まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍運動)NEWSLETTER 534

2010年08月28日 |  マツタケの林地栽培 
 暑さ続く。しかし、山仕事への意欲は強く今日は32名が汗をかきました。
山枯れが進行し、ほっとけない。各班がそれぞれ頑張っています。
 9月には、岩手県にまつたけの実態調査が入っています。
いよいよ収穫の秋に向けて動きが出ています。
 今日は、寺尾、松本、吉川、橋本、前田、榎本、小原、堀井、江指、中広、上林、小林(雅子)多田、川本、三品、宮崎、吉本、三輪、林屋、中野、北村マツ子、阿閉仁、阿閉眞、猫田、吉村、小川、山田、石原、有山、池内(正)、池内(恒)、杉山の方々。

 山の整備は、緊急。枯れた木は目も当てられない範囲に拡がっている。

玉城山で現状の説明を受ける。

枯れた木を次々にかたずけています。

じゅうたんはがしを経験。

澤田山では、

倒した木をみんなで引き倒し。

木がこんなことになっていると説明がありました。

切った木を20k位に分割しています。

木の中を見ると侵されてこんな感じに。

作業後、香川山に戻るのを待ち。しばし休憩。

香川山では、

暑い中、廃木を一人頑張って燃やしています。

畑のあぜの草刈。



食事準備が進み

ボリュウム満点の食事が作られ、冷しゃぶ、特製たまご、味噌汁に赤米の入ったご飯。

ぺろりと。

食事時に、岩手県まつたけ実態調査訪問の呼びかけがありました。
滞在費は2500円くらい。65歳以上は往復の航空券が2万でいける方法が。
詳細は、猫田さんにお聞きください。
下記533号を添付します。
 今日の日中の気温は下界36度でしたが、香川山では、33度を示していました。山作業後ベースキャンプに戻り、冷たいジュースがありました。
           文責  池内



★お知らせ
1)9月11日(土)まつたけ山復活させ隊の活動に京都造形芸術大学の環境学受講生(110名)がまつたけ山づくり体験
前回、皆さんに協力お願いをしましたが、受講生が京都バス『岩倉村松』に下車します(午前中).その受講生の香川山BCへの案内をお願いします.昼食懇談後、各作業エリアに出かけ、里山再生作業を体験をさせたいので、宜しくご計画をお立て下さい.8月28日に役割を決めます(榎本、吉村).また、9月11日には、大雨で痛んだ香川山BC道路修復用の砂利を撒きます.

2)9月14日(火)~17日(金) まつたけ山づくり支援
岩手県岩泉町 岩泉の杣人の会と協同でまつたけ山づくりを実施.これには京都大学マツタケ研究会から3名が参加します.シロの構造を調べたり発生を調査.現地で交流会.向こうの夜は、上着無しには外にでられません.避暑にもってこいです.詳細については猫田まで.目下割安の旅を探索中.

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まつたけ山復活させ隊・まつたけ十字軍運動NEWSLETTER 533

2010年08月25日 |  マツタケの林地栽培 
北海道でマツタケ初収穫(S氏撮影、本文参照)



京まつたけ復活・里山再生市民運動!

 次回の活動日は8月28日(土).午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.
厳しい残暑の作業となります.オーバーワークにならないように、適当に休息・水分補給を心がけて下さい.

 東北南部以西は、猛暑、酷暑となっているが、北海道や岩手県北部では、マツタケが発生している.北海道では、エゾマツ、アカエゾマツ、人工トドマツ林に、8月初めに発生を確認、その後、さながら発生の最盛期のようであったらしい.岩手県では、中部で7月3日に土用マツタケ(梅雨マツタケ)発生、岩泉町北部安家地区では8月の半ばに発生を始めたと聞いている.

 この猛暑で、野菜の価格の高騰を招いている.家計を直撃するだけに深刻である.春先は長雨低温で野菜不足、今度は酷暑で野菜不足である.その動向に敏感なマスメディアから、『では、マツタケはどうなんだ』と問い合わせが多くなってきた.

 マツタケの生活は、この猛暑はむしろ、割合涼しい土の中にいるだけに、マイナスの影響はなくシロの成長には好ましいだろう.
今頃は、アカマツの根の伸長が止まるので、マツタケのシロは栄養生長から生殖生長へと切り替えが行われたところである.目下成熟中と言える.
次いで、秋の涼しさに出会うと(地温が西日本では19℃、岩手では18℃)、土の中であるが、マツタケのシロ(菌根集団)表面にきのこの芽(子実体原基とよぶ)が形成される.その後10-20mm/日ほどの適当な雨とともに、残暑のぶり返しに会わなければ、マツタケは地上に顔を出し、大きく成長するようになる.京都府丹波では、ちょっと前なら、10月の第2週目くらいのことである.

 ところが、気象庁の予報だと10月も気温が高い確率が高い.すると結果はお分りのように、刺激が無く子実体原基が作られない.たまに強く冷えマツタケの芽が出来てもその後、気温が高くなりマツタケの目は大きくなれずに腐ってしまう.いわゆる高温障害である.紅葉も11月の遅くにならないと始まらなくなっている.

 賢明な読者は、「季節の変わり目が遅くなるだけではないのか?」と思われるだろう!確かに、京都府でも12月の初めにマツタケの発生が見られることがある.決して大量にでることはないが、ずれていることは間違いないようだ.
 しかし、季節の変化は地球の地軸の傾きや公転スピードによるので、その値は通常の変化で、冬の訪れはさほど変わらない.だとするならば、マツタケの発生期が極端に短い年となりそうな予感がある.短い発生期に水害が生ずる台風やらゲリラ豪雨がなければ、大雨があることを願ってはひんしゅくものであるが、平年作も無いのではと心配している.全国の昨年の流通量は24t、2000年代の平年値は68tである.
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★お知らせ
1)9月11日(土)まつたけ山復活させ隊の活動に京都造形芸術大学の環境学受講生(110名)がまつたけ山づくり体験
前回、皆さんに協力お願いをしましたが、受講生が京都バス『岩倉村松』に下車します(午前中).その受講生の香川山BCへの案内をお願いします.昼食懇談後、各作業エリアに出かけ、里山再生作業を体験をさせたいので、宜しくご計画をお立て下さい.8月28日に役割を決めます(榎本、吉村).また、9月11日には、大雨で痛んだ香川山BC道路修復用の砂利を撒きます.

2)9月14日(火)~17日(金) まつたけ山づくり支援
岩手県岩泉町 岩泉の杣人の会と協同でまつたけ山づくりを実施.これには京都大学マツタケ研究会から3名が参加します.シロの構造を調べたり発生を調査.現地で交流会.向こうの夜は、上着無しには外にでられません.避暑にもってこいです.詳細については猫田まで.目下割安の旅を探索中.

3)9月25日京丹波 村おこしふる里ネットワークの皆さんが訪問される.

4)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研) 好評であるそうな、買って下さい!
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※カンパありがとう
1)加藤邦彦さんと小泉好廣さん.感謝します.

★メール便り
1)丹波篠山桑形広司(八ヶ尾クラブ管理人)さん
 いつも楽しい情報をいただきありがとうございます。
大変厳しい残暑が続いておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。

 さて本日、薬大前の山科書店で、「まつたけ山”復活させ隊”の仲間たち」を購入いたしました。山科書店のオーナー片山修・えつみ夫妻によると、おおよそマツタケとは結びつかないこの山科で大変良い売れ行きだそうです。

 我が家のマツタケ山はこの春過ぎに残念ながらツボ(シロ)周辺の若松が全部枯れてしまいました。春に枯れ木を伐採作業をするつもりで、チェーンソーも新調、張り切っていたのですが、あいにく五十肩に見舞われてしまい、指をくわえて見ておりましたら、その間に全て枯れ死してしまいました。このままの状態でしたら再びマツタケに出会えるのは20~30年先となってしまいますから、夏休みの間に何とかしたいと思っておりますが、この暑さで参っております。
この8月は雨も少なく、雑菌が死滅するにはよかったのではと思うのですが、気温が高すぎますね。一ヶ月後には丹波ではマツタケ山の入札ですが、果たして今年のマツタケはどうなりますやら・・・。周りはかなり悲観的です。
皆さん!時節柄、ご自愛のほどを。
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§活動拠点へのアクセスなど(参加ご希望の方は8月10日付ブログ参照)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§開催予定日 2010年8月-9月
第253回 28日(土)ブログ報告:池内
第254回 9月03日(金)ブログ報告:榎本
第255回 11日(土)ブログ報告:宮崎  京都造形芸大環境学受講生参加
第256回 17日(金)ブログ報告:三輪
第257回 25日(土)ブログ報告:榎本
第258回 10月2日(土)ブログ報告:池内
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
『7.14、15豪雨 香川山BC内道路とフェンス損壊復旧』カンパ(目標額6万円)のお願いを継続して行っています.
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態科学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
080-6123-4706
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まつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍運動)NEWSLETTER 532

2010年08月20日 |  マツタケの林地栽培 
今日は家を午前9時30分頃出て岩倉のベースキャンプに行きました。途中松ヶ崎のきつね坂の寒暖計は既に36℃を示していました。ベースキャンプに着くと既に何名かのメンバーが来ていて、それぞれ準備を始めていました。本日の参加者は29名
 榎本、橋本、前田、小原、川本、三品、藤井、中野、マツ子、阿閉仁、阿閉眞、山田、森、大久保、川崎、猫田、吉村、有山、堀井、三輪、まり子、加藤、周田、中川、玉城、大島、多田、上林、石川県から参加他の方々
 まず畑の様子を見ました。
 ミニトマトはカラスやサルの被害を防ぐためネットをかけています。
  
 黄色の花も暑そう。 またトマトも盛りを過ぎてもう終わりです。
  
 いちじくも大分実が大きくなって来ました。
  
 ししとうがらしの実も大きく育ってきています。
 
 わけぎの苗も植えられました。
 
 フルーツトマトはまだ青い実をつけて頑張っています。
 
 ほうづきの実が黄色く色づいてきました。
 
 オクラやゴーヤ
  
 お茶畑もなんとか猛暑を乗り切って
 
 山へ行く準備作業中
 
 畑で収穫したきゅうりはお昼の食卓に上ります。
  
午前中の作業としては田んぼのあぜ道に草が生い繁ってきたので刈ることにしました。
  
  
 草刈り機を使ってあぜ道に生えて草を刈ります。
  
 午前中一杯かかって一反の田んぼのあぜ道に生い繁った草を刈りました。
   
 
 作業を終えてベースキャンプに戻って昼食を取りました。
本日のお献立 冷やしソーメン、きゅうり、肉などの入ったスープ、ゴーヤの味噌和え
 
 食事風景 稲穂を採ってきて実の成り具合を調査しました。
   
 
 午後からは山の作業状況を見に行きました。
 「かえんだけ」の調査 これは猛毒なので取り扱いに細心の注意が必要。枯れたならの切り株の周りに出ていることが多い。
   
 
 周りの木を皆伐した後に、松の実生を育成植林実験区域
 
 わさび畑の候補地にて
   
 近くで伐ったならの整理およびならの被害状況(粉が吹き出ている)
  
 阿閉、山田さんらが作業をしている澤田山
 
 玉城山に行く林道が7月のゲリラ豪雨の影響で一番荒れていて、作業が大変です。
 
 三品、川本さんらが尾根筋で作業をしていました。
  
 玉城山の林道は川の水が溢れ出して林道を激流が流れたため、酷く荒れています。
  
 
 玉城山の林道には大きな岩石が、多数ある。
 
 深く掘れた林道で
    
 道路の補修はまだまだこれからである。
 
 今日の日中の気温は37度と体温並で作業は大変でした。ベースキャンプに戻り、冷たいスイカやアイスコーヒーをよばれ、家路に着きました。
           文責  三輪
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まつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍運動)NEWSLETTER 531

2010年08月17日 |  マツタケの林地栽培 
岩手県岩泉町『杣人の会』と共同管理しているマツタケの発生する山(お知らせコーナー参照)

京まつたけ復活・里山再生市民運動
まつたけ「十字軍」運動


皆さん! お盆は有意義にお過ごしだったと存じます.未だ未だ亜熱帯気候ですがまつたけ山づくり再開です.

次回の活動日は8月20日(金).午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.気になる天気は、ブログ左のブックマークの天気予報サイトで確認しましょう!

厳しい残暑の作業となります.山の中で随分と涼しいとはいえ熱中症が心配です.誰にもはばからず、「時々木陰で休む」、「水分補給をしっかりとする」を守って山づくりを楽しみたいと思います.気分が悪くなったら笛を吹いて仲間に知らせる.

※イベント開催のお知らせ(下記お知らせコーナー参照)
1)京都造形芸術大学 環境学受講生がまつたけ山復活させ隊活動を体験
2)岩手県岩泉町で まつたけ山づくり応援

※カンパありがとう
1)小幡忠敬さん、Mさん から戴きました.感謝します.

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詳しくは、まつたけ十字軍運動のブログ( http://blog.goo.ne.jp/npoiroem )でご覧下さい.活動の様子(写真)は( http://gallery.nikon-image.com/105968023/
)でご覧下さい.
以下の項目は 8月10日付ブログ案内号に移動
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ十字軍運動活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?
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§活動拠点へのアクセスなど(参加ご希望の方は8月10日付ブログ参照)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.
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§開催予定日 2010年7月-9月
第252回 20日(金)ブログ報告:三輪
第253回 28日(土)ブログ報告:池内
第254回 9月03日(金)ブログ報告:榎本
第255回 11日(土)ブログ報告:宮崎  京都造形芸大環境学受講生参加
第256回 17日(金)ブログ報告:三輪
第257回 25日(土)ブログ報告:榎本
第258回 10月2日(土)ブログ報告:池内
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☆カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
『7.14、15豪雨 香川山BC内道路とフェンス損壊復旧』カンパ(目標額6万円)のお願いを継続して行っています.
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173
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★お知らせ
1)9月11日(土)まつたけ山復活させ隊の活動に京都造形芸術大学の環境学受講生
(110名)がまつたけ山づくり体験

2)9月14日(火)~17日(金) まつたけ山づくり支援
岩手県岩泉町 岩泉の杣人の会と協同でまつたけ山づくりを実施.
シロの構造を調べたり発生を調査.現地で交流会.詳細については猫田さんまで.

3)まつたけ山復活させ隊の仲間たち(高文研) 買って下さい!

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§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態科学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
080-6123-4706
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まつたけ山復活させ隊(まつたけ十字軍運動)NEWSLETTER案内号

2010年08月10日 |  マツタケの林地栽培 
新刊 まつたけ山復活させ隊の仲間たち


京まつたけ復活・里山再生市民運動

はじめに
 2005年に始まったこの運動は、参加者の皆さんと全国の賛同者のお陰で、251回の開催が過ぎた.雨の日も雪の日もほぼ週1回のペースで開催されていることになる.毎回30-35名の参加者が創意と工夫で作り上げてきた運動の紹介本が8月初めに高文研から出版された.その名も『まつたけ山復活させ隊の仲間たち』という.写真が豊富で読みやすいものになっていると評判がよい.1680円(税込み)と価格も手頃と思われる.運動の楽しいことばかりでなく苦しいことも、またマツタケの生活やアカマツ林のつくりかたなどを紹介している.
 いま、アカマツにはザイセンチュウ病が、ナラ科樹木にはナラ枯れが猛威をふるっている.いずれもマツタケと同じ生活をする菌根性キノコが生活できなくなって現れた樹病である.人にはエマージェンシーウイルス病の脅威がある.動物や植物、キノコなどにとって健康に過ごすには大変な地球になっているのかもしれない.
 地球規模での気候変動による生物の生息地の喪失は、これまた激しいものがある.この10月に、名古屋市で生物多様性国際会議(COP10)が開かれる.政府はその責任をどう果たすのか世界に示さねばならない.ここ京都でも東山のナラ枯れが激しい.この秋の東山の紅葉は望めなくなっている.京都の景観条例とはいったい何なんだ?この策定に関わった学識経験者に問いたい?

§1 我々のまつたけ山再生運動とは?
近代マツタケ学発祥の地であり、独特のまつたけ食文化をいち早く形成した京都を活動拠点として、我々はマツタケ山づくりに取り組んでいる。時折のイヴェントや開催日の昼食タイムに集まることによって、情報を共有し、互いの知恵や技術を学び、また、里山復活の喜びをともにする.
今、1年間に40,000種もの生物が絶滅(約13分に1種)していると推測されている.生き物1種の絶滅は、10種から30種の生き物の絶滅を呼ぶという.日本で、5.3%の動物が絶滅危惧種とされ、7000種の維管束植物の29%が絶滅危惧種に挙げられている(2009年).
環境省によれば、絶滅危惧種の50%強に当たる生物の生息地は、人里離れた奥山でなく里地里山と呼ばれる私たちの生活の場である.緑が豊かになって生き物が追われている!私達の周りにありふれた生き物であったフクジュソウやヒメシャガなど、メダカやチョウ類やニホンウサギなど、またオオタカやイヌワシなどが、消え続けている.トキ、オオタカなどの営巣木はアカマツである.マツタケも、京都府では絶滅危惧種に指定されている.生物の保全・多様性上危機に瀕するアカマツ林(里山)をマツタケ山に戻すことが目的である.
私たちのマツタケ山づくりは、山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視する.マツタケ山づくりで生まれるバイオマスの利用は、「自然」との共生型すなわち徹底した有機物循環型「農林業」に組み込まれるように最大限努力する.また、我々の成果は、情報として正しく発信し、全国に230万haあるアカマツ林に普及させることを願っている.
運動は、木を伐る人・運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、設備を造る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などすべての参加者が、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことが必要と考えている.
まつたけ十字軍運動は、参加者の数だけ面白いことが発見できる良さを持つ.しかもそのことが、アリストテレス風に言えば、運動全体は個の参加者の総和以上の意味を発揮している.それ故、参加者はこの運動の全体性を見失わないようにしたい.
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開催予定日 2010年8月-9月
活動場所は京都市左京区岩倉村松 香川山
 アクセスやお願いは以下(§1-5)にあります.必ずお読み下さい。
活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.
自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加の要あり.
第252回 8月20日(金)ブログ報告:三輪
第253回 28日(土)ブログ報告:池内
第254回 9月03日(金)ブログ報告:榎本
第255回 11日(土)ブログ報告:宮崎  京都造形芸大環境学受講生参加
第256回 17日(金)ブログ報告:三輪
第257回 25日(土)ブログ報告:榎本
第258回 10月2日(土)ブログ報告:池内
活動の様子を見るには
ブログ画面左下ブックマーク中のNikonまつたけ復活・里山再生運動を左クリックすると、Nikon Onlinegalleryにはいる.akamatsurinさんのホームとなっている.アルバム一覧からお好きなものを左クリックすれば写真一覧が出てきます.スライドショーなどお楽しみ下さい.写真を印刷したり保存したりでる.
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§2まつたけ山復活させ隊に参加するには
参加するには、この運動の主旨を理解し遵守せねばならない。尚、初めての方は事前に連絡が必要(連絡先は下記主催;吉村).
1)参加資格は問わない. 参加時間は自由、ただし、コアタイム(昼食時)の参加は必須.
2)事故を起こさないように各自勤めること.傷害保険等は各自加入のこととし、事故の責任は当事者に帰するものとする.

3)服装等:山で軽作業できる服装(運動靴か長靴か地下足袋、雨具、タオルなど).ゲスト用には少し準備されているが、ノコ・ナタの持参を原則としている.

4)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に山づくり作業は中止.しかし、山や畑にも、「雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある」といって、皆さんは補修や軽作業などされます.

5)持参するもの:昼食は作るので、MY皿と椀と箸、コップなど、料理の持ち帰り容器、飲料水(お茶があるので水筒)など.

6)道具類や備品は、個人購入のものや皆さんのカンパで購入したものです.大切に扱うよう願います.備品類は汚れを洗った後、保管場所に戻すこと.また、使用した食器やコップ類は洗って戻すこと.出したゴミ等は各自持ち帰ること.
一切の「資源」の提供は主催者に連絡を願いたい.

7)参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

☆活動拠点へのアクセスなど
8)集合場所:京都バス「岩倉 村松」行き終点「村松」.あるいは現地アカマツ林(京都市左京区岩倉村松町138-20バス停「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分).
叡山電鉄「岩倉」駅から現地アカマツ林へ2.3Km(徒歩30分)
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(45分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
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§3 私達のマツタケ山造り
作業内容は二通りに分けることができる.
これらの意味をよく理解し作業をすることが必要
①植生の調節
  植物の密度の適正化:平均地温の調節、落葉量の調節,土壌水分含量の適正化。伐る樹種、残す樹種、作業時期にこだわる必要はない。除間伐材は必ず集積地へ搬出しなければならない。
  ○アカマツ:枯損木,被庄木は地際から切る。枝払い後、玉切りして集積地に運び出す。枯損木は焼却する.
  ○広葉樹他(含 ヒノキ、スギ):
     大径木:株元直径5cm以上の木は地際から切る。枝払い後、玉切り後、
集積地へ搬出。
      
○中小径木:最近の異常気象による発生期の高温障害を防ぐために、直径
1~5cmの木は密度を4-7本/m2に調節する。日当たり、風通
しや落葉量を調節する。中段切りをしなくてもよい。枝払い後、
集積地に搬出.
   
○灌木等:膝頭より低い草本や灌木は地際から切ったり,根から抜き集積地へ搬出.

②土壌条件の適正化(地掻)落葉落枝層と腐植層の厚みの適正化。以下の(a)~(c)の条件を改善.林外に搬出
(a)物理的要因 土壌の硬度,土壌構造や保水力の改善,根のB層への移行
   を促進。
(b)化学的要因 有機物供給源の除去=富栄養状態の改善。
(c)微生物的要因 土壌微生物の質と量の改善=競争微生物や病原微生物の
   減少。
  地掻の強さは、褐色森林土壌が見え隠れする程度に実施する。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§4 こんな活動をしています!
活動内容や作業区を簡単に紹介すると、
1)香川山
 ○ヤマガラグループ(ヤマガラの里Cエリア)
  ゲート入り口右側斜面を整備中。このエリアを若いアカマツ林に戻す予定。
 斜面正面エリアのススキ刈り取りなど補整作業に取り組んでいる。
皆伐区は、予定どおりに再生が進み、アカマツ幼樹の群落が美しい.斜面の地掻など補整作業を実施している.
一段と、マツノザイセンチュウ病による枯損木が周辺に目立っている.伐倒焼却の要あり.

2)澤田山
アカマツ林でマツタケの生息地を再生するというエリアとコナラ林を整備するエリアとがある.第1地整備地と第2整備地ごとにネライを定めて各班ごとに独自に作業を進めている.かつてアカマツ林化を考えて伐ったところの補整が進んでいる。
第1整備地は、
○村上班
マツタケ山づくりが行われている.京都府のホンシメジ接種試験が相当前に行われ、そのとき整備もされたが、菌根性のきのこの発生には至ってない.土壌の問題があると思える.補整の手入れが必要な状態になってきている.
○阿閉班
南側のやはりアカマツ林帯で、やがて両区はつながるという.エスケープした檜・杉など大径木の処理が進んでいる.美しいアカマツ林になってきている.
第2整備地は、
ヤマガラの里と呼ぶ.以前から整備を始めているところは「ヤマガラの里A地区」と呼び、整備が完了している.その西に当たるところを尾根部(アカマツ林を再生)、傾斜地部(コナラ林にする)など3区に分け、それぞれ生態的特徴を生かした整備を進めている.ここは「ヤマガラの里B地区」と呼ばれる.分からないことなどは前田・小原さんにお尋ね下さい.

第3整備地は、
作業エリアでは、アカマツ林再生を考え、尾根筋でアカマツ林再生作業が続いている.5-6年前には尾根筋でマツタケが採れたと聞くが、今、アカマツがないに等しい.アカマツ林の再生作業中.
○澤田山中広班
澤田山の一角にあるアカマツ林再生現場の作業を見聞したが、尾根筋がさっぱりとした広葉樹林にしたてあげられている。やはり、長年放置されると、我々の力量では歯が立ちにくいのだ。この立木密度、この林床堆積物では、アマチュアの尋常作業ではアカマツ林に戻せないためにそうなっている.作業エリアを広めずに尾根筋を、幅10mの範囲に限って、尾根沿いに順次皆伐。

○澤田山宮崎班 仲間を集めています!
現在、尾根筋アカマツ再生予定域から出る除間伐材、地掻き腐植の林外搬出路の確保を始めている。アカマツだけを残して尾根筋幅10mに沿っての皆伐がほぼ完了しました。作業中にも枯れ始めるアカマツが出てきており生き残りはわずか数本でアカマツ林再生の期待薄ですが、彼らがまいた種で子孫が増えてくれることにわずかな望みをつなぎたいと思います。
 なお、シューター設置予定の下部山域はすでにアカマツが壊滅状態で、コナラを中心とした落葉広葉樹、ソヨゴを中心とした常緑広葉樹の混交林に相変化している。そのためアカマツ林再生よりも、向かいのヤマガラ班整備地Aに合わせて薪炭材・落葉腐植堆肥採取林、昆虫・キノコ・山菜・野鳥観察・森林浴などの癒し林として再生する方が有意義と考え、その方向で整備を進める予定。
できれば将来、下部林内には休憩所的な東屋も作ってみたい。また、整備で出る粗朶類を利用して、ヤマガラ班A区に習って作業域周囲をシシ垣で囲いたい。
 
3)玉城山
2班が共同で作業をしている。
○榎本班
○三品班
昔は、山全体がマツタケの発生に適したアカマツ林であったが、林道が造られたためにその下のエリアからマツタケが消えた.岩泉まつたけ研究所の向林試験林内で、全く同じことを経験している.林道を一つ通すだけのように考えがちだが、周りの環境ががらりと変り水の流れも変化する.
尾根筋には、アカマツ林密度が比較的高く残っているので、榎本班と三品班で上部と下部からマツタケの生活するアカマツ林の再生作業に取り組んでいる.
地表の堆積物を堆肥化し、冬には水田に鋤き込む.マツのザイセンチュウ病害木の伐倒焼却活動が一旦終了したように見えたが、再開している.
ここは、市民によるマツタケ山づくりのお手本として有名になった.今まで、プロによる手入れで、マツタケ発生の復活は、「有から有は簡単である」と実証されている.しかし、市民による手入れでマツタケ発生の成果が出たケース(2007)は、ここが日本初の地である.
その後の発生がないので、発生ポイント周辺に覆土を試みた.シロが生きていたなら必ず元気になる.撒水実験にも取り組むという意欲的作業が見られる.

4)葉わさび栽培班
 岩手県岩泉町では、葉わさび産業が売り上げ1億円となっている.それはともかくとして、わさび漬けやお浸しがうまい.ここでは鹿害対策が課題である.
 幸い栽培に適する場所があったので、涼しくなれば苗を植えるつもりである.それまでは集めたり戴いた苗の管理をしながらわさびの生理生態を学んでいる.10人の仲間がいる.興味のある方は、世話人の榎本輝彦さんにおたずね下さい.

5)ポスト民芸運動(岩倉焼)班
 香川山BCに、全国から応援いただいたカンパで、みんなで造った「行ってこい帰ってこい」と命名された岩倉窯がある.その窯でポスト民芸に適う岩倉焼を制作している.目下幾多の課題を抱えつつも自らの技量を磨いている.近藤高弘さん進めるポスト民芸運動の旗手(!?)達である.

6)ニホンミツバチ保全班
 各地に巣箱を設置している.心ないミツバチ泥棒対策のため、巣箱設置場所は非公開.世話人は杉山廣行さんと内田正明さん.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
§5 今年の予定と目標
 コゴミ、ワラビ、花ズッキーニー、マッシュルーム栽培など検討
1)マツタケ山づくり奮闘記の出版(今夏販売予定:高文研)
2)京都造形芸術大学通信教育部環境学受講生がマツタケ山づくりに参加
  9月11日(土)に予定.交通案内など応援を願います.
3)林間葉わさび栽培に取りかかりたい
4)若い松林をつくろう!京都の景観・伝統行事を守ろう
  全作業区で実施.
5)元気を取り戻したシロを覆土(玉城山2月12日完了))
6)マツタケ感染アカマツ実生苗で人工のシロを作りたい!
和歌山県高野山岩田山に、クリーンルーム建設。農林水産省の補助申請予定
7)各地との交流推進
北海道旭川、岩手県岩泉町岩泉商工会、岩手県洋野町大野高校、石川県珠洲市金沢大学能登学舎、滋賀県彦根市滋賀県立大学荒神山、同近江八幡市沖島、和歌山県高野町岩田山、香川県小豆島マツタケ研究会、広島県庄原市マツタケ研究会
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
080-6123-4706
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まつたけ「十字軍」運動 まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 530

2010年08月06日 |  マツタケの林地栽培 
今日は65年目の「原爆の日」。 その日も暑かったという。
9時半のBCの気温はすでに30℃近い、前一週間の最高気温は39℃を示していた。



京まつたけ復活・里山再生市民運動

 

第251回(8月6日(金))活動報告


 本日は(敬称略)斉藤、森、小原、堀井、橋本、前田、榎本、有山、三輪、多田、川崎、川本、大久保、石原、阿閉(仁)、阿閉(眞)、中野、マツ子、松田、藤井、松浦、松川(真)、松川(梨)、松川(颯)、岡阪、山田、猫田、家村、田中、吉村の30名のメンバーが参加された。

<BCでの活動風景>・・・久しぶりの焼却作業。打ち合わせなど。

・・・お子達やお孫さんも加わっての楽しい昼食。

・・・体験参加(9/11予定)を迎えるための準備作業、作業を終えての一時。


<玉城山作業区>・・・ほぼ一ヶ月ぶりの地掻き作業と覆土の確認。

・・・玉城山林道の補修作業。7月のゲリラ豪雨でメチャクチャ・・・。(写真にも傷が入りメチャクチャ)


<澤田山作業区>・・・各班からの報告のみでご容赦を(PHOTOSを撮りに廻れませんでした)
 <Ⅰ区阿閉班>・・・地掻きの継続。
 <Ⅱ区ヤマガラ班>・・・枯損コナラの伐採2本。
 <Ⅲ区中広班>・・・伐採潅木などの整理作業。

<田圃>・・・穂が出始めてきた。このところの猛暑でどうも豊作とのこと・・・?!。 昨年に続いて今年も早稲の美味しい「キヌヒカリ」だ。9月の稲刈りを楽しみに待っていてください。


<交流会のお知らせ>
「京丹波 村おこし・ふる里ネットワーク」の皆さんとの交流会を予定しています。
(8月1日撮影)
 9月下旬:ネットワークの皆さんが、わが「まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊」の活動を視察予定。
 11月上旬:「まつたけ山復活させ隊」で、マツタケ狩りを兼ねて京丹波を訪問する予定。

<榎本記>

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まつたけ「十字軍」運動 まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 529

2010年08月04日 |  マツタケの林地栽培 
マダラカミキリの幼虫と成虫の写真(本文参照下さい)



京まつたけ復活・里山再生市民運動

 連日、猛暑日が続いています.最低気温は26度を下回ることはなく最高気温も35度を超え、紛れもなく京都地方はは亜熱帯地域です.
次回の活動日は8月6日(金).午前10時、岩倉香川山にお集まり下さい.気になる天気は、ブログ左のブックマークの天気予報サイトで確認しましょう!

 各地で熱中症で亡くなると言うニュースが増えています.山の中で随分と涼しいとはいえ熱中症が心配です.誰にもはばからず、「時々木陰で休む」、「水分補給をしっかりとする」を守って山づくりを楽しみたいと思います.

『7.14、15豪雨 香川山BC内道路とフェンス損壊復旧』カンパ(目標額6万円)をお願いしたところ4.2万円が集まり、目標まであと少しとなりました.参加者の皆さんありがとうございます.引き続きカンパをお願いしていますので ご協力のほど宜しくお願いをします.

お詫びと訂正
 待望の我らが活動記録、「まつたけ山復活させ隊の仲間たち」が早くも本屋さんの店頭に並びました.ご購入戴いた方々は、面白くて読みやすくためになるとの評価を戴いています.インターネットにも、水野葉子氏は「まつたけ山を復活させる活動を始めた経緯、里山の現状、まつたけと日本人の歴史と文化等、とても興味ある内容で、さらっと読めて、いろいろと学べて..という本です(http://yoko-leaf.blog.so-net.ne.jp/2010-08-02)。と紹介戴いています.

 ところが、痛恨のお詫びがございます.
 マツノザイセンチュウの運び屋マツノマダラカミキリの幼虫と成虫の写真がオオコクヌストのものと入れ替わっていました(P.58の写真左上下).ご購入下さいました読者の方々には大変ご迷惑をお掛けしますが、取り敢ずの処置として、このブログ冒頭の写真を保存し、適当な大きさに(例:横10cm、縦6cm)印刷、58頁にお張り下さい.心からお詫びして訂正いたします.


※イベント開催の報告(下記お知らせコーナー参照).
1)8月7・8日(土)滋賀県沖島 うなぎ祭 2010 開催 
2)8月12日(木)焼き畑を実施 滋賀県余呉町 滋賀県立大学黒田研究室他主催、

※メールコーナー
 川崎さんから 7月29日から山羊座流星群を観察しよう!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆活動の様子(写真)は( http://gallery.nikon-image.com/105968023/
)でご覧下さい.

以下の項目は 6月21日付ブログNo.516に移動
○まつたけ十字軍運動とは何をする?
○まつたけ十字軍運動活動への参加方法は
○私達のマツタケ山造り(作業方法)の特徴
作業内容と作業区の紹介
○今年の予定と目標?
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

§活動拠点へのアクセスなど(参加ご希望の方は6月21日付ブログNo.516参照)
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 活動開始は、午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.

§開催予定日 2010年7月-9月
第251回 8月06日(金)ブログ報告:榎本
第252回 20日(金)ブログ報告:三輪
第253回 28日(土)ブログ報告:池内
第254回 9月03日(金)ブログ報告:榎本
第255回 11日(土)ブログ報告:宮崎  京都造形芸大環境学受講生参加
第256回 17日(金)ブログ報告:三輪
第257回 25日(土)ブログ報告:榎本
第258回 10月2日(土)ブログ報告:池内
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆カンパお願い: 運動は皆さんのカンパで成り立っています!
カンパの振込先
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★お知らせ
1)沖島うなぎ祭2010 
 日時:8月7・8日 11時~16時
 場所:滋賀県 沖島内(琵琶湖)漁業組合会館

2)8月12日(木) 朝10時 焼き畑を実施.場所は滋賀県余呉町菅並集落北の高時川近辺.
滋賀県立大学 黒田末寿研究室 など主催(問い合わせは吉村まで)


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§メール便り
1)川崎さんから
梅雨が明け、晴天が続いております。 7/29-8/2 下記の流星群が、極大と成ります。
 最初に活動をはじめるのは「みずがめ座δ流星群」で、7月29日の夜に極大(最も多く流星が飛ぶ)を迎えます。 続いて7月30日ごろ極大になる「やぎ座流星群」・ 8月2日ごろ極大になる「みずがめ座ι流星群」と次々と流星群をみることができます。

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§主 催
まつたけ十字軍運動・まつたけ山復活させ隊
代表 吉村 文彦(マツタケ生態科学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典
080-6123-4706
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