベアツ  でした

<玉城山班>
枯損松の伐採と搬出、落葉掻きや不法投棄物の処理を行いました。
地掻きしてます   
“担架”で腐植を運ぶ
シューターも完成間近

<澤田山 中広班>
標高400m、期待の☆地域へ。
地掻きしてます   
眺望も開けました 
みなで切り開いて作った“十字軍専用?秘密の展望台”からは岩倉盆地を一望、正面には大文字も見えます。みなさん、ぜひ一度弁当持ちでお越しください。利用料はお一人様「地掻き10平米」。

<澤田山ⅡN-M班>
 枯損松やヒノキの伐採作業を中心に“自然公園”作りを進めています。
また、繁見峠の巨大枯損松を伐採しました。
           

<その頃、香川山BCでは..>
熊手の補修中  
昼食は..    
ホッケ塩焼き、自家菜園のソラマメ、蕗、蕨の煮付け、ツタンカーメン豆ご飯、冷奴。 
           
田んぼ周辺の梅の木から梅の実がたくさん取れました。梅酒、梅ジュースが楽しみ。7/5の“窯開き”に間に合えばよいのですが。
          
橋本さんのお話では、「火起こしの正式名は「ロクロ火錐」で、火きり臼・杵で古式豊かに行うのがよい」とのことですが、実際にはほとんど不可能らしいので、ライターで行う予定です。三原さんより、「オリンピック聖火の採火のように太陽光を集めては」とのアイデアも。皆さんから火入れ式典のアイデア募集中です。

(宮崎 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-314-

2008年06月10日 |  マツタケの林地栽培 
京都市右京区周山「合併の森」アカマツ枯損(2008年5月)


まつたけ復活・里山再生市民運動

第146回マツタケ山づくり開催(6月13日)のお知らせ
 
 梅雨入り後、中休みもあるが、黴雨らしい雨の降り方に思える.橋本さんのお陰で食卓の一部に屋根ができた.恥ずかしいことだが快適である.ハヤトウリやヘチマやゴーヤも大きくなってきた.そのうち日陰と我々の胃を満たしてくれるはずである.
 参加者の皆さんの畑づくりも、ここに至って大きな成果が出ているように見える.モモなども沢山の実を付けている. 珍しい野菜料理が食卓に上る.堆肥と無農薬の野菜も立派で味がいいのだ.

 亀岡から477号沿いに京都市周山に抜けた.八木町あたりから、ほぼ99%のアカマツがマツノザイセンチュウに犯されている.右京区周山の「合併の森」は特にひどい.合併の行く末を暗示しているのでは無いと思いたい.中川郷まで来るとその被害は約半分か!高雄になるとここ岩倉と同じ規模である.
 そのうち里山は姿を消すだろうと林野庁や環境省はを括っていると思えてならない.里山は生物多様性の宝庫であるのに!こんな状態の山の放置は社会問題ではないのか? また、不在山主所有の山も病原体の宝庫になっている. 
 
<6月13日(金)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山では、村上班は梅雨マツタケの発生待ちとのこと.梅雨マツタケは、6月5日に京都で採取された.祇園祭の頃まで可能性ありとのこと.
N-M班の広葉樹の山づくりが進行中.楽しく遊べる学習ゾーンができあがっている.
中広班が澤田山上部を手入れしている.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.樹を伐りすぎないように願う.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.今年も去年に続いてマツタケが発生するようにと慎重に作業中.また、秘策があるらしい!
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、香川山周辺部でマツタケ山づくりをします.
4)水田の草取りも実施する必要がある.
5)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
 ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)多機能窯の火入れ式並びに作陶教室(近藤高弘先生とお弟子さん、阪田世志哉先生指導)開催 実施要綱
日時:7月5日(土)10時半~(活動日…雨天決行)
場所:香川山BC多機能窯前
費用:(未定)パーティー代いつも通り、作陶教室参加は+1000円位を考えています。 
古式にのっとり厳かに火入れを行います。
   <式次第>
   神事祝詞;井本寿一氏(予定)
   火起こし;橋本敏夫氏(弓弦・艾の予定)
   ふいご+薪;参加者一同
お神酒で清めた後、「まつたけ十字軍運動」3周年記念パーティー(バーべキュウBBQ)を盛大に! という段取りで、窯の初焼きを行うことになりました。日頃、ご無沙汰されている方も、3周年記念に是非ご出席をお願いします。尚、窯作成にご協力下さった方々のお名前を煉瓦に書き込みます。

2)9月20日(土)京都大学マツタケ研究会、京都大学心の未来研究センター、京都学園大学マツタケ研究会並びに京まつたけ復活・まつたけ十字軍運動共催で、「マツタケがつなぐ世界」と題してシンポジウムが京都大学国際交流ホール2(時計台2F)で開催されます.問い合わせは、研究会の大月 健氏(090-4280-3334)に.

3)里山産業創造ワークショップ開催
    6月21日(土)雨天の場合は、中止します。 
   7月4日(金)雨天の場合は、中止します。
   7月19日(土)雨天の場合は、中止します。
午前9時30分 観音寺峠道の入口に集合※峠道入口の南側(モン・スイユ向い)に駐車スペースあり。外来の方はJR線路側から進入してください。
問い合わせは0774-73-2708(田中)

4)森林ボランティア団体等円卓会議開催(京都府モデルフォレスト協会主催)
日時:7月13日(日) 13:00~16:00
場所:平安会館(上京区烏丸通り上長者町上) 2F 「白河」
出席希望者は6月30日までに吉村まで連絡下さい.

5)熊出没情報(Iさんから)
京都市左京区静市野中町にクマが出ました。(6/5午前5時20分、新聞配達の人が目撃したそうです。)鞍馬街道から静原へ行く入口付近で、京福電車の踏切を越えて右手に住宅団地がありますが、その上手の橋付近だそうです。

6)トリカブト注意(Kさんから)
三千院の横を流れる川の上流でトリカブトをたくさん見つけました。
老婆心ながら、蜂の巣箱の周辺にトリカブトがないか、少し心配です。


<メール便り> どんどんお寄せください!

まつたけ十字軍運動とは?
 まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年6-7月
活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第146回:06月13日(金)宮崎(ブログ報告担当者名)
第147回:06月21日(土)吉村
第148回:06月27日(金)榎本 
第149回:07月05日(土)三輪
第150回:07月11日(金)宮崎 
第151回:07月19日(土)榎本
第152回:07月25日(金)宮崎 

<カンパ! ありがとう> 
7月5日に火入れ式を行い、煉瓦代カンパを戴いた全国の皆様に心から御礼を申し上げながらお名前を煉瓦に書き込みます.
  
カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-313-

2008年06月08日 |  マツタケの林地栽培 
澤田山N-M班・・・腐葉土作り+カブトムシ養殖場!


まつたけ復活・里山再生市民運動

第145回マツタケ山づくり(6月7日)活動報告

 気温23℃無風多湿状態の中、各作業班はそれぞれの課題をこなしていった。
<澤田山ⅡN-M班>
 枯損松やヒノキの伐採作業に加えて、地掻きで生じた腐植土を堆肥に還元するとともにカブトムシの養殖をはじめ、周辺の樹木に樹木名の札を付けてハイカーや子供達に喜んでいただけるように工夫をしている。
<玉城山>
 そろそろマツタケの菌糸が成長するころという事なので、落葉掻き作業を中心に活動している。
<澤田山ⅠⅡ>
 枯損木の除去が終わり、整理と地掻き作業にと進展して行っている。

 本日の参加者は(敬称略)三原、三品、小原、村上、榎本、中川、前田、斉藤、杉山、川崎、玉城、阿閉夫妻、山田、林屋、雅子、三輪、中広、加藤、有山、中野、橋本(敏)、藤井、池内夫妻、吉村代表、猫田、、大久保、中村、岡阪、林、矢野、浅沼、松川、ツトムちゃんの35名でした。

<香川山BC>
 周辺の枯損松の伐採と、二ホンミツバチの引越し作業や、水田の水管理など・・・。稲は20cmに成長、再来週には草取り作業だ。皆さんの応援をお願いしたい。

<諸連絡>
(1)最近、山仕事グッズ(鉈一丁、鋸一振り、竹熊手5ヶ、綿太ロープ2本など)が収納小屋の所定の場所に戻ってきていません。必ず戻しておいていただくようお願いします。
(2)多機能窯の火入れ式(+3周年記念パーティー)・・・実施要綱
   日時:7月5日(土)10時半~(活動日…雨天決行)
   場所:香川山BC多機能窯前
   近藤・坂田両氏(陶芸作家)を迎えて、古式にのっとり厳かに火入れを行います。
   <式次第>
   神事祝詞;井本氏(予定)
   火起こし;橋本氏(弓弦・艾の予定)
   ふいご+薪;参加者一同
   お神酒で清めた後、「まつたけ十字軍運動」3周年記念パーティー(バーべキュウBBQ)を盛大に!
  という段取りで、窯の初焼きを行うことになりました。日頃、ご無沙汰されている方も、3周年記念に是非ご出席いただきたいとのことです。
 (E記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-312-

2008年06月04日 |  マツタケの林地栽培 
ニホンミツバチの引っ越し策を語る並河さんと伺う猫田さん



まつたけ復活・里山再生市民運動

第145回マツタケ山づくり開催(6月7日)のお知らせ
 6月2日に近畿地域も梅雨入りとなっている.今日4日は梅雨の中休みである.京都学園大学(亀岡)里山学Ⅱの受講生たちと寺生産森林組合(岩崎敏郎組合長)のアカマツ林で、マツタケ山づくりに取り組んできた(ブログhttp://blog.goo.ne.jp/kgumtk).
 学生たちは、4回目ともなると、進んで作業に取り組むようになってきた.山も見違えるようだ.しかし、ノコギリ、ナタ、熊手などを用いる作業だが、無駄な動きが多い.あれでは疲れる.そのうちうまく使うこつを掴むだろう.
 
 7日の岩倉も、晴れマークがついている.左京区百井で確保したニホンミツバチのグループは順調に巣を増やしている.岩倉の香川山に元から住んでいるニホンミツバチに新しい「快適な」巣箱に移動していただくために、巣箱を置いているが、未だ分蜂しないのかいっこうに興味を示さない.
 そこで、京都ニホンミツバチ研究会の並河さんにニホンミツバチを引っ越しさせる秘策を幾つか伺ってきた. 手法は、驚くほど簡単で、ミツバチの生理生態をうまく利用している.あることをすると、巣を離れる.近辺に置いてある新しい巣箱が気に入ると、元の巣から蜜をせっせと新しい巣箱に運ぶそうである.実験をしてみたい. 
 
<6月7日(土)の作業予定> 
山づくりエリアや作業内容を変更するときは、事前に連絡下さい.
1)澤田山では、村上班は、やがて京都にも押し寄せてくる梅雨マツタケの発生待ちとのこと.梅雨マツタケは、18日頃には山口県で確認.N-M班も広葉樹の山づくり進行中.中広班が澤田山上部を手入れする.このエリアは秋の期待の☆ゾーン.
2)玉城山班は、腐植の運び出し、枯損木の香川山への搬出.今年も去年に続いてマツタケが発生するようにと秘策を練っている.
3)香川山女性班は、食事の後片付けが終わると、香川山周辺部でマツタケ山づくりをします.
4)皆さんの活動の様子を見ることができます(それらを覗くにはパスワードが必要).
 ブログ画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<活動エリアのアクセスなど>
(1)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(「村松」から北東へ450m徒歩6分).
初めての方は要連絡(連絡先は下記)
(2)アクセス:京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側約40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル 1番、約10分)
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

(3)服装等:山で軽作業できる服装.ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど.

(4)持参するもの:MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器など.
昼食は皆で作るので(結構リッチ;食べ過ぎにご注意)、飲料水(お茶があるので水筒)食材費(実費+α、通常 400円くらい)は徴収
(5)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さん岩倉で軽作業などされます.

(6)参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)9月20日(土)京都大学マツタケ研究会、京都大学心の未来研究センター、京都学園大学マツタケ研究会並びに京まつたけ復活・まつたけ十字軍運動共催で、「マツタケがつなぐ世界」と題してシンポジウムが京都大学国際交流ホール2で開催されます.演題等が募集されています.研究会の代表大月 健氏(090-4280-3334)にお問い合わせ下さい.

2)里山産業創造ワークショップ開催
6月21日(土)雨天の場合は、中止します。 
   7月4日(金)雨天の場合は、中止します。
   7月19日(土)雨天の場合は、中止します。
午前9時30分 観音寺峠道の入口に集合※峠道入口の南側(モン・スイユ向い)に駐車スペースあり。外来の方はJR線路側から進入してください。
問い合わせは0774-73-2708(田中)

<メール便り> どんどんお寄せください!
1)小林雅子さんから 朝日テレビ(関西地区)の放映日の訂正
放映日が間違っていました。
6月9日6時15分ニュース 「ゆう」で放映されます。お詫びして訂正します。
ゴスペルでは年を忘れておもいきりはしゃいできました。でも少し疲れました。

まつたけ十字軍運動とは?
まつたけ復活・里山再生まつたけ十字軍運動は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケ山に戻すことが目的である.近代的マツタケ学発祥の地、京都市左京区岩倉を活動の拠点として、放棄されたアカマツ林でマツタケ山づくりを楽しむことをモットーとしている.
私たちの山づくりは、
a)山-川-畑・水田(-海)のつながりを意識する.
b)“自然”との共生-徹底した有機物循環型の農林「業」をおこなう.
c)里山のバイオマス資源、有用植物・キノコなどを活用する. 
しかも楽しくなければならない!運動の中身は参加者の皆さんが創り上げることを
前提としていて、参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

開催予定日 2008年6-7月活動場所は岩倉香川山他.活動開始は、午前10時頃から.
第145回:06月07日(土)E
第146回:06月13日(金)MY
第147回:06月21日(土)Y
第148回:06月27日(金)E 
第149回:07月05日(土)MW
第150回:07月11日(金)MY 
第151回:07月19日(土)E
第152回:07月25日(金)MY
(曜日の後のアルファベットはブログ報告担当者名)

<カンパ! ありがとう> 
 6月の終わりには火入れ式を行い、煉瓦代カンパを戴いた全国の皆様に心から御礼を申し上げながらお名前を煉瓦に書き込みます.
  
カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27.075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
京都大学マツタケ研究会(代表 大月 健)
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まつたけ「十字軍」運動NEWSLETTER-311号-

2008年06月01日 |  マツタケの林地栽培 
完成した多機能窯



京まつたけ復活・里山再生市民運動


第144回(5月31日)活動報告
 
中国雲南省国際商会マツタケ分会(Yunnan Matsutake Association)の楊 女史とお会いし、拙著「ここまで来た! まつたけ栽培」の中国版を頂戴してきた.この本が中国の森林を菌根性のキノコ“マツタケ”を増殖することによって保全する一助になって欲しいと願っている.今回の大地震で、四川省のマツタケ山は壊滅状態にあるが、雲南省の山は被害がないとのことであった.
 マツタケの起源と伝搬経路の学術調査の際、雲南農業大学の張先生に協力が得られることや、国内消費をすすめる意味もあってシャングリラに中国松茸博物館を建設したい、また、そこではいろんな松茸料理を供するレストランもつくる計画である.
 雲南には、広葉樹林タイプとマツ科タイプと二つの系統のマツタケがある.6月中旬から発生するマツをホストとするタイプと10月以降、カシの仲間やブナ科の林に発生し、香りと形態が日本のものに似ているといわれるものがある.そういった話題にまつわる四方山話をしてきた.
 森林総合研究所のレトロエレメントによるマツタケの産地のBタイプはこれら両者を含んでいるのかどうか、またどちらか一方のみなのかどうなんだろうと疑問がわく?
 
 さて、第144回マツタケ山づくりの報告であるが、参加者は雨模様を警戒されたか少なく、22名であった.橋本(敏、Nikon写真集のNo.は8407,8429)、榎本(8419,8433,他)、小原(8418,8429他)、阿閉(仁:8423,8439他)、阿閉(真:8411,8422,8431他)、前田(8418,8430他)、多田(8410,8413)、大久保(8421,8439他)、石原(8429)、ツトムちゃん(収納庫拾いに大活躍)、越智(8427,8429)、中野(8411,8422、8436他)、池内(8414,8416)、有山(8426、8437)、村上(8412,8434他)、塩谷(早退)、山田(8415,8417、8431)、猫田(8408,8419)、中広、佐久間(8436)、内山(8435,8437)、吉村であった.

 山作業は中止.思い思いの作業風景がNikon写真集で楽しめます.どうかご覧下さい.3周年と多機能窯の火入れ式を祝うイベントを6月の終わり頃に行うこととなった.そのときに窯づくりに貢献された方々のお名前を煉瓦に書き込み、私たち一同の感謝にしたい.

<皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
画面左下Bookmark中のまつたけ復活・里山再生運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(読みは10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.必要な写真は、右クリックで保存下さい.

<お知らせ>
 メンバーの雅子さんは、本日ゴスペル大会出場とあって、欠席との連絡があった.
只今、ゴスペルの猛特訓中です。朝日テレビの放映は、6月9日、夕方6時15分のニュース「ゆう」の予定です。どんなものを、着ようかと、考え中です。

<メール便り>
 
カンパ<ありがとう>
 煉瓦代のカンパをありがとう!

カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 


主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27. 075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健
京都大学マツタケ研究会 代表
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする