まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1389

2019年02月18日 |  マツタケの林地栽培 

2月22日(金)は、第673回活動日です.参加に際しては、寒さ対策はしっかりと致しましょう!! 京都市左京区岩倉村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい.本日の昼食メニューは松本 忠明男厨シェフのカレーです.ブログ報告は、三輪 新造さんです.当日夜、是非ご覧ください.

 まつたけ山復活させ隊活動の様子が分かるブログづくりを目下5名が担当している.記載内容も個性的で工夫が見られる.ブログに載せる写真や作業内容を読者に伝えるため「取材」にもそれぞれの特色があり、活動報告を見るのが楽しい.

 毎回のブログに参加者の名が記載されているが、参加者名簿に書かれた氏名がくづして書かれたりいわゆる“達筆すぎて”判読できないことがしばしば生じているようです.特になじみのうすい最近仲間になった方は、そこの所の配慮を願い上げます.記載に於いて活字体でとか読みやすいようにとか注意書きを設けていないからと思いたくない.

 まつたけ山復活させ隊活動方針には、「すべての参加者は、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である.」とある.

 ブログを書く人がいることを、また、昼食を作る人がいることを、薪を作り運営費をひねり出す人がいることを、畑の世話をする人がいることを、また、見えないところでこの運動を支えている人がいることを思うべきである.

 この運動体には、2005年6月以来、京マツタケ復活という結果を生み出した、オーバーにいうと述べ25466人の参加者がいる.大過なくこの活動は継続されてきた.が、ここに至って当初の緊張もなく多少気が緩んでいるのではないかと危惧する.今一度、運動の原点・原則を、個人的にも運動体的にも考え直しましょう!

 さて先週の様子は、池内報告をご覧いただくとして、香川山BC のスナップ写真をご覧下さい.
 まずは、昼食の準備をする(写真 1.).

写真 1. カボチャスープの準備かな!

シロの保育作業も続いている(写真 2.).

写真 2. シロを茅で覆うため、茅の刈り取り作業をする.

チェーンソーの修理をする(写真3、4.).

ヤマガラ班は山作業を終えて薪づくりをしている(写真5.).

昼飯頃、突風が食器倉庫の屋根をあおった.その修理をする(写真6.). 


【お知らせ】
滋賀県彦根 荒神山 松茸復活プロジェクトとの交流会
1)2019年3月23日(土)午前9時30分荒神山到着.作業エリア診断、荒神山米粉カレー(500円)、意見交換会13:00-15:00.後、コミュニティーハウスで打ち上げ会も可能. 
  まつたけ山復活させ隊メンバーの参加者を募っています.問い合わせは、猫田さん・吉村まで
 

きのこ観察会
2)京都御苑きのこ観察会
【日時】3月10日(日) きのこ観察:午前9時30分~12時  
【場所】京都御所 堺町休憩所集合(間之町口 地下鉄烏丸丸太町駅下車、東へすぐ)
 主催者は京都御苑きのこ会(世話人 佐野修治氏)  HP(http://gyoenkinokokai.web.fc2.com/)参照下さい
 参加料は無料、事前申込不要.京都御苑は国民公園です.動物・植物・菌類の採集は禁止されています.

 

【まつたけ山復活させ隊に参加するには!!】
 ヒトとアカマツそしてマツタケの共生関係には学ぶものがあるように思える.Key words:相利共生(Mutualism), 共生体(Symbiont)

 この会は、個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるように自由に主体的に活動できる.参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用(いいとこ取りする参加)は、これを認めない.「香川山に来る」こと、それは、当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持ち、また、自らの能力をみんなのために提供することを厭わない.そういう同志の集いである.
 
 我々まつたけ山復活させ隊には、山づくりをすること、資材等を運ぶこと、薪をつくること、病害木を焼却すること、畑や水田を守ること、食事を作ること、道具類を整備すること、拠点を整備すること、道路を補修すること、バイオトイレを守ること、多機能窯を守ることなどがある.これらの作業実施に際して、すべての参加者は自らの体調・体力にあわせて、互いに支え合い助け合うことが必要である(応分の負担).


【まつたけ山復活させ隊の心得】
あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

暑さと寒さ対策を充分に致しましょう!!

1.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう.

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、周りの人払いが必要です.取り扱いを習熟するまでチェーンソー作業は厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生します.作業は慎重に!

4.切り株を残さないように地際から伐りましょう! 急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.

5.脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性 脳炎症も日本に存在する.

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.家庭廃棄物無断持ち込みは厳禁(問い合わせは吉村へ).
 食費の払い忘れなども時々あります.ご注意下さい.
 小物が時々なくなります.これも共有財産です.大切に使わねばなりません.
 使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.
 ガソリン缶などの放置がときどき起こります.元に格納すること.
 用いたコップなどの洗浄・後片付けも忘れないように! 
 


【まつたけ山復活させ隊活動】

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.初参加者・見学者などは500円(二度目からは400円).ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.

まつたけ山復活させ隊 活動日
回 開催日   報告担当者 男厨シェフ 特別企画 

673 02月22日(金) 三輪   松本
674 03月02日(土) 池内
675 03月08日(金) 内田
676 03月16日(土) 宮崎
677 03月22日(金) 吉村
678 03月30日(土) 内田   松浦

 なお、やむを得ず開催日・担当などの変更が生じることがあります.ご了解下さい!
 

§活動場所:京都市左京区岩倉 村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:公共の乗り物利用を薦めます.自家用車駐車スペースも2台分はある(下記(a)をご覧下さい).

 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

a)車の方は、岩倉ゴルフクラブを目的地にすると便利です.ゴルフ場入り口の案内看板が見えると(ゴルフ場専用道路の右折は行き過ぎです)、左に大きな駐車場(松尾ガレージと小さく表示がある)が見える.その北側に道路(路面に滑り止め化粧)がある.その道路(住宅内道路に見える)を左折で進入、次いで右折、左折そして左にカーヴすると車止めが見えます.車止めの右側に入り口あり.不安な方は駐車場付近から電話下さい.

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§カンパありがとう!
 
   
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催

まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学;マツタケ生物学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com

香川山オーナー
 香川 晴男


§協 賛
澤田山オーナー
 澤田 幸雄

玉城山オーナー
 玉城 一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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